JPH01179230A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光学式情報記録再生装置

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JPH01179230A
JPH01179230A JP33364487A JP33364487A JPH01179230A JP H01179230 A JPH01179230 A JP H01179230A JP 33364487 A JP33364487 A JP 33364487A JP 33364487 A JP33364487 A JP 33364487A JP H01179230 A JPH01179230 A JP H01179230A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、再生用ビーム及び記録用ビームを情報記録
媒体に照射する光学式情報記録再生装置に関し、特にト
ラッキング性能を向上させた光学式情報記録再生装置に
関するものである。
[従来の技術] 第7図は、例えば応用物理学会主催の光学懇話会、「第
11回光学シンポジウム講演予稿集J(昭和61年7月
1日)の第37〜40頁「小型ライトワンス用光ヘッド
(篠田、近藤)」に記載された、従来の光学式情報記録
再生装置を示す構成図である。
図において、(1)は光強度の異なる記録用又は再生用
の光ビームL1を放射する半導体レーザなどからなる発
光源である。(2)は偏光ビームスプリッタであり、発
光源(1)から放射された光ビームL1を情報記録媒体
(後述する)に向けて透過させると共に、情報記録媒体
からの反射ビームL2をエラー検出系(後述する)に向
けて反射させるようになっている。
(3)は偏光ビームスプリッタ(2)の透過側光路に配
置されたコリメータレンズ、(4)はコリメータレンズ
(3)により平行光となった光ビームし1を通過させる
1/4波長板、(5)は1/4波長板(4)を通した光
ビームL1を集光する対物レンズ、(6)は対物レンズ
(5〉を通した光ビームLlが照射される光ディスクな
どの情報記録媒体、(7)は情報記録媒体(6)に同心
円状又は螺旋状に形成された情報トラックである。
(8)は偏光ビームスプリッタ(2)の反射側光路に配
置されたルーフプリズム、(9)はルーフプリズム(8
)を通した反射ビームL2を拡散する凹レンズ、(10
)は凹レンズ(9)を通した反射ビームL2を分割する
ビームスプリッタ、(11)はビームスプリッタ(10
)で反射された反射ビーム1,2を受光する2分割光検
知器、(12)はビームスプリッタ(10)を透過した
反射ビームL2を受光する4分割光検知器である。
(13)は2分割光検知器(11)の出力信号の差をと
ってトラッキングエラー信号TEを出力する差動増幅器
であり、2分割光検知器(11)と共に光ビームL1の
トラッキングエラー検出系を構成している。
(14)は2分割光検知器(11)の出力信号の和をと
って再生情報信号Sを出力する加算器である。
(15)及び(16)は4分割光検知器(12)からの
2組の出力信号の差をそれぞれとる差動増幅器、(17
)は各差動増幅器り15)及び(16)の出力の差をと
ってフォーカシングエラー信号FEを出力する差動増幅
器であり、これらはルーフプリズム(8)及び4分割増
幅器〈12)と共に光ビームL1のフォーカシングエラ
ー検出系を構成している。
次に、第7図に示した従来の光学式情報記録再生装置の
動作について説明する。
発光源(1)から放射された光ビームL1は、偏光ビー
ムスプリッタ(2)を透過してコリメータレンズ(2)
により平行光となり、更に1/4波長板(4)を通して
対物レンズ(5)で集光され、情報記録媒体(6)の情
報トラック(7)上に集光スポットを形成する。
続いて、情報記録媒体(6)で反射された光ビームL1
は、反射ビームL2となって、再び対物レンズ(5)、
1/4波長板(4)及びコリメータレンズ(3)を通し
て偏光ビームスプリッタ(2)に入射する。
このとき、反射ビームL2は、1/4波長板(4)を往
復したことにより偏光方向が90゛回転しているため、
偏光ビームスプリッタ(2)で反射される。そして、ル
ーフプリズム(8)及び凹レンズ(9)を通してビーム
スプリッタ(10)に入射し、2分割光検知it’ll
)及び4分割光検知器(12)の方向に分割される。
ここで、トラッキングエラー信号TEは2分割光検知器
(11)を用いたプッシュプル法によって検出され、フ
ォーカシングエラー信号FEは、ルーフプリズム(8)
及び4分割光検知器(12)を用いた瞳じゃへい法によ
って検出される。こうして得られたトラッキングエラー
信号TE及びフォーカシングエラー信号FEは、それぞ
れ差動増幅器(13)及び(15)〜(17)を介して
増幅され、トラッキングアクチュエータ及びフォーカシ
ングアクチュエータ(共に図示せず)を駆動する。
プッシュプル法及び瞳じゃへい法については、例えば「
光デイスクシステムの原理(Principlesof
 0pticalDisc 5ysLe翰s)」[ポウ
イス他(G、Bou−whuis et al)、アダ
ムヒルガ株式会社(^dam llilgerLtd、
)、1985年コの第72〜73頁及び第77〜79頁
に記載されている。
従来の光学式情報記録再生装置は、以上のように光ビー
ムL1のトラッキングエラー及びフォーカシングエラー
を除去しながら、例えば再生情報信号Sを取得している
が、−fiに、プッシュプル法によりトラッキングエラ
ー信号TEを検出するとトラックオフセットが大きくな
ることが知られている。
第8図は、例えば上述の文献「光デイスクシステムの原
理」の第23〜30頁に記載された、情報記録媒体(6
)として連続案内溝付光ディスクを用いた場合のトラッ
キングエラー検出用光学系を示す説明図である。
図において、(3a)は光ビームL1を通すコリメータ
レンズ(3)の瞳、(5a)は光ビームL1を通す対物
レンズ(5)の瞳、(5^)は反射ビームL2を通す対
物レンズ(5)の瞳、a(x、y)は対物レンズ瞳(5
a)上での光ビームLlの振幅分布、^(x’、y’)
は対物レンズ@(5^)上での反射ビームL2の振幅分
布、^d(x’、y′)は2分割光検知器(11)上で
の反射ビームL2の振幅分布である。
いま、光学系に収差がなく、集光スポットに焦点ずれが
なく、又、情報記録媒体(6)が情報トラック(7)の
講深さに比例した位相遅れを光ビームL1に与えるもの
と仮定する。このとき、情報トラック(7)で反射され
た反射ビームL2の対物レンズ瞳(5^)上での振幅分
布A(x’、y′)は、八(x’、y′)= Σexp
(−2にivo/q)Rn0a←xZ−y”n/q)・
・・■ で与えられる。但し、Rnは fln= (1/q) So R(v)exp[−2g
1(n/q)v]dv・・・■ で表わされ、qは正規化された情報トラック〈7)のピ
ッチ、voは正規化されたトラックずれ量、R(v)は
情報記録媒体(6)の複素反射率関数である。
又、図示したように、2分割光検知器(11)上での振
幅分布Ad(x’、y’)は、対物レンズ瞳(5^)上
での振幅分布^(x’、y’)と等しいとみなせるので
、2分割光検知器(11)の2つの素子から出力される
光電流工、及びI2は、それぞれ、y′<0、y′〉0
における積分式、 I l−5SIAd(x’、y′)12dx’dy’=
filA(x′、y’N2dx’dy’  (y’<O
) −■I 2= 5SIAd(x’、y’)12dx
′dy’=(ilA(x′、y’)12dx’dy’ 
 (y”>O) −■で表わされる。そして、トラッキ
ングエラー信号TEは、光電流11及びI2の差である
から、TE=I、−I2          ・・・■
と表わすことができる。
ここで、発光源(1)の放射パターン変動や対物レンズ
(5)の位置ずれは、対物レンズ瞳(5a)上での振幅
分布a(x、y)の変動であり、2分割光検知器(11
)の位置ずれは、式■及び■の積分範囲の変動である。
従って、これらの変動は、弐〇で与えられるトラッキン
グエラー信号THにオフセットを生じさせることになる
このように、プッシュプル法を用いたトラッキングエラ
ー検出系は、温度変化や経時変化による各種要素の変動
によりトラッキングオフセットが生じ易く、このことは
、例えば「光メモリシンポジウム°85論文集」(昭和
60年12月)の第181〜188頁の「コンポジット
 トラック ウオブリング方式光デイスクメモリ(大竹
、津吉、米澤)Jでも指摘されている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の光学式情報記録再生装置は以上のように、プッシ
ュプル法を用いてトラッキングエラー信号TEの検出を
行なっているので、発光源(1)の放射パターン変動、
対物レンズ(5)などの光学部品の位置ずれ、又は、2
分割光検知器<11)の位置ずれ等により、トラッキン
グエラー信号TEにオフセットが発生し、トラッキング
制御を安定に行なうことができないという問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、トラッキングオフセットの増加を抑制し、ト
ラッキング制御を安定に行なうことのできる光学式情報
記録再生装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る光学式情報記録再生装置は、集光スポッ
トを情報トラックの横断方向に相対的に微少振動させる
ためのウォブリング手段と、反射ビームからウオブリン
グ法により第2トラッキングエラー信号を得るためのト
ラッキングエラー検出系と、第2トラッキングエラー信
号に基づいて、プッシュプル法による第1トラッキング
エラー信号のオフセット成分及び正負の振幅を補正する
補正手段とを設けたものである。
[作用] この発明においては、プッシュプル法による第1トラッ
キングエラー信号をスポットウオブリング法によ゛る第
2トラッキングエラー信号と同位相にして、第1トラッ
キングエラー信号に含まれるオフセット成分を補正する
と共に正負の振幅を等しくする。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示す構成図であり、(1)〜
(7)、(11)、(13)及び(14)は前述と同様
のものである。又、図示しないフォーカシングエラー検
出系は、第71’21に示した瞳じゃへい法を用いた構
成、又は公知の非点収差法等を用いた構成(図示せず)
からなっている。
(18)はコリメータレンズ(3)と偏光ビームスプリ
ッタ(2)との間の光路に配置されたウオブリングミラ
ーであり、発光源(1)からの光ビームL1を偏光ビー
ムスプリッタ(2)に向けると共に、情報トラック(7
)の横断方向に対応する矢印目方向に選択的に微少振動
可能になっている。
(19)は1/4波長板(4)と対物レンズ(5)との
間の光路に配置されたトラッキングミラー(19)であ
り、光ビームL1を情報記録媒体(6)に向けると共に
、矢印T方向に回転して光ビームL1をトラッキング制
御するようになっている。
(20)はフォーカシングアクチュエータであり、フォ
ーカシングエラー信号FE(第7図参照)に基づいて、
対物レンズ(5)を情報記録媒体(6)の面に対して垂
直な矢印F方向に駆動するようになっている。
又、ウオブリングミラー(18)、トラッキングミラー
(19)及びフォーカシングアクチュエータ(20)は
、発光源(1)〜対物レンズ(5)、及び2分割光検知
器(11)と共に光学系ヘッドHを構成している。
(21)及び(2Z)は2分割光検知器(11)の出力
信号即ち光電流■1及び■、をαfΔ及びβ倍に増減す
る可変利得増幅器であり、それぞれ2分割光検知器(1
1)と差動増幅器(13)の各入力端子との間に挿入さ
れている。
(24)はバイアス電圧VBを出力する可変電源、(2
5)は差動増幅器(13)からのトラッキングエラー信
号TEと可変電源(24)からのバイアス電圧VBとの
差をとってプッシュプル法による第1、トラッキングエ
ラー信号TEPを出力する差動増幅器である。
又、可変利得増幅器(21)、(22)、可変電源(2
4)、差動増幅器(13)及び(25)は、2分割光検
知器(11)と共にプッシュプル法によるトラッキング
エラー検出系を構成している。
(27)は所定の周波数信号Cを出力してウオブリング
ミラー(18)を振動させるための発振器、(28)は
光電流1.及びI2の和信号からなる再生情報信号Sと
周波数信号Cとを乗算する乗算器、(Z9)は乗算器(
28)の出力のうち直流成分から低周波成分までを通過
させる低域通過フィルタである。低域通過フィルタ(2
9)は、乗算器(28)の出力信号から発振器(27)
の発振周波数似」二の周波数成分を除去して、スポット
ウオブリング法による第2トラッキングエラー信号TE
Wを出力するようになっている。
又、発振器(27)、乗算器(28)及び低域通過フィ
ルタ(29)は、2分割光検知器(11)及び加算器(
14)と共にスポットウオブリング法による再生用ビー
ムL2のトラッキングエラー検出系を構成しており、更
に、発振器(27)は、ウオブリングミラー(18)と
共に、情報記録媒体(6)上の集光スポットを情報トラ
ック(7)の横断方向に微少振動させるためのウオブリ
ング手段を構成している。
SWI及び5l112は第1トラッキングエラー信号T
EWによるトラッキングサーボループを開閉するための
スイッチであり、互いに直列接続されて差動増幅器(2
5)とトラッキングミラー(19)との間に挿入されて
いる。
(30)は必要に応じて第1トラッキングエラー信号T
EP及び第2トラッキングエラー信号TEWを取り込む
と共に、可変利得増幅器(21)、(22)、可変電源
(24)、発振器(27〉スイッチSWI及びSn2を
制御するための制御装置であり、各トラッキングエラー
信号TEP及びTEWを比較する比較部(31)と、可
変利得増幅器(21)、(22)及び可変電源(24)
を制御するための補正信号を演算する演算部(32)と
、各スイッチ舖1、Sn2及び発振器(27)を制御す
るための制御部(33)と、補正信号等を記憶するため
の記憶部(34)とを備えている。
又、制御装置(30)は、発振器(27)及びウオブリ
ングミラー(1日)を含むつオンリング1手段並びに乗
算器(28)及び低域通過フィルタ(29)を含むトラ
ッキングエラー検出系と共同して、第1トラッキングエ
ラー信号TEPに含まれるオフセット成分を補正するた
めの補正手段を構成している。
第2図はウオブリングミラー(18)及びトラッキング
ミラー(19)として用いられるガルバノミラ−を示す
斜視図であり、(40)は例えば光ビームL1の方向を
変える反射ミラー、(41)は反射ミラー(40)を駆
動するコイル、(4Z)はコイル(41)を励磁するマ
グネット、〈43)は反射ミラー(40)の回転中心ど
なる軸、(44)は発光ダイオード、(45)は発光ダ
イオード(44)の光りを通過させるスリット、(46
)はスリット(45)を通した光りを検出する2分割光
検知器である。
又、発光ダイオード(44)、スリット(45)及び2
分割光検知器(46)は、ガルバノミラ−の中立位置検
出及び電気的ダンピング用の回転角検出装置を構成して
いる。そして、ガルバノミラ−の回転角は、反射ミラー
(40)の回転に伴うスリット(45)の移動を2分割
光検知器(40)に入射される光りの位置変動によって
検出することにより、検知されるようになっている。
次に、各トラッキングエラー信号TEP及びTEWの波
形を示す第3図を参照しながら、第1図に示したこの発
明の一実施例の動作について、情報記録再生の場合を例
にとって説明する。
通常は、発Ii!827)が停止しているためウオブリ
ングミラー(18)は中立位置に静止し、又、各スイッ
チSWI及びSW2がa接点側に接続されているためト
ラッキングサーボループは閑じている。
前述と同様に、発光i(] )から放射された再生用の
光ビームL1は、コリメータレンズ(3)を通してウオ
ブリングミラー (18)で反射され、偏光ビームスプ
リッタ(2)及び1/4g&N板(4)を通してl・ラ
ッキングミラー(19)で反射され、更に対物レンズ(
5)を介して情報記録媒体(C・)の情報トラック(7
)上に集光スポットとなって照射される。
又、情報記録媒体(6)で反射された反射ビームし2は
、上記光学系を介して2分割光検知2811)に受光さ
れて光電流I、及びI2となり、更に加算器(14)で
加算されて再生記録信号Sとなる。
このとき、フォーカシングサーボループ(第7図参照)
は閉じており、フォーカシングアクチュエータ(20)
が駆動制御されていることは言うまでもない。又、差動
増幅器(25)からの第1トラッキングエラー信号TE
Pは、各スイッチ舖1及びSW2のa接点を介してトラ
ッキングミラー(19)に負帰還され、情報記録媒体(
6)上の集光スポットのトラッキング制御を行なう。
しかし、プッシュプル法による第1トラッキングエラー
信号TEPには前述の温度変化や経時変化によるオフセ
ット成分を含まれている可能性があるため、必要に応じ
て以下の補正動作を行なう。
まず、制御装置(30)の指示により、各スイッチSt
+を及びSW2を図示したようにb接点側に切換えてト
ラッキングサーボループを開くと共に、第1トラッキン
グエラー信号TEPを制御装置(30)に入力する。又
、発振器り27)を駆動し7て所定の周波数信号Cをウ
オブリングミラー(18)及び乗算器(28)に入力す
るに れにより、トラッキングミラー(19)は、中立位置を
中心に、発振器(27)の発振周波数より十分低い周波
数で駆動されるようになる。又、ウオブリングミラー(
18)は、周波数信号Cにより微少振動し、情報記録媒
体(6)上の集光スポットを情報トラック(7)を横切
る方向に移動させる。
一方、加算器(14)から得られた再生情報信号Sは、
乗算器(28)により周波数信号Cと乗算され、更に低
域通過フィルタ(40)を介して第2トラッキングエラ
ー信号TEWとなり、制御装置(30)に入力される。
この第2トラッキングエラー信号丁EWは、スポットウ
オブリング法により得られたものであるから、上記オフ
セットはほとんど含まない。
スポットウオブリング法については、例えば、前述の文
献「光デイスクシステムの原理」の第73〜75頁に記
載されているので、ここでは詳述しない。
又、このようなウォブリング法によるトラッキング制御
が、発光源(1)の放射パターン変動や光学部品及び機
械部品の位置ずれ等に対して安定であることは、例えば
、前述の文献「コンポジット トラック ウオブリング
方式光デイスクメモリ1の第181〜188頁(大竹他
)で報告されている。尚、ウオブリング法には、情報記
録媒体(6)上の集光スポットを振動させるスポットウ
オブリング法と、情報トラック(7)にウォブルビット
を設けておくトラックウオブリング法とがあるが、これ
らは原理的には全く等価である。
次に、制御装置(30)は、入力された第1トラッキン
グエラー信号TEPを、第2トラッキングエラー信号T
EWを基準に比較する。
まず、オフセット成分を含む補正前の第1 )−ラッキ
ングエラー信号TEPIのピーク(極大)レベル■pと
ボトム(極小)レベルvbとの平均値Vcを、V c−
(V p + V b ) / 2から求める。
そして、基準信号となる第2トラッキングエラー信号T
EWの立ち上がり(又は、立ち下がり)の零クロス時刻
1+(第3図(d)参照)を求め、この零クロス時刻1
+における第1トラッキングエラー信号TEPIの電圧
レベルV[tt)が平均値Vcと一致するように、可変
利得増幅器り21)及び(22)の増幅度比(α/β)
を調節する。各増幅度α及びβは、制御装! (30)
からの補正信号により調整される。
−iに、α及びβの比を調節することにより光電流■1
及びI2の混合比が変化するので、これらの差信号であ
る第1トラッキングエラー信号TEPIの交流成分の位
相は調節可能である。このとき、2つの光電流11及び
I2は、情報トラック(7)の横断によって変調された
信号であるから、それぞれの位相差は90度〜180度
である。
こうして、零クロス時刻1.の電圧レベルV(tt)を
平均値Vcと一致さぜることにより、第1トラッキング
エラー信号狂P1の位相は、第2トラッキングエラー信
号丁EWと一致した第1トラッキングエラー信号TEP
2(第3図(b)参照)となる。
この第1トラッキングエラー信号TEP2の平均値VC
は零でないので、続いて正負の振幅を補正する(第3図
(c)参照)。即ち、制御装置く30)からの補正信号
により、平均値Vcと同じレベルのバイアス電圧VBを
可変電源(24)から出力させる。これにより、差動増
幅器〈25)からは平均値が零の第1I−ラッキングエ
ラー信号TEP3 (第3VA(c)参照)が出力され
る。
こうして、第21へラッキングエラー信号TEWと位+
++が=一致し、又、直流成分が零に補正された第11
−ラッキングエラー信号TEPが得られると、制御装置
(30)は、再びスイッヂS訂及びSW2をa接点側に
切換えて1−ラッキングサーボループを閉じ、通常の情
報記録再生動作状態に1r!、帰させる。このとき、制
御装vf1(30)内で演算された調整に必要な補正信
号等は、次の補正動作まで記憶部(34)に保持される
尚、]二記実施例では、ウオブリング手段としてのウォ
ブリングミラー(18)をトラッキングミラー(19)
と別個に設けたが、ウオブリングミラー(18)は補正
動作時のみ1−囲動されるので、第4図に示したように
、トラッキングミラー(19)にウォブリング機能を兼
用させることができる。
この場合、ウオブリングミラー(18)が省略される代
わりに、発振器(27)及び制御装置(30)とスイッ
チSW2のb接点との間に加算器(50)が挿入される
そして、補正動作においては図示したようにb接点が選
択され、トラッキングミラー(19)は、発振器(27
)から供給されるウォブリング用の周波数信号Cと制御
装置(30)から供給される情報トラック横断用の信号
との和によって駆動される。
又、ウォブリング手段が照射用の光ビームL1を微少振
動させるようにしたが、第5図に示すように、情報記録
媒体(6)側を微少振動させるようにしてもよい。
この場合、ウオブリングミラー(18)が省略されると
共に一方のスイッチ舖1が省略されるが、情報記録媒体
(6)と同構造の情報トラック(7′)を有する調整用
標準ディスク片(6′)と、この標準ディスク片(6′
)を駆動するためのアクチュエータ(51)とが設けら
れる。そして、補正動作時においては、標準ディスク片
(6′)が加算器(50)の出力により矢印WB力方向
微少振動され、通常再生動作時においては、光ビームL
1が情報記録媒体(6)に照射される。
更に、第1トラッキングエラー信号TCPの位相を第2
トラッキングエラー信号TEWと一致させるため、補正
手段としての可変利得増幅器(21)及び(22)を設
け、増幅度α及びβを調整して2つの光電流I+及びI
2の混合比を調整したが、第6図に示すように、2分割
光検知器(11)を情報トラック(7)の横断方向に移
動調整してもよい。
この場合、可変利得増幅器(21)及び(22)が省略
される代わりに、2分割光検知器(11)を移動するた
めのアクチュエータ(55)が設けられ、制御装置(3
0)からの補正信号はアクチュエータ(55)に印加さ
れる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば1、集光スポットを情報
トラックの横断方向に微少振動させるためのウオブリン
グ手段と、反射ビームからウオブリング法により第2ト
ラッキングエラー信号を得るためのトラッキングエラー
検出系と、第2トラッキングエラーイ3号に基づいて、
プッシュプル法による第1トラッキングエラー信号のオ
フセット成分及び正負の振幅を補正する補正手段とを設
け、第1トラッキングエラー信号を第2トラッキングエ
ラー信号と同位相にしてオフセット成分を補正すると共
に、第1トラッキングエラー信号の正負の振幅を等しく
するようにしたので、温度変動及び経時変動などに起因
するオフセット成分の増加を抑制し、トラッキング制御
を安定に行なうことのできる光学式情報記録再生装置が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は第
1図内のウオブリングミラー及びトラッキングミラーの
構成を示す斜視図、第3図はこの発明の一実施例による
各トラッキングエラー信号を示す波形図、第4図〜第6
図はこの発明のそれぞれ異なる実施例を示す部分構成図
、第7図は従来の光学式情報記録再生装置を示す斜視図
、第8図はプッシュプル法及び瞳じゃへい法を用いたト
ラッキングエラー検出用の光学系を示す説明図である。 (1)・・・発光源     (5)・・・°対物レン
ズ(6)・・・情報記録媒体  (7)・・・情報トラ
ック(11)・・・2分割光検知器 (14)・・・加
算器(18)・・・ウォブリングミラー (19)・・・トラッキングミラー (21)、(22)・・・可変利得増幅器(24)・・
・可変電源    (25)・・・差動増幅器(27)
・・・発振器     (2B)・・・乗算器(29)
・・・低域通過フィルタ 〈30)・・・制御装置    SWI、SW2.、、
スイッチL1・・・光ビーム     1,2・・・反
射ビームTEP・・・第1トラッキングエラー信号TE
W・・・第2トラッキングエラー信号尚、図中、同一符
号は同−又は相当部分を示す。 第3図 轟 30刀16 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  発光源から放射される光ビームを対物レンズによって
    情報記録媒体上に集光し、前記情報記録媒体の情報トラ
    ック上に記録用又は再生用の集光スポットを形成すると
    共に、前記情報記録媒体で反射された反射ビームからプ
    ッシュプル法により得られた第1トラッキングエラー信
    号に基づいて前記光ビームのトラッキング制御を行なう
    光学式情報記録再生装置において、 前記集光スポットを前記情報トラックの横断方向に相対
    的に微少振動させるためのウォブリング手段と、 前記反射ビームからウォブリング法により第2トラッキ
    ングエラー信号を得るためのトラッキングエラー検出系
    と、 前記第2トラッキングエラー信号に基づいて前記第1ト
    ラッキングエラー信号のオフセット成分及び正負の振幅
    を補正する補正手段と、 を備えたことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
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