JPH04307296A - ステイプラ装置を備えたソータ - Google Patents

ステイプラ装置を備えたソータ

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JPH04307296A
JPH04307296A JP3071687A JP7168791A JPH04307296A JP H04307296 A JPH04307296 A JP H04307296A JP 3071687 A JP3071687 A JP 3071687A JP 7168791 A JP7168791 A JP 7168791A JP H04307296 A JPH04307296 A JP H04307296A
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JP
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tray
sorter
sheets
sheet
bin
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JP3071687A
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English (en)
Inventor
Hisao Hosoya
久男 細谷
Kazuhiro Hirota
廣田 和浩
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、印刷機ある
いはレーザービームプリンタ等の画像形成装置に付設さ
れて該画像形成装置から排出されるシートを分離・収納
するソータに係り、詳しくは複数のビン上に収納された
シートを整合して綴じ止めするステイプラ装置と、その
上部にノンソートトレイを具備したソータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置から排出された
複数枚のシート(コピー紙)を自動的に丁合いおよび仕
分けをするソータの方式として、ビン固定方式、全ビン
移動方式、一ビンごとの開口移動方式がある。
【0003】ビン固定方式では、画像形成装置によって
多数枚原稿から多数部の記録シートを作成する際に、画
像形成装置から搬出されるシートは、順次ソータの受入
れ部に引き取られ、続いて搬送部に移され、この搬送の
途中、多数のビンから成る分配装置の各ビンのシート受
入口に設けられた分岐手段の作動により順序良く各ビン
に取り入れられて集成され、最大限ビンの枚数だけの多
数部の記録シートが整えられる。
【0004】このビン固定方式のソータは、比較的ビン
の収納枚数を大きくとれること、対応スピードが早いこ
と、複数連結ができることなどの利点をもつためコンソ
ール型の高速複写機の多様されている。例えばソート用
の複数のビン内には、約50枚のシートが、ノンソート
用トレイには約250枚のシートがそれぞれスタックす
ることができる。
【0005】一方、複写機等から排出されたシートを綴
じ止めするステイプラ装置を備えたシート後処理装置と
しては、循環式自動原稿搬送装置(RDH)等の機械と
共に用い、シートごとにステイプラ止めするシート後処
理装置(フィニッシャ)が存在するが機構が複雑で高価
となる欠点がある。一般のステイプラ装置を備えたソー
タとしては、以下の形式のものが開示されている。
【0006】(1)比較的簡便なビン移動型のソータに
ステイプラ装置を付設した装置(特開昭64−4345
7号公報)が開示されている。この装置はビンに収納し
たシートを綴じ止めするステイプラ装置をビンに対して
進退自在に配置したソータである。
【0007】(2)他のソータでは多数の用紙束にそれ
ぞれステイプルを打ち込む場合、固定したステイプラ装
置を各ビンごとに設け、各ビンをステイプル位置まで移
動させて用紙束にステイプルを打ち込む形式がある。
【0008】(3)特開昭62−244869号公報に
開示されたソータは、ステイプル打ち込み可能な位置ま
で用紙を載せたビンを移動し、ステイプルを打ち込み、
他のビンの打ち込みに際しては当該ステイプル装置を上
下方向に移動して行うものである。
【0009】また、これらソータにおいて、複写機など
によりは排出されたコピーを、丁合い(ソート)または
仕分け(グルーピング)を必要としないで収容する排紙
トレイ(ノンソートトレイ)は、通常ソータ下部のシー
ト入口部に設けるか、または前記複数のビンの1つを利
用していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したステイプラ装
置付ソータのうち、第1のステイプラ装置を進退させる
形式は、シートのサイズによって進入行程が異なり、各
ビンの上下間隔をすべて広くとるとソータが大型化し、
ステイプル装置が進入する該当ビンの間隔のみを拡げる
動作を行なうと機構が複雑になるという問題点があった
【0011】第2のソータでは、ソータ全体の構成が複
雑化し、またビン間隔が狭い場合においては、特殊なス
テイプラ装置が必要となるといった問題点があった。
【0012】第3のソータでは、用紙を堆積した各ビン
を適時ビンガイドに沿って直進させてステイプル位置ま
で水平に移動させるものであり、装置の構造が複雑とな
る欠点がある。
【0013】上記ステイプラ装置を備えたソータには、
ステイプルする前にビン上のシートを幅揃えして紙押え
する装置や、前記ビン上に堆積したシートを前記ステイ
プラ装置のステイプル可能な位置に揺動させるビン揺動
装置等が設けられていて、安全のためソータ最上部は天
板等により遮閉されている。
【0014】また、前記ノンソートトレイをソータ下部
に設けた形式では、該トレイからシートを取り出すとき
、オペレータは腰をかがめて操作しなければならない。
【0015】ノンソートトレイを複数のビンの1つ例え
ば最上段のビンで兼用する場合には、前記天板(安全カ
バー)を取り付けたときには、取り出し間隙が少なく操
作し難い問題や、ソータの全高を更に高くする等の問題
がある。また前記天板を取り除くとステイプラ装置等が
露出し、安全上に問題がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、簡単な構造で
動作の確実なステイプラ装置を備えたソータを提供する
ことを目的とするものであり、特に、ノンソートトレイ
の配置と形状を改善して、シート取り出し操作の容易性
と、ステイプラ装置の安全性と、トレイ内に高速搬入さ
れるシートのビン外への脱出と搬送不良を防止してトレ
イ内収容を確実にし、かつソータの全高を最小限にして
トレイ内に所定枚数のシートを収容可能にするステイプ
ラ装置を備えたソータを提供するものである。
【0017】これらの目的を達成する本発明のステイプ
ラ装置を備えたソータは、画像形成装置から搬出された
シートを分類・収納する複数のビンと、前記ビンに収納
したシートを幅寄せ整合する整合装置と、前記ビン内の
シート上面を圧接して該シートをビンに固定してステイ
プル可能な位置まで保持するシート押え装置と、前記ビ
ンに収納したシートを綴じ止めするステイプラ装置とを
備えたソータであって、前記複数のビンの最上段のビン
の上方にノンソートトレイを設置し、該ノンソートトレ
イを、前記整合装置とシート押え装置に近接してその上
部を遮閉する安全カバーになるように形成したことを特
徴とするものである。
【0018】また、本発明のステイプラ装置を備えたソ
ータは、前記ノンソートトレイの形状を、所定枚数のシ
ートを収容可能にして、かつソータ本体外装の天井部よ
り低く設置したことを特徴とするものである。
【0019】また本発明のノンソートトレイは、箱状を
なすトレイ本体と、該トレイ本体に着脱または折畳み可
能なシート載置補助部材とから構成し、前記トレイ本体
の頂部がソータ本体外装の天井部より低い形状にである
ことを特徴とするものである。
【0020】更にまた、本発明によるステイプラ装置を
備えたソータは、前記ノンソートトレイのシート突当て
基準壁面の上部に庇状の突起部を設け、前記ノンソート
トレイに搬入されるシートの後端部の浮き上りを前記突
起部により抑止して、該トレイ内に所定枚数のシートを
整列収納可能にしたことを特徴とする。
【0021】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。
【0022】図1は画像形成装置(例えば複写機)本体
1に接続されたソータの構成図である。本発明のソータ
は、基台部10と、下り搬送部20と、上り搬送部30
と、ビン移動部40とから構成されている。
【0023】基台部10は、キャスタ11、画像形成装
置本体1との接続手段12、搬送ベルト13、従動ロー
ラ14、ガイド板15および駆動手段(図示せず)等か
ら成り、床上に固定される。
【0024】また、基台部(水平搬送部)10には、図
1の紙面直交方向にステー部材16が固設されている。 該ステー部材16の上面側には、ラックギヤRGが固定
されている。一方、後述のビン移動部40の筐体内には
、筐体移動用のコロ17A,17Bが軸支されていて、
該コロ17A,17Bは前記基台部10の図示しないレ
ール上を滑走して、ビン移動部40の筐体を紙面直交方
向に移動可能にしている。
【0025】また、上記ビン移動部40の筐体内には駆
動用モータM1が設置されていて、歯車G1,G2を介
してピニオンギヤPGを駆動回転させる。該ピニオンギ
ヤPGは、前記ステー部材16に固定されたラックギヤ
RGに歯合しているから、モータM1の駆動回転により
、ビン移動部40の筐体が紙面直交方向に移動する。な
お、18は前記ピニオンギヤPGと同軸に設けた回転自
在なコロであり、該コロ18は前記ステー部材16に転
接してガイドする。
【0026】下り搬送部20は、画像形成装置本体1の
排紙ローラ2、排紙口3に接続し、排紙されたシートP
をガイド板21で受けて下方に搬送して、前記基台部1
0内の搬送ベルト13に送り込むための搬送ベルト22
と従動ローラ23等から成る。また、この搬送路から分
岐して、ADFおよびソータ内でジャムが発生したとき
画像形成装置本体1内の先行シートを排出する搬送手段
24とトレイ25が備えている。なお、上記下り搬送部
20の筐体の上部は開閉自在に揺動して、下り搬送部2
0内のジャム用紙の取り出しを可能にしている。
【0027】上り搬送部30は、支持フレームの上部と
下部とに回転自在に固定されたプーリ32,33には、
複数条の無端状の移送ベルト31が張設されている。該
搬送ベルト31の内側には、後述のビンの挿入口に対応
する複数個のローラ34が回転自在に転接している。該
ローラ34に対向して搬送ベルト31の外側には、複数
個の搬送ローラ35が転接して従動回転する。
【0028】また、該搬送ローラ35の中間で、ビンの
入り口にはそれぞれ分岐ガイド36が位置して揺動する
。これらの分岐ガイド36は、前記支持フレームに架設
された軸37に回転自在に支持され、該軸37の軸端に
設けられた図示しないレバーおよびソレノイドによって
揺動される。従って該分岐ガイド36を時計方向に回動
させることによって、分岐ガイド36の下端爪部を搬送
ベルト31と搬送ローラ35とで構成される用紙搬送路
に交差させて、用紙の垂直方向上方への進行を遮り、分
岐ガイド36は用紙の受け入れ姿勢を整える。そこへ用
紙Pが搬送されてくると、該用紙Pは分岐ガイド36の
内側曲面に沿ってほぼ直角方向に偏向されてビン41内
に受け入れられる。
【0029】図2および図3は上記用紙分岐搬送路の構
成部材とビンの部分断面図であり、図2はソータ上部近
傍を、図3はソータ下部をそれぞれ示す。また、図4は
ビン41と関連部材の斜視図、図5はその平面図である
【0030】ビン移動部40には、等間隔に配置された
複数のビン(例えば20ビン)41が揺動自在に支持さ
れている。すなわち、ビン41の底部(図2、図3の左
方)はビン移動部40に固設されたガイド板47上に摺
動自在に支持されている。
【0031】ビン移動部40のフレームの上下に固設さ
れた支持部材42A,42Bに支持され直立する固定軸
(支軸)43には、スライド駒(軸受部材)44が嵌合
しピン45およびEリング43Eにより位置決めされて
いる。該スライド駒44は前記ビン41の一方の端部(
図2,図3,図4の右方)の切欠穴部41Gに嵌入され
、ビン41を回転自在にする。また固定軸43に等間隔
に打ち込まれたピン45はスライド駒44の回転止めお
よびビン41の上部位置決めをなす。
【0032】前記ビン41の他方の端部は、ビン移動部
40のフレームの一部に植設されて回転自在なコロ39
に支持されている。このようにして、ビン41はガイド
板47、スライド駒44、コロ39によって支持され、
固定軸43を中心にして揺動自在になっている。なお、
41Aは前記ガイド板47の切欠部に係合する底面側に
設けた3箇所の爪部である。また、41Sはビン41の
上面側の用紙導入側に設けた5箇所の後方ストッパであ
り、その直立面上端は湾曲した爪部41Bを庇状にビン
41の内側に突出させていて、用紙後端の浮き上りによ
る用紙ビン外脱出を防止するためのものである。
【0033】図3において、ソータの上り搬送部30に
高速搬入された用紙P(図示一点鎖線)は、搬送ベルト
31と搬送ローラ35に挟持されて上昇し、図示しない
ソレノイドにより作動され時計方向に揺動された分岐ガ
イド36(図示、下から2段目のもの)により右方に偏
向されて(図示一点鎖線)、前記ビン41の直立したス
トッパ壁41Sの上方を通過して、ビン41の傾斜面に
沿って右上昇し、用紙Pの後端が前記ストッパ41Sの
上方通過したのちには、用紙Pは上昇から下降に転じ、
用紙Pの自重によりビン41の面上を滑落し、用紙Pの
後端がストッパ壁41Sに突き当たって停止する。
【0034】このときカーリングを有する用紙Pの後端
が浮き上っても、前記ビン41頂部に設けた爪部41B
により、浮き上りが防止され、ビン41内に収容され、
自重でストッパ壁41Sに当接して紙揃えされる。
【0035】前記複数のビン(図1の20段のソートビ
ン)41の更に最上方には、深底型のノンソートトレイ
49が固設されている。該ノンソートトレイ49は、ソ
ートを要しない画像形成済み用紙Pを収容するトレイで
あり、100〜300枚の大量の用紙が堆積可能である
【0036】上記ノンソートトレイ49の左端面側(図
1,図2)の用紙導入側には、用紙Pの後端を当接させ
て紙揃えするストッパ壁49Sがトレイ49の内壁面に
形成されている。
【0037】該ストッパ壁49Sの直立面上端には湾曲
した爪部49Bが庇状にノンソートトレイ49の内側に
突出していて、用紙後端の浮き上がりによる用紙Pのト
レイ外脱出を防止する。  前記トレイ49に高速搬入
された用紙Pは爪部49Bにより、用紙浮き上りによる
用紙脱出または不揃い積載は解消される。
【0038】図2にノンソートトレイ49の断面図を示
す。トレイ49の用紙載置面は、用紙後端を突き当てて
紙揃えするストッパ壁49Sと直交し水平面と緩傾斜角
をなす載置面491と、後述の整合装置50の揺動可能
なアーム52B、整合棒54および紙押え装置60の上
方間隙に近接する中間載置面492,493と、複数ビ
ン41を揺動させる回転支軸51の上端部を覆う上部載
置面494,495から形成されている。なお、ほぼ水
平をなす載置面495は、最大サイズの用紙の先端部が
載置される面であり、該載置面495をほぼ水平にして
ソータ本体より低くすることにより、ノンソートトレイ
49の高さを抑えて、ソータの全高を低くコンパクトに
することができる。
【0039】一方、上り搬送部30の固定フレームの一
部には、画像形成装置本体1からビン41上に排出され
る用紙Pの側縁を揃える整合装置50が設けられている
が、図6は該整合装置50の正面断面図、図7はトレイ
49と整合装置50上部の詳細断面図を示す。
【0040】整合装置50は、前記フレームの上下部に
垂直支持され、図7に示すパルスモータM2の駆動力か
ら歯車G3,G4,G5の伝達系を経て回転する回転軸
51に係合して揺動回転自在な上アーム52Bと下アー
ム52Aが、整合棒54を支持して揺動させる。55は
回転軸51に巻回され上アーム52Bをばね付勢する復
帰ばねである。該上アーム52Bの先端部には、調心軸
受53Bによって整合棒54の心金54Aの上方の軸端
が保持されている。また、上記整合棒54の心金54A
の下方の軸端は下アーム52Aの軸端に設けた調心軸受
53Aに嵌合して保持されている。 該心金54Aの外周には、スポンジ等の発泡樹脂材より
成る弾性部材54Bが被覆されている。
【0041】前記弾性部材54Bは、ビン上に排出され
て収納される用紙Pの側端に軽圧接して、ビン41の側
面に設けたストッパ壁41Dに用紙Pを押し当てて幅揃
えを行なう。この幅揃え(整合)時に、アーム52A,
52Bは用紙幅寸法を越えて僅かオーバーラン揺動して
用紙揃えを確実にするが、ストッパ壁41Dに一方の側
端が当接した用紙Pの他方の側端は、前記弾性部材54
Bの柔軟な弾性力によって軽圧接されてるから、用紙P
の側端が損傷されずに保護される。
【0042】前記上アーム52Bは、排出される用紙P
のサイズに対応して幅揃えするよう前記パルスモータM
2の設定パルス数によって揺動角度が変えられる。
【0043】また、前記上アーム52Bの揺動基部には
、突起軸部521Bが一体に形成され、回転軸51に植
設されたピン510を中心にして垂直方向に揺動可能に
している。前記突起軸部521Bの先端部には、コロ5
8が回転自在に嵌合している。該コロ58は、前記フレ
ームに固設されたカム部材59Bの溝カム部590に摺
接し、上アーム52Bが回転軸51を中心に揺動すると
き、前記溝カム部590に摺接して軸方向にも揺動する
。同様にして、下アーム52Aの揺動基部に突出した突
起軸部521Aにも、コロ58が回転自在に嵌合し、カ
ム部材59Aの溝カム部590に摺接して、軸方向に揺
動する。このような揺動運動によって、ビン41上に載
置された用紙Pは、整合棒54の揺動によって紙幅揃え
されるとき、用紙の側縁を下方に押し付けるようにして
整合される。
【0044】図において、破線で示す形状は、整合棒5
4の初期位置(A)が中間位置(B)〜(E)を経て最
終位置(F)に至る経過を示す。
【0045】前記整合棒54は、図5の平面図に示すよ
うな揺動軌跡(一点鎖線)を描くととも、図7に示すよ
うな水平、垂直方向の合成三次元軌跡を描いて、ビン4
1上の用紙Pを下方に押し付けるようにして幅揃えする
【0046】一方、ビン41は積載する用紙Pをステイ
プラ装置に挿入させるため、図5の一点鎖線で示すよう
に揺動するとともに、全ビン41はビン移動部40とと
もにモータM1により用紙サイズに対応して前後退運動
するから、整合棒54が干渉しないよう、ビン41には
、図示のような大きな凹状湾曲開口部41Cを形成して
ある。46は、このような大きな湾曲開口部41Cによ
るビン41の変形を防止するためにビン41の開口部4
1Cを閉止する補強部材である。
【0047】前記ビン41の一方の側面には、ストッパ
壁41Dが直立して一体をなしている。該ストッパ壁4
1Dの内側面は用紙Pの側端縁を突き当て紙揃えをする
突当面である。
【0048】前記ストッパ壁41Dの外側面には、紙押
え装置60が装着されている。ストッパ壁41Dの外側
面に植設した軸62に、レバー61が揺動自在に支持さ
れている。 該レバー61の一方の先端には、紙押え部材63が設け
てある。前記レバー61の他端は板ばね付勢されビン揺
動装置70のアーム71の先端に取り付けられたローラ
72によって押圧される(図5参照)。この押圧によっ
てレバー61が揺動されて、ビン41上の用紙Pの上面
を加圧して紙押えする。
【0049】また、前記ビン揺動装置70の基板は、ス
テイプラ装置80の基板とともに、共通の枠体に取り付
けられていて、前記ビン移動部40のフレーム上で上下
方向に駆動される図示しない昇降装置によって、各ビン
41毎に移動・停止し、前記紙押え部材63に押えられ
ながら前記揺動されたビン41上に堆積された用紙束が
、ステイプラ装置80の綴じ部間隙に進入してステイプ
ル83が打ち込まれる。
【0050】ステイプル打ち込み後は、アーム71が戻
り揺動し、ビン41がばね59によりばね付勢されて揺
動して最初の排紙位置に戻る。
【0051】図8,図9は本発明によるノンソートトレ
イの他の実施例を示し、図8は平面図、図9はA−A断
面図である。なお、これらの図中で前記実施例と同じ機
能を有する部分には同番号を付してある。
【0052】このノンソートトレイは、箱状をなすトレ
イ本体49と、該トレイ本体の頂部に着脱可能なシート
載置補助部材48とから構成されている。
【0053】前記トレイ本体49の図示左端側の用紙導
入側には、用紙Pの後端を突き当てて紙揃えするストッ
パ面49Sと、該ストッパ壁Sの直立面上端に突出した
爪部49Bが形成されている。
【0054】ノンソートトレイ本体49の用紙載置面は
、前記ストッパ壁49Sと直交し水平面と緩傾斜角をな
す短区間の底部載置面491と、前記第一実施例の中間
載置面のうち最大傾斜角をなす載置面493とほぼ同一
の傾斜角を有する主載置面493とから構成されている
【0055】前記主載置面493の図示右端近傍の二箇
所には、貫通穴と保持用溝部とから取付部496が設け
てあり、ここに前記シート載置補助部材(延長アーム)
48の先端部が挿貫取付けされる。なお、ノンソートト
レイ本体49の図示右端中央寄りには、前記延長アーム
48の中央寄りの屈曲部を保持する保持部497が穿設
されている。
【0056】前記ノンソートトレイ本体49の頂部はソ
ータ本体外装の天井部より低く設定され、ソータ据付け
後に前記延長アーム48をトレイ本体49に取り付けて
一体化する。
【0057】前記延長アーム48の全長は、画像形成装
置本体1から排出される最大サイズ用紙(例えばA3判
)Pを載置可能に設定されていて、標準装備される。
【0058】画像形成装置本体1から排出される最大サ
イズ用紙がA2判等のオプション仕様では、前記延長ア
ーム48の代りに、A2判用紙が載置可能な全長の長い
延長アーム48Lをノンソートトレイ本体49に装着す
る。これら延長アーム48,48Lは、ユーザーがトレ
イ本体49に容易に着脱交換できる。
【0059】なお、前記シート載置補助部材48,48
Lの形状と材料および接続構造は、この実施例に限定さ
れるものではない。例えば該補助部材48,48Lをノ
ンソートトレイ本体49に揺動可能にして折畳む構造に
してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ノンソートトレイをソータ本体の最上部に設置すること
により、シート取り出し操作が容易となり、かつ該トレ
イはステイプラ装置を覆う安全カバーの形状にすること
により安全性が高められた。
【0061】更に、画像形成装置から高速で搬出されて
ノンソートトレイに受け入れられたシートは、該トレイ
の基準突き当て面近傍に設けた爪部によって、トレイ内
に整然と収容され、ビン外にはみ出すことはない。従っ
てシートの不揃いやジャムの発生は防止できた。
【0062】特に、大量のシートを積載可能にする大型
深底のノンソートトレイにおいては、シートのカーリン
グや変形等の重量によってシート束が嵩張って脱出し易
いが、本発明によるトレイ先端形状によって、シート束
の整列配置が可能となった。また、ノンソートトレイ内
に所定枚数のシートを収容可能にして、ソータの全高を
低くコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は画像形成装置本体に接続されたソータの
構成図。
【図2】図2は用紙の分岐搬送路の構成部材とソータ上
部ビンの部分断面図。
【図3】図3はソータ下部の部分断面図。
【図4】図4はビンと整合装置の斜視図。
【図5】図5はビンと整合装置の平面図。
【図6】図6は整合装置の正面断面図。
【図7】図7はビン整合装置のアームおよび整合棒の揺
動過程を示す正面断面図。
【図8】図8はノンソートトレイの他の実施例を示す平
面図。
【図9】図9は該ノンソートトレイのA−A断面図。
【符号の説明】
1…画像形成装置本体(複写機本体)  10…基台部
20…下り搬送部                 
     30…上り搬送部40…ビン移動部    
                  41…ビン41
D,41S…ストッパ壁(基準壁面)   43…固定
軸(支軸) 48,48L…シート載置補助部材(延長アーム)49
…ノンソートトレイ                
49B…爪部49S…ストッパ壁          
          491,492,493,494
,495…載置面 50…整合装置                  
      51…回転軸52B…上アーム     
                 54…整合棒60
…紙押え装置                   
   63…紙押え部材70…ビン揺動装置     
               83…ステイプルP…
用紙(シート)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体から搬出されたシートを
    分類・収納する複数のビンと、前記ビンに収納したシー
    トを幅寄せ整合する整合装置と、前記ビン内のシート上
    面を圧接して該シートをビンに固定してステイプル可能
    な位置まで保持するシート押え装置と、前記ビンに収納
    したシートを綴じ止めするステイプラ装置とを備えたソ
    ータであって、前記複数のビンの最上段のビンの上方に
    ノンソートトレイを設置し、該ノンソートトレイを、前
    記整合装置とシート押え装置に近接してその上部を遮閉
    する安全カバーになるように形成したことを特徴とする
    ステイプラ装置を備えたソータ。
  2. 【請求項2】前記ノンソートトレイの形状を、所定枚数
    のシートを収容可能にして、かつソータ本体外装の天井
    部より低い形状にしたことを特徴とする請求項1に記載
    のステイプラ装置を備えたソータ。
  3. 【請求項3】前記ノンソートトレイを箱状をなすトレイ
    本体と、該トレイ本体に着脱または折畳み可能なシート
    載置補助部材とから構成し、前記トレイ本体の頂部をソ
    ータ本体外装の天井部より低い形状にしたことを特徴と
    する請求項1に記載のステイプラ装置を備えたソータ。
  4. 【請求項4】前記ノンソートトレイのシート突当て基準
    壁面の上部に庇状の突起部を設け、前記ノンソートトレ
    イに搬入されるシートの後端部の浮き上りを前記突起部
    により抑止して、該トレイ内に所定枚数のシートを整列
    収納可能にしたことを特徴とする請求項1に記載のステ
    イプラ装置を備えたソータ。
JP3071687A 1991-04-04 1991-04-04 ステイプラ装置を備えたソータ Pending JPH04307296A (ja)

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