JPH04307596A - 楽音合成装置 - Google Patents

楽音合成装置

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JPH04307596A
JPH04307596A JP3072895A JP7289591A JPH04307596A JP H04307596 A JPH04307596 A JP H04307596A JP 3072895 A JP3072895 A JP 3072895A JP 7289591 A JP7289591 A JP 7289591A JP H04307596 A JPH04307596 A JP H04307596A
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sound
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JP3072895A
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Inventor
Daisuke Mori
大輔 森
Masahiro Nakanishi
雅浩 中西
Katsuhiko Hayashi
克彦 林
Takahiro Sugaya
菅谷 隆宏
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器の内で、演奏
時に楽器と同様の自然な響きを与える効果(いわゆるサ
ステイン的効果)を有する楽音合成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、楽音合成装置はディジタル技術の
進歩により、飛躍的にその合成楽音の品質が向上してい
る。中でも演奏効果に優れた方式として、遅延手段を用
いた演算回路により楽音を合成する楽音合成装置が提案
されている。
【0003】従来の楽音合成装置としては、例えば特開
昭63−40199号公報,特開昭59−187398
号公報,特開昭63−40199号公報,特開昭62−
109093号公報,特開平2−304491号公報な
どに示されている。
【0004】以下に、従来の楽音合成装置について説明
する。図5はこの従来の楽音合成装置のブロック図を示
すものである。図5において、200は入力部、201
は発音制御部、202は累算器、203はサウンドシス
テム、204は出力端子、205はクロック発生器、3
01〜388は発音チャンネルである。
【0005】以上のように構成された楽音合成装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0006】まず、出力させたい楽音の音高と発音のタ
イミングを入力部200へ指示する。入力部200には
、例えば、鍵盤,管楽器形状のもの、あるいはギター形
状のもの等の入力形態が採られるものとする。入力部2
00は、音高指示の入力形態が鍵盤の場合にはその押鍵
された鍵の位置によって、管楽器形状の場合には押さえ
られたキーの組合せパターンによって、また、ギター形
状の場合には弦の押さえられた位置(フレット)によっ
て、出力する楽音の音高(いわゆる音名)を決定し、発
音制御部201へ音高データを出力する。ここでは、入
力形態が、88鍵からなる鍵盤である場合とし、低域の
鍵盤から順次に音高データ1,2,・・・,87,88
というようにして7Bitからなる音高データを出力す
る。各発音チャンネル301〜388は、それぞれ、音
高データ1,2,・・・,87,88に対応しているも
のとする。
【0007】また、入力部200は、発音指示の入力形
態が鍵盤の場合はその押鍵,離鍵に対して、管楽器形状
の場合には呼気の開始,停止に対して、また、ギター形
状の場合には弦の振動の開始,停止に対して、出力すべ
き楽音のオン,オフ情報、即ち、楽音発生の開始,停止
に関する情報として、発音オンの時には「1」、オフの
時には「0」を発音制御部201へ出力する。
【0008】各発音チャンネル301〜388は、例え
ば図6のように構成される。図6において、107は駆
動波形データを予め記憶したメモリ、108はメモリ1
07に記憶された駆動波形データの読み出しを行うカウ
ンタ、101は駆動波形発生部、102はメモリ107
から読み出された駆動波形データと波形データとを加算
する加算器、103は可変遅延部、104はフィルタ、
105は乗算器、106は出力端子、109は入力端子
である。
【0009】図6において、発音情報konが値「1」
(発音オン)になる。この時カウンタ108はリセット
され、カウント値(メモリ107内のアドレス)を値「
0」にする。その後、クロック発生器205から出力さ
れるクロックCKの発生タイミングでカウンタ108は
カウント値をカウントアップし、メモリ107からはカ
ウンタ108のカウント値に対応したアドレスに記憶さ
れた駆動波形データが出力されることとなる。ここで、
カウンタ108は値「0」からメモリ107の全アドレ
ス領域を一通りアドレスした後に、メモリ107の最終
アドレスに至った時点でカウント値をホールド即ちカウ
ント動作を停止するものとする。このようなカウンタ1
08のカウント動作は、ピアノやギターのような過渡的
な楽音の合成に適しており、バイオリンや管楽器のよう
な準定常的な楽音を合成するためには、駆動波形データ
を繰り返し出力するようにする。メモリ107にはギタ
ー弦の弾きの為に弦に与えられる加速度に相当するデー
タや、ピアノ弦にピアノハンマから与えられる駆動波形
が記憶されているものとする。
【0010】メモリ107から出力される駆動波形デー
タは、加算器102で乗算器105から出力される波形
データと加算された後に可変遅延部103に入力される
。可変遅延部103は入力される波形データを、出力す
べき楽音の音高に対応した遅延時間だけ遅延させてフィ
ルタ104へ出力する。フィルタ104に入力された波
形データは周波数スペクトルを変化されて乗算器105
へ出力され、乗数Gを乗じられた後に加算器102へ出
力されて新たに入力される駆動波形データと加算される
ことになる。即ち、加算器102と可変遅延部103と
フィルタ104と乗算器105とから構成されるループ
内を波形データが循環しながら合成楽音が形成される。 このようにして合成された波形データは、出力端子10
6から発音チャンネル出力として出力され、各発音チャ
ンネルの出力は累算器202で加算されることとなる。
【0011】上述したループ内では、音高Hに対応した
遅延時間を有する可変遅延部103によって、音高Hに
対応した基本周期を有する波形データが形成される。ク
ロックCKが40〔kHz〕の時に音高Hが500〔H
z〕ならば、対応する遅延量は80個の単位遅延に相当
することになる。出力する音高HとクロックCKとから
決定される遅延量が整数でない場合には、直線補間ある
いはフィルタ処理によって小数遅延量を実現することが
できる。また、ループ内を波形データが巡回する毎にフ
ィルタ104を通過するので、フィルタ104を低域通
過フィルタとしておくことにより、時間経過とともに、
波形データに含まれるに高い周波数成分ほど急速に減衰
することになり、ピアノやギターのように時間経過とと
もに高い周波数成分音から順次に無くなっていくような
楽音が形成される。さらに、ループ内を波形データが巡
回する毎に乗算器105を通過するので、乗数Gを1未
満の正小数としておくことにより、ループによる発信を
防ぐとともに、ピアノやギターに適した減衰系のエンベ
ロープを実現することができる。
【0012】以上のように構成される発音チャンネル3
01〜388に対して、発音制御部201は音高データ
iが「40」の時には発音チャンネル340を選択し、
発音チャンネル340に対して発音情報kon(1値)
を送るので、発音チャンネル340から出力される波形
データが累算器202により、他の発音チャンネルの出
力と加算された後に、サウンドシステム203へ出力さ
れる。サウンドシステム203に入力された波形データ
はデジタル・アナログ変換された後に、フィルタ,アン
プ,スピーカ等から構成される公知の音響装置によって
合成楽音として放音されることとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、発音チャンネル301〜388から出力さ
れる波形データに対して、ピアノ等の楽器と同様な響き
を与えるには、累算器202の出力に対して、公知の残
響装置(リバーブ)をつける方法が考えられるが、これ
では発音チャンネル同志の相互干渉に起因する響きを実
現できないという問題点を有していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、楽器と同様な自然な楽音の響きを実現できる楽音合
成装置と発音チャンネルとを提供することを目的とする
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の発音チャンネルは、駆動波形データを一方の
入力とし、波形データを他方の入力とする第1の加算手
段と、第1の加算手段から出力される波形データと外部
から入力される波形データとを加算する第2の加算手段
と、出力する楽音の音高に対応した時間遅延を前記第2
の加算手段から出力される波形データに付与する遅延手
段と、遅延手段から出力される波形データの加工を行い
、かつ、前記第1の加算手段へ出力する演算手段とを備
えている。
【0016】また、本発明の楽音合成装置は、波形デー
タの入力と出力とを有し、楽音を合成する複数の発音チ
ャンネルと、各発音チャンネルから出力される波形デー
タを累算する累算器と、サステインに対応した乗数を累
算器から出力される波形データに乗じて複数の発音チャ
ンネルへ出力する乗算器とを備えている。
【0017】さらに本発明の楽音合成装置は、波形デー
タの入力と出力とを有し、楽音を合成する複数の発音チ
ャンネルと、各発音チャンネルから出力される波形デー
タを累算する累算器と、発音チャンネルiから出力され
る波形データをサステインに対応して演算加工し、発音
チャンネルi以外の発音チャンネルへ順次に出力するサ
ステイン制御手段とを備えている。
【0018】
【作用】本発明は上記の構成により、駆動波形データを
一方の入力とし、波形データを他方の入力とする第1の
加算手段の出力波形データが、遅延手段と演算手段とを
経由して第1の加算手段に戻るループを形成することに
より、合成される波形データに対して、外部から入力さ
れる波形データが第2の加算手段によって加算される。 即ち、外部入力される波形データに起因した合成動作が
、第2の加算器と遅延手段と演算手段と第1の加算器と
を経由して第2の加算手段に戻るループによってなされ
るために、駆動波形データに起因する合成動作に対して
外部から入力される波形データに起因する合成動作が重
畳されるので、外部入力に対応して音色が変化すること
となる。
【0019】また、複数の発音チャンネルから出力され
る波形データ各々を累算器により累算した波形データに
対し、乗算器において乗数を乗じた波形データを各発音
チャンネルへ出力するようにしたので、各発音チャンネ
ルにおいて、乗数に対応した量の複数の発音チャンネル
の出力に起因する合成動作が行われることとなる。
【0020】さらに、発音チャンネルiから出力される
波形データはサステイン制御手段を介して、発音チャン
ネルi以外の発音チャンネルへ順次に出力するするよう
にしたので、各発音チャンネルでは他の複数の発音チャ
ンネルからの影響により合成動作が行われることとなる
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例における楽音
合成装置の構成を示すブロック図である。図1において
、401〜488は発音チャンネル、12はサステイン
指示部、13はサステイン指示部12から出力される乗
数を累算器202の出力に乗じた波形データを発音チャ
ンネル401〜488へ出力する乗算器である。なお、
200は入力部、201は発音制御部、202は累算器
、302はサウンドシステム、204は出力端子、20
5はクロック発生器であり、これらは従来例の構成と同
じものである。
【0023】以上のように構成された本実施例の楽音合
成装置について、以下その動作について説明する。
【0024】サステイン指示部12に対してサステイン
量を指示入力すると、サステイン量に対応した乗数を出
力する。ここで、サステイン指示部12から出力される
乗数は、通常「0」〜「0.1」までの小数が望ましく
、ここでは「0.01」刻みの11段階とする。なお、
乗数「0」はサステインオフに対応している。サステイ
ン指示部12への指示入力が乗数「0.05」に対応す
るとき、乗数「0.05」が出力される。
【0025】発音チャンネル401〜488は、図2の
ように構成される。図2において、11は加算器、10
は入力端子である。なお、101は駆動波形発生部、1
02は加算器、103は可変遅延部、104はフィルタ
、105は乗算器、106は出力端子、109は入力端
子であり、これらは従来例の構成と同じである。
【0026】入力端子10から入力された波形データは
加算器11において加算器102から出力される波形デ
ータと加算された後に可変遅延部103へ出力される。
【0027】従来例と同様にして、駆動波形発生部10
1から出力される駆動波形データは加算器102と可変
遅延部103とフィルタ104と乗算器105とから構
成されるループを巡回しながら波形データを形成する。 すなわち、加算器11において入力端子10から入力さ
れる波形データがすべて「0」のときには、発音チャン
ネル401〜488は従来例の発音チャンネル301〜
388と全く同様の動作をする。他方において、入力端
子10から入力される波形データにより形成される波形
データは、駆動波形発生部101から出力される駆動波
形データがすべて「0」のときに、加算器11と可変遅
延器103とフィルタ104と乗算器105と加算器1
02とから構成されるループを巡回しながら形成される
波形データであり、駆動波形データと入力端子10に入
力される波形データとの各々により形成される波形デー
タは互いに独立であり、両者を単純に加算することによ
り、発音チャンネル401〜488の出力は決定される
【0028】駆動波形データは、発音チャンネル401
〜488に対して本来の合成動作を促すデータであるが
、入力端子10から入力される波形データは、ギターや
ピアノ等の楽器における胴や響板などの構造に起因して
、それらを伝搬する振動に対応するものである。
【0029】発音制御部201は、従来例と同様の動作
によって、発音チャンネル401〜488へ発音チャン
ネルの選択と発音情報の送出を行うものとする。各発音
チャンネル401〜488から出力された波形データは
従来例と同様にして、累算器202とサウンドシステム
203を経て出力端子204から放音されることとなる
。他方において、累算器202の出力は乗算器13によ
り指定されたサステインに対応する乗数、ここでは、乗
数「0.05」を乗じられた後に各発音チャンネル40
1〜488へ出力されるので、各発音チャンネルの出力
の総和に比例した波形データが各発音チャンネル401
〜488へ入力され、各発音チャンネル401〜488
は上述した発音チャンネルの動作を各々の発音チャンネ
ルの音高に対応した遅延時間長を有する可変遅延部10
3を含むループにより波形データを形成することとなる
【0030】以上のように本実施例によれば、発音チャ
ンネルの個数を88個としたのでピアノの音色を合成す
るときに、サステイン効果時に88個の鍵盤全てに対応
したピアノ弦の響きを実現することができる。
【0031】図3は本発明の第2の実施例を示す楽音合
成装置のブロック図である。同図において、14はサス
テイン制御部である。図1と異なるのは各発音チャンネ
ル401〜488の出力波形データと各発音チャンネル
401〜488への入力波形データとの各々を入出力す
るサステイン制御部14を設け、乗算器13を無くして
、サステイン指示部12の出力をサステイン制御部14
の入力とした点である。
【0032】上記のように構成された楽音合成装置につ
いて、以下その動作を説明する。第1の実施例と同様の
動作により、各発音チャンネル401〜488の出力波
形データは累算器202で累算される一方、それぞれ独
立にサステイン制御部14へ入力される。
【0033】サステイン制御部14は図4のように構成
される。図4において、539〜541は伝搬ユニット
、601〜603および701〜703は遅延器、63
1,632,721,722は加算器、711,712
は乗算器、840,841は入力端子、940,941
は出力端子である。
【0034】伝搬ユニット539〜541は、図示しな
いが発音チャンネル401〜488と同じ数だけあり、
伝搬ユニット540は発音チャンネル440に対応して
いるものとする。
【0035】発音チャンネル440の出力波形データは
、対応する伝搬ユニット540の入力端子840へ入力
される。入力端子840へ入力された波形データは、加
算器631により、伝搬ユニット539の遅延器601
から出力される波形データと加算された後に、遅延器6
02へ出力される。他方において、入力端子840に入
力された波形データは加算器731により、遅延器70
2の出力と加算された後に遅延器701へ出力される。
【0036】図4において、遅延器601から順次に遅
延器602、さらに遅延器603へ信号が流れる経路は
、伝搬ユニット539から伝搬ユニット540、さらに
541へと伝搬していく流れに対応している。すなわち
、発音チャンネル539から発音チャンネル540、さ
らに541への信号の流れに対応しており、これはピア
ノについて説明すると、響板等の構造体を通じてピアノ
弦の振動が音高の高い方向の隣のピアノ弦へ伝搬してい
く様に対応している。同様に、遅延器703から遅延器
702、さらに701へ信号が流れる経路は、ピアノ弦
の振動が音高の低い方向のとなりの弦へ伝搬していく様
に対応している。発音チャンネル440について説明す
ると、音高の高い発音チャンネル441の出力波形デー
タを加算器732で加算した波形データが遅延器702
を介して加算器721へ入力される。他方において、発
音チャンネル439の出力波形データに影響を受けた波
形データが遅延器601を介して加算器721へ入力さ
れる。即ち、加算器721では、音高の高い方向からの
振動(波形データ)の影響と音高の低い方向からの振動
(波形データ)の影響とが加算されることになる。乗算
器711は加算器721の出力波形データに対してサス
テイン指示部12から第1の実施例と同様にして得られ
る乗数が乗じられて、サステインの効果の強さが調整さ
れた後に、出力端子940を介して発音チャンネル44
0へ出力され、発音チャンネル440では第1の実施例
と同様にして入力される波形データにより波形データが
形成されることとなる。
【0037】遅延器601〜603および701〜70
3は各々N段の単位遅延器から構成されており、Nを変
化させることによって振動の伝搬速度を調整することが
できる。
【0038】他の発音チャンネルについても上述した発
音チャンネル440と同様の動作により波形データが形
成されることとなる。
【0039】以上のように本実施例によれば、各発音チ
ャンネルの出力波形データの振動としての影響が隣接す
る発音チャンネルへ順次に、N段の単位遅延毎に伝搬す
るようにしたので、Nを変化させることにより振動が伝
搬していく楽器の物理的大きさを変化させた響きを実現
することができる。
【0040】なお、第1及び2の実施例においては発音
チャンネルの個数を88としたが、6本弦のギターある
いは4本弦のバイオリンの音色を合成するには6個ある
いは4個の発音チャンネルとするなど、出力する楽音の
楽器の種類に合わせて変更するものとする。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、第2の加算手段
を設けて、駆動波形データに起因して形成される波形デ
ータと外部から入力される波形データとを加算した波形
データにより出力波形データを形成するようにしたので
、当該の発音チャンネル以外の波形データにより合成波
形の音色が変化する発音チャンネルを実現できる。
【0042】また、本発明によれば、各発音チャンネル
の出力波形データを累算器によって累算した結果に対し
て、乗算器を設けることによりサステインに対応した乗
数を乗じてサステインのレベルを簡単に調整することが
でき、かつ、複数の発音チャンネルに対してサステイン
の影響を同時に付与して楽器と同様な響きを実現するこ
とができる。
【0043】さらに、本発明によれば、サステイン制御
手段を設けることにより、かつ、発音チャンネルの波形
データ出力の影響を他の発音チャンネルに順次に付与し
、楽器と同様に響きが広がっていく様を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における楽音合成装置の
構成を示すブロック図
【図2】図1,図3における発音チャンネルの内部構成
を示すブロック図
【図3】本発明の第2の実施例における楽音合成装置の
構成を示すブロック図
【図4】図3におけるサステイン制御部の内部構成を示
すブロック図
【図5】従来の楽音合成装置の構成を示すブロック図

図6】図5における発音チャンネルの内部構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
11  加算器 12  サステイン指示部 13  乗算器 14  サステイン制御部 103  可変遅延部 104  フィルタ 105  乗算器 200  入力部 201  発音制御部 202  累算器 203  サウンドシステム 205  クロック発生器 401〜488  発音チャンネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形データの入力と出力とを有し、楽音を
    合成する複数の発音チャンネルと、前記各発音チャンネ
    ルから出力される波形データを累算する累算器と、サス
    テインに対応した乗数を前記累算器から出力される波形
    データに乗じて前記複数の発音チャンネルへ出力する乗
    算器と、を備えた楽音合成装置。
  2. 【請求項2】波形データの入力と出力とを有し、楽音を
    合成する複数の発音チャンネルと、前記各発音チャンネ
    ルから出力される波形データを累算する累算器と、発音
    チャンネルiから出力される波形データをサステインに
    対応して演算加工し、発音チャンネルi以外の発音チャ
    ンネルへ順次に出力するサステイン制御手段と、を備え
    た楽音合成装置。
  3. 【請求項3】発音チャンネルは出力する楽音の音高に対
    応した時間遅延を有する遅延手段を備えてなる請求項1
    または2記載の楽音合成装置。
  4. 【請求項4】発音開始指示により駆動波形データを出力
    する駆動波形発生手段と、前記駆動波形データを一方の
    入力とし、波形データを他方の入力とする第1の加算手
    段と、前記第1の加算手段から出力される波形データと
    外部から入力される波形データとを加算する第2の加算
    手段と、出力する楽音の音高に対応した時間遅延を前記
    第2の加算手段から出力される波形データに付与する遅
    延手段と、前記遅延手段から出力される波形データの加
    工を行い、かつ、前記第1の加算手段へ出力する演算手
    段とを備え、前記第1の加算手段から出力される波形デ
    ータを出力波形とする発音チャンネル。
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