JPH04308717A - 射出成形品の不良判別取出方法と装置 - Google Patents

射出成形品の不良判別取出方法と装置

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JPH04308717A
JPH04308717A JP10031291A JP10031291A JPH04308717A JP H04308717 A JPH04308717 A JP H04308717A JP 10031291 A JP10031291 A JP 10031291A JP 10031291 A JP10031291 A JP 10031291A JP H04308717 A JPH04308717 A JP H04308717A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
mold
molded product
molding machine
cavity
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10031291A
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English (en)
Inventor
Kenji Haga
健二 芳賀
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH04308717A publication Critical patent/JPH04308717A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形における成形
品の良否判別に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形における成形品の良否判
別として以下の様な発明が開示されている。
【0003】例えば、特開昭60−198217号公報
記載の発明においては、キャビティー内の樹脂圧力が設
定値に達した時点で、射出充填工程から保圧工程へ切換
が行われる。この時、一般的な成形品の良否判別と同様
に、前記切換が行われた時点での成形機スクリューの位
置があらかじめ設定された範囲内の場合を良品とし、範
囲外の場合を不良品とする方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来技
術には以下の様な欠点がある。
【0005】すなわち、射出充填工程から保圧工程に切
換が行われた時点での成形機スクリューの位置を検知し
、成形品の良否を判別する方法では、前記切換以後の保
圧工程や冷却工程に起因する成形品の不良を検知できな
い。
【0006】因って、本発明は前記従来技術における欠
点に鑑みて開発されたもので、射出工程から保圧工程お
よび保圧工程から冷却工程に起因する成形不良を成形工
程内で適確に検知し、不良品を除外できる射出成形品の
不良判別取出方法と装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、射出成形品の
良否を判別するにあたり、型内冷却工程が完了した後、
型開き直前のキャビティー内の樹脂圧力状態が設定範囲
外の場合、取り出した成形品を不良品と判別し、前記設
定範囲内の成形品より除外する方法である。
【0008】また、金型に埋設されたキャビティー内樹
脂圧力を検知する圧力センサーと、射出成形機に設けら
れて型開き直前の前記キャビティー内樹脂圧力の状態を
出力する出力器と、射出成形機に設けられて許容する圧
力状態の範囲を設定する設定器と、射出成形機に設けら
れて出力器より出力された値が設定器の範囲外の場合に
成形品取出機へ成形品排除信号を出力する判別器と、射
出成形機に接続された成形品取出機とを具備したもので
ある。
【0009】
【作用】本発明では、型開き直前のキャビティー内にお
ける樹脂圧力の状態を測定することにより、成形品の良
否を判別することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る射出成形品の不良判別取
出方法と装置の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0011】
【実施例1】図1および図2は射出成形品の不良判別取
出方法に用いる装置を示し、図1は射出成形用金型の断
面図、図2はシステムの構成図である。
【0012】1はプラスチックプリズムを成形する射出
成形用の金型で、この金型1は固定側取付板2,固定側
型板3,可動側型板4,可動側受板5,スペーサブロッ
ク6,スペーサブロック7,突出板上8,突出板下9お
よび可動側型板10より構成されている。
【0013】固定側取付板2,固定側型板3および可動
側型板4にはスプルやランナやゲート等から成る湯道1
1が設けられ、湯道11は固定側型板3と可動側型板4
とにより形成されたキャビティ12に通じている。
【0014】可動側型板4および可動側受板5内には突
出ピン13が摺動可能に設けられ、突出ピン13の一端
はキャビティ12に面している。突出ピン13のもう一
方の他端にはツバ14が設けられ、ツバ14は突出板上
8に穿設されたサグリ15内に収納されている。
【0015】また、突出ピン13は突出板下9に埋設さ
れたロードゼル16の受圧部17によりツバ14を押圧
されて固定されている。
【0016】成形機21には歪アンプ(出力器)22と
圧力設定器23と判別器24とが設けられ、歪アンプ2
2および圧力設定器23は判別器24に接続されている
【0017】前記金型1に内設されたロードゼル16は
ケーブルで成形機21の歪アンプ22に接続されている
。また、成形機21の判別器24は取出機25の制御器
26に接続されている。
【0018】以上の構成から成る装置を用いての射出成
形品の不良判別取出方法は、まず成形機ノズル(図示省
略)より溶融樹脂が湯道11を介してキャビティー12
に充填される。次に、保圧工程に移り、樹脂は加圧され
、ゲートシール後に冷却工程へ移り、金型1内で樹脂は
冷却固化される。
【0019】冷却工程が終了すると、型開きが行われ、
成形機突出ロッド(図示省略)で押圧された突出板下9
に連動して突出ピン13が成形品を押圧することにより
、成形品が金型1より取出される。
【0020】この時、キャビティー12内に充填されて
から型開きが行われる間、キャビティー12内の樹脂は
突出ピン13を介してロードセル16の受圧部17を押
圧している。該ロードセル16の受圧部17が荷重を受
けると、歪アンプ22にてキャビティー12内の樹脂圧
力に換算される。
【0021】図3にPMMAを用いてプリズムを成形し
た場合の圧力と時間とのグラフを示す。
【0022】樹脂圧力は射出充填工程から保圧工程に切
換る時、ピーク圧力31を示した後に減衰し、金型温度
およびキャビティー内樹脂密度により決定された残圧3
2にサチレートする。この残圧32が低い場合(約20
Kg/cm2 以下)は成形品にヒケを生じ、残圧32
が高い場合(60Kg/cm2 以上)は面のゆがみや
内部歪を生じる。
【0023】歪アンプ22で測定された残圧32は判別
器24において圧力設定器23より入力された圧力範囲
と比較される。残圧32が設定範囲外の場合、判別器2
4より取出機25の制御器26に成形品の排除信号が出
力される。取出機25は排除信号を受けると、不良の成
形品を他の良品の成形品とは別の場所へ移動させる。
【0024】本実施例によれば、残圧32により成形品
の不良判別が出来、保圧工程から冷却工程に起因する成
形不良を成形工程内において適確に検知出来る。
【0025】
【実施例2】図4は射出成形品の不良判別取出方法に用
いる装置を示すシステムの構成図である。
【0026】本実施例の成形機41は、前記実施例1に
おける圧力設定器23を廃止し、その代わりに減衰率設
定器42を設け、歪アンプ22と判別器24との間に微
分器43を設けて構成した点が異なり、他の構成は同一
構成部分から成るもので、同一構成部分には同一番号を
付し、構成の説明を省略する。
【0027】上記構成の装置を用いての射出成形品の不
良判別取出方法は、歪アンプ22にて測定された圧力を
微分器43に入力することにより、型開き時の圧力の減
衰率を測定する。
【0028】測定された減衰率は判別器42に入力され
、減衰率設定器42より設定された減衰率範囲と比較す
る。型開き時の圧力の減衰率が設定範囲より外れた場合
、取出機25の制御器26に排除信号を出力する。以下
、前記実施例1と同様の作用であり、作用の説明を省略
する。
【0029】本実施例によれば、残圧32がサチレート
する前に型開きを行う場合、型開き時のキャビティー内
圧力の減衰率により不良判別を行うため、前記実施例1
の効果をさらに助長できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る射出成
形品の不良判別取出方法と装置によれば、型開き時のキ
ャビティー内樹脂圧力をモニターすることにより、成形
終了後の成形品の状態を直接判別できるため、成形中に
種々の外乱が複合されて発生する不良を的確に検知でき
る。
【0031】また、成形品を測定することなく、成形工
程内で不良判別ができる。
【0032】さらに、保圧工程や冷却工程中に起因する
成形不良について検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の断面図である。
【図2】実施例1のシステムの構成図である。
【図3】実施例1のグラフである。
【図4】実施例2のシステムの構成図である。
【符号の説明】
1  金型 2  固定側取付板 3  固定側型板 4  可動側型板 5  可動側受板 6  スペーサブロック 7  スペーサブロック 8  突出板上 9  突出板下 10  可動側型板 11  湯道 12  キャビティー 13  突出ピン 14  ツバ 15  ザグリ 16  ロードセル 17  受圧部 21  成形機 22  歪アンプ 23  圧力設定器 24  判別器 25  取出機 26  制御器 31  ピーク圧力 32  残圧 41  成形機 42  減衰率設定器 43  微分器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  射出成形品の良否を判別するにあたり
    、型内冷却工程が完了した後、型開き直前のキャビティ
    ー内の樹脂圧力状態が設定範囲外の場合、取り出した成
    形品を不良品と判別し、前記設定範囲内の成形品より除
    外することを特徴とする射出成形品の不良判別取出方法
  2. 【請求項2】  金型に埋設されたキャビティー内樹脂
    圧力を検知する圧力センサーと、射出成形機に設けられ
    て型開き直前の前記キャビティー内樹脂圧力の状態を出
    力する出力器と、射出成形機に設けられて許容する圧力
    状態の範囲を設定する設定器と、射出成形機に設けられ
    て出力器より出力された値が設定器の範囲外の場合に成
    形品取出機へ成形品排除信号を出力する判別器と、射出
    成形機に接続された成形品取出機とを具備したことを特
    徴とする射出成形品の不良判別取出装置。
JP10031291A 1991-04-05 1991-04-05 射出成形品の不良判別取出方法と装置 Withdrawn JPH04308717A (ja)

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JP10031291A Withdrawn JPH04308717A (ja) 1991-04-05 1991-04-05 射出成形品の不良判別取出方法と装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105758793A (zh) * 2016-03-07 2016-07-13 南京航空航天大学 面向固化过程的复合材料与模具界面力监测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105758793A (zh) * 2016-03-07 2016-07-13 南京航空航天大学 面向固化过程的复合材料与模具界面力监测方法

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