JPH04305284A - 集合住宅用の生ゴミ処理方法およびその装置 - Google Patents
集合住宅用の生ゴミ処理方法およびその装置Info
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- JPH04305284A JPH04305284A JP3096102A JP9610291A JPH04305284A JP H04305284 A JPH04305284 A JP H04305284A JP 3096102 A JP3096102 A JP 3096102A JP 9610291 A JP9610291 A JP 9610291A JP H04305284 A JPH04305284 A JP H04305284A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、生ゴミの集合処理
方法に関するものであり、詳しくは集合住宅の各戸から
発生する生ゴミを集合して貯留し、好氣性の醗酵菌によ
り醗酵処理をし、肥料として再利用に供することができ
る、集合住宅用の生ゴミ処理方法とその装置に関するも
ものである。
方法に関するものであり、詳しくは集合住宅の各戸から
発生する生ゴミを集合して貯留し、好氣性の醗酵菌によ
り醗酵処理をし、肥料として再利用に供することができ
る、集合住宅用の生ゴミ処理方法とその装置に関するも
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の生ゴミの処理方法としては、生ゴ
ミが発生する各箇所において小規模に焼却その他の処理
方法で処分する程度であり、もっぱらゴミ回収車による
収集処理に任せている。特に、共同住宅や高層集合住宅
のように大量に生ゴミが発生するところにおいても、各
戸から発生する生ゴミの合理的な処理方法が開発されて
いないのが現状である。
ミが発生する各箇所において小規模に焼却その他の処理
方法で処分する程度であり、もっぱらゴミ回収車による
収集処理に任せている。特に、共同住宅や高層集合住宅
のように大量に生ゴミが発生するところにおいても、各
戸から発生する生ゴミの合理的な処理方法が開発されて
いないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現時において、各家庭
から排出される一般廃棄物、産業廃棄物等のいわゆるゴ
ミ処理の問題は、社会的に真っ先に解決をせまられてい
る大問題である。さらに昨今問題になっている地球環境
の保全を考えた時、その廃棄物の分別収集と再利用の技
術を開発することが不可欠のこととなりつつある。特に
、生ゴミは各箇所単位の発生量こそ少ないが、その選別
処理には手間がかかり、とくに高層集合住宅では厄介な
問題となっている。
から排出される一般廃棄物、産業廃棄物等のいわゆるゴ
ミ処理の問題は、社会的に真っ先に解決をせまられてい
る大問題である。さらに昨今問題になっている地球環境
の保全を考えた時、その廃棄物の分別収集と再利用の技
術を開発することが不可欠のこととなりつつある。特に
、生ゴミは各箇所単位の発生量こそ少ないが、その選別
処理には手間がかかり、とくに高層集合住宅では厄介な
問題となっている。
【0004】本来、生ゴミは有機物をその主成分として
構成されているものであり、このようなものは自然農耕
社会では、肥料その他としてリサイクルし利用されてい
たものである。にもかかわらず、現状においては汚れや
悪臭も含めて家庭生活上厄介な問題となっている。
構成されているものであり、このようなものは自然農耕
社会では、肥料その他としてリサイクルし利用されてい
たものである。にもかかわらず、現状においては汚れや
悪臭も含めて家庭生活上厄介な問題となっている。
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は(1)各家庭等から発生する生ゴミ
を、発生源において集中的に処理して大幅な減量化を図
る、(2)生ゴミを、バイオ技術を用いて醗酵処理し肥
料として再利用を図る、(3)悪臭源や汚染源とならな
い、つまり環境負荷のない合理的な生ゴミの処理方法お
よびその装置を提供することである。
であり、その目的は(1)各家庭等から発生する生ゴミ
を、発生源において集中的に処理して大幅な減量化を図
る、(2)生ゴミを、バイオ技術を用いて醗酵処理し肥
料として再利用を図る、(3)悪臭源や汚染源とならな
い、つまり環境負荷のない合理的な生ゴミの処理方法お
よびその装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明者
らは、上記の問題点を解決するために種々検討したとこ
ろ、高層集合住宅等の各家庭等から排出される生ゴミを
、その発生源において収集貯留し、水分の分離、調整を
した後に、高温好氣性菌により醗酵分解する処理方法に
着目し、さらに悪臭を呈する処理排気を土壌層を通すこ
とにより吸着脱臭することができることを知見した。
らは、上記の問題点を解決するために種々検討したとこ
ろ、高層集合住宅等の各家庭等から排出される生ゴミを
、その発生源において収集貯留し、水分の分離、調整を
した後に、高温好氣性菌により醗酵分解する処理方法に
着目し、さらに悪臭を呈する処理排気を土壌層を通すこ
とにより吸着脱臭することができることを知見した。
【0007】本発明は上記の知見等に基くものであり、
その要旨は、「集合住宅の各戸において発生する生ゴミ
を破砕し、移送集合して貯留する工程と、破砕貯留され
た生ゴミを固形分と水分とに分離する工程と、該固形分
に水分調整材を添加して混合する工程と、該固形分に醗
酵菌を添加して混合、加熱し、空気を通して一次醗酵処
理をする工程とを順次結合することを特徴とする集合住
宅用の生ゴミ処理方法」と、
その要旨は、「集合住宅の各戸において発生する生ゴミ
を破砕し、移送集合して貯留する工程と、破砕貯留され
た生ゴミを固形分と水分とに分離する工程と、該固形分
に水分調整材を添加して混合する工程と、該固形分に醗
酵菌を添加して混合、加熱し、空気を通して一次醗酵処
理をする工程とを順次結合することを特徴とする集合住
宅用の生ゴミ処理方法」と、
【0008】「集合住宅の各戸において発生する生ゴミ
を破砕して、移送集合し、貯留する装置と、破砕貯留さ
れた生ゴミを固液分離する装置と、水分調整材を添加混
合する装置と、醗酵菌を添加して混合、加熱し、空気を
通して処理する装置と、処理された固形物を前記の攪拌
、加熱装置から排出する装置と、処理排気を土壌層によ
り脱臭する装置との結合からなることを特徴とする集合
住宅用の生ゴミ処理装置」である。
を破砕して、移送集合し、貯留する装置と、破砕貯留さ
れた生ゴミを固液分離する装置と、水分調整材を添加混
合する装置と、醗酵菌を添加して混合、加熱し、空気を
通して処理する装置と、処理された固形物を前記の攪拌
、加熱装置から排出する装置と、処理排気を土壌層によ
り脱臭する装置との結合からなることを特徴とする集合
住宅用の生ゴミ処理装置」である。
【0009】本発明は、主として集合住宅用の生ゴミを
処理する方法に関するものであるが、ホテルやオフイス
ビル等の高層ビルであって、各個別に生ゴミが発生する
ところの生ゴミの処理にも適用することができる。
処理する方法に関するものであるが、ホテルやオフイス
ビル等の高層ビルであって、各個別に生ゴミが発生する
ところの生ゴミの処理にも適用することができる。
【0010】本発明において取り扱う生ゴミは、集合住
宅等の各戸において発生する生ゴミであるが、この生ゴ
ミは発生源において破砕処理を施す。この破砕処理は、
ごみくず処理器(ディスポーザー)を流し台に取り付け
てごみ、野菜くずなどを破砕処理して水で流す設備とす
ることが好ましい。そしてこの各戸から発生し破砕処理
された生ゴミは、専用の排水管を通して貯留槽に移送す
ることが望ましい。
宅等の各戸において発生する生ゴミであるが、この生ゴ
ミは発生源において破砕処理を施す。この破砕処理は、
ごみくず処理器(ディスポーザー)を流し台に取り付け
てごみ、野菜くずなどを破砕処理して水で流す設備とす
ることが好ましい。そしてこの各戸から発生し破砕処理
された生ゴミは、専用の排水管を通して貯留槽に移送す
ることが望ましい。
【0011】つぎに本発明における生ゴミの貯留以下の
工程並びにその処理装置は、主として地下に設けること
が望ましい。各戸から排出され収集された生ゴミは、上
記の貯留槽に貯溜された後に、次の工程に移される。こ
の工程においては、生ゴミを固形分と水分に分離するが
、この分離工程は遠心分離機または振動篩等を備えた固
液分離装置とすることが好ましい。
工程並びにその処理装置は、主として地下に設けること
が望ましい。各戸から排出され収集された生ゴミは、上
記の貯留槽に貯溜された後に、次の工程に移される。こ
の工程においては、生ゴミを固形分と水分に分離するが
、この分離工程は遠心分離機または振動篩等を備えた固
液分離装置とすることが好ましい。
【0012】本発明において固液分離された固形分(生
ゴミ)は、水分調整工程に入る。この水分調整工程は生
ゴミに水分調整材を添加混合して、生ゴミに含まれてい
る残りの水分を吸収し、しかも通気性を良くするために
行うものである。この水分調整は、つぎの工程における
醗酵作用を促進するためにするものであり、適度の水分
と空気が特に重要である。水分調整材を添加しなくても
生ゴミは醗酵するが、時間がかかるので好ましくない。 本発明において用いることができる水分調整材としては
、おが屑、おから、ふすま、米糠、乾燥した落葉等があ
げられるが、おが屑が最もよい。そして水分調整材の添
加割合は、生ゴミとほぼ同量とすることが望ましい。 また、おが屑は街路樹を剪定したものから製造するもの
でよく、一般の製材過程で発生するおが屑より粗いもの
でよい。
ゴミ)は、水分調整工程に入る。この水分調整工程は生
ゴミに水分調整材を添加混合して、生ゴミに含まれてい
る残りの水分を吸収し、しかも通気性を良くするために
行うものである。この水分調整は、つぎの工程における
醗酵作用を促進するためにするものであり、適度の水分
と空気が特に重要である。水分調整材を添加しなくても
生ゴミは醗酵するが、時間がかかるので好ましくない。 本発明において用いることができる水分調整材としては
、おが屑、おから、ふすま、米糠、乾燥した落葉等があ
げられるが、おが屑が最もよい。そして水分調整材の添
加割合は、生ゴミとほぼ同量とすることが望ましい。 また、おが屑は街路樹を剪定したものから製造するもの
でよく、一般の製材過程で発生するおが屑より粗いもの
でよい。
【0013】水分調整材を添加して混合した生ゴミは、
つぎの工程において一次醗酵処理を行う。この工程にお
いては、醗酵菌を添加して混合、加熱し、空気と接触せ
しめながら処理を行う。その装置としては、ロータリー
ドラム型のロータリーキルンが好ましい。加熱方法は直
火方式がよく、プロパンガスなどを燃料として燃焼ガス
で加熱する方式が好ましい。
つぎの工程において一次醗酵処理を行う。この工程にお
いては、醗酵菌を添加して混合、加熱し、空気と接触せ
しめながら処理を行う。その装置としては、ロータリー
ドラム型のロータリーキルンが好ましい。加熱方法は直
火方式がよく、プロパンガスなどを燃料として燃焼ガス
で加熱する方式が好ましい。
【0014】つぎに本発明に用いる醗酵菌としては、土
壌から採取して培養し、胞子化して種菌としたものを用
いるが、高温(60〜75℃)で増殖し、活性化する高
温好氣性菌が好ましい。そして水分と空気を適度に維持
し、温度と栄養のバランスを保てば高温で増殖して、熟
成も早く悪臭の発生も少ない。水分が多すぎると空気の
通りを妨げて腐敗が進み悪臭を放つ。また、通気がよす
ぎると熱が奪われることになるが、前記のおが屑等の水
分調整材はこれらの水分と空気を調整する役目を果たす
のである。
壌から採取して培養し、胞子化して種菌としたものを用
いるが、高温(60〜75℃)で増殖し、活性化する高
温好氣性菌が好ましい。そして水分と空気を適度に維持
し、温度と栄養のバランスを保てば高温で増殖して、熟
成も早く悪臭の発生も少ない。水分が多すぎると空気の
通りを妨げて腐敗が進み悪臭を放つ。また、通気がよす
ぎると熱が奪われることになるが、前記のおが屑等の水
分調整材はこれらの水分と空気を調整する役目を果たす
のである。
【0015】一次醗酵処理工程を経た醗酵産物は、さら
に熟成するために二次醗酵をさせる必要があるが、最終
的な醗酵産物は熟成堆肥として農地などへ還元すること
が好ましい。そこで一次醗酵の処理産物は、前記の攪拌
、加熱装置(ロータリーキルン)からスクリューコンベ
ヤーなどの適宣の手段により排出し、必要に応じて貯留
した後、用途先に搬出する。また、前記の固液分離工程
において分離された排水は、沈澱地、濾過槽等を経由し
て放水することが望ましい。なお、本工程を経た醗酵産
物を二次醗酵せしめれば、生ゴミは炭酸ガスと水となっ
て殆ど消滅し、添加した水分調整材(おが屑)等が残る
だけとなり、大幅な減量となる。
に熟成するために二次醗酵をさせる必要があるが、最終
的な醗酵産物は熟成堆肥として農地などへ還元すること
が好ましい。そこで一次醗酵の処理産物は、前記の攪拌
、加熱装置(ロータリーキルン)からスクリューコンベ
ヤーなどの適宣の手段により排出し、必要に応じて貯留
した後、用途先に搬出する。また、前記の固液分離工程
において分離された排水は、沈澱地、濾過槽等を経由し
て放水することが望ましい。なお、本工程を経た醗酵産
物を二次醗酵せしめれば、生ゴミは炭酸ガスと水となっ
て殆ど消滅し、添加した水分調整材(おが屑)等が残る
だけとなり、大幅な減量となる。
【0016】つぎに本発明においては、前記の諸工程を
地下で行うことが望ましいが、これらの諸工程から発生
する排気の全体は醗酵臭がある。そこでこの排気の処理
は、適宣にベンチレーションを施して、散気管により地
下の土壌層を通して脱臭し、大気に放出することが好ま
しい。そしてこの散氣管の上は良質の土を埋め、地上部
は舗装しない構造とすることがよい。
地下で行うことが望ましいが、これらの諸工程から発生
する排気の全体は醗酵臭がある。そこでこの排気の処理
は、適宣にベンチレーションを施して、散気管により地
下の土壌層を通して脱臭し、大気に放出することが好ま
しい。そしてこの散氣管の上は良質の土を埋め、地上部
は舗装しない構造とすることがよい。
【0017】
【実施例】以下図面に基いて本発明を説明する。図1は
、本発明の実施の1例を示す工程図である。図1におい
て1は集合住宅、2は集合住宅の台所であり、3はディ
スポーザーの付いた流し台である。この台所で発生した
生ゴミは、ディスポーザーで破砕されて、水と共に排水
管4を通して移送され、地下に設けられた生ゴミ処理室
5の貯留槽6に集合貯留される。
、本発明の実施の1例を示す工程図である。図1におい
て1は集合住宅、2は集合住宅の台所であり、3はディ
スポーザーの付いた流し台である。この台所で発生した
生ゴミは、ディスポーザーで破砕されて、水と共に排水
管4を通して移送され、地下に設けられた生ゴミ処理室
5の貯留槽6に集合貯留される。
【0018】つぎに図1において7は、貯留された生ゴ
ミを固形分と水分とに分離する分別槽であり、遠心分離
機が備えられている。そして分離された水分は排水槽8
に貯留されて排出される。
ミを固形分と水分とに分離する分別槽であり、遠心分離
機が備えられている。そして分離された水分は排水槽8
に貯留されて排出される。
【0019】図1において9は水分調整材混合槽であり
、ここでは前工程で処理された生ゴミに水分調整材を添
加混合して、生ゴミの水分を調整することと通気性を調
整する工程であり、ここには水分調整材の混合装置が設
けられている。そして水分調整材の添加割合は生ゴミに
対して等量程度添加するのが好ましい。
、ここでは前工程で処理された生ゴミに水分調整材を添
加混合して、生ゴミの水分を調整することと通気性を調
整する工程であり、ここには水分調整材の混合装置が設
けられている。そして水分調整材の添加割合は生ゴミに
対して等量程度添加するのが好ましい。
【0020】水分調整材を添加した生ゴミはつぎの一次
醗酵装置10に移される、一次醗酵装置としてはロータ
リードラム型のロータリーキルンが設けられている。こ
の一次醗酵工程では前記の水分並びに通気性を調整した
生ゴミに醗酵菌を添加して混合し、プロパンガスの燃焼
ガスで加熱し60〜75℃に維持して、空気と接触せし
めながら約3時間処理する。一次醗酵の処理産物は、ス
クリューコンベヤー11で排出され、醗酵物貯留槽12
で一時貯留され搬出される。
醗酵装置10に移される、一次醗酵装置としてはロータ
リードラム型のロータリーキルンが設けられている。こ
の一次醗酵工程では前記の水分並びに通気性を調整した
生ゴミに醗酵菌を添加して混合し、プロパンガスの燃焼
ガスで加熱し60〜75℃に維持して、空気と接触せし
めながら約3時間処理する。一次醗酵の処理産物は、ス
クリューコンベヤー11で排出され、醗酵物貯留槽12
で一時貯留され搬出される。
【0021】つぎに、醗酵産物等から排出する醗酵臭等
を含む排気は、適宣にベンチレーションされて散気管1
3に導かれて分配され、土壌層14を通して脱臭される
。この土壌層は60cmほどの厚さとし、地表面は舗装
をせずに公園等とする。なお図1において15の線は、
地表面のレベルを示すものである。
を含む排気は、適宣にベンチレーションされて散気管1
3に導かれて分配され、土壌層14を通して脱臭される
。この土壌層は60cmほどの厚さとし、地表面は舗装
をせずに公園等とする。なお図1において15の線は、
地表面のレベルを示すものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、各家庭等から発生する
生ゴミを、発生源において集中的に処理して大幅な減量
化を図ることができて、かつ生ゴミをバイオ技術を用い
て醗酵処理し肥料として再利用することができる。さら
に悪臭源や汚染源とならない、つまり環境負荷のない合
理的な生ゴミの処理が可能となる。
生ゴミを、発生源において集中的に処理して大幅な減量
化を図ることができて、かつ生ゴミをバイオ技術を用い
て醗酵処理し肥料として再利用することができる。さら
に悪臭源や汚染源とならない、つまり環境負荷のない合
理的な生ゴミの処理が可能となる。
【図1】図1は、本発明の実施の1例を示す工程図であ
る。
る。
1 集合住宅
2 台所3
流し台 4
排水管 5 生ゴミ処理室
6 貯留槽 7 分別槽
8 排水槽 9 混合槽
10 一次醗酵装置 11 スクリューコンベヤー 12
醗酵物貯留槽 13 散氣管
14 土壌層 15 地表面レベル
2 台所3
流し台 4
排水管 5 生ゴミ処理室
6 貯留槽 7 分別槽
8 排水槽 9 混合槽
10 一次醗酵装置 11 スクリューコンベヤー 12
醗酵物貯留槽 13 散氣管
14 土壌層 15 地表面レベル
Claims (2)
- 【請求項1】 集合住宅の各戸において発生する生ゴ
ミを破砕し、移送集合して貯留する工程と、破砕貯留さ
れた生ゴミを固形分と水分とに分離する工程と、該固形
分に水分調整材を添加して混合する工程と、該固形分に
醗酵菌を添加して混合、加熱し、空気を通して一次醗酵
処理をする工程とを順次結合することを特徴とする集合
住宅用の生ゴミ処理方法。 - 【請求項2】 集合住宅の各戸において発生する生ゴ
ミを破砕して、移送集合し、貯留する装置と、破砕貯留
された生ゴミを固液分離する装置と、水分調整材を添加
混合する装置と、醗酵菌を添加して混合、加熱し、空気
を通して処理する装置と、処理された固形物を前記の攪
拌、加熱装置から排出する装置と、処理排気を土壌層に
より脱臭する装置との結合からなることを特徴とする集
合住宅用の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096102A JPH04305284A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 集合住宅用の生ゴミ処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3096102A JPH04305284A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 集合住宅用の生ゴミ処理方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305284A true JPH04305284A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=14156029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3096102A Pending JPH04305284A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 集合住宅用の生ゴミ処理方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04305284A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-04-03 JP JP3096102A patent/JPH04305284A/ja active Pending
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