JPH04310301A - 高精度スラスト軸受を有する主軸台 - Google Patents

高精度スラスト軸受を有する主軸台

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Publication number
JPH04310301A
JPH04310301A JP10173091A JP10173091A JPH04310301A JP H04310301 A JPH04310301 A JP H04310301A JP 10173091 A JP10173091 A JP 10173091A JP 10173091 A JP10173091 A JP 10173091A JP H04310301 A JPH04310301 A JP H04310301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
spindle
thrust
supported
play
Prior art date
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Pending
Application number
JP10173091A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shimoda
彰 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd filed Critical Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Priority to JP10173091A priority Critical patent/JPH04310301A/ja
Publication of JPH04310301A publication Critical patent/JPH04310301A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば親ねじリード自
動測定機のように、ねじ研削物を主軸台と心押台間に支
持し、レーザ光線等を用いそのリード誤差を高精度で測
定するような機械に使用される主軸台に係り、特に、ス
ピンドルのスラスト方向の精度を高精度に保持し得る高
精度スラスト軸受を有する主軸台に関する。
【0002】
【従来の技術】高精度にねじ研削された親ねじのリード
を高精度に測定する測定機としてレーザ式親ねじ自動測
定機が採用されている。同測定機では測定対象物の親ね
じは主軸台と心押台の両センタ間に支持され、レーザ干
渉計を用いてリード誤差を測定する。その場合、親ねじ
を支持する主軸台は高精度に形成されることが必要とな
る。図2に一般に採用されている主軸台の内部構造の概
要を示す。主軸センタ20を保持するスリーブ27はス
ピンドル28に装着される。スピンドル28はその前後
は、ころがり軸受29,30を介してケース本体31に
支持される。また、スピンドル28の外周に固定される
カラ32にはスピンドル28に回転を伝えるための歯車
33が形成される。以上の主軸台において、スピンドル
28のラジアル方向およびスラスト方向はころがり軸受
29,30により支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】主軸センタ20等によ
り支持される親ねじ19のリードLの誤差を高精度に測
定するには、親ねじ19を回転支持するスピンドル27
がケース本体31に高精度に支持されることが必要にな
る。特に、親ねじ19のリード誤差の測定に対してはス
ピンドル28のスラスト方向の精度が大きく影響する。 ころがり軸受29,30は前記したようにスピンドル2
8のラジアル方向およびスラスト方向の力を支持すると
共に、その両方向にガタが生じないように形成されるこ
とが必要である。しかしながら、市販の超精密なころが
り軸受を使用しても、スラスト方向のガタを全くなすこ
とは不可能である。ころがり軸受の替わりにその他の形
式の軸受、例えばテーパローラベアリングを用いてもス
ラスト方向のガタをなくすことは出来ない。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、市販の高精度な軸受を用いてもスピンドル
をラジアル方向およびスラスト方向に殆んどガタなく支
持することが不可能である点に鑑み、スピンドルをスラ
スト方向にガタなく支持するためのスラスト専用の軸受
を設け、スピンドルのスラスト方向のガタを極力低減せ
しめ、親ねじリード自動測定等における親ねじのリード
誤差測定時の測定誤差を低減するようにした高精度スラ
スト軸受を有する主軸台を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、主軸台内にスピンドルを枢支する第1
の軸受を設けると共に、前記スピンドルをスラスト支持
する第2の軸受を前記第1の軸受と分離して配設してな
る高精度スラスト軸受を有する主軸台を構成するもので
ある。
【0006】
【作用】スピンドルは該スピンドルを枢支する第1の軸
受によりラジアル方向を支持される。一方、第1の軸受
と分離して設けた第2の軸受によりスピンドルはスラス
ト支持される。第2の軸受を高精度に形成することによ
り、スピンドルはスラスト方向に殆んどガタなく支持さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本実施例の主軸台1の主要部のみを示すも
のであり、図示されない部分は公知のスピンドル支持構
造が採用される。実施例では、スピンドル3をラジアル
支持(枢支)する第1の軸受4として一対のテーパロー
ラベアリング16,17が採用される。
【0008】スピンドル3をスラスト支持する第2の軸
受2は、スピンドル3の一部に一体的に形成されるベア
リングスラスト支持部5と、スラスト軸受用ボール6と
、該ボール6を支持するスラスト受け板7,8と、スラ
スト軸受用ボール6を保持する保持具6a等とから形成
される。スピンドル3の前端側は半径方向に突出し、フ
ランジ状のベアリングスラスト支持部5を形成する。 ベアリングスラスト支持部5の両側の当接面9,10は
スピンドル3の軸線と直交し、極めて高精度に形成され
ると共に、表面はラップ仕上げ等により鏡面仕上げされ
る。スラスト受け板7はベアリングスリーブ11にボル
ト23により固定され、スラスト軸受用ボール6を当接
する側の当接面12はベアリングスラスト支持部5の当
接面7と平行に、かつ当接面と同様に高精度に仕上げら
れる。また、スラスト受け板8はカラ部材13にボルト
24により固定され、そのスラスト軸受用ボール6に当
接する当接面14は当接面10と平行に、かつ当接面1
0と同様に高精度に仕上げられる。なお、カラ部材13
はベアリングスリーブ11にボルト25により固定され
る。スラスト軸受用ボール6はベアリングスラスト支持
部5の当接面9,10とそれ等に相対向する位置に配設
されるスラスト受け板7,8の当接面12,14との間
に介設される。本実施例では、スラスト軸受用ボール6
は少なくとも真球度1μ以下のものを48個づつ配設し
ている。スラスト軸受用ボール6の真球度を所定の高精
度のものに厳選すると共に、ベアリングスラスト支持部
5と、スラスト受け板7,8の仕上げ精度を高精度に仕
上げることにより、スラスト軸受用ボール6はスラスト
方向に殆んどガタなく支持される。なお、本実施例のも
の約0.2μの精度を有するものから形成された。
【0009】一方、ベアリングスリーブ11はケース本
体15により固定され、その内部には第1の軸受4のテ
ーパローラベアリング16,17のアウタレースが嵌着
される。また、テーパローラベアリング16,17のイ
ンサレースはスピンドル3の外周に嵌着される。スピン
ドル3に装着されたスリーブ18内には親ねじ19をセ
ンタ支持する主軸センタ20が装着される。スリーブ1
8には保護板21がナット22により固定され、保護板
21はボルト26によりスピンドル3に連結される。
【0010】以上の軸受構造により、スピンドル3の回
転に伴うスラスト方向の力は第2の軸受2により支持さ
れ、ラジアル方向は第1の軸受4により枢支される。第
2の軸受2は、前記したように約0.2μのスラスト方
向のガタしか許容しない高精度に形成されるため、第1
の軸受4にスラスト方向のガタがあってもスピンドル3
はスラスト方向に殆んど移動しない。それにより、親ね
じ19等の測定物が主軸台側の精度誤差の影響を受ける
ことなく高精度に測定される。
【0011】本実施例において、第2の軸受2を図示の
支持構造のものを採用したが、細部構造はそれに限定す
るものでない。特に、ベアリングスラスト支持部5はス
ピンドル3と一体的構造のものでなくともよく、スラス
ト軸受用ボール6の当接する当接面9,10,12,1
4等は耐摩耗性を向上するための公知の硬化処理が施さ
れることが望ましい。また、本実施例では第2の軸受を
一例のものとしたがそれに限らない。また、本実施例は
親ねじリード測定機用に適用したがそれに限定されない
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が上げ
られる。 (1)スピンドルの軸受を、スラスト支持する軸受とラ
ジアル支持する軸受とに分離し、かつスラスト軸受を高
精度に形成することにより、スピンドルはスラスト方向
に殆んどガタなく支持され、親ねじ等のリードを高精度
測定し得る主軸台として採用される。 (2)市販の超高精度級の高価な軸受を使用することな
く、比較的安価な手段によりスピンドルをスラスト方向
にガタなく支持出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の詳細構造を示す拡大一部断
面図である。
【図2】従来の主軸台の軸受構造の概要を示す軸断面図
である。
【符号の説明】
1  主軸台 2  第2の軸受 3  スピンドル 4  第1の軸受 5  ベアリングスラスト支持部 6  スラスト軸受用ボール 7  スラスト受け板 8  スラスト受け板 9  当接面 10  当接面 11  ベアリングスリーブ 12  当接面 13  カラ部材 14  当接面 15  ケース本体 16  テーパローラベアリング 17  テーパローラベアリング 18  スリーブ 19  親ねじ 20  主軸センタ 21  保護板 22  ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主軸台内にスピンドルを枢支する第1
    の軸受を設けると共に、前記スピンドルをスラスト支持
    する第2の軸受を前記第1の軸受と分離して配設するこ
    とを特徴とする高精度スラスト軸受を有する主軸台。
JP10173091A 1991-04-08 1991-04-08 高精度スラスト軸受を有する主軸台 Pending JPH04310301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10173091A JPH04310301A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 高精度スラスト軸受を有する主軸台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10173091A JPH04310301A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 高精度スラスト軸受を有する主軸台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04310301A true JPH04310301A (ja) 1992-11-02

Family

ID=14308393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10173091A Pending JPH04310301A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 高精度スラスト軸受を有する主軸台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04310301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9272339B2 (en) 2012-07-19 2016-03-01 Korea Institute Of Machinery & Materials Variable machine tool capable of multi-axis machining

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9272339B2 (en) 2012-07-19 2016-03-01 Korea Institute Of Machinery & Materials Variable machine tool capable of multi-axis machining

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