JPS63106003A - 微調サ−ボル−プのル−プゲイン補正方法及びその装置 - Google Patents

微調サ−ボル−プのル−プゲイン補正方法及びその装置

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JPS63106003A
JPS63106003A JP22168086A JP22168086A JPS63106003A JP S63106003 A JPS63106003 A JP S63106003A JP 22168086 A JP22168086 A JP 22168086A JP 22168086 A JP22168086 A JP 22168086A JP S63106003 A JPS63106003 A JP S63106003A
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JP
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gain
value
error signal
loop
focus
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JP22168086A
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English (en)
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Masanori Suzuki
正則 鈴木
Kiyoshi Tateishi
潔 立石
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 脂血光1 本発明は、フォーカスサーボ装置、トラッキングサーボ
装置箋の微調サーボ装置におけるサーボループのループ
ゲイン補正方法及びその装置に関するものである。
1且且l ビデオディスクやディジタルオーディオディスク写の情
報記録ディスク(以下、単にディスクと称する)の再生
をなす例えば光学式再生装置には、情報検出点をディス
クの記録トラックに正確に追従させるためのトラッキン
グサーボ装置や、ディスクの記録面上に常に正確にレー
ザビームを該情報検出点として収束させるためのフォー
カスサーボ装置Sのナーボv装置が不可欠である。これ
らす−ボ装置は、対物レンズ単体或はこれを含むピック
アップ等の被!l1lt2Il可動物体の目標に対する
相対的偏位を微調可能な鞘囲内に収めるように該可動物
体を大きく変化せしめる粗調をなすスライダーサーボ装
置害の粗調サーボ装置に対して、微調サーボ装置として
分類される。
ところで、この微調サーボ装置では、レーザダイオード
等の光源のパワー、ディスクの反射率及びフォーカスエ
ラー信号の検出系のばらつき等に起因して、各サーボ系
のループゲインに変動が生じることがある。ループゲイ
ンの変動はフォーカスエラーやトラッキングエラー等に
対する追従性の低下或いは発振を起こすことになる。従
って、各サーボ系のループゲインに変動が生じると、安
定なサーボ動作が(りられないことになる。
1ユ立11 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、ループゲ
インを最適な値に維持することにより、常に安定したサ
ーボ動作を可能とする微調サーボループのループゲイン
補正方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明による微調サーボループのループゲイン補正方法
及びその装置は、エラーアンプとしてゲイン可変アンプ
を用い、サーボループの開状態において得られる所定エ
ラー信号のp−p値を検出し、この検出p−p値に基づ
いてゲイン定数を設定し、このゲイン定数に応じてゲイ
ン可変アンプのゲインを制御することを特徴としている
支−凰−1 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図は、フォーカスサーボ装置に適用された本発明の
一実施例を示すブロック図である。図において、1はピ
ックアップ(図示せず)から発せられかつディスクの記
録面で例えば反射された光ビームに基づいてフォーカス
エラー信号を生成する回路であり、このフォーカスエラ
ー信号の生成には、円筒レンズを用いて光ビームに非点
収差を与え、その光ビームを4分割ディテクタで受光し
、この4分割ディテクタの4つの出力に基づいてエラー
信号を得るいわゆる非点収差法が用いられる。
この非点収差法による・エラー信号の生成方法は周知で
あるので、その具体的な構成及び作用についてはここで
は詳述しない。
フォーカスエラー信号生成回路1で生成されたフォーカ
スエラー信号は、ゲインが可変なエラーアンプ2に供給
されると共に、スイッチ3を介して正、負のピークホー
ルド回路4,5にも供給される。エラーアンプ2で増幅
されたフォーカスエラー信号はイコライザ回路6を経て
ループスイッチ7の一人力となる。ループスイッチ7を
経たフォーカスエラー信号はドライブアンプ8を介して
フォーカスアクチュエータ(図示せず)に供給される。
このフォーカスアクチュエータは、先述したピックアッ
プに内蔵された対物レンズ(図示せず)をその光軸方向
に移動せしめるためのものである。
以上によりフォーカスサーボループが形成され、ループ
スイッチ7がイコライザ回路6の出力を選択していると
きがループクローズ(閉)状態であり、フォーカスエラ
ー信号生成回路1で生成されたフォーカスエラー信号に
基づいてフォーカスアクチュエータを駆動することによ
り、ディスクの記録面上に常に正確に情報読取用光ビー
ムを収束せしめることができるのである。
一方、ランプ(ramp)信号発生回路9で発生される
ランプ信号(傾斜状信号)がループスイッチ7の他人力
となっており、サーボループのオーブン(開)状態では
、このランプ信号が外部からのフォーカススタート指令
に応答して発生され、ドライブアンプ8を介してフォー
カスアクチュエータに供給される。ループスイッチ7の
切換えはスイッチ制御回路10により行なわれる。この
ランプ信号はフォーカススタート指令に応答′して発生
され、ループオーブン状態で、対物レンズをディスク記
録面から十分に離間した位置から徐々に近づけるべくフ
ォーカスアクチュエータを駆動する。このとき、エラー
アンプ2の出力端に導出されるフォーカスエラー信号は
、対物レンズのディスク記録面からの位置に対して第2
図に示す如きいわゆる8字カーブ特性を示す。
先述したスイッチ3は例えばループスイッチ7に3!l
動じ、ループオーブン時に閉状態となってフォーカスエ
ラー信号を正、負のピークホールド回路4,5に供給す
る。正、負のピークホールド回路4,5は、ランプ信号
発生回路9から発生されるランプ信号による対物レンズ
の駆動時に得られる8字カーブ特性のフォーカスエラー
信号(第2図参照)の正、負のピーク値(波高値)をホ
ールドする。これらホールド値はp−p値検出回路11
に供給され、当該回路11でp−p値(正負の波高値の
差)が検出される。検出されたp−p値(以下、検出p
−p値と称する)は比較器12に供給される。比較器1
2はこの検出p−p値を基準p−pm設定回路13r設
定された基準p−p値と比較し、基準p−p値に対する
レベル差に応じた比較出力を発生する。この比較出力は
ゲイン定数設定回路14に供給される。ゲイン定数設定
回路14はゲイン定数テーブルを有しており、比較器1
2からの比較出力に対応したゲイン定数を選択してそれ
に応じた出力をゲイン制御回路15に供給する。ゲイン
制御回路15はゲイン定数設定回路14の出力に応じて
エラーアンプ2のゲインを制御する。
次に、かかる構成の回路動作について説明する。
初期状態では、ループスイッチ7はランプ信号発生回路
9の出力を選択する状!I!(ループオーブン状態)に
あるものとし、この状態ぐフォーカススタート指令を発
すると、これに応答してランプ信号発生回路9がランプ
信号の発生を開始する。
これにより、対物レンズがディスク記録面から十分に離
間した位置から該記録面に近づく方向に徐々に移動する
。このとき、フォーカスエラー信号の信号レベルは第2
図に示す如く合焦位置の前後で正及び負のピーク値を示
す。このフォーカスエラー信号のピーク値は、レーザダ
イオード等の光源のパワー、ディスクの反射率及びフォ
ーカスエラー信号の検出系のばらつき等に起因するルー
プゲインの変動に応じて変化することになる。
このフォーカスエラー信号の正及び負のピーク値はそれ
ぞれ、ピークホールド回路4.5でホールドされ、さら
に次段のp−p値検出回路11が両ピーク値の差、即ち
p−p値が検出される。この検出0−p値は基準p−p
値設定回路13で基準となるループゲインに対応して予
め設定された基準p−piとのレベル差が比較器12で
検出される。このレベル差はループゲインの変動分に対
応したものとなる。ゲイン定数設定回路14では比較器
12の比較出力に対応したゲイン定数がゲイン定数テー
ブルから選択される。そして、このゲイン定数に基づい
てゲイン制御回路15によりエラーアンプ2のゲインの
制御が行なわれる。これにより、検出p−p値が基準p
−p値と一致し、ループゲインが最適値に設定されたこ
とになる。
このように、8字カーブ特性のフォーカスエラー信号の
p−p値を検出し、この検出p−p値が基準p−ρ値と
なるようにエラーアンプ2のゲインを制御することによ
り′、レーザダイオード等の光源のパワー、ディスクの
反射率及びフォーカスエラー信号の検出系のばらつき等
に拘らずループゲインを最適値に維持できるので、常に
安定したフォーカスサーボ動作が得られることになる。
なお、上記実施例では、エラーアンプ2で増幅する前の
フォーカスエラー信号のp−p値を検出するようにした
が、増幅後のフォーカスエラー信号のp−p値を検出す
るようにしても良い。
また、上記実施例においては、ループゲインの補正をハ
ードウェアで行なった場合について説明したが、第3図
に示すように、マイクロプロセッサを用いてソフトウェ
アで行なうことも可能であり、同様の効果を得ることが
できる。以下、マイクロプロセッサを用いた場合の実施
例について説明する。
第3図中第1図と同等部分は同一符号により示されてお
り、本実施例では、エラ−アンプ2r増幅後のフォーカ
スエラー信号のp−p値を検出する場合について説明す
る。図において、エラーアンプ2で増幅されたフォーカ
スエラー信号は△/D(アナログ/ディジタル)変換器
16でディジタル信号に変換され、マイクロプロセッサ
17に供給される。マイクロプロセッサ17は外部から
供給されるフォーカススタート指令に応答して制tlD
動作を開始し、動作状態に応じてランプ信号又はフォー
カスエラー信号を出力すると共に、フォーカスエラー信
号に対しては所定のイコライジングを行ない、またルー
プオープン状態においては、A/D変換器16の出力レ
ベルを取り込んで第2図の波形における正及び負のピー
クレベルをRAM(ランダム・アクセス・メモリ)18
にホールドすると共にこれらのp−p値を検出し、更に
ほこの検出p−p値と予め設定されている基1p−pl
とのレベル差を求めてそのレベル差に対応したゲイン定
数をROM(リード・オンリ・メモリ)19から読み出
してそれに応じた出力をゲイン制御回路15に送出する
動作を行なう。ゲイン!II御回路15はマイクロ10
セツサ17の出力に応じてエラーアンプ2のゲインを制
御する。マイクロプロセッサ17から出力されるランプ
信号又はフォーカスエラー信号はD/A (ディジタル
/アナログ)変換器20でアナログ信号に変換され、ド
ライブアンプ8を介してフォーカスアクチュエータに供
給される。
次に、マイクロプロセッサ−7によって実行されるルー
プゲインの補正動作について第4図のフローチャートに
従って説明する。
マイクロプロセッサ−7は、外部からフォーカススター
ト指令があると(ステップ1 ) 、A/D変換器16
からの入力eiを取り込み(ステップ2)、これをRA
M18の所定のアドレスに正のピーク値e+とじて記憶
する(ステップ3)、と同時にD/A変換器20に対し
てランプ信号を出力する(ステップ4)。このランプ信
号はりOツクタイミング毎に信号レベルが一定の割合で
漸次増大するものとする。そして再度、A/D変換器1
6からの入力e、を取り込み(ステップ5)、この1i
ne、がRAM18に記憶されているピーク値e1より
も小か否かを判定する(ステップ6)。
e・≧01の場合には、RAM18の正のピーク艙e1
をよき換え(ステップ7)、しかる後ステップ4に移行
し、ステップ6でe・くe毒と判定するまで、を述の動
作を繰り返す。
ステップ6でe・〈e;と判定した段階で最終的に正の
ピーク値e雷が得られ、続いて負のビーク値e門をホー
ルドすべくA/D変換器16からの入力e、を取り込み
(ステップ8)、これをRAM18の所定のアドレスに
負のピーク値e1として記憶する(ステップ9)。さら
にランプ信号を出力して対物レンズを移動せしめ(ステ
ップ10)、再度A/D変換器16からの入力e・を取
り込み(ステップ11)、この値e、がRAM18に記
憶されているピーク値eiよりも人か否かを判定する(
ステップ12)。e・≦e−の場合m には、RAM18の負のピーク値eiを農き換え(ステ
ップ13)、しかる後ステラ710に移行し、ステップ
12でe・>eiと判定するまで、著 上述の動作を繰り返す。
ステップ12でe・〉eiと判定した段階で最柊的に負
のピーク値eI′が得られ、続いて、(ワられた正、負
のピーク値e;、e、−に基づいてフォーカスエラー信
号のp−p値を算出しくステップ14)、更に予め設定
されたI準p−pTtiとのレベル差を算出する(ステ
ップ15)。そして、算出したレベル差に対応するゲイ
ン定数を、ROM19に予め記憶されているゲイン定数
テーブルから選択しくステップ15)、この選択したゲ
イン定数に対応したゲインとなるようにゲイン制御回路
15を介してエラーアンプ2のゲインを制御する(ステ
ップ17)。以上の一連の動作により、フォーカスサー
ボループのゲインの補正動作が完了する。
なお、上記各実施例においては、ディスク面に対して対
物レンズを1度だけ接近させ(対物レンズのアップ動作
)、このとき得られるフォーカスエラー信号のp−p値
に基づいてループゲインの補正を行なう場合について説
明したが、対物レンズのアップ/グラン動作を数回繰り
返し、このとき得られる複数のフォーカスエラー信号の
p−p値の平均値を求め、この平均値に基づいてループ
ゲインの補正を行なっても良く、より正確な補正が可能
となる。
また、ループゲインの補正を行なう場合には、ピックア
ップをディスク半径方向に移動せしめるスライダーやデ
ィスクを回転駆動するスピンドルモータを動作させた状
態で行なうことも可能である。
第5図は、トラッキングサーボ装置に適用された本発明
の他の実施例を示すブロック図である。
図において、1はピックアップ(図示せず)から発せら
れかつディスクの記録面で例えば反射された光ビームに
基づいてトラッキングエラー信号を生成する回路であり
、このトラッキングエラー信号の生成には、情報検出用
のメインビーム及びこの両側に配されたトラッキング検
出用のりブビームの3ビームを用意し、これらビームを
その中心を結ぶ線がトラック方向に対しであるオフセッ
ト角をもつように配置し、ディスクの記録面で反射され
た2つのりブビームの光量の差に基づいてエラー信号を
得るいわゆる3ビーム法が用いられる。
この3ビーム法によるエラー信号の生成方法は周知であ
るので、その具体的な構成及び作用についてはここでは
詳述しない。
トラッキングエラー信号生成回路21で生成されたトラ
ッキングエラー信号はループスイッチ22に供給される
。このループスイッチ22はスイッチυ制御回路23に
よって切換え制御され、a側にあるときループクローズ
(閉)、b側にあるときループオープン(jfl)とな
る。トラッキングエラー信号は、サーボループがクロー
ズ状態にあるときにはゲインが可変なエラーアンプ24
で増幅された後、イコライザ回路25及びドライブアン
プ26を介してトラッキングアクチュエータ(図示せず
)に供給される。このトラッキングアクチュエータは、
先述したピックアップに内蔵されこのピックアップの情
報検出用光スポット(情報検出点)を記録トラック直交
方向くディスク半径方向)に偏倚せしめるためのもので
ある。
以上によりトラッキングサーボループが形成され、トラ
ッキングエラー信号生成回路1で生成されたトラッキン
グエラー信号の信号レベルに基づいてトラッキングアク
チュエータを駆動することにより、情報検出用光スポッ
トを常に正確にディスクの記録トラックに追従せしめる
ことができるのである。
一方、ディスクの立上げ時やサーチ時等に、スイッチ制
御回路23はループスイッチ22をb側に切り換えてサ
ーボループを一定期間だけオーブン状態にする。サーボ
ループがオープン状態では、トラッキングエラー信号は
第6図に示す如く変化し、このエラー信号は正、負のピ
ークホールド回路27.28に供給され、当該回路27
.28で正、負のビーク]直pρ、pNがホールドされ
る。
これらピークホールド回路5.6の各ホールド出力Op
、pNはLPF (+1−バスフィルタ)29゜30を
介してp−pff1検出回路31に供給され、当該回路
31でp−p値が検出される。検出されたp−p値はゲ
イン設定回路32に供給される。
ゲイン設定回路32はゲイン定数GCが検出p−p値に
対して第7図に示す如き関係となるように設定されたゲ
イン定数テーブルを有しており、p−p値検出回路31
の出力に対応したゲイン定数を選択してそれに応じた出
力をゲイン制御回路33に供給する。ゲイン1IIlt
111回路33はゲイン設定回路32に出力に応じてエ
ラーアンプ24のゲインを制御する。
このように、サーボループのオーブン状態で得られるト
ラッキングエラー信号のp−p[flを検出し、この検
出p−p値に基づいてゲイン定数を設定し、このゲイン
定数に応じてエラーアン724のゲインを制御すること
により、レーザダイオード等の光源のパワー、ディスク
の反射率、エラー信号検出系及びエラー信号増幅系のば
らつき等に拘らずループゲインを最適値に維持できるの
で、常に安定したトラッキング動作が得られることにな
る。
ところで、サーボループをオープンしたときのトラッキ
ングエラー信号の波形はディスクの偏芯により周波数変
調され、このとき、ディスクを回転駆動するスピンドル
モータがある回転数に達していないと、変調周波数が低
いので正確にエラー信号のピーク値をホールドするには
長い時間を要することになる。また、トラッキングエラ
ー信号の入力側にノイズ除去用のLPFを挿入しである
場合、ディスクの偏るによって周波数変調され、当該L
PFによって振幅が変動することになる。
そこで、正、負のピークホールド回路27.28におい
て、ディスクの偏芯の数周用に亘ってピークホールドを
行ないその平均値を求めることにより、正確なピークホ
ールドが可能となる。すなわち、スピンドルモータの回
転数が一定回転以上であれば、ピークホールドの時間を
一定とした場合、その中に含まれる偏芯のピークの数が
ある一定数以上となり、正確なピークホールドを行なう
ことができるのである。
なお、上記実施例では、エラーアンプ24で増幅する前
のトラッキングエラー信号のp−p値を検出するように
したが、増幅後のトラッキングエラー信号のp−pWl
を検出するようにしても良い。
また、上記実施例においては、ループゲインの補正をハ
ードウェアで行なった場合について説明したが、第8図
に示すように、マイクロブ0セツサを用いてソフトウェ
アで行なうことも可能であり、同様の効果を得ることが
できる。
第8図中、第5図と同等部分は同一符号により示されて
おり、本実施例では、エラー7ンプ24で増幅後のトラ
ッキングエラー信号のp−p値を検出する場合について
説明する。図において、エラーアンプ24で増幅された
トラッキングエラー信号はA/D変換器34でディジタ
ル信号に変換され、マイクロプロセッサ35に供給され
る。マイクロブ0セツサノ35はループクローズ状態で
はトラッキングエラー信号に対して所定のイコライジン
グを行ない、またループオープン状態においては、A/
D変換器34の出力レベルを取り込んで正及び負のピー
クレベルをRAM36にホールドすると共にこれらに基
づいてp−p値を算出し、更にはこのρ−plifTに
対応したゲイン定数GCをROM37から読み出してそ
れに応じた出力をゲイン制御回路33に送出する動作を
行なう。ゲイン制御回路33はマイクロプロセラ勺35
の出力に応じてエラーアンプ24のゲインを制御する。
マイクロプロセッサ35から出力されるトラッキングエ
ラー信号はD/A変換器38でアナログ信号に変換され
、ドライブアンプ26を介してトラッキングアクチュエ
ータに供給される。
次に、マイクロプロセッサ15によって実行されるゲイ
ン定数GOの設定手順について第9図のフローチャート
に従って説明する。なお、この動作はフォーカスサーボ
がロック状態にありかつスピンドルモータの回転数があ
る回転数に達した時点から一定時間、例えば150m5
ecの間に行なわれ、サンプリング周波数が例えば30
KHzに設定されているものとする。
まず、初期設定により、検出ピーク値xpp。
XPN及びサンプリング周期に同期してカウントアツプ
するカウンタのカウント値Cをそれぞれリセットしくス
テップ521)、続いてマイクロプロセッサ35から出
力されるトラッキングエラー信号の値yをOとしかつサ
ーボループをオーブン状態にしくステップ522)、L
、かる後トラッキングエラー信号Xを取り込む(ステッ
プ$23)。
続いて、カウントfrICをインクリメントしくステッ
プ524)、このカウント値Cが所定基準値、例えば1
500以上か否かを判定する(ステップ525)。C<
1500の場合には、定数1.Eとして例えば“3″を
、C≧1500の場合には、定数LEとして例えばu 
1 +tを設定する(ステップ326.827)。
この定数LEは、ピークホールドの際のノイズ対策のた
めに設定される値であり、サンプルホールド期間(15
0m5eC”)の最初の例えば50m5ec ’(この
5 Q m SeCとサンプリング周波数30K Hz
とによって基準カウント値1500が設定される)の間
では、LE=3なる設定によりエラー信号のピークの変
化に対して検出ピーク値XPP、XPNの追従を良くし
、それ以降ではLE=1なる設定によりリークを少なく
し、ホールド特性を向上させる作用をなす。
ステップ828でトラッキングエラー信号Xが正か否か
の判断を行ない、x>Oの場合には、エラー信号Xが前
回までの検出ピーク値Xppよりも大か否かを判定する
(ステップ529)。X〉XPPなる場合には、今回取
り込んだエラー信号Xを検出ピーク値xppとして設定
しくステップ530)、x≦xppなる場合には、前回
までの検出ピーク値xppから定数LEを差し引いた値
を検出ピーク値XPPとして設定する(ステップ531
)。そして、この検出ピーク(ifiXppからフィル
タリング(第5図におけるLPF29を通過せしめたこ
とに相当)後の正のピーク値ppを算出する(ステップ
532)。
一方、ステップ828でX≦0と判定した場合には、エ
ラー信号Xが前回までの検出ビークfllxPN以下か
否かを判定する(ステップ533)。
X≦xppなる場合には、今回取り込んだエラー信号X
を検出ピーク値XPNとして設定しくステップ834)
、X>XPNなる場合には、前回までの検出ピーク値X
PNに定数LEを加算した値を検出ピーク値XPNとし
て設定する(ステップ535)。続いて、この検出ピー
ク値XPNからフィルタリング〈第5図におけるり、 
P F 30を通過せしめたことに相当)後の負のピー
ク値1)Nを算出する(ステップ836)。そして、こ
のようにして得た正、負のピーク値pP、pNに基づい
て(pp−pN )なる式からp−p値を算出しくステ
ップ537)、続いてこのp−p値に対応するゲイン定
数GCを、第7図に示す特性に基づいて設定されかつR
OM37に予め記憶されているゲイン定数テーブルから
選択しくステップ838)、このゲイン定数Gcに対応
したゲインとなるようにゲイン制御回路33を介してエ
ラーアンプ24のゲインを制御する(ステップ539)
以上の一連の動作により、トラッキングサーボループの
ゲインの補正動作が完了する。
なお、第3図及び第8図の各実施例では、A/D変換器
16.34の前段にエラーアンプ2.24を配aし、マ
イクロプロセッサ17.35で求めたゲイン定数に応じ
てゲイン制御回路15.33を介してエラーアンプ2,
24のゲインを制御することによりループゲインをアナ
ログ段階で補正するようにしたが、マイクロプロセッサ
17゜35において、求めたゲイン定数とエラー信号の
信号レベルとを掛は口することによってループゲインを
ディジタルデータ段階で補正することも再開である。
1亘立匁」 以上説明したように、本発明によれば、サーボループの
開状態において得られるエラーイn@のp−p値を検出
し、この検出p−p(irIに基づいてゲイン定数を設
定し、このゲイン定数に応じてゲイン可変アンプのゲイ
ンを制御することにより、サーボループのゲインを常に
最適値に維持できるので、常に安定したサーボ動作を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフォーカスサーボ装置に適用された本発明の一
実施例を示すブロック図、第2図は対物レンズのディス
ク記録面からの位置に対するフォーカスエラー信号の波
形変化を示す波形図、第3図は第1図の装置をマイクロ
プロセッサを用いて構成した場合を示すブロック図、第
4図は第3図におけるマイクロプロセッサによって実行
される動作手順を示すフローチャート、第5図はトラッ
キングサーボ装置に適用された本発明の他の実施例を示
すブロック図、第6図はサーボループのオープン状態に
おけるトラッキングエラー信号の波形変化を示す波形図
、第7図は検出p−p値とゲイン定数との関係を示す特
性図、第8図は第5図の装置をマイクロプロセッサを用
いて構成した場合を示すブロック図、第9図は第8図に
おけるマイクロプロセッサによって実行される動作手順
を示す70−チャートである。 主要部分の符号の説明

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定エラー信号を増幅するアンプを含む微調サー
    ボループのループゲイン補正方法であつて、前記アンプ
    としてゲイン可変アンプを用い、前記サーボループの開
    状態において得られる前記所定エラー信号の正負の波高
    値の差(p−p値)を検出し、この検出p−p値に基づ
    いてゲイン定数を設定し、このゲイン定数に応じて前記
    ゲイン可変アンプのゲインを制御することを特徴とする
    微調サーボループのループゲイン補正方法。
  2. (2)所定エラー信号を増幅するアンプを含む微調サー
    ボループのループゲイン補正装置であつて、前記アンプ
    はゲイン可変アンプであり、前記サーボループの開状態
    において得られる前記所定エラー信号の正負の波高値の
    差(p−p値)を検出する手段と、この検出p−p値に
    基づいてゲイン定数を設定する手段と、前記ゲイン定数
    に応じて前記ゲイン可変アンプのゲインを制御する手段
    とを備えたことを特徴とする微調サーボループのループ
    ゲイン補正装置。
JP22168086A 1986-05-26 1986-09-19 微調サ−ボル−プのル−プゲイン補正方法及びその装置 Pending JPS63106003A (ja)

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