JPH04312325A - 交流出力変換器の並列運転装置 - Google Patents
交流出力変換器の並列運転装置Info
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- JPH04312325A JPH04312325A JP3079384A JP7938491A JPH04312325A JP H04312325 A JPH04312325 A JP H04312325A JP 3079384 A JP3079384 A JP 3079384A JP 7938491 A JP7938491 A JP 7938491A JP H04312325 A JPH04312325 A JP H04312325A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 31
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、瞬時値制御により正
弦波交流を出力している交流出力変換器と、構成や制御
方法がこの交流出力変換器とは異なっている正弦波交流
電源との並列運転を、安定して行うことが出来る交流出
力変換器の並列運転装置に関する。
弦波交流を出力している交流出力変換器と、構成や制御
方法がこの交流出力変換器とは異なっている正弦波交流
電源との並列運転を、安定して行うことが出来る交流出
力変換器の並列運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は瞬時電圧制御により正弦波交流電
圧を出力するインバータを構成や制御方法が異なる他の
正弦波交流電源と並列運転する制御回路の従来例を示し
たブロック回路図である。この図5において、1は交流
出力変換器としてのインバータ、2は交流リアクトル、
3はフィルタコンデンサであって、この交流リアクトル
2とフィルタコンデンサ3とでフィルタを構成して、イ
ンバータ1が出力する正弦波交流の波形整形を行う。4
は負荷開閉器、6はインバータ変流器、7は負荷変流器
、8は電流/電圧変換器、9は電圧レベル変換器、14
はパルス幅変調を行うPWM回路、15は電流制御回路
、16と17はリミッタ、18は電圧制御回路、19は
コンデンサ電流設定器、23は母線電圧に同期した信号
を発生するPLL回路、33は正弦波電圧設定器、91
は分担電流検出器、92は増幅器であって、これらによ
りインバータ装置90を構成している。一方、190は
インバータ装置90とは構成が異なっていて正弦波交流
を出力する正弦波交流電源、例えば交流発電機であって
、この交流発電機用の負荷開閉器104と負荷変流器1
07のみを図示している。この図5においては、インバ
ータ装置90と交流発電機190との並列運転により、
共通の負荷5に交流電力を供給する場合を示している。
圧を出力するインバータを構成や制御方法が異なる他の
正弦波交流電源と並列運転する制御回路の従来例を示し
たブロック回路図である。この図5において、1は交流
出力変換器としてのインバータ、2は交流リアクトル、
3はフィルタコンデンサであって、この交流リアクトル
2とフィルタコンデンサ3とでフィルタを構成して、イ
ンバータ1が出力する正弦波交流の波形整形を行う。4
は負荷開閉器、6はインバータ変流器、7は負荷変流器
、8は電流/電圧変換器、9は電圧レベル変換器、14
はパルス幅変調を行うPWM回路、15は電流制御回路
、16と17はリミッタ、18は電圧制御回路、19は
コンデンサ電流設定器、23は母線電圧に同期した信号
を発生するPLL回路、33は正弦波電圧設定器、91
は分担電流検出器、92は増幅器であって、これらによ
りインバータ装置90を構成している。一方、190は
インバータ装置90とは構成が異なっていて正弦波交流
を出力する正弦波交流電源、例えば交流発電機であって
、この交流発電機用の負荷開閉器104と負荷変流器1
07のみを図示している。この図5においては、インバ
ータ装置90と交流発電機190との並列運転により、
共通の負荷5に交流電力を供給する場合を示している。
【0003】図5に示している従来例回路では、構造が
異なっている正弦波交流電源、例えばインバータ装置と
交流発電機とを並列運転する際に、これらインバータ装
置と交流発電機とが分担する電流に不平衡を生じないよ
うに分担電流検出器91を設け、この分担電流検出器9
1からそれぞれの正弦波交流電源が分担すべき電流値I
L /n(ここでnは並列運転している正弦波交流電源
の台数、IL は負荷5に流れる負荷電流である)と、
この分担すべき電流値と実際に流れている電流値との差
分ΔIとを検出し、これらの値を電流制御回路15への
補正信号として与えるように回路を構成している。
異なっている正弦波交流電源、例えばインバータ装置と
交流発電機とを並列運転する際に、これらインバータ装
置と交流発電機とが分担する電流に不平衡を生じないよ
うに分担電流検出器91を設け、この分担電流検出器9
1からそれぞれの正弦波交流電源が分担すべき電流値I
L /n(ここでnは並列運転している正弦波交流電源
の台数、IL は負荷5に流れる負荷電流である)と、
この分担すべき電流値と実際に流れている電流値との差
分ΔIとを検出し、これらの値を電流制御回路15への
補正信号として与えるように回路を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
5に示す従来の並列運転回路では、インバータ装置90
は瞬時値制御であるのに対して、交流発電機190では
構成或いは制御方法が異なるために、この両者の電圧と
周波数、並びに位相を一致させて母線に接続し、並列運
転をさせようとしても、僅かな誤差のために両正弦波交
流電源の間に過電流が流れ、並列運転を不可能にしてし
まう。
5に示す従来の並列運転回路では、インバータ装置90
は瞬時値制御であるのに対して、交流発電機190では
構成或いは制御方法が異なるために、この両者の電圧と
周波数、並びに位相を一致させて母線に接続し、並列運
転をさせようとしても、僅かな誤差のために両正弦波交
流電源の間に過電流が流れ、並列運転を不可能にしてし
まう。
【0005】そこでこの発明の目的は、瞬時電圧・電流
制御により交流電力を出力する交流出力変換器と、これ
とは異なった構成或いは異なった制御方法の正弦波交流
電源とを並列運転して、共通の負荷への交流電力を安定
に供給出来るようにすることにある。
制御により交流電力を出力する交流出力変換器と、これ
とは異なった構成或いは異なった制御方法の正弦波交流
電源とを並列運転して、共通の負荷への交流電力を安定
に供給出来るようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の並列運転装置は、コンデンサを含んでい
るフィルタを出力側に備えている電力変換器の各相アー
ムが、1サイクル中に複数回のスイッチングを行って、
出力電圧又は出力電流の瞬時値を制御することで正弦波
交流を出力している交流出力変換器と、この交流出力変
換器とは異なる構成、又は異なる制御方法で正弦波交流
を出力する正弦波交流電源とを共通の母線に接続して負
荷電流を分担しつつ並列運転する交流出力変換器の並列
運転装置において、前記交流出力変換器と前記正弦波交
流電源との間に流れる無効電力を演算する無効電力演算
手段と、この無効電力演算手段の出力を補正信号として
入力している電圧調節手段と、この電圧調節手段の出力
で前記母線の電圧に同期した正弦波電圧の基準値を設定
する正弦波電圧設定手段と、この正弦波電圧基準値と母
線電圧との偏差を修正する第2電流指令値を出力する電
圧制御手段と、前記負荷電流から前記交流出力変換器と
正弦波交流電源とが分担すべき負荷電流を定めて第1電
流指令値を出力する分担電流検出手段と、これら第1電
流指令値と第2電流指令値とを加算する加算手段と、前
記交流出力変換器の出力電流をこの加算手段が出力する
電流指令値に一致させる制御信号を出力する電流制御手
段とを備えるものとするが、更に前記正弦波電圧基準値
を用いて前記フィルタを構成しているコンデンサに流れ
る電流の基準値となる第3電流指令値を出力するコンデ
ンサ電流設定手段を設け、この第3電流指令値を前記第
1電流指令値と第2電流指令値と共に前記加算手段に入
力させるものとする。或いは前記交流出力変換器が出力
する電流、電圧や前記分担電流検出手段の出力や前記無
効電力演算器の出力をd軸とq軸による同期回転座標系
の2つの成分に変換する3相/2相変換手段により変換
して制御するものとする。
めにこの発明の並列運転装置は、コンデンサを含んでい
るフィルタを出力側に備えている電力変換器の各相アー
ムが、1サイクル中に複数回のスイッチングを行って、
出力電圧又は出力電流の瞬時値を制御することで正弦波
交流を出力している交流出力変換器と、この交流出力変
換器とは異なる構成、又は異なる制御方法で正弦波交流
を出力する正弦波交流電源とを共通の母線に接続して負
荷電流を分担しつつ並列運転する交流出力変換器の並列
運転装置において、前記交流出力変換器と前記正弦波交
流電源との間に流れる無効電力を演算する無効電力演算
手段と、この無効電力演算手段の出力を補正信号として
入力している電圧調節手段と、この電圧調節手段の出力
で前記母線の電圧に同期した正弦波電圧の基準値を設定
する正弦波電圧設定手段と、この正弦波電圧基準値と母
線電圧との偏差を修正する第2電流指令値を出力する電
圧制御手段と、前記負荷電流から前記交流出力変換器と
正弦波交流電源とが分担すべき負荷電流を定めて第1電
流指令値を出力する分担電流検出手段と、これら第1電
流指令値と第2電流指令値とを加算する加算手段と、前
記交流出力変換器の出力電流をこの加算手段が出力する
電流指令値に一致させる制御信号を出力する電流制御手
段とを備えるものとするが、更に前記正弦波電圧基準値
を用いて前記フィルタを構成しているコンデンサに流れ
る電流の基準値となる第3電流指令値を出力するコンデ
ンサ電流設定手段を設け、この第3電流指令値を前記第
1電流指令値と第2電流指令値と共に前記加算手段に入
力させるものとする。或いは前記交流出力変換器が出力
する電流、電圧や前記分担電流検出手段の出力や前記無
効電力演算器の出力をd軸とq軸による同期回転座標系
の2つの成分に変換する3相/2相変換手段により変換
して制御するものとする。
【0007】
【作用】この発明は、電流マイナーループが交流出力変
換器の出力電流の瞬時値を制御して正弦波母線電圧を確
保すると共に、この電流マイナーループの指令値として
電圧メジャーループの指令値を加えることにより、構成
や制御方法の異なる他の正弦波交流電源と並列接続した
ときの動作を安定にする。負荷に流れる電流から分担す
べき電流を指令値として与え、更に各正弦波交流電源が
分担すべき電流の平均値を分担電流指令値として与える
ようにして、各正弦波交流電源相互間のオフセット電流
を抑制する。
換器の出力電流の瞬時値を制御して正弦波母線電圧を確
保すると共に、この電流マイナーループの指令値として
電圧メジャーループの指令値を加えることにより、構成
や制御方法の異なる他の正弦波交流電源と並列接続した
ときの動作を安定にする。負荷に流れる電流から分担す
べき電流を指令値として与え、更に各正弦波交流電源が
分担すべき電流の平均値を分担電流指令値として与える
ようにして、各正弦波交流電源相互間のオフセット電流
を抑制する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を表したブロック
回路図であって、インバータ装置50と正弦波交流を出
力する交流発電機150、及び図示していない他の正弦
波交流電源との3台が並列運転して、負荷5に交流電力
を供給する場合を示しているが、インバータ装置50を
構成している交流出力変換器としてのインバータ1、交
流リアクトル2、フィルタコンデンサ3、負荷開閉器4
、インバータ変流器6、負荷変流器7、電流/電圧変換
器8、電圧レベル変換器9、PWM回路14、電流制御
回路15、リミッタ16、リミッタ17、電圧制御回路
18、PLL回路23、加算器26、正弦波電圧設定器
33、分担電流検出器91及び増幅器92は、図5で既
述の従来例回路の場合と名称・用途・機能は同じである
から、これらの説明は省略する。又、インバータ装置5
0と並列運転している交流発電機150の図示は一部分
のみとしている。尚、他の正弦波交流電源の図示は省略
している。
回路図であって、インバータ装置50と正弦波交流を出
力する交流発電機150、及び図示していない他の正弦
波交流電源との3台が並列運転して、負荷5に交流電力
を供給する場合を示しているが、インバータ装置50を
構成している交流出力変換器としてのインバータ1、交
流リアクトル2、フィルタコンデンサ3、負荷開閉器4
、インバータ変流器6、負荷変流器7、電流/電圧変換
器8、電圧レベル変換器9、PWM回路14、電流制御
回路15、リミッタ16、リミッタ17、電圧制御回路
18、PLL回路23、加算器26、正弦波電圧設定器
33、分担電流検出器91及び増幅器92は、図5で既
述の従来例回路の場合と名称・用途・機能は同じである
から、これらの説明は省略する。又、インバータ装置5
0と並列運転している交流発電機150の図示は一部分
のみとしている。尚、他の正弦波交流電源の図示は省略
している。
【0009】インバータ1は、トランジスタなど高い周
波数でのスイッチングが可能な半導体素子をブリッジ接
続し、パルス幅変調制御により直流電力を正弦波形の交
流電力に変換するのが一般的である。このインバータ1
を制御するために電流マイナーループを設けており、電
流制御回路15はインバータ変流器6から電流/電圧変
換器8を介してフィードバックされたインバータ出力電
流と、リミッタ16を介して得られる電流指令値とが一
致するようにPWM回路14へ制御信号を送っている。 母線にはフィルタコンデンサ3及び他の正弦波交流電源
による逆起電圧があるので、インバータ1が出力電流を
制御するには、この逆起電圧と交流リアクトル2へ印加
すべき電圧との和の電圧を発生しなければならない。そ
れ故母線電圧を電圧レベル変換器9を介して検出し、こ
れを前述した電流制御回路15の出力に加算する。その
結果、電流制御回路15は交流リアクトル2の印加電圧
のみを制御すれば良いことになり、制御性能が向上する
。又、同期発振器回路(以下ではPLL回路と略記する
)23は母線電圧に同期した正弦波電圧を創出する基準
発振器である。
波数でのスイッチングが可能な半導体素子をブリッジ接
続し、パルス幅変調制御により直流電力を正弦波形の交
流電力に変換するのが一般的である。このインバータ1
を制御するために電流マイナーループを設けており、電
流制御回路15はインバータ変流器6から電流/電圧変
換器8を介してフィードバックされたインバータ出力電
流と、リミッタ16を介して得られる電流指令値とが一
致するようにPWM回路14へ制御信号を送っている。 母線にはフィルタコンデンサ3及び他の正弦波交流電源
による逆起電圧があるので、インバータ1が出力電流を
制御するには、この逆起電圧と交流リアクトル2へ印加
すべき電圧との和の電圧を発生しなければならない。そ
れ故母線電圧を電圧レベル変換器9を介して検出し、こ
れを前述した電流制御回路15の出力に加算する。その
結果、電流制御回路15は交流リアクトル2の印加電圧
のみを制御すれば良いことになり、制御性能が向上する
。又、同期発振器回路(以下ではPLL回路と略記する
)23は母線電圧に同期した正弦波電圧を創出する基準
発振器である。
【0010】本発明においては、インバータ装置50と
並列運転中の他の正弦波交流電源、即ち交流発電機15
0とから負荷5に流れる負荷電流IL を負荷電流検出
器35で検出し、これを負荷変流器7からの検出電流と
共に分担電流検出器91へ入力する。この分担電流検出
器91は分担すべき電流値IL /nと、この分担すべ
き電流値とインバータ1が出力している電流値との偏差
ΔIとを出力し、両者の偏差を第1電流指令値としてリ
ミッタ17を経て加算器26に与えている。
並列運転中の他の正弦波交流電源、即ち交流発電機15
0とから負荷5に流れる負荷電流IL を負荷電流検出
器35で検出し、これを負荷変流器7からの検出電流と
共に分担電流検出器91へ入力する。この分担電流検出
器91は分担すべき電流値IL /nと、この分担すべ
き電流値とインバータ1が出力している電流値との偏差
ΔIとを出力し、両者の偏差を第1電流指令値としてリ
ミッタ17を経て加算器26に与えている。
【0011】整流回路31を介して取り出したインバー
タ1の出力電圧の平均値を電圧設定器22で設定した値
に一致させるべく電圧調節器32が動作し、正弦波電圧
設定器33はこの電圧調節器32の出力信号を受けて正
弦波電圧基準値を出力する。この正弦波電圧基準値とイ
ンバータ1の出力電圧との偏差を補正する第2電流指令
値を電圧制御回路18が出力する。即ち、無負荷状態で
インバータ1がフィルタコンデンサ3に流れる電流を供
給することにより無負荷電圧が確立するのであるが、上
述の電圧制御回路18はこの時の電流制御の誤差により
生じる電圧誤差を修正する。更に、補正しきれなかった
並列運転中のインバータ装置相互間の無効電力は、本発
明に従って設置している無効電力演算器13からの出力
を電圧設定器22に対する補正信号とすることにより、
並列運転を安定にしている。
タ1の出力電圧の平均値を電圧設定器22で設定した値
に一致させるべく電圧調節器32が動作し、正弦波電圧
設定器33はこの電圧調節器32の出力信号を受けて正
弦波電圧基準値を出力する。この正弦波電圧基準値とイ
ンバータ1の出力電圧との偏差を補正する第2電流指令
値を電圧制御回路18が出力する。即ち、無負荷状態で
インバータ1がフィルタコンデンサ3に流れる電流を供
給することにより無負荷電圧が確立するのであるが、上
述の電圧制御回路18はこの時の電流制御の誤差により
生じる電圧誤差を修正する。更に、補正しきれなかった
並列運転中のインバータ装置相互間の無効電力は、本発
明に従って設置している無効電力演算器13からの出力
を電圧設定器22に対する補正信号とすることにより、
並列運転を安定にしている。
【0012】リミッタ17を介している前述の第1電流
指令値と、電圧制御回路18が出力する第2電流指令値
とを加算器26において加算すると、この加算結果が電
流指令値であるから、電流/電圧変換器8を介してイン
バータ変流器6から得られるインバータ1の出力電流を
、この電流指令値に一致させるべく電流制御回路15が
動作することになる。
指令値と、電圧制御回路18が出力する第2電流指令値
とを加算器26において加算すると、この加算結果が電
流指令値であるから、電流/電圧変換器8を介してイン
バータ変流器6から得られるインバータ1の出力電流を
、この電流指令値に一致させるべく電流制御回路15が
動作することになる。
【0013】図2は本発明の第2実施例を表したブロッ
ク回路図であって、インバータ装置60と交流発電機1
60、及び図示していない他の正弦波交流電源との3台
が並列運転して、負荷5に交流電力を供給する場合を示
しているが、インバータ装置60を構成している交流出
力変換器としてのインバータ1、交流リアクトル2、フ
ィルタコンデンサ3、負荷開閉器4、インバータ変流器
6、負荷変流器7、電流/電圧変換器8、電圧レベル変
換器9、PWM回路14、電流制御回路15、リミッタ
16、リミッタ17、電圧制御回路18、PLL回路2
3、加算器26、正弦波電圧設定器33、分担電流検出
器91及び増幅器92は、図5で既述の従来例回路の場
合と名称・用途・機能は同じであるから、これらの説明
は省略する。又、インバータ装置60と並列運転してい
る交流発電機160の図示は一部分のみとしている。 尚、他の正弦波交流電源の図示は省略している。
ク回路図であって、インバータ装置60と交流発電機1
60、及び図示していない他の正弦波交流電源との3台
が並列運転して、負荷5に交流電力を供給する場合を示
しているが、インバータ装置60を構成している交流出
力変換器としてのインバータ1、交流リアクトル2、フ
ィルタコンデンサ3、負荷開閉器4、インバータ変流器
6、負荷変流器7、電流/電圧変換器8、電圧レベル変
換器9、PWM回路14、電流制御回路15、リミッタ
16、リミッタ17、電圧制御回路18、PLL回路2
3、加算器26、正弦波電圧設定器33、分担電流検出
器91及び増幅器92は、図5で既述の従来例回路の場
合と名称・用途・機能は同じであるから、これらの説明
は省略する。又、インバータ装置60と並列運転してい
る交流発電機160の図示は一部分のみとしている。 尚、他の正弦波交流電源の図示は省略している。
【0014】この第2実施例回路では、正弦波電圧設定
器33から出力する正弦波電圧基準値をコンデンサ電流
設定器19に入力している。これはフィルタコンデンサ
3に流れるべき電流として、電圧基準よりも90度進み
位相の正弦波電流基準をフィルタコンデンサ3の静電容
量に対応して作るためであって、このコンデンサ電流設
定器19の出力を第3電流指令値として前述の第1電流
指令値及び第2電流指令値に加算するべく、前述の加算
器26に与える。それ故、電圧制御回路18は電流制御
の誤差と、フィルタコンデンサ3に流れる電流とこのコ
ンデンサ電流設定器19で定めた電流との差により生じ
る電圧誤差とを修正すれば良いことになる。
器33から出力する正弦波電圧基準値をコンデンサ電流
設定器19に入力している。これはフィルタコンデンサ
3に流れるべき電流として、電圧基準よりも90度進み
位相の正弦波電流基準をフィルタコンデンサ3の静電容
量に対応して作るためであって、このコンデンサ電流設
定器19の出力を第3電流指令値として前述の第1電流
指令値及び第2電流指令値に加算するべく、前述の加算
器26に与える。それ故、電圧制御回路18は電流制御
の誤差と、フィルタコンデンサ3に流れる電流とこのコ
ンデンサ電流設定器19で定めた電流との差により生じ
る電圧誤差とを修正すれば良いことになる。
【0015】図3は本発明の第3実施例を表したブロッ
ク回路図であって、1号インバータ装置70と、これと
は制御方法は異なる2号インバータ装置170、及び図
示していない3号インバータ装置の3台が並列運転して
負荷5に交流電力を供給する場合を示している。この図
3に示している第3実施例回路は、前述した第1実施例
回路と殆ど同じ回路構成であるが、3相信号をd軸とq
軸による同期回転座標系の2つの成分に変換する3相/
2相変換器を4組と、このd−q軸に分解している信号
を3相信号に変換する2相/3相変換器を1組備えてい
ることと、電圧調節器を省略していることが大きな相違
点である。即ち無効電力演算器13の出力側に1号3相
/2相変換器27を、電圧レベル変換器9の出力側に2
号3相/2相変換器28を、分担電流検出器91の出力
側に3号3相/2相変換器29を、更に電流/電圧変換
器8の出力側に4号3相/2相変換器30をそれぞれ設
けると共に、PWM回路14の前段に2相/3相変換器
24を設けている。又、第2電流指令信号を出力する電
圧制御回路18は、出力電圧設定器21が設定する電圧
と電圧レベル変換器9からの母線電圧との偏差を入力す
るのであるが、無効電力演算器13の出力を補正信号と
して電圧制御回路18へ与えるようにして、図1の第1
実施例回路で用いていた電圧調節器32を省略している
。
ク回路図であって、1号インバータ装置70と、これと
は制御方法は異なる2号インバータ装置170、及び図
示していない3号インバータ装置の3台が並列運転して
負荷5に交流電力を供給する場合を示している。この図
3に示している第3実施例回路は、前述した第1実施例
回路と殆ど同じ回路構成であるが、3相信号をd軸とq
軸による同期回転座標系の2つの成分に変換する3相/
2相変換器を4組と、このd−q軸に分解している信号
を3相信号に変換する2相/3相変換器を1組備えてい
ることと、電圧調節器を省略していることが大きな相違
点である。即ち無効電力演算器13の出力側に1号3相
/2相変換器27を、電圧レベル変換器9の出力側に2
号3相/2相変換器28を、分担電流検出器91の出力
側に3号3相/2相変換器29を、更に電流/電圧変換
器8の出力側に4号3相/2相変換器30をそれぞれ設
けると共に、PWM回路14の前段に2相/3相変換器
24を設けている。又、第2電流指令信号を出力する電
圧制御回路18は、出力電圧設定器21が設定する電圧
と電圧レベル変換器9からの母線電圧との偏差を入力す
るのであるが、無効電力演算器13の出力を補正信号と
して電圧制御回路18へ与えるようにして、図1の第1
実施例回路で用いていた電圧調節器32を省略している
。
【0016】図1で既述の第1実施例回路での制御は追
従値制御系であることから、定常時でも設定値に対して
オフセットが出やすいのに比べて、3相信号を3相/2
相変換器によりd軸とq軸による同期回転座標系の2つ
の成分に変換した制御系は定値制御系となるので、本質
的に誤差の少ない制御が可能になる長所がある。しかし
、パルス幅変調制御には正弦波と3角波との比較をする
方式とするのが通常であり、これには3相系が必要であ
るから2相/3相変換器で再び3相系に戻している。 この3相/2相変換と2相/3相変換については周知で
あることから、これの説明は省略する。
従値制御系であることから、定常時でも設定値に対して
オフセットが出やすいのに比べて、3相信号を3相/2
相変換器によりd軸とq軸による同期回転座標系の2つ
の成分に変換した制御系は定値制御系となるので、本質
的に誤差の少ない制御が可能になる長所がある。しかし
、パルス幅変調制御には正弦波と3角波との比較をする
方式とするのが通常であり、これには3相系が必要であ
るから2相/3相変換器で再び3相系に戻している。 この3相/2相変換と2相/3相変換については周知で
あることから、これの説明は省略する。
【0017】本発明においては、1号インバータ装置7
0と、並列運転中の他のインバータ装置、即ち2号イン
バータ装置170等から負荷5に流れている負荷電流を
負荷電流検出器35で検出して分担電流検出器91に入
力するとともに、1号インバータ装置70の出力電流、
即ち電流/電圧変換器10を介して負荷変流器7から取
り出した信号も分担電流検出器91に入力して、分担す
るべき電流IL /nと、1号インバータ装置70が出
力している電流と分担するべき電流との偏差ΔIとをこ
の分担電流検出器91から第1電流指令値として3号3
相/2相変換器29とリミッタ17とを介して加算器2
6へ出力している。さらに本発明において設けている無
効電力演算器13の出力を、1号3相/2相変換器27
を介して電圧制御回路18へ補正信号として与えて、並
列運転を安定にしている。
0と、並列運転中の他のインバータ装置、即ち2号イン
バータ装置170等から負荷5に流れている負荷電流を
負荷電流検出器35で検出して分担電流検出器91に入
力するとともに、1号インバータ装置70の出力電流、
即ち電流/電圧変換器10を介して負荷変流器7から取
り出した信号も分担電流検出器91に入力して、分担す
るべき電流IL /nと、1号インバータ装置70が出
力している電流と分担するべき電流との偏差ΔIとをこ
の分担電流検出器91から第1電流指令値として3号3
相/2相変換器29とリミッタ17とを介して加算器2
6へ出力している。さらに本発明において設けている無
効電力演算器13の出力を、1号3相/2相変換器27
を介して電圧制御回路18へ補正信号として与えて、並
列運転を安定にしている。
【0018】図4は本発明の第4実施例を表したブロッ
ク回路図であって、1号インバータ装置80と、これと
は制御方法が異なる2号インバータ装置180、及び図
示していない3号インバータ装置の3台が並列運転して
負荷5に交流電力を供給する場合を示している。この図
4に示している第4実施例回路は、3相信号をd軸とq
軸による同期回転座標系の2つの成分に変換して制御し
た後、元の3相信号に戻しているのは図3で既述の第3
実施例回路の場合と同じであるが、コンデンサ電流設定
器19を設けているところが前述の第3実施例回路と異
なるところである。このコンデンサ電流設定器19は、
フィルタコンデンサ3に流れるべき電流として電圧基準
よりも90度進み位相の正弦波電流基準を、フィルタコ
ンデンサ3の静電容量に対応して作るためであって、こ
のコンデンサ電流設定器19の出力を第3電流指令値と
して前述の第1電流指令値及び第2電流指令値にに加算
するべく、前記加算器26に与える。それ故電圧制御回
路18は電流制御の誤差と、フィルタコンデンサ3に流
れる電流とこのコンデンサ電流設定器19で定めた電流
との差に起因して生じる電圧誤差を修正すれば良いこと
になる。
ク回路図であって、1号インバータ装置80と、これと
は制御方法が異なる2号インバータ装置180、及び図
示していない3号インバータ装置の3台が並列運転して
負荷5に交流電力を供給する場合を示している。この図
4に示している第4実施例回路は、3相信号をd軸とq
軸による同期回転座標系の2つの成分に変換して制御し
た後、元の3相信号に戻しているのは図3で既述の第3
実施例回路の場合と同じであるが、コンデンサ電流設定
器19を設けているところが前述の第3実施例回路と異
なるところである。このコンデンサ電流設定器19は、
フィルタコンデンサ3に流れるべき電流として電圧基準
よりも90度進み位相の正弦波電流基準を、フィルタコ
ンデンサ3の静電容量に対応して作るためであって、こ
のコンデンサ電流設定器19の出力を第3電流指令値と
して前述の第1電流指令値及び第2電流指令値にに加算
するべく、前記加算器26に与える。それ故電圧制御回
路18は電流制御の誤差と、フィルタコンデンサ3に流
れる電流とこのコンデンサ電流設定器19で定めた電流
との差に起因して生じる電圧誤差を修正すれば良いこと
になる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、出力電圧・電流の瞬
時値を制御する電流マイナーループ付の交流出力変換器
を、構成が異なったり制御方法が異なっている他のと弦
波交流電源と並列運転する場合に、この電流マイナール
ープの指令値となる電圧メジャーループには並列運転時
の動作を安定にするために、この交流出力変換器が分担
すべき電流を加えるようにしており、且つ各交流出力変
換器が分担すべき電流を無効電力成分の平均値で分担す
るべく指令値として与える回路構成にしているので、並
列運転中の負荷分担が適切に行われ、各正弦波交流電源
相互間を無効電流が流れる不都合も阻止出来るので、安
定な並列運転を出来る効果が得られる。3相信号をd軸
とq軸による同期回転座標系の2つの成分に変換して制
御する場合には、制御上の誤差をより小さく出来るし、
並列運転の安定性をより良好なものに出来るのは勿論で
ある。
時値を制御する電流マイナーループ付の交流出力変換器
を、構成が異なったり制御方法が異なっている他のと弦
波交流電源と並列運転する場合に、この電流マイナール
ープの指令値となる電圧メジャーループには並列運転時
の動作を安定にするために、この交流出力変換器が分担
すべき電流を加えるようにしており、且つ各交流出力変
換器が分担すべき電流を無効電力成分の平均値で分担す
るべく指令値として与える回路構成にしているので、並
列運転中の負荷分担が適切に行われ、各正弦波交流電源
相互間を無効電流が流れる不都合も阻止出来るので、安
定な並列運転を出来る効果が得られる。3相信号をd軸
とq軸による同期回転座標系の2つの成分に変換して制
御する場合には、制御上の誤差をより小さく出来るし、
並列運転の安定性をより良好なものに出来るのは勿論で
ある。
【図1】本発明の第1実施例を表したブロック回路図
【
図2】本発明の第2実施例を表したブロック回路図
図2】本発明の第2実施例を表したブロック回路図
【図
3】本発明の第3実施例を表したブロック回路図
3】本発明の第3実施例を表したブロック回路図
【図4
】本発明の第4実施例を表したブロック回路図
】本発明の第4実施例を表したブロック回路図
【図5】
瞬時電圧制御により正弦波交流電圧を出力するインバー
タを構成や制御方法が異なる他の正弦波交流電源と並列
運転する制御回路の従来例を示したブロック回路図
瞬時電圧制御により正弦波交流電圧を出力するインバー
タを構成や制御方法が異なる他の正弦波交流電源と並列
運転する制御回路の従来例を示したブロック回路図
1 交流出力変換器としてのインバータ2
交流リアクトル 3 フィルタコンデンサ 6 インバータ変流器 7 負荷変流器 13 無効電力演算器 14 PWM回路 15 電流制御回路 18 電圧制御回路 19 コンデンサ電流設定器 20 3相正弦波電圧設定器 21 出力電圧設定器 22 電圧設定器 23 PLL回路 24 2相/3相変換器 26 加算器 27 1号3相/2相変換器 28 2号3相/2相変換器 29 3号3相/2相変換器 30 4号3相/2相変換器 32 電圧調節器 33 正弦波電圧設定器 35 負荷電流検出器 91 分担電流検出器 92 増幅器 150 交流発電機 160 交流発電機 170 他の正弦波交流電源としての2
号インバータ装置 180 他の正弦波交
流電源としての2号インバータ装置190 交流
発電機
交流リアクトル 3 フィルタコンデンサ 6 インバータ変流器 7 負荷変流器 13 無効電力演算器 14 PWM回路 15 電流制御回路 18 電圧制御回路 19 コンデンサ電流設定器 20 3相正弦波電圧設定器 21 出力電圧設定器 22 電圧設定器 23 PLL回路 24 2相/3相変換器 26 加算器 27 1号3相/2相変換器 28 2号3相/2相変換器 29 3号3相/2相変換器 30 4号3相/2相変換器 32 電圧調節器 33 正弦波電圧設定器 35 負荷電流検出器 91 分担電流検出器 92 増幅器 150 交流発電機 160 交流発電機 170 他の正弦波交流電源としての2
号インバータ装置 180 他の正弦波交
流電源としての2号インバータ装置190 交流
発電機
Claims (4)
- 【請求項1】コンデンサを含んでいるフィルタを出力側
に備えている電力変換器の各相アームが、1サイクル中
に複数回のスイッチングを行って、出力電圧又は出力電
流の瞬時値を制御することで正弦波交流を出力している
交流出力変換器と、この交流出力変換器とは異なる構成
、又は異なる制御方法で正弦波交流を出力する正弦波交
流電源とを共通の母線に接続して負荷電流を分担しつつ
並列運転する交流出力変換器の並列運転装置において、
前記交流出力変換器と前記正弦波交流電源との間に流れ
る無効電力を演算する無効電力演算手段と、この無効電
力演算手段の出力を補正信号として入力している電圧調
節手段と、この電圧調節手段の出力で前記母線の電圧に
同期した正弦波電圧の基準値を設定する正弦波電圧設定
手段と、この正弦波電圧基準値と母線電圧との偏差を修
正する第2電流指令値を出力する電圧制御手段と、前記
負荷電流から前記交流出力変換器と正弦波交流電源とが
分担すべき負荷電流を定めて第1電流指令値を出力する
分担電流検出手段と、これら第1電流指令値と第2電流
指令値とを加算する加算手段と、前記交流出力変換器の
出力電流をこの加算手段が出力する電流指令値に一致さ
せる制御信号を出力する電流制御手段とを備えているこ
とを特徴とする交流出力変換器の並列運転装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の並列運転装置において、
前記正弦波電圧基準値を用いて前記フィルタを構成して
いるコンデンサに流れる電流の基準値となる第3電流指
令値を出力するコンデンサ電流設定手段を設け、この第
3電流指令値を前記加算手段に与えることを特徴とする
交流出力変換器の並列運転装置。 - 【請求項3】コンデンサを含んでいるフィルタを出力側
に備えている電力変換器の各相アームが、1サイクル中
に複数回のスイッチングを行って、出力電圧又は出力電
流の瞬時値を制御することで正弦波交流を出力している
交流出力変換器と、この交流出力変換器とは異なる構成
、又は異なる制御方法で正弦波交流を出力する正弦波交
流電源とを共通の母線に接続して負荷電流を分担しつつ
並列運転する交流出力変換器の並列運転装置において、
前記交流出力変換器は他の正弦波交流電源との間に流れ
る無効電力を演算する無効電力演算手段と、この無効電
力演算手段の出力をd軸とq軸による同期回転座標系の
2つの成分に変換する第1の3相/2相変換手段と、前
記母線の電圧に同期した正弦波電圧の基準値を設定する
正弦波電圧設定手段と、母線電圧をd軸とq軸による同
期回転座標系の2つの成分に変換する第2の3相/2相
変換手段と、前記第1の3相/2相変換手段の出力を補
正信号としながら前記正弦波電圧基準値と第2の3相/
2相変換手段の出力との偏差を修正する第2の電流指令
値を出力する電圧制御手段と、前記負荷電流から前記交
流出力変換器と正弦波交流電源とが分担すべき負荷電流
を定めて第1の電流指令値を出力する分担電流検出手段
と、この分担電流検出手段の出力をd軸とq軸による同
期回転座標系の2つの成分に変換する第3の3相/2相
変換手段と、この第3の3相/2相変換手段の出力と前
記電圧制御手段の出力とを加算する加算手段と、前記交
流出力変換器の出力電流をd軸とq軸による同期回転座
標系の2つの成分に変換する第4の3相/2相変換手段
と、この第4の3相/2相変換手段の出力を前記加算手
段の出力に一致させる制御信号を出力する電流制御手段
とを別個に備えることを特徴とする交流出力変換器の並
列運転装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の並列運転装置において、
前記正弦波電圧基準値を用いて前記フィルタを構成して
いるコンデンサに流れる電流の基準値となる第3電流指
令値を出力するコンデンサ電流設定手段を設け、この第
3電流指令値を前記加算手段に与えることを特徴とする
交流出力変換器の並列運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079384A JPH04312325A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 交流出力変換器の並列運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079384A JPH04312325A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 交流出力変換器の並列運転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312325A true JPH04312325A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13688378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3079384A Pending JPH04312325A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 交流出力変換器の並列運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04312325A (ja) |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3079384A patent/JPH04312325A/ja active Pending
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