JPH0431121A - 車両用暖房装置 - Google Patents
車両用暖房装置Info
- Publication number
- JPH0431121A JPH0431121A JP13873490A JP13873490A JPH0431121A JP H0431121 A JPH0431121 A JP H0431121A JP 13873490 A JP13873490 A JP 13873490A JP 13873490 A JP13873490 A JP 13873490A JP H0431121 A JPH0431121 A JP H0431121A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- convection
- heating
- riser
- vent holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 46
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 8
- 239000012212 insulator Substances 0.000 abstract description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、電車等の車両の暖房装置に間するものであ
る。
る。
[従来の技術]
第3図は、例えば実公昭56−45802号公報に示さ
れた従来の車両用暖房装置を示す断面図であり、図にお
いて、1は車体床面、2は下部座席アングル、3は上部
座席アングル、4はこの上に載置した座席シートである
。5は前面に多数の通気孔5aが形設しである蹴込板で
、前記座席アングル2,3の前面に張架固定される。6
は略コの字形断面をした反射板で、開口部を蹴込板5と
所定距離を保って配置される。
れた従来の車両用暖房装置を示す断面図であり、図にお
いて、1は車体床面、2は下部座席アングル、3は上部
座席アングル、4はこの上に載置した座席シートである
。5は前面に多数の通気孔5aが形設しである蹴込板で
、前記座席アングル2,3の前面に張架固定される。6
は略コの字形断面をした反射板で、開口部を蹴込板5と
所定距離を保って配置される。
7a、7bは反射板6の内側空間に保持されたシーズヒ
ータ等からなる棒状発熱体を示す。
ータ等からなる棒状発熱体を示す。
以上から構成された従来の車両用暖房装置において、次
に動作を説明する1発熱体7a、7bに通電されると、
発熱体7a、7bから直接、あるいは反射板6の内面で
反射された輻射熱は、蹴込板5の通気孔5aから図中破
線で示すごとく前方へ放散される。また、図中実線で示
すように熱気の対流が起き、蹴込板5の下方や反射板6
と蹴込板5との下方隙間から座席シート4の下部側に熱
気が対流する。
に動作を説明する1発熱体7a、7bに通電されると、
発熱体7a、7bから直接、あるいは反射板6の内面で
反射された輻射熱は、蹴込板5の通気孔5aから図中破
線で示すごとく前方へ放散される。また、図中実線で示
すように熱気の対流が起き、蹴込板5の下方や反射板6
と蹴込板5との下方隙間から座席シート4の下部側に熱
気が対流する。
[発明が解決しようとする課題]
従来の車両用暖房装置は、以上のように構成されている
ので、次のような問題点があった。
ので、次のような問題点があった。
反射板6と蹴込板5間に隙間があるため、熱気の対流が
座席シート4の下部側にも発生して、座席シート4を加
熱し、座席シート4の熱劣化≠参を早めると同時に暖房
時における乗客足元側の暖房効果が低い。
座席シート4の下部側にも発生して、座席シート4を加
熱し、座席シート4の熱劣化≠参を早めると同時に暖房
時における乗客足元側の暖房効果が低い。
さらに、上記問題を解決するために蹴込板5と反射板6
との隙間をなくすると、蹴込板5の上部の温度上昇が著
しく、鎖部は乗客が最も触れやすい位置であるため、火
傷等の危険性があり、大容量のものは採用できないので
、暖房効果が低いものとなる。
との隙間をなくすると、蹴込板5の上部の温度上昇が著
しく、鎖部は乗客が最も触れやすい位置であるため、火
傷等の危険性があり、大容量のものは採用できないので
、暖房効果が低いものとなる。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、蹴込板上部の温度上昇を抑え、また、乗客の
足元側の暖房効果を高めることのできる車両用暖房装置
を得ることを目的としている。
たもので、蹴込板上部の温度上昇を抑え、また、乗客の
足元側の暖房効果を高めることのできる車両用暖房装置
を得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る車両用暖房装置、多数の通気孔を形設し
た蹴込板の裏側に、略コの字形断面形状の反射板を対向
して設けて両者により仕切られた空間を構成し、この空
間内に上下方向に並置した発熱体を設置するとともに、
反射板にはその上端部から下向きに折り曲げられた遮熱
部を設け、この遮熱部で上方に位置する発熱体の前方を
覆う構成にしたものである。
た蹴込板の裏側に、略コの字形断面形状の反射板を対向
して設けて両者により仕切られた空間を構成し、この空
間内に上下方向に並置した発熱体を設置するとともに、
反射板にはその上端部から下向きに折り曲げられた遮熱
部を設け、この遮熱部で上方に位置する発熱体の前方を
覆う構成にしたものである。
[作用]
この発明における車両用暖房装置は、暖房時、上下方向
に並置した発熱体の上方の発熱体から発生する輻射熱と
熱気対流は遮熱部によって適度に抑えられ、蹴込板上部
の温度上昇が調整されると共に、乗客足元側の暖房効果
が高められる。
に並置した発熱体の上方の発熱体から発生する輻射熱と
熱気対流は遮熱部によって適度に抑えられ、蹴込板上部
の温度上昇が調整されると共に、乗客足元側の暖房効果
が高められる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明による車両用暖房装置を示す断面図で
ある。
ある。
図において、1は車体床面、2は下部座席アングル、3
は上部座席アングル、4は上部座席アングル3上に載1
した座席シートである。5は多数の通気孔5aを形設し
である蹴込板で、前記座席アングル2と3の間に張架固
定される。6は略コの字形断面をした反射板で、開口部
を蹴込板5側に向けて配置され、両者によりほぼ仕切ら
れた空間を構成する。7a、7bはシーズヒータ等から
なる棒状発熱体で、例えば、U字形発熱体を1本あるい
は直線状の発熱体2本が支持金具11と支持碍子12と
により、反射板6に所定空間を保って固定される。
は上部座席アングル、4は上部座席アングル3上に載1
した座席シートである。5は多数の通気孔5aを形設し
である蹴込板で、前記座席アングル2と3の間に張架固
定される。6は略コの字形断面をした反射板で、開口部
を蹴込板5側に向けて配置され、両者によりほぼ仕切ら
れた空間を構成する。7a、7bはシーズヒータ等から
なる棒状発熱体で、例えば、U字形発熱体を1本あるい
は直線状の発熱体2本が支持金具11と支持碍子12と
により、反射板6に所定空間を保って固定される。
6aは反射板6の下辺に設けられた対流促進用の通気孔
である。8は反射板6の上端部から下方に折り返して設
けた遮熱部で、上方に位置する発熱体7aの前方を覆う
位置までの長さで垂下している。8aは遮熱部8に形設
した対流調整用の通気孔である。
である。8は反射板6の上端部から下方に折り返して設
けた遮熱部で、上方に位置する発熱体7aの前方を覆う
位置までの長さで垂下している。8aは遮熱部8に形設
した対流調整用の通気孔である。
以上のように構成された実施例の車両用暖房装置におい
て、発熱体7a、7bに通電すると、発熱体7a、7b
からの輻射熱は図中破線で示すように放射される。そし
て、発熱体7a、7bから直接あるいは反射板6の内面
で反射され、蹴込板5の通気孔5aを通過して乗客の足
元側に放散される。このとき、上方に位置する発熱体7
aの前面を覆う状態で設けられた遮熱部8により、上方
に位置する発熱体7aからの輻射熱は反射され蹴込板5
中央部より放散される。
て、発熱体7a、7bに通電すると、発熱体7a、7b
からの輻射熱は図中破線で示すように放射される。そし
て、発熱体7a、7bから直接あるいは反射板6の内面
で反射され、蹴込板5の通気孔5aを通過して乗客の足
元側に放散される。このとき、上方に位置する発熱体7
aの前面を覆う状態で設けられた遮熱部8により、上方
に位置する発熱体7aからの輻射熱は反射され蹴込板5
中央部より放散される。
一方、熱気対流は、蹴込板5の下方の通気孔5aと反射
板6の対流促進用通気孔6aから吸気され、反射板6内
部を上昇し、遮熱部8に形設した通気孔8aを経て蹴込
板5上方部の通気孔5aから乗客足元側に流出する。
板6の対流促進用通気孔6aから吸気され、反射板6内
部を上昇し、遮熱部8に形設した通気孔8aを経て蹴込
板5上方部の通気孔5aから乗客足元側に流出する。
従って、反射板6の対流促進用通気孔6aと遮熱部8の
対流調整用通気孔8aの開口面積を適切に設定すること
によって、蹴込板5上部の温度を低く抑えることが可能
である。
対流調整用通気孔8aの開口面積を適切に設定すること
によって、蹴込板5上部の温度を低く抑えることが可能
である。
特に、遮熱部8に設ける対流調整用通気孔8aは、対流
量を決定するためのものであり、位置面積、数等を適当
に選定することにより対流量を設定することができる。
量を決定するためのものであり、位置面積、数等を適当
に選定することにより対流量を設定することができる。
また、遮熱部8の垂下する長さ、角度も同様である。
第2図はこの発明による他の実施例の車両用暖房装置を
示す断面図である0図において、6はコの字形断面をし
た反射板で、上端部からは斜め下方に向けて折り曲げて
上方に位置する発熱体7aからの輻射熱を遮る遮熱部8
を形成し、その先端部を蹴込板5の裏面に近接させたも
のである。遮熱部8に通気孔は設けない。
示す断面図である0図において、6はコの字形断面をし
た反射板で、上端部からは斜め下方に向けて折り曲げて
上方に位置する発熱体7aからの輻射熱を遮る遮熱部8
を形成し、その先端部を蹴込板5の裏面に近接させたも
のである。遮熱部8に通気孔は設けない。
この場合には、遮熱部8により発熱体7aからの輻射熱
を遮ると共に、熱気の対流は遮熱部8の先端部から蹴込
板5の通気孔5aを通って乗客の足元側に流出する。
を遮ると共に、熱気の対流は遮熱部8の先端部から蹴込
板5の通気孔5aを通って乗客の足元側に流出する。
従って、蹴込板5上部の温度上昇が一層抑えられ、下部
からの暖房が主体となり、第1図に示す実施例と同等の
効果を奏する。
からの暖房が主体となり、第1図に示す実施例と同等の
効果を奏する。
[発明の効果]
気の対流を適度に抑えることができるので、蹴込板上部
の温度を低く抑えることができ、乗客足元側の暖房効果
を高めることができる。
の温度を低く抑えることができ、乗客足元側の暖房効果
を高めることができる。
また、比較的消費電力の大きい大容量の暖房装置も施工
可能となり、かつ、座席シート内部への熱対流も少ない
ため、熱劣化も起きにくいなどの効果がある。
可能となり、かつ、座席シート内部への熱対流も少ない
ため、熱劣化も起きにくいなどの効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す車両用暖房装置の断
面図、第2図はこの発明の他の実施例を示す断面図、第
3図は従来の車両用暖房装置を示す断面図である。 図において、5は蹴込板、5aは通気孔、6は反射板、
6aは対流促進用通気孔、7a、7bは発熱体、8は遮
熱部、8bは対流調整用通気孔である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄(外2名) 牙2!10 第3C!!1
面図、第2図はこの発明の他の実施例を示す断面図、第
3図は従来の車両用暖房装置を示す断面図である。 図において、5は蹴込板、5aは通気孔、6は反射板、
6aは対流促進用通気孔、7a、7bは発熱体、8は遮
熱部、8bは対流調整用通気孔である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄(外2名) 牙2!10 第3C!!1
Claims (2)
- (1)座席シート下部前面に多数の通気孔を有する蹴込
板を張架し、この蹴込板の裏側に略コの字形断面をした
反射板を対向して設けて両者により仕切られた空間を構
成し、この空間内に上下方向に並置した発熱体を配置す
ると共に、反射板にはその上端部から下向きに折り返し
て遮熱部を設け、この遮熱部で上方に位置する発熱体の
前方を覆うようにしたことを特徴とする車両用暖房装置
。 - (2)遮熱部に対流調整用の通気孔を形設したことを特
徴とする請求項(1)記載の車両用暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13873490A JPH0431121A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 車両用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13873490A JPH0431121A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 車両用暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431121A true JPH0431121A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15228924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13873490A Pending JPH0431121A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 車両用暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0431121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013214550B4 (de) | 2013-07-25 | 2022-09-08 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einer Heizeinrichtung |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP13873490A patent/JPH0431121A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013214550B4 (de) | 2013-07-25 | 2022-09-08 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einer Heizeinrichtung |
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