JPH04307429A - フォーカス制御装置 - Google Patents

フォーカス制御装置

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Publication number
JPH04307429A
JPH04307429A JP7139891A JP7139891A JPH04307429A JP H04307429 A JPH04307429 A JP H04307429A JP 7139891 A JP7139891 A JP 7139891A JP 7139891 A JP7139891 A JP 7139891A JP H04307429 A JPH04307429 A JP H04307429A
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focus
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Application number
JP7139891A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Edahiro
枝 ▲ひろ▼ 泰 明
Katsuya Watanabe
渡 ▲なべ▼ 克 也
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データファイルシステ
ムや画像ファイルシステム等に用いられる光学式記録再
生装置のフォーカス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフォーカス制御装置について、図
8を参照しながら説明する。情報の記録再生媒体である
光ディスク31には情報記録再生トラック32が形成さ
れている。レーザダイオード33から出た光ビーム34
はコリメータレンズ35で平行光に変換され、ハーフミ
ラー36を通り抜け対物レンズ37を通ることにより微
少な光スポット38に収束されて光ディスク31に照射
される。
【0003】光ディスク31からの反射光は対物レンズ
37を通りハーフミラー36で一部反射して直角に曲が
りハーフミラー39で2つに分けられる。ハーフミラー
39で反射した光はカップリングレンズ40を通り抜け
フォトディテクタ41に入射して再生信号検出器42で
電気的な情報再生信号に変換される。ハーフミラー39
を通り抜けた光はハーフミラー44で2つに分けらる。 ハーフミラー44で反射した一方の光はカップリングレ
ンズ45を通りナイフエッジ46で一部遮られ二分割フ
ォトディテクタ47に入射して、差動増幅器48で電気
的なフォーカス誤差信号が検出される。差動増幅器49
はフォーカス誤差信号からオフセット発生器50の出力
を減算する。フォーカスサーボ回路51は差動増幅器4
9の出力に位相補償などの処理を施す。フォーカスサー
ボ回路51の出力に従ってフォーカスアクチュエータ5
2で対物レンズ37を光ディスク31の記録媒体面と略
垂直な方向に動かすことにより光ビーム34の焦点を光
ディスク31の記録媒体面に合わせるフォーカス制御を
行う。
【0004】上記オフセット発生器50は、二分割フォ
トディテクタやナイフエッジ46の位置ずれ等に起因し
て生じるフォーカス誤差信号のオフセットをキャンセル
し、最適な合焦点位置と、フォーカス制御による目標合
焦点位置とのずれを補正するためのものである。このず
れの補正は、作業者がオフセット発生器50の出力を調
整して、再生信号検出器52から出力される情報再生信
号のレベルが最大になるようにすることにより行われる
【0005】ハーフミラー44を通り抜けた他方の光は
カップリングレンズ54を通り抜け二分割フォトディテ
クタ55に入射して差動増幅器56で電気的なトラッキ
ング誤差信号に変換される。トラッキングサーボ回路5
7はトラッキング誤差信号に位相補償などの処理を施す
。トラッキングサーボ回路57の出力に基づいてトラッ
キングアクチュエータ58で対物レンズ37を情報記録
再生トラック32と略直角な方向に動かして光スポット
38を情報記録再生トラック32に追従させるトラッキ
ングサーボを行う。
【0006】光学ヘッド59は、上記レーザダイオード
33と、コリメータレンズ35と、ハーフミラー36と
、ハーフミラー39と、カップリングレンズ40と、フ
ォトディテクタ41と、ハーフミラー44と、カップリ
ングレンズ45と、ナイフエッジ46と、二分割フォト
ディテクタ47と、カップリングレンズ54と、二分割
フォトディテクタ55とにより構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフォーカス制御装置では、作業者が情報再生信号を
観測しながらオフセット発生器50を調整する手間を要
するうえに、調整後に温度変化などで二分割フォトディ
テクタ47やナイフエッジ46の位置がずれるなどする
と、フォーカス誤差信号のオフセットが変化してフォー
カス制御の目標合焦点位置がずれてしまうという問題点
があった。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、フォーカスサーボの動作中などに目標合焦点位
置が自動的に最適合焦点位置に調整されるフォーカス制
御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学式記録媒
体の記録面と光スポットとのずれであるフォーカス誤差
を検出してフォーカス誤差信号を出力するフォーカス誤
差信号出力手段と、前記フォーカス誤差信号とその平均
値との差信号を出力する第1の差信号出力手段と、前記
光学式記録媒体に記録されている情報に応じた情報再生
信号を検出する情報再生信号検出手段と、前記情報再生
信号のエンベロープとその平均値との差信号を出力する
第2の差信号出力手段と、前記第1の差信号出力手段の
出力と前記第2の差信号出力手段の出力との相関関係を
検出する相関関係検出手段と、前記フォーカス誤差信号
と前記相関関係検出手段の出力との差信号を出力する第
3の差信号出力手段とを備え、前記第3の差信号出力手
段の出力に基づいてフォーカス制御を行う構成としたこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】フォーカス誤差信号出力手段は、光学式記録媒
体の記録面と光スポットとのずれであるフォーカス誤差
を検出してフォーカス誤差信号を出力する。第1の差信
号出力手段は、フォーカス誤差信号とその平均値との差
信号を出力する。情報再生信号検出手段は、光学式記録
媒体に記録されている情報に応じた情報再生信号を検出
する。第2の差信号出力手段は、情報再生信号のエンベ
ロープとその平均値との差信号を出力する。相関関係検
出手段は、第1の差信号出力手段の出力と第2の差信号
出力手段の出力との相関関係を検出する。第3の差信号
出力手段は、フォーカス誤差信号と相関関係検出手段の
出力との差信号を出力する。
【0011】上記相関関係検出手段の出力は、目標合焦
点位置が最適合焦点位置、すなわち情報再生信号のエン
ベロープが極大になる位置からずれているときには、そ
のずれの方向に応じて正あるいは負になり、かつ絶対値
がずれ量に応じた大きさになる。また、目標合焦点位置
が最適合焦点位置に一致しているときには0になる。す
なわち、情報再生信号とフォーカス誤差信号との相関関
係が検出され、フォーカス誤差信号に加算されることに
より、目標合焦点位置を最適合焦点位置に一致させる補
正が自動的に行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。(実施例1)図1は本発明の実施例1におけ
るフォーカス制御装置のブロック図で、光学式記録媒体
としての光ディスク1には情報記録再生トラック2が形
成されている。情報記録再生トラック2には光スポット
3が照射され、光スポット3は対物レンズ4により光ビ
ーム5が絞られることにより形成される。フォーカス制
御装置は、光学ヘッド6と、フォーカス誤差信号出力手
段の一例としての差動増幅器7と、フォーカスサーボ回
路8と、フォーカスアクチュエータ9と、情報再生信号
検出手段の一例としての再生信号検出器10と、第1の
差信号出力手段を構成する、入力信号の所定の時間の平
均値を求める平均値検出器11、および差動増幅器12
と、第2の差信号出力手段を構成する、エンベロープ検
出器13、入力信号の所定の時間の平均値を求める平均
値検出器14、および差動増幅器15と、相関関係検出
手段を構成する、乗算器16、および積分器17と、第
3の差信号出力手段の一例としての差動増幅器18とに
より構成されている。なお光ディスク1と情報記録再生
トラック2と光スポット3と対物レンズ4と光ビーム5
と光学ヘッド6と差動増幅器7とフォーカスサーボ回路
8とフォーカスアクチュエータ9と再生信号検出器10
とは、図8の光ディスク31と情報記録再生トラック3
2と光スポット38と対物レンズ37と光ビーム34と
光学ヘッド59と差動増幅器48とフォーカスサーボ回
路51とフォーカスアクチュエータ52と再生信号検出
器42とに対応しており同様の構成である。
【0013】次に動作を説明する。光学ヘッド6の二分
割フォトディテクタ47(図8)からの信号は差動増幅
器7に供給され、差動増幅器7からフォーカス誤差信号
が出力される。差動増幅器7からのフォーカス誤差信号
は平均値検出器11に供給され、平均値検出器11から
フォーカス誤差信号の平均値に応じた信号が出力される
。差動増幅器7の出力と平均値検出器11の出力とは差
動増幅器12に供給され、差動増幅器12からフォーカ
ス誤差信号とその平均値との差に応じた信号が出力され
る。
【0014】一方、光学ヘッド6のフォトディテクタ4
1(図8)からの信号は再生信号検出器10に供給され
、再生信号検出器10から情報再生信号が出力される。 再生信号検出器10からの情報再生信号はエンベロープ
検出器13に供給され、エンベロープ検出器13から情
報再生信号のエンベロープすなわち再生信号レベルに応
じた信号が出力される。
【0015】エンベロープ検出器13からの再生信号レ
ベルは平均値検出器14に供給され、平均値検出器14
から再生信号レベルの平均値に応じた信号が出力される
。エンベロープ検出器13の出力と平均値検出器14の
出力とは差動増幅器15に供給され、差動増幅器15か
ら再生信号レベルとその平均値との差に応じた信号が出
力される。
【0016】差動増幅器12の出力と差動増幅器15の
出力とは乗算器16に供給されて乗算され、乗算器16
の出力は積分器17に供給されて積分される。差動増幅
器7の出力と積分器17の出力とは差動増幅器18に供
給され、差信号がフォーカスサーボ回路8に供給される
。これによりフォーカスサーボ回路8は、差動増幅器1
8からの信号に基づいてフォーカスアクチュエータ9を
制御し、フォーカスアクチュエータ9により対物レンズ
4が駆動される。
【0017】図2はフォーカス制御の目標合焦点位置A
が最適合焦点位置Bに一致しているときのフォーカス誤
差信号と情報再生信号レベルとの関係を示す信号波形図
で、このように目標合焦点位置Aを中心とするサーボの
残留誤差がCの幅でフォーカスサーボが行われて情報信
号が再生されるときには、差動増幅器7の出力であるフ
ォーカス誤差信号と平均値検出器11の出力であるフォ
ーカス誤差信号の平均値との差信号である差動増幅器1
2の出力は目標合焦点位置Aに対して点対称形になり、
またエンベロープ検出器13の出力である再生信号レベ
ルと平均値検出器14の出力である再生信号レベルの平
均値との差信号である差動増幅器15の出力は目標合焦
点位置Aに対して線対称形になるため、乗算器16の出
力もまた目標合焦点位置Aに対して点対称形になり、そ
の平均値は0になる。従って積分器17の出力は変化せ
ずに、目標合焦点位置Aは最適合焦点位置Bに保持され
る。
【0018】図3は目標合焦点位置Aが最適合焦点位置
Bからずれたときのフォーカス誤差信号と情報最信号レ
ベルとの関係を示す信号波形図で、このように目標合焦
点位置Aが正方向にずれ、目標合焦点位置Aを中心とす
るサーボの残留誤差がCの幅でフォーカスサーボが行わ
れているときには、Cの幅の内でフォーカス誤差信号と
情報再生信号レベルとの特性は傾きが逆になり、乗算器
16の出力の平均は負になる。すなわち積分器17の出
力は負方向に変化し、差動増幅器18でフォーカス誤差
信号から負の方向に変化したオフセットが減算され、目
標合焦点位置Aは負方向に移動して最適合焦点位置Bに
近づく。
【0019】図4は目標合焦点位置Aが最適合焦点位置
Bから図3の例と反対の方向にずれたときのフォーカス
誤差信号と情報再生信号レベルとの関係を示す信号波形
図で、このように目標合焦点位置Aが負方向にずれ、目
標合焦点位置Aを中心とするサーボの残留誤差がCの幅
でフォーカスサーボが行われているときには、Cの幅の
内でフォーカス誤差信号と情報再生信号レベルとの特性
は傾きが同方向になり、乗算器16の出力の平均は正に
なる。すなわち積分器17の出力は正方向に変化し、差
動増幅器18でフォーカス誤差信号から正の方向に変化
したオフセットが減算され、目標合焦点位置Aは正方向
に移動して最適合焦点位置Bに近づく。
【0020】以上の動作により、自動的に目標合焦点位
置Aを最適合焦点位置Bに近づけ、最適合焦点位置Bに
保持するフォーカスサーボを行うことができる。なお、
積分器17の出力レベルを保持するホールド回路を設け
、光ディスク1の情報信号が記録されていない部分に光
スポット3が照射されたときには、その直前の積分器1
7の出力レベルを保持させて目標合焦点位置が乱れない
ようにしてもよい。 (実施例2)図5は本発明の実施例2におけるフォーカ
ス制御装置のブロック図で、この実施例では一定周波数
部検出手段および制御手段としてのコントローラ20が
設けられている。コントローラ20は、再生信号検出器
10からの情報再生信号を入力として、情報再生信号の
周波数がほぼ一定の部分、例えば連続サーボ方式の光デ
ィスク1におけるID部内のVFO部等を検出して、平
均値検出器11,14に平均演算の指示を与えると共に
、積分器17に積分演算の指示を与える。その他の構成
は実施例1と同様である。
【0021】この実施例はVFO部等を利用してフォー
カス位置を調整するもので、コントローラ20がVFO
部等を検出すると、コントローラ20は、平均値検出器
11,14に平均値演算を行わせると共に、積分器17
に積分演算を行わせ、フォーカス位置の調整が実行され
る。コントローラ20がVFO部等を検出していないと
きには、平均値検出器11,14による平均値演算と積
分器17による積分演算が行われず平均値検出器11,
14および積分器17の出力はVFO部等を検出してい
たときの値が保持される。
【0022】このように、VFO部等の部分だけで目標
合焦点位置の調整を行うようにすれば、再生信号の周波
数が一定であるため安定した調整を行うことができる。 なお、連続サーボ方式の場合に限らず、サンプルサーボ
方式の場合などでも、情報再生信号の周波数がほぼ一定
の部分が存在していれば本実施例の制御を実施できるこ
とは勿論である。
【0023】また積分器17の出力を保持するに際して
、積分器17の出力を別のホールド回路で保持し、これ
を差動増幅器18に供給してもよい。 (実施例3)図6は本発明の実施例3におけるフォーカ
ス制御装置のブロック図で、この実施例では信号発生手
段としての信号発生器21と加算増幅器22とが設けら
れている。信号発生器21は、フォーカスサーボループ
に加える正弦波信号や方形波信号等の外乱信号を発生す
る。加算増幅器22は、信号発生器21の出力をフォー
カスサーボループに加える。その他の構成は実施例1と
同様である。
【0024】このように構成することによって、図2に
おいて目標合焦点位置Aを中心にCの幅でフォーカスサ
ーボが行われている場合、信号発生器21からの信号が
サーボループに加えられると、サーボ位置はCの幅より
も大きく変化する。これによりフォーカス誤差信号と情
報再生信号レベルとが大きく変化し、フォーカス位置を
精度良く検出できる。
【0025】なお上記制御は、外乱信号の振幅を情報信
号の再生が阻害されない程度に設定する場合には、情報
信号を再生しながら常に行うようにしてもよいし、また
、外乱信号の振幅を大きく設定するとともに、定期的に
、または光ディスク1の交換時や電源のオン時、情報再
生エラーの多発時などに、情報信号の再生に先立って行
うようにしてもよい。 (実施例4)図7は本発明の実施例4におけるフォーカ
ス制御装置のブロック図で、この実施例では可変増幅手
段としての可変増幅器23と制御手段としてのコントロ
ーラ24とが設けられている。可変増幅器23は、コン
トローラ24の指示により増幅率を変化させる。コント
ローラ24は、フォーカスサーボ回路8に所定の外乱信
号を与えるとともに、差動増幅器7の出力およびエンベ
ロープ検出器13の出力のレベルを検出して可変増幅器
23に指示を与える。その他の構成は実施例1と同様で
ある。
【0026】この実施例は、フォーカス誤差信号および
情報再生信号のエンベロープの検出感度のばらつきを補
償して、サーボループのゲインを所定の値に設定する方
式を付加することにより、適正な、サーボ制御の応答性
および安定性が得られるようにしたもので、先ずコント
ローラ24は、フォーカスサーボ回路8を介しフォーカ
スアクチュエータ9を制御して対物レンズ4をフォーカ
ス方向に所定の範囲で移動させ、差動増幅器7からのフ
ォーカス誤差信号の振幅とエンベロープ検出器13から
の情報再生信号のエンベロープの最大値とを検出する。 そしてコントローラ24は、上記振幅および最大値に応
じて、可変増幅器23の増幅レベルを演算し、設定する
。より具体的には、フォーカス誤差信号や情報再生信号
のエンベロープの検出感度が低ければ、増幅率を大きく
する一方、検出感度が高ければ、増幅率を小さくする。
【0027】これにより光ディスク1や光学ヘッド6等
のばらつきによって発生する、フォーカス誤差信号と情
報再生信号のエンベロープとの検出感度のばらつきに係
わらず、フォーカス位置調整ゲインを一定にすることが
でき、応答性および安定性が向上する。なお上記制御は
、外乱信号の振幅を情報信号の再生が阻害されない程度
に設定する場合には、情報信号を再生しながら常に行う
ようにしてもよいし、また、外乱信号の振幅を大きく設
定するとともに、定期的に、または光ディスク1の交換
時や電源のオン時、情報再生エラーの多発時などに、情
報信号の再生に先立って行うようにしてもよい。
【0028】またコントローラ24に差動増幅器7およ
びエンベロープ検出器13の出力を直接入力するものに
限らず、平均値検出器12,15の出力レベルを0にし
た状態での乗算器16の出力を入力するようにしたもの
などでもよい。この場合には、検出精度は多少低下する
が、コントローラ24の入力部の構成を簡素化すること
ができる。
【0029】また、可変増幅器23は、積分器17より
も前に設けるなどしてもよい。また上記各実施例におけ
る各回路はアナログ回路により実現してもよいし、ディ
ジタル回路により実現してもよい。更に、各回路をディ
ジタル回路で構成する場合、ディスクリート回路で構成
してもよいし、ディジタルシグナルプロセッサやマイク
ロプロセッサなどを用いてもよい。
【0030】また、平均値検出器11,14をアナログ
回路で構成する場合、直流成分だけを通過させるハイカ
ットフィルタにより構成してもよい。一方、平均値検出
器11,14をディジタル回路で構成する場合、ハイカ
ットフィルタをディジタル回路で構成してもよいし、あ
るいは逐次、移動平均を算出したり、所定の時間ごとの
信号レベルを記憶しておいてこれより定期的に平均値を
求める処理を行って平均値を算出してもよい。
【0031】また平均値検出器11および差動増幅器1
2に代えて、フォーカス誤差信号の変動成分を通過させ
るハイパスフィルタを用いてもよい。また、平均値検出
器14および差動増幅器15またはエンベロープ検出器
13、平均値検出器14および差動増幅器15に代えて
、エンベロープ信号の変動成分を通過させるハイパスフ
ィルタまたはバンドパスフィルタを用いてもよい。
【0032】また高周波領域でのノイズを除去するため
に、差動増幅器12および差動増幅器15の出力端に各
々ハイカットフィルタを挿入してもよい。また上記各実
施例における積分器17は、コンデンサの充放電を利用
したものなど、各種の電気的な擬似的積分手段を用いる
ことができる。また、上記実施例2ないし実施例4の各
特徴的構成を任意に組み合わせて兼ね備えるようにして
もよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
学式記録媒体の記録面と光スポットとのずれであるフォ
ーカス誤差を検出してフォーカス誤差信号を出力するフ
ォーカス誤差信号出力手段と、前記フォーカス誤差信号
とその平均値との差信号を出力する第1の差信号出力手
段と、前記光学式記録媒体に記録されている情報に応じ
た情報再生信号を検出する情報再生信号検出手段と、前
記情報再生信号のエンベロープとその平均値との差信号
を出力する第2の差信号出力手段と、前記第1の差信号
出力手段の出力と前記第2の差信号出力手段の出力との
相関関係を検出する相関関係検出手段と、前記フォーカ
ス誤差信号と前記相関関係検出手段の出力との差信号を
出力する第3の差信号出力手段とを備え、前記第3の差
信号出力手段の出力に基づいてフォーカス制御を行う構
成としたので、フォーカスサーボループにオフセットが
生じた場合にも自動的にオフセットの補正を行い、正し
いフォーカス位置へのフォーカスサーボを行うことがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるフォーカス制御装置
のブロック図である。
【図2】目標合焦点位置が最適合焦点位置に一致してい
るときのフォーカス誤差信号と情報再生信号レベルとの
関係を示す信号波形図である。
【図3】目標合焦点位置が最適合焦点位置から正方向に
ずれたときのフォーカス誤差信号と情報再生信号レベル
との関係を示す信号波形図である。
【図4】目標合焦点位置が合焦点位置から負方向にずれ
たときのフォーカス誤差信号と情報再生信号レベルとの
関係を示す信号波形図である。
【図5】本発明の実施例2におけるフォーカス制御装置
のブロック図である。
【図6】本発明の実施例3におけるフォーカス制御装置
のブロック図である。
【図7】本発明の実施例4におけるフォーカス制御装置
のブロック図である。
【図8】従来のフォーカス制御装置のブロック図である
【符号の説明】
1    光ディスク 3    光スポット 7    差動増幅器 12    差動増幅器 13    エンベロープ検出器 15    差動増幅器 16    乗算器 17    積分器 18    差動増幅器 20    コントローラ 21    信号発生器 23    可変増幅器 24    コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光学式記録媒体の記録面と光スポット
    とのずれであるフォーカス誤差を検出してフォーカス誤
    差信号を出力するフォーカス誤差信号出力手段と、前記
    フォーカス誤差信号とその平均値との差信号を出力する
    第1の差信号出力手段と、前記光学式記録媒体に記録さ
    れている情報に応じた情報再生信号を検出する情報再生
    信号検出手段と、前記情報再生信号のエンベロープとそ
    の平均値との差信号を出力する第2の差信号出力手段と
    、前記第1の差信号出力手段の出力と前記第2の差信号
    出力手段の出力との相関関係を検出する相関関係検出手
    段と、前記フォーカス誤差信号と前記相関関係検出手段
    の出力との差信号を出力する第3の差信号出力手段とを
    備え、前記第3の差信号出力手段の出力に基づいてフォ
    ーカス制御を行う構成としたことを特徴とするフォーカ
    ス制御装置。
  2. 【請求項2】  光学式記録媒体からほぼ一定の周波数
    の信号が記録されている部分を検出する一定周波数部検
    出手段と、この一定周波数部検出手段の出力を入力とし
    て第1および第2の差信号出力手段に平均値を求める処
    理の開始と停止とを指示すると共に相関関係検出手段に
    相関関係検出処理の開始と停止とを指示する制御手段と
    を備え、一定の周波数の信号が記録されている部分を検
    出したときには、平均値を求める処理と相関関係検出処
    理とを行い、それ以外のときには、平均値を求める処理
    と相関関係検出処理とを中断して一定の周波数の信号が
    記録されている部分を検出したときの値を保持する構成
    としたことを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制
    御装置。
  3. 【請求項3】  所定の外乱信号を発生する信号発生手
    段を備え、フォーカスサーボループに前記信号発生手段
    の出力を加えた状態でフォーカスサーボを行う構成とし
    たことを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装
    置。
  4. 【請求項4】  相関関係検出手段の出力レベルを変化
    させる利得可変増幅手段と前記フォーカス誤差信号及び
    情報再生信号のエンベロープの検出感度に応じて前記利
    得可変増幅手段に指示を与える制御手段とを備え、サー
    ボループのゲインを所定のレベルに補正する構成とした
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置
JP7139891A 1991-04-04 1991-04-04 フォーカス制御装置 Pending JPH04307429A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS567249A (en) * 1979-06-18 1981-01-24 Philips Nv Optical scan device for record carrier

Patent Citations (1)

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