JP2984175B2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP2984175B2 JP5320775A JP32077593A JP2984175B2 JP 2984175 B2 JP2984175 B2 JP 2984175B2 JP 5320775 A JP5320775 A JP 5320775A JP 32077593 A JP32077593 A JP 32077593A JP 2984175 B2 JP2984175 B2 JP 2984175B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信機や中継器から電
源の供給を受けて温度や煙濃度等の火災データをMPU
(マイクロプロセッサ)により検出する火災感知器に関
し、特に火災感知器の電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の火災感知器では、受信
機や中継器から電源の供給を受けるとともに、受信機や
中継器からの呼出しに対してMPUにより温度や煙濃度
を検出するとともに検出データを返信するように構成さ
れている。図9は従来の火災感知器の電源回路を示して
いる。図示省略の受信機や中継器から感知器回線を介し
て供給される電源が+10V定電圧回路4aに供給さ
れ、+10V定電圧回路4aは温度や煙濃度等を検出す
る検出回路等の図示省略のアナログ系回路に対して+1
0Vの定電圧を供給する。また、+5V定電圧回路4b
は+10V定電圧回路4aの出力電圧から、図示省略の
MPU等の内部回路に必要な+5Vの定電圧を供給す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
火災感知器では、電源の立ち上がり時に定電圧回路4
a,4bが充電を開始すると直ぐに消費電流の大きいM
PUがその充電電流を消費するので、定電圧まで到達す
る時間が長くなり、図3に示すように感知器が正常に立
ち上がるまでの時間が長くなるという問題点がある。
【0004】ところで、受信機が感知器回線上の電流値
を常時監視して感知器回線が短絡していないか否かを検
出するシステムが知られている。このようなシステムで
は所定電流値以上の電流が所定時間以上継続して流れた
場合に短絡と判定される。したがって、感知器が正常に
立ち上がるまでの時間が長くなると短絡判定が誤判定さ
れるという問題点があり、また、感知器回線上に接続さ
れる感知器の数が増加すると消費電流が増加し、更に立
ち上がりまでの時間が長くなり、誤判定され易くなるの
で、感知器の数が制限される。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、電源投入後の立ち上がり時間を速くすることができ
る火災感知器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、温度や煙濃度等の火災データを検出する
検出回路等のアナログ系回路に対して供給するための第
1の定電圧を発生する第1の定電圧回路と、第1の定電
圧回路からの第1の定電圧によりMPU等の内部回路に
対して供給するための第2の定電圧を発生する第2の定
電圧回路と、第2の定電圧回路から内部回路に供給され
る第2の定電圧を開閉する電流スイッチと、第1の定電
圧回路からの第1の定電圧が所定電圧に到達したことを
検出して電流スイッチを開ける検出回路とを有すること
を特徴とする。
【0007】また、第1の定電圧回路からの第1の定電
圧の上昇率が所定の上昇率以下に到達したことを検出し
て電流スイッチを開けることを特徴とする。また、第1
の定電圧回路からの第1の定電圧の立ち上がりから所定
時間経過後に電流スイッチを開けることを特徴とする。
更に、第1の定電圧回路から前記アナログ系回路に供給
される第1の定電圧を検出回路の検出信号により開ける
第2の電流スイッチを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、第1の定電圧回路からの第1の定
電圧が所定電圧に到達したことが検出されて電流スイッ
チが開けられ、第2の定電圧回路からの第2の定電圧が
MPU等の内部回路に供給される。したがって、第1の
定電圧が立ち上がりから所定電圧に到達するまでは第2
の定電圧回路からの第2の定電圧がMPU等の内部回路
に供給されず、消費されないので、電源投入後の立ち上
がり時間を速くすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る火災感知器の一実施例として
アナログ式の熱感知器を示すブロック図である。図1に
おいて、整流回路1には信号線S及びコモン線SCより
成る感知器回線を介して図示省略の中継器や受信機が接
続され、中継器や受信機から規定された直流の電源電圧
が供給されるとともに後述するような呼出し信号が印加
される。なお、感知器回線S、SCには1以上の感知器
が接続される。
【0010】感知器回線S、SCを介して供給された直
流電圧は、整流回路1により無極性化され、次いでノイ
ズ吸収回路2によりノイズが吸収される。次いで定電圧
回路4aにより例えばアナログ系回路用に+10Vの定
電圧が、また、定電圧回路4bによりMPU等の回路用
に+5Vの定電圧が生成される。また、中継器や受信機
からの呼出し信号に対する応答信号が応答信号回路3に
より電流で生成され、ノイズ吸収回路2及び整流回路1
を介して返信される。
【0011】電圧検出回路5は図2及び図3に詳しく示
すように、感知器の立ち上がり時に定電圧回路4aの出
力電圧が所定値以上になった場合に電流スイッチ6a、
6bをオンにする。定電圧回路4aの出力電圧は電流ス
イッチ(2)6aを介してアナログ系回路である定電流
回路7及び負特性のサーミスタTHの直列回路とA/D
基準電圧回路8に供給され、また、定電圧回路4bの出
力電圧は電流スイッチ(1)6bを介して伝送処理用の
MPU(1)9aと信号処理用のMPU(2)9bに供
給される。ここで、一例として伝送処理用MPU9aは
マスタクロックが400KHzのものが用いられ、信号
処理用MPU9bは2MHzのものが用いられている。
【0012】図2は図1に示す+5V定電圧回路4b
と、電圧検出回路5と電流スイッチ6a、6bを詳細に
示す。+5V定電圧回路4bは3端子レギュレータIC
5とコンデンサC13、C14により構成され、定電圧
回路4aからの+10Vから+5Vの定電圧が生成され
る。次に、電圧検出回路5を説明すると、定電圧回路4
aからの+10Vライン及び接地ラインの間には抵抗R
9と、ツェナダイオードZ3と抵抗R11が直列に接続
され、ツェナダイオードZ3と抵抗R11の間がNPN
型トランジスタQ4のベースに接続されている。したが
って、立ち上がり時に定電圧回路4aからの電圧が上昇
してツェナダイオードZ3のツェナ電圧VZ3に達する
と、次いでトランジスタQ4のベース−エミッタ電圧V
BE4 が所定の電圧に到達しトランジスタQ4がオンにな
る。
【0013】電流スイッチ6a、6bは略同一の構成で
あり、定電圧回路4a、4bの各出力電圧がそれぞれ電
流スイッチ6a、6bのPNPトランジスタQ5−1、
Q5−の各エミッタと抵抗R70、R37の各一端に印
加される。抵抗R70、R37の各他端はそれぞれトラ
ンジスタQ5−1、Q5−2の各ベースに接続され、ト
ランジスタQ5−1、Q5−の各コレクタからそれぞれ
図1に示す定電流回路7及びサーミスタTH等と、MP
U9a、9b等に対して電源電圧が供給される。
【0014】電流スイッチ6aのトランジスタQ5−1
のベースは抵抗R10を介して、また、電流スイッチ6
bのトランジスタQ5−2のベースは抵抗R38及び逆
流阻止用ダイオードD3を介して電圧検出回路5のトラ
ンジスタQ4のコレクタに接続され、トランジスタQ4
のエミッタは接地されている。このような構成におい
て、立ち上がり時に定電圧回路4aからの電圧が上昇し
て所定電圧、例えば9Vに到達すると電圧検出回路5の
トランジスタQ4がオンになり、電流スイッチ6a、6
bのトランジスタQ5−1、Q5−2がオンになって通
電が始まり、図1に示す定電流回路7及びサーミスタT
H等と、MPU9a、9b等に電源電圧が供給される。
【0015】したがって、定電圧回路4aからの電圧が
所定電圧に到達するまではMPU9a、9b等に電源電
圧が供給されず、この間には特に+5V定電圧回路4b
のコンデンサC13、C14により充電される電圧がM
PU9a、9b等により消費されないので、図3に示す
ように充電時間を短縮することができ、したがって、電
源投入後の立ち上がり時間を速くすることができる。な
お、判定用の電圧は、この例では+10V定電圧回路4
aの出力電圧を検出しているので+10V近傍である
が、回路素子のばらつきにより+10Vまで到達しない
ことを考慮してやや低めに設定される。
【0016】図1に戻り、サーミスタTHの抵抗値に応
じた電圧VTHは、信号処理用MPU9bにより取り込ま
れ、A/D基準電圧回路8によるA/D変換スケール用
の基準値REFに基づいてA/D変換される。また、定
電流回路7は信号処理用MPU9bの制御により可変の
定電流Iopen、ILOW 、IHigh(Iopen<ILOW <I
High)をサーミスタTHに印加し、MPU9bが3段階
の電流レンジで温度を検出するように構成されている。
【0017】中継器や受信機から送出された呼出信号
は、感知器回線S、SC、整流回路1及びノイズ吸収回
路2を介して呼出検出回路10により検出され、その検
出信号が伝送処理用MPU9aに印加される。アドレス
設定回路11は例えばDIPスイッチ等により構成され
てこの感知器のアドレスが予め設定され、伝送処理用M
PU9aは定電圧回路4bから電源が投入されるとイニ
シャライズされた後このアドレスを読み込む。また、機
種設定回路13も同様にDIPスイッチ等により構成さ
れて熱感知器や煙感知器を示す種別コードが予め設定さ
れ、信号処理用MPU9bは定電圧回路4bから電源が
投入されるとイニシャライズされた後この種別コードを
読み込み、次いでストップモードに移行する。
【0018】中継器や受信機からこの感知器に対する1
フレームの呼出信号は、例えば図4に示すように先頭に
送出されるリセットパルスRSTと感知器回線S、SC
上の感知器の数に応じて所定の間隔で順次送出される複
数のポーリングパルスPにより構成され、各ポーリング
パルスPの間に各感知器から応答信号が返信される。リ
セットパルスRSTの幅はポーリングパルスPより長く
設定され、リセットパルスRSTにより感知器回線S、
SC上の全ての感知器の伝送処理用MPU9a内のアド
レスカウンタがリセットされる。
【0019】次いでアドレスカウンタがリセットパルス
RSTに続くポーリングパルスPをカウントし、このカ
ウント数とアドレス設定回路11を介して設定されてい
るアドレスが一致した場合に伝送処理用MPU9aが自
己宛の呼出しを識別し、/STOPC発生回路12
(「/」は反転信号に用いる)を介して信号処理用MP
U9bを起動する。
【0020】ここで、信号処理用MPU9bは、入力ポ
ートD0の入力信号がローレベルの時に入力ポート/S
TOPCの入力信号がローレベルになるとストップモー
ドからアクティブモードに移行し、また、入力ポートD
0の入力信号がハイレベルになるとアクティブモードか
らストップモードに移行するように構成されている。図
4を参照して詳しく説明すると、先ず、伝送処理用MP
U9aは自己宛の呼出しを識別すると、次のアドレスの
ポーリング検出までローレベルとなるアクティブとなる
信号(図示D2出力、以下同じ)を出力ポートD2から
/STOPC発生回路12と信号処理用MPU9bの入
力ポートD0に出力し、次いでポートD4、D3、D6
の出力をこの順番で発生して信号処理用MPU9bに印
加する。/STOPC発生回路12では、伝送処理用M
PU9aのD2出力がローレベルになると所定時間経過
後に出力信号/STOPCがハイレベルになり、したが
って、この出力信号/STOPCの立ち上がりで信号処
理用MPU9bがストップモードからアクティブモード
に移行する。
【0021】図5に示すフローチャートを参照して伝送
処理用MPU9aの動作を説明する。先ず、前述したよ
うに定電圧回路4bから電源が投入されるとイニシャラ
イズされた後アドレスを読み込み、待ち受け状態にな
る。次いで、リセットパルスRSTを受信するとアドレ
スカウンタをリセットし、ポーリングパルスPをカウン
トすることにより自己のアドレスを監視する(ステップ
S1)。そして、自己のアドレスを識別するとD2出力
をローレベルにすることにより/STOPC発生回路1
2を動作させ、信号処理用MPU9bをストップモード
からアクティブモードに移行させる(ステップS2)。
【0022】次いで、火災を検出した場合に信号処理用
MPU9bから火災ビットを出力させるためのタイミン
グ信号を出力ポートD4から出力し(ステップS3)、
次いで、温度データを信号処理用MPU9bから出力さ
せるためのタイミング信号を出力ポートD3から出力し
(ステップS4)、次いで、種別データを信号処理用M
PU9bから出力させるためのタイミング信号を出力ポ
ートD3から出力する(ステップS5)。
【0023】次いで、次のアドレスのポーリングパルス
を検出したか否かを監視し(ステップS6)、YESの
場合にD2出力をハイレベルに移行させることにより信
号処理用MPU9bをアクティブモードからストップモ
ードに移行させる(ステップS7)。次に、図6に示す
フローチャートを参照して信号処理用MPU9bのアク
ティブモードの動作を説明する。先ず、前述したように
定電圧回路4bから電源が投入されるとアクティブモー
ドになり、イニシャライズされた後種別データを読み込
み、次いでストップモードに移行する。その後、伝送処
理用MPU9aの制御によりアクティブモードに移行す
ると、先ず断線検知モードの処理を実行する(ステップ
S11)。この断線検知モードでは定電流回路7の電流
を断線検出電流Iopenに設定してサーミスタTHの抵抗
値に応じた電圧VTHを取り込んで所定電圧以上か否かを
判別し(ステップS12)、所定レベル以上の場合には
サーミスタTHが断線と判断し(ステップS13)、ス
テップS19に進む。
【0024】他方、サーミスタTHが断線でない場合に
はレンジ判定モードに移行し(ステップS14)、定電
流回路7の電流をローレンジILOW に設定する(ステッ
プS15)。次いで、サーミスタTHの抵抗値に応じた
電圧VTHを取り込んで40°以上に対応する電圧か否か
を判別し(ステップS16)、YESの場合には定電流
回路7の電流をハイレンジIHighに設定してステップS
17からステップS18に進み、NOの場合には定電流
回路7の電流をそのままにしてステップS18に進む。
【0025】次いで、サーミスタTHの抵抗値に応じた
電圧VTHを取り込み、火災と判断した場合には伝送処理
用MPU9aのD4出力のタイミングで火災ビットを出
力し、次いで伝送処理用MPU9aのD3出力のタイミ
ングで温度データを出力し、次いで伝送処理用MPU9
aのD6出力のタイミングで種別データを出力する(ス
テップS19)。ここで、本実施例では断線と判定した
場合には種別データを出力しないことにより断線情報を
中継器等に返信するように構成されている。次いで入力
ポートD0の信号を監視し(ステップS20)、ハイレ
ベルになるとストップモードに移行する。
【0026】次に、図7を参照して第2の実施例を説明
する。上記実施例では、定電圧回路4aからの電圧が所
定電圧に到達したことをツェナダイオードZ3、トラン
ジスタQ4等により検出したが、+10V定電圧回路4
aにより充電される電圧の上昇率は、充電電圧が高くな
るにつれて低くなるので、図7に示すようにこの上昇率
を検出回路5aにより検出し、電圧の上昇率が所定値以
下に到達した場合に電流スイッチ6a、6bをオンにす
るようにしてもよい。
【0027】また、+10V定電圧回路4aにより充電
される時定数は既知であるので、図8に示すように定電
圧回路4aからの電圧が立ち上がりから所定時間を経過
したことをタイマ5bにより計時して、タイマ出力によ
り電流スイッチ6a、6bをオンにするようにしてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、温度や煙
濃度等の火災データを検出する検出回路等のアナログ系
回路に対して供給するための第1の定電圧を発生する第
1の定電圧回路と、前記第1の定電圧回路からの第1の
定電圧によりMPU等の内部回路に対して供給するため
の第2の定電圧を発生する第2の定電圧回路と、前記第
2の定電圧回路から前記内部回路に供給される第2の定
電圧を開閉する電流スイッチと、前記第1の定電圧回路
からの第1の定電圧が所定電圧に到達したことを検出し
て前記電流スイッチを開ける検出回路とを有するので、
第1の定電圧が立ち上がりから所定電圧に到達するまで
は第2の定電圧回路からの第2の定電圧がMPU等の内
部回路に供給されず、消費されないので、電源投入後の
立ち上がり時間を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る火災感知器の一実施例として熱感
知器を示すブロック図
【図2】図1の電源回路を詳細に示す回路図
【図3】図2の電源回路と従来例の立ち上がりを示す説
明図
【図4】図1の伝送処理用MPUと信号処理用MPUの
間の制御信号を示すタイミングチャート
【図5】図1の伝送処理用MPUの動作を説明するため
のフローチャート
【図6】図1の信号処理用MPUの動作を説明するため
フローチャート
【図7】第2の実施例の電源回路を示す回路図
【図8】第3の実施例の電源回路を示す回路図
【図9】従来の電源回路を示す回路図
【符号の説明】
1:整流回路 2:ノイズ吸収回路 3:応答信号回路 4a,4b:定電圧回路 5:電圧検出回路 5a:電圧上昇率検出回路 5b:タイマ 6a,6b:電流スイッチ 7:定電流回路 8:A/D基準電圧回路 9a.9b:MPU(マイクロプロセッサ) 10:呼出し検出回路 11:アドレス設定回路 12:/STOPC発生回路 13:機種設定回路 TH:サーミスタ Q4,Q5−1,Q5−2:トランジスタ R9〜R11,R37,R38,R70:抵抗 Z3:ツェナダイオード C13,C14:コンデンサ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度や煙濃度等の火災データを検出する検
    出回路等のアナログ系回路に対して供給するための第1
    の定電圧を発生する第1の定電圧回路と、 前記第1の定電圧回路からの第1の定電圧によりMPU
    等の内部回路に対して供給するための第2の定電圧を発
    生する第2の定電圧回路と、 前記第2の定電圧回路から前記内部回路に供給される第
    2の定電圧を開閉する電流スイッチと、 前記第1の定電圧回路からの第1の定電圧が立ち上がり
    から所定電圧に到達したことを検出して前記電流スイッ
    チを開ける検出回路とを有する火災感知器。
  2. 【請求項2】温度や煙濃度等の火災データを検出する検
    出回路等のアナログ系回路に対して供給するための第1
    の定電圧を発生する第1の定電圧回路と、 前記第1の定電圧回路からの第1の定電圧によりMPU
    等の内部回路に対して供給するための第2の定電圧を発
    生する第2の定電圧回路と、 前記第2の定電圧回路から前記内部回路に供給される第
    2の定電圧を開閉する電流スイッチと、 前記第1の定電圧回路からの第1の定電圧の上昇率が所
    定の上昇率以下に到達したことを検出して前記電流スイ
    ッチを開ける検出回路とを有することを特徴とする火災
    感知器。
  3. 【請求項3】温度や煙濃度等の火災データを検出する検
    出回路等のアナログ系回路に対して供給するための第1
    の定電圧を発生する第1の定電圧回路と、 前記第1の定電圧回路からの第1の定電圧によりMPU
    等の内部回路に対して供給するための第2の定電圧を発
    生する第2の定電圧回路と、 前記第2の定電圧回路から前記内部回路に供給される第
    2の定電圧を開閉する電流スイッチと、 前記第1の定電圧回路からの第1の定電圧が立ち上がり
    から所定時間経過後に前記電流スイッチを開ける検出回
    路を有することを特徴とする火災感知器。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の火災感
    知器において、更に、前記第1の定電圧回路から前記ア
    ナログ系回路に供給される第1の定電圧を前記検出回路
    の検出信号により開ける第2の電流スイッチを有するこ
    とを特徴とする火災感知器。
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