JPH04309639A - 建物の壁構造 - Google Patents

建物の壁構造

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JPH04309639A
JPH04309639A JP3099540A JP9954091A JPH04309639A JP H04309639 A JPH04309639 A JP H04309639A JP 3099540 A JP3099540 A JP 3099540A JP 9954091 A JP9954091 A JP 9954091A JP H04309639 A JPH04309639 A JP H04309639A
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JP
Japan
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panel
wall
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printing
panels
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Application number
JP3099540A
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English (en)
Inventor
Chiyoji Misawa
千代治 三澤
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル工法によって形
成される建物の壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物、特に住宅の建築においては、規格
化したモデルに基づいてその構成部材の多くを工場にて
生産し、主にこれら構成部材を組み立てるだけで施工を
終えるといった工法が従来より知られている。このよう
な工法にあっては、工期の短縮や現場労務の省力、品質
の安定を図るうえで大きな利点があり、現在では多くの
住宅の建築に採用されている。特に、このような工法の
うち壁や床、天井、屋根といった比較的大きな部材を予
め工場にてパネル化しておき、これらを現場にて組立施
工するパネル工法は、前述した利点を高めるうえで多く
の実績をあげている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は土地の高騰や深刻な人材不足に伴い、工期の短縮化や
現場労務の省力化がより一層求められようになり、前記
パネル工法においてもさらなる効率化が求められている
。例えば現場施工に際しては、壁や天井等の組立が終了
した後、電気等の配線やクロス貼り等内装仕上げを行な
うが、通常これら組立、配線、内装仕上げはそれぞれ別
の人間が行なうことから、その時間的調整がうまくいか
ない場合工期にロスを生ずることとなり、要求される効
率化に十分対応できないのが現状である。また、このよ
うな不都合を解消すべく、クロス貼りをなくすため予め
木目模様等を有したツキ板をパネルの全表面に貼ること
も考えられるが、その場合には端面へのツキ板の貼着処
理や、さらにはツキ板間の接合部分の処理に手間がかか
ると新たないった問題がある。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、パネル工法による建物の施
工をより一層効率化すべく、具体的には壁を組立てた後
のクロス貼りを必要としない建物の壁構造を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の建物の壁構造で
は、壁を形成するパネルとして、その表面に木目等の模
様を印刷した印刷パネルを用いたことを前記課題の解決
手段とした。
【0006】
【作用】本発明の建物の壁構造によれば、表面に木目等
の模様を印刷した印刷パネルを壁パネルとして用いたこ
とにより、壁組立後に内装仕上げとしてクロス貼りを行
なう必要がなくなる。
【0007】
【実施例】図1ないし図5は本発明の建物の壁構造を住
宅の間仕切り壁の構造に適用した場合の一実施例を示す
もので、これらの図において符号1は間仕切り壁であり
、この間仕切り壁1は複数の印刷パネル2…が接合され
てなるものである。印刷パネル2は、図2に示すように
縦框および横框を構成する框材(芯材)3a,3bによ
って四角枠状に組まれた枠体3の内側に、縦、横に延在
する補強用芯材4a,4bを配して枠組4とし、さらに
これら補強用芯材4a,4bと縦横の框材3a,3bと
に囲まれた内部にグラスウール等の断熱材5を充填し、
前記枠体3の表裏両面にそれぞれ合板からなる面材6,
6を貼設して得られた木製パネルより形成されたもので
ある。
【0008】すなわち印刷パネル2は、図2に示した木
製パネルの表面に木目の模様を印刷して形成されたもの
である。ここで、木製パネルへの印刷については、公知
の印刷法が適用可能であるが、具体的には以下に述べる
ような印刷法が好適に採用される。
【0009】まず、離型性を有する基本シートと木目等
の所望する模様を有する転写層とからなる転写シートを
、その転写層が木製パネル表面側になるようにして、接
着剤を介して木製パネルの表面に接着加圧する。ここで
基本シートは、ポリエステルフィルムや、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等の合成樹脂シートなどから形成され
たものである。また転写層は、透明または半透明のイン
キを用いて形成された模様層と、必要に応じて形成され
る表面保護層とから構成されたものである。また、転写
の際用いられる接着剤としては、転写が可能なように透
明または半透明のものであればよく、不飽和ポリエステ
ル樹脂やエポキシ樹脂などが好適に用いられる。
【0010】次に、前記基本シートを木製パネル表面か
ら取り除き、さらに転写層が転写された前記木製パネル
表面に不飽和ポリエステル樹脂を塗布する。ここで、不
飽和ポリエステル樹脂としては通常の硬化剤を含有した
樹脂が使用され、またその硬化方法としては常温硬化、
熱硬化、紫外線硬化、電子線硬化等の周知の方法が採用
される。
【0011】次いで、不飽和ポリエステル樹脂層の上に
、天然木から再現性よく型取りした木目エンボスの有る
合成樹脂製の型フィルムを重ね、脱泡、硬化させた後、
型フィルムを剥離して印刷パネル2を得る。ここで型フ
ィルムとしては、シリコン樹脂、ウレタンゴムなどの再
現性のよい樹脂で天然木から型取りしたものが用いられ
る。
【0012】このようにして得られた印刷パネル2は、
その表面が天然の銘木に匹敵するテリ感、深み、木肌感
を有するものとなっている。また、このような印刷パネ
ル2…からなる間仕切り壁1は、図3に示すような接合
金物7と接着剤とによって各印刷パネル2,2間が接合
されている。接合金物7は、一方の印刷パネル2の側端
面に取付けられた雄部材8と、他方の印刷パネル2の側
端面に取付けられた雌部材9とからなるもので、雄部材
8が雌部材9に嵌合することによって印刷パネル2,2
間を接合させるものである。すなわち雄部材8は、図4
に示すように印刷パネル2にねじ込まれる雄螺子部8a
と、印刷パネル2の側端面に係止するためのワッシャ部
材8bと、印刷パネル2の側端面に突出する首部8cお
よび該首部8cの先端の頭部8dとからなるボルト状の
ものである。
【0013】また、雌部材9は、図5に示すように印刷
パネル2の側端面に当接する上部片9aおよび下部片9
bと、これらの間に一体に設けられて前方に突出する突
出板9cと、同じく上部片9aと下部片9bとの間に一
体に設けられ、かつ突出板9cの後方に配置された矩形
状の後板9dとからなるもので、突出板9cの中央部に
上方から下方に向けて徐々に幅を縮めた切欠部10を形
成し、この切欠部10に前記雄部材8の頭部8dを係合
するようにしたものである。ここで、突出板9cは、そ
の略上半部が前方から後方に向けて漸次引っ込むよう形
成さてたものである。また、後板9dは、前記切欠部1
0の直後に位置せしめられ、かつ上方から下方にいくに
連れて漸次前方に向かうよう傾いて形成されたもので、
前記切欠部10内にて突出板9cとともに雄部材8の頭
部8dを挟持するためのものである。
【0014】このような接合金物7を用いて印刷パネル
2,2間を接合するには、一方の印刷パネル2の側端面
に接着剤を塗布した後、その適宜箇所に雄部材8をその
雄螺子部8aによって取付け固定し、さらに他方の印刷
パネル2の側端面にも予め雄部材8と対応する位置に形
成した矩形溝11内にスクリュー釘等によって雌部材9
を取付け固定する。次いで、雄部材8を取付けた方の印
刷パネル2を吊り上げ、その雄部材8の頭部8dが雌部
材9の切欠部10内に入り込むように吊り下げる。する
と、雄部材8の頭部8dが切欠部10内にて突出板9c
と後板9dとの間に挟持されることにより、雄部材8を
取付けた方の印刷パネル2が他方の印刷パネル2側に引
き寄せられてこれに接合する。そして、これら印刷パネ
ル2,2間に予め塗布された接着剤が硬化することによ
り、印刷パネル2,2間が十分な強度で密着接合するの
である。
【0015】また、このようにして印刷パネル2…が接
合されて得られる間仕切り壁1は、その下端部が図1に
示すように基礎(図示略)に埋設されたアンカーボルト
12に固定され、かつ下端部側面がフローリング13に
接合されたものである。ここで、間仕切り壁1の下端部
にはその長さ方向(印刷パネル2の幅方向)に沿って凹
部14が形成されており、前記フローリング13は該凹
部14内の下端部に当接し接合したものとなっている。 また、間仕切り壁1には図1に示すようにその凹部14
内に前記アンカーボルト12のナット締めを行なうため
のアンカーボルト穴15が形成されており、さらに凹部
14内には該アンカーボルト穴15を塞いだ状態で巾木
16が貼設されている。
【0016】このような構成からなる壁構造にあっては
、各印刷パネル2…を組み立てた後、従来のごとくクロ
ス貼りを行なう必要がなく、したがって工期の短縮、現
場労務の省力を図ることができる。また、間仕切り壁1
を印刷パネル2…によって形成したことにより、間仕切
り壁1の両面ともクロス貼りを行なう必要がなくなり、
前記利点がより顕著となる。さらに、印刷パネル2の印
刷模様を木目としたことによって印刷パネル2がムク材
のような見ばえとなり、これが木質の暖かな感じを与え
、木に対する愛着を満足させるものとなる。また、ムク
材と同様な見ばえと感触を、ムク材や従来のツキ板を貼
着した場合に比べて十分安価に得ることができることか
ら、十分な木質感を有する間仕切り壁1を安価に施工す
ることができる。さらにまた、印刷パネル2を木目模様
にするとともに床をフローリングにしたことにより、こ
れら壁1およびフローリング13によって囲まれる室内
に木質の暖かな感じが与えられる。
【0017】なお、前記実施例では図3ないし図5に示
した接合金物7を用いて印刷パネル2,2間を接合した
が、本発明の壁構造はこの接合金物7の使用に限定され
ることなく、印刷パネル間の接合には公知の接合手段を
適用することができる。例えば、予め側端面に接着剤を
塗布した各印刷パネル2…を図6に示すように壁状に並
べ、予め印刷パネル2…に形成した貫通孔を利用してそ
の一方の端側の印刷パネル2から他方の端側の印刷パネ
ル2まで綱線等を通し、公知の緊結手段によってこれら
印刷パネル2…を緊結してもよい。また、前記実施例で
は本発明の壁構造を間仕切り壁に適用したが、外壁や内
壁にも適用できるのはもちろんであり、さらには印刷パ
ネルの印刷模様も木目に限定されることなく任意の模様
が採用可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の建物の壁構
造は、表面に木目等の模様を印刷した印刷パネルを壁パ
ネルとして用いたことにより、壁組立後のクロス貼りを
不必要にしたものであるから、建物施工の工期を短縮す
ることができ、かつ現場労務の省力化を図ることができ
る。また、印刷模様として木目模様を採用すれば、印刷
パネルがムク材のような見ばえとなり、これが木質の暖
かな感じを与え、木に対する愛着を満足させるものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物の壁構造を間仕切り壁に適用した
場合の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】木製パネルの概略構成図である。
【図3】印刷パネル間の接合を説明するための斜視図で
ある。
【図4】接合金物の雄部材の概略構成図である。
【図5】接合金物の雌部材の概略構成図である。
【図6】印刷パネルの接合方法の一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1      間仕切り壁 2      印刷パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パネル工法によって形成される建物の
    壁構造であって、壁を形成するパネルがその表面に木目
    等の模様を印刷した印刷パネルからなることを特徴とす
    る建物の壁構造。
JP3099540A 1991-04-04 1991-04-04 建物の壁構造 Pending JPH04309639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3099540A JPH04309639A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 建物の壁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3099540A JPH04309639A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 建物の壁構造

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Publication Number Publication Date
JPH04309639A true JPH04309639A (ja) 1992-11-02

Family

ID=14250028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3099540A Pending JPH04309639A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 建物の壁構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH04309639A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000063763A (ko) * 2000-08-02 2000-11-06 이창열 패턴무늬가 형성된 이미지 파티션
KR100869757B1 (ko) * 2007-12-17 2008-11-21 주식회사 모빌퍼스 블럭형 장식부를 갖는 패널 일체형 파티션

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001226