JPH04340186A - 食堂システム - Google Patents

食堂システム

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JPH04340186A
JPH04340186A JP8981691A JP8981691A JPH04340186A JP H04340186 A JPH04340186 A JP H04340186A JP 8981691 A JP8981691 A JP 8981691A JP 8981691 A JP8981691 A JP 8981691A JP H04340186 A JPH04340186 A JP H04340186A
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JP
Japan
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card
prepaid
terminal
information
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP8981691A
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English (en)
Inventor
Masahide Ishida
石田 政英
Shinichi Tagami
田上 新一
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
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Publication of JPH04340186A publication Critical patent/JPH04340186A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は客が陳列台に配列された
各飲食物を順番にトレイに取っていくカフェテラス方式
の食堂に適応されるカードを利用した食堂システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カフェテラス方式の食堂におい
ては、陳列台に前菜からデザートまでの各種の料理や飲
物が配列されている。また、陳列台の最終位置にレジス
タが配設されている。そして、客は入口に積み上げられ
た1枚のトレイを取上げて、このトレイを持参して陳列
台に沿って移動し、その移動過程で陳列台から好きな飲
食物を自己のトレイに載せて、レジスタ位置まで運ぶ。 そして、キャッシャーは客の購入した各飲食物をレジス
タに順番に販売登録して、各客の合計金額を算出する。 客は算出された合計金額に対応する代金を支払う。
【0003】このような、カフェテラス方式を採用した
社員食堂においては、現金で合計金額に対応する代金を
支払う代りに、各従業員に持参させたIDカード(社員
証)を利用して、このIDカードに磁気記録されている
ID番号(従業員番号)をカードリーダで読取り、レジ
スタで算出された合計金額と共にホストコンピュータに
登録して、例えば毎月の給料から食事代金として自動天
引している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般の
事業所においては昼の休憩時間は一斉に始り、多数の客
が一斉に食堂に入るので、レジスタの前に精算待ちの長
い列ができてしまう。したがって、客にとって実際に食
事を開始するまでに、長時間待たされる問題が生じる。
【0005】このような不都合を解消するためには、レ
ジスタの設置数を増加すればよいが、レジスタの設置台
数を増加すれば、キャッシャーの人員も増加する必要が
ある。また、レジスタの前に長い行列が生じるのは、昼
休みのみであり、そのためにキャッシャーの人員を増や
すことは不経済である。
【0006】また、現金を取扱わない食堂システムにお
いては、例えば外部からこの事業所に仕事で滞在してい
る人にとっては、この会社のIDカードを所持していな
いので、この食堂を利用できない。しかし、たとえ正規
従業員でなくとも、この事業所で仕事している人に対し
ても社員食堂を利用可能にするのが望ましい。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、陳列台に配列された各飲食物毎にIDカー
ドおよびプリペイドカードのカード情報を読取るカード
端末機を備え、各カードによる代金決済を全てホストコ
ンピュータで行うことにより、レジスタを廃止でき、キ
ャッシャーが不要になり、各客が長時間待たされること
もなく、かつ外部の人にとってもプリペイドカードで利
用できる食堂システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明の食堂システムは、金銭投入に応動してカー
ド識別情報が記録されたプリペイドカードを発行すると
共に、カード識別情報および投入金額に対応したカード
販売金額をカード販売情報として出力するプリペイドカ
ード自動販売機と、種類毎に区別して配設された各飲食
物に近接配設され、プリペイドカードおよびIDカード
のカード情報を読取り、読取ったカード情報および自己
の端末機番号を販売情報として出力する複数台のカード
端末機と、飲食物の販売集計を行うホストコンピュータ
とで構成されている。
【0009】そして、ホストコンピュータに、カード識
別情報毎にカード残高を記憶するプリペイドカードファ
イルと、ID番号毎に販売累計金額を記憶するIDカー
ドファイルと、各カード端末機毎に該当カード端末機に
割付けられた飲食物の金額を記憶するメニューファイル
と、プリペイドカード自動販売機から入力したカード販
売情報に基づいてプリペイドカードファイルの該当カー
ド識別情報のカード残高をカード販売金額に初期設定す
る初期登録手段と、各カード端末機から入力された販売
情報にID番号が含まれるとき、IDカードファイルの
該当ID番号の販売累計金額にメニューファイルから読
出した該当端末機番号の金額を加算するIDカード利用
登録手段と、各カード端末機から入力された販売情報に
カード識別情報が含まれるとき、プリペイドカードファ
イルの該当カード識別情報のカード残高からメニューフ
ァイルから読出した該当端末機番号の金額を減算するカ
ード残高減算手段とを持たせている。
【0010】また、別の発明においては、ホストコンピ
ュータに対して、カード残高減算手段にてカード残高が
0になったとき、該当カード端末機へカード収納指令を
送出するカード収納指令送信手段を持たせ、かつ各カー
ド端末機に、ホストコンピュータからのカード収納指令
を受信すると、挿入されたプリペイドカードを内部ホッ
パーへ収納するカード回収手段を持たせたものである。
【0011】さらに、別の発明においては、ホストコン
ピュータに対して、カード残高減算手段にてカード残高
の不足が生じたとき、カード残高減算処理を取消すとと
もに該当カード端末機へ不足警報を送信する不足処理手
段を持たせ、かつ各カード端末機に、ホストコンピュー
タから不足警報を受信するとこの不足警報を出力する不
足警報出力手段を持たせている。
【0012】
【作用】このように構成された食堂システムにおいて、
IDカードを所持しない一般客はプリペイドカード自動
販売機でカード識別情報のみが記録されたプリペイドカ
ードを自己の指定する金額でもって購入する。そして、
IDカードを所持する客又はプリペイドカードを所持す
る客は自己の欲する飲食物をトレイにのせて、この飲食
物の配設場所に設けられたカード端末機にカードを挿入
すると、このカードに記録されたID番号又はカード識
別情報が読取られて、端末機番号と共にホストコンピュ
ータへ送信される。
【0013】ホストコンピュータ内は、各プリペイドカ
ードの現在のカード残高を記憶するプリペイドカードフ
ァイルと、各IDカードにおける各ID番号毎の販売累
計金額を記憶するIDカードファイルと、各カード端末
機毎にこのカード端末機に割り付けられた飲食物の金額
(価格)を記憶するメニューファイルが設けられている
。よって、ホストコンピュータとしては、各カード端末
機から受信した端末番号とカード識別情報やID番号に
基づいて、プリペイドカードファイル又はIDカードフ
ァイルの記憶内容を更新できる。よって、各カード端末
機はカード情報を読取るのみでよい。
【0014】さらに、別の発明によると、プリペイドカ
ードの客が飲食物を購入した結果、ホストコンピュータ
におけるカード残高減算処理において、カード残高がち
ょうど0になった場合には、そのプリペイドカードはカ
ード端末機内に取込まれる。したがって、このプリペイ
ドカードをプリペイドカード自動販売機でもって再使用
できる。
【0015】また、カード残高に不足が生じると、該当
カード端末機に不足警報が出力される。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0017】図3は実施例の食堂システムを採用した食
堂を示す模式図である。この食堂の入口近傍にプリペイ
ドカード自動販売機1が配設されており、食堂の片隅に
陳列台2が配設されており、陳列台2は仕切板2aにて
複数の棚3に分割されており、各棚3に、料理や飲料等
のそれぞれ異なる種類の飲食物4が収納されている。各
棚3の前面にはカード端末機のカード挿入口5が設けら
れ、さらに不足ランプ6および収納ランプ7が取付けら
れている。また、食堂の中央部には客が食事するための
複数のテーブル8が配設されている。
【0018】客9はトレイ10を持参して、陳列台2に
沿って移動していき、好きな飲食物4を棚3から取出し
て自己のトレイ10に載せると共に、図2に示すIDカ
ード11又はプリペイドカード12を該当棚3に設けら
れたカード挿入口5へ挿入する。挿入されたカード11
,12は直ぐに排出されるので、自己のカード11,1
2を持って次の棚3位置へ移動する。
【0019】さらに、食堂以外の管理室にはホストコン
ピュータ13が設けられている。そして、図1に示すよ
うに、このホストコンピュータ13はプリペイドカード
自動販売機1と前記陳列台2の各棚3の背面に取付けら
れた各カード端末機14に信号線でもって接続されてい
る。
【0020】この食堂システムで使用可能なカードは図
2に示すIDカード11とプリペイドカード12である
。IDカード11は正規の社員が所持するカードであり
、表面に所持者の顔写真とID番号(社員番号)および
「社員証」の文字が表記され、磁気ストライプ11aに
前記ID番号が磁気記録されている。
【0021】一方、プリペイドカード12は原則として
社員以外のこの食堂を利用する外部の人がプリペイドカ
ード自動販売機1で購入するカードである。そして、カ
ードの表面にはプリペイドカードであることを示す「食
事カード」およびカード識別情報としてのカード番号が
表記され、磁気ストライプ12aに前記カード番号が磁
気記録されている。
【0022】なお、ID番号とカード番号においては、
先頭桁の記号が例えば「A」または「C」の異なる記号
が設定されており、いずれの番号であるかが即座に判断
できる。
【0023】前記ホストコンピュータ13は例えば図4
に示すように構成されている。図4において、CPU1
3aに対してバスライン13bを介して、制御プログラ
ム等の固定データを記憶するROM13c,各種ファイ
ル等の可変データを記憶するRAM13d、磁気テープ
装置等の外部記憶装置13e,各種の集計データを印字
出力するプリンタ13f,プリペイドカード自動販売機
1からのカード販売情報が入力される伝送インタフェー
ス13g,各カード端末機14から販売情報が入力され
る伝送インタェース13h,管理者が各種操作指令を入
力するためのキーボード13i等が接続されている。
【0024】前記RAM13d内には、図5に示すよう
に、各ID番号毎に販売累計SIを記憶するIDカード
ファイル15a,各カード番号毎にカード販売金額とカ
ード残高CSを記憶するプリペイドカードファイル15
b,各端末機番号毎に該当カード端末機14が取付けら
れた棚3に収納された飲食物4の金額(価格)を記憶す
るメニューファイル15c,各飲食物4毎の売上金額を
集計するメニュー別売上ファアル15d,総売上合計器
15e,受信バッファ15f等が形成されている。
【0025】なお、プリペイドカードファイル15bの
カード販売金額およびカード残高はプリペイドカード自
動販売機1からのカード販売情報が入力される以前は共
に0の値である。
【0026】前記各カード端末機14は例えば図6に示
すように構成されている。図6において、マイクロコン
ピュータからなる制御部14aに対して、棚3に設けら
れたカード挿入口5から挿入されたカード11,12の
磁気ストライプに記録されたカード情報を読取るカード
リーダ14b,カード挿入口5に挿入されたカード11
,12をカードリーダ14b位置へ搬送すると共に読取
終了したカード11,12をカード挿入口5へ搬出し、
さらに必要に応じて読取終了のカード12をカードスト
ッカー14dへ搬送するカード搬送機構14c,前記不
足ランプ6,警報ブザー14e,前記収納ランプ7,ホ
ストコンピュータ13との間のデータおよび指令の送受
信を行うための伝送インタフェース14f等が接続され
ている。
【0027】前記プリペイドカード自動販売機1の前面
パネル16には、図3に示すように、操作案内,各種デ
ータを表示する表示部16a,紙幣投入口16b,硬貨
投入口16c,売切ランプ16d,取消キー16e,金
額を入力するためのキーボード16f,釣銭の返却口1
6g,カード発行口16h等が配設されている。
【0028】図7はプリペイドカード自動販売機1の概
略構成を示すブロック図である。図7において、マイク
ロコンピュータで構成された制御部1aに対して、各種
可変データを一時記憶する記憶部1b,前記表示部16
a,カードリーダ1c,紙幣投入口16bおよび硬貨投
入口16cを介して投入された金銭の金額を調べて収納
する金銭処理収納部1dおよび予めカード番号が磁気記
録されたプリペイドカード12を収納するカードストッ
カー1eのI/Oインタフェース1f,前記キーボード
16f,売切ランプ16d,取消キー16e,ホストコ
ンピュータ13へカード販売情報を送信するための伝送
インタフェース1g等が接続されている。
【0029】なお、前記カードストッカー1eには、図
2(b)に示したように、表に表記されているカード番
号と同一カード番号が予め磁気記録された多数のプリペ
イドカード12が収納されており、販売指令が入力する
と、最上段の1枚のプリペイドカード12をカードリー
ダ1cへ搬送する機能を有する。
【0030】また、前記記憶部1b内には、図8に示す
ように、カードリーダ1cで読取ったカード番号等のカ
ード情報を一時記憶するカード情報メモリ17a,この
販売機で販売したカード合計売上を累積するカード売上
合計器17b,販売したカード枚数を計数するカード発
行枚数カウンタ17c,一人の客が投入した金銭の合計
金額を算出するための投入合計器17d等が設けられて
いる。
【0031】そして、前記プリペイドカード自動販売機
1の制御部1aは図9の流れ図に従って、ブリペイドカ
ード12の販売処理を実行する。
【0032】図9の流れ図が開始されると、表示部16
aに金銭投入の操作案内を表示する。S1にて、客が紙
幣投入口16bおよび硬貨投入口16cを介して金銭を
投入すると、投入金額を記憶部1bの投入合計器17d
に加算する。そして、加算後の合計金額を表示する。S
2にて、追加の金銭投入がなくて、S3にて、キーボー
ド16fの置数キーを用いて客がカードの販売金額を指
定すると、その指定金額が投入合計金額以下であること
を確認する。投入合計金額が指定金額に満たない場合は
、S2にて追加金銭を投入するか、S3にて指定金額を
少なく設定しなおす必要がある。指定金額が投入合計金
額以下であれば、釣銭を算出して、釣銭が存在すれば、
その釣銭を返却口16gへ排出する。
【0033】次に、S4にて、カードストッカー1eを
駆動して、収納されている1枚のプリペイドカード12
をカードリーダ1cへ搬送する。そして、カードリーダ
1cでもって該当プリペイドカード12のカード番号を
読取り、表示部16aに表示する。該当プリペイドカー
ド12をカード発行口16hへ排出する。
【0034】しかして、S6にて、前記指定金額をカー
ド販売金額として、このカード販売金額とカード番号と
をカード販売情報として伝送インタフェース1gを介し
てホストコンピュータ13へ送信する。その後、記憶部
1bのカード売上合計器17bおよびカード発行枚数カ
ウンタ17cの各値を更新する。
【0035】また、食堂の陳列台2の各棚3の背面に取
付けられた各カード端末機14の制御部14aは図10
の流れ図に従ってカード端末処理を実行する。
【0036】流れ図が開始されると、Q1にて、カード
挿入口5にIDカード11又はプリペイドカード12が
挿入されるのを待つ。カード11,12が挿入されると
、カードリーダ14bで磁気ストライプに記憶されたI
D番号又はカード番号を含むカード情報を読取る。そし
て、Q2にて、読取ったカード情報と自己の端末機番号
とを販売情報として伝送インタフェース14fを介して
ホストコンピュータ13へ送信する。
【0037】送信が終了すると、Q4にてホストコンピ
ュータ13からの応答を待つ。Q5にて予め定められた
0.5秒程度の規定時間を過しても、ホストコンピュー
タ13から応答がなければ、このカードによる販売登録
は正常に実行されたと判断して、Q6にて、挿入されて
いるカード11,12をカード挿入口5から排出する。
【0038】Q4にて、ホストコンピュータ13から応
答があり、Q7にて、その応答が不足警報の場合は、Q
8にて、不足ランプ6を一定時間例えば赤色に点灯し、
かつ警報ブザー14eを一定時間鳴動させる。しかるの
ち、Q6にて該当プリペイドカード12をカード挿入口
5から排出する。
【0039】また、Q9にて、ホストコンピュータ13
からの応答が、カード収納指令であれば、Q9にて、カ
ード搬送機構14cを作動させて、カード挿入口5に挿
入されているプリペイドカード12をカードストッカー
14dへ取込む。そして、Q11にて収納ランプ7を一
定時間だけ点灯する。
【0040】また、ホストコンピュータ13のCPU1
3aは図11のメインルーチンを実行するようにプログ
ラム構成されている。
【0041】流れ図が開始されると、プリペイドカード
自動販売機1又は各カード端末機14からの情報入力待
ちとなる。T1にてプリペイドカード自動販売機1から
カード販売情報が入力されると、T2にて、プリペイド
カードファイル15bにおけるカード販売情報に含まれ
るカード番号の販売金額およびカード残高CSを同じく
カード販売情報に含まれるカード販売金額に設定する。
【0042】また、T3にて、カード端末機14から販
売情報が入力されると、この販売情報に含まれるカード
情報および端末機番号を一旦受信バッファ15fへ格納
する。次に、T4にて該当端末機番号でメニューファイ
ル15cを検索して、該当カード端末機14が設置され
された棚3に収納されている飲食物の金額Aを読出す。
【0043】T5にてカード情報の番号がID番号であ
るかカード番号であるかを先頭の英文字(A,C)で判
断する。IDカード11であれば、T6にて、IDカー
ドファイル15a内の該当ID番号の累計金額SIに前
記メニューファイル15cから読出した金額Aを加算す
る(SI=SI+A)。
【0044】また、T7にてプリペイドカード12であ
れば、T8にて、プリペイドカードファイル15b内の
該当カード番号のカード残高CSから前記メニューファ
イル15cから読出した金額Aを減算する(CS=CS
−A)。そして、T9にて減算後のカード残高CSが0
に一致すれば、このプリペイドカード12の使命は終了
したので、T10にて該当カード端末機14へカード収
納指令を送出する。
【0045】また、T11にて減算後のカード残高CS
が正の値であれば、正常にカード処理されたのでなにも
しない。一方、T11にて減算後のカード残高CSが負
の値であれば、不足金額が生じたので、T12へ進み、
該当カード番号のカード残高CSを元の金額に戻す(C
S=CS+A)。その後、T13にて該当カード端末機
14へ不足警報を送信する。
【0046】このように構成された食堂システムであれ
ば、IDカード11を所持する正規の社員は、陳列台2
の各棚3に収納されている自己の好みの飲食物4をトレ
イ10に載せて、IDカード11をこの棚3に設けられ
ているカード挿入口5に挿入すればよい。すると、ID
カード11は同一カード挿入口5から直ぐに返却される
。このような手順で、陳列台2に沿って移動していきな
がら自己の好みの飲食物4を購入していけばよい。
【0047】一方、IDカード11を所持していない外
部の人は、プリペイドカード自動販売機1でもって、金
額を指定してプリペイドカード12を購入する。各飲食
物4を購入する手順は前述したIDカード11の場合と
同じである。
【0048】なお、カード残高が0になった場合は、収
納ランプ7が点灯すると共に、使用済みのプリペイドカ
ード12はカード端末機14内に取込まれ、返却されな
い。また、不足金額が生じた場合には、不足ランプ6が
点灯し、かつ警報ブザー14eが鳴動するので、一旦ト
レイ10に載せた該当棚3の飲食物4を元に戻せばよい
。この場合も、プリペイドカード12は返却されるので
、この時点で飲食物4の購入を中止するか、価格の安い
飲食物4を同一の手順で購入すればよい。
【0049】このように、プリペイドカード12におけ
るカード残高が0以下にならない限り、IDカード11
とプリペイドカード12とで全く同一手順でカフェテラ
ス方式の各飲食物4を購入できる。したがって、IDカ
ード11を保持する正規の従業員のみならず、外部の人
に対しても、キャシュレスで食事を提供できる。
【0050】また、客が各飲食物4を購入した時点でそ
の飲食物4の金額AはIDカードファイル15aまたは
プリペイドカードファイル15bに登録されるので、従
来のカフェテラス方式の食堂のように、レジスタを配設
して、キャッシャーが各客が購入した各飲食物4を販売
登録する必要がない。よって、キャッシャーを配置する
必要がない。
【0051】さらに、プリペイドカード12のカード残
高が不足すると不足ランプ6と警報ブザー14eが動作
するので、客は特にカード残高を計算しながら各飲食物
4を購入する必要がない。
【0052】また、各棚3の背面に取付けられた各カー
ド端末機14は挿入されたプリペイドカード12に対し
て減算後のカード残高を書込む必要がない。その結果、
各カード端末機14はカード情報を読取るのみでよいの
で、1枚のカード11,12に対する処理時間を大幅に
短縮できる。よって、たとえ客が各飲食物4毎にカード
11,12を挿入したとしても全体の販売能率を、従来
のレジスタ位置で並ぶ場合に比較して、向上させること
が可能である。
【0053】さらに、この実施例においては、カード残
高CSが0になったプリペイドカード12を回収して再
利用しているので、たとえ客がプリペイドカード自動販
売機1においてプリペイドカード12に小額の金額を設
定したとしても、プリペイドカード導入による消耗品の
経費が大幅に増加することはない。
【0054】また、プリペイドカード自動販売機1およ
び各カード端末機14にカードライタを組込む必要がな
いので、システム全体の製造費を低減できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の食堂シス
テムにおいては、陳列台に配列された各飲食物毎にID
カードおよびプリペイドカードのカード情報を読取るカ
ード端末機を備え、各カードによる代金決済を全てホス
トコンピュータで行うようにしている。したがって、カ
フェテラス方式の食堂に必ず設置されているレジスタを
廃止でき、キャッシャーが不要になる。よって、各客が
長時間待たされることもなく、かつ外部の人にとっても
プリペイドカードで利用でき、客に対するサービスを向
上でき、非常に便利な食堂とすることができる。
【0056】また、カード残高が0になった時点でその
プリペイドカードを取込むようにしているので、使用済
みのプリペイドカードを再利用でき、システム全体の維
持管理費(ランニングコスト)を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例に係わる食堂システム全
体を示すブロック図、
【図2】  実施例システムで使用される各カードの外
観図、
【図3】  実施例システムが採用される食堂を示す模
式図、
【図4】  実施例システムのホストコンピュータを示
すブロック図、
【図5】  同ホストコンピュータの記憶内容を示す図
【図6】  実施例システムの各カード端末機を示す
ブロック図、
【図7】  実施例システムのプリペイドカード自動販
売機を示すブロック図、
【図8】  同プリペイドカード自動販売機の記憶内容
を示す図、
【図9】  同プリペイドカード自動販売機の動作を示
す流れ図、
【図10】  実施例システムの各カード端末機の動作
を示す流れ図、
【図11】  実施例システムのホストコンピュータの
動作を示す流れ図。
【符号の説明】
1…プリペイドカード自動販売機、2…陳列台、3…棚
、4…飲食物、5…カード挿入口、6…不足ランプ、7
…収納ランプ、11…IDカード、12…プリペイドカ
ード、13…ホストコンピュータ、14…カード端末機
、15a…IDカードファイル、15b…プリペイドカ
ードファイル、15c…メニューファイル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金銭投入に応動してカード識別情報が
    記録されたプリペイドカード(12)を発行すると共に
    、カード識別情報および投入金額に対応したカード販売
    金額をカード販売情報として出力するプリペイドカード
    自動販売機(1) と、種類毎に区別して配設された各
    飲食物に近接配設され、プリペイドカードおよびIDカ
    ード(11)のカード情報を読取り、読取ったカード情
    報および自己の端末機番号を販売情報として出力する複
    数台のカード端末機(14)と、前記飲食物の販売集計
    を行うホストコンピュータ(13)とを備えた食堂シス
    テムであって、前記ホストコンピュータは、前記カード
    識別情報毎にカード残高を記憶するプリペイドカードフ
    ァイル(15b) と、ID番号毎に販売累計金額を記
    憶するIDカードファイル(15a) と、前記各カー
    ド端末機毎に該当カード端末機に割付けられた飲食物の
    金額を記憶するメニューファイル(15c) と、前記
    プリペイドカード自動販売機から入力したカード販売情
    報に基づいて前記プリペイドカードファイルの該当カー
    ド識別情報のカード残高をカード販売金額に初期設定す
    る初期登録手段(T2)と、前記各カード端末機から入
    力された販売情報にID番号が含まれるとき、前記ID
    カードファイルの該当ID番号の販売累計金額に前記メ
    ニューファイルから読出した該当端末機番号の金額を加
    算するIDカード利用登録手段(T6)と、前記各カー
    ド端末機から入力された販売情報にカード識別情報が含
    まれるとき、前記プリペイドカードファイルの該当カー
    ド識別情報のカード残高から前記メニューファイルから
    読出した該当端末機番号の金額を減算するカード残高減
    算手段(T8)とを有したことを特徴とする食堂システ
    ム。
  2. 【請求項2】  前記ホストコンピュータは、前記カー
    ド残高減算手段にてカード残高が0になったとき、該当
    カード端末機へカード収納指令を送出するカード収納指
    令送信手段(T10) を有し、前記各カード端末機は
    前記ホストコンピュータからのカード収納指令を受信す
    ると、挿入されたプリペイドカードを内部に取込むカー
    ド回収手段(Q10) を有したことを特徴とする請求
    項1記載の食堂システム。
  3. 【請求項3】  前記ホストコンピュータは、前記カー
    ド残高減算手段にてカード残高の不足が生じたとき、カ
    ード残高減算処理を取消すとともに該当カード端末機へ
    不足警報を送信する不足処理手段(T12,T13) 
    を有し、前記各カード端末機は前記ホストコンピュータ
    から不足警報を受信するとこの不足警報を出力する不足
    警報出力手段(Q8)を有したことを特徴とする請求項
    2記載の食堂システム。
JP8981691A 1991-03-28 1991-03-28 食堂システム Pending JPH04340186A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999048034A1 (fr) * 1998-03-18 1999-09-23 Ordicam Recherche Et Developpement Procede et dispositif pour le paiement automatique d'au moins un article pris par un consommateur dans un restaurant self-service
JP2003141613A (ja) * 2001-10-29 2003-05-16 Casio Comput Co Ltd 自動販売システム、自動販売装置及び自動販売方法
CN103426241A (zh) * 2013-08-01 2013-12-04 浙江大学 自助付费系统及其使用方法

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