JPH04251129A - 床面暖房装置 - Google Patents
床面暖房装置Info
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- JPH04251129A JPH04251129A JP3001116A JP111691A JPH04251129A JP H04251129 A JPH04251129 A JP H04251129A JP 3001116 A JP3001116 A JP 3001116A JP 111691 A JP111691 A JP 111691A JP H04251129 A JPH04251129 A JP H04251129A
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- heat generating
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば木質フロアのよ
うな床板と発熱パネルとを組み合わせて床面を暖房する
床面暖房装置に関するものである。
うな床板と発熱パネルとを組み合わせて床面を暖房する
床面暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床面暖房装置としては、実公昭6
2−47189号公報に開示されているものがある。こ
の従来例は図16に示すように床下地材9上に配設して
床を構成する根太1、1の間に設けた断熱材3上に発熱
パネル4を装着するとともに、発熱パネル4の表面を床
板2裏面に全面接触させ、床板2を効率良く加熱するも
のである。この従来例の場合床板2を均等に加熱させる
ことから発熱パネル4表面には金属板等からなる均熱板
6が備えられており、発熱パネル4のヒータ5による発
生熱は均熱板6を通して均等に熱伝導させるようになっ
ている。
2−47189号公報に開示されているものがある。こ
の従来例は図16に示すように床下地材9上に配設して
床を構成する根太1、1の間に設けた断熱材3上に発熱
パネル4を装着するとともに、発熱パネル4の表面を床
板2裏面に全面接触させ、床板2を効率良く加熱するも
のである。この従来例の場合床板2を均等に加熱させる
ことから発熱パネル4表面には金属板等からなる均熱板
6が備えられており、発熱パネル4のヒータ5による発
生熱は均熱板6を通して均等に熱伝導させるようになっ
ている。
【0003】この種の床面暖房装置では、例えば床表面
に座蒲団が置かれると断熱効果で温めらることとなり、
そのまま放置するとその部分の温度は徐々に上昇するこ
ととなるが、床板2と発熱パネル4との間にはサーモス
タット等の温度センサが間隔をおいて複数個配設される
のを通例とし、この温度センサによる床温度の検出によ
り発熱パネル4のヒータ5の電源を入り切りして適切な
温度範囲にするものである。
に座蒲団が置かれると断熱効果で温めらることとなり、
そのまま放置するとその部分の温度は徐々に上昇するこ
ととなるが、床板2と発熱パネル4との間にはサーモス
タット等の温度センサが間隔をおいて複数個配設される
のを通例とし、この温度センサによる床温度の検出によ
り発熱パネル4のヒータ5の電源を入り切りして適切な
温度範囲にするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の床面暖房
装置にあっては、上記床板2裏面と発熱パネル4間の複
数箇所に間隔を置いて配設されている温度センサの直上
に座蒲団が位置したときは、温度センサが有効に働き、
正確に温度制御することができるが、温度センサ間に位
置して座蒲団が置かれたときには、その位置では座蒲団
による断熱効果で温度が上昇するが、発熱パネル4が床
板2裏面に全面接触しているので、その温度上昇スピー
ドが早く、且つ離れた温度センサ設置箇所では温度が低
く、そのため温度センサが座蒲団位置での床面温度を検
出しないから、その位置の床面温度は過度に上昇するこ
ととなること、また発熱パネル4は根太1、1間の床板
2裏面に全面接触しているので、根太1、1間での床面
温度は加熱が直接的に行われるが、根太1、1の直上床
面では発熱パネル4が位置しないので、加熱が均等に行
われ難く床面における暖房感は更に改善を要することな
どの問題があった。
装置にあっては、上記床板2裏面と発熱パネル4間の複
数箇所に間隔を置いて配設されている温度センサの直上
に座蒲団が位置したときは、温度センサが有効に働き、
正確に温度制御することができるが、温度センサ間に位
置して座蒲団が置かれたときには、その位置では座蒲団
による断熱効果で温度が上昇するが、発熱パネル4が床
板2裏面に全面接触しているので、その温度上昇スピー
ドが早く、且つ離れた温度センサ設置箇所では温度が低
く、そのため温度センサが座蒲団位置での床面温度を検
出しないから、その位置の床面温度は過度に上昇するこ
ととなること、また発熱パネル4は根太1、1間の床板
2裏面に全面接触しているので、根太1、1間での床面
温度は加熱が直接的に行われるが、根太1、1の直上床
面では発熱パネル4が位置しないので、加熱が均等に行
われ難く床面における暖房感は更に改善を要することな
どの問題があった。
【0005】請求項1記載の発明は、かかる問題点に鑑
みて為されたもので、その目的とするところは、温度セ
ンサ間にあって座蒲団等による局部断熱があっても過度
の床面温度に上昇せず、しかも暖房感が均一に得られる
床面暖房装置を提供するにある。また請求項2記載の発
明は、請求項1記載の発明の目的に併せて、根太上部の
床板表面温度を上昇させることができる床面暖房装置を
提供することを目的とする。
みて為されたもので、その目的とするところは、温度セ
ンサ間にあって座蒲団等による局部断熱があっても過度
の床面温度に上昇せず、しかも暖房感が均一に得られる
床面暖房装置を提供するにある。また請求項2記載の発
明は、請求項1記載の発明の目的に併せて、根太上部の
床板表面温度を上昇させることができる床面暖房装置を
提供することを目的とする。
【0006】更に請求項3記載乃至請求項5記載の発明
は根太上部の床面温度を効果的に上昇させることができ
る床面暖房装置を提供することを目的とする。
は根太上部の床面温度を効果的に上昇させることができ
る床面暖房装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、根太上に架設された床板裏
面と、根太間に設けた断熱材表面との間に発熱パネルを
収納し、発熱パネルの表面と床板裏面との間に空間を設
定したものである。また請求項2記載の発明は、根太上
に架設された床面裏面と、根太間に設けた断熱材表面と
の間に発熱パネルを収納し、発熱パネルの表面と床裏面
との間に空間を設定し、且つ根太と並行する発熱パネル
の両側側縁部に位置する床板の表面温度を、発熱パネル
の中間部に位置する床板の表面温度よりも上昇させたも
のである。
に、請求項1記載の発明は、根太上に架設された床板裏
面と、根太間に設けた断熱材表面との間に発熱パネルを
収納し、発熱パネルの表面と床板裏面との間に空間を設
定したものである。また請求項2記載の発明は、根太上
に架設された床面裏面と、根太間に設けた断熱材表面と
の間に発熱パネルを収納し、発熱パネルの表面と床裏面
との間に空間を設定し、且つ根太と並行する発熱パネル
の両側側縁部に位置する床板の表面温度を、発熱パネル
の中間部に位置する床板の表面温度よりも上昇させたも
のである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、発熱パネルの両側側縁部の裏面と根
太の側面部との間に、金属板を接続配置したものである
。請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明に
おいて、発熱パネルの表面と床面裏面との間に、スペー
サを介置したものである。請求項5記載の発明は、請求
項2記載の発明において、発熱パネルの中央部長手方向
に延長してヒータの電源送り線を配設するとともに、発
熱パネルの中央部と、根太と並行する発熱パネルの両側
側縁部との間にヒータを配設したものである。
載の発明において、発熱パネルの両側側縁部の裏面と根
太の側面部との間に、金属板を接続配置したものである
。請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明に
おいて、発熱パネルの表面と床面裏面との間に、スペー
サを介置したものである。請求項5記載の発明は、請求
項2記載の発明において、発熱パネルの中央部長手方向
に延長してヒータの電源送り線を配設するとともに、発
熱パネルの中央部と、根太と並行する発熱パネルの両側
側縁部との間にヒータを配設したものである。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項2記載の発
明において、根太と並行する発熱パネルの両側側縁部を
床板裏面に接触させ、発熱パネルの中間部と床板裏面と
の間に空間を設定したものである。請求項7記載の発明
は、請求項2記載の発明において、根太間に設けた断熱
材の両側側縁に根太と並行し床板方向に突出する突条体
を形成し、この突条体と床板裏面との間に発熱パネルの
両側側縁部を挟んだものである。
明において、根太と並行する発熱パネルの両側側縁部を
床板裏面に接触させ、発熱パネルの中間部と床板裏面と
の間に空間を設定したものである。請求項7記載の発明
は、請求項2記載の発明において、根太間に設けた断熱
材の両側側縁に根太と並行し床板方向に突出する突条体
を形成し、この突条体と床板裏面との間に発熱パネルの
両側側縁部を挟んだものである。
【0010】
【作用】而して本発明によれば、根太上に架設された床
板裏面と、根太間に設けた断熱材表面との間に発熱パネ
ルを収納し、発熱パネルの表面と床板裏面との間に空間
を設定したものであるから、発熱パネルによる加熱が行
われると、上記空間において熱対流が発生し、その熱対
流によって空間を形成する床板及び両側の根太が略均等
に加熱されることとなる。
板裏面と、根太間に設けた断熱材表面との間に発熱パネ
ルを収納し、発熱パネルの表面と床板裏面との間に空間
を設定したものであるから、発熱パネルによる加熱が行
われると、上記空間において熱対流が発生し、その熱対
流によって空間を形成する床板及び両側の根太が略均等
に加熱されることとなる。
【0011】発熱パネルの施工は、両側根太間に根太の
延長方向に複数枚配設され、その各々の発熱パネルには
、温度センサが内蔵されるものであるが、温度センサ間
の床表面上に座蒲団が置かれて、局部断熱状態となり温
度が過度に上昇するとき、その熱量は対流によって近く
の温度センサに達して検出されることになり、発熱パネ
ルのヒータ温度を低く抑えることとなる。
延長方向に複数枚配設され、その各々の発熱パネルには
、温度センサが内蔵されるものであるが、温度センサ間
の床表面上に座蒲団が置かれて、局部断熱状態となり温
度が過度に上昇するとき、その熱量は対流によって近く
の温度センサに達して検出されることになり、発熱パネ
ルのヒータ温度を低く抑えることとなる。
【0012】更に上記空間は、両側根太間に設けられる
断熱材と根太上に架設される床板と、その間に設けられ
る発熱パネルとによって限定される大きさを有し、根太
に対する断熱材の取付け位置を選べばそれだけで設定で
きる。また、上記根太と並行する発熱パネルの両側側縁
部に位置する床板表面温度を、発熱パネルの中間部の位
置する床板表面温度よりも上昇させることによって、床
表面温度を均一にすることができる。
断熱材と根太上に架設される床板と、その間に設けられ
る発熱パネルとによって限定される大きさを有し、根太
に対する断熱材の取付け位置を選べばそれだけで設定で
きる。また、上記根太と並行する発熱パネルの両側側縁
部に位置する床板表面温度を、発熱パネルの中間部の位
置する床板表面温度よりも上昇させることによって、床
表面温度を均一にすることができる。
【0013】このように本発明床面暖房装置では、上記
熱対流が発生する空間によって温度センサの温度検出を
効率的にして、局部断熱による不均一な床面加熱を改善
でき、そん上根太上部の床面温度を上昇させ、床面全体
としての温度分布を更に良くするものであり、暖房感を
一層均一にするものである。
熱対流が発生する空間によって温度センサの温度検出を
効率的にして、局部断熱による不均一な床面加熱を改善
でき、そん上根太上部の床面温度を上昇させ、床面全体
としての温度分布を更に良くするものであり、暖房感を
一層均一にするものである。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。
(実施例1)図1図乃至図3は本実施例1を示し、実施
例装置は、床下地材9上に並行配設された複数の根太1
上に、例えば木質フロア材からなる床板2を架設すると
ともに、隣接する根太1、1間の床下地材9上に断熱材
3を配設している。上記床下地材9はコンクリート下地
であっても木造建築の大引であっても良い。
例装置は、床下地材9上に並行配設された複数の根太1
上に、例えば木質フロア材からなる床板2を架設すると
ともに、隣接する根太1、1間の床下地材9上に断熱材
3を配設している。上記床下地材9はコンクリート下地
であっても木造建築の大引であっても良い。
【0015】発熱パネル4は上記断熱材3上に自重若し
くは適宜な手段で位置決めされて装着される。この発熱
パネル4は線状或いはフィルム状のヒータ5と、金属箔
或いは金属板よりなる均熱板6と、ヒータ5の裏面を覆
う裏面板7とよりなり、全体として可撓性のあるもので
ある。勿論本実施例にあっては特に可撓性を要するもの
でない。また裏面板7は断熱性を有する発泡断熱材であ
っても良い。
くは適宜な手段で位置決めされて装着される。この発熱
パネル4は線状或いはフィルム状のヒータ5と、金属箔
或いは金属板よりなる均熱板6と、ヒータ5の裏面を覆
う裏面板7とよりなり、全体として可撓性のあるもので
ある。勿論本実施例にあっては特に可撓性を要するもの
でない。また裏面板7は断熱性を有する発泡断熱材であ
っても良い。
【0016】ヒータ5は発熱パネル4の中央部と、根太
1に並行する発熱パネル4の両側側縁部との間において
配設されるものであり、その並行するヒータ5間隔の間
を発熱パネル4の中央部に対して両側側縁部側を狭くし
ている。また発熱パネル4は中央部においてリード線1
2を介して外部制御回路と接続される温度センサ11を
内装している。
1に並行する発熱パネル4の両側側縁部との間において
配設されるものであり、その並行するヒータ5間隔の間
を発熱パネル4の中央部に対して両側側縁部側を狭くし
ている。また発熱パネル4は中央部においてリード線1
2を介して外部制御回路と接続される温度センサ11を
内装している。
【0017】上記のように断熱材3上に装着された発熱
パネル4の表面と、床板2の裏面との間に設定した空間
8は発生熱を対流させるための熱対流空間であり、上記
のように根太1、1間に設けられる断熱材3と、根太1
、1上に架設される床板2と、断熱材3と床板2との間
に装着される発熱パネル4とによって大きさが限定され
、根太1、1に対する断熱材3の配設位置を選べばそれ
だけで大きさが設定できる。
パネル4の表面と、床板2の裏面との間に設定した空間
8は発生熱を対流させるための熱対流空間であり、上記
のように根太1、1間に設けられる断熱材3と、根太1
、1上に架設される床板2と、断熱材3と床板2との間
に装着される発熱パネル4とによって大きさが限定され
、根太1、1に対する断熱材3の配設位置を選べばそれ
だけで大きさが設定できる。
【0018】而して上述のように構成された本実施例装
置では発熱パネル4の発生熱により空間8に熱対流を発
生させ、その対流によって空間を形成する床板2及び両
側の根太1付近を加熱して図4に示すように床面全体を
略均一な温度として、床面における暖房感を改善できる
のである。尚図6、図7に示すように発熱パネル4の表
面と床板2の裏面との間に必要に応じてスペーサ14を
介置して、発熱パネル4の位置決めを行い、空間8の確
保を行ってもよい。 (実施例2)本実施例は、根太1 、1 と並行する発
熱パネル4 の両側側縁部4b、4bの床板2の表面温
度を、発熱パネル4の中間部4aの表面温度よりも上昇
させるために、図7、図8に示すように、根太1、1と
並行する発熱パネル4の両側側縁部4b、4bを、中間
部4aより高くして床板2の裏面に接触させ、発熱パネ
ル4の中間部4aと床板2の裏面との間に空間8を形成
したものである。
置では発熱パネル4の発生熱により空間8に熱対流を発
生させ、その対流によって空間を形成する床板2及び両
側の根太1付近を加熱して図4に示すように床面全体を
略均一な温度として、床面における暖房感を改善できる
のである。尚図6、図7に示すように発熱パネル4の表
面と床板2の裏面との間に必要に応じてスペーサ14を
介置して、発熱パネル4の位置決めを行い、空間8の確
保を行ってもよい。 (実施例2)本実施例は、根太1 、1 と並行する発
熱パネル4 の両側側縁部4b、4bの床板2の表面温
度を、発熱パネル4の中間部4aの表面温度よりも上昇
させるために、図7、図8に示すように、根太1、1と
並行する発熱パネル4の両側側縁部4b、4bを、中間
部4aより高くして床板2の裏面に接触させ、発熱パネ
ル4の中間部4aと床板2の裏面との間に空間8を形成
したものである。
【0019】尚温度センサ11の配設や、その他の構成
は実施例1に準ずる。而して本実施例によれば、発熱パ
ネル4の両側側縁部4b、4bの発生熱による根太1の
近傍の床板1への加熱が効率良く行え、根太1、1近傍
の床表面の温度は図9に示すよう高くなって、全体とし
て床表面おける温度分布を改善できるのである。
は実施例1に準ずる。而して本実施例によれば、発熱パ
ネル4の両側側縁部4b、4bの発生熱による根太1の
近傍の床板1への加熱が効率良く行え、根太1、1近傍
の床表面の温度は図9に示すよう高くなって、全体とし
て床表面おける温度分布を改善できるのである。
【0020】ところでヒータ5の電源送り線16を図1
0に示すように発熱パネル4の中央部長手方向に延長し
て配設し、中央部と発熱パネル4の両側側縁部4b、4
bとの間にヒータ5を配設すれば発熱しない箇所が増え
ず、根太1への熱伝達を損なうことは無い。また発熱パ
ネル4の両側側縁部4b、4bと、床板2の裏面との接
触効果を高めるために図11、図12に示すように根太
1、1間に配設された断熱材3の両側側縁部に、根太1
と並行し床板2方向に突出する突条体15を形成し、そ
の突条体15と床板2裏面との間に発熱パネル4の両側
側縁部4b、4bを挟めば、根太1、1の近傍における
床板2への加熱を効果的に行い、根太1上の床板2の表
面温度を更に上昇させ、全体として床表面の温度分布を
一層改善することができる。
0に示すように発熱パネル4の中央部長手方向に延長し
て配設し、中央部と発熱パネル4の両側側縁部4b、4
bとの間にヒータ5を配設すれば発熱しない箇所が増え
ず、根太1への熱伝達を損なうことは無い。また発熱パ
ネル4の両側側縁部4b、4bと、床板2の裏面との接
触効果を高めるために図11、図12に示すように根太
1、1間に配設された断熱材3の両側側縁部に、根太1
と並行し床板2方向に突出する突条体15を形成し、そ
の突条体15と床板2裏面との間に発熱パネル4の両側
側縁部4b、4bを挟めば、根太1、1の近傍における
床板2への加熱を効果的に行い、根太1上の床板2の表
面温度を更に上昇させ、全体として床表面の温度分布を
一層改善することができる。
【0021】本実施例の場合には図13に示すように発
熱パネル4として、線状或いはフィルム状のヒータ5と
、アルミニューム箔よりなる均熱板6と、ヒータ5の裏
面を覆う裏面板7より構成した可撓性のあるものを用い
れば最適である。更に発熱パネル4の両側側縁部4bを
根太1、1近傍の床板2裏面に接触させることに加えて
、図14に示すように発熱パネル4の両側側縁部4b、
4bと前記断熱材3の突条体15との間に金属板13を
根太1の側面部に接続すると、発熱パネル4の両側側縁
部4bの発生熱が根太1の側面部に熱伝導して、根太1
上の床板2の表面温度を高め、床板2全体としての温度
分布の均一化を図15に示すように一層改善することが
できる。
熱パネル4として、線状或いはフィルム状のヒータ5と
、アルミニューム箔よりなる均熱板6と、ヒータ5の裏
面を覆う裏面板7より構成した可撓性のあるものを用い
れば最適である。更に発熱パネル4の両側側縁部4bを
根太1、1近傍の床板2裏面に接触させることに加えて
、図14に示すように発熱パネル4の両側側縁部4b、
4bと前記断熱材3の突条体15との間に金属板13を
根太1の側面部に接続すると、発熱パネル4の両側側縁
部4bの発生熱が根太1の側面部に熱伝導して、根太1
上の床板2の表面温度を高め、床板2全体としての温度
分布の均一化を図15に示すように一層改善することが
できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、根太上に架設さ
れた床板裏面と、根太間に設けた断熱材表面との間に発
熱パネルを収納し、発熱パネルの表面と床板裏面との間
に空間を設定したものであるから、空間における対流に
よって床板を加熱するができ、そのため局部断熱による
局部での温度過上昇があったとしても対流によって温度
センサを作用させ床表面温度を制御することが可能であ
り、しかも対流によって略均等な床面温度にすることが
でき、また発熱パネルを床下裏面から離すこととなるか
ら施工精度も要さず、発熱パネルの施工作業が容易とな
るという効果がある。
れた床板裏面と、根太間に設けた断熱材表面との間に発
熱パネルを収納し、発熱パネルの表面と床板裏面との間
に空間を設定したものであるから、空間における対流に
よって床板を加熱するができ、そのため局部断熱による
局部での温度過上昇があったとしても対流によって温度
センサを作用させ床表面温度を制御することが可能であ
り、しかも対流によって略均等な床面温度にすることが
でき、また発熱パネルを床下裏面から離すこととなるか
ら施工精度も要さず、発熱パネルの施工作業が容易とな
るという効果がある。
【0023】また請求項2記載の発明は、根太上に架設
された床面裏面と、根太間に設けた断熱材表面との間に
、発熱パネルを収納し、発熱パネルの表面と床裏面との
間に空間を設定し、且つ根太と並行する発熱パネルの両
側側縁部に位置する床板の表面温度を、発熱パネルの中
間部に位置する床板の表面温度よりも上昇させたもので
あるから、根太上部の床表面温度を上昇させることがで
き、そのため上記空間の熱対流による伝達に併せて床板
の表面温度分布を均等化し、均一な暖房感のある床面暖
房装置を実現できるという効果がある。
された床面裏面と、根太間に設けた断熱材表面との間に
、発熱パネルを収納し、発熱パネルの表面と床裏面との
間に空間を設定し、且つ根太と並行する発熱パネルの両
側側縁部に位置する床板の表面温度を、発熱パネルの中
間部に位置する床板の表面温度よりも上昇させたもので
あるから、根太上部の床表面温度を上昇させることがで
き、そのため上記空間の熱対流による伝達に併せて床板
の表面温度分布を均等化し、均一な暖房感のある床面暖
房装置を実現できるという効果がある。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の効果に加えて発熱パネルの両側側縁部の裏面
と根太の側面部との間に、金属板を接続配置したもので
あるから、根太近傍における床板への加熱を効果的に行
え、床表面の温度分布を改善することができるという効
果がある。請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載
の発明において、発熱パネルの表面と床面裏面との間に
、スペーサを介置したものであるから、発熱パネルと床
板との間の空間を確保できるという効果がある。
載の発明の効果に加えて発熱パネルの両側側縁部の裏面
と根太の側面部との間に、金属板を接続配置したもので
あるから、根太近傍における床板への加熱を効果的に行
え、床表面の温度分布を改善することができるという効
果がある。請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載
の発明において、発熱パネルの表面と床面裏面との間に
、スペーサを介置したものであるから、発熱パネルと床
板との間の空間を確保できるという効果がある。
【0025】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、発熱パネルの中央部長手方向に延長してヒ
ータの電源送り線を配設するとともに、中央部と根太と
並行する発熱パネルの両側側縁部との間にヒータを配設
したものであるから、電源送り線が根太部への熱伝達に
支障を与えることがなく根太部付近の床板表面温度が低
下することがないという効果がある。
明において、発熱パネルの中央部長手方向に延長してヒ
ータの電源送り線を配設するとともに、中央部と根太と
並行する発熱パネルの両側側縁部との間にヒータを配設
したものであるから、電源送り線が根太部への熱伝達に
支障を与えることがなく根太部付近の床板表面温度が低
下することがないという効果がある。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項2記載の発
明において、根太と並行する発熱パネルの両側側縁部を
床板裏面に接触させ、発熱パネルの中間部と床板裏面と
の間に空間を設定したものであるから、空間における熱
対流による効果に加えて、根太上部の床面温度を高くす
ることができるという効果がある。請求項7記載の発明
は、請求項2記載の発明において、根太間に設けた断熱
材の両側側縁に根太と並行し床板方向に突出する突条体
を形成し、この突条体と床板裏面との間に発熱パネルの
両側側縁部を挟んだものであるから、更に一層効率よく
根太上部の床面温度を上昇させることができるという効
果がある。
明において、根太と並行する発熱パネルの両側側縁部を
床板裏面に接触させ、発熱パネルの中間部と床板裏面と
の間に空間を設定したものであるから、空間における熱
対流による効果に加えて、根太上部の床面温度を高くす
ることができるという効果がある。請求項7記載の発明
は、請求項2記載の発明において、根太間に設けた断熱
材の両側側縁に根太と並行し床板方向に突出する突条体
を形成し、この突条体と床板裏面との間に発熱パネルの
両側側縁部を挟んだものであるから、更に一層効率よく
根太上部の床面温度を上昇させることができるという効
果がある。
【図1】本発明の実施例1の全体を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1の配設状態の要部を破断した
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明の実施例1の発熱パネルの要部を破断し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図4】本発明の実施例1の温度分布説明図である。
【図5】本発明の実施例1の一部変更した例の全体を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】本発明の実施例1の一部変更した例の配設状態
の要部を破断した斜視図である。
の要部を破断した斜視図である。
【図7】本発明の実施例2の全体を示す断面図である。
【図8】本発明の実施例2の配設状態の要部を破断した
斜視図である。
斜視図である。
【図9】本発明の実施例2の温度分布説明図である。
【図10】本発明の実施例2の一部変更した例の全体を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図11】本発明の実施例2の一部変更した他の例の全
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図12】本発明の実施例2の一部変更した他の例の配
設状態の要部を破断した斜視図である。
設状態の要部を破断した斜視図である。
【図13】本発明の実施例2の一部変更した別の例の全
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図14】本発明の実施例2の一部変更したその他の例
の全体を示す断面図である。
の全体を示す断面図である。
【図15】本発明の実施例2の一部変更したその他の例
の温度分布説明図である。
の温度分布説明図である。
【図16】従来例の全体を示す断面図である。
1 根太
2 床板
3 断熱材
4 発熱パネル
5 ヒータ
6 均熱板
7 裏面板
8 空間
9 床下地材
Claims (7)
- 【請求項1】根太上に架設された床板裏面と、根太間に
設けた断熱材表面との間に発熱パネルを収納し、発熱パ
ネルの表面と床板裏面との間に空間を設定して成ること
を特徴とする床面暖房装置。 - 【請求項2】根太上に架設された床面裏面と、根太間に
設けられた断熱材表面との間に発熱パネルを収納し、発
熱パネルの表面と床裏面との間に空間を設定し、且つ根
太と並行する発熱パネルの両側側縁部に位置する床板の
表面温度を、発熱パネルの中間部に位置する床板の表面
温度よりも上昇させて成ることを特徴とする床面暖房装
置。 - 【請求項3】発熱パネルの両側側縁部の裏面と根太の側
面部との間に、金属板を接続配置して成ることを特徴と
する請求項1又は2記載の床面暖房装置。 - 【請求項4】発熱パネルの表面と床面裏面との間に、ス
ペーサを介置して成ることを特徴とする請求項1又は2
記載の床面暖房装置。 - 【請求項5】発熱パネルの中央部長手方向に延長してヒ
ータの電源送り線を配設するとともに、発熱パネルの中
央部と、根太と並行する発熱パネルの両側側縁部との間
にヒータを配設して成ることを特徴とする請求項2記載
の床面暖房装置。 - 【請求項6】根太と並行する発熱パネルの両側側縁部を
床板裏面に接触させ、発熱パネルの中間部と床板裏面と
の間に空間を設定して成ることを特徴とする請求項2記
載の床面暖房装置。 - 【請求項7】根太間に設けた断熱材の両側側縁に根太と
並行し床板方向に突出する突条体を形成し、この突条体
と床板裏面との間に発熱パネルの両側側縁部を挟んで成
ることを特徴とする請求項2記載の床面暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001116A JPH04251129A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 床面暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001116A JPH04251129A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 床面暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04251129A true JPH04251129A (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=11492489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001116A Pending JPH04251129A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 床面暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04251129A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100711493B1 (ko) * | 2005-05-02 | 2007-04-24 | 주식회사 엘지화학 | 각재를 이용한 바닥고정식 상판 시공구조 및 시공방법 |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP3001116A patent/JPH04251129A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100711493B1 (ko) * | 2005-05-02 | 2007-04-24 | 주식회사 엘지화학 | 각재를 이용한 바닥고정식 상판 시공구조 및 시공방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |