JPH04304753A - 電話網クレジットカード呼出装置とその操作方法 - Google Patents

電話網クレジットカード呼出装置とその操作方法

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JPH04304753A
JPH04304753A JP3356557A JP35655791A JPH04304753A JP H04304753 A JPH04304753 A JP H04304753A JP 3356557 A JP3356557 A JP 3356557A JP 35655791 A JP35655791 A JP 35655791A JP H04304753 A JPH04304753 A JP H04304753A
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credit card
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Anit M Patel
アニット マニュバイ パテル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話網、及び呼出当事
者のクレジットカードによって識別されるダイヤル先電
話番号に応じて電話接続を確立する電話網を制御する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】電話網は、呼出元電話とダイヤル先電話
番号によって識別される呼出先電話間で、ダイヤル先電
話番号に応じた接続を確立することによって、呼出元電
話からダイヤルされた電話番号に応答する。電話網は、
呼出元電話を識別し、加入者名ごとに呼出元電話の支払
い用リストである請求書作成情報を生成し、その加入者
に送付する。あるいは、通話への支払いとしてコインを
挿入するよう、公衆電話設備にいる呼出当事者へ要求す
る。
【0003】AT&Tユニバーサルクレジットカード等
のクレジットカードによって、そのカード利用者は、呼
出先電話の電話番号をダイヤルし、呼出元電話を経由し
て電話網へ顧客クレジットカード番号を送ることが可能
になる。受け取ったクレジットカード番号を持つクレジ
ットカードが有効であると判断されると、電話網によっ
て、呼出元電話と呼出先電話間の電話接続が確立される
。クレジットカード顧客には、顧客クレジットカード請
求書の明細に基づいて、通話に対する料金請求書が送付
される。
【0004】電話網は、顧客クレジットカードを発行し
たクレジットカード会社とのデータリンク接続を維持す
ることによって、受け取ったクレジットカード番号に関
係するクレジットカードの有効性を判断する。呼出当事
者から受け取ったクレジットカード番号は、データリン
クによって、受け取ったクレジットカード番号で識別さ
れるクレジットカード発行者のクレジットカード会社が
保守するデータベースへと、送られる。電話網は、デー
タリンクを通して、クレジットカードの有効性について
の情報を受け取る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、クレ
ジットカード会社のデータベースがうまく作動しない場
合、あるいは電話網とクレジットカード会社間のデータ
リンクがうまく作動しない場合は、障害が発生し、クレ
ジットカードの有効性が判断できなくなる。通話は、ク
レジットカードの有効性が確定した後にのみ、完了され
るため、こうしたデータリンクの中断中に、他の障害が
発生する。つまり、電話網とクレジットカード会社のデ
ータベース間で、データリンクが再度確立されるまで、
呼出当事者に迷惑をかけることとなり、さらに、電話網
は収入を失うこととなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来技術の上記の問題は
、電話網とクレジットカード会社間のデータリンクをモ
ニターすることによって解決される。データリンクとそ
れが連結するデータベースがうまく作動しない時には、
データリンクを利用しているクレジットカード会社が発
行したクレジットカードを使用する呼出当事者宛に通知
を伝送し、故障中の呼出操作を拒絶するよう、電話網が
制御される。
【0007】電話網による、呼出当事者のクレジットカ
ードで識別される呼出先電話番号に従った呼出元電話と
呼出先電話間の接続確立を可能にする装置と方法は、呼
出当事者から受け取ったクレジットカード番号によって
識別されるクレジットカード会社が保守するデータベー
スとの接続データリンクから構成される。データリンク
は、受け取ったクレジットカード番号を、電話網から、
識別したクレジットカード会社のデータベースへと伝送
し、受け取ったクレジットカード番号が割り当てられて
いるクレジットカードの有効性に関する決定を受け取る
。装置は、データリンクの伝送と受取をモニターし、デ
ータベースで何か作動異常が起きたと判断された場合、
電話網を制御して、そのデータベースを保守しているク
レジットカード会社が発行したクレジットカードを使用
する呼出当事者宛に通知を伝送し、故障中断中の電話網
での呼出操作を拒絶する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例では、電話網1は、呼出当事
者のクレジットカードによって識別されるダイヤル先電
話番号に従って、呼出元電話と呼出先電話である2、4
0、41間の接続を確立するように設定されている。電
話網1は、AT&T電話網に代表されるような従来から
の電話網の一つであり、その発明について詳細に解説す
る必要はない。この電話網は、スイッチ110、111
、112並びに12を持っている。これらのスイッチは
、データリンク11013、11113、11213並
びに1213を経由して、信号移送点13から送られて
くるデータメッセージによって制御され、呼出元電話設
備と呼出先電話設備間の網中継回線11120、111
21、11112並びに121122上に、電話接続を
設定する。ある電話網スイッチは、ゲートウエイスイッ
チ110、111、112に指定されており、地方交換
キャリヤ30、31、32が、電話網1にアクセスでき
るように機能する。ゲートウエイスイッチ110、11
1、112は、AT&T4ESSTM並びに5ESSR
の電子機器交換システム又は自動オペレータシステム等
の一般的な既存の電話交換装置であり、網中継回線11
112、11120、11121並びに121122に
よって、地方交換キャリヤ30、31、32からの入り
線である中継回線3011、3111、3211を選択
的に相互接続させる。
【0009】個々の電話網スイッチ12、110、11
1、112は、信号移送点STP13と、データリンク
1213、11013、11113、11213によっ
て、相互に接続している。信号移送点STP13は、電
話網スイッチ12、110、111、112とデータメ
ッセージを交換するよう設定されており、これらのデー
タメッセージは、電話網スイッチ12、110、111
、112を制御して、呼出元電話2と呼出先電話40、
41を相互接続するために使用される。電話網1は、ま
た多数の中央データベースを持っている。これらの中央
データベースは、網制御点10と呼ばれ、電話網内部の
様々な位置に配置され、網スイッチ12、110、11
1、112へのデータリンク1213、11013、1
1113、11213と同種のデータリンクによって、
あるいはSTP13へのデータリンク1310によって
直接、相互接続される。
【0010】図2において、NCPは、AT&T  1
B又は3B20単信又は2重コンピュータに代表される
ようなコンピュータである。ただし、これに限られると
いうわけではない。このようなコンピュータは、その発
明の詳細を解説する必要はなく、一般に、プログラム式
中央処理装置100、記憶装置101、並びにインター
フェース装置103から構成され、それぞれがアドレス
、データ、並びに制御リードによって、データバス10
4に接続されている。インターフェース装置103によ
って、図1のSTP13と相互接続しているデータリン
ク1310、サポートシステム100と相互接続してい
るデータリンク10100、セキュリティシステム10
1と相互接続しているデータリンク10101、そして
クレジットカード会社によって所有・保守されているデ
ータベース50〜54に相互接続しているデータリンク
1050〜1054が、データバス104と連結される
。 これにより、中央処理装置100並びに記憶装置101
とのデータ交換が可能となる。図2の、データバス10
4は、大容量データ記憶装置102とも相互接続してい
る。この大容量データ記憶装置102は、データバス1
04とアドレス、データ、並びに制御リードによって相
互接続されているデータベースインフラストラクチャを
有している。
【0011】データリンク10100と連結されている
図1のサポートシステム100は、メインフレームコン
ピュータ用又はパーソナルコンピュータ等小型コンピュ
ータ用に使用される一般的な従来のコンピュータ端末装
置である。これは、図2のインターフェース装置103
と連結されており、中央処理装置100、記憶装置10
1並びにデータベースインフラストラクチャ1020〜
1024へ更新・保守データを入力し、そしてそこから
更新・保守データを読み込む。同様に、データリンク1
0101と連結されている図1のセキュリティシステム
101は、一般的な従来のパーソナルコンピュータ等の
コンピュータシステム又は端末装置であり、インターフ
ェース装置103に連結されている。不法使用されたク
レジットカードに関するセキュリティデータの形成、ま
たはその使用に関する情報が、中央処理装置100、記
憶装置101並びにデータベースインフラストラクチャ
1020〜1024へ入力され、そして読み込まれる。
【0012】図1のクレジットカード会社CO1〜CO
5は、クレジットカード番号によって識別されるクレジ
ットカードを発行した銀行または金融関連会社であり、
会社独自の、国内の、あるいは国際的なデータベース5
0〜54と接続している。個々のクレジットカード会社
のデータベースは、自社が発行したクレジットカードと
そのクレジットカード番号固有の識別子を、クレジット
カードが現在有効であるか否かを識別する情報と共に、
記憶している。クレジットカード会社のデータベース5
0〜54は、データリンク1050〜1054によって
、NCP10を通して電話網1と、それぞれ接続されて
いる。データベース50〜54は、一般的な従来の独立
コンピュータシステムであり、データリンク1050〜
1054に連結され、図2中でNCP10のインターフ
ェース装置103に接続する。
【0013】記憶装置101は、NCP10を操作する
際の中央処理装置100の制御プログラムを記憶するた
めに使用される。また、大容量データ記憶装置102と
共に、図3並びに図4のサブルーチン1010と101
1等のデータを記憶するためにも使用される。サブルー
チン1010と1011等のデータは、中央処理装置1
00の操作用の制御プログラムと共に使用される。
【0014】図1では、呼出当事者は、電話機2の位置
にいる。この電話機2は、電話線230によって接続さ
れる地方交換キャリヤ30のサービスを受けている。地
方交換キャリヤ30、31、32は、中継回線によって
、電話網スイッチに接続している。この電話網スイッチ
は、ここでは、それぞれゲートウエイスイッチ110、
111、112と識別され、地方交換キャリヤ30、3
1、32を電話網1とインターフェース接続させる働き
をする。
【0015】電話機2は、標準的な電話設備、公衆電話
設備、又は特別電話設備であり、呼出当事者のクレジッ
トカードを受け付けるよう設定されており、呼出当事者
は、電話網1で通話を行うことが可能となる。呼出当事
者が、呼出先電話の40、41に通話を開始する際は、
電話機2はオフ状態にあり、従来の方法で呼出先電話4
0、41の電話番号をダイヤルし、続いて呼出当事者の
クレジットカード20のクレジットカード番号をダイヤ
ルする。ダイヤルされた電話番号とクレジットカード番
号は、電話線230を通じて、地方交換キャリヤ30に
受け取られる。地方交換キャリヤ30の交換局では、ダ
イヤルされた情報を受け取ると、呼出元電話2に割り当
てられている電話番号を生成し、ダイヤルされた電話番
号とクレジット番号と共に、生成した呼出元電話番号を
、中継回線3011を通じて、ゲートウエイスイッチ1
10へ伝送する。呼出当事者が、電話網オペレータ経由
の通話を行った場合は、オペレータは、ダイヤルされた
呼出元並びに呼出先電話番号の伝送後に、クレジットカ
ード番号を、口頭であるいは電子的に、電話接続を通じ
て送るよう要求する。これによって、ゲートウエイスイ
ッチ110に情報が受け取られる。
【0016】ゲートウエイスイッチ110は、呼出先並
びに呼出元電話番号とクレジットカード番号を受け取る
と、受け取ったクレジットカード番号を含んだデータメ
ッセージを生成する。このデータメッセージは、特殊な
アプリケーションによっては、識別された呼出元電話2
の電話番号と、ダイヤル先又は呼出先の電話番号も含む
。ゲートウエイスイッチ110は、生成したデータメッ
セージを、データリンク11013を通じて、STP1
3へ伝送する。続いて、STP13は、受け取ったデー
タメッセージを、データリンク1310を通じて、NC
P10に伝送する。
【0017】NCP10は、電話網1を制御して、呼出
当事者のクレジットカード20で識別されるダイヤル先
電話番号に応じて、呼出元電話機2と呼出先電話機40
、41間の接続を確立するようにプログラムされている
。クレジットカード会社CO1〜CO5によって保守さ
れているデータベース50〜54と接続しているデータ
リンク1050〜1054は、受け取ったクレジットカ
ード番号を、識別されたクレジットカード会社のデータ
ベースに伝送する。返しに、受け取られたクレジットカ
ード番号が割り当てられているクレジットカードの有効
性の判定を示すアンサーメッセージが、予め決められた
時間内に受け取られる。NCP10は、データリンク1
050〜1054を個別にモニターする。NCP10は
、データリンク1050〜1054、あるいはデータベ
ース構造50〜54について、連続性の中断等の障害を
確認すると、それに応じて、電話網ゲートウエイスイッ
チ110、111、112を制御して、データベースを
保守するクレジットカード会社によって発行されたクレ
ジットカードを使用する呼出当事者に、通知を伝送し、
故障中に、電話網1で要求される通話操作を拒絶すると
共に、クレジットカード会社への有効性要求メッセージ
のフローを制御する。
【0018】図2で、データリンク1310から入って
くるデータメッセージを受け取ると、NCP10の中央
処理装置100は、記憶装置101と大容量記憶102
内に記憶されているプログラム式指示に応じて作動し、
データバス104を通じて、データメッセージを記憶装
置101内部へ読み込む。クレジットカード会社は、自
社のカード利用者に発行したクレジットカードを識別す
るために、それぞれ独自の方式を取っている。例えば、
図3のクレジットカード会社CO1は、自社のクレジッ
トカードのある部位に、クレジットカード会社CO1に
よって発行されたクレジットカードであることを識別す
るために、番号891288を入れているとする。サブ
ルーチン1010は、図1のデータリンク1050が、
NCP10とクレジットカード会社CO1のデータベー
ス50を相互接続させていることを識別し、電話網1で
通話を実行する際に使用されるクレジットカード会社C
O1のクレジットカードについて、有効性を判定するた
めにも使用される。また、図3のサブルーチン1010
は、クレジットカード会社CO2〜CO5によって発行
されたクレジットカードでることを識別するために、フ
ィールド4XXXXX、52XXXX、340349並
びに620XXXを識別し、さらに、図1のNCP10
をクレジットカード会社のデータベース51〜54に接
続させる確認データリンク1051、1052、105
3を識別する。
【0019】NCP10は、データリンク1050〜1
054をモニターし、データリンクの連続性の中断等の
障害を確認すると、電話網1を制御して、データベース
を保守するクレジットカード会社によって発行されたク
レジットカードを使用する呼出当事者に、通知を伝送し
、故障中断中、電話網1上の通話操作を拒絶する。
【0020】例えば、データリンク1050についてみ
ると、モニター操作が開始されると、NCP10は(図
5、ステップ10000)、NCP10とクレジットカ
ード会社CO1間に現行データ通信があることを判定す
る(ステップ10001)。データリンク1050が確
立されていなかったり、障害が発生している場合(ステ
ップ10003、10005)、NCP10は、アテン
プトカウンタを1に設定して(図10、ステップ100
53)、データリンクの確立をモニターする手順を開始
する。データリンク接続要求メッセージが準備されて、
クレジットカード会社CO1のデータベース50に伝送
される(ステップ10054)。そして、タイマーT1
が計時手順を開始する(ステップ10055)。計時手
順中、NCP10は、回答が受け取られたことを確認す
る(ステップ10056)。回答がまだ受け取られてお
らず、タイマーT1が切れていない場合(ステップ10
057)、NCPは、適切な遅延時間中待機し(ステッ
プ10058)、もう一度、回答が受け取られているこ
とを確認する(ステップ10056)。
【0021】データリンク接続要求メッセージへの回答
が受け取られると(ステップ10056)、図1のNC
P10は、データリンク1050が、NCP10を経由
して、電話網1とクレジットカード会社CO1の保守す
るデータベース50間で、確立していることを判定する
(図10、ステップ10063)。タイマーT1が停止
すると、タイマーT2がリセット、開始され(ステップ
10064)、手順が再開される(ステップ10000
)。伝送されたデータリンク接続要求メッセージに応じ
た回答が受け取られていないが、タイマーT1が切れて
いる場合は(ステップ10056、10057)、NC
P10は、アテンプトカウンタが、予め設定された限度
より大きいことを判定する(10059)。限界値カウ
ンタの値が予め設定された値より小さい場合は、アカウ
ントカウンタは、1だけ増加され(ステップ10060
)、遅延時間T1(ステップ10061)の後、別のデ
ータリンク接続要求を、クレジットカード会社CO1へ
伝送して、手順を繰り返す(10054)。ステップ1
0054から10061は、伝送されたデータリンク接
続要求メッセージへの回答が受け取られるか(ステップ
10056)、又は増加アテンプトカウンタが、予め設
定された限界値より大きくなる(ステップ10059)
まで、繰り返される。一旦、限界値を超えると(ステッ
プ10059)、NCP10は、遅延時間T1より長い
T2の間待機し(ステップ10062)、伝送されたデ
ータリンク接続要求メッセージへの回答が受け取られる
まで、ステップ10054から10059までと、ステ
ップ10062を継続的に繰り返す(ステップ1005
6)。図1のデータリンク1050が確立されていない
と判定された場合は、NCP10は、電話網1とデータ
ベース50間のデータリンク1050を確立する。
【0022】図5でデータリンク1050が確立されて
おり、タイマーT2が切れていないと判定された場合は
(ステップ10003、10002)、NCP10は引
続きステップ10001から10003までを繰り返す
。タイマーT2が切れると(ステップ10004)、N
CP10は、最初にステータスカウンタを1に設定する
ことによって(図7、ステップ1125)、確立された
データリンク1050の活動状態を決定する。データリ
ンクステータスメッセージ(ステップ10026)は、
データリンク1050を経由して、データベース50に
伝送される。タイマーT2がリセットされ、タイマーT
1が計時手順を開始する(ステップ10027、100
28)。確立されたデータリンク1050が、伝送デー
タリンクステータスメッセージへの回答を返すことによ
って証明されるように、活動状態である場合は(ステッ
プ10029)、タイマーT1がリセットされて、タイ
マーT2が開始され、データリンク1050が活動状態
であることが示される(ステップ10030、1003
1)。
【0023】伝送データリンクステータスメッセージに
対する回答が受け取られるか、又はタイマーT1が切れ
るまで、ステップ10029、10032並びに100
33が繰り返される。タイマーT1が切れると(ステッ
プ10032)、ステータスカウンタは1だけ増加され
、タイマーT2が計時手順を開始する(ステップ100
34、10035)。タイマーT2が切れていない場合
は、新しいクレジットカード通信が存在するか(ステッ
プ10036)、又はタイマーT2が切れた(ステップ
10038)と判定されるまで、ステップ10037と
10036が繰り返される。タイマーT2が切れると(
10038)、ステータスカウンタの値が、そのステー
タスカウンタに予め設定されている限界値より大きいか
否かが判定される(図8、ステップ10039)。ステ
ータスカウンタの値が、限界値より小さい場合は、図7
のステップ10026から10029までを繰り返し、
別のデータリンクステータスメッセージを、クレジット
カード会社のデータベース50まで伝送する。伝送され
たデータリンクステータスメッセージに対する回答が受
け取られていない場合は、新しいクレジットカード通信
が存在して(ステップ10036)NCP10が新しい
クレジットカード通信を受け取る(ステップ10006
)まで、又は、ステータスカウンタの値が予め設定され
た限界値を超える(ステップ10039、図8)まで、
ステップ10034から10039が繰り返される。ス
テータスカウンタの限界値を超えた場合は、データリン
ク1050の切断(ステップ10040)が開始される
ため、NCP10は、ステップ10005まで戻って、
データリンク1050の再確立に着手する。データリン
ク1050が確立され、データリンク1050が活動状
態であると判定された場合は、図5において、NCP1
0は、電話網1から呼出先電話番号とクレジットカード
番号を受け取る(ステップ10007)。呼出先電話番
号とクレジットカード番号を受け取ると、NCP10は
、受け取ったクレジットカード番号が割り当てられてい
るクレジットカードを発行したクレジットカード会社を
識別する(ステップ10008)。識別されたクレジッ
トカード会社のデータベースへのデータリンクが確立さ
れていない場合は(ステップ10009)、呼出操作は
拒絶されて、タイマーT2がリセットされる(ステップ
10010、10005)。図1において、NCP10
は、呼出操作を拒絶するために、電話網1のゲートウエ
イスイッチ110を制御するメッセージを準備する。準
備されたメッセージは、データリンク1310,STP
13、そしてデータリンク11013を通って、ゲート
ウエイスイッチ110に伝送される。ゲートウエイスイ
ッチ110は、メッセージを受け取ると、通知回路11
01を中継回線3011に接続し、呼出当事者に対して
呼出操作が拒絶されることを知らせるため、電話機2に
通知を返す。NCP10は、図5のステップ10005
の手順にもどり、図10におけるデータリンク再確立に
着手する。
【0024】データリンクが、識別されたクレジットカ
ード会社との間に確立していると判定された場合は(図
5、ステップ10009)、NCP10は、受け取った
クレジットカード番号メッセージが割り当てられている
クレジットカードの有効性に関する要求を、活動状態の
データリンクを通じて、クレジットカード会社のデータ
ベースへと伝送する(ステップ10013)。クレジッ
トカード有効性メッセージが伝送されると、タイマーT
1がリセットされ(ステップ10014)、回答を受け
取る時間が設定される。伝送された有効性要求メッセー
ジへの回答が受け取られるか(ステップ10015)、
又はタイマーT1が切れる(ステップ10016)まで
、ステップ10015、10016並びに10017が
繰り返される。
【0025】NCP10は、伝送された有効性メッセー
ジへの回答を受け取ると(ステップ10015)、タイ
マーT1を停止して、タイマーT2を開始させる(ステ
ップ10019)。受け取られた有効性要求メッセージ
が、識別されたクレジットカードの有効性を確認すると
(図6、ステップ10020)、NCP10は、電話網
1の適切なゲートウエイスイッチ並びにスイッチへST
P13を経由して送られるメッセージを準備し、図1の
呼出元電話と呼出先電話20、40、41間の通話接続
確立を制御する(ステップ10021)。完成された通
話接続に関する料金情報(図6、ステップ10022)
は、識別されたクレジットカード会社へ伝送され、適切
な料金がクレジットカード顧客の請求書に入力される。 受け取られた有効性メッセージ(ステップ10020)
によって、識別されたクレジットカードが無効であると
判断された場合、NCP10は、図1のゲートウエイス
イッチ110へ伝送されるメッセージを準備し(ステッ
プ10023)、通話接続が拒絶されたことを伝える通
知を、呼出元電話機2へ返す。
【0026】NCP10が、伝送された有効性要求メッ
セージへの回答を受け取れず(図5、ステップ1001
5)、タイマーT1が切れた(ステップ10016)場
合は、メッセージ(ステップ10018)が、図1にお
ける電話網1のゲートウエイスイッチ110まで伝送さ
れ、通話接続要求が拒絶されたことを伝えるために、呼
出元電話機2へ通知を返す。
【0027】NCP10は、タイマーT1の時間が切れ
ると(図5、ステップ10016)、伝送された有効性
メッセージへの回答を受け取っていなくても、活動状態
のデータリンク1050を経由してデータベース50に
いたるクレジットカード有効性要求メッセージの伝送を
制止できる。有効性要求メッセージの伝送は、数多くの
伝送された有効性要求メッセージが、予め決められた限
界値を超えて未回答のままの状態にあると、予め決めら
れた時間の特定の期間中制止される。伝送された有効性
要求メッセージへの回答が受け取れず、タイマーT1が
切れた後(ステップ10015、10017、1001
6)、NCP10は、適切な電話網スイッチを制御して
、呼出元電話機へ拒絶の通知を返し、限定手順(ステッ
プ10012)に着手する。
【0028】限定手順に入ると(図9)、限界値カウン
タが1つ増加され(ステップ10041)、回答を受け
取らないで30秒ウインドウ内で時間切れとなった有効
性要求メッセージ数を計算する(ステップ10042)
。計算値が第一限界値以下である場合は(ステップ10
043)、データリンクは通常通りに定義され(ステッ
プ10044)、プロセスのモニター開始(ステップ1
0000)まで手順がもどされる。こうして、個々のデ
ータリンク1050〜1054は、一次的な障害に対す
る限界値数を与えられながらも、通常の操作範囲内の状
態におかれている。
【0029】時間切れ障害に関する計算値が第一限界値
を超えている場合は(ステップ10043)、限定手順
によって、計算値が第一限界値より大きく、第二限界値
より小さいか否かが判定される(ステップ10045)
。計算値がこの範囲内にある場合は(ステップ1004
6)、NCP10は、クレジットカード要求メッセージ
を、ピリオド1の第一インターバルにつきX個と制限す
る。例えば、NCP10の中央処理装置100によって
実行されるサブルーチン1011(図4)が、計算値は
第一限界値の20より大きく、第二限界値の70より小
さいと判定したとする。その結果、合計5秒間のピリオ
ド中の第一インターバルである1秒毎に1個の有効性要
求メッセージが伝送されるよう制限される。この5秒間
のピリオド1が切れていない場合は(図9、ステップ1
0047)、NCP10は、その5秒間、ステップ10
046を繰り返す。5秒間のピリオド1が切れると(ス
テップ10047)、モニターされたデータリンクが通
常状態に戻るまで(ステップ10044)、ステップ1
0042と10043が、繰り返される。
【0030】計算値が、第二限界値の70より大きいが
(図4、サブルーチン1011)、第三限界値の90よ
り小さいと判定された場合は、限定手順は、クレジット
カード要求を、合計50秒間のピリオド2の第二インタ
ーバルである10秒毎に1個と制限する。50秒後にピ
リオド2が切れると(図9、ステップ10050)、限
定手順は、ステップ10043と10043を繰り返す
。計算値が第一限界値以下の場合は(ステップ1004
3)、モニターされたデータリンク(ステップ1004
4)が通常状態であると識別される。ステップ1004
3で計算された値が、第三限界値を超えている場合は(
ステップ10045、10048)、限定手順は(ステ
ップ10051)、クレジットカード要求を(図4、サ
ブルーチン1011)、合計500秒間のピリオド3の
第三インターバルである20秒毎に1個と制限する。
【0031】サブルーチン1011では、データリンク
1050が、回答を受け取らないまま時間切れした71
件の有効性要求に対する問い合わせを受けたものと想定
している。30秒ウインドウ内で発生した問い合わせ7
1件という計算値は(図9、ステップ10042)、第
一限界値の20並びに第二限界値の70より大きい(図
4、サブルーチン1011)が、第三限界値の90より
は小さい。よって、限定手順は(図9)、ステップ10
043、10045、10048、10051を実行し
、1個の有効性要求メッセージ(図4、サブルーチン1
011)が、500秒間続くピリオド3の第三インター
バルである20秒毎に受諾される。計算値が第一限界値
より小さい場合は(図9、ステップ10043)、デー
タリンクは通常状態で作動していると識別される(ステ
ップ10044)。
【0032】受け取ったクレジットカード番号を発行し
た、クレジットカード会社が識別されると、NCP10
は、電話網1と識別されたクレジットカード会社によっ
て保守されているデータベースとの間にデータリンクが
確立されたものと判定する。識別されたクレジットカー
ド会社とのデータリンクが確立されていないと判定され
た場合、NCP10がデータリンクを確立する。データ
リンクが確立不可能であると判定された場合は、NCP
10は電話網1のスイッチを制御して、呼出元電話機2
と呼出先電話との間の通話接続を拒絶し、電話網1によ
って呼出元電話機2に接続が拒絶されたとの通知を返す
【0033】NCP10は、データリンクをモニターし
、確立されたデータリンクの活動状態を判定する。デー
タリンクの活動状態が判定されると、受け取られたクレ
ジットカード番号を割り当てられたクレジットカードの
有効性を求める要求が、活動状態にあるデータリンクを
経由して、クレジットカード会社のデータベースへ伝送
される。伝送後、伝送されたクレジットカード有効性要
求メッセージを受け取るまでにかかる時間が設定される
。識別されたクレジットカードの有効性を確認するため
の伝送有効性要求メッセージへの回答を受け取ると、電
話網1は、呼出元と呼出先電話機との間に通話接続を確
立する。識別されたクレジットカードを無効にする回答
を受け取った場合、NCP10は、電話網1に要求され
た呼出接続の確立を拒絶し、呼出当事者に対して、通話
接続が拒絶されたことを知らせる通知を返すよう指示す
る。
【0034】回答メッセージを受け取らないまま時間切
れとなった場合、NCP10は、活動状態にあるデータ
リンクを経由するクレジットカード会社データベースへ
のクレジットカード有効性要求メッセージの伝送を、予
め設定された限界値に応じた予め設定されているピリオ
ド内の特定インターバル内に制限する。NCP10は、
個々のデータリンクの障害も判定する。活動状態にない
データリンクが検知されると、リンクステータスメッセ
ージが、活動状態にないデータリンクを経由し、予め決
定されたインターバルをおいて、クレジットカード会社
のデータベースへ伝送される。活動状態にないデータリ
ンクを経由して伝送されたリンクステータスメッセージ
を受け取れなかった場合、NCP10は、第一インター
バル後、そのデータリンクを経由して別のリンクステー
タスメッセージ伝送し、それも失敗した場合は、第二イ
ンターバル後にその活動状態にないデータリンクを経由
して、次のリンクステータスメッセージを伝送する。こ
れらのリンクステータスメッセージの受取にも失敗した
場合、NCP10は、電話網1を制御して、要求された
通話接続の確立を拒絶し、呼出元電話機に通知を返す。 これによって、現在通話が完成できないデータリンクと
連結中のデータベースを保守しているクレジットカード
会社が発行したクレジットカードを利用して通話を行お
うとした呼出当事者に、通話が拒絶されたことが知らさ
れる。
【0035】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参
照番号は発明の容易なる理解のためで、その技術的範囲
を制限するよう解釈されるべきではない。
【0036】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、電話
網による、呼出当事者のクレジットカードで識別される
呼出先電話番号に従った呼出元電話と呼出先電話間の接
続確立を可能にする装置と方法が提供される。これらの
装置と方法は、呼出当事者から受け取ったクレジットカ
ード番号によって識別されるクレジットカード会社が保
守するデータベースとの接続データリンクから構成され
る。データリンクは、受け取ったクレジットカード番号
を、電話網経由で、識別したクレジットカード会社のデ
ータベースへと伝送し、受け取ったクレジットカード番
号が割り当てられているクレジットカードの有効性に関
する決定を受け取る。装置は、データリンクの伝送と受
取をモニターし、データベースで何か作動異常が起きた
と判断した場合、電話網を制御して、そのデータベース
を保守しているクレジットカード会社が発行したクレジ
ットカードを使用する呼出当事者宛に通知を伝送し、故
障中断中の電話網での呼出操作を拒絶する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレジットカード会社の保守データベースとの
有効性メッセージ交換で証明されたクレジットカード番
号によって識別されたダイヤル先電話番号に応じて、電
話接続を接続する、本発明の電話網の説明図である。
【図2】クレジットカード番号の有効性を識別する電話
網で使用される、網制御装置のブロックダイヤグラムで
ある。
【図3】図1及び図2で示した網制御装置のメモリに保
存されているサブルーチンデータの説明図である。
【図4】図1及び図2で示した網制御装置のメモリに保
存されているサブルーチンデータの説明図である。
【図5】図1及び図2で示した網制御装置操作のフロー
チャートである。
【図6】図1及び図2で示した網制御装置操作のフロー
チャートである。
【図7】図1及び図2で示した網制御装置操作のフロー
チャートである。
【図8】図1及び図2で示した網制御装置操作のフロー
チャートである。
【図9】図1及び図2で示した網制御装置操作のフロー
チャートである。
【図10】図1及び図2で示した網制御装置操作のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10  NCP 12  スイッチ 13  STP 30  LEC 31  LEC 32  LEC 50  クレジットカードCO1 51  クレジットカードCO2 52  クレジットカードCO3 53  クレジットカードCO4 54  クレジットカードCO5 100  サポートシステム 101  セキュリティ 110  ゲートウエイスイッチ 111  ゲートウエイスイッチ 112  ゲートウエイスイッチ 100  中央処理装置 101  記憶装置 103  インターフェイス 10001  クレジットカード通信は?10002 
 タイマーT2は切れたか?10003  データリン
クは確立されたか?10007  呼出先電話番号とク
レジットカード番号を受け取る 10008  受け取ったクレジットカード番号を割り
当てられたカードを発行し たクレジットカード会社を識別 10009  データリンクは確立されたか?1001
0  呼出操作拒絶 10011  タイマーT2リセット 10013  有効性要求メッセージを伝送10014
  タイマーT1リセット 10015  有効性要求メッセージへの回答を受け取
る10016  タイマーT1は切れたか?10017
  遅延 10018  呼出操作拒絶 10019  タイマーT1を停止し、タイマーT2を
開始 10020  クレジットカードは有効か?10021
  通話接続を確立 10022  通話接続料金をクレジットカード会社へ
伝送 10023  通話操作拒絶 10024  終了 10025  ステータスカウンタ設定10026  
データリンクステータスメッセージ伝送10027  
タイマーT2リセット 10028  タイマーT1開始 10029  伝送されたデータリンクステータスメッ
セージへの回答を受け取る 10030  タイマーT1リセット 10031  タイマーT2リセット 10032  タイマーT1は切れたか?10033 
 遅延 10034  ステータスカウンタを1つ増加1003
5  タイマーT2開始 10036  新しいクレジットカード通信は?100
37  遅延 10038  タイマーT2は切れたか?10039 
 ステータスカウンタが限界値より大きいか? 10040  データリンク切断 10041  限界値カウンタを1つ増加10042 
 最後の30秒ウインドウ内で時間切れした問い合わせ
件数を計算 10043  計算値が第一限界値以下か?10044
  データリンクは通常通り10045  計算値は第
一限界値より大きく第二限界値以下か? 10046  クレジットカード要求をピリオド1の第
一インターバルにつきX件に制限 10047  ピリオド1は切れたか?10048  
計算値は第二限界値より大きく第三限界値以下か? 10049  クレジットカード要求をピリオド2の第
二インターバルにつきX件に制限 10050  ピリオド2は切れたか?10051  
クレジットカード要求をピリオド3の第三インターバル
につきX件に制限 10052  ピリオド3は切れたか?10053  
アテンプトカウンタを1に設定10054  データリ
ンク接続要求メッセージをクレジットカード会社へ伝送 10055  タイマーT1開始 10056  データリンク接続要求メッセージへの回
答を受け取る 10057  タイマーT1は切れたか?10058 
 遅延 10059  アテンプトカウンタは限界値より大きい
か? 10060  アテンプトカウンタを1つ増加1006
1  遅延時間T1 10062  遅延時間T2 10063  データリンク確立 10064  タイマーT2開始

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  呼出当事者のクレジットカード番号に
    よって識別される呼出先電話番号に応じて、呼出元電話
    機と呼出先電話機との間の電話網での接続を確立する装
    置において、電話網とクレジットカード会社によって保
    守されている多数のデータベースを接続させる多数のデ
    ータリンクから構成され、これらのクレジットカード会
    社が呼出当事者から受け取ったクレジットカード番号に
    よって識別され、受け取ったクレジットカード番号を識
    別されたクレジットカード会社のデータベースへ伝送し
    、接続を完成するために必要な、受け取ったクレジット
    カード番号を持つクレジットカードの有効性判定を受け
    取ることを目的とする装置と、このデータリンクをモニ
    ターし、データベースに作動異常があると判定された場
    合、ネットワークを制御して、そのデータベースを保守
    するクレジットカード会社が発行したクレジットカード
    を使用する呼出当事者へ通知を伝送し、作動異常中電話
    網への通話操作を拒絶する手段とを有することを特徴と
    する電話網通話接続確立装置。
  2. 【請求項2】  モニター手段が、受け取ったクレジッ
    トカード番号を発行したクレジットカード会社が識別さ
    れると、電話網と識別されたクレジットカード会社が保
    守するデータベースとの間で、データリンクが確立して
    いることを判定し、データリンクが確立されていないと
    判定された場合、電話網と識別されたクレジットカード
    会社が保守するデータベースとの間にデータリンクを確
    立する手段と、データリンクが確立できないと判定され
    た場合、呼出元電話機と呼出先電話機との間の接続確立
    を拒絶し、接続が拒絶された旨の通知を呼出当事者に返
    す手段とを有することを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】  モニター手段が、データリンクが確立
    されたと判定された場合、データリンクの活動状態を判
    定し、データリンクが活動状態にあると判定された場合
    は、その活動状態にあるデータリンクを経由してクレジ
    ットカード会社のデータベースへ、受け取ったクレジッ
    トカード番号を割り当てられたクレジットカードの有効
    性要求メッセージを伝送する手段と、クレジットカード
    有効性要求メッセージが伝送されると、それに対する回
    答メッセージを受け取るインターバルを設定し、識別さ
    れたクレジットカードの有効性を確認する回答メッセー
    ジを受け取った場合は、呼出元電話機と呼出先電話機と
    の間の通話接続を確立し、識別されたクレジットカード
    を無効にする回答メッセージを受け取った場合は、その
    接続の確立を拒絶し、接続が拒絶された旨の通知を呼出
    電話機へ伝送する手段と、回答メッセージを受け取らな
    い内にそのインターバルが切れてしまった時に、その時
    間失効数が予め設定されている限界値を超えている場合
    は、活動状態にあるデータリンクを経由したクレジット
    カード有効性要求メッセージの伝送を、予め設定された
    ピリオドの特定インターバル内に制限し、最大の限界値
    を超えた失効数が検知された場合は、データリンクに障
    害があると判定する手段とを有することを特徴とする請
    求項2の装置。
  4. 【請求項4】  モニター手段が、データリンクが活動
    状態にないと判定された場合に、その活動状態にないデ
    ータリンクを経由して、クレジットカード会社のデータ
    ベースへ、予め設定されたインターバルをおいて、リン
    クステータスメッセージを伝送し、その活動状態にない
    データリンクを経由して、リンクステータスメッセージ
    を伝送できなかった場合、第一インターバルをおいて、
    活動状態にないデータリンクを経由して、別のリンクス
    テータスメッセージを伝送し、この別のリンクステータ
    スメッセージも受け取れなかった場合は、第二インター
    バルをおいて、活動状態にないデータリンクを経由して
    、次のリンクステータスメッセージを伝送する手段と、
    クレジットカード会社が保守するデータベースから送ら
    れるこれらのリンクステータスメッセージも受け取れな
    かった場合は、接続確立を拒絶し、クレジットカード会
    社が発行するクレジットカードを使用する呼出当事者に
    、通話が現在完成不可能であることを通知する手段とを
    有することを特徴とする請求項2の装置。
  5. 【請求項5】  電話網とデータベースを接続させるデ
    ータリンクを経由して、呼出先電話番号と共に受け取ら
    れるクレジットカード番号を、受け取ったクレジットカ
    ードを発行したと識別されるクレジットカード会社が保
    守するデータベースへと伝送し、通話接続の完成に必要
    な、受け取ったクレジットカード番号を割り当てられた
    クレジットカードの有効性判定を受け取るステップと、
    データリンクをモニターし、そのデータリンクに作動異
    常があると判定した場合、電話網を制御して、識別され
    たクレジットカード会社が発行したクレジットカードを
    使用した呼出当事者へ通知を伝送し、作動異常中に電話
    網での呼出操作を拒絶するステップとを有することを特
    徴とする、呼出当事者のクレジットカードで識別される
    呼出先電話番号に応じて呼出元と呼出先電話機の間の通
    話を電話網で確立する方法。
  6. 【請求項6】  モニターステップが、データリンクが
    確立されていないと判定された場合、電話網と識別され
    たクレジットカード会社が保守するデータベースとの間
    にデータリンクを確立するステップと、データリンクが
    確立できないと判定された場合は、呼出元と呼出先電話
    機との間の接続確立を拒絶し、通話が拒絶された旨の通
    知を呼出電話機に返すステップとを有することを特徴と
    する請求項5の方法。
  7. 【請求項7】  モニターステップが、確立されたデー
    タリンクの活動状態を判定し、データリンクが活動状態
    にあると判定された場合は、受け取ったクレジットカー
    ド番号が割り当てられたクレジットカード有効性の要求
    メッセージを、その活動状態にあるデータリンクを経由
    して、識別されたクレジットカード会社のデータベース
    へ伝送するステップを有することを特徴とする請求項6
    の方法。
  8. 【請求項8】  モニターステップが、クレジットカー
    ド有効性要求メッセージが伝送されると、それに対する
    回答メッセージが受け取られるインターバルを設定し、
    その設定インターバル内に識別されたクレジットカード
    の有効性を確認する回答メッセージを受け取った場合は
    、呼出元と呼出先電話機間の通話接続を確立し、識別さ
    れたクレジットカードを無効にする回答メッセージを受
    け取った場合は、通話接続の確立を拒絶し、接続が拒絶
    された旨の通知を呼出電話機に返すステップを有するこ
    とを特徴とする請求項7の方法。
  9. 【請求項9】  モニターステップが、設定されたイン
    ターバル中に回答メッセージを受け取らなかった失効数
    が、予め設定された限界値を超えた場合は、活動状態に
    あるデータリンクを経由したクレジットカード有効性メ
    ッセージの伝送を、予め設定されたピリオドの特定イン
    ターバルに制限し、最大限界値を超える失効数が検知さ
    れた場合は、データリンクに障害があると判定するステ
    ップを有することを特徴とする請求項8の方法。
  10. 【請求項10】  モニターステップが、データリンク
    が活動状態にないことを判定し、予め設定されたインタ
    ーバルをおいて、活動状態にないデータリンクを経由し
    て、識別されたクレジットカード会社のデータベースへ
    、リンクステータスメッセージを伝送し、リンクステー
    タスメッセージに対する回答メッセージを受け取れなか
    った場合は、第一インターバルをおいて、その活動状態
    にないデータリンクを経由して、別のリンクステータス
    メッセージを伝送し、この別のリンクステータスメッセ
    ージに対する回答メッセージも受け取れなかった場合は
    、第二インターバルをおいて、その活動状態にないデー
    タリンクを経由して、次のリンクステータスメッセージ
    を伝送するステップと、クレジットカード会社の保守デ
    ータベースから、これらのリンクステータスメッセージ
    も受け取れなかった場合は、接続の確立を拒絶し、通話
    接続が現在は完成できないことを、識別されたクレジッ
    トカード会社が発行したクレジットカードを使用する呼
    出当事者に通知するステップとを有することを特徴とす
    る請求項9の方法。
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