JPH0430748A - エアゾール式香味油 - Google Patents
エアゾール式香味油Info
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Landscapes
- Edible Oils And Fats (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、香味油をエアゾール式に噴射できるエアゾー
ル式香味油に関するものであり、さらに詳しくは、日常
食生活で使用されている香味油を、清潔、簡便かつ経済
的に使用でき、さらに長期間にわたり酸化による風味劣
化のないエアゾール式香味油に関するものである。
ル式香味油に関するものであり、さらに詳しくは、日常
食生活で使用されている香味油を、清潔、簡便かつ経済
的に使用でき、さらに長期間にわたり酸化による風味劣
化のないエアゾール式香味油に関するものである。
[従来の技術]
現在、食生活の中で多くの種類の香味油が広く利用され
ている。
ている。
よく知られているものとしては、ラー油がその代表的な
ものであるが、この他にも、ナタ不油、コーン油、パー
ム油、ラード、牛脂といった動植物性食用油脂に新たに
風味付けを旅した多種の香味油が広く利用されている。
ものであるが、この他にも、ナタ不油、コーン油、パー
ム油、ラード、牛脂といった動植物性食用油脂に新たに
風味付けを旅した多種の香味油が広く利用されている。
一般に、香味油は、例えば、食用油脂中に肉、野菜、調
味料、香辛料などを加え油溶性成分を加熱抽出し、残渣
をろ過分離するといった方法で得ることができる。
味料、香辛料などを加え油溶性成分を加熱抽出し、残渣
をろ過分離するといった方法で得ることができる。
すなわち、この香味油は、各食品に由来する風味を食用
油脂中に移行させたものと見ることができる。
油脂中に移行させたものと見ることができる。
香味油は、食卓の食品に直接ふりかけたり、からませた
りする以外に、調理において、炒め釣用、焼き釣用の添
加油脂として用いるなど、好ましい風味を食品に付与す
る目的で使用されているものである。
りする以外に、調理において、炒め釣用、焼き釣用の添
加油脂として用いるなど、好ましい風味を食品に付与す
る目的で使用されているものである。
しかしながら、従来の香味油はその容器形態がビン、チ
ューブ、袋詰めであったことから、使用する際にスプー
ンなどの器具ですくってかけるといった手間がかかり、
使用している最中に容器や手が汚れるなどの不便があっ
た。
ューブ、袋詰めであったことから、使用する際にスプー
ンなどの器具ですくってかけるといった手間がかかり、
使用している最中に容器や手が汚れるなどの不便があっ
た。
また、従来の容器では、所要量だけ正確に取り出すこと
が難しい上、食品に対して均一にかけることが難しく、
必要量以上使用したり味が不均一になったりする欠点が
ある。
が難しい上、食品に対して均一にかけることが難しく、
必要量以上使用したり味が不均一になったりする欠点が
ある。
かかる不便は一般家庭における調理のみならず、特にレ
ストランにおける調理において特に重要な問題になって
いる。
ストランにおける調理において特に重要な問題になって
いる。
さらには、香味油が光照射や酸素にふれることにより劣
化がおこることから、特に開封後はなるべく早く使用す
ることが望まし7く、また使用期限を伸ばすためには冷
蔵庫で保管し、使用時にその都度取り出さなければなら
ないといった欠点があった。
化がおこることから、特に開封後はなるべく早く使用す
ることが望まし7く、また使用期限を伸ばすためには冷
蔵庫で保管し、使用時にその都度取り出さなければなら
ないといった欠点があった。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、上記問題点を解決するために、清潔、簡便か
つ経済的に使用することかでき、さらに油脂の酸化劣化
の少ないエアゾール式香味油を提供することを目的とす
るものである。
つ経済的に使用することかでき、さらに油脂の酸化劣化
の少ないエアゾール式香味油を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、香味油及び噴射剤がエアゾール容器に充填さ
れることを特徴とするエアゾール式香味油であり、ここ
に用いられる香味油には、0℃において清澄であるもの
を使用しなければならない。
れることを特徴とするエアゾール式香味油であり、ここ
に用いられる香味油には、0℃において清澄であるもの
を使用しなければならない。
該香味油の清澄性を達成するためには、香味油に主成分
として使用する動植物性食用油が低温で清澄なものを使
用する必要がある。
として使用する動植物性食用油が低温で清澄なものを使
用する必要がある。
香味油がO′Cにおいて、清澄でない場合は、香味油又
は香味油に用いる動植物性油脂に対してウィンタリング
処理を行い、低温における析出物を分離すれば、0℃に
おいて清澄な状態の香味油を得ることができる。ここに
清澄な状態と、ま香味油の中に濁りが全く観察されない
状態を示す。
は香味油に用いる動植物性油脂に対してウィンタリング
処理を行い、低温における析出物を分離すれば、0℃に
おいて清澄な状態の香味油を得ることができる。ここに
清澄な状態と、ま香味油の中に濁りが全く観察されない
状態を示す。
このように、本発明において好適に用いられる0℃にお
いて清澄な香味油は、冬期においても油中に結晶などの
微細な固形物が析出することかないので、エアゾール容
器のノズル部が詰まって香味油の噴射を阻害することを
防止できる。
いて清澄な香味油は、冬期においても油中に結晶などの
微細な固形物が析出することかないので、エアゾール容
器のノズル部が詰まって香味油の噴射を阻害することを
防止できる。
用いる原料の動植物性食用油脂は、特に制限はなく、例
えば、コーン油、ナタ不油、大豆油、パーム油、ラード
、牛脂などを使用することができる。ただし、0℃にお
いて清澄でない油脂を使用する場合には、ウィンタリン
グ処理を行った油脂を用いて香味油を調製するが、若し
くは香味油を調製した後、ウィンクリング処理を行なう
工程か必要となる。しかし、香味油調製後のウィンタリ
ング処理を採用した場合、風味成分か分Δ、化された結
晶部へ取りこまれてしまう点、また歩留りか悪くなる点
で不利が生じることが多いのでウィンクリング処理をし
た油脂を使用するのが望ましい。
えば、コーン油、ナタ不油、大豆油、パーム油、ラード
、牛脂などを使用することができる。ただし、0℃にお
いて清澄でない油脂を使用する場合には、ウィンタリン
グ処理を行った油脂を用いて香味油を調製するが、若し
くは香味油を調製した後、ウィンクリング処理を行なう
工程か必要となる。しかし、香味油調製後のウィンタリ
ング処理を採用した場合、風味成分か分Δ、化された結
晶部へ取りこまれてしまう点、また歩留りか悪くなる点
で不利が生じることが多いのでウィンクリング処理をし
た油脂を使用するのが望ましい。
なお、本発明に用いるウィンタリング処理とは、油脂を
冷却して高融点のグリセライド、若しくはロウを結晶析
出させ、これをろ過して液状油を分離する工程であり、
得られた液状油はいわゆるサラダ油と呼ばれるものであ
る。
冷却して高融点のグリセライド、若しくはロウを結晶析
出させ、これをろ過して液状油を分離する工程であり、
得られた液状油はいわゆるサラダ油と呼ばれるものであ
る。
本発明に用いる香味油は所望により、例えば、動植物性
食用油に、肉、野菜、調味料、香辛料などを加えて、油
溶性成分を加熱抽出し残渣をろ過する方法で得ることか
できる。なお、スプレー噴射の再現性を損なわない範囲
で調味料、香辛料、香料などをさらに添加することがで
きる。
食用油に、肉、野菜、調味料、香辛料などを加えて、油
溶性成分を加熱抽出し残渣をろ過する方法で得ることか
できる。なお、スプレー噴射の再現性を損なわない範囲
で調味料、香辛料、香料などをさらに添加することがで
きる。
また、本発明を実施するために用いられるガスとしては
、笑気ガス(N20) 、フロンガス、LPG、炭酸カ
ス、窒素ガス、その他の不活性ガスなとか挙げられるが
、健康性、安全性なとを考慮して食料品として許可され
ている炭酸ガス又は窒素ガスが好適であり、これらのガ
スを単独若しくは併用して使用することか望ましい。炭
酸ガス及び窒素ガスを使用することにより、香味油か酸
化されて味が変質することを防ぐ作用がある。
、笑気ガス(N20) 、フロンガス、LPG、炭酸カ
ス、窒素ガス、その他の不活性ガスなとか挙げられるが
、健康性、安全性なとを考慮して食料品として許可され
ている炭酸ガス又は窒素ガスが好適であり、これらのガ
スを単独若しくは併用して使用することか望ましい。炭
酸ガス及び窒素ガスを使用することにより、香味油か酸
化されて味が変質することを防ぐ作用がある。
また、ガスは、容器内圧力が平衡状態25℃で3−10
kg/ cm2、好ましくは4−8 kg/ cm2
となるよう充填されることか望ましい。
kg/ cm2、好ましくは4−8 kg/ cm2
となるよう充填されることか望ましい。
3に9/cm2以下だと圧力が低すぎるためスムースに
内容物を押し出すことができず、一方10に9/cm2
以上であると容器の耐圧安全上問題となり、高圧ガス取
締法に反することになる。
内容物を押し出すことができず、一方10に9/cm2
以上であると容器の耐圧安全上問題となり、高圧ガス取
締法に反することになる。
また、香味油は、使用中のガス圧力の低下を抑えるため
に、40〜80容量%充填されることが望ましい。
に、40〜80容量%充填されることが望ましい。
エアゾール容器としてはアルミ缶、ブリキ缶などの金属
缶やガラスビンなと、公知の各種構造の容器の何を使用
してもかまわない。
缶やガラスビンなと、公知の各種構造の容器の何を使用
してもかまわない。
なお、充填は、例えば、香味油を無菌状態でエアゾール
缶に充填し、缶のバルブを巻き締めによって取り付けた
後、充填剤ガスを注入するといっt;通常の方法で行う
ことができるが、さらに衛生性を確保するため、70〜
go’c温浴中に浸す、あるいは蒸気シャワーをかける
などの方法で加熱殺菌を行うこともできる。
缶に充填し、缶のバルブを巻き締めによって取り付けた
後、充填剤ガスを注入するといっt;通常の方法で行う
ことができるが、さらに衛生性を確保するため、70〜
go’c温浴中に浸す、あるいは蒸気シャワーをかける
などの方法で加熱殺菌を行うこともできる。
このエアゾール式香味油の使用例としては、サラダ、ス
パゲティ、ラーメン、肉、魚などの食品にふりかけたり
、からませたりして用いるほか、炒め動用、焼き動用の
油として用いることができるが、炒め油や焼き油として
使用する場合、香味油の風味が加熱することにより消失
してしまうことがあり得るので、多くの量を使用しなけ
ればならないケースがある。従って、炒める、あるいは
焼くといった加熱を伴う調理に使用する場合は、最後の
仕上げ段階で少量用いた方が経済的である。
パゲティ、ラーメン、肉、魚などの食品にふりかけたり
、からませたりして用いるほか、炒め動用、焼き動用の
油として用いることができるが、炒め油や焼き油として
使用する場合、香味油の風味が加熱することにより消失
してしまうことがあり得るので、多くの量を使用しなけ
ればならないケースがある。従って、炒める、あるいは
焼くといった加熱を伴う調理に使用する場合は、最後の
仕上げ段階で少量用いた方が経済的である。
[実施例]
以下、実施例及び比較例を用いてさらに詳細に説明する
。なお、各例中、部は重量基準である。
。なお、各例中、部は重量基準である。
〈香味油の調製〉
第1表に示した配合割合で油脂に香味成分の原料を加え
150℃で30分間保持し、冷却後ろ紙でろ過すること
により実施例2件、及び比較例1件の香味油を得た。
150℃で30分間保持し、冷却後ろ紙でろ過すること
により実施例2件、及び比較例1件の香味油を得た。
なお、実施例2については、上記方法で香味油を調製し
た後、0℃において2日間静置し析出した結晶をろ過し
除去した。
た後、0℃において2日間静置し析出した結晶をろ過し
除去した。
(以下余白)
第
表
(単位:部)
〈香味油の冷却試験〉
得られた3種の香味油について冷却試験をおこなった。
方法と結果は以下の通りであった。
・冷却試験(簡易試験法)
0℃の氷水中にビーカーにいれた香味油を入れ、5時間
30分冷却させた。結果を第2表に示す。
30分冷却させた。結果を第2表に示す。
第 2 表
〈充填方法〉
各香味油をそれぞれ260+++1容のアルミ製エアゾ
ール缶[大和製缶(株)製、AEL50dx150++
+m]に150mfl充填し、バルブを装着、密封した
後、25℃平衡状態で5 、5 kg/ cm”の圧力
になるよう噴射剤として炭酸ガスを封入し、エアゾール
容器入りのエアゾール式香味油を得た。
ール缶[大和製缶(株)製、AEL50dx150++
+m]に150mfl充填し、バルブを装着、密封した
後、25℃平衡状態で5 、5 kg/ cm”の圧力
になるよう噴射剤として炭酸ガスを封入し、エアゾール
容器入りのエアゾール式香味油を得た。
ただし、比較例1については香味油が清澄・透明な状態
になるまで加温し、充填した。
になるまで加温し、充填した。
〈エアゾール容器入りのエアゾール式香味油の性能〉
得られた3種のエアゾール缶入香味油について5℃1及
び25℃においてスプレー性や風味などについて見た。
び25℃においてスプレー性や風味などについて見た。
また、2年後の風味については、エアゾール缶に充填せ
ずにガラスビンに入れ、各温度で保管しておいたものと
の比較を行った(参考例1)。結果を第3表に示す。
ずにガラスビンに入れ、各温度で保管しておいたものと
の比較を行った(参考例1)。結果を第3表に示す。
(以下余白)
第
表
○
良好
悪い
××非常に悪い
5℃、
25℃の恒温槽にて保管した。
以上の結果から明らかなように、本発明において得られ
たエアゾール容器入香味油は、清潔、簡便かつ経済的に
使用でき、さらに長期間にわたり酸化による風味劣化が
ないことがわかる。
たエアゾール容器入香味油は、清潔、簡便かつ経済的に
使用でき、さらに長期間にわたり酸化による風味劣化が
ないことがわかる。
[発明の効果]
本発明のエアゾール式香味油は、スプレーすることによ
って目的の香味油を得ることかでき、次に列挙する利点
を有する。
って目的の香味油を得ることかでき、次に列挙する利点
を有する。
1、容器から香味油を取り出すといった手間が省け、簡
単手軽に使用できる。
単手軽に使用できる。
2 容器や手を汚すことなく使用できるため清潔である
。
。
3、スプレーボタンを押す時間を調節することにより、
簡単かつ、自由に添加量を加減することができるのでム
ダがなく経済的である。
簡単かつ、自由に添加量を加減することができるのでム
ダがなく経済的である。
4、目的の食品に均一にまんべんなくかけることかでき
る。
る。
5、酸素及び/又は光から遮断されているため、特に冷
蔵しなくとも、長期間の貯蔵中に油の劣化乃rγ映のを
譬め1Vらかい− 本発明エアシ ル式香味油は以上のような多く の利点かあるため、 業務用及び家庭用として広く 利用する二とができる。
蔵しなくとも、長期間の貯蔵中に油の劣化乃rγ映のを
譬め1Vらかい− 本発明エアシ ル式香味油は以上のような多く の利点かあるため、 業務用及び家庭用として広く 利用する二とができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エアゾール容器に香味油及び噴射剤が充填されてい
ることを特徴とするエアゾール式香味油。 2 香味油が、0℃において清澄である動植物性食用油
であることを特徴とする請求項1記載のエアゾール式香
味油。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139115A JPH0430748A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | エアゾール式香味油 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139115A JPH0430748A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | エアゾール式香味油 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430748A true JPH0430748A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15237846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2139115A Pending JPH0430748A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | エアゾール式香味油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430748A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8012524B2 (en) | 2002-12-20 | 2011-09-06 | Meiji Dairies Corporation | Mousse-type spread and mousse-type edible oil |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP2139115A patent/JPH0430748A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8012524B2 (en) | 2002-12-20 | 2011-09-06 | Meiji Dairies Corporation | Mousse-type spread and mousse-type edible oil |
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