JPH04312763A - バッテリ・セパレータ - Google Patents

バッテリ・セパレータ

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JPH04312763A
JPH04312763A JP3296197A JP29619791A JPH04312763A JP H04312763 A JPH04312763 A JP H04312763A JP 3296197 A JP3296197 A JP 3296197A JP 29619791 A JP29619791 A JP 29619791A JP H04312763 A JPH04312763 A JP H04312763A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概ね、多孔性で吸収性
のあるシート材に係り、一層詳細には、アルカリ性電解
液を用いた蓄電池のための新しい改良された電極セパレ
ータに係る。
【0002】
【従来の技術】アルカリ電池の陽電極と陰電極とを隔離
するためのセパレータは、典型的には、前記の如き電池
に用いられる電解液のアルカリ性の環境に耐え得る材料
から成る、多孔性で、比較的剛性があり、繊維を含むシ
ート材の型式をとっている。かかるセパレータの幾つか
は、主としてセルロース繊維、例えば、ビスコースレー
ヨン繊維等から成っており、又、他の幾つかのものは、
主として合成繊維、例えば、ポリビニルアルコール繊維
、或いはポリオレフィン繊維等から構成されている。 更に他の幾つかは、セルロース繊維と合成繊維との組合
わせたものを用いている。例えば、米国特許第3,91
5,750号及び第4,746,586号を参照された
い。前記の型式のセルロース繊維及び非セルロース繊維
は、共にアルカリ性電解質溶液中では安定ではあるが、
各々、固有の利点と欠点とを有している。例えば、主と
して、再生されたセルロース繊維から作られる不織シー
ト材は、高い吸収性と廉価性という有利な特質を有する
。しかしながら、これらにより構成されるウェブは、高
多孔性で且孔径が大きく、やや厚みのある、即ちかさ張
ったものになってしまう。かかる厚さによって、これら
ウェブを使用できる電池は、そのかさ張りを許容できる
ものに限られることとなる。更に、これらのウェブは、
通常、ビスコース結合剤などの結合剤系を用いて成形後
処理を施さなければならず、また、アルカリ電解質水溶
液中に曝されると、シートが成す平面内について、比較
的大きく収縮してしまうという性質を有している。 一方、非セルロース繊維不織ウェブ、例えば、ポリビニ
ルアルコール繊維から成るウェブは、アルカリ電解質水
溶液中に於いて、ほとんど収縮せず、有利なことに、シ
ートを形成する過程に於いて、溶解性ポリビニルアルコ
ールを結合剤として用いているのである。しかしながら
、残念なことに、このポリビニルアルコールシート材は
、非常に高価であり、また、厚みが非常に大きいので、
典型的には、カレンダ処理、湿式プレッシング、或いは
、ドライヤ・フェルトを用いて、その厚さを低減するこ
とが必要となるのである。また、その吸収特性を改善す
るために界面活性剤を添加する必要もある。
【0003】上記したように、セルロース繊維と合成繊
維との双方の利点を得るために、これらの二つの繊維を
組み合わせる試みが為されてきた。しかしながら、両方
の繊維を用いている不織ウェブにも、更にいつくかの欠
点が有る。そのうちの最も顕著なことは、かかるウェブ
は、カレンダ処理などの最終的に生成されるシート材の
厚さを低減するための二次的な処理を必要とする、とい
うことである。しかしながら、不幸なことに、かかるカ
レンダ処理されたセパレータ材は、アルカリ電解質水溶
液に浸されると、その厚さが典型的には約10%から5
0%程度まで増大し、カレンダ処理していない場合の厚
さにまで回復してしまうのである。従って、このことは
、電池の内部に於いてセパレータに利用できる空間に限
界がある、ということに起因する問題を生ずることとな
る。
【0004】
【発明の開示】本発明によれば、セパレータシート材の
繊維含有量を変更することにより、かかるセパレータシ
ート材に於いて、セルロース繊維の高吸収特性が保持さ
れながら、同時にそのシート材のかさ張り、即ち厚さが
低減され、そして、前記の平面内における収縮度とセパ
レータ材内の孔径とが低減される、ということが見出だ
された。このことは、カレンダ処理の如きセパレータの
厚さを低減するための二次的な処理を必要とすることな
く、実質的に同一の若しくはより小さい坪量にて達成さ
れる。カレンダ処理を行わないということは、アルカリ
電解液中でのシート材の厚さの回復若しくは増大を制限
することとなり、有利なことである。
【0005】また、繊維組成を調整することが、再生セ
ルロース繊維の有利な特性、即ち、その吸収性、安定性
、廉価性を利用しながら、シート材の孔径を制御する良
い手段となる。そして、本発明により孔径の低減が達成
されるので、最終的に形成される電池の貯蔵寿命が増大
することとなる。
【0006】更に、本発明に従った繊維の制御によれば
、孔径を制御することにより必要な障壁特性を維持し、
繊維間の接触を高めることにより必要なウェブ強度を維
持しながら、ウェブ材の坪量を容易に低減することがで
きるようになる。各電池内に於けるセパレータの体積は
、有効に低減され、電池の効率を向上することが可能と
なる。
【0007】本発明のその他の利点及び特徴は、以下に
於いてより詳細に適宜明らかになり、指摘される。
【0008】本発明によれば、上記の如き特徴及びこれ
らに関連した特徴は、高い断面縦横比を有する繊維(高
断面縦横比繊維)を100重量%まで含んでいてよい水
分散性繊維(水に分散し得る繊維)からなる不織繊維ウ
ェブの形式の新しい、改良されたセパレータによって達
成される。繊維は、ウェブ材全体に一様に分配されてお
り、適当な合成繊維結合剤の作用により、その中に懸架
されている。高断面縦横比繊維には、圧壊形中空繊維と
、リボン状繊維とが含まれており、これらの繊維は、乾
燥した繊維ウェブ材内に於いて厚さよりも十分に大きな
幅を有する。また、高断面縦横比繊維は、均整のとれた
断面を有する低デニールの固い繊維と組み合わされると
、共働して収縮度を低減するよう作用する。
【0009】本発明の目的、利点及び関連事項は、ここ
に例示する特徴、性質及び構成要素の関係を有するセパ
レータの実施例に関する記載からよりよく理解されるで
あろう。本発明の原理を用いた幾つかの手法を示す例示
的な実施例が以下に含まれている。
【0010】
【実施例】本発明の新しい改良されたバッテリセパレー
タは、多くのさまざまな形式のバッテリに適用できるの
であるが、説明が容易に理解され明確になるようにする
目的で、本発明をアルカリ電解質を用いている蓄電池に
関連して説明する。セパレータの製作は、該セパレータ
が薄くて軽量であり、しかも自動化された機械に於いて
処理される際に作用する応力にも耐え得る十分にしっか
りした構造を有する望ましいシート材として構成される
べく、慣用の製紙技術により行われる。従って、不織繊
維ウェブ材は、製紙工程、即ち、まず初めに繊維が多量
の水性分散媒体に於いて非常に低濃度で分散され、続い
て繊維収集ワイヤ上で薄い連続的な不織ウェブ材となる
よう沈積せしめられるよう構成された工程によく適した
水分散性繊維から構成される。
【0011】本発明によれば、高断面縦横比繊維が、好
ましくは、不織シート材内の実質的に同一の組成を有す
る繊維と置き換えられるために用いられる。ただし、別
の組成を有する繊維と置き換えられてもよい。従って、
セパレータシート内の主要な繊維が、セルロース繊維、
例えば、ビスコースレーヨンであれば、高断面縦横比繊
維もまたセルロース繊維であることが概して望ましく、
また、最も適当である。同様に、セパレータ内の主な繊
維が合成繊維であれば、合成の高断面縦横比繊維が用い
られてよい。ただし、多くの場合に於いて、特殊の混合
繊維の利点を得るために、別の材料からなる高断面縦横
比繊維を用いることが望ましいことがある。もちろん、
理解されることであるが、主としてセルロース繊維から
なるシート材として、或いは、主として非セルロース繊
維からなるシート材として分類されるどちらのシート材
も、それらの処理工程或いは物理的性質を修正するため
に他の二次的な繊維を含むこととなる。従って、レーヨ
ンシートとして呼ばれているセパレータシートは、実際
には、少量の種々の形式の天然のセパレータ繊維を含ん
でいることがある。例えば、シート材内に、麻繊維など
の非常に長い天然繊維が、少量のフィブリル化された非
常に短い粒子、例えば、米国特許第2,477,000
号に記載されているごとき形式の製紙結合フロック(p
apermakers’ binding flock
)などと共に含まれていることがある。
【0012】ここにセパレータとして採用されている再
生セルロース繊維シート材は、しばしば、熱塑性結合剤
繊維、例えば、酢酸ビニルと塩化ビニルの共重合体から
なる所謂ビニオン(Vinyon)繊維を含んでいる。 このことに関しては、米国特許第2,414,833号
の縮絨に関する記載を参照されたい。しかしながら、バ
ッテリセパレータのシート材に於いては、かかる熱塑性
結合剤繊維は、典型的には、シート材全体に一様に分散
されており、独立の相若しくは層として用いられている
のではない。
【0013】ポリビニルアルコール繊維の如き合成繊維
から成るセパレータに関して、不溶解性ポリビニルアル
コール繊維が、溶解性若しくは融合性ポリビニルアルコ
ール結合剤繊維と混合され、ウェブを乾燥する間にこれ
らの繊維は、溶解され或いは部分的に溶解若しくは融合
される。ウェブの中で溶解されたポリビニルアルコール
は、不溶解性ポリビニルアルコール繊維の内部や周囲に
浸透し、その不溶解性ポリビニルアルコール繊維の周り
にて、乾燥中に完全にシート材を接合するマトリックス
を形成する。理解されるように、合成繊維とセルロース
繊維との混合物が、その混合された繊維組成の望ましい
特質を有するセパレータを得るために、前記の不溶解性
ポリビニルアルコール繊維の代わりに用いられてよい。
【0014】本発明によれば、予期していなかったこと
であるが、不織ウェブ材へ高い断面縦横比を有する繊維
をかなりの割合で導入することによって、不織ウェブ材
の厚さが顕著に低減されると共に、強度が向上し、収縮
度が低減されるということが、見出だされた。このこと
に関して、セパレータの特性として意味のある効果を得
るためには、高断面縦横比繊維が、それが少なくとも5
%になるほど用いられていなければならない、というこ
とが見出だされた。かかる繊維は95%〜100%まで
含まれていても有効であるが、高断面縦横比繊維の好ま
しい量は、シート材の全繊維含有量の概ね半分以下であ
る。良い結果は、約5%から60%までの範囲内で達成
され、望ましい範囲は、約10%から45%までの範囲
である。用いられる高断面縦横比繊維の量は、厚さの低
減及び多孔性の制御について所望される程度に依存する
。高い断面縦横比を示す繊維は、概ね、リボン状繊維と
圧壊形中空繊維との二つに分類される。しかしながら、
その他の厚さよりも実質的に大きな幅を有する繊維でも
、ここに記載された改善された結果を与え得る。これら
の繊維の断面縦横比は、概ね、2から20に亙る範囲内
に入り、好ましい比の値は、約5から10までの範囲に
ある。断面縦横比が2以下である繊維は、慣用の繊維と
実質的に同じの態様にて振る舞い、一方、かかる比が2
0以上であるものは、扱いにくく、湿式製紙工程に於い
て処理しにくいものとなる。
【0015】圧壊形中空繊維が、かかる繊維が製紙工程
に於ける繊維スラリー中で中空の断面形状を維持する傾
向があり、シート材全体へ一様に容易に分散するという
ことで、好ましい繊維であることは、理解されることで
あろう。しかしながら、かかる中空の繊維は、不織ウェ
ブが乾燥される際に、押し潰されて平坦になり、所望の
高い断面縦横比特性を示す性質を持っていなければなら
ない。理解され得る事であるが、圧壊形中空繊維は、典
型的には、非圧壊形中空繊維、即ち、その材料の剛性に
よりその円筒形状を維持する傾向のある繊維よりも非常
に薄い壁構造を有している。また、圧壊形中空繊維は、
平坦になった状態で、繊維間の接触界面積を有利に大き
くし、ウェブの構造をしっかりとしたものに改善し、顕
著に多孔性及び孔径を低減すると共に、ほぼ等しい坪量
で比較して、セパレータシート材の厚さを有利に低減す
る。
【0016】アルカリバッテリセパレータについて、中
空繊維若しくは高断面縦横比繊維が電池の高アルカリ環
境によく適していなければならない、ということは、非
常に重要である。従って、長期間安定性の欠如している
ようなポリエステルから成る繊維や、電池の汚染を引き
起こすかもしれない硝子繊維は、適さない。一方、ポリ
オレフィン繊維やポリアミド繊維は、ポリビニルアルコ
ール繊維やレーヨン繊維と同様に、はっきりと、最良の
結果を提供する。これらの中で、レーヨン繊維は、他の
合成繊維と比較すると、すぐに調達できること及び比較
的廉価であることから、好ましいといえる。用いられる
繊維は、約20dpfまでのデニールを有し、リボン状
繊維は、典型的には、前記の範囲の最高値を取ることと
なる。好ましい中空繊維は、約0.5から15dpfま
での範囲のデニールを有し、1〜3dpfまでの低デニ
ールは、特に優れた結果を提供する。
【0017】繊維の長さは、約2〜30ミリメータの範
囲内で顕著に変化してよく、好ましくは、3〜15ミリ
メータに亙る範囲の下方端付近である。本発明の目的に
適したものとして見出だされた中空のレーヨン繊維とし
ては、ジアワ・スピニング社(Diawa Spinn
ing Co.)によって製造され「TypeSBH」
中空レーヨン繊維として販売されているレーヨン繊維が
ある。また、リボン形状のレーヨン繊維は、同社によっ
て「Type  SBR」として販売されているものか
ら購入できる。
【0018】既に述べた如く、セパレータに用いられる
結合剤には、溶解性ポリビニルアルコール繊維が、特に
不溶解性ポリビニルアルコール繊維が主要な繊維要素と
して用いられる際に、含まれていてよい。更に、ポリビ
ニルアルコールの水溶液が、粗づくりの繊維ウェブの成
形後処理を行う際に用いられてよい。ここで用いている
「ポリビニルアルコールの水溶液」という表現は、ポリ
ビニルアルコールの部分が水溶液中に存在するビニル重
合体のうちの約50%〜100%を構成しているビニル
重合体の水溶液の全てを指すものとする。ポリビニルア
ルコールは、通常、ポリ酢酸ビニルなどのポリビニル・
エステルを加水分解することによって調製されるので、
置換の程度が変化することとなり、水酸基含有量は実質
的に変化し得るのである。また、本発明の目的のために
、シート材が必要な接合強度を有していることが一般的
に望まれる。このことは、ポリビニルアルコールのレベ
ルが50%以上であれば達成されるが、更に重合体が主
としてポリビニルアルコールにより成るといえるレベル
、即ち、ポリビニルアルコールのレベルが少なくとも約
80%若しくはそれ以上であることが好ましい。さまざ
まな市販されている生成物が使用できるのであるが、特
に優れた結果が得られるのは、完全に加水分解された(
98%〜99%加水分解された)ポリビニルアルコール
水溶液、例えば、エア・プロダクツ社(Air Pro
ducts Co.)によって商標「Airvol10
7」として販売されている材料を用いた場合である。
【0019】水溶液中のポリビニルアルコールの濃度は
、基本的なウェブ材の繊維組成と、これに加えて、採用
される接合処理の形式とかかる処理工程中に於ける機械
の状態とに応じて実質的に変化してよい。その水性分散
媒体内のポリビニルアルコールの濃度は、通常、15重
量%以下であり、典型的には、1重量%から15重量%
までの範囲内に入る。この点に関して、特に優れた結果
は、用いたポリビニルアルコールの濃度が3重量%から
8重量%までの範囲内にあったときに得られた。不織ウ
ェブ材中にて測られた結合剤は、ウェブ内の乾燥した繊
維を基準にして、30%までとなる。一般的には、結合
剤は、その含有量が3%〜20%の範囲で用いられ、特
に優れた結果は、測られた結合剤のレベルが5%〜10
%であるときに得られた。
【0020】概していえば、少量の界面活性剤を、特に
合成繊維が用いられる場合に、加えることは有利なこと
である。成形後処理が行われないような場合、例えば、
ポリビニルアルコールでシートを形成するような場合、
界面活性剤が繊維材料(完成紙料)へ添加される。この
場合では、例えば、陽イオン性界面活性剤、例えば、ポ
リヒドロキシ置換されたアルキル・アンモニウム塩を用
いると、良い結果が得られる。成形後処理の際には、非
イオン性のポリグリコール若しくはアルキルアリール・
ポリエステル・アルコールが有効である。これらの例は
、BASFによって「Pluronic  L−64」
として販売されているエチレンオキシドとプロピレンオ
キシドとのブロック共重合体と、ローム・アンド・ハー
スによって、「Triton  X114」として販売
されているオクチルフェノキシ・ポリエトキシ・エタノ
ールとを含んでいる。その他の同一若しくは異なる化学
的形式の界面活性剤が効果的に用いることができる。界
面活性剤は、接合された基体内での強度の損失を避ける
ために、薄い結合剤溶液に於いて2重量%よりも十分に
低い濃度で、実際には1.0%以下の濃度で用いられる
。 典型的には、約0.1から0.8重量%の濃度で用いら
れる。ウェブ材内で測られた界面活性剤は、乾燥した繊
維の坪量に於いて概ね1%以下であり、典型的には、0
.3%〜0.5%の範囲内に入る。
【0021】本発明を概ね述べてきた。以下に示す例は
、本発明がより容易に理解されるためのものであり、特
に指摘しない限り、本発明の概念を制限するためのもの
ではない。全ての量の単位は、特に断らない限り、重量
%である。
【0022】例1 不織シート材が、56%の0.5dpfのデニールを有
する不溶解性ポリビニルアルコール繊維と、16%の1
.1dpfのデニールを有する溶解性ポリビニルアルコ
ール繊維と、28%の1.5dpfのデニールと5ミリ
メータの長さとを有する中空ビスコースレーヨン繊維と
から成る繊維材料(完成紙料)を用いて、製紙機にて形
成された。その結果形成されたシート材の特性は、表1
に於いて例1−Aとして示されている。
【0023】第二の不織シート材が、中空繊維の量が4
2%まで増大され、不溶解性ポリビニルアルコール繊維
の量が42%まで減少されたことを除いて同一の材料を
用いて調製された。これにより得られたシート材の特性
は、表1に於いて例1−Bとして示されている。
【0024】対照用シート材が、標準的な固いビスコー
スレーヨン繊維が中空繊維の代りに用いられたことを除
いて例1−Aと同一の構成の繊維材料を用いて、製紙機
にて調製された。前記の標準的な固いビスコースレーヨ
ン繊維のデニールを1.5dpfとし、長さを5ミリメ
ータとした。この対照用シート材に於いて、不溶解性ポ
リビニルアルコール繊維のデニールは、溶解性ポリビニ
ルアルコール繊維と同一、即ち、1.1dpfとした。 その後、対照用シート材は、熱間カレンダ処理され、該
シート材の厚さが約0.178ミリメータ(7ミル)に
なるまで低減された。このカレンダ処理された対照用シ
ート材の特性は、表1に示されている。
【0025】                          
       表1組成(%):          
            対照用        1−
A        1−B1.1dpf×3mm PV
OH                56     
       −            −0.5d
pf×3mm PVOH              
  −            56        
    421.1dpf×3mm PVOH結合剤 
         16            16
            161.5dpf×5mm 
レーヨン(通常)        28       
     −            −1.5dpf
×5mm レーヨン(中空)        −   
         28            42
界面活性剤                    
     0.4           0.4   
        0.4但しPVOHは、ポリビニルア
ルコール繊維(以下同様)特性: 坪量(g/m2)                 
 55.0          52.1      
    54.0厚さ(mm)           
                 18      
      21            18   
 (mils)                  
       6.9           8.2 
          6.9多孔率(L/min−10
0cm2)               340  
         106           13
1最大孔径(micron)            
       101            65 
           78引張強さ(g/25mm)
    MD         11400     
    11925         10750  
                  CD     
     5000          8050  
        7100             
       平均          8200  
        9988          892
5ムレン・バースト(kg/cm2 )       
  4.00          5.22     
     4.43(Mullen Burst)(p
si)               56.9   
       74.3          63.0
こわさ(mg)                  
        40           190 
          128KOHウィッキング時間(
sec./cm)     14          
  11            15      (
wicking time)  (sec./in.)
    35            28     
       38KOH収縮度(%)     MD
           0.5           
  0           0.5        
            CD           
0.5           0.5        
     0KOH厚さの増加率(%)       
      10.5             0 
            0   例2
【0026】55g/m2の坪量を有するシートが、表
2に示されている繊維材料を用いて、繊維材料をさまざ
まに変更した場合を比較するために調製された。特記す
べきことは、種々の繊維材料についてより意味のある比
較を行うために、いづれのシートにも、カレンダ処理な
どの二次的な処理を施さなかった、ということである。 理解されるように、中空繊維(SBH)を用いたシート
材の厚さは、同一の材料から成る固体繊維を用いた組成
Aと比較して、中空繊維のデニールが固体繊維よりも大
きいにもかかわらず顕著に低減された。
【0027】                          
       表2組成(%):          
    A    B    C    D    E
    F    G    H1.1dpf×3mm
 PVOH      −    −    −   
 −    −    −    56    −0.
5dpf×3mm PVOH      56    
56    56    56    42    4
2    −    −1.1dpf×3mm PVO
H               結合剤      16
    16    16    16    16 
   16    16    −1.0dpf×3/
16” レーヨン    28    −    − 
   −    −     7    −    −
1.5dpf×5mm レーヨン             (中空)      −  
  28    20    28    42   
 35    28   100505  綿    
            −    −     8 
   −    −    −    −    −界
面活性剤               0.4   
0.4   0.4   1.0   0.8   0
.8   0.4     0特性: 厚さ(mm)                27.
0  17.8  20.8  19.1  14.7
  17.3  18.5  12.2    (mi
ls)              10.6   7
.0   8.2   7.5   5.8   6.
8   7.3   4.8多孔率(L/min−10
0cm2 )   307    79   132 
   88    44    76   112  
  20最大孔径(micron)         
 86    67    71    62    
53    66    82    −KOHウィッ
キング時間             (sec./cm)    
 22    24    24    22    
39    32    24    −      
      (sec./in.)    57   
 60    62    57   100    
82    60    −平均引張強さ(g/25m
m)    8925 10150  8000  8
375  9800  7475  6450  38
20ムレン・バースト             (kg/cm2 )    
5.1   5.7   5.9   5.1   5
.6   4.6   6.0           
     (psi)     72    81  
  84    73    80    65   
 85    −こわさ(mg)          
     341   193   168   15
3   115   110   143    −平
均KOH収縮度(%)      0.4   0.4
   0.05   −   0.4    −   
 −    −
【0028】例3 55g/m2の坪量を有する更なるシートが、ポリビニ
ルアルコール/レーヨン混合繊維の繊維材料を変更して
調製された。通常のレーヨン繊維に代えて中空レーヨン
繊維を用いたシートについて、かかる置き換えの結果と
して、厚さ及び孔径が顕著に低減されただけでなく、強
度特性も向上した。材料と結果として得られたシートの
特性は、表3に示されている。いづれのシートについて
も、二次的な処理は行っていない。
【0029】                          
       表3組成(%):          
          A          B   
       C0.5dpf×3mm PVOH  
          62          62 
         561.1dpf×3mm PVO
H               結合剤        
    −          −         
 161.1dpf×4mm PVOH               結合剤        
     7           7       
   −1.0dpf×3/16” レーヨン    
      31          −      
    141.5dpf×5mm レーヨン             (中空)         
   −          31         
 14特性: 厚さ(mm)                   
    28.2        20.6     
   21.3     (mils)       
              11.1       
  8.1         8.4 多孔率(L/m
in−100cm2 )          281 
         88         140 最
大孔径(micron)              
  75           60        
  73 平均引張強さ(g/25mm)      
     3166        6433    
     9475平均KOH収縮度(%)     
        0.2           0  
          0
【0030】例4 不織シート材が、全てのポリビニルアルコール繊維を取
り除いて主としてセルロース繊維を用いたことを除いて
、例1の過程に従って製作された。シート材は、形成後
、ポリビニルアルコール接合溶液、Airsol  1
07を約7%のレベルにて用いて、接合された。繊維材
料の詳細及び結果として得られたウェブ材の特性は、表
4に示されている。
【0031】                          
       表4組成(%)           
                    A    
            Bビニオン3.0dpf. 
×1/4”                18  
              18フロック     
                         
 6                 6麻    
                         
        5                
 4レーヨン1.5dpf.            
           71            
    58レーヨン1.5dpf中空       
             −           
     14接合処理              
               7.4       
        7.4特性: 坪量(g/m2)                 
   55.4              50.6
厚さ(mm)                   
         28.4            
  23.9    (mils)         
                 11.2    
           9.4CD引張強さ(g/25
mm)                3000  
            3000ムレン・バースト             (kg/cm2 )    
            1.4          
     1.3                (
psi)                 20  
              19多孔率(L/min
−100cm2 )               7
70               510平均KOH
収縮度(%)                  5
.6               5.5KOHウィ
ッキング時間             (sec./cm)    
             10          
      13            (sec.
/in.)                26  
              33平均孔径(micr
on)                      
75                39
【0032】例5 中空繊維と低デニール・レーヨン繊維との組合わせの作
用を見るために、例4の材料と類似の組成を有する不織
材が製紙機にて形成され、35%の水酸化カリウム溶液
に曝された時の平均収縮度を観察した。詳細の材料とそ
の他の特性は、表5に示されている。特記すべきことは
、中空繊維と低デニール繊維とを組合わせることにより
、これらが共働して、アルカリ環境下に曝された際の平
均収縮度(%)が、50%以上低減される、ということ
である。
【0033】                          
       表5組成(%)           
            対照用        A 
       B        Cビニオン3.0d
pf. ×1/4”          18    
      18        18       
 18フロック                  
       6           6     
    6         6麻         
                      5  
         5         5     
    51.5dpf×3/8”レーヨン     
        8           8    
     8         81.5dpf×5m
m レーヨン            63     
     47        −        −
1.5dpf×5mm レーヨン             (中空)         
   −          16        −
        161.0dpf×3/16” レー
ヨン          −          − 
       63        47特性: 坪量(g/m2)                5
8          57        57  
      58厚さ(mm)           
            28.2        2
5.1      26.4      22.9  
   (mils)                
    11.1         9.9     
 10.4       9.0多孔率(L/min−
100cm2 )         565     
    275       423       1
44引張強さ(g/25mm)  MD       
 5460        5850      58
75      6175             
     CD        3140      
  3140      3365      340
0                  平均    
    4300        4495     
 4620      4788KOHウィッキング時
間               (sec./cm)  
       12          12    
    12        19         
     (sec./in.)        30
          31        30   
     4835%KOHに於ける       KOH収縮度(%)          
4.6         3.4       4.0
       2.1
【0034】当業者にとって、上記の製品を種々変更及
び適用することは、本発明の要旨及び概念を逸脱するこ
となく容易に為されることは明らかであろう。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少量の合成結合剤により結合された水分散
    性繊維から実質的に成る不織ウェブを含むバッテリ・セ
    パレータであって、前記水分散性繊維が高断面縦横比繊
    維を少なくとも5重量%含み、該高断面縦横比繊維が前
    記不織ウェブ全体に一様に分配されていることを特徴と
    するバッテリ・セパレータ。
  2. 【請求項2】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、前記水分散性繊維の主要部がセルロース繊維であ
    るバッテリ・セパレータ。
  3. 【請求項3】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、前記水分散性繊維の主要部が合成繊維であるバッ
    テリ・セパレータ。
  4. 【請求項4】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、前記高断面縦横比繊維が前記水分散性繊維の10
    0%までを構成するバッテリ・セパレータ。
  5. 【請求項5】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、前記水分散性繊維がセルロース繊維と合成繊維の
    混合物であり、前記高断面縦横比繊維が不織ウェブの全
    繊維含有量の5〜60重量%を成しているバッテリ・セ
    パレータ。
  6. 【請求項6】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、アルカリ性環境内での前記ウェブの厚さの増大が
    実質的に10%以下であるバッテリ・セパレータ。
  7. 【請求項7】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、前記高断面縦横比繊維がリボン状繊維と、コラプ
    ス形中空繊維から成る群から選択されるバッテリ・セパ
    レータ。
  8. 【請求項8】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、前記高断面縦横比繊維がコラプス形中空繊維であ
    り、ウェブの繊維含有量の10%〜45%を成している
    バッテリ・セパレータ。
  9. 【請求項9】請求項1によるバッテリ・セパレータであ
    って、前記高断面縦横比繊維の厚さに対する幅の比が2
    から20に亙る範囲にあるバッテリ・セパレータ。
  10. 【請求項10】請求項1によるバッテリ・セパレータで
    あって、前記高断面縦横比繊維がセルロース繊維であり
    、その厚さに対する幅の比が2よりも大きく10よりも
    小さいバッテリ・セパレータ。
  11. 【請求項11】請求項1によるバッテリ・セパレータで
    あって、前記高断面縦横比繊維のデニールが0.5〜1
    5dpf.の範囲内にあり、その長さが2〜30mmの
    範囲内にあるバッテリ・セパレータ。
  12. 【請求項12】請求項1によるバッテリ・セパレータで
    あって、前記結合剤が前記不織ウェブの30重量%以下
    を成し、結合剤繊維として該ウェブに含まれているバッ
    テリ・セパレータ。
  13. 【請求項13】請求項1によるバッテリ・セパレータで
    あって、前記結合剤が溶解性熱塑性物質であるバッテリ
    ・セパレータ。
  14. 【請求項14】請求項1によるバッテリ・セパレータで
    あって、前記結合剤が前記ウェブを形成した後に注入さ
    れ、該ウェブの3〜20重量%を成しているバッテリ・
    セパレータ。
  15. 【請求項15】請求項1によるバッテリ・セパレータで
    あって、前記ウェブの厚さが、0.254mm(10m
    il)以下であり、その細孔の平均孔径が100ミクロ
    ン以下であるバッテリ・セパレータ。
  16. 【請求項16】請求項1によるバッテリ・セパレータで
    あって、前記水分散性繊維が同一組成のコラプス形中空
    繊維と通常の繊維を含み、該通常の繊維のデニールがよ
    り低いバッテリ・セパレータ。
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