JPH04305163A - ディジタルオシロスコープの自動掃引機構 - Google Patents

ディジタルオシロスコープの自動掃引機構

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JPH04305163A
JPH04305163A JP40938390A JP40938390A JPH04305163A JP H04305163 A JPH04305163 A JP H04305163A JP 40938390 A JP40938390 A JP 40938390A JP 40938390 A JP40938390 A JP 40938390A JP H04305163 A JPH04305163 A JP H04305163A
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trigger
time
circuit
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sampling
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Shigeru Takezawa
茂 竹澤
Yoshinobu Sugihara
吉信 杉原
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルオシロスコ
ープに関し、特に自動掃引モードにおいてサンプリング
データの集積速度を高速化したディジタルオシロスコー
プの自動掃引機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルオシロスコープはアナログ入
力信号をディジタル信号に変換して記憶装置に一旦格納
し、CRTに表示するオシロスコープである。アナログ
信号をディジタル信号に変換する時に、一定のサンプリ
ングタイムで定まるアナログ波形の各点でサンプリング
してディジタルデータを作るのであるが、入力されるア
ナログ信号の周波数がサンプリング周波数の1/2以上
の場合、各サンプリング点におけるデータを集めて入力
波形を再現しようとしても不可能である。従って、サン
プリングの方法を工夫してデータを取る必要がある。こ
のサンプリングの手法に等価時間サンプリングという手
法が用いられる。この等価時間サンプリングの1つとし
てランダムサンプリングという手法がある。この手法の
概要を図2に示す。図において、(イ)図はトリガ波形
、(ロ)図は入力波形をランダムにサンプリングしてい
る状態を示す図である。サンプリングはサンプリングク
ロックの周期Tで行う。S1 〜S6 はサンプリング
データ、t1 ,t2 はトリガの直後のデータのトリ
ガからの時間、Tは各サンプリングデータの時間間隔で
ある。 このようにして得たサンプリングデータS1 〜S6 
を各周期毎に重ねてデータを蓄積し、波形を再現する手
法がランダムサンプリングである。
【0003】一方、ディジタルオシロスコープには自動
掃引モードがある。例えば、トリガ条件を入力信号のレ
ベルが或るスレシュホールドを超えた時とする場合、入
力信号が直流であったり、入力信号がスレシュホールド
に達しないような場合に、トリガパルスが再生されない
ため、掃引回路の掃引動作は停止状態になっている。そ
のため、操作者はオシロスコープが故障しているのか、
又は入力トリガ信号或いはトリガ回路のレベルの不足又
はスロープの設定不良なのか判断できない。そこで、入
力信号とトリガ・レベルとが一致した場合にのみ掃引開
始用トリガパルスを発生する正常トリガモードに加えて
、入力トリガ信号不存在、低周波又はトリガ回路設定不
良の場合には、自動的に内部トリガを入力信号に無関係
に発生させて掃引させる自動掃引モードを備えている。 自動掃引モードではトリガは入力信号に無関係に発生し
ているので、CRTに表示される信号波形は同期されな
いため、表示される波形は流れる波形で、入力信号が直
流信号であるのかどうかの判定を可能にし、又、交流信
号の場合はその最大振幅データが得られるのみである。
【0004】図3に従来のトリガ機構の一例を示す。図
において、タイムアウト回路1には外部トリガTE が
入力されており、一定時間内に外部トリガTE が到来
したかどうかを検出する。一定時間以上外部トリガTE
 が到来しない場合には、トリガフラグFを立てて内部
トリガ発生回路2に出力する。内部トリガ発生回路2は
トリガフラグFが入力されると内部トリガTI を発生
する。論理和回路3には外部トリガTE と内部トリガ
TI とが入力されており、外部トリガTE が入力さ
れている時は内部トリガTI はないので論理和回路3
の出力Tは外部トリガTE であり、外部トリガTE 
が無い時は出力Tは内部トリガTI である。4は論理
和回路3の出力Tと、サンプリングクロックCとが入力
されて、トリガの発生時刻とサンプリング時刻の時間差
Pを測定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
等価時間サンプリングモードでは、複数のトリガから1
つのトレースを構成している。例えば、サンプリング時
間の1/1000の時間分解能を得るために必要なトリ
ガ回数は、1000のスペースに球を無作為に埋めて行
くのに必要な回数と同じで次式に示す回数が必要となる
【0006】
【数1】
【0007】従って、内部トリガTI のトリガ周波数
が遅い場合は、トリガが外れると極端に波形が遅くなり
、等価時間サンプリングモードの状態で直流レベルを観
測する時、グランドレベルの確認などに対して不便であ
る。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
、その目的は、自動掃引時の時間データ(トリガの発生
時刻からサンプリングまでの時間間隔のデータ)を逐次
変化させることによって、同一時間における時間データ
の発生をなくして、効率よくサンプリングデータを集積
し、高速に波形を更新できるディジタルオシロスコープ
の自動掃引機構を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する本
発明は、外部トリガが入力されない時入力されない間の
時間を測定し、一定時間に達すれば信号を出力するタイ
ムアウト回路と、前記信号が入力されると入力信号に関
係なくトリガを発生する内部トリガ発生回路と、外部ト
リガと内部トリガの論理和を出力する論理和回路と、該
論理和回路の出力とサンプリングクロックとの時間差を
測定する時間測定回路とで構成され、外部トリガが入力
されない時内部トリガに基づいて自動掃引を行うディジ
タルオシロスコープの自動掃引機構において、内部トリ
ガの発生毎に異なる時間データを発生する時間データ発
生回路と、外部トリガが有る時にサンプリングクロック
との時間差を測定する前記時間測定回路の出力の時間デ
ータと、外部トリガの無い時に前記時間データ発生回路
の出力の時間データとを切り替え出力するスイッチとを
具備することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】外部トリガがある時はトリガとサンプリングク
ロックとの時間差を時間測定回路において各サンプリン
グクロック毎に測定し、入力信号波形を再現する。外部
トリガが一定時間以上無い時はタイムアウト回路がトリ
ガフラグを立てて内部トリガ発生回路に内部トリガを発
生させ、時間データ発生回路は内部トリガ入力毎に異な
る時間データを出力して、トリガフラグFの存在する期
間、時間データ発生回路側にスイッチが接続されて時間
データを出力する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。図において、図3と同等の部分には同一の符号を付
してある。図中、5は論理和回路3の出力のトリガTが
入力されて、トリガTが入力される度に異なる時間デー
タP1 を発生する時間データ発生回路である。例えば
、等価時間サンプリングの時間分解能がサンプリング時
間の1/1000の場合は、0〜999までのカウンタ
を動作させて時間データP1 を出力する。
【0013】6は接点aに時間測定回路4の出力Pが入
力され、接点bに時間データ発生回路5の出力P1 が
入力されて、トリガフラグFがない時は接点aと接点c
が接続され、トリガフラグFが立っている時は接点bと
接点cとが接続されるスイッチである。
【0014】次に、上記のように構成された実施例の動
作を説明する。外部トリガTE が入力されると、タイ
ムアウト回路1はトリガ入力が有ることを検出する。従
って、トリガフラグFは立たず、内部トリガ発生回路2
は内部トリガTI を発生しない。そのため、論理和回
路3の出力Tは外部トリガTE である。時間測定回路
4はサンプリングクロックCとトリガTとの時間差を測
定し、時間データPを出力する。又、トリガフラグFが
ないので、スイッチ6では接点aが選択されており、時
間データPが出力されて、等価時間サンプリングによる
波形表示が行われる。
【0015】外部トリガTE が一定時間入力されない
時は、タイムアウト回路1はトリガ入力の無いことを検
出してトリガフラグFを出力する。内部トリガ発生回路
2はトリガフラグFが入力されると内部トリガTI を
発生して論理和回路3に入力する。論理和回路3には外
部トリガTE が入力されていないので、内部トリガT
I がトリガTとして出力される。
【0016】時間データ発生回路5は、トリガTが入力
される度に逐次異なる時間データP1 を発生して出力
する。先の例によれば時間データ発生回路5はトリガT
入力毎に0,1,2,…,999とカウントして、それ
ぞれの時間データを出力し、1000個に分割されて時
間を逐次埋めて行く。この場合、トリガフラグFがスイ
ッチ6に入力されているので、接点cは接点bと接続さ
れていて、時間データ発生回路5でトリガT入力毎に発
生した時間データP1 が時間データP2 として出力
される。
【0017】この場合の時間データP2 は入力とは無
関係なデータなので、波形を再現することはできないが
、直流レベルや入力信号の最大振幅等の情報は得られる
ので自動掃引モードの本来の目的は達成できる。
【0018】時間データ発生回路5は外部トリガTE 
が入力される時もトリガ毎にカウントして時間データを
発生するが、スイッチ6から出力されることはない。又
、時間データは0〜999を循環しているので、自動掃
引時にもすべての時間空間を埋めることができる。
【0019】このように時間データ発生回路5はすべて
の取り得る時間データを重複することなく発生するため
、最短時間で波形を更新することができる。従来の回路
による方法では波形を更新するために必要なトリガ回数
の期待値が(1)式に示すように7485回であったの
に対し、本実施例によれば、分割された時間分解能の数
の1000回のトリガで波形が更新できるため、更新時
間は約13.4%になる。
【0020】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、時間データ発生回路をカウンタとし
たが、M系列の乱数発生器を用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、自動掃引モードにおいて、トリガ発生からサンプリ
ングまでの時間間隔を逐次変化させて、同一時間におけ
る時間データの発生をなくし、無駄なサンプリングをな
くすことにより、等価時間サンプリングモードにおいて
自動掃引モードにおける波形更新に必要なトリガ回数を
大幅に減少させることができるようになる。その改善率
は、時間分解能がサンプリングレートの1/Nであると
き、
【0022】
【数2】
【0023】である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】等価時間サンプリングの手法中のランダムサン
プリングの説明図である。
【図3】従来のオシロスコープのトリガ機構のブロック
図である。
【符号の説明】
1  タイムアウト回路 2  内部トリガ発生回路 3  論理和回路 4  時間測定回路 5  時間データ発生回路 6  スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外部トリガが入力されない時入力され
    ない間の時間を測定し、一定時間に達すれば信号を出力
    するタイムアウト回路(1)と、前記信号が入力される
    と入力信号に関係なくトリガを発生する内部トリガ発生
    回路(2)と、外部トリガと内部トリガの論理和を出力
    する論理和回路(3)と、該論理和回路(3)の出力と
    サンプリングクロックとの時間差を測定する時間測定回
    路(4)とで構成され、外部トリガが入力されない時内
    部トリガに基づいて自動掃引を行うディジタルオシロス
    コープの自動掃引機構において、内部トリガの発生毎に
    異なる時間データを発生する時間データ発生回路(5)
    と、外部トリガが有る時にサンプリングクロックとの時
    間差を測定する前記時間測定回路(4)の出力の時間デ
    ータと、外部トリガの無い時に前記時間データ発生回路
    (5)の出力の時間データとを切り替え出力するスイッ
    チ(6)とを具備することを特徴とするディジタルオシ
    ロスコープの自動掃引機構。
JP02409383A 1990-12-28 1990-12-28 ディジタルオシロスコープの自動掃引機構 Expired - Lifetime JP3084753B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349345A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Yokogawa Electric Corp 波形測定装置
WO2014128835A1 (ja) * 2013-02-19 2014-08-28 トヨタ自動車株式会社 レーダ及び物体検出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014128835A1 (ja) * 2013-02-19 2014-08-28 トヨタ自動車株式会社 レーダ及び物体検出方法
JP5892288B2 (ja) * 2013-02-19 2016-03-23 トヨタ自動車株式会社 レーダ及び物体検出方法

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