JPH04311847A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents

光磁気記録再生装置

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Publication number
JPH04311847A
JPH04311847A JP7925091A JP7925091A JPH04311847A JP H04311847 A JPH04311847 A JP H04311847A JP 7925091 A JP7925091 A JP 7925091A JP 7925091 A JP7925091 A JP 7925091A JP H04311847 A JPH04311847 A JP H04311847A
Authority
JP
Japan
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wavelength
laser beam
magneto
recording
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP7925091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Ide
次男 井出
Hiroshi Ito
浩 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04311847A publication Critical patent/JPH04311847A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームの変調のみ
により(光変調法による)情報の直接オーバライトを行
なう光磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録装置は、現在のディスクメモ
リ装置の代表的なものである固定磁気ディスクメモリ装
置に比べて容量やディスクの可換性で優れているが、「
直接オーバライトができない」、「アクセスが遅い」な
どの欠点がある。そこで従来より研究開発が続けられ、
いくつかの直接オーバライト方式が提案されている。そ
の中で例えば、Appl.Phys.Lett.52.
1537(1988). 等に示されている光変調法に
よれば、レーザビームのパルス幅及び強度を情報の記録
時と消去時で変えることによって、バイアス磁界の向き
ならびに大きさを変えることなく直接オーバライトを実
現することができる。この方式は磁壁移動型と呼ばれて
おり、記録媒体上での温度勾配によって形成される磁区
を制御している。記録磁区の消去は、記録媒体に記録時
よりも急峻な温度勾配を形成することにより磁区を収縮
させて行なうため、消去用レーザビームとして時間幅の
短い、繰り返し周波数の高いパルス発振を記録膜に照射
することが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術では、消去用レーザビームにおけるパルス発振
が立ち上がり及び立ち下がりにおける時間遅れやオーバ
ーシュートを発生し易いため、消し残りやジッタの発生
などによる信号劣化が起こるという課題を有する。また
、記録周波数が高い場合には消去用レーザビームのパル
ス間隔が短くなり、前のパルスの影響で記録媒体上の温
度勾配が急峻にならなくなり、消去不可能あるいは逆に
磁区を書き込んでしまうことになる。従って、記録容量
がオーバライトをしない場合に比べて少なくなるという
課題も有する。更に、データを高速で転送するためには
、ディスクの回転数を速くする必要があるが、この場合
には記録膜に急峻な温度勾配を形成することが困難とな
り、上述の信号劣化の問題が大きくなる。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、その目的とするところは、短波長のレーザビー
ムを消去に用いることにより、急峻な温度勾配の形成を
容易にし、直接オーバライト可能な高データ転送レート
の光磁気記録再生装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気記録再生
装置は、バイアス磁界の方向ならびに大きさを変えるこ
となく、レーザビームの変調のみにより情報の直接オー
バライトを行なう光磁気記録再生装置において、2種類
の波長のレーザビームを発する手段を有し、第1の波長
のレーザビームにより情報を記録し、該第1の波長のレ
ーザビームより短波長の第2の波長のレーザビームによ
り情報の消去を行なうことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す概略図であ
る。レーザ光源2より出射された第1の波長のレーザビ
ーム10とレーザ光源1より出射され第1の波長のレー
ザビームよりも波長の短い第2の波長のレーザビーム1
1は、ダイクロミックミラー3によって光路を同じくさ
れ対物レンズ5によって光磁気ディスク7に集光される
。光磁気ディスクから反射されたレーザビームはビーム
スプリッタ4によって信号検出光学系9に入射し、情報
再生信号及びフォーカシング・トラッキングエラー信号
として検出される。光磁気ディスクには永久磁石8によ
って一方向で一定な強度のバイアス磁界が印加され、直
接オーバーライトをする場合第2の波長のレーザビーム
にて古い情報を消去し、第1の波長のレーザビームにて
新しい情報を記録する。図2に示すように光磁気ディス
クのトラック16上には第1の波長のレーザビームによ
る記録用スポット13と、第2の波長のレーザビームに
よる消去用スポット12が形成される。古い情報(旧デ
ータの磁区14)を新しい情報(新データの磁区15)
に書き換える場合(図2において光磁気ディスクは矢印
17の方向に回転している)、図3に示すように第1の
波長のレーザビームは新しく書き込む磁区のパターンに
強度が変調され(記録パルス19)、記録パルスの強度
が低いときに時間幅の短い、繰り返し周波数の高いパル
ス発振(消去パルス18)の第2の波長のレーザビーム
がその部分の消去を行なう。
【0008】次に本実施例で用いたレーザ光源について
説明する。第1のレーザビームの光源には830nmの
半導体レーザを用い、第2のレーザビームはNd:YA
G固体レーザの第2高調波である532nmを用いた。 図4に第2のレーザビームの光源光学系を示す。20は
半導体レーザ、21、24は集光レンズ、22はミラー
、23は固体レーザ、25は非線形光学結晶体、26は
出力カップミラー用凹面ミラー、27はコリメート用レ
ンズ対、28は光変調器、29は検光子である。809
nmの半導体レーザによって励起されたNd:YAG固
体レーザの出射光をKTiPO4 非線形光学結晶体に
よって波長変換し第2高調波を得ている。消去パルスの
変調は電気光学素子からなる変調器で行なっている。
【0009】この光磁気メモリ装置を用いて光変調法に
よる直接オーバーライトを試みた。本実施例で用いた光
磁気ディスクは、連続溝付きの5.25インチ径のポリ
カーボネイトディスク基板上に、SiNの保護膜60n
m、Tb23Fe73Co4 の光磁気記録膜35nm
、SiNの保護膜60nmをスパッタ法で成膜し、更に
紫外線硬化樹脂で溝のないポリカーボネイト基板と貼合
わせたものを直流磁場中で初期化して用いた。
【0010】まず初めに回転数1800rpm、レーザ
変調周波数3.7MHz、記録レーザパワー6mW、再
生レーザパワー1mWで半径30mmの位置に信号の記
録・再生を行なった(再生レーザ波長は830nm)。 永久磁石8によるバイアス磁場は情報の記録方向に30
00e一定とした。情報再生信号の搬送波対雑音比(C
NR)を、スペクトラムアナライザを用いて分解能バン
ド幅30kHzで測定したところ56dBを得た。引き
続いて、この3.7MHzの信号が記録された光磁気デ
ィスクに同じく回転数1800rpm、バイアス磁場3
000eの条件下でパルス幅250ns、パルス高さ6
mW、繰り返し周波数2MHzの記録パルスで変調した
第1の波長のレーザビームとパルス幅50ns、パルス
高さ7mW、15MHzの消去パルスで変調した第2の
波長のレーザビームを半径30mmの位置に照射した。 情報再生信号を同様にスペクトラムアナライザで測定し
たところ3.7MHzの成分はノイズレベルで2MHz
にピークが見られCNRは57dBであった。比較例と
して830nmのレーザビームのみで直接オーバライト
を行なった。実施例と同様に3.7MHzの信号が記録
された光磁気ディスクにパルス幅250ns、パルス高
さ6mW、繰り返し周波数2MHzの記録パルスと記録
パルスの間にパルス幅20ns、パルス高さ12mW、
8MHzの消去パルスがくるように変調したレーザビー
ムを半径30mmの位置に照射した。ここで消去パルス
が実施例と異なっているがそれぞれ消去特性が最適にな
るように変調されている。再生信号を同様にスペクトラ
ムアナライザで測定したところ3.7MHzの成分が残
留しており、2MHzでのCNRは42dBであった。
【0011】以上、情報の直接オーバーライト特性が向
上し、データ転送速度の速い光磁気記録再生装置が提供
できる。さらに、短い磁区がきれいに消せることより、
記録密度を上げることができ装置の大容量化が可能とな
る。
【0012】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
磁壁移動型オーバライト方式において短波長のレーザビ
ームを消去に用いることにより、記録媒体上に急峻な温
度勾配が容易に形成され直接オーバライト特性が向上し
、高データ転送レートの光磁気記録再生装置が得られる
。本発明の光磁気記録再生装置は、コンピュータメモリ
、光ディスクファイル等の光情報記録再生装置に応用が
可能で、装置の高性能化などの多大な効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気記録再生装置の一実施例を示す
概略図である。
【図2】記録用スポットと消去用スポットを説明する図
である。
【図3】記録パルスと消去パルスを説明する図である。
【図4】第2のレーザビーム(波長532nm)の光源
光学系を示す図である。
【符号の説明】
1、2  レーザ光源 3  ダイクロミックミラー 4  ビームスプリッタ 5  対物レンズ 6  対物レンズアクチュエータ 7  光磁気ディスク 8  永久磁石 9  信号検出光学系 10  第1の波長のレーザビーム 11  第2の波長のレーザビーム 12  消去スポット 13  記録スポット 16  トラック 18  消去パルス 19  記録パルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイアス磁界の方向ならびに大きさを変え
    ることなく、レーザビームの変調のみにより情報の直接
    オーバライトを行なう光磁気記録再生装置において、2
    種類の波長のレーザビームを発する手段を有し、第1の
    波長のレーザビームにより情報を記録し、該第1の波長
    のレーザビームより短波長の第2の波長のレーザビーム
    により情報の消去を行なうことを特徴とする光磁気記録
    再生装置。
JP7925091A 1991-04-11 1991-04-11 光磁気記録再生装置 Pending JPH04311847A (ja)

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JP7925091A JPH04311847A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 光磁気記録再生装置

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JP7925091A JPH04311847A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 光磁気記録再生装置

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JP7925091A Pending JPH04311847A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 光磁気記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0601856A2 (en) * 1992-12-10 1994-06-15 Sharp Kabushiki Kaisha Magneto-optical recording method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0601856A2 (en) * 1992-12-10 1994-06-15 Sharp Kabushiki Kaisha Magneto-optical recording method
EP0601856A3 (en) * 1992-12-10 1995-01-25 Sharp Kk Magneto-optical recording method.

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