JP3032337B2 - 半導体集積回路装置の試験装置 - Google Patents

半導体集積回路装置の試験装置

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JP3032337B2
JP3032337B2 JP3231437A JP23143791A JP3032337B2 JP 3032337 B2 JP3032337 B2 JP 3032337B2 JP 3231437 A JP3231437 A JP 3231437A JP 23143791 A JP23143791 A JP 23143791A JP 3032337 B2 JP3032337 B2 JP 3032337B2
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政則 徳永
領弥 米島
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松下電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
磁器録画再生装置(VTR)等の映像機器に用いられる
複合同期信号発生回路を内蔵した半導体集積回路装置の
試験装置に関するものである。
【0002】近年、映像機器に用いられる水平、垂直の
各同期パルス、ブランキングパルス等を含んだ信号(以
下、複合同期信号という)を発生する回路が、集積回路
化されて使用されている。この複合同期信号発生回路の
機能を保証するための試験項目の一つとして、複合同期
信号に含まれる水平同期パルスの振幅測定がある。そし
て、図5に示すような被試験複合同期信号発生回路1、
サンプル/ホールド回路2、サンプリングパルス発生器
3、および直流電圧計6によって試験装置を構成してい
【0003】被試験複合同期信号発生回路1は、水晶発
振子21、クロックパルス発生器22、分周回路23、
加算器24等を内蔵している。なお、分周回路23は、
複数の分周器23−1、23−2、……、23−Nで構
成されており、クロックパルス発生器22からの出力信
号をこれら分周器23−1、23−2、……、23−N
に通してそれぞれの周波数、パルス幅の信号に変換させ
て、次段の加算器24に印加することにより加算器出力
端子25から複合同期信号が得られる。
【0004】複合同期信号については水平同期パルスと
ブランキングパルスとを含むものである。このなかで水
平同期パルスの振幅を測定する方法について、次に説明
する。サンプリングパルス発生器3は、複合同期信号と
同期がとれ且つ水平同期パルスの測定ポイントに設定さ
れたサンプリングパルスを発生する。そして、加算器出
力端子25から得られた複合同期信号をサンプル/ホー
ルド回路2に印加し、あわせてサンプリングパルス発生
器3からのサンプリングパルスをサンプリングパルス入
力端子4に印加することにより、サンプル/ホールド出
力端子5に水平同期パルスの波高値を保持(ホールド)
した直流電圧が取り出され、この電圧を直流電圧計6で
測定する。
【0005】図6は、複合同期信号(水平同期パルスと
ブランキングパルスを含む)、サンプル/ホールド回路
2へ供給するサンプリングパルス、およびサンプル/ホ
ールド出力端子5の出力端子の動作波形を示すタイミン
グチャートである。図6に示す複合同期信号の測定点
(a点)、即ち水平同期パルスの波高部にタイミングを
合わせてサンプリングパルスを印加すると、サンプル/
ホールド回路2はサンプリングパルス印加時における加
算器出力端子25の電圧を保持し、サンプリングパルス
に同期してa点の電圧を保持した直流電圧Voをサンプ
ル/ホールド出力端子5から出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サンプル/ホールド回路を用いた方法では、図6に示す
複合同期信号において、水平同期パルス幅が非常に狭い
場合(たとえば125×10-9秒)である場合、サンプ
リングパルスの幅も同様に125×10-9秒よりさらに
狭くしなければならない。すなわち、応答速度がきわめ
て速いサンプル/ホールド回路が必要であり、一般的に
使用されるサンプル/ホールド素子を用いた回路では、
測定が不可能である。さらに、サンプル/ホールド回路
は、出力にオフセット電圧等が生じるため、測定精度向
上の妨げとなる。
【0007】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、簡単な回路構成で、かつ容易に試験できる複合同期
信号発生回路を内蔵した半導体集積回路装置の試験装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体集積回路装置の試験装置は、外部接
続された発振子とともに発振動作してクロックパルスを
発生するクロックパルス発生回路と、前記クロックパル
スを分周して所定の周波数で所定幅のパルスを出力する
分周器を複数備えた分周回路と、前記分周回路における
前記分周器の各出力より得られたそれぞれのパルス信号
が順次印加される加算器とを内蔵した半導体集積回路装
置を試験する装置において、前記加算器より出力する複
合同期信号に含まれた水平同期パルスの前縁に応じてク
ロックパルス停止信号を発生させるクロックパルス停止
信号発生回路と、前記クロックパルス停止信号発生回路
の出力に応じて前記クロックパルス発生回路の発振動作
を停止させるスイッチ手段とを具備し、前記分周器に入
力されるクロックパルスを止めた状態で、前記加算器の
出力で前記複合同期信号の振幅を測定するようにしたも
のである。
【0009】
【作用】本発明は、上記した構成により、クロックパル
ス発生器に含まれる発振子の動作をクロックパルス停止
信号を発生させてストップさせるため、被試験複合同期
信号発生回路から複合同期信号の振幅に相当した、直流
電圧計で測定可能な直流電圧が出力される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例における水平同期パ
ルスとブランキングパルスを含む複合同期信号の振幅を
測定するための試験装置のブロック図である。
【0011】この試験装置は、被試験複合同期信号発生
回路1と、クロックパルス停止信号発生回路7、直流電
圧発生源8、直流電圧計、および高速スイッチング動作
の可能な半導体スイッチで構成されたリレー9等で構成
される。
【0012】被試験複合同期信号発生回路1は、クロッ
クパルスを発生するクロックパルス発生器22と、その
クロックパルスを分周する複数の分周器23−1、23
−2、……、23−Nで構成される分周回路23と、そ
れらの各出力が入力され、所定のパルス幅の信号に変換
して複合同期信号を出力する加算器24とから構成さ
れ、リレー(スイッチ手段)9がオフの時、複合同期信
号を加算器出力端子25から出力する。また、クロック
パルス停止信号発生回路7は、コンパレータ51、エク
スクルーシブOR回路52、および、Dフリップフロッ
プ回路からなるラッチ回路53によって構成され、加算
器出力端子25で得られた複合同期信号と直流電圧発生
源8の電圧をコンパレータ51で比較し、その比較出力
をエクスクルーシブOR回路52を介してラッチ回路5
3に入力して、リレー9をオンさせるためのクロックパ
ルス停止信号(図3中の(B))を発生させる。
【0013】図2は、複合同期信号の発生動作を説明す
るための図であり、水晶発振子21を接続したクロック
パルス発生器22は、所定周波数の発振動作を行い、ク
ロックパルスを発生する。そのクロックパルスを分周す
る分周回路23はブランキングパルスや水平同期パルス
を出力することができ、その各出力に接続された加算器
24はそれらのパルス出力を加算し、加算して得られた
複合同期信号を加算器出力端子25に出力する。
【0014】次に、加算器出力端子25に出力される
合同期信号(図3(A)の波形)の水平同期パルス振幅
(Vo)を測定する測定方法について説明する。図3
(A)の複合同期信号に示すように、コンパレータ51
のスレッシュホールド電圧(図3(A)の波形中の
(b))が水平同期パルスの波高値(Vo)よりわずか
に低くなるように、直流電圧発生源8からの電圧を設定
する。すると、コンパレータ51は、直流電圧発生源8
の電圧より高い電圧が(−)入力端に入力されると、出
力がローレベルになるような比較動作を行い、水平同期
パルスの期間がローレベルとなる負極性パルスを出力す
る。そして、エクスクルーシブOR回路52の入力端子
54にハイレベルのコントロール信号を印加すると、そ
の負極性パルスを更に反転したパルスがエクスクルーシ
ブOR回路52の出力に出力される。ラッチ回路53
は、そのパルス(水平同期パルスに相当)の前縁(図3
(A)のC点)に応答してトリガがかかり、ローレベル
からハイレベルに切り替わるクロックパルス停止信号
(図3(B))を出力端子55に出力する。このクロッ
クパルス停止信号がハイレベルになると、リレー(スイ
ッチ手段)9はオンになり、水晶発振子21の端子をア
ースすることによって、クロックパルス発生器22の
動作を止める。なお、ここでは水晶発振子21をアー
スに接続して発振動作を止めているが、低インピーダン
ス源(Vcc端子)に接続しても発振動作が止まること
は言うまでもない。
【0015】このとき、クロックパルス停止信号(図3
(B))の波形は、水平同期パルス(図3(A))の立
ち上がりエッジに応じて立ち上がる。それと同時に、ク
ロックパルス発生器出力端子26の出力であるクロック
パルス波形(図3(C))が停止し、その出力に接続さ
れた分周回路23の動作も停止する。そのため、加算器
出力端子25の動作波形(図3(D))は、クロックパ
ルス停止信号(図3(B))が立ち上がった時点の電位
を維持することになる。したがって、この電圧を直流電
圧計6で測定することにより、水平同期パルスの振幅を
試験することが可能になる。なお、図3では、実際の動
作波形を実線で示し、クロックパルス停止信号(図3
(B))がローレベルのままアクティブにならない動作
状態を破線で示している。
【0016】さらに、図4(A)に示すような波形の複
合同期信号のブランキングパルス振幅V1を測定する場
合も、同様に、上述した方法を用いれば容易に試験をす
ることができる。
【0017】すなわち、直流電圧発生源8の出力電圧を
スレシュホールド電圧(d)と同電圧に設定してコンパ
レータ51の(+)入力とし、同じくコンパレータ51
の(−)入力端には加算器出力端子25に得られる複合
同期信号を供給して、エクスクルーシブOR回路入力端
子54を図4(A)の波形のe点でトリガがかかるよう
にコントロ−ルしたならば、クロックパルス停止信号発
生回路出力端子55、クロックパルス発生器出力端子2
6、被試験複合同期信号発生回路7の出力の波形は、そ
れぞれ図4(B)、(C)、(D)に示したとおりにな
り、加算器出力端子25に得られる図4(D)の波形の
電圧を直流電圧計6で読み込むことにより、複合同期信
号のブランキングパルス振幅V1の測定が可能になる。
【0018】このように本実施例によれば、図3(B)
または図4(B)のクロックパルス停止信号のタイミン
グは、クロックパルス停止信号発生回路7のコンパレー
タ51に印加する直流電圧発生源8の出力電圧、及びエ
クスクルーシブOR回路入力端子54に供給するコント
ロール信号で制御できるため、複合同期信号のパルス幅
がきわめて狭い場合でも正確に振幅を測定することがで
きる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、複合同期信号の立ち上
がり、もしくは立ち下がりと同じタイミングで、クロッ
クパルス発生器に含まれる発振子の動作を停止させる機
能を持つクロックパルス停止信号発生回路を備えて、振
幅測定等の試験を行うようにしているので、被試験複合
同期信号発生回路から複合同期信号の振幅に相当した直
流電圧が出力されるので、直流電圧計で測定することが
できる。したがって、きわめて簡易な方法で、しかも精
度よく複合同期信号発生回路を内蔵した半導体集積回路
装置の試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体集積回路装置
の試験装置のブロック図
【図2】本発明の一実施例における被試験複合同期信号
発生回路の各部波形とタイミングを示す図
【図3】本発明の一実施例における各部波形とタイミン
グを示す図
【図4】本発明の一実施例における各部波形とタイミン
グを示す図
【図5】半導体集積回路装置の試験装置の従来例のブロ
ック図
【図6】従来例における各部波形とタイミングを示す図
【符号の説明】
1 被試験複合同期信号発生回路 2 サンプル/ホールド回路 3 サンプリングパルス発生器 4 サンプリングパルス入力端子 5 サンプル/ホールド回路出力端子 6 直流電圧計 7 クロックパルス停止信号発生回路 8 直流電圧発生源 9 リレー 21 水晶発振子 22 クロックパルス発生器 23 分周回路 24 加算器 25 加算器出力端子 26 クロックパルス発生器出力端子 27 分周器21−1の出力端子 28 分周器21−2の出力端子 29 分周器21−Nの出力端子 51 コンパレータ 52 エクスクルーシブOR回路 53 ラッチ回路 54 エクスクルーシブOR回路入力端子 55 クロックパルス停止信号発生回路出力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部接続された発振子とともに発振動作
    してクロックパルスを発生するクロックパルス発生回路
    と、前記クロックパルスを分周して所定の周波数で所定
    幅のパルスを出力する分周器を複数備えた分周回路と、
    前記分周回路における前記分周器の各出力より得られた
    それぞれのパルス信号が順次印加される加算器とを内蔵
    した半導体集積回路装置を試験する装置において、 前記加算器より出力する複合同期信号に含まれた水平同
    期パルスの前縁に応じてクロックパルス停止信号を発生
    させるクロックパルス停止信号発生回路と、 前記クロックパルス停止信号発生回路の出力に応じて前
    記クロックパルス発生回路の発振動作を停止させるスイ
    ッチ手段とを具備し、 前記分周器に入力されるクロックパルスを止めた状態
    で、前記加算器の出力で前記複合同期信号の振幅を測定
    することを特徴とする半導体集積回路装置の試験装置。
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