JPH04307412A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH04307412A
JPH04307412A JP3097885A JP9788591A JPH04307412A JP H04307412 A JPH04307412 A JP H04307412A JP 3097885 A JP3097885 A JP 3097885A JP 9788591 A JP9788591 A JP 9788591A JP H04307412 A JPH04307412 A JP H04307412A
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JP
Japan
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magnetic
circuit
recording
magnetic head
signal
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JP3097885A
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Seiichi Ogata
小形 誠一
Heikichi Sato
平吉 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to EP92105055A priority patent/EP0505983B1/en
Priority to CA002064284A priority patent/CA2064284C/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオテー
プレコーダ等に使用して有用な磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像信号をディジタル信号に変
換して回転ヘッドを用いて磁気テープに記録再生するデ
ィジタル信号記録再生装置が開発されている。このよう
な装置においては、一般に記録再生されるディジタル信
号は複数のチャンネルに分割され、これらの分割ごとに
独立の磁気ヘッドで記録再生されるようになっている。 その一例として、例えば2つの磁気ヘッドを回転ドラム
に180度相対向して配置してなる磁気ヘッドを用いて
記録再生することが行われている。
【0003】ところが、この場合には回転ドラムの偏心
等により、先行する磁気ヘッドによって記録されたトラ
ックと、180度相対向して配置された後続の磁気ヘッ
ドによって記録されたトラックとが平行にならず、部分
的に重なり合うという異常トラックパターンが発生する
。そして、このような異常トラックパターンが発生する
と、先行する磁気ヘッドによって記録された信号の一部
が消去され、十分な再生出力が得られずにビットエラー
レートが非常に高くなってしまう。
【0004】そこで、互いにアジマス角の異なる2つの
磁気ヘッドで同時に磁気テープに対して記録再生する方
法が考えられる。例えば、2つの磁気ヘッドを一体化し
、これを回転ドラムに取付けることにより、磁気テープ
に対して同時に記録再生する方法が挙げられる。
【0005】このときのテープ上の記録フォーマットと
しては、例えば図20に示すように、各トラックの記録
信号の位置が磁気テープ101に対して常に一定となる
ようになされる。これは磁気テープ101の長時間記録
を可能なものとすることから行われるものである。した
がって、上述の磁気ヘッドでは、ヘッド走査方向で後行
する側の磁気ヘッド103で記録される信号が、先行す
る側の磁気ヘッド102に対してヘッド走査方向で段差
GLに相当する時間遅延されて供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ディジタル信号記録再生装置をビデオテープレコーダ(
VTR)として使用する場合においては、画像信号のデ
ータと音声信号のデータとが独立の記録領域に記録され
るようになっている。その場合に画像信号のデータと音
声信号のデータとは別個に記録されたり、いわゆる音声
信号のアフターレコーディングが行われる等、各信号の
データを独立に記録できるようにする必要がある。
【0007】ところが、上述のように2つの磁気ヘッド
102,103を一体化した磁気ヘッドでは、任意の1
チャンネルの磁気ヘッドのみを記録状態にすることはク
ロストーク等の問題から困難である。このため、音声信
号のアフターレコーディング等を行おうとすると、例え
ば先行する側の磁気ヘッド102が音声信号のデータの
記録領域の始端に到達して記録が開始される時点(破線
で示す位置)では、後行する側の磁気ヘッド103はま
だ画像信号の記録領域(破線で示す位置)に残っている
ことになる。したがって、この状態で記録を開始すると
何らかの記録電流が後行する側の磁気ヘッド103に供
給されるため、画像信号のデータに悪影響を与える虞れ
があり、事実上各信号のアフターレコーディングは不可
能である。このように、2つの磁気ヘッド102,10
3を一体化して同時に磁気テープ101に記録再生する
には、これら磁気ヘッド102,103の位置関係が非
常に重要なものとなってくる。
【0008】そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑み
て提案されたものであって、各信号のアフターレコーデ
ィングを可能なものとするとともに、幅狭のテープに対
して高記録密度でディジタル画像信号の長時間記録再生
が行える磁気ヘッドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、互いに異なるアジマス角を有する一対
の磁気ギャップを有し、上記一対の磁気ギャップは、ト
ラックピッチ方向に磁気記録媒体上のトラックピッチと
略等し段差を有するとともに、ヘッド走査方向に磁気記
録媒体上のトラック間段差と略等しい段差を有するよう
に配置されたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】例えば2つの磁気ヘッドを回転ドラムに180
度相対向して配置してなる磁気ヘッドを用いて記録再生
した場合には、回転ドラムの偏心等により、先行する磁
気ヘッドによって記録されたトラックと、180度相対
向して配置された後続の磁気ヘッドによって記録された
トラックとが平行にならず、部分的に重なり合うという
異常トラックパターンが発生し、先行する磁気ヘッドに
よって記録された信号の一部が消去され、十分な再生出
力が得られずビットエラーレートが非常に高くなる。一
方、本発明にかかる磁気ヘッドにおいては、互いに異な
るアジマス角を有する一対の磁気ギャップを有する1つ
の磁気ヘッドを回転ドラムに搭載して記録再生するもの
であり、その一対の磁気ギャップが磁気記録媒体上のト
ラック間段差と略等しい段差を持って配置されているの
で、それぞれの磁気ギャップは磁気記録媒体上の各トラ
ックの端部に同時に到達するとともに、各信号の記録領
域にも同時に到達する。したがって、本発明にかかる磁
気ヘッドでは、異常トラックパターンが発生せず十分な
再生出力が得られるとともに、クロストークの影響もな
く各信号のアフターレコーディングが良好に行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて説明する。本実施例は、記録情報量を再生歪みの少
ない形で圧縮し、トラック幅10μm以下とし短波長0
.5μmで1.25μm2 /bitの高記録密度を持
って、ビットエラーレートの少ない形でテープ幅8μm
以下の幅狭の磁気テープに対して互いに異なるアジマス
角を有する一対の磁気ギャップを有する磁気ヘッドによ
り、ディジタル画像信号の長時間記録再生を可能とした
例である。
【0012】先ず、記録情報量を再生歪みの少ない形で
圧縮する方法について図面を参照しながら説明する。こ
の方法は、入力ディジタル画像信号を複数の画素データ
からなるブロック単位のデータに変換してブロック化し
、該ブロック化されたデータをブロック単位に圧縮符号
化し、該圧縮符号化されたデータをチャンネル符号化し
、該チャンネル符号化されたデータを回転ドラムに装着
された本実施例の磁気ヘッドによって磁気テープに記録
するものである。以下、記録側の構成と再生側の構成と
に分けて説明する。
【0013】図1は記録側の構成全体を示すものであり
、1Y、1U、1Vでそれぞれ示す入力端子に、例えば
カラービデオカメラからの三原色信号R,G,Bから形
成されたディジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号U
、Vが供給される。この場合、各信号のクロックレート
はD1フォーマットの各コンポーネント信号の周波数と
同一とされる。すなわち、それぞれのサンプリング周波
数が13.5MHz、6.75MHzとされ、且つこれ
らの1サンプル当たりのビット数が8ビットとされてい
る。したがって、入力端子1Y、1U、1Vに供給され
る信号のデータ量としては、約216Mbpsとなる。 この信号のうちブランキング時間のデータを除去し、有
効領域の情報のみを取り出す有効情報抽出回路2によっ
てデータ量が約167Mbpsに圧縮される。
【0014】有効情報抽出回路2の出力のうちの輝度信
号Yが周波数変換回路3に供給され、サンプリング周波
数が13.5MHzからその3/4に変換される。この
周波数変換回路3としては、例えば間引きフィルタが使
用され、折り返し歪みが生じないようになされている。 周波数変換回路3の出力信号がブロック化回路5に供給
され、輝度データの順序がブロックの順序に変換される
。ブロック化回路5は、後段に設けられたブロック符号
化回路8のために設けられている。
【0015】図3は、符号化の単位のブロックの構造を
示す。この例は、3次元ブロックであって、例えば2フ
レームに跨がる画面を分割することにより、同図に示す
ように(4ライン×4画素×2フレーム)の単位ブロッ
クが多数形成される。なお、図3において実線は奇数フ
ィールドのラインを示し、破線は偶数フィールドのライ
ンを示す。
【0016】また、有効情報抽出回路2の出力のうち、
2つの色差信号U、Vがサブサンプリング及びサブライ
ン回路4に供給され、サンプリング周波数がそれぞれ6
.75MHzからその半分に変換された後、2つのディ
ジタル色差信号が互いにライン毎に選択され、1チャン
ネルのデータに合成される。したがって、このサブサン
プリング及びサブライン回路4からは線順次化されたデ
ィジタル色差信号が得られる。このサブサンプリング及
びサブライン回路4によってサブサンプル及びサブライ
ン化された信号の画素構成を図4に示す。図4中、○は
第1の色差信号Uのサブサンプリング画素を示し、△は
第2の色素信号Vのサンプリング画素を示し、×はサブ
サンプルによって間引かれた画素の位置を示す。
【0017】サブサンプリング及びサブライン回路4の
線順次化出力信号がブロック化回路6に供給される。ブ
ロック化回路6では一方のブロック化回路5と同様に、
テレビジョン信号の走査の順序の色差データがブロック
の順序のデータに変換される。このブロック化回路6は
、一方のブロック化回路5と同様に、色差データを(4
ライン×4画素×2フレーム)のブロック構造に変換す
る。そしてこれらブロック化回路5及びブロック化回路
6の出力信号が合成回路7に供給される。
【0018】合成回路7では、ブロックの順序に変換さ
れた輝度信号及び色差信号が1チャンネルのデータに変
換され、合成回路7の出力信号がブロック符号化回路8
に供給される。このブロック符号化回路8としては、後
述するようにブロック毎のダイナミックレンジに適応し
た符号化回路(ADRCと称する。)、DCT(Dis
crete  Cosine  Transform)
回路等が適用できる。ブロック符号化回路8の出力信号
がフレーム化回路9に供給され、フレーム構造のデータ
に変換される。このフレーム化回路9では、画素系のク
ロックと記録系のクロックとの乗り換えが行われる。
【0019】フレーム化回路9の出力信号がエラー訂正
符号のパリティ発生回路10に供給され、エラー訂正符
号のパリティが生成される。パリティ発生回路10の出
力信号がチャンネルエンコーダ11に供給され、記録デ
ータの低域部分を減少させるようなチャンネルコーディ
ングがなされる。チャンネルエンコーダ11の出力信号
が記録アンプ12A,12Bと回転トランス(図示は省
略する。)を介して一対の磁気ヘッド13A,13Bに
供給され、磁気テープに記録される。なお、オーディオ
信号と、ビデオ信号とは別に圧縮符号化され、チャンネ
ルエンコーダ11に供給される。
【0020】上述の信号処理によって、入力のデータ量
216Mbpsが有効走査期間のみを抽出するによって
約167Mbpsに低減され、さらに周波数変換とサブ
サンプル、サブラインとによってこれが84Mbpsに
減少される。このデータは、ブロック符号化回路8で圧
縮符号化することにより、約25Mbpsに圧縮され、
その後のパリティ、オーディオ信号等の付加的な情報を
加えて、記録データ量としては31.56Mbps程度
となる。
【0021】次に、再生側の構成について図2を参照し
ながら説明する。図2において磁気ヘッド13A,13
Bからの再生データが回転トランス及び再生アンプ14
A,14Bを介してチャンネルデコーダ15に供給され
る。チャンネルデコーダ15において、チャンネルコー
ディングの復調がされ、チャンネルデコーダ15の出力
信号がTBC回路(時間軸補正回路)16に供給される
。このTBC回路16において、再生信号の時間軸変動
成分が除去される。TBC回路16からの再生データが
ECC回路17に供給され、エラー訂正符号を用いたエ
ラー訂正とエラー修整とが行われる。ECC回路17の
出力信号がフレーム分解回路18に供給される。
【0022】フレーム分解回路18によって、ブロック
符号化データの各成分がそれぞれ分離されるとともに、
記録系のクロックから画素系のクロックへの乗り換えが
なされる。フレーム分解回路18で分離された各データ
がブロック複号回路19に供給され、各ブロック単位に
原データと対応する復元データが複号され、複号データ
が分配回路20に供給される。この分配回路20で複号
データが輝度信号と色差信号に分離される。輝度信号及
び色差信号がブロック分解回路21,22にそれぞれ供
給される。ブロック分解回路21,22は、送信側のブ
ロック化回路5,6とは逆に、ブロックの順序の複号デ
ータをラスター走査の順に変換する。
【0023】ブロック分解回路21からの複号輝度信号
が補間フィルタ23に供給される。補間フィルタ23で
は、輝度信号のサンプリングレートが3fsから4fs
(4fs=13.5MHz)に変換される。補間フィル
タ23からのディジタル輝度信号Yは出力端子26Yに
取り出される。
【0024】一方、ブロック分解回路22からのディジ
タル色差信号が分配回路24に供給され、線順次化され
たディジタル色差信号U,Vがディジタル色差信号U及
びVにそれぞれ分離される。分配回路24からのディジ
タル色差信号U,Vが補間回路25に供給され、それぞ
れ補間される。補間回路25は、復元された画素データ
を用いて間引かれたライン及び画素のデータを補間する
もので、補間回路25からはサンプリングレートが4f
sのディジタル色差信号U及びVが得られ、出力端子2
6U,26Vにそれぞれ取り出される。
【0025】ところで上述のブロック符号化回路8とし
ては、ADRC(AdaptiveDynamic  
Range  Coding)エンコーダが用いられる
。このADRCエンコーダは、各ブロックに含まれる複
数の画素データの最大値MAXと最小値MINを検出し
、これら最大値MAX及び最小値MINからブロックの
ダイナミックレンジDRを検出し、このダイナミックレ
ンジDRに適応した符号化を行い、原画素データのビッ
ト数よりも少ないビット数により、再量子化を行うもの
である。ブロック符号化回路8の他の例としては、各ブ
ロックの画素データをDCT(Discrete  C
osine  Transtorm)した後、このDC
Tで得られた係数データを量子化し、量子化データをラ
ンレングス・ハフマン符号化して圧縮符号化する構成を
用いてもよい。
【0026】ここでは、ADRCエンコーダを用い、さ
らにマルチダビングした時にも画質劣化が生じないエン
コーダの例を図5を参照しながら説明する。図5におい
て、入力端子27に例えば1サンプルが8ビットに量子
化されたディジタルビデオ信号(或いはディジタル色差
信号)が図1の合成回路7より入力される。入力端子2
7からのブロック化データが最大値,最小値検出回路2
9及び遅延回路30に供給される。最大値,最小値検出
回路29は、ブロック毎に最小値MIN、最大値MAX
を検出する。遅延回路30からは、最大値及び最小値が
検出されるのに要する時間、入力データを遅延させる。 遅延回路30からの画素データが比較回路31及び比較
回路32に供給される。
【0027】最大値,最小値検出回路29からの最大値
MAXが減算回路33に供給され、最小値MINが加算
回路34に供給される。これらの減算回路33及び加算
回路34には、ビットシフト回路35から4ビット固定
長でノンエッジマッチング量子化した場合の1量子化ス
テップ幅の値(△=1/16DR)が供給される。ビッ
トシフト回路35は、(1/16)の割算を行うように
、ダイナミックレンジDRを4ビットシフトする構成と
されている。減算回路33からは(MAX−△)のしき
い値が得られ、加算回路34からは(MIN+△)のし
きい値が得られる。これらの減算回路33及び加算回路
34からのしきい値が比較回路31,32にそれぞれ供
給される。なお、このしきい値を規定する値△は、量子
化ステップ幅に限らず、ノイズレベルに相当する固定値
としてもよい。
【0028】比較回路31の出力信号がANDゲート3
6に供給され、比較回路32の出力信号がANDゲート
37に供給される。ANDゲート36及びANDゲート
37には、遅延回路30からの入力データが供給される
。比較回路31の出力信号は、入力データがしきい値よ
り大きい時にハイレベルとなり、したがってANDゲー
ト36の出力端子には、(MAX〜MAX−△)の最大
レベル範囲に含まれる入力データの画素データが抽出さ
れる。一方、比較回路32の出力信号は、入力データが
しきい値より小さい時にハイレベルとなり、したがって
ANDゲート37の出力端子には、(MIN〜MIN+
△)の最小レベル範囲に含まれる入力データの画素デー
タが抽出される。
【0029】ANDゲート36の出力信号が平均化回路
38に供給され、ANDゲート37の出力信号が平均化
回路39に供給される。これらの平均化回路38,39
は、ブロック毎に平均値を算出するもので、端子40か
らブロック周期のリセット信号が平均化回路38,39
に供給されている。平均化回路38からは、(MAX〜
MAX−△)の最大レベル範囲に属する画素データの平
均値MAX´が得られ、平均化回路39からは(MIN
〜MIN+△)の最小レベル範囲に属する画素データの
平均値MIN´が得られる。平均値MAX´から平均値
MIN´が減算回路41で減算され、減算回路41から
ダイナミックレンジDR´が得られる。
【0030】また、平均値MIN´が減算回路42に供
給され、遅延回路43を介された入力データから平均値
MIN´が減算回路42において減算され、最小値除去
後のデータPDIが形成される。このデータPDI及び
修整されたダイナミックレンジDR´が量子化回路44
に供給される。この実施例では、量子化に割り当てられ
るビット数nが0ビット(コード信号を転送しない)、
1ビット、2ビット、3ビット、4ビットの何れかとさ
れる可変長のADRCであって、エッジマッチング量子
化がなされる。割り当てビット数nは、ブロック毎にビ
ット数決定回路45において決定され、ビット数nのデ
ータが量子化回路44に供給される。
【0031】可変長ADRCは、ダイナミックレンジD
R´が小さいブロックでは、割り当てビット数nを少な
くし、ダイナミックレンジDR´が大きいブロックでは
、割り当てビット数nを多くすることで、効率の良い符
号化を行うことができる。すなわち、ビット数nを決定
する際のしきい値をT1〜T4(T1<T2<T3<T
4)とすると、(DR´<T1)のブロックは、コード
信号が転送されず、ダイナミックレンジDR´の情報の
みが転送され、(T1≦DR´<T2)のブロックは、
(n=1)とされ、(T2≦DR´<T3)のブロック
は、(n=2)とされ、(T3≦DR´<T4)のブロ
ックは、(n=3)とされ、(DR´≧T4)のブロッ
クは、(n=4)とされる。
【0032】かかる可変長ADRCではしきい値T1〜
T4を変えることで、発生情報量を制御すること(いわ
ゆるバッファリング)ができる。したがって、1フィー
ルド或いは、1フレーム当たりの発生情報量を所定値に
することが要求されるこの発明のディジタルビデオテー
プレコーダのような伝送路に対しても可変長ADRCを
適用できる。
【0033】発生情報量を所定値にするためのしきい値
T1〜T4を決定するバッファリング回路46では、し
きい値の組(T1、T2、T3、T4)が複数例えば3
2組用意されており、これらのしきい値の組がパラメー
タコードPi(i=0、1、2・・・・31)により区
別される。パラメータコードPiの番号iが大きくなる
に従って、発生情報量が単調に減少するように設定され
ている。ただし、発生情報量が減少するに従って、復元
画像の画質が劣化する。
【0034】バッファリング回路46からのしきい値T
1〜T4が比較回路47に供給され、遅延回路48を介
されたダイナミックレンジDR´が比較回路47に供給
される。遅延回路48は、バッファリング回路46でし
きい値の組が決定されるのに要する時間、DR´を遅延
させる。比較回路47では、ブロックのダイナミックレ
ンジDR´と各しきい値とがそれぞれ比較され、比較出
力がビット数決定回路45に供給され、そのブロックの
割り当てビット数nが決定される。量子化回路44では
、ダイナミックレンジDR´と割り当てビット数nとを
用いて遅延回路49を介された最小値除去後のデータP
DIがエッジマッチングの量子化により、コード信号D
Tに変換される。量子化回路44は、例えばROMで構
成されている。
【0035】遅延回路48、50をそれぞれ介して修整
されたダイナミックレンジDR´、平均値MIN´が出
力され、さらにコード信号DTとしきい値の組を示すパ
ラメータコードPiが出力される。この例では、一旦ノ
ンエッジマッチ量子化された信号が新たにダイナミック
レンジ情報に基づいて、エッジマッチ量子化されている
ためにダビングした時の画像劣化は少ないものとされる
【0036】次に、上述のチャンネルエンコーダ11及
びチャンネルデコーダ15について説明する。チャンネ
ルエンコーダ11においては、図6に示すように、パリ
ティ発生回路10の出力が供給される適用型スクランブ
ル回路で、複数のM系列のスクランブル回路51が用意
され、その中で入力信号に対し最も高周波成分及び直流
成分の少ない出力が得られるようなM系列が選択される
ように構成されている。パーシャルレスポンス・クラス
4検出方式のためのプリコーダ52で、1/1−D2 
(Dは単位遅延用回路)の演算処理がなされる。このプ
リコーダ52の出力を記録アンプ12A,13Aを介し
て磁気ヘッド13A,13Bにより、記録再生し、再生
出力を再生アンプ14A,14Bによって増幅するよう
になされている。
【0037】一方、チャンネルデコーダ15においては
、図7に示すように、パーシャルレスポンス・クラス4
の再生側の演算処理回路53は、1+Dの演算が再生ア
ンプ14A,14Bの出力に対して行われる。また、い
わゆるビタビ複号回路54においては、演算処理回路5
3の出力に対してデータの相関性や確からしさ等を用い
た演算により、ノイズに強いデータの複号が行われる。 このビタビ複号回路54の出力がディスクランブル回路
55に供給され、記録側のスクランブル処理によって並
び変えられたデータが元の系列に戻されて原データが復
元される。この実施例において用いられるビタビ複号回
路54によって、ビット毎の複号を行う場合よりも、再
生C/N換算が3dBで改良が得られる。
【0038】次に、上述の方法によってチャンネル符号
化されたデータを磁気テープに記録する本実施例にかか
る磁気ヘッドについて説明する。本実施例の磁気ヘッド
は、図8及び図9に示すように、アジマス角θ1 を有
する磁気ギャップg1 を構成する第1の磁気コア半体
61及び第2の磁気コア半体64と、アジマス角θ2 
を有する磁気ギャップg2 を構成する第3の磁気コア
半体72及び第4の磁気コア半体75とが非磁性材58
により接合一体化され、これら一対の磁気ギャップg1
 ,g2 で同時に磁気テープに対して記録再生するよ
うに構成されている。なお、以下便宜上、閉磁路を構成
する第1の磁気コア半体61及び第2の磁気コア半体6
4の接合体を磁気ヘッド部56と称するとともに、同様
に閉磁路を構成する第3の磁気コア半体72及び第4の
磁気コア半体75の接合体を磁気ヘッド部57と称する
。上記磁気ヘッド部56,57は、前述の図1及び図2
に示す磁気ヘッド13A,13Bに相当するものである
【0039】先ず、これら磁気ヘッド部56,57のう
ち、一方の磁気ヘッド部56を例にとって説明する。上
記磁気ヘッド部56は、強磁性酸化物材料よりなる磁気
コア部59及びこの磁気コア部59に真空薄膜形成技術
により被着形成される強磁性金属薄膜60から構成され
る第1の磁気コア半体61と、同様に強磁性酸化物材料
よりなる磁気コア部62及び強磁性金属薄膜63より構
成される第2の磁気コア半体64とを、円筒研磨された
磁気記録媒体対接面65側で互いの強磁性金属薄膜60
と強磁性金属薄膜63とを融着ガラス66によって接合
一体化させることにより、これら強磁性金属薄膜60,
63間に磁気ギャップg1 を構成するようになってい
る。
【0040】上記第1の磁気コア半体61を構成する磁
気コア部59は、例えばMn−ZnフェライトやNi−
Znフェライト等の強磁性酸化物材料よりなり、第2の
磁気コア半体64との対向面にコイル巻装溝67を有し
ている。上記コイル巻装溝67は、先端が磁気記録媒体
対接面65より切り欠かれて形成される第1の傾斜面6
7aと、この第1の傾斜面67aの基端に連続して形成
される第2の傾斜面67bと、さらにこの第2の傾斜面
67bの基端に連続して形成される第3の傾斜面67c
とからなり、上記磁気記録媒体対接面65の近傍部にの
み形成されている。その第2の傾斜面67bには、記録
信号を供給し或いは磁気テープからの再生信号を取り出
すコイル(図示は省略する。)が巻装されるようになっ
ている。また、上記コイル巻装溝67のバック側におけ
る上記磁気コア部59の上記第2の磁気コア半体64と
の対向面59aは、図8中矢印Xで示すヘッド走行方向
でのコア厚を減少させる方向に傾斜される上記第2の傾
斜面67bと略平行な傾斜面とされている。
【0041】そして、上記磁気コア部59の上記第2の
磁気コア半体64との対向部分は、図8中矢印Yで示す
トラックピッチ方向であるチップ厚方向よりその両側が
切り欠かれ、その略中央部分が同図中矢印Xで示すヘッ
ド走査方向に沿って細長く残存するように形成されてい
る。上記磁気コア部59の対向部分を切り欠く切り欠き
部68,69は、この磁気ヘッド部56の磁気ギャップ
g1 のトラック幅Tw1 を規制するトラック幅規制
溝となっている。したがって、これら切り欠き部68,
69によって形成される細長いコア部分(以下、これを
金属薄膜形成部59bと称する。)59bは、上記磁気
ギャップg1 のトラック幅Tw1 と同じ幅となって
いる。また、上記金属薄膜形成部59bの先端部は、こ
の磁気ヘッド部56の磁気ギャップg1 にアジマスを
付与させるため上記ヘッド走査方向に対して所定の傾斜
角度を持って傾斜されている。なお、上記傾斜角度は、
上記磁気ギャップg1のアジマス角θ1 と同じ角度で
ある。
【0042】一方、強磁性金属薄膜60は、上記磁気コ
ア部59のコイル巻装溝67のうち第1の傾斜面67a
上にのみに被着形成されている。そして、上記金属薄膜
形成部59bの傾斜面上に形成される強磁性金属薄膜6
0の一部を上記磁気記録媒体対接面65に露出させるよ
うになっている。磁気記録媒体対接面65に露出する強
磁性金属薄膜60の上記第2の磁気コア半体64との対
向面は、やはり上記磁気ギャップg1 のアジマス角θ
1 と同じ角度を有した傾斜面となっている。
【0043】ところで、上記強磁性金属薄膜60には、
高飽和磁束密度を有し且つ軟磁気特性に優れた強磁性材
料が使用される。かかる強磁性材料としては、Fe−A
l−Si系合金、Fe−Al系合金、Fe−Si−Co
系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Al−Ge系合金、
Fe−Ga−Ge系合金、Fe−Si−Ge系合金、F
e−Co−Si−Al系合金等の強磁性金属材料、或い
はFe−Ga−Si系合金、さらには上記Fe−Ga−
Si系合金の耐蝕性や耐摩耗性の一層の向上を図るため
に、Fe,Ga,Co(Feの一部をCoで置換したも
のを含む。),Siを基本組成とする合金に、Ti,C
r,Mn,Zr,Nb,Mo,Ta,W,Ru,Os,
Rh,Ir,Re,Ni,Pb,Pt,Hf,Vの少な
くとも一種を添加したものであってもよい。
【0044】また、強磁性非晶質合金、いわゆるアモル
ファス合金(例えば、Fe,Ni,Coの一つ以上の元
素とP,C,B,Siの一つ以上の元素とからなる合金
、またはこれを主成分としAl,Ge,Be,Sn,I
n,Mo,W,Ti,Mn,Cr,Zr,H,Nb等を
含んだ合金等のメタル−メタロイド系アモルファス合金
、或いはCo,Hf,Zr等の遷移元素や希土類元素等
を主成分とするメタル−メタル系アモルファス合金)等
も使用される。
【0045】これら強磁性材料の中でも、1.25μm
2 /bit以上の高記録密度を可能とするため、特に
飽和磁束密度が14kG以上のものがより好適であり、
例えば飽和磁束密度14.5kGのFe−Ga−Si−
Ru系合金が好ましい。このような高飽和磁束密度を有
する強磁性材料を使用すれば、高抗磁力の磁気テープに
対しても磁気飽和を生じることなく記録が行える。そし
て、上記強磁性材料の膜付け方法としては、真空薄膜形
成技術、例えば蒸着法,スパッタリング法,イオンプレ
ーティング法等が挙げられる。
【0046】一方、第2の磁気コア半体64を構成する
磁気コア部62は、先の磁気コア部59と同様にMn−
ZnフェライトやNi−Znフェライト等の強磁性酸化
物材料からなっている。この磁気コア部62は、コイル
巻装溝67の略中途部に対応する位置を頂点とし、上記
磁気コア部59の傾斜面59aと面接触する傾斜面62
aを有した断面略直角三角形として形成されるとともに
、コア幅が上記磁気ギャップg1 のトラック幅Tw1
 と略同一の幅となされている。
【0047】そして上記強磁性金属薄膜63は、先の強
磁性金属薄膜60と同様に強磁性材料よりなり、上記磁
気コア部62の上記傾斜面62aとは反対側の一側面6
2bに磁気記録媒体対接面65よりこれとは反対側の面
62cに至るまで連続膜として被着形成されている。す
なわち、上記強磁性金属薄膜63は、上記磁気コア部6
2のコア幅(磁気ギャップg1 のトラック幅Tw1)
と同じ幅を持って、上記磁気記録媒体対接面65よりバ
ック側に至るまで細長い棒状の膜として形成されている
。 なお、この強磁性金属薄膜63の上記第1の磁気コア半
体56の強磁性金属薄膜60との対向面は、やはり上記
磁気ギャップg1 のアジマス角θ1 と同じ角度を有
した傾斜面となっている。したがって、上記のようにし
て形成された磁気コア部62と強磁性金属薄膜63とか
らなる第2の磁気コア半体64においては、上記磁気ギ
ャップg1 のトラック幅Tw1 と略同一幅とされた
強磁性金属薄膜63のみが上記磁気記録媒体対接面65
に露出するようになっている。
【0048】そして、上述の第1の磁気コア半体61と
第2の磁気コア半体64とは、磁気記録媒体対接面65
側で互いの強磁性金属薄膜60,63同士を突合わせる
とともに、バック側で互いの磁気コア部59,62同士
を突き合わせ、当該強磁性金属薄膜60,63で挾まれ
る領域に融着ガラス66を充填させて接合一体化されて
いる。そしてこれら第1の磁気コア半体61と第2の磁
気コア半体64とは、上記強磁性金属薄膜60,63の
界面に充填された融着ガラス66又はギャップスペーサ
をギャップ膜として、当該強磁性金属薄膜60,63の
界面にトラック幅Tw1 とされた磁気ギャップg1 
を構成している。上記磁気ギャップg1 は、ヘッド走
査方向と直交する方向に対して時計回り方向に所定のア
ジマス角θ1 を持って設けられている。
【0049】ここでのアジマス角θ1 は、他方の磁気
ヘッド部57の磁気ギャップg2 からのクロストーク
を低減するために、10度以上とすることが望ましい。 なお、本実施例では、上記磁気ギャップg1 のアジマ
ス角θ1 は20度した。また、上記磁気ギャップg1
 のトラック幅Tw1 は、ATF(オートトラッキン
グ)の場合、隣接するトラックの信号を拾いながら記録
再生するので、磁気テープ上のトラックピッチPより+
0μm〜+3μm広くすることが望ましい。なお、上記
磁気ギャップg1 のトラック幅Tw1 を余り広げ過
ぎると、再生時の隣接クロストークが大きくなってしま
うため、上記の範囲が最も望ましい。具体的には、トラ
ックピッチPを10μm以下とするので上記磁気ギャッ
プg1 のトラック幅Tw1 は10μm〜13μmと
なる。本実施例では、磁気テープ上のトラックピッチP
を5μmとするため、上記トラック幅Tw1 を7μm
とした。
【0050】他方の磁気ヘッド部57も同様の構成で、
強磁性酸化物材料よりなる磁気コア部70及びこの磁気
コア部70に被着形成される強磁性金属薄膜71とから
なる第3の磁気コア半体72と、同様に強磁性酸化物材
料よりなる磁気コア部73及び強磁性金属薄膜74より
構成される第4の磁気コア半体75とを、磁気記録媒体
対接面65側で互いの強磁性金属薄膜71,74同士を
融着ガラス76によって接合一体化させることにより、
これら強磁性金属薄膜71,74間に磁気ギャップg2
 を構成するようになっている。
【0051】この磁気ヘッド部57においても先の磁気
ヘッド部56と同様に、一方の磁気コア部70の対向部
分は、チップ厚方向よりその両側が切り欠かれ、その略
中央部分がヘッド走査方向に沿って細長く残存するよう
に形成されている。この磁気コア部70の対向部分を切
り欠く切り欠き部77,78は、この磁気ヘッド部57
の磁気ギャップg2 のトラック幅Tw2 を規制する
トラック幅規制溝となっている。したがって、これら切
り欠き部77,78によって形成される細長いコア部分
(以下、これを金属薄膜形成部70bと称する。)70
bは、上記磁気ギャップg2 のトラック幅Tw2 と
同じ幅となされている。なお、上記金属薄膜形成部70
bの先端部は、先の金属薄膜形成部59bとは逆向きに
ヘッド走査方向に対して磁気ギャップg2 のアジマス
角θ2 と同じ角度で傾斜されている。
【0052】そして上記一方の磁気コア部70の第4の
磁気コア半体75との対向面には、先の第1の磁気コア
半体61のコイル巻装溝67と同様に形成された第1の
傾斜面79a、第2の傾斜面79b、第3の傾斜面79
cからなるコイル巻装溝79が形成されている。また、
上記磁気コア部70のバック側における上記第4の磁気
コア半体75との対向面70aは、やはり先の第1の磁
気コア半体61の磁気コア部59と同様に、ヘッド走行
方向でのコア厚を減少させる方向に傾斜される上記第2
の傾斜面79bと略平行な傾斜面とされている。
【0053】他方の磁気コア部73は、先の第2の磁気
コア半体64の磁気コア部62と同様に、コイル巻装溝
79の略中途部に対応する位置を頂点とし、上記磁気コ
ア部70の傾斜面70aと面接触する傾斜面73aを有
した断面略直角三角形として形成され、コア幅が上記磁
気ギャップg2 のトラック幅Tw2 と略同一の幅と
なされている。
【0054】一方、強磁性金属薄膜71,74も同様に
、真空薄膜形成技術によって強磁性金属材料がそれぞれ
の磁気コア部70,73に被着形成されてなっている。 すなわち、第3の磁気コア半体72を構成する磁気コア
部70には、コイル巻装溝79の第1の傾斜面79aに
のみ強磁性金属薄膜71が被着形成され、第4の磁気コ
ア半体75を構成する磁気コア部73には、傾斜された
傾斜面73aとは反対側の一側面73bに磁気記録媒体
対接面65よりこれとは反対側の面73cに至るまで連
続膜として被着形成されている。
【0055】そして、上記第3の磁気コア半体72と第
4の磁気コア半体75とは、磁気記録媒体対接面65側
で互いの強磁性金属薄膜71,74同士を突合わせると
ともに、バック側で互いの磁気コア部70,73同士を
突き合わせ、当該強磁性金属薄膜70,73で挾まれる
領域に融着ガラス76を充填させ接合一体化することに
より磁気ヘッド部57を構成している。この磁気ヘッド
部57においては、先の磁気ヘッド部56と同様に、上
記強磁性金属薄膜71,74間にトラック幅Tw2 と
する磁気ギャップg2 を構成する。また、上記磁気ギ
ャップg2 のアジマス角θ2 の向きは、クロストー
クの低減を図る目的で先の磁気ヘッド部56とは逆向き
となされている。なお、ここでの磁気ギャップ2 のア
ジマス角θ2 は、先の磁気ギャップg1 のアジマス
角θ2 と同一の角度に設定される。
【0056】そして上述のように構成された一対の磁気
ヘッド部56,57は、互いの強磁性金属薄膜63,7
4を対向させて非磁性材58により複合一体化され、磁
気記録媒体対接面65上に互いに異なるアジマス角θ1
 ,θ2 とされる一対の磁気ギャップg1 ,g2 
を有したいわゆるダブルアジマスと称される磁気ヘッド
となる。これら磁気ギャップg1 ,g2 は、トラッ
クピッチ方向に上記磁気ヘッド部56,57によって記
録される図10で示す磁気テープ80上のトラックピッ
チPと略等し段差Dを持って設けられている。すなわち
、上記一方の磁気ヘッド部56の磁気ギャップg1 は
、他方の磁気ヘッド部57の磁気ギャップg2 に対し
てトラックピッチ方向に磁気テープ80上のトラックピ
ッチPと略等しい段差Dを持って配置されている。なお
、上記段差Dは、トラックピッチ方向における各磁気ヘ
ッド部56,57の磁気ギャップg1 ,g2 のトラ
ック幅方向での下端側の端部間距離を指す。
【0057】ここでの段差Dは、磁気テープ80上のト
ラックピッチPを10μm以下とすることから、これに
合わせて上記段差Dを10μm以下とする。本実施例で
は、トラックピッチPを5μmとするので、上記段差D
をこれに合わせて5μmとした。なお、本実施例の磁気
ヘッドにおいては、上記磁気ヘッド部56,57のトラ
ック幅Tw1 ,Tw2 がいずれも7μmであるから
、先行する側の磁気ヘッド部57で記録された領域の一
部が後行する側の磁気ヘッド部56でオーバーラップさ
れる形で記録されることになる。
【0058】そしてさらに、これら磁気ギャップg1 
,g2 は、ヘッド走査方向に磁気テープ80上のトラ
ック間段差dと等しい段差GLを持って設けられている
。なお、ここに言うトラック間段差dは、各記録トラッ
ク81,82の記録領域のヘッド走査方向での端部間距
離を指す。上記段差GLは、ヘッド走査方向における各
磁気ヘッド部56,57の磁気ギャップg1,g2 の
トラック幅Tw1 ,Tw2 のセンター間距離を指す
【0059】ここでの段差GLは、長時間記録を目的と
するため画像信号の記録領域の確保から選定され、例え
ば500μm以下とされる。上記段差GLが500μm
以上であると、画像信号領域が狭くなり長時間再生に不
利となる。逆に、近すぎると対向する側の磁気コア半体
64,75のコア厚の確保が難しくなり、コア断面積の
減少によりヘッド効率が低下する。したがって、本例で
は上記段差GLを200μmとした。
【0060】このように構成されてなる磁気ヘッドにお
いては、ビデオテープレコーダの回転ドラムに取付けら
れる。そして、上記回転ドラムが回転走査され、当該回
転ドラムの周面に沿って相対的に移送する磁気テープ8
0上に上記磁気ヘッドによって図10に示す如く記録パ
ターンが形成される。このとき、一対の磁気ギャップg
1 ,g2 のヘッド走査方向での段差GLと磁気テー
プ80上のトラック間段差dとが等しくなるように、単
位時間当たりの磁気テープ80の移送量と磁気ヘッドの
回転数が定められる。
【0061】上記磁気ヘッドにより記録される磁気テー
プ80上の記録トラック81,82は、上記一対の磁気
ギャップg1 ,g2 のヘッド走査方向での段差GL
と等しい段差dを持って記録されることになる。したが
って、上記各磁気ギャップg1 ,g2 は、それぞれ
の記録トラック81,82の画像領域81a,82a又
は音声領域81b,82bの端部に同時に到達する。こ
の結果、音声信号を後で記録するアフターレコーディン
グを行う場合には、クロストークの問題がなく各信号の
アフターレコーディグが良好に行える。また、2つの磁
気ギャップg1 ,g2 によって同時に記録再生を行
うので、テープ幅8mm以下とした磁気テープ80に対
して記録密度1.25μm2 /bit以上で記録再生
しても、異常トラックパターンによるビットエラーレー
トが高くなることなくディジタル画像信号の長時間記録
再生が可能となる。
【0062】例えば、互いにアジマス角の異なる2つの
磁気ヘッドを回転ドラムに180度相対向して配置し、
同様にして記録密度1.25μm2 /bit以上で8
mm幅の磁気テープ80に対して記録再生した場合には
、回転ドラムの偏心等により、先行する磁気ヘッドによ
って記録されたトラックと、180度相対向して配置さ
れた後続の磁気ヘッドにより記録されたトラックとが一
部重なる異常トラックパターンが発生する。このため、
先行する磁気ヘッドによって記録された信号の一部が消
去され、十分な再生出力が得られずビットエラーレート
が非常に高くなってしまう。しかしながら、本実施例の
磁気ヘッドによれば、2つの磁気ヘッド部56,57を
非磁性材58によって所定の位置関係とした状態で複合
一体化していることから、回転ドラムに偏心等があって
もこれら磁気ヘッド部56,57で記録される記録トラ
ック81,82は共に同一方向に傾き、他方の記録トラ
ックにオーバーラップするようなことがない。したがっ
て、十分な再生出力が得られ、ビットエラーレートが高
くならない。
【0063】なお、本実施例では、テープ幅8mmの磁
気テープに対して波長0.3μmの信号を標準モード(
SP)でトラックピッチ10μmとして記録再生した場
合、記録時間は3時間であった。同様に倍速モード(L
P)でトラックピッチ5μmとして記録再生した場合に
は、記録時間は6時間であった。
【0064】ところで、上述の磁気ヘッドを作製するに
は、以下のようにして行う。先ず、図11に示すように
、Mn−Znフェライトよりなるブロック80の一主面
80aにコイル巻装溝67の第1の傾斜面67aを有す
る断面略V字状の溝84を長手方向に亘って切削加工す
る。次に、図12に示すように、上記溝84内を含めて
上記ブロック80の一主面80a全面に亘り強磁性材料
をスパッタリングして強磁性金属薄膜60を被着形成す
る。
【0065】次に、図13に示すように、上記溝84内
の強磁性金属薄膜60を残すようにして、上記ブロック
80の一主面80a上の強磁性金属薄膜60を平面研磨
により全て除去する。この結果、上記溝84の第1の傾
斜面67a上にのみ強磁性金属薄膜60が残存すること
になる。次いで、上記第1の傾斜面67a上に形成され
た強磁性金属薄膜60を削り取らないようにして、上記
溝84をさらに切削加工して第2の傾斜面67bと第3
の傾斜面67cを形成し、断面略矩形状のコイル巻装溝
67を形成する。
【0066】次に、図14に示すように、上記ブロック
80と略同一の外形寸法とされた溝加工等が施されてい
ないMn−Znフェライトよりなるブロック85を用意
する。そして、上記ブロック85とコイル巻装溝67が
形成されたブロック80とを突合わせ、融着ガラス66
によって接合一体化する。次いで、図15に示すように
、コイル巻装溝67が加工されていないブロック85を
斜めに切削し、上記ブロック80との突合わせ面と反対
側の面85aを傾斜させる。
【0067】次に、図18に示すように、上記ブロック
80の斜めに傾斜された傾斜面85aに、上記コイル巻
装溝67と直交する方向に作製するヘッドの数に応じて
アジマス規定溝86を複数切削加工する。上記アジマス
規定溝86は、上記ブロック85の傾斜面85aに対し
て作製する磁気ヘッド部56のアジマス角と同一の角度
θ1 で傾斜する斜面86aを有している。この結果、
上記斜面86aには、上記ブロック80に被着形成され
る強磁性金属薄膜60の一部や融着ガラス66が露出す
ることになる。
【0068】次に、上記アジマス規定溝86内を含めて
上記ブロック85の傾斜面85aにギャップスペーサと
なる非磁性膜(図示は省略する。)を全面被着し、さら
にこの上に図17に示すように、強磁性金属薄膜63を
全面被着する。したがって、上記斜面86aに露出する
強磁性金属薄膜60と上記強磁性金属薄膜63とが非磁
性膜を介して接合され、磁気ギャップg1 を構成する
ことになる。次に、上記斜面68a上の強磁性金属薄膜
63を所定のトラック幅Tw1 とするために、上記ア
ジマス規定溝86に沿ってトラック幅規制溝となる切り
欠き部68,69を切削する。この工程においては、上
記強磁性金属薄膜60と強磁性金属薄膜63との接合に
よる磁気ギャップg1 のトラック幅Tw1 は、これ
らを接合した後に切り欠き部68,69を設けることに
より設定されるので、例えば突合わせ時の位置ずれ等に
よるバラツキがなく、精度の高いものとなる。
【0069】次いで、上記ブロック85の傾斜面85a
上に被着形成される非磁性膜と強磁性金属薄膜63とを
除去し、上記傾斜面85aを露出させる。この結果、強
磁性金属薄膜63は、上記切り欠き部68,69間の金
属薄膜形成部59b上にのみ形成されることになる。こ
のようにして一方の磁気ヘッド部56となる磁気ヘッド
ブロックHB1 が作製される。そしてさらに、上述の
工程を順次繰り返して上記磁気ヘッドブロックHB1 
のアジマス角θ1 とは逆向きのアジマス角θ2 を有
する磁気ヘッドブロックHB2 を作製する。
【0070】この磁気ヘッドブロックHB2 もMn−
Znフェライトからなるブロック87に被着形成された
強磁性金属薄膜(図示は省略する。)と他方のブロック
(図示は省略する。)に被着形成される強磁性金属薄膜
74とが接合一体化されてなり、磁気ギャップg2 の
トラック幅Tw2 を規定する切り欠き部77,78を
有している。
【0071】そして、図19に示すように、上記各磁気
ヘッドブロックHB1 ,HB2 の磁気ギャップg1
 ,g2 が前述したようにトラックピッチ方向に段差
D(5μm)を有するように、これら磁気ヘッドブロッ
クHB1 ,HB2 を位置合わせして突合わせる。次
いで、相対向する切り欠き部77,78内に融着ガラス
等によりなる非磁性材58を充填し、これら磁気ヘッド
ブロックHB1 ,HB2 を接合一体化する。そして
図19中A−A線及びB−B線で示す位置でスライシン
グして磁気ヘッドチップを切り出す。最後に、上記磁気
ヘッドチップに対して強磁性金属薄膜60,74が磁気
記録媒体対接面65に露出するまで円筒研磨を施すとと
もに、切削加工を施して図8及び図9に示す本実施例の
磁気ヘッドを完成する。
【0072】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気ヘッドによれば、互いに異なるアジマス角を有
する一対の磁気ギャップが磁気記録媒体上のトラック間
段差と略等しい段差を持って配置されているので、それ
ぞれの磁気ギャップは磁気記録媒体上の各記録トラック
の端部に同時に到達するとともに、各信号の画像領域又
は音声領域にも同時に到達する。したがって、異常トラ
ックパターンが発生せず十分な再生出力が得られるとと
もに、クロストークの影響もなく各信号のアフターレコ
ーディングを良好に行うことができる。
【0073】また、本発明によれば、一対の磁気ギャッ
プを有した1つの磁気ヘッドとされることから、この磁
気ヘッドを回転ドラムに搭載して磁気テープに記録再生
した場合、回転ドラムに偏心等があってもこれら磁気ギ
ャップで記録される記録トラックは共に同一方向に傾き
、他方の記録トラックにオーバーラップせず、十分な再
生出力が得られ、ビットエラーレートが高くならない。
【0074】また、本発明によれば、記録情報量を再生
歪みの少ない形で圧縮する方法を採用し、一対の磁気ギ
ャップを有した磁気ヘッドで同時に磁気記録媒体に対し
て記録再生するようにしているので、トラック幅10μ
m以下として短波長0.5μmで1.25μm2 /b
it以上の高記録密度を持ってテープ幅8μm以下の幅
狭の磁気テープに記録再生した場合でも、ビットエラー
レートの少ない形でディジタル画像信号の長時間記録再
生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル画像情報を再生歪みの少ない形で圧
縮する信号処理部の記録側の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】ディジタル画像情報を再生歪みの少ない形で圧
縮する信号処理部の再生側の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ブロック符号化のためのブロックの一例を示す
線図である。
【図4】サブサンプリング及びサブラインの説明に用い
る線図である。
【図5】ブロック符号化回路の一例のブロック図である
【図6】チャンネルエンコーダの一例の概略を示すブロ
ック図である。
【図7】チャンネルデコーダの一例の概略を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明を適用した磁気ヘッドを対接面側より見
た要部拡大正面図である。
【図9】本発明を適用した磁気ヘッドの拡大断面図であ
る。
【図10】本発明を適用した磁気ヘッドによってディジ
タル画像情報と音声信号が記録された磁気テープのテー
プフォーマットを示す図である。
【図11】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ち溝形成工程を示す斜視図である。
【図12】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ち強磁性金属薄膜被着工程を示す斜視図である。
【図13】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ちコイル巻装溝形成工程を示す斜視図である。
【図14】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ちブロック接合工程を示す斜視図である。
【図15】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ちブロック切断工程を示す斜視図である。
【図16】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ちアジマス規定溝形成工程を示す斜視図である。
【図17】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ち他方の強磁性金属薄膜被着工程を示す斜視図である。
【図18】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ち切り欠き部形成工程を示す斜視図である。
【図19】本発明を適用した磁気ヘッドの作製工程のう
ちブロック接合工程を示す斜視図である。
【図20】従来の磁気ヘッドによってディジタル画像情
報と音声信号が記録された磁気テープのテープフォーマ
ットを示す図である。
【符号の説明】
56,57・・・磁気ヘッド部 58・・・非磁性材 61・・・第1の磁気コア半体 64・・・第2の磁気コア半体 72・・・第3の磁気コア半体 75・・・第4の磁気コア半体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに異なるアジマス角を有する一対
    の磁気ギャップを有し、上記一対の磁気ギャップは、ト
    ラックピッチ方向に磁気記録媒体上のトラックピッチと
    略等し段差を有するとともに、ヘッド走査方向に磁気記
    録媒体上のトラック間段差と略等しい段差を有するよう
    に配置されたことを特徴とする磁気ヘッド。
JP3097885A 1991-03-29 1991-04-04 磁気ヘッド Pending JPH04307412A (ja)

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AT92105055T ATE154720T1 (de) 1991-03-29 1992-03-24 Magnetkopf und ein digitaler magnetaufzeichnungskopf
DE69220401T DE69220401T2 (de) 1991-03-29 1992-03-24 Magnetkopf und ein digitaler Magnetaufzeichnungskopf
EP92105055A EP0505983B1 (en) 1991-03-29 1992-03-24 Magnetic head and a digital recording magnetic head
CA002064284A CA2064284C (en) 1991-03-29 1992-03-27 Magnetic head and a digital recording magnetic head
KR1019920005134A KR100229240B1 (ko) 1991-03-29 1992-03-28 자기헤드 및 디지탈 기록 자기헤드
US08/216,599 US5471355A (en) 1991-03-29 1994-03-22 Magnetic head and a digital recording magnetic head

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6038098A (en) * 1991-10-29 2000-03-14 Sony Corporation Rotary head apparatus with magnetic heads having respective gaps at azimuth angles which are not substantially equal to each other

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