JPH04303792A - 誘電体検出装置 - Google Patents

誘電体検出装置

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JPH04303792A
JPH04303792A JP3093160A JP9316091A JPH04303792A JP H04303792 A JPH04303792 A JP H04303792A JP 3093160 A JP3093160 A JP 3093160A JP 9316091 A JP9316091 A JP 9316091A JP H04303792 A JPH04303792 A JP H04303792A
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JP
Japan
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dielectric
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signal
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Application number
JP3093160A
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English (en)
Inventor
Kouji Aoki
甲次 青木
Masanori Sugiyama
杉山 昌典
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被検出誘電体の有無を検
出する誘電体検出装置に関し、特に被検出誘電体を収容
する空間を介して対向する少くとも一対の電極間の静電
容量の変化によって被検出誘電体の有無を判定する誘電
体検出装置に係る。
【0002】
【従来の技術】例えば車両においては、人員が乗車した
ときに自動的に作動するシートベルト装置、人員が降車
したときに自動的に閉作動するパワーウインドあるいは
オートロック装置等々、車両内の人員の有無あるいは人
員の体の一部の介在の有無(以下、単に人員の有無とい
う)に応じた制御が要求される。そこで、人員の有無を
検出する手段が必要となり、例えば特開昭62−918
82号公報及び特開昭62−138780号公報に記載
のように、シートに設けた導電体と車両ボデーを電極と
して、この電極間の人員を収容する車室空間とでコンデ
ンサを形成し、人員の有無による静電容量の変化を検出
する装置が提案されている。即ち、被検出誘電体たる人
員を検出する誘電体検出装置である。また、特開平1−
113692号公報には、所定の周波数のパルス信号と
、検出手段の静電容量変化に応じて遅延した遅延パルス
信号との間でデューティ比をとって所定値と比較するこ
とにより人員の有無を判定する人員検出装置が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人員等の被
検出誘電体に対し広範囲の検出範囲を確保するためには
、センサの電極の平面外形を大きくする必要がある。 然し乍ら、センサの検出感度は、一般的にセンサを構成
する電極が大きければ大きい程低下する傾向があり、被
検出誘電体の検出が困難となる。そこで本発明は、電極
の平面外形を最小に抑えつつ所定の検出感度を確保する
誘電体検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は少くとも一対の電極を有し該電極間の静電
容量の変化に応じて被検出誘電体を検出する誘電体検出
装置において、前記電極の内少くとも一方の電極が、前
記被検出誘電体の平面外形より大の検出範囲に対し該検
出範囲の平面外形より内側にあって、前記被検出誘電体
の平面外形に対し少くとも所定長さ部分が重合する少く
とも一つの平面部を有するように構成したものである。
【0005】上記の誘電体検出装置において、前記電極
の所定長さ部分は25mm乃至100mmとすると、被
検出誘電体が人員であるときの検出装置として好適であ
る。
【0006】
【作用】上記の構成になる本発明の誘電体検出装置にお
いては、被検出誘電体の有無に応じて上記一対の電極間
の静電容量が変化する。この静電容量の変化に基づき被
検出誘電体が検出される。このとき、上記誘電体検出装
置における静電容量の検出感度は、被検出誘電体と電極
とが重合する面積ではなく、被検出誘電体に重合する電
極の平面外形の長さに最も影響される。従って、少くと
も一方の電極を、被検出誘電体の平面外形より大の検出
範囲に対し検出範囲の平面外形より内側にあって、被検
出誘電体の平面外形に対し少くとも所定長さ部分が重合
する少くとも一つの平面部を有するように構成すること
により、被検出誘電体を確実に検出することができる。
【0007】そして、例えば25乃至100mmの所定
長さ部分を有する少くとも一つの平面部を備えた電極を
用いた場合には、例えば車両のシート上の人員を確実に
検出することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の誘電体検出装置の一実施例を
図面を参照して説明する。図1に実線で示した部分は、
図2に示すシート3に設けられた電極4の平面外形であ
り、二点鎖線の範囲は、被検出誘電体1、例えば図2に
破線で示す人体の臀部の平面外形である。そして、車両
のボデー2を一方の電極とすると共に、シート3に設け
られた電極4を他方の電極とし、両者間の車室空間を介
してコンデンサが形成され、センサCxが構成されてい
る。
【0009】而して、図1に破線で示す範囲が電極4に
よる被検出誘電体1の検出範囲となる。図1に斜線で示
したように、被検出誘電体1に対し、略正方形の電極4
の一辺の少くとも所定長さLの部分が重合している。
【0010】図3及び図4は、電極が夫々二つの略矩形
の平面部4a,4b及び平面部4c,4dから成り、各
々の一辺の少くとも所定長さLの部分が被検出誘電体1
に重合するように配設されている。
【0011】図5は、電極が四つの平面部4e,4f,
4g及び4hから成り、何れの平面部も各々の一辺の少
くとも所定長さLの部分が被検出誘電体1に重合するよ
うに配設されている。従って、図5に示した電極が最小
の面積に形成されている。
【0012】以上、図1及び図3乃至図5に示した電極
は、何れも少くとも所定長さXの部分が被検出誘電体1
に重合する少くとも一つの平面部を有している。而して
、例えば図2に破線で示した人体を被検出誘電体1とし
、これに上記の何れかの電極が重合すると、図6に示す
ように、ボデー2と電極4等との間の静電容量の変化量
△C、即ち検出感度は所定長さLが50mm近傍で急激
に増大し、50mmを超えると略一定の変化量となる。 尚、本実施例では図6のような実験結果が得られたが、
ボデー2との間隔等、電極4に影響を与える種々のファ
クターを考慮すると、所定長さLは少くとも25mm乃
至100mmとするのが好ましい。
【0013】図7は上記センサCxを人員検出装置に組
み込んだ実施例を示すもので、センサCxは抵抗R1と
共に充電回路を構成している。センサCxが接続される
検出回路IC1は、センサCxの容量変化を検出すると
共に、判定回路IC2の起動、停止を制御する回路で、
ゲートアレイによって構成されている。これに対し、判
定回路IC2は検出回路IC1の出力に基づき人員の有
無を判定する回路で、マイクロコンピュータを有してい
る。以下、センサCxを含む充電回路、検出回路IC1
、及び判定回路IC2について、夫々の構成、作用毎に
順次説明する。
【0014】センサCxは上記のようにコンデンサを構
成し、所定の抵抗値の抵抗R1を介して検出回路IC1
の出力ポートSEOに接続されている。センサCxと抵
抗R1の接続点は抵抗R11を介して第1のコンパレー
タCMP1の反転入力端子に接続されると共に、抵抗R
12を介して第2のコンパレータCMP2の反転入力端
子に接続されている。
【0015】一方、定電圧VCCが抵抗R2,R3によ
って分圧され、第1のしきい値VTH1が設定され、こ
れが第1のコンパレータCMP1の非反転入力端子に入
力するように構成されている。同様に、定電圧VCCが
抵抗R4,R5によって分圧され、第2のしきい値VT
H2が設定され、第2のコンパレータCMP2の非反転
入力端子に入力するように構成されている。第1のコン
パレータCMP1は人員検出用で、第2のコンパレータ
CMP2は絶縁破壊検出用であり、第2のしきい値VT
H2は第1のしきい値VTH1より高レベルに設定され
ている(即ち、VTH2>VTH1に設定されている)
。第1及び第2のコンパレータCMP1及びCMP2の
出力端子は、夫々検出回路IC1の入力ポートSEI及
びSEHに接続されている。
【0016】上記センサCxから検出回路IC1に至る
回路の作動を、図8及び図9のタイミングチャートを参
照して説明する。尚、図8及び図9の(a)乃至(d)
は、回路中のa乃至dの各点の信号のパルスを示してい
る。先ず、検出回路IC1の出力ポートSEOから所定
周波数パルス信号の参照信号(a)が出力されると、抵
抗R1及びセンサCxから成る充電回路により(b)の
信号が形成される。この信号(b)は、第1のコンパレ
ータCMP1にて、抵抗R2,R3によって設定された
第1のしきい値VTH1と比較され、(c)の信号が出
力端子から検出回路IC1の入力ポートSEIに出力さ
れる。この信号(c)と参照信号(a)との位相差T0
 は、センサCxの容量と抵抗R1の抵抗値の積に比例
するが、抵抗R1が所定の抵抗値の固定抵抗であるので
、位相差T0 はセンサCxの容量に比例することとな
る。そして、後述するように検出回路IC1内にて信号
(a)及び信号(c)の排他的論理和(EX−OR)が
求められる。これにより、図8に示すように位相差T0
 に対応するパルス幅の信号(x)が得られ、これがデ
ィジタル処理されて判定回路IC2に出力される。
【0017】一方、信号(b)は第2のコンパレータC
MP2にも供給され、第2のしきい値VTH2(>VT
H1)と比較される。センサCxの抵抗値をRxとし、
これが抵抗R1の抵抗値(これもR1で示す)に比し充
分大きい場合には、信号(b)のピーク値は略定電圧V
CCとなる。従って、図8の(d)の信号が出力端子か
ら検出回路IC1の入力ポートSEHに出力される。し
かし、抵抗値Rxが低下するにしたがい、VCC・Rx
/(Rx+R1)で求められるピーク値における抵抗R
1の値が無視できなくなり、ピーク値が低下することと
なる。このため、Rx<R1・R5/R4となった場合
には、信号(d)は図9に示すように高(H)レベルに
維持されることとなる。而して、抵抗Rxの抵抗値の変
化に応じて図8及び図9の信号(d)の何れかが検出回
路IC1の入力ポートSEHに供給され、検出回路IC
1内で設定されたチェックタイミングに従って絶縁破壊
が検出される。
【0018】検出回路IC1は上記の入出力ポートに加
え、定電圧VCCを入力するポートVCC及び接地する
ポートGNDのほか、判定回路IC2に接続する複数の
ポート、発振素子OS1に接続するポートXI1,XO
1を具備している。出力ポートINEは判定回路IC2
に対し入力許可を指示するイネーブル信号即ち入力許可
信号を出力するもので、並列接続された抵抗R6,R7
を介して、これらの一端が判定回路IC2の入力ポート
IN2に接続され、他端がチップイネーブル端子である
入力ポートCEに接続されている。この入力許可信号は
、検出回路IC1の出力ポートINEから所定の周期t
1 で出力され、この入力許可信号に応じて、判定回路
IC2のタイミングクロックに従い、検出回路IC1内
の容量データが出力ポートSOTから判定回路IC2の
入力ポートIN3にシリアル転送されるように構成され
ている。
【0019】更に、入力ポートSLに検出回路IC1内
の出力データセットを指示する信号が入力され、入力ポ
ートSCLには出力用のクロック信号が入力される。入
力ポートENDは、ポートINEを介して入力許可信号
が出力され判定回路IC2に入力されたとき、その結果
が入力されるもので、これにより入力許可信号の入出力
が所定時間内に実行されたか否かがチェックされる。入
力ポートINPは判定回路IC2の出力ポートOT4に
接続され、判定結果の人員有無信号が入力される。尚、
ポートRS1は電源回路PCに接続されリセット信号が
入力される。そして、検出回路IC1は出力ポートOT
Pから出力回路OCを介して、表示装置等の外部システ
ム5に接続されている。
【0020】而して、検出回路IC1の出力ポートSE
Oから、例えば32パルス分を1周期とする信号の内1
6パルスがセンサCxに対し参照信号(a)として出力
される。そして、前述のようにセンサCxの静電容量の
変化に応じて第1のコンパレータCMP1から出力され
る検出信号(c)が入力ポートSEIに入力されると、
参照信号(a)との排他的論理和(EX−OR)が求め
られ、信号(x)が得られる。この信号(x)が低(L
)レベルにある期間、所定のクロック信号との論理和が
とられて容量データに変換され、これが16回分カウン
トされた後平均値が求められる。即ち、ここでカウント
された容量データの1/16平均値が上記1周期で検出
されたデータとなる。そして、この1周期のデータ検出
が例えば8回繰り返され、この内4回分が加算され、そ
の1/4平均値が最終容量データとして出力ポートSO
Tから所定のタイミングで判定回路IC2に16ビット
でシリアル転送される。
【0021】判定回路IC2はマイクロコンピュータで
構成され、図示しないリードオンメモリ、ランダムアク
セスメモリ等が内蔵されている。出力ポートOT1,O
T2,OT3及びOT4は、検出回路IC1の入力ポー
トSL,SCL,END及びINPに夫々接続されてい
る。ポートVCCは電源回路PCに接続されて定電圧V
CCが供給され、ポートGNDは接地されている。ポー
トRSTは電源回路PCに接続されリセット信号が入力
される。入力ポートIN1は入力回路SCに接続される
と共に、抵抗R6,R7の出力側接続点に接続されてい
る。更に、発振素子OS2に接続するポートXI2,X
O2を備えている。
【0022】電源回路PCはダイオードD1を介して電
源Bに接続されると共に、夫々ダイオードD2,D3及
びイグニッションスイッチIG,アクセサリスイッチA
CCを介して電源Bに接続されている。また、イグニッ
ションスイッチIG及びアクセサリスイッチACCはダ
イオードD4,D5を介して入力回路SCに接続されて
いる。
【0023】図10乃至図12は本実施例におけるタイ
ミングチャートであり、図10は外部システム5への出
力を停止しているとき、図11は外部システム5への出
力停止状態から出力作動に移行したとき、そして図12
は外部システム5への出力作動状態から出力停止に移行
したときのタイミングチャートである。図10において
、検出回路IC1がスタンバイ状態即ち待機状態にある
とき、入力許可信号が低(L)レベルから高(H)レベ
ルとなって出力ポートINEから判定回路IC2に入力
されると、判定回路IC2がウエークアップ状態即ち作
動可能状態となる。
【0024】そして、判定回路IC2はクロックが安定
した後、センサCxの出力に応じた容量データを検出回
路IC1から入力し、この容量データに基づき人員の有
無が判定される。図10は、外部システム5への出力停
止状態にあるので、人員有無の判定結果の出力は無く(
人員有無出力OFF)、判定回路IC2はスタンバイ状
態に戻る。尚、図中シリアル入力とあるのは入力ポート
IN3への容量データの入力である。検出回路IC1の
出力ポートINEからの出力信号は所定時間t1 毎に
判定回路IC2に供給されるので、判定回路IC2にお
いては、データ処理に関する時間管理の必要はなく、従
ってスタンバイ状態では図10に示すように消費電流は
小さく抑えられている。
【0025】図11に示す外部システム5への出力停止
状態から出力作動に移行した場合において、出力ポート
INEからの入力があると、判定回路IC2は前述と同
様にウエークアップ状態となる。若干の遅れ時間を以て
クロックが安定した後、入力ポートIN1への入力信号
に基づきイグニッションスイッチIGもしくはアクセサ
リスイッチACCがオンとなったことが検出されると、
人員有無の判定結果を表示するための出力作動が開始さ
れる(人員有無出力ON)。ウエークアップ状態では、
出力ポートINEの出力に応じ常に入力ポートIN1の
信号(図10乃至図12中Acc/IGで示す)が監視
され、高(H)レベルであるときには、入力ポートIN
3へのシリアル入力があって人員有無判定が行なわれた
後も、継続して人員有無の判定結果が出力される。
【0026】図12に示すように、人員有無の判定結果
が出力状態(ON)にあるときに、出力ポートINEか
らの入力信号が高(H)レベルとなると、入力ポートI
N3への容量データのシリアル入力に従って人員有無の
判定が行なわれる。そして、アクセサリスイッチACC
及びイグニッションスイッチIGが共にオフとされると
、入力ポートIN1への入力信号が高(H)レベルから
低(L)レベルとなるので、人員有無の判定結果の出力
が停止され、スタンバイ状態となり、この後、図10と
同様に作動する。
【0027】次に、判定回路IC2内の作動を図13の
フローチャートに従って説明する。図13において、入
力ポートCEに高(H)レベル信号が入力されると判定
回路IC2が作動を開始し、ステップ101にて先ずコ
ールドスタート状態か否かが判定される。判定回路IC
2が作動前でコールドスタート状態にあるときにはステ
ップ102にてイニシャライズが行なわれ、各種クロッ
クがクリアされると共に各種データが初期値に設定され
る。次に、ステップ103に進み、入力ポートIN1に
入力回路SCからの信号が入力されると共に、入力ポー
トIN2に検出回路IC1の出力ポートINEからの入
力許可信号が入力される。続いて、ステップ104にて
、人員有無信号を出力する出力ポートOT4からデータ
が出力され、検出回路IC1の入力ポートINPに供給
される。
【0028】そして、ステップ105にてウオッチドグ
が行なわれシステムの異常がチェックされ、ステップ1
06にてラムチェックにより図示しないランダムアクセ
スメモリの状態がチェックされた後、ステップ107に
て入力ポートIN2への入力信号の状態が判定される。 入力信号が高(H)レベルであれば、ステップ108に
て、検出回路IC1の出力ポートSOTから容量データ
が入力ポートIN3にシリアル入力され、ステップ10
9にて人員有無の判定が行なわれステップ110に進む
。これに対し、ステップ107にて入力ポートIN2へ
の入力信号が低(L)レベルであると判定されたときに
はそのままステップ110に進む。
【0029】ステップ110においては、入力ポートI
N1への入力信号の状態が判定され、高(H)レベルで
あれば、出力ポートOT4の出力データがセットされス
テップ103に戻る。これに対し、入力ポートIN1へ
の入力信号が低(L)レベルであると判定されたときに
は、ステップ112にて出力ポートOT4の出力データ
がリセットされた後ステップ113にてスタンバイ状態
となる。
【0030】次に、上記ステップ109にて実行される
人員有無判定の処理について図14を参照して説明する
。先ず、ステップ201にてフラグFIがセットされて
いるか否かが判定される。このフラグFIは、容量デー
タが検出回路IC1から判定回路IC2に転送されたと
きにセット(1)されるもので、フラグFIの状態が0
.5秒毎に判定される。フラグFIがセットされていな
ければメインルーチンに戻るが、セットされていればス
テップ202乃至204に進み、旧容量データ保存レジ
スタに記憶された容量データの前回の値Daと、新容量
データ保存レジスタに記憶された今回の値Dbとの差が
所定値以上か否かが判定される。即ち、ステップ202
にて前回の値Daと今回の値Dbの差が演算され、変化
量Dcとして容量変化量保存レジスタに記憶される。 ステップ203にて、旧容量データ保存レジスタに前回
の値Daとして今回の値Dbが記憶され、データが更新
された後、ステップ204にて変化量Dcの絶対値が所
定値Xと比較される。
【0031】変化量Dcの絶対値が所定値X以上である
ときには、ステップ205に進み人員の有無を示すフラ
グFJがセットされていないか否かが判定される。フラ
グFJがセット(1)されている場合は「人員有」を示
し、セットされていない場合(0)は「人員無」を示す
。ステップ205にてフラグFJがセットされていない
と判定されたときには、ステップ206に進みフラグF
T1がセットされているか否かが判定され、セットされ
ていればステップ207に進みフラグFJがセットされ
る。ここで、フラグFT1は、「人員無」から「人員有
」への変化に応じて作動するタイマTM1がオーバーフ
ローしたときにセット(1)されるものである。同様に
、フラグFT2は、「人員有」から「人員無」への変化
に応じて作動するタイマTM2がオーバーフローしたと
きにセット(1)されるものである。
【0032】ステップ206において、フラグFT1が
セットされている場合、即ち、「人員無」から「人員有
」に変化した後所定時間以上経過した場合には、ステッ
プ207に進みフラグFJがセットされ、「人員有」を
示すこととなる。これに対し、ステップ206にて、フ
ラグFT1がセットされていないと判定されたときには
、そのままメインルーチンに戻る。一方ステップ204
において、変動量Dcの絶対値|Dc|が所定値Xを下
回っていると判定されたときには、ステップ208に進
み、フラグFJがセットされているか否かが判定され、
セットされていれば更にステップ209に進み、フラグ
FT2がセットされているか否かが判定される。フラグ
FT2がセットされていなければそのままメインルーチ
ンに戻るが、フラグFT2がセットされている場合、即
ち「人員有」から「人員無」に変化した後所定時間以上
経過した場合にはステップ210に進み、フラグFJが
リセットされ(0)、「人員無」を示すこととなる。
【0033】そして、ステップ205もしくはステップ
208にてNOと判定された後、ステップ207にてフ
ラグFJがセットされた後、又はステップ210にてフ
ラグFJがリセットされた後、ステップ211乃至21
4に進み上記タイマTM1,TM2がリセットされると
共に、フラグFT1,FT2がリセットされ、メインル
ーチンに戻る。以上のように、「人員有」から「人員無
」、もしくは「人員無」から「人員有」に変化した場合
には、タイマTM1もしくはTM2で設定された所定時
間の間はその状態が保持されている。
【0034】図15は本実施例における人員有無判定の
作動の一例を示したタイミングチャートであり、t1 
時に変化量Dcが所定値Xを越えるとタイマTM1がス
タートし、所定時間T1 を経過しオーバーフローした
t2 時にフラグFT1がセットされ、従ってフラグF
Jがセットされ、「人員有」を示す状態に設定される。 そして、t3 時に変化量Dcが所定値Xを下回るとタ
イマTM2がスタートし、所定時間T2 (>T1 )
を経過しオーバーフローしたt4 時にフラグFT2が
セットされ、従ってフラグFJがリセットされ、「人員
無」を示す状態に設定される。
【0035】更に、変化量Dcが負側であっても、t5
 時にその絶対値が所定値X以上となったときにはタイ
マTM1がスタートし所定時間T1を経過したt6 時
にはフラグFT1がセットされ、従ってフラグFJがセ
ットされる。このようにしてフラグFJのセット、リセ
ットの判定が終了すると、タイマTM1,TM2及びフ
ラグFT1,FT2がリセットされ、待機状態となる。
【0036】以上のように、「人員有」となった場合に
は変化量Dcの変動は大きいが、「人員無」の状態での
変動は小さいので、所定時間T1 を短く、所定時間T
2 を長く設定しておくことにより、このような変動に
影響されることなく的確に人員の有無を判定することが
できる。
【0037】尚、本発明は人員検出装置に限らず、種々
の被検出誘電体の有無を判定する装置を構成することが
できる。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載の効果を奏する。即ち、本発明の誘電体検
出装置においては、最小の平面外形の電極により広範囲
に亘り良好な検出感度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘電体検出装置における電極の一実施
例を示す平面図である。
【図2】本発明の誘電体検出装置を車両の人員検出装置
に適用した実施例の側面図である。
【図3】本発明の誘電体検出装置における電極の他の実
施例を示す平面図である。
【図4】本発明の誘電体検出装置における電極の更に他
の実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の誘電体検出装置における電極の更に他
の実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の誘電体検出装置における電極の一辺の
所定長さLと静電容量の変化量△Cの関係を示すグラフ
である。
【図7】本発明を人員検出装置に適用した実施例を示す
ブロック図である。
【図8】図7に示す検出回路の各部の信号のタイミング
チャートである。
【図9】図7に示す検出回路の各部の信号のタイミング
チャートである。
【図10】図7に示す判定回路の作動を説明するための
タイミングチャートである。
【図11】図7に示す判定回路の作動を説明するための
タイミングチャートである。
【図12】図7に示す判定回路の作動を説明するための
タイミングチャートである。
【図13】図7に示す判定回路におけるメインルーチン
の処理を示すフローチャートである。
【図14】図7に示す判定回路における人員有無判定の
処理を示すフローチャートである。
【図15】図7に示す判定回路における容量データとフ
ラブの関係を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
CX   センサ CMP1  第1のコンパレータ CMP2  第2のコンパレータ IC1  検出回路 IC2  判定回路 5  外部システム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少くとも一対の電極を有し該電極間の
    静電容量の変化に応じて被検出誘電体を検出する誘電体
    検出装置において、前記電極の内少くとも一方の電極が
    、前記被検出誘電体の平面外形より大の検出範囲に対し
    該検出範囲の平面外形より内側にあって、前記被検出誘
    電体の平面外形に対し少くとも所定長さ部分が重合する
    少くとも一つの平面部を有することを特徴とする誘電体
    検出装置。
  2. 【請求項2】  前記電極の所定長さ部分が25mm乃
    至100mmであることを特徴とする請求項1記載の誘
    電体検出装置。
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