JPH0431237B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、第１信号および第２信号を送信側に
おいて時間的に圧縮し、時間的に順次伝送しかつ
受信側において再び時間的に伸長する時間順次伝
送方式、例えばビデオレコーダに対する時間順次
テレビジヨン伝送方式に関する。

従来の技術 磁気テープ装置を用いてカラーテレビジヨン信
号を記録する際、輝度信号を映像搬送波の周波数
変調によつて記録しかつ色信号を、映像搬送波が
占める周波数スペクトトルの下方にある色副搬送
波によつて記録することが公知である（ラジオ・
メントール・エレクトロニーク1973年、第343〜
345頁）。このために、4.43MHzの直角変調された
色副搬送波の周波数が0.63MHzのオーダの値に低
域変換されかつ再生の際再び相応に4.43MHzの値
に戻し変換される。

この形式の記録は、記録搬送波の非直線性によ
つて輝度信号と色副搬送波との間にクロストーク
が生じるという欠点を有する。色副搬送波による
輝度信号の影響を僅かに抑えるために、色副搬送
波の振幅は映像搬送波の振幅に比べて著しく低く
しなければならず、これにより色再生の際のSN
比が低減される。

輝度信号および色信号を時間的に圧縮し、走査
線持続時間の期間時間的に順次記録しかつ再生の
際時間的に伸長しかつ再び同時に使用可能である
ようにすることも公知である（ドイツ連邦共和国
特許第2056684号明細書）。その際色信号は例えば
水平掃引期間の約20％を占め、輝度信号は80％を
占める。この解決法において輝度信号および色信
号が同時にではなく、時間的に順次記録されるの
で、これら信号間のクロストークが確実に回避さ
れる。更に２つの信号に対する記録搬送波の出力
制御範囲を（ダイナミツクレンジ）完全に利用す
ることができる。

“タイムプレツクス”として知られていること
の形式の記録方法において（フエルンゼー・ウン
ト・キノー・テヒニーク1983年、No.５、第187〜
196頁、殊に第193、194頁）、交互に走査線におい
て水平同期パルス後まず時間圧縮された色差信号
（Ｂ−Ｙ）および引続いて時間圧縮された輝度信
号Ｙが伝送され、次の走査線においてまず時間圧
縮された色差信号（Ｒ−Ｙ）および時間圧縮され
た輝度信号Ｙが伝送される。この際記録の際の時
間圧縮および再生の際の時間伸長は、信号が第１
クロツクによつて読込まれかつ時間圧縮または時
間伸長に相応して別のクロツクによつて再び読出
される、クロツク制御されるメモリによつて行な
われる。

即ちこの形式の方式においては再生の際走査線
においてその都度色差信号および輝度信号が再び
水平走査期間の長さに再び時間的に伸長されかつ
同時に画像再生に対して使用可能とされる。

発明が解決しようとする問題点 実際に、再生の際輝度信号と色差信号との間の
時間ずれが生じ、それにより色再生の際の品質劣
化が生じることが認められている。２つの信号間
で1μsのずれがあると、65cmの画像対角線を有す
るスクリーンにおいて既に10mmのオーダのずれが
生じ、これにより殊に垂直な縁において著しい色
調のずれおよび所謂色汚れが生じるおそれがあ
る。

時間的に圧縮された信号の時間順次伝送におい
て、再生の際２つの信号間の位相−振幅および／
または群遅延時間差のような別の誤差が発生する
可能性もある。

その都度再生回路を、再生に対して必要な２つ
の信号、例えば輝度信号および色差信号が相互に
正しい関係にある、即ち殊に時間的に一致しかつ
正しい振幅比を有するように調整設定することも
できる。しかし別の再生装置を用いた再生の際ま
たは記録装置における再記録後も上記一致はもは
や保証されなくなる。

従つて本発明の課題は冒頭に述べた形式の方式
を、再生の際２つの信号間の、殊に時間位置、振
幅および位相に関する偏差が回避されるように改
良することである。

発明の作用 この課題は本発明によれば特許請求の範囲第１
項に記載の構成によつて解決される。本発明の有
利な実施例は特許請求の範囲の実施態様項に記載
されている。

本発明は次の思想に基いている。２つの信号路
における２つの同じ信号は送信側において殊に時
間位置および振幅に関して互いに所定の関係にあ
る。有利には２つのマーキング信号は、例えば所
定の時点において第１信号がその独自の信号路に
対して付加的に第２信号の信号路を通過走行させ
ることによつて２つのマーキング信号は同一であ
る。従つて時間圧縮、伝送および時間伸長の際に
生じるすべての誤差は、マーキング信号にも作用
する。つまりマーキング信号は例えば再生の際互
いに時間的なずれを有するからである。従つて受
信側においてマーキング信号の比較によつて、伝
送の際生じた誤差を指示する補植信号を取出すこ
とができる。それからこの補正信号を用いて生じ
た誤差を受信側において第１信号または第２信号
に影響を与えることによつて取除くことができ
る。

本発明は特に、所謂タイムプレツクス記録方式
によるカラーテレビジヨン信号の伝送または記録
の際有利に使用可能である。その際次の思想およ
び認識から出発している： 再生の際の時間伸長においてすべてのパルスは
水平走査同期パルスの前縁に依存している。圧縮
係数は輝度信号および同期信号に対して同じであ
るので、ビデオレコーダにおける再生の際の許容
誤差および時間のずれは自動的に補償される。こ
れに対して色信号はそことは別個の信号路を通過
走行する。圧縮および伸長係数が比較的大きいこ
とにより時間偏差は、輝度信号路における場合よ
りも著しく顕著になる。記録と再生との間で時間
誤差が生じるとき、時間誤差は色信号および伸長
係数に対して拡大されて発生することになる。

本発明において輝度信号および色信号路に意図
的に走査線の所定の時点においてマーキングパル
スが対応付けられる。それから再生の際輝度信号
と色信号との間にその都度の時間的ずれが、２つ
のマーキングパルスの時間位置にも作用する。従
つて２つのマーキングパルスの相互の時間位置、
即ち記録の際前以つて決められた目標値の時間位
置の偏差の評価によつて、輝度信号と色信号との
間に発生する時間ずれの尺度となる調整量を取出
すことができる。このようにしてこの調整量によ
つて、２つの信号の一方を時間的に、マーキング
パルスおよび従つて強制的に輝度信号並びに色信
号も走査線においてその都度時間位置について一
致するようにずらすことができる。

マーキングパルスは種々異なつた形状を有する
ことができる。というのはマーキングパルスは実
質的に走査線の所定の時点をマーキングさえすれ
ばよいからである。マーキングパルスは有利に
は、出力制御範囲全体を利用するために所謂黒−
白ジヤンプである。マーキングパルスは複数の連
続する個別パルスから構成することもできる。そ
の際再生において輝度信号路におけるｎ番目のパ
ルスと色信号路におけるｎ番目のパルスとの時間
位置の比較が行なわれる。マーキングパルスとし
て信号中に既に含まれているパルス、例えば水平
同期パルスを利用することができる。このパルス
は色信号に付加的に付加されているはずである。
マーキングパルスとして、色信号路にある、無彩
色レベルに対するパルスを利用することもでき
る。このパルスも水平走査周期に対して所定の位
置を有し、その振幅は無彩色レベル、即ち（Ｒ−
Ｙ）＝０および（Ｂ−Ｙ）＝０を指示し、その持続
時間はその都度の色差信号、即ちＢ−ＹまたはＲ
−Ｙを識別する。

第１信号路の信号、例えば輝度信号を、色信号
Ｃに対する別の信号路に入力結合することもで
き、その場合受信側において２つのチヤネルの信
号差から補正信号が取出される。

マーキングパルスの伝送は有利には試験走査線
の領域、例えば走査線１７および１８並びに走査
線３３０および３３１における垂直ブランキング
期間に行なわれる。マーキングパルスを２つの信
号路において一走査線にだけ伝送するようにして
も十分である。しかし有利にはマーキングパルス
は２つの信号路において２つの連続する走査線に
おいて伝送される。その理由は再生の際タイムプ
レツクス方式独自の形式に基いてその都度輝度信
号は走査線ｎ−１から、色差信号は走査線ｎから
同時に生ずるからである。

マーキングパルスは周期的に比較的大きな間隔
において伝送すれば十分である。というのは信号
のずれは比較的緩慢な誤差だからである。再生の
際補正に対して得られる調整量は実際に比較的緩
慢に変化する。マーキングパルスの伝送は有利に
はフイールドの開始時点にその都度行なわれ、そ
の結果再生の際フイールド毎に輝度信号と色信号
との間の時間偏差の測定、場合に応じて調整量の
変化および時間偏差の低減が行なわれる。

調整量は再生の際基本的に２つの信号の一方の
時間のずれに作用する。調整量は例えば信号路に
設けられた制御可能な遅延時間線を制御すること
ができる。

調整量は有利には、時間伸長のために用いられ
るメモリからの読出しクロツクをシフトするため
に使用される。というのはこの読出しクロツクは
時間的に伸長される信号の時間位置を定めるから
である。即ち時間伸長に対して必要であるメモリ
をそのまゝ、２つの信号の一方の時間位置を変化
するために付加的制御によつて利用することがで
きる。

実施例 次に本発明をタイムプレツクス信号の記録の例
について図面を用いて詳細に説明する。

第１図において輝度信号Ｙが端子１から加算段
２を介して時間圧縮器３に供給される。この圧縮
器は輝度信号（BAS信号）を係数0.8、即ちもと
の持続時間の80％に圧縮する。このようにして時
間圧縮された輝度信号は切換スイツチ４に供給さ
れる。走査線毎に交互に色差信号Ｂ−ＹおよびＲ
−Ｙを含んでいる色信号Ｃは端子５から加算段６
を介して時間圧縮器７に供給される。この圧縮器
は色信号を係数0.2、即ちもとの持続時間の20％
に圧縮する。圧縮された色信号Ｃは切換スイツチ
４の別の入力側に供給される。

輝度信号Ｙからの同期パルスＳによつてタイム
プレツクス時間制御回路８が同期される。この回
路は線９を介して切換スイツチ４をタイムプレツ
クス方式の意味において、走査線においてその都
度時間的に順次時間圧縮された信号ＹおよびＣが
ビデオレコーダ１０に記録されるように、制御す
る。

更に同期パルスＳは、数計器およびパルス発生
器を含んでいるパルス段１１を制御する。パルス
段１１は走査線１７および１８並びに３３０およ
び３３１においてその都度加算段２，６において
信号ＹおよびＣに付加されるマーキングパルス１
２および１３を発生する。マーキングパルスは水
平走査周期に対して所定の位置を有する。

再生の際切換スイツチ４に相応して同期パルス
Ｓが供給されるタイムプレツクス時間制御回路１
５によつて制御される切換スイツチ１４によつて
その都度信号Ｙが時間伸長器１６および信号Ｃが
時間伸長器１７に供給される。伸長器１６は係数
1.25の時間伸長作用をし、伸長器１７は係数５の
時間伸長作用をする。それから端子１８に生じる
信号Ｙおよび端子１９に生じる信号Ｃは再びもと
の持続時間を有する。

信号ＹおよびＣは更に比較段２０に供給され
る。比較段２０において時間選択評価によつてマ
ーキングパルス１２，１３はその時間位置が相互
に比較される。これにより信号ＹとＣとの間の所
望しない時間のずれを指示する調整量Usが取出
される。調整量Usは制御回路１５、従つて伸長
器１６，１７の読出しクロツクを、信号ＹとＣと
の間の時間ずれが補償されかつこれらの信号Ｙお
よびＣが時間的に一致して端子１８，１９に現わ
れるように作用する。

第２図ａは切換スイツチ４の出力側ないし切換
スイツチ１４の入力側における時間圧縮されたタ
イムプレツクス信号の構成を示している。信号は
走査線ｎにおいて水平走査同期パルスＺの後その
都度まず時間圧縮された色差信号Ｂ−Ｙ、引続い
て時間圧縮された輝度信号Ｙを含み、かつ走査線
ｎ＋１においてまず時間圧縮された色差信号Ｒ−
Ｙ、引続いて時間圧縮された輝度信号Ｙを含んで
いる。

第２図ｂは走査線１７および１８期間における
輝度信号Ｙ中のマーキングパルス１２を示し、第
２図ｃは同じ走査線における色信号ｃ中のマーキ
ングパルス１３を示す。これらパルス１２，１３
は時間位置、持続時間、振幅およびパルス形状に
ついて同一でありかつそれぞれ黒レベルから白レ
ベルまで延在する。

第２図ｄおよび第２図ｅは、比較段２０の入力
側におけるマーキングパルス１２，１３を示す。
タイムプレツクス再生回路の動作態様によつて走
査線ｎ−１からのマーキングパルス１２と走査線
ｎからのマーキングパルス１３は一致する。調整
量Usは時点ｔ１におけるマーキングパルス１２，
１３の２つの立上り縁の時間位置の比較によつて
取出される。既述の画像ノイズを惹起することに
なる、信号ＹおよびＣのずれがある場合、立上り
縁は時間的にΔtだけ相互にずれているので、そ
の結果このずれΔtに相応する調整量Usが生じる。
調整量の値は時間的なずれの値に依存し、調整量
の極性はずれの方向に依存する。調整量は、補正
が正しい量および正しい方向において行なわれる
ように、例えばＹがＣより進んでいるときは正で
あり、ＹがＣより遅れているときは負である。

第３図において計数器３５は垂直走査周波数の
パルスＶおよび水平走査周波数のパルスＨによつ
て制御される。計数器３５は走査線１７，１８お
よび３３０，３３１において、水平掃引期間の持
続時間を有するブランキングパルス２０を発生す
る。パルス２０はブランキング段２１および２２
を介して信号ＹおよびＣをブランキングして、こ
れら走査線において存在する信号を、マーキング
パルスをキイーングするため取除く。パルス２０
は、第１図における段１１に相応してマーキング
パルス１２，１３を発生するパルス段２３を制御
する。マーキングパルスは第１図におけるように
加算段２，６において信号ＹおよびＣに付加され
る。

第４図において端子２４にこゝでも時間的に順
次、第３図の切換スイツチ４の出力側における信
号に相応する、時間圧縮された、ビデオレコーダ
１０から到来する信号Ｃ，Ｙが現われる。同期分
離段２５によつてＹ信号から再びパルスＶおよび
Ｈが取出されかつ計数器２６に供給される。この
計数器は走査線１７，１８および３３０，３３１
の計数によつて、ゲートパルス２７を発生する。
このパルスはゲート２８，２９を介してこれら走
査線における信号ＹおよびＣを計数器３０に供給
させる。計数器３０は２つの入力側において既述
のマーキングパルス１２，１３が供給される。計
数器３０の左側の入力側はスタート／ストツプ入
力側として構成されており、計数器３０の右側の
入力側はストツプ／スタート入力側として構成さ
れている。計数器３０の出力側に、量が計数器３
０の２つの入力側に加わるマーキングパルス１
２，１３の時間偏差に依存し、極性がこの偏差の
方向に依存する電圧が現われる。この電圧は比較
段３１において段３２からの目標値と比較され
る。これにより線３３に調整量Usが取出される。
この調整量は低域フイルタ３４を介して第１図に
おけるようにタイムプレツクス制御回路１５に、
マーキングパルス１２，１３の時間偏差が補償さ
れ、従つてこの回路の出力側における信号Ｙおよ
びＣが時間的に一致するように、作用する。低域
フイルタ３４は、出力調整が所望通り段において
緩慢に行なわれ、例えば100msの時定数を有する
ように作用する。この時定数は比較的大きく選定
されなければならない。というのは時間偏差は緩
慢に変化する誤差であるからである。このように
して補正回路は特に障害なく動作することができ
る。

マーキングパルス１２，１３は記録の際必ずし
も時間一致する必要はなく、記録の際に既に時間
的ずれを有していても構わない。それから再生の
際の調整量Usを用いた調整は、計数器３０の入
力側におけるマーキングパルス１２，１３の時間
位置において時間偏差０ではなく、所定の有限の
偏差に調整されるように行なうことができる。

第１図〜第４図に基いて２つの信号間の時間誤
差に対する本発明の動作を説明したが、マーキン
グ信号またはマーキングパルスを用いて、例えば
マーキング信号の比較によつて取出される調整量
が一方の信号の振幅または位相に影響を及ぼすよ
うにして、別の誤差を補正を行なうこともでき
る。

本発明はテレビジヨン信号に限定されず、ステ
レオ信号、ラジオ信号に対しても適用することが
できる。

発明の効果 本発明によれば２つの信号路に走査線の所定の
時点においてマーキングパルスが対応付けられ、
再生の際２つのマーキングパルスを比較して２つ
の信号間のずれを補正する調整量を取出せるの
で、２つの信号間の偏差を補償することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の時間順次伝送方式の記録およ
び再生に回路を簡単に示すブロツク図であり、第
２図は第１図のブロツク回路の動作を説明するた
めのパルス波形を示す線図であり、第３図は記録
側に対する拡大された回路のブロツク図であり、
第４図は再生側に対する拡大された回路のブロツ
ク図である。 Ｙ…輝度信号、Ｃ，Ｂ−Ｙ，Ｒ−Ｙ…色差信
号、１２，１３…マーキングパルス、２０，３１
…比較段、Us…調整量。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 第１信号および第２信号を送信側において時
   間的に圧縮し、時間的に順次伝送しかつ受信側に
   おいて再び時間的に伸長する時間順次伝送方式に
   おいて、送信側において第１信号および第２信号
   が所定の時点においてそれぞれ、相互に所定の関
   係にあるマーキング信号１２，１３を含み、かつ
   受信側において前記マーキング信号１２，１３の
   比較によつて第１信号および第２信号の少なくと
   もいづれか一方を補正する補正信号を取出すこと
   を特徴とする時間順次伝送方式。 ２ 送信側において第１信号を所定の時点におい
   て独自の信号路のほかに付加的に第２信号の信号
   路を通過走行させかつ受信側において前記２つの
   信号路からのもとは同じである信号を比較しかつ
   位相、振幅または群遅延時間差から補正信号を取
   出し、該補正信号が第２信号路に作用する特許請
   求の範囲第１項記載の時間順次伝送方式。 ３ カラーテレビジヨン信号に対する伝送方式と
   して用いる特許請求の範囲第１項記載の時間順次
   伝送方式。 ４ 輝度信号Ｙおよび色信号Ｃの位相補正のため
   に用いられる特許請求の範囲第３項記載の時間順
   次伝送方式。 ５ 第１信号は輝度信号Ｙであり、第２信号は色
   信号Ｃである特許請求の範囲第２項または第３項
   に記載の時間順次伝送方式。 ６ 第１信号は色信号Ｃであり、第２信号は輝度
   信号Ｙである特許請求の範囲第２項または第３項
   に記載の時間順次伝送方式。 ７ 送信側において輝度信号Ｙおよび色信号Ｃに
   それぞれ、走査線周期の所定の時点に対応する時
   間マーキングパルス１２，１３を挿入しかつ受信
   側において２つのマーキングパルス１２，１３間
   の時間間隔Δtから輝度信号Ｙおよび色信号Ｃと
   の間の正しい時間位置の設定のための調整量Us
   を取出す特許請求の範囲第４項記載の時間順次伝
   送方式。 ８ マーキングパルスとして信号中に既にある同
   期パルスまたは無彩色レベルパルスを利用する特
   許請求の範囲第７項記載の時間順次伝送方式。 ９ マーキングパルス１２，１３は黒および白に
   対する電圧値を有する特許請求の範囲第７項記載
   の時間順次伝送方式。 １０ ２つのマーキングパルス１２，１３は、同
   じ時間位置、接続時間、形状および／または振幅
   を有する特許請求の範囲第７項記載の時間順次伝
   送方式。 １１ マーキングパルス１２，１３は複数の個別
   パルスから成りかつ調整量Usを取出すために所
   定の序数の個別パルスを利用する特許請求の範囲
   第７項記載の時間順次伝送方式。 １２ マーキングパルス１２，１３を、垂直ブラ
   ンキング期間の空き走査線または試験走査線期間
   中に伝送する特許請求の範囲第７項記載の時間順
   次伝送方式。 １３ マーキングパルス１２，１３をその都度時
   間的に連続する２つの走査線１７，１８；３３
   ０，３３１において伝送する特許請求の範囲第７
   項記載の時間順次伝送方式。 １４ 調整量Usを、マーキングパルス１２，１
   ３の側縁の評価によつて取出す特許請求の範囲第
   ７項記載の時間順次伝送方式。 １５ 調整量Usの経路に、フイールド毎の正し
   い時間位置の偏差が小さな段階で低減されるよう
   な時定数を有するフイルタ素子３４を設けた特許
   請求の範囲第７項または第１２項に記載の時間順
   次伝送方式。 １６ 調整量Usは、信号（Ｂ−Ｙ，Ｙ）の一方
   の経路に設けられた遅延素子を制御する特許請求
   の範囲第７項記載の時間順次伝送方式。 １７ 調整量Usは、時間伸長のために用いられ
   るメモリ１６，１７の読出しクロツクを制御する
   特許請求の範囲第７項記載の時間順次伝送方式。