JPH04303789A - 人員検出装置 - Google Patents

人員検出装置

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JPH04303789A
JPH04303789A JP3092957A JP9295791A JPH04303789A JP H04303789 A JPH04303789 A JP H04303789A JP 3092957 A JP3092957 A JP 3092957A JP 9295791 A JP9295791 A JP 9295791A JP H04303789 A JPH04303789 A JP H04303789A
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JP
Japan
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circuit
output
person
input
signal
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Application number
JP3092957A
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English (en)
Inventor
Kouji Aoki
甲次 青木
Masanori Sugiyama
杉山 昌典
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人員の有無を検出する人
員検出装置に関し、特に人員を収容する空間を介して対
向する少くとも一対の電極間の静電容量の変化によって
人員の有無を判定する人員検出装置に係る。
【0002】
【従来の技術】例えば車両においては、人員が乗車した
ときに自動的に作動するシートベルト装置、人員が降車
したときに自動的に閉作動するパワーウインドあるいは
オートロック装置等々、車両内の人員の有無あるいは人
員の体の一部の介在の有無(以下、単に人員の有無とい
う)に応じた制御が要求される。そこで、人員の有無を
検出する手段が必要となり、例えば特開昭62−918
82号公報及び特開昭62−138780号公報に記載
のように、シートに設けた導電体と車両ボデーを電極と
して、この電極間の人員を収容する車室空間とでコンデ
ンサを形成し、人員の有無による静電容量の変化を検出
する装置が提案されている。また、特開平1−1136
92号公報には、所定の周波数のパルス信号と、検出手
段の静電容量変化に応じて遅延した遅延パルス信号との
間でデューティ比をとって所定値と比較することにより
人員の有無を判定する人員検出装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような静電容量
の変化によって人員の有無を判定する人員検出装置にお
いて、例えば上記の静電容量をディジタル量に変換した
容量データの時間当り変化量を監視することにより人員
の有無を判定する場合には、イグニッションスイッチが
オフ時のように人員検出を要しない状態でも、常時静電
容量をディジタル量に変換し所定の処理を行なわなけれ
ばならない。このため、人員検出装置にマイクロコンピ
ュータを用いた場合には不作動時の消費電流、即ち暗電
流の増大が問題となる。これに対し、例えば全体をゲー
トアレイで構成すれば消費電流は少なくなるが、人員有
無の判定方法、判定基準の変更が困難となる。そこで、
本発明は少ない消費電力で人員検出を行なうことができ
る人員検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は少くとも一対の電極を有し、これらの電極
間の静電容量の変化に応じて人員を検出する人員検出装
置において、前記静電容量の変化を常時検出しディジタ
ル量に変換する検出回路と、所定の入力信号によって起
動し前記検出回路の出力ディジタル量に応じて人員の有
無を判定する判定回路とを備え、該判定回路を構成する
素子より消費電力が少ない素子によって前記検出回路を
構成したものである。
【0005】上記の人員検出装置において、前記検出回
路をゲート回路素子で構成し、前記判定回路を前記ゲー
ト回路素子の出力に応じて作動するマイクロコンピュー
タで構成するとよい。
【0006】
【作用】上記の構成になる本発明の人員検出装置におい
て、人員の有無に応じて一対の電極間の静電容量が変化
する。この静電容量は検出回路においてディジタル量に
変換されて容量データとなり、この容量データの時間当
り変化量が検出される。所定の入力信号、例えばイグニ
ッションスイッチのオン信号により判定回路が起動され
ると、検出回路の出力に応じて容量データの時間当り変
化量が所定値以上か否かが判定される。即ち、容量デー
タの検出、時間当り変化量の監視は消費電力が少ない例
えばゲート回路素子で構成された検出回路で行なわれる
。そして、人員有無の判定を行なう判定回路は例えばマ
イクロコンピュータで構成され、常時は待機状態とされ
人員有無の判定が必要な場合にのみ容量データが取り込
まれる。而して、例えば容量データの時間当り変化量が
所定値以上であれば、「人員有」と判定され、所定値を
下回っておれば、「人員無」と判定される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の人員検出装置の一実施例を図
面を参照して説明する。図1において、センサCxは、
車両のボデー(図示せず)を一方の電極とすると共に、
シートに設けた電極(図示せず)を他方の電極とし、両
者間の車室空間を介してコンデンサを構成したものであ
り、抵抗R1と共に充電回路を構成している。そして、
検出回路IC1及び判定回路IC2の二つの集積回路を
具備している。検出回路IC1は、センサCxの容量変
化を検出すると共に、判定回路IC2の起動、停止を制
御する回路で、ゲートアレイによって構成されている。 これに対し、判定回路IC2は検出回路IC1の出力に
基づき人員の有無を判定する回路で、マイクロコンピュ
ータを有している。以下、センサCxを含む充電回路、
検出回路IC1、及び判定回路IC2について、夫々の
構成、作用毎に順次説明する。
【0008】センサCxは上記のようにコンデンサを構
成し、所定の抵抗値の抵抗R1を介して検出回路IC1
の出力ポートSEOに接続されている。センサCxと抵
抗R1の接続点は抵抗R11を介して第1のコンパレー
タCMP1の反転入力端子に接続されると共に、抵抗R
12を介して第2のコンパレータCMP2の反転入力端
子に接続されている。
【0009】一方、定電圧VCCが抵抗R2,R3によ
って分圧され、第1のしきい値VTH1が設定され、こ
れが第1のコンパレータCMP1の非反転入力端子に入
力するように構成されている。同様に、定電圧VCCが
抵抗R4,R5によって分圧され、第2のしきい値VT
H2が設定され、第2のコンパレータCMP2の非反転
入力端子に入力するように構成されている。第1のコン
パレータCMP1は人員検出用で、第2のコンパレータ
CMP2は絶縁破壊検出用であり、第2のしきい値VT
H2は第1のしきい値VTH1より高レベルに設定され
ている(即ち、VTH2>VTH1に設定されている)
。第1及び第2のコンパレータCMP1及びCMP2の
出力端子は、夫々検出回路IC1の入力ポートSEI及
びSEHに接続されている。
【0010】上記センサCxから検出回路IC1に至る
回路の作動を、図2及び図3のタイミングチャートを参
照して説明する。尚、図2及び図3の(a)乃至(d)
は、回路中のa乃至dの各点の信号のパルスを示してい
る。先ず、検出回路IC1の出力ポートSEOから所定
周波数パルス信号の参照信号(a)が出力されると、抵
抗R1及びセンサCxから成る充電回路により(b)の
信号が形成される。この信号(b)は、第1のコンパレ
ータCMP1にて、抵抗R2,R3によって設定された
第1のしきい値VTH1と比較され、(c)の信号が出
力端子から検出回路IC1の入力ポートSEIに出力さ
れる。この信号(c)と参照信号(a)との位相差T0
 は、センサCxの容量と抵抗R1の抵抗値の積に比例
するが、抵抗R1が所定の抵抗値の固定抵抗であるので
、位相差T0 はセンサCxの容量に比例することとな
る。そして、後述するように検出回路IC1内にて信号
(a)及び信号(c)の排他的論理和(EX−OR)が
求められる。これにより、図2に示すように位相差T0
 に対応するパルス幅の信号(x)が得られ、これがデ
ィジタル処理されて判定回路IC2に出力される。
【0011】一方、信号(b)は第2のコンパレータC
MP2にも供給され、第2のしきい値VTH2(>VT
H1)と比較される。センサCxの抵抗値をRxとし、
これが抵抗R1の抵抗値(これもR1で示す)に比し充
分大きい場合には、信号(b)のピーク値は略定電圧V
CCとなる。従って、図2の(d)の信号が出力端子か
ら検出回路IC1の入力ポートSEHに出力される。し
かし、抵抗値Rxが低下するにしたがい、VCC・Rx
/(Rx+R1)で求められるピーク値における抵抗R
1の値が無視できなくなり、ピーク値が低下することと
なる。このため、Rx<R1・R5/R4となった場合
には、信号(d)は図3に示すように高(H)レベルに
維持されることとなる。而して、抵抗Rxの抵抗値の変
化に応じて図2及び図3の信号(d)の何れかが検出回
路IC1の入力ポートSEHに供給され、検出回路IC
1内で設定されたチェックタイミングに従って絶縁破壊
が検出される。
【0012】検出回路IC1は上記の入出力ポートに加
え、定電圧VCCを入力するポートVCC及び接地する
ポートGNDのほか、判定回路IC2に接続する複数の
ポート、発振素子OS1に接続するポートXI1,XO
1を具備している。出力ポートINEは判定回路IC2
に対し入力許可を指示するイネーブル信号即ち入力許可
信号を出力するもので、並列接続された抵抗R6,R7
を介して、これらの一端が判定回路IC2の入力ポート
IN2に接続され、他端がチップイネーブル端子である
入力ポートCEに接続されている。この入力許可信号は
、検出回路IC1の出力ポートINEから所定の周期t
1 で出力され、この入力許可信号に応じて、判定回路
IC2のタイミングクロックに従い、検出回路IC1内
の容量データが出力ポートSOTから判定回路IC2の
入力ポートIN3にシリアル転送されるように構成され
ている。
【0013】更に、入力ポートSLに検出回路IC1内
の出力データセットを指示する信号が入力され、入力ポ
ートSCLには出力用のクロック信号が入力される。入
力ポートENDは、ポートINEを介して入力許可信号
が出力され判定回路IC2に入力されたとき、その結果
が入力されるもので、これにより入力許可信号の入出力
が所定時間内に実行されたか否かがチェックされる。即
ち、検出回路IC1によって判定回路IC2の作動状態
が監視される。入力ポートINPは判定回路IC2の出
力ポートOT4に接続され、判定結果の人員有無信号が
入力される。尚、ポートRS1は電源回路PCに接続さ
れリセット信号が入力される。そして、検出回路IC1
は出力ポートOTPから出力回路OCを介して、表示装
置等の外部システム5に接続されている。
【0014】而して、検出回路IC1の出力ポートSE
Oから、例えば32パルス分を1周期とする信号の内1
6パルスがセンサCxに対し参照信号(a)として出力
される。そして、前述のようにセンサCxの静電容量の
変化に応じて第1のコンパレータCMP1から出力され
る検出信号(c)が入力ポートSEIに入力されると、
参照信号(a)との排他的論理和(EX−OR)が求め
られ、信号(x)が得られる。この信号(x)が低(L
)レベルにある期間、所定のクロック信号との論理和が
とられて容量データに変換され、これが16回分カウン
トされた後平均値が求められる。即ち、ここでカウント
された容量データの1/16平均値が上記1周期で検出
されたデータとなる。そして、この1周期のデータ検出
が例えば8回繰り返され、この内4回分が加算され、そ
の1/4平均値が最終容量データとして出力ポートSO
Tから所定のタイミングで判定回路IC2に16ビット
でシリアル転送される。
【0015】判定回路IC2はマイクロコンピュータで
構成され、図示しないリードオンメモリ、ランダムアク
セスメモリ等が内蔵されている。出力ポートOT1,O
T2,OT3及びOT4は、検出回路IC1の入力ポー
トSL,SCL,END及びINPに夫々接続されてい
る。ポートVCCは電源回路PCに接続されて定電圧V
CCが供給され、ポートGNDは接地されている。ポー
トRSTは電源回路PCに接続されリセット信号が入力
される。入力ポートIN1は入力回路SCに接続される
と共に、抵抗R6,R7の出力側接続点に接続されてい
る。更に、発振素子OS2に接続するポートXI2,X
O2を備えている。
【0016】電源回路PCはダイオードD1を介して電
源Bに接続されると共に、夫々ダイオードD2,D3及
びイグニッションスイッチIG,アクセサリスイッチA
CCを介して電源Bに接続されている。また、イグニッ
ションスイッチIG及びアクセサリスイッチACCはダ
イオードD4,D5を介して入力回路SCに接続されて
いる。
【0017】図4乃至図6は本実施例におけるタイミン
グチャートであり、図4は外部システム5への出力を停
止しているとき、図5は外部システム5への出力停止状
態から出力作動に移行したとき、そして図6は外部シス
テム5への出力作動状態から出力停止に移行したときの
タイミングチャートである。図4において、検出回路I
C1がスタンバイ状態即ち待機状態にあるとき、入力許
可信号が低(L)レベルから高(H)レベルとなって出
力ポートINEから判定回路IC2に入力されると、判
定回路IC2がウエークアップ状態即ち作動可能状態と
なる。
【0018】そして、判定回路IC2はクロックが安定
した後、センサCxの出力に応じた容量データを検出回
路IC1から入力し、この容量データに基づき人員の有
無が判定される。図4は、外部システム5への出力停止
状態にあるので、人員有無の判定結果の出力は無く(人
員有無出力OFF)、判定回路IC2はスタンバイ状態
に戻る。尚、図中シリアル入力とあるのは入力ポートI
N3への容量データの入力である。検出回路IC1の出
力ポートINEからの出力信号は所定時間t1 毎に判
定回路IC2に供給されるので、判定回路IC2におい
ては、データ処理に関する時間管理の必要はなく、従っ
てスタンバイ状態では図4に示すように消費電流は小さ
く抑えられている。
【0019】図5に示す外部システム5への出力停止状
態から出力作動に移行した場合において、出力ポートI
NEからの入力があると、判定回路IC2は前述と同様
にウエークアップ状態となる。若干の遅れ時間を以てク
ロックが安定した後、入力ポートIN1への入力信号に
基づきイグニッションスイッチIGもしくはアクセサリ
スイッチACCがオンとなったことが検出されると、人
員有無の判定結果を表示するための出力作動が開始され
る(人員有無出力ON)。ウエークアップ状態では、出
力ポートINEの出力に応じ常に入力ポートIN1の信
号(図4乃至図6中Acc/IGで示す)が監視され、
高(H)レベルであるときには、入力ポートIN3への
シリアル入力があって人員有無判定が行なわれた後も、
継続して人員有無の判定結果が出力される。
【0020】図6に示すように、人員有無の判定結果が
出力状態(ON)にあるときに、出力ポートINEから
の入力信号が高(H)レベルとなると、入力ポートIN
3への容量データのシリアル入力に従って人員有無の判
定が行なわれる。そして、アクセサリスイッチACC及
びイグニッションスイッチIGが共にオフとされると、
入力ポートIN1への入力信号が高(H)レベルから低
(L)レベルとなるので、人員有無の判定結果の出力が
停止され、スタンバイ状態となり、この後、図4と同様
に作動する。
【0021】次に、判定回路IC2内の作動を図7のフ
ローチャートに従って説明する。図7において、入力ポ
ートCEに高(H)レベル信号が入力されると判定回路
IC2が作動を開始し、ステップ101にて先ずコール
ドスタート状態か否かが判定される。判定回路IC2が
作動前でコールドスタート状態にあるときにはステップ
102にてイニシャライズが行なわれ、各種クロックが
クリアされると共に各種データが初期値に設定される。 次に、ステップ103に進み、入力ポートIN1に入力
回路SCからの信号が入力されると共に、入力ポートI
N2に検出回路IC1の出力ポートINEからの入力許
可信号が入力される。続いて、ステップ104にて、人
員有無信号を出力する出力ポートOT4からデータが出
力され、検出回路IC1の入力ポートINPに供給され
る。
【0022】そして、ステップ105にてウオッチドグ
が行なわれシステムの異常がチェックされ、ステップ1
06にてラムチェックにより図示しないランダムアクセ
スメモリの状態がチェックされた後、ステップ107に
て入力ポートIN2への入力信号の状態が判定される。 入力信号が高(H)レベルであれば、ステップ108に
て、検出回路IC1の出力ポートSOTから容量データ
が入力ポートIN3にシリアル入力され、ステップ10
9にて人員有無の判定が行なわれステップ110に進む
。これに対し、ステップ107にて入力ポートIN2へ
の入力信号が低(L)レベルであると判定されたときに
はそのままステップ110に進む。
【0023】ステップ110においては、入力ポートI
N1への入力信号の状態が判定され、高(H)レベルで
あれば、出力ポートOT4の出力データがセットされス
テップ103に戻る。これに対し、入力ポートIN1へ
の入力信号が低(L)レベルであると判定されたときに
は、ステップ112にて出力ポートOT4の出力データ
がリセットされた後ステップ113にてスタンバイ状態
となる。
【0024】次に、上記ステップ109にて実行される
人員有無判定の処理について図8を参照して説明する。 先ず、ステップ201にてフラグFIがセットされてい
るか否かが判定される。このフラグFIは、容量データ
が検出回路IC1から判定回路IC2に転送されたとき
にセット(1)されるもので、フラグFIの状態が0.
5秒毎に判定される。フラグFIがセットされていなけ
ればメインルーチンに戻るが、セットされていればステ
ップ202乃至204に進み、旧容量データ保存レジス
タに記憶された容量データの前回の値Daと、新容量デ
ータ保存レジスタに記憶された今回の値Dbとの差が所
定値以上か否かが判定される。即ち、ステップ202に
て前回の値Daと今回の値Dbの差が演算され、変化量
Dcとして容量変化量保存レジスタに記憶される。ステ
ップ203にて、旧容量データ保存レジスタに前回の値
Daとして今回の値Dbが記憶され、データが更新され
た後、ステップ204にて変化量Dcの絶対値が所定値
Xと比較される。
【0025】変化量Dcの絶対値が所定値X以上である
ときには、ステップ205に進み人員の有無を示すフラ
グFJがセットされていないか否かが判定される。フラ
グFJがセット(1)されている場合は「人員有」を示
し、セットされていない場合(0)は「人員無」を示す
。ステップ205にてフラグFJがセットされていない
と判定されたときには、ステップ206に進みフラグF
T1がセットされているか否かが判定され、セットされ
ていればステップ207に進みフラグFJがセットされ
る。ここで、フラグFT1は、「人員無」から「人員有
」への変化に応じて作動するタイマTM1がオーバーフ
ローしたときにセット(1)されるものである。同様に
、フラグFT2は、「人員有」から「人員無」への変化
に応じて作動するタイマTM2がオーバーフローしたと
きにセット(1)されるものである。
【0026】ステップ206において、フラグFT1が
セットされている場合、即ち、「人員無」から「人員有
」に変化した後所定時間以上経過した場合には、ステッ
プ207に進みフラグFJがセットされ、「人員有」を
示すこととなる。これに対し、ステップ206にて、フ
ラグFT1がセットされていないと判定されたときには
、そのままメインルーチンに戻る。一方ステップ204
において、変動量Dcの絶対値|Dc|が所定値Xを下
回っていると判定されたときには、ステップ208に進
み、フラグFJがセットされているか否かが判定され、
セットされていれば更にステップ209に進み、フラグ
FT2がセットされているか否かが判定される。フラグ
FT2がセットされていなければそのままメインルーチ
ンに戻るが、フラグFT2がセットされている場合、即
ち「人員有」から「人員無」に変化した後所定時間以上
経過した場合にはステップ210に進み、フラグFJが
リセットされ(0)、「人員無」を示すこととなる。
【0027】そして、ステップ205もしくはステップ
208にてNOと判定された後、ステップ207にてフ
ラグFJがセットされた後、又はステップ210にてフ
ラグFJがリセットされた後、ステップ211乃至21
4に進み上記タイマTM1,TM2がリセットされると
共に、フラグFT1,FT2がリセットされ、メインル
ーチンに戻る。以上のように、「人員有」から「人員無
」、もしくは「人員無」から「人員有」に変化した場合
には、タイマTM1もしくはTM2で設定された所定時
間の間はその状態が保持されている。
【0028】図9は本実施例における人員有無判定の作
動の一例を示したタイミングチャートであり、t1 時
に変化量Dcが所定値Xを越えるとタイマTM1がスタ
ートし、所定時間T1 を経過しオーバーフローしたt
2 時にフラグFT1がセットされ、従ってフラグFJ
がセットされ、「人員有」を示す状態に設定される。そ
して、t3 時に変化量Dcが所定値Xを下回るとタイ
マTM2がスタートし、所定時間T2 (>T1 )を
経過しオーバーフローしたt4 時にフラグFT2がセ
ットされ、従ってフラグFJがリセットされ、「人員無
」を示す状態に設定される。
【0029】更に、変化量Dcが負側であっても、t5
 時にその絶対値が所定値X以上となったときにはタイ
マTM1がスタートし所定時間T1を経過したt6 時
にはフラグFT1がセットされ、従ってフラグFJがセ
ットされる。このようにしてフラグFJのセット、リセ
ットの判定が終了すると、タイマTM1,TM2及びフ
ラグFT1,FT2がリセットされ、待機状態となる。
【0030】而して、「人員有」となった場合には変化
量Dcの変動は大きいが、「人員無」の状態での変動は
小さいので、所定時間T1 を短く、所定時間T2 を
長く設定しておくことにより、このような変動に影響さ
れることなく的確に人員の有無を判定することができる
【0031】以上のように、本実施例の人員検出装置は
、ゲート回路素子で構成された検出回路IC1とマイク
ロコンピュータで構成された判定回路IC2の二つの異
なる回路によって構成されている。そして、消費電力が
少ない前者の回路が常時作動し、消費電力が多い後者の
回路は常時は待機状態とされ、人員有無の判定が必要な
場合にのみ起動されるので、全体として消費電力が少な
く、作動状態の相互監視が可能となる。
【0032】尚、上記人員検出装置は、車両においては
助手席のエアバック制御、オーディオ指向性制御、シー
ト位置制御等種々の制御に供することができ、また車両
に限らず劇場等の入場人員の計数に用いることができる
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、本発明の人員検出装置に
おいては、静電容量の変化を検出しディジタル量に変換
する検出回路は、例えばゲート回路素子のように、例え
ばマイクロコンピュータで構成される判定回路に比し消
費電力が少ない素子で構成されており、消費電力が多い
判定回路は常時は待機状態とされ人員有無の判定が必要
な場合にのみ起動されるので、全体として低消費電力化
が可能となる。また、検出回路及び判定回路の二つの異
なる回路で構成されているので、相互監視機能を付加す
ることができ良好な信頼性が得られる。更に、人員有無
の判定を行なう判定回路をマイクロコンピュータで構成
した場合には、判定方法あるいは判定基準を容易に変更
することができ、種々の態様に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人員検出装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の人員検出装置の一実施例の検出回路の
各部の信号のタイミングチャートである。
【図3】本発明の人員検出装置の一実施例の検出回路の
各部の信号のタイミングチャートである。
【図4】本発明の人員検出装置の一実施例の判定回路の
作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】本発明の人員検出装置の一実施例の判定回路の
作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】本発明の人員検出装置の一実施例の判定回路の
作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】本発明の人員検出装置の一実施例の判定回路に
おけるメインルーチンの処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の人員検出装置の一実施例の判定回路に
おける人員有無判定の処理を示すフローチャートである
【図9】本発明の人員検出装置の一実施例の判定回路に
おける容量データとフラブの関係を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
CX   センサ CMP1  第1のコンパレータ CMP2  第2のコンパレータ IC1  検出回路 IC2  判定回路 5  外部システム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少くとも一対の電極を有し該電極間の
    静電容量の変化に応じて人員を検出する人員検出装置に
    おいて、前記静電容量の変化を常時検出しディジタル量
    に変換する検出回路と、所定の入力信号によって起動し
    前記検出回路の出力ディジタル量に応じて人員の有無を
    判定する判定回路とを備え、該判定回路を構成する素子
    より消費電力が少ない素子によって前記検出回路を構成
    したことを特徴とする人員検出装置。
  2. 【請求項2】  前記検出回路をゲート回路素子で構成
    し、前記判定回路を前記ゲート回路素子の出力に応じて
    作動するマイクロコンピュータで構成したことを特徴と
    する請求項1記載の人員検出装置。
JP3092957A 1991-03-30 1991-03-30 人員検出装置 Pending JPH04303789A (ja)

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JP3092957A JPH04303789A (ja) 1991-03-30 1991-03-30 人員検出装置

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