JPH0431286Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0431286Y2 JPH0431286Y2 JP1986118988U JP11898886U JPH0431286Y2 JP H0431286 Y2 JPH0431286 Y2 JP H0431286Y2 JP 1986118988 U JP1986118988 U JP 1986118988U JP 11898886 U JP11898886 U JP 11898886U JP H0431286 Y2 JPH0431286 Y2 JP H0431286Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- clamp
- clamps
- come
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、レール継目における遊間距離を調節
できるようにしたレール遊間整正器に関する。
できるようにしたレール遊間整正器に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点
従来の上記整正器は、対向する各レールのベー
スをつかんでレール遊間距離を調節するものや各
レール継目のボルト穴に挿入して遊間距離を調節
するものがあつたが、前者はコンクリートスラブ
枕木では使用できず、後者はレール継目板を取り
はずす必要があり作業が面倒で作業時間が多くか
かる欠点があつた。
スをつかんでレール遊間距離を調節するものや各
レール継目のボルト穴に挿入して遊間距離を調節
するものがあつたが、前者はコンクリートスラブ
枕木では使用できず、後者はレール継目板を取り
はずす必要があり作業が面倒で作業時間が多くか
かる欠点があつた。
本考案の目的は、コンクリートスラブ枕木でも
使用でき、レール継目板を取りはずす必要がな
く、容易にレールに取りつけて小人数で短時間に
作業ができるレール遊間整正器を提供するもので
ある。
使用でき、レール継目板を取りはずす必要がな
く、容易にレールに取りつけて小人数で短時間に
作業ができるレール遊間整正器を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段
すなわち、本考案は、図面に示すように、くさ
び10を介して、対向する1対で、レール40を
挟着できるようにしたレール嵌合部21を備える
2対のクランプ20と、一定距離を開けて各レー
ル40を挟着した2対のクランプ20のつめ部2
2の間に挿着させて伸縮動作できるようにしたシ
リンダ装置30とからなり、クランプ20のレー
ル嵌合部21が、レールの当面41に当接できる
第1面211とレールの側面42に当接できる第
2面212とレールの裏面43に当接できる第3
面213とを備えると共に、第1面211及び第
3面213が、それぞれ、第2面212に向かつ
て、扁平なV字型の輪郭及び扁平な逆V字型の輪
郭を持つようにして、各くさび10が、対向する
1対のクランプ20の第1面211とレールの当
面41との間に、選択的に、レール継目400の
方向又はレール継目400から遠ざかる方向に打
ち込まれることができるようにしたものである。
び10を介して、対向する1対で、レール40を
挟着できるようにしたレール嵌合部21を備える
2対のクランプ20と、一定距離を開けて各レー
ル40を挟着した2対のクランプ20のつめ部2
2の間に挿着させて伸縮動作できるようにしたシ
リンダ装置30とからなり、クランプ20のレー
ル嵌合部21が、レールの当面41に当接できる
第1面211とレールの側面42に当接できる第
2面212とレールの裏面43に当接できる第3
面213とを備えると共に、第1面211及び第
3面213が、それぞれ、第2面212に向かつ
て、扁平なV字型の輪郭及び扁平な逆V字型の輪
郭を持つようにして、各くさび10が、対向する
1対のクランプ20の第1面211とレールの当
面41との間に、選択的に、レール継目400の
方向又はレール継目400から遠ざかる方向に打
ち込まれることができるようにしたものである。
実施例
本考案例は、2個のくさび10と、2対のクラ
ンプ20と、1組のシリンダ装置30とからなつ
ている。
ンプ20と、1組のシリンダ装置30とからなつ
ている。
1個のクランプ20は、第3図及び第4図に示
すように、レール嵌合部21とつめ部22とを備
え、また、ボルト24を貫通できるようにした貫
通穴23を備えている。レール嵌合部21は、レ
ール40の当面41に当接できる平滑な第1面2
11と、レール40の側面42に当接できる平滑
な第2面212と、レール40の裏面43に噛着
できる多数の歯2131を形成した第3面213
とを備えると共に、第1面211及び第3面21
3が、それぞれ、第2面212に向かつて、扁平
なV字型の輪郭及び扁平な逆V字型の輪郭を持つ
ている。また、つめ部22は、立上片221に鍵
穴状の切込222を形成している。シリンダ装置
30は、油圧ポンプ(図示しない)に連通する高
圧ホース35から供給される圧力油によつてピス
トン(図示しない)を往復動できるようにしたシ
リンダ31と、前記ピストンに直結したロツド3
2とからなり、シリンダ前端(棒部)311に
は、それぞれ突出された1対のナツクルピン33
が固着し、ロツド後端322には、それぞれ突出
させた1対のナツクルピン34がそれぞれ固着し
ている。
すように、レール嵌合部21とつめ部22とを備
え、また、ボルト24を貫通できるようにした貫
通穴23を備えている。レール嵌合部21は、レ
ール40の当面41に当接できる平滑な第1面2
11と、レール40の側面42に当接できる平滑
な第2面212と、レール40の裏面43に噛着
できる多数の歯2131を形成した第3面213
とを備えると共に、第1面211及び第3面21
3が、それぞれ、第2面212に向かつて、扁平
なV字型の輪郭及び扁平な逆V字型の輪郭を持つ
ている。また、つめ部22は、立上片221に鍵
穴状の切込222を形成している。シリンダ装置
30は、油圧ポンプ(図示しない)に連通する高
圧ホース35から供給される圧力油によつてピス
トン(図示しない)を往復動できるようにしたシ
リンダ31と、前記ピストンに直結したロツド3
2とからなり、シリンダ前端(棒部)311に
は、それぞれ突出された1対のナツクルピン33
が固着し、ロツド後端322には、それぞれ突出
させた1対のナツクルピン34がそれぞれ固着し
ている。
作用及び考案の効果
従つて、本考案整正器を使用してレール40,
40の継目400の遊間距離を広げる場合は、各
対のクランプ20,20をレール継目400か
ら、ほぼ等距離の各レール40上において、各対
のクランプ20,20の間で一定距離(例えば
950mm)になるようにし、各対クランプ20のレ
ール嵌合部21を、第1図及び第2図に示すよう
に各レール40に嵌め込んで、貫通穴23にボル
ト24を貫入しナツト25で締めつけ、各対クラ
ンプ20をレール40,40に嵌合したのち、各
対クランプ20のレール嵌合部21の第1面21
1とレール当面41との間に、くだび10をレー
ル継目400の方向に向けて軽く打ち込み、次い
で、各ナツクルピン33及び34間距離を前記一
定距離に合わしたシリンダ装置30を、ナツクル
ピン33が一方のクランプ対20のつめ部22に
嵌着し、ナツクルピン34が他方のクランプ対2
0のつめ部22に嵌着するようにはめ、油圧ポン
プ(図示しない)でロツド32を伸ばすように作
動すると、レール40,40の遊間距離を広げる
ことができる。
40の継目400の遊間距離を広げる場合は、各
対のクランプ20,20をレール継目400か
ら、ほぼ等距離の各レール40上において、各対
のクランプ20,20の間で一定距離(例えば
950mm)になるようにし、各対クランプ20のレ
ール嵌合部21を、第1図及び第2図に示すよう
に各レール40に嵌め込んで、貫通穴23にボル
ト24を貫入しナツト25で締めつけ、各対クラ
ンプ20をレール40,40に嵌合したのち、各
対クランプ20のレール嵌合部21の第1面21
1とレール当面41との間に、くだび10をレー
ル継目400の方向に向けて軽く打ち込み、次い
で、各ナツクルピン33及び34間距離を前記一
定距離に合わしたシリンダ装置30を、ナツクル
ピン33が一方のクランプ対20のつめ部22に
嵌着し、ナツクルピン34が他方のクランプ対2
0のつめ部22に嵌着するようにはめ、油圧ポン
プ(図示しない)でロツド32を伸ばすように作
動すると、レール40,40の遊間距離を広げる
ことができる。
各レール40,40の継目400の遊間距離を
狭める場合は、各対クランプ20,20を前述し
たように、レール40,40にそれぞれ嵌合した
のち、各対クランプ20レール嵌合部21の第1
面211とレール当面41との間に、くさび10
をレール継目400から遠ざかる方向に向けて軽
く打ち込み、次いで、各ナツクルピン33及び3
4間距離を前記一定距離に合わしたシリンダ装置
30を、ナツクルピン33が一方のクランプ対2
0のつめ部22に嵌着し、ナツクルピン34が他
方のクランプ対20のつめ部22に嵌着するよう
にはめ、油圧ポンプ(図示しない)でロツド32
を縮めるように作動すると、レール40,40の
遊間距離を狭めることができる。
狭める場合は、各対クランプ20,20を前述し
たように、レール40,40にそれぞれ嵌合した
のち、各対クランプ20レール嵌合部21の第1
面211とレール当面41との間に、くさび10
をレール継目400から遠ざかる方向に向けて軽
く打ち込み、次いで、各ナツクルピン33及び3
4間距離を前記一定距離に合わしたシリンダ装置
30を、ナツクルピン33が一方のクランプ対2
0のつめ部22に嵌着し、ナツクルピン34が他
方のクランプ対20のつめ部22に嵌着するよう
にはめ、油圧ポンプ(図示しない)でロツド32
を縮めるように作動すると、レール40,40の
遊間距離を狭めることができる。
以上のように、本考案レール遊間整正器は、枕
木の種類を問わず、いかなる軌道でもレール継目
板を取りはずすことなく、そのまま使用でき、小
人数で短時間にレール継目の遊間距離を調節する
作業ができる利点がある。
木の種類を問わず、いかなる軌道でもレール継目
板を取りはずすことなく、そのまま使用でき、小
人数で短時間にレール継目の遊間距離を調節する
作業ができる利点がある。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は使用状
態説明図、第2図はクランプの取りつけの説明
図、第3図はクランプの正面図、第4図はクラン
プの側面図である。 10……くさび、20……クランプ、21……
レール嵌合部、211……第1面、212……第
2面、213……第3面、22……つめ部、30
……シリンダ装置、311……シリンダ前端、3
22……ロツド後端、40……レール、400…
…レール継目、41……レールの当面、42……
レールの側面、43……レールの裏面。
態説明図、第2図はクランプの取りつけの説明
図、第3図はクランプの正面図、第4図はクラン
プの側面図である。 10……くさび、20……クランプ、21……
レール嵌合部、211……第1面、212……第
2面、213……第3面、22……つめ部、30
……シリンダ装置、311……シリンダ前端、3
22……ロツド後端、40……レール、400…
…レール継目、41……レールの当面、42……
レールの側面、43……レールの裏面。
Claims (1)
- くさび10を介して、対向する1対で、レール
40を挟着できるようにしたレール嵌合部21を
備える2対のクランプ20と、一定距離を開けて
各レール40を挟着した2対のクランプ20のつ
め部22の間に挿着させて伸縮作動できるように
したシリンダ装置30とからなり、クランプ20
のレール嵌合部21が、レールの当面41に当接
できる第1面211とレールの側面42に当接で
きる第3面212とレールの裏面43に当接でき
る第3面213とを備えると共に、第1面211
及び第3面213が、それぞれ、第2面212に
向かつて、扁平なV字型の輪郭及び扁平な逆V字
型の輪郭を持つようにして、各くさび10が、対
向する1対のクランプ20の第1面211とレー
ルの当面41との間に、選択的に、レール継目4
00の方向又はレール継目400から遠ざかる方
向に打ち込まれることができるようにしたことを
特徴とするレール遊間整正器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986118988U JPH0431286Y2 (ja) | 1986-08-02 | 1986-08-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986118988U JPH0431286Y2 (ja) | 1986-08-02 | 1986-08-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6327503U JPS6327503U (ja) | 1988-02-23 |
JPH0431286Y2 true JPH0431286Y2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=31005953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986118988U Expired JPH0431286Y2 (ja) | 1986-08-02 | 1986-08-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0431286Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101007305B1 (ko) | 2008-08-08 | 2011-01-13 | 신경규 | 선로분기부의 텅레일 조정장치 |
-
1986
- 1986-08-02 JP JP1986118988U patent/JPH0431286Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6327503U (ja) | 1988-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4238951A (en) | Portable automobile straightening device | |
JPH0431286Y2 (ja) | ||
US3847037A (en) | Duct joining tool | |
ATE79426T1 (de) | Verfahren zum elektrischen abbrennstumpfverschweissen der beiden aneinanderstossenden enden, insbesondere im stossbereich eines schienenstranges eines verlegten gleises. | |
EP0839974A3 (en) | Molding affixed with wedged divider track | |
JPS6213281A (ja) | 冷間接合装置 | |
US2528361A (en) | Sheet metal straightening tool | |
JPH022491Y2 (ja) | ||
GB1564466A (en) | Apparatus for the removal of projecting excess weld material | |
JPH0632992Y2 (ja) | 腹起し補強金物 | |
CN218363387U (zh) | 一种产品定位治具 | |
US1895030A (en) | Rail joint clamp | |
CN219853275U (zh) | 弯板装夹装置以及弯板加工设备 | |
JPH0720227U (ja) | 大型フランジ用面合わせ治具 | |
JPH0726060Y2 (ja) | 板材端部溶接治具 | |
JP2733494B2 (ja) | 杭を挟持する爪部材の取付構造 | |
JPH0512397Y2 (ja) | ||
JPH0141759Y2 (ja) | ||
CN115648086A (zh) | 一种多尺寸铸铁型材夹具及其使用方法 | |
US4431173A (en) | Welders plate alignment tool | |
JPH03122102U (ja) | ||
RU29257U1 (ru) | Установка для склеивания деревянных щитов | |
JPH042185Y2 (ja) | ||
JPH0322336Y2 (ja) | ||
JPS6325263U (ja) |