JPH0430485A - レーザ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザを発光しファイバーで導光して、加工
や治療等に使用するレーザ装置に関する。

従来技術 レーザ装置にファイバーを接続してレーザ光を導光する
レーザ装置においては、ファイバーコネクタによりファ
イバーをレーザ装置に対して脱着していた。

本発明が解決しようとする課題 ところが、上述したようなレーザ装置では、ファイバー
をレーザ装置からはずした場合に、集光レンズの上に埃
やごみ等が付着する。このためレーザ光を集光レンズを
介してファイバーに集光する効率が低下する問題点が生
じていた。すなわち、レーザ装置にファイバーを装着し
ていない時には、ファイバー接続部の開口は開放された
ままになってしまう。

発明の目的 そこで、本発明は、上記課題を解決し、ファイバーをは
ずしても、埃やごみ等の付着を防止し、しかもレーザの
誤操作を防止する安全装置の役割も果たすレーザ装置を
提供することを目的とする。

発明の要旨 本発明は特許請求の範囲第１項に記載のレーザ装置を要
旨としている。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段として、第２図を参照す
ると、レーザ光りを発光するレーザ発光手段（レーザ発
振器１）と、レーザ光りを集光する集光光学系（集光レ
ンズ７）と、レーザを導光する脱着可能な導光系（ファ
イバー１０）とを有する。

集光光学系を覆うように遮蔽手段（レーザシャッター１
１とソレノイド１２）を配置する。

遮蔽手段は、好ましくはレーザ発光手段からのレーザ光
りが設定したレーザ出力に合致した時に開放される。

作　　用 レーザ装置を使用しないときに、遮蔽手段がレーザ光を
集光する集光光学系を覆う。

実　　施　　例 本発明のレーザ装置として、例えばアルゴンレーザ光凝
固装置のような眼科用治療装置に適用した実施例を以下
、図面を用いて説明する。

第１図は、アルゴンレーザ光凝固装置の概略図である。

このアルゴンレーザ光凝固装置は、主に眼底を光凝固す
るために使用され、本体部１゜Ｏ、スリットランプ部１
０１、光学台部１０２から主に構成されている。

第２図は、第１図の部分５０を詳細に示している。第１
図と第２図に示すように本体部１００にはレーザ発振器
１、ハーフミラ−６、集光レンズ７、レーザシャッター
１１、ソレノイド１２、受光素子１３が内蔵されている
。

第２図のレーザ発振器１は、中央に配置されたレーザ管
２、レーザ管２を固定するマウント５、レーザ光りを発
振するための共振器ミラー３、共振器ミラー３を調整す
るミラー調整板４から構成されている。

レーザシャッター１１は平板状のものでたとえばアルミ
合金の平板により作られ、レーザ光を遮断できる。レー
ザシャッター１１はソレノイド１２の軸に固定され、ソ
レノイド１２を駆動することで、レーザシャッター１１
は支持部材１６のすき間１７からソレノイド１２の軸１
２ａを中心にして回転して退出できる。集光レンズ７は
支持部材１６の貫通穴１８内に固定されている。

接続部８は本体部１００の外側に固定され、第１図のス
リットランプ部１０１からのファイバー１０はファイバ
ーコネクタ９により接続部８に対して接続されている。

以上のような構成において、動作を説明する。

本体部１００にファイバー１０を装着する際に、本体部
１００は接続部８に配置された検知手段（図示せず）を
介してファイバー１０が本体部１００の接続部８に配置
されたことを検知する。

レーザ発振器１のレーザ管２から発光されたレーザ光り
は、ミラー調整板４，４により光軸Ｏに合うように調整
された共振器ミラー３．３を介して設定したモードに共
振される。

設定したモードに共振されたレーザ光りはレーザ発振器
１を出射し、ハーフミラ−６により反射され、集光レン
ズ７に入射する。

一方ハーフミラー６はレーザ光りの一部のレーザ光Ｌ１
を透過し、受光素子１３に導く。

受光素子１３はその一部のレーザ光Ｌ１を受光して、レ
ーザの出力が設定した値に合致しているか否かを検知す
る。

レーザシャッター１１は、前述した検知手段（図示せず
）からのファイバー１０を検知した結果と、レーザ光り
が設定した出力に合致したか否かの受光素子１３からの
結果を受けて、レーザシャッター１１は第３図に示すよ
うに集光レンズ７とファイバー１０の間から、軸１２ａ
を中心にして矢印Ａ方向に回転して退出する。

レーザ光りはレーザシャッター１１が開放された後に、
集光レンズ７によりファイバー１０の開口部に集光され
、ファイバー１０とスリットランプ部１０１を介して治
療する部位である眼底に導光される。

ところで本願発明は、上記実施例に限定されず、レーザ
光を用いて加工を行うレーザ加工装置等においても適用
できる。

発明の効果 以上のように、導光系をはずした際にレーザ光を集光す
る集光光学系を覆うように遮蔽手段を配置するので、導
光系をはずしたことによる集光光学系に付着する埃やご
み等をなくし、導光系へ集光する効率（光伝達効率）を
低下させることがない。その上、遮蔽手段は誤操作によ
るレーザ光の照射を防ぐ安全装置としての役割も有して
いる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のレーザ装置を眼科用のアルゴンレー
ザ光凝固装置として使用している実施例を示す図、第２
図は第１図の部分５０を示す拡大図、第３図はレーザシ
ャッターが開く様子を示す斜視図である。 １・・・・・・・・・レーザ発振器 ６・・・・・・・・・ハーフミラ− ７・・・・・・・・・集光レンズ １０・・・・・・ファイバー １１・・・・・・レーザシャッター １２・・・・・・ソレノイド １３・・・・・・受光素子 ＦＩＧ、１ 日Ｇ、２ ＦＩＧ、３

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザ光を発光するレーザ発光手段 と、レーザ光を集光する集光光学系と、レーザ光を導光
   する脱着可能な導光系とを有するレーザ装置において、 上記集光光学系と導光系との間において集 光光学系を覆うように遮蔽手段を配置する構成であるこ
   とを特徴とするレーザ装置。
2. （２）上記遮蔽手段は、レーザ発光手段か らのレーザ光が、設定したレーザ光出力に合致した時に
   開放されるように構成されたことを特徴とする請求項１
   に記載のレーザ装置。
3. （３）上記遮蔽手段は、レーザ光を遮断す るシャッターとこのシャッターを開閉するソレノイドと
   により構成されることを特徴とする請求項１または２に
   記載のレーザ装置。