JP3233029B2 - 端末網制御装置 - Google Patents
端末網制御装置Info
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Description
接続される網制御装置に関するもので、主に自動検針等
で検針メータとセンター端末間での通信制御に用いる端
末網制御装置の極性反転検出回路に関する。
要部ブロック図を示す。1は端末網制御装置であり端子
L1、L2を介して電話回線2に接続され、その入力は
ダイオードブリッジ3を介して電話回線2との接続制御
等を行う通信処理部4に接続される。また、分圧回路部
8、電話回線2に重畳する商用電源の交流周波数成分を
除去する雑音除去フィルタ7、電話回線2の電圧変動を
検出する微分回路部6、トランジスタスイッチ部9を介
して制御部5に接続される。ノーリンギング通信では回
線接続動作の始めに電話回線2の電圧極性が反転する極
性反転が発生する。この極性反転が発生すると正電位に
変化した方のトランジスタ9a、または9bが一定時間
オン動作する。制御部5は電話回線2の極性反転を検出
すると通信処理部4を制御し、図示はしないが通信処理
部に備えられているモデム回路等を動作させ、ノーリン
ギング信号(以後、NRS信号と称する。)の受信処理
やその後のデータ通信を行うように動作する。
検出回路では、ノーリンギング通信開始時時の極性反転
を検出するも、前記微分回路部を使用しているため、図
示はしないが、前記端子L1及びL2に接続される電話
機のオフフックやオンフック動作時等による端子L1、
L2の電圧変動をも極性反転として前記極性反転回路が
検出し、通信処理部4のモデム回路等が動作するため無
駄な電力が消費されるという課題がある。
ものであり、ノーリンギング通信開始時以外での極性反
転検出回路の不要な動作を防止する端末網制御装置を提
供することを目的とする。
に本発明は、極性反転の検出を電話回線の電圧変化だけ
の監視から電圧極性の反転を監視する監視手段を設けた
ものである。上記監視手段により、電圧極性の反転を検
知することができ極性反転回路の不要な動作を削減する
ことが可能となる。
なくとも電話回線に接続され内部回路への電圧極性を一
定方向にするためのダイオードブリッジと、前記電話回
線との回線接続制御や通信制御を行う通信処理部と、前
記電話回線の各々に接続され電話回線上の交流成分を除
去する一対の交流成分除去フィルタと、前記交流成分除
去フィルタに接続される一対のスイッチ手段と、前記ス
イッチ手段からの出力レベルを監視タイマーにより定期
的に読み込み、極性データとして記憶し、前記スイッチ
手段の出力レベル変化発生時に前記極性データに内容と
前記スイッチ手段の出力レベルを比較することにより極
性反転の発生の有無を判断する制御部を備えることによ
り、電話回線の電圧変化だけでは極性反転回路が動作し
ないようにすることができ、不要な回路動作による電力
消費を削減することができる。
ら一対の抵抗を介して接地される一対のコンデンサと、
前記一対の抵抗に並列に接続された一対のダイオードか
ら構成することにより回路の交流信号による影響を低減
でき、スイッチ手段動作のスレショルド電圧レベルの設
定に余裕をもたせることが可能となる。
出力の出力電圧を規制する電圧規制手段を備えることに
より、前記交流成分除去フィルタからの出力される直流
成分や電話回線に混入するノイズなどによる極性反転回
路の誤動作を防止することが可能になる。
プ抵抗を備え、前記プルアップ抵抗への電源供給を制御
部が必要に応じて制御するように構成することにより、
電源の消費電流を削減することが可能となる。
トランジスタから構成される一対のスイッチ手段と、前
記ダーリントントランジスタの前段のNPNトランジス
タのコレクタに接続された一対のコレクタ抵抗と、前記
ダーリントントランジスタの後段のNPNトランジスタ
のコレクタに接続された一対のプルアップ抵抗と、前記
コレクタ抵抗と前記プルアップ抵抗への電源供給を制御
する制御部とを備えることにより、電話回線からの少な
い電流でスイッチ手段を動作でき、また、電源の消費電
流を削減することが可能となる。
し、この割込発生時点での監視タイマーの経過時間の内
容により現在のスイッチ手段の状態と比較する複数の記
憶データを選択するように動作する制御部を備えること
により、電話回線の極性反転動作開始付近での不安定な
電圧に対する誤判定を防止することが可能となる。
に通信処理部等の端末網制御装置の回路全体へ出力デー
タを再設定するように動作する制御部を備えることによ
り、ノイズ等によるマイコンの出力端子の誤動作から生
じる電源の不要な消費を無くすことが可能となる。
段に初めて状態変化が発生したことにより監視タイマー
の動作を開始させるように動作する制御部を備えること
により、端末網制御装置を電話回線に接続する設置まで
の電力の無駄な消費を防止することが可能となる。
置1には電話回線2に接続されたダイオードブリッジ
3、電話回線2との直流抵抗と交流インピーダンスの整
合や、信号の送信や受信等のインタフェースとして動作
しモデム処理機能やDTMF処理機能を備えた通信処理
部4と、電話回線2に重畳する交流成分を除去する一対
の交流成分除去フィルタ10と、交流成分除去フィルタ
10に接続される一対の第1のスイッチ手段9と、前記
各部の制御を行う図示はしないが周知のマイクロコンピ
ュータ(以後、マイコンと称する)から構成された制御
部5から構成される。前記構成において、最初に端子L
1がプラス極にあったとすると交流成分除去フィルタ1
0の端子10a、10bはそれぞれプラス電位とゼロ電
位になっている。従って、スイッチ手段9のトランジス
タ9aはオン状態、トランジスタ9bはオフ状態になっ
ている。また、制御部5の入力端子5a、5bはそれぞ
れローレベル、ハイレベルになっている。一方、端子L
2がプラス電位になった場合にはトランジスタ9a、9
bの状態は上記とは逆になる。ここで、抵抗9c、9d
はベース抵抗、抵抗9e、9fはバイアス抵抗である。
の波形である。波形(2−1)は端子L1の電圧波形で
ありV1は通常48Vである。波形(4−2)は端子L
2の電圧波形である。また、波形(2−3)、(2−
4)はそれぞれ制御部5の入力端子5a、5bの電圧波
形である。時刻t1以前については上記説明の内容であ
るが、時刻t1以降では電話回線2に極性反転が発生し
た場合の前記各部の波形を示す。また、時刻t2以降で
は極性復旧が発生した場合の前記各部の波形を示してい
る。以上のように、制御部5の入力端子5a、5bの電
位は端子L1、L2の電圧極性に対応している。ここ
で、電圧V2はV1と同レベル、電圧V3、V4はスイ
ッチ手段9のスレッショルドレベルである。また、この
スレッショルドレベルは電話機をオフフックした場合の
電圧より高いレベルに設定してあるため、電話回線に接
続された電話機がオフフックした場合には、制御部5の
入力端子5a、5bは両方共ハイレベルになる。
動作を説明するためのフローチャートである。マイコン
はタイマー割込により数秒間隔でステップ14からの処
理を行っている。タイマー割込処理ではステップ15、
16においてそれぞれ制御部5の入力端子ポート5a、
5bのデータを読み込み、それぞれマイコンのレジスタ
N5a、N5bに格納する。ステップ17では端末網制
御装置に関する必要な他の処理を行う。一方、制御部5
の入力端子5a、5bは外部割込の入力端子にもなって
おり、電話回線2の極性が反転し、入力端子5a、5b
の何れかのレベルがハイレベルからローレベルに変化す
る信号の立ち下がりで外部割込処理が動作するように構
成されている。外部割込処理はステップ18から開始
し、ステップ19で入力端子5bのレベルをチェック
し、ローレベル(L)でなければステップ20で同様に
入力端子5aのレベルをチェックする。ステップ19で
入力端子5bがローレベルであればこの端子により割込
が発生したことと判断し、ステップ22でレジスタN5
aをチェックし、N5aがローレベルであれば以前入力
端子5aがローレベルであったということで極性反転が
発生したと判断し、ステップ24でNRS信号の検出動
作などのノーリンギング通信の動作を行う。また、ステ
ップ22でレジスタN5aがローレベルでない場合には
極性反転ではないと判断し、ステップ21の端末網制御
装置の他の処理を行う。一方、ステップ20で入力端子
5aがローレベルであればステップ23でレジスタN5
bのデータをチェックし前記同様に極性反転動作処理を
行うかどうかを決定する。したがって、電話機がオフフ
ックされていた状態からオンフックした場合には、片側
の電圧変化とみなされ極性反転動作処理24は実行され
ない。
フィルタ10は抵抗10c、10d、ダイオード10
e、10fとコンデンサ10g、10hから構成され
る。端子L1又はL2に交流信号が入力されると信号の
立ち上がりでは抵抗10cとコンデンサ10gにより充
電電流が流れるため、コンデンサ10gの電圧は緩やか
に上昇する。しかし、交流信号の立ち下がりではダイオ
ード10eによりコンデンサ10gに充電されていた電
荷が放電されるため、コンデンサ10gの電圧は交流成
分によりあまり上昇しない。従来例に示す雑音除去フィ
ルタ7などの抵抗とコンデンサによるフィルタでは、出
力に入力の交流信号の実行値が直流電圧として出力され
るが、上記交流成分除去フィルタでは直流電圧の出力レ
ベルが僅かであるため交流成分による直流電圧の影響が
少なくなり、スイッチ手段9が交流信号で動作するのを
防止できる。
波形(5−1)と(5−2)はぞれぞれ呼出信号を受け
ているときの端子L1及び、端子L2の電圧波形であ
る。電圧V1は通常48V、電圧V2は前記V1に75
Vp−pの呼出信号が重畳した電圧である。また、端子
L2の電圧V3には同様に75Vp−pの呼出信号が発
生する。この、呼出信号は16Hzであり、時間Tは約1
秒である。一方、波形(5−3)及び、波形(5−4)
は交流成分除去フィルタ10の出力電圧波形である。前
記説明のように呼出信号が平滑された電圧の平均値より
も非常に低い電圧V5、V6に抑えることが可能とな
る。
フィルタ10とスイッチ手段9との間に電圧規制手段1
1としてにツェナーダイオード11a、11bを用い
る。従って、交流成分除去フィルタ10の出力10a、
10bに図5の波形(5−4)の電圧V7に示すような
電圧や他のノイズ等により、スイッチ手段9のトランジ
スタ9a、9bがオン動作しないようにすることが可能
になる。また、抵抗9c、9dはトランジスタ9a、9
bのベース抵抗、抵抗9e、9fはトランジスタ9a、
9bのバイアス抵抗である。
部個所の波形である。波形(7−1)は端子L1、L2
の片方の波形、波形(7−2)は前記端子L1、L2に
対応する交流成分削除フィルタ10の出力波形、また、
波形(7−3)は同様に前記端子L1、L2に対応する
スイッチ手段9のトランジスタの出力波形、即ち、制御
部の入力の波形である。波形(7−1)のような着信信
号は、交流成分除去フィルタ10により波形(7−2)
に示すように交流成分は電圧V2迄減衰する。電圧規制
手段11のツェナーダイオード11a、11bのツェナ
ー電圧がV3とすると、波形(7−3)に示すように、
前記電圧V2によりトランジスタ9a、9bはオン状態
にならない。
はプルアップ抵抗12g、12hを備えたスイッチ手段
12から構成される。プルアップ抵抗12gは一方を制
御部5の出力端子5cに、もう一方をトランジスタ12
aのコレクタに接続され、制御部5の入力端子5aに接
続される。同様に、プルアップ抵抗12hは一方を制御
部5の出力端子5dに、もう一方をトランジスタ12b
のコレクタに接続され、制御部5の入力端子5bに接続
される。また、抵抗12c、12dはトランジスタ12
a、12bのベース抵抗、抵抗12e、12fはトラン
ジスタ12a、12bのバイアス抵抗である。前記構成
において、最初に端子L1がプラス極にあったとすると
トランジスタ12aはオン状態、トランジスタ12bは
オフ状態にある。この場合にはトランジスタ12aのプ
ルアップ抵抗12gが接続されている制御部5の出力端
子5cをローレベルにし、トランジスタ12bのプルア
ップ抵抗12hが接続されている制御部5の出力端子5
dをハイレベル状態にし、入力端子5bがローレベルに
なるのを監視するように制御部5は動作する。従って、
通常時にプルアップ抵抗12gと12hには電流が流れ
ないため端末網制御装置1を電池電源で駆動させる場合
に消費電力を削減することが可能となる。
のマイコンの要部フローチャート図である。前述の通
り、制御部は必要なタイミングで下記動作を行う。制御
部5の出力端子ポート5cの出力を決定するために、ス
テップ25においてポート5cをハイレベルに設定し入
力端子ポート5aのレベルをステップ26で確認する。
入力端子ポート5aがローレベルであればトランジスタ
12aがオン状態であるためステップ27でポート5c
をローレベルに戻す。一方、入力端子5aがハイレベル
であればステップ28においてポート5aの割込動作を
許可させ極性反転動作の待機状態にする。同様に、制御
部5の出力端子ポート5dの出力を決定するために、ス
テップ29においてポート5dをハイレベルに設定し、
入力端子ポート5bのレベルをステップ30で確認す
る。入力端子ポート5bがローレベルであればトランジ
スタ12bがオン状態であるためステップ31でポート
5dをローレベルに戻す。一方、入力端子5bがハイレ
ベルであればステップ32においてポート5bの割込動
作を許可させ極性反転動作の待機状態にする。そして、
制御部5はステップ33でその他の端末網制御装置とし
ての動作を行うように構成されている。
段はトランジスタ13k、13aとトランジスタ13
l、13bのダーリントントランジスタを備えたスイッ
チ手段13から構成される。プルアップ抵抗13m、1
3nは実施例4と同様に制御部5に接続されており、更
に、トランジスタ13k、13lのコレクタ抵抗13
g、13hの片方も制御部5により前記プルアップ抵抗
と同様に制御される。また、抵抗13i、13jはトラ
ンジスタ13a、13bのバイアス抵抗、抵抗13e、
13fはトランジスタ13k、13lのバイアス抵抗で
あり、抵抗13c、13dはトランジスタ13k、13
lのベース抵抗である。前記構成において、最初に端子
L1がプラス極にあったとするとトランジスタ13iと
13aはオン状態、トランジスタ13lと13bはオフ
状態にある。この場合にはトランジスタ13aのプルア
ップ抵抗13mが接続されている制御部5の出力端子5
cをローレベルにし、トランジスタ13bのプルアップ
抵抗13nが接続されている制御部5の出力端子5dを
ハイレベル状態にし、入力端子5bがローレベルになる
のを監視するように制御部5は動作する。また、トラン
ジスタ13kや13lにはコレクタ抵抗13gや13h
が接続され、抵抗13g、13hを介してトランジスタ
13a、13bにベース電流を流すように構成されてい
る。従って、電流増幅率の高いトランジスタスイッチ部
が実現するためトランジスタスイッチ部の駆動電流を少
なくすることができるため、電話回線からの電流消費を
削減することが可能となると共に、プルアップ抵抗13
mと13nには常時電流が流れないため端末網制御装置
1を電池電源で駆動させる場合に消費電力を削減するこ
とが可能となる。
が極性反転の検出を行うための要部フローチャートであ
る。通信を行わない待機状態においてマイコンはタイマ
ー割込によってステップ34からの処理を数秒間隔で定
期的に行っている。ステップ35では前回のタイマー割
込で読み込んだポート5aのデータが格納されているレ
ジスタN5aの内容をレジスタO5aに待避させ、ステ
ップ36では同様に、前回のタイマー割込で読み込んだ
ポート5bのデータが格納されているレジスタN5bの
内容をレジスタO5bに待避する。次に、ステップ37
では現在のポート5aのデータを読み込んでレジスタN
5aに待避させ、ステップ38では同様に、現在のポー
ト5bのデータを読み込んでレジスタN5bに待避させ
る。そして、ステップ39では端末網制御装置に必要な
その他の処理を行うように構成されている。一方、極性
反転検出は外部割込を用いてステップ40からの処理に
より検出される。いま、図1の電話回線2の端子L1が
プラス極の場合には前記トランジスタスイッチ部の端子
L1側のトランジスタがオン状態、端子L2側のトラン
ジスタはオフ状態になっており、制御部5のマイコンは
端子L2側のトランジスタがオン状態に変化する割込入
力を待機している。この状態で極性反転が発生し端子L
2側のトランジスタがオンすると制御部5の入力端子ポ
ート5bがハイレベルからローレベルに変化する。この
時にステップ40からの処理が実行される。ステップ4
1では詳細は図示しないがタイマー割込のタイマーカウ
ンターの値が予め設定された時間Tを経過したかどうか
を判定する。この外部割込みの発生が前回のタイマー割
込発生時点から時間T以上経過しておれば、ステップ4
2、43でそれぞれ前回のタイマー割込で読み込んだレ
ジスタN5a、N5bのデータをレジスタDa、Dbに
待避する。一方、時間T以上経過していなければ、ステ
ップ44、45でそれぞれ前々回のタイマー割込で読み
込んだデータが格納されているレジスタO5a、O5b
の内容を同様にレジスタDa、Dbに待避させる。その
後、ステップ46からステップ51までは図3の外部割
込処理と同様の処理を行わせる。上記処理により外部割
込みが発生したときに、少なくとも時間T以上前の入力
ポート5a、5bのデータと現在の状態を比較すること
ができ、タイマー割込発生時点直後に外部割込みが発生
した場合のノイズ等の誤動作を防止することが可能とな
る。
が極性反転の検出と同時に行う処理を説明するための要
部フローチャートを示す。通信を行わない待機状態にお
いてマイコンはタイマー割込によってステップ52から
の処理を数秒間隔で定期的に行っている。タイマー割込
では図3に示す内容と同様にステップ53、54で制御
部5の入力端子5a、5bのデータを読み込んでいる。
その後、ステップ55において、このタイマー割込が発
生する毎にカウンタnをカウントアップする。ステップ
56ではこのカウンタnの内容が予め設定された回数N
になったかどうかを判定し、カウンタnが回数Nを超え
るとステップ57で出力ポートデータ再設定を行う。ま
た、図示はしないが前記カウンタnはリセットされる。
更に、ステップ58では端末網制御装置に必要な他の処
理を行うように構成されている。ここで、上記出力ポー
トデータ再設定とは、マイコンがマイコンの各出力に現
在出力しているハイ、又はロー出力を再度出力したり、
マイコンの出力が入出力端子であれば出力ポートの設定
等を再度行う処理である。
がタイマー割込を起動するタイミングを説明するための
要部フローチャートである。図1において本端末網制御
装置を電話回線2に接続していない状態では制御部5の
入力はハイレベルになっている。この状態から電話回線
2に接続すると制御部5への入力の片方はローレベルな
る。この時にステップ59の外部割込みが発生する。ス
テップ60ではレジスタTが1かどうかを判定し、1で
なければステップ61でタイマー割込を割込許可させ、
ステップ62においてレジスタTを1とする。従って、
以後の外部割込みではステップ61、62は処理されな
い。また、図示はしないが、レジスタTはマイコンのリ
セット時には0にされている。その後、図3と同様にス
テップ63で極性反転検出判定や、ステップ64でその
他の処理を行う。一方、ステップ61でタイマー割込が
許可されると、ステップ65からのタイマー割込ルーチ
ンが定期的に実行される。また、前記同様にステップ6
6では入力ポートの読み込み、ステップ67ではその他
の処理が行われるよう構成されている。従って、マイコ
ンがリセットされてから端末網制御装置が電話回線に接
続される迄はマイコンのタイマー割込は動作しなくな
り、電源の消費量が低減される。
性が反転したことにより極性反転の処理を行うようにで
きるため、電話回線の電圧の変動による無駄な極性反転
検出動作が低減し、不要な電力消費を削減することが可
能となる。
により、交流信号の回路に対する影響を低減でき誤動作
を防止することが可能となる。
電話回線に重畳する電圧の高いノイズなどによる回路の
誤動作を防止することができ、通信処理部の不要な動作
による電力消費を削減することが可能となる。
ることにより、極性反転の待機時にトランジスタスイッ
チ部のプルアップ抵抗で消費する消費電力を低減するこ
とができ等、ソフトウェアで回路の消費電流を削減する
ことが可能となる。
トントランジスタで構成することにより電話回線からの
微少電流で動作が可能となり、電話回線へのインピーダ
ンス低下の影響が低減される。
ータを少なくとも一定時間以上前のデータにすることに
より、極性反転発生時の電話回線の信号の乱れや、ノイ
ズ等による誤動作を防止することが可能となる。
により、定期的にマイコンの出力ポートのデータを再出
力することにより、ノイズで誤動作しているマイコンの
出力端子を正常に戻すことが可能となり、誤動作による
無駄な電力消費を防止することが可能となる。
るまで極性反転検出のためのタイマー割込を動作させな
くすることにより、実使用に関係のない保管中の無駄な
消費電力を低減させることが可能となる。
ブロック図
ブロック図
ブロック図
ブロック図
部ブロック図
ー割込処理の要部フローチャート (b)同実施例6のマイコンの外部入力割込処理の要部
フローチャート
ト
力割込処理の要部フローチャート (b)同実施例8のマイコンのタイマー割込処理の要部
フローチャート
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも電話回線に接続され内部回路
への電圧極性を一定方向にするためのダイオードブリッ
ジと、前記電話回線との回線接続制御や通信制御を行う
通信処理部と、前記電話回線の各々に接続され電話回線
上の交流成分を除去する一対の交流成分除去フィルタ
と、前記交流成分除去フィルタに接続される一対のスイ
ッチ手段と、前記スイッチ手段からの出力レベルを監視
タイマーにより定期的に読み込み、極性データとして記
憶し、前記スイッチ手段の出力レベル変化発生時に前記
極性データに内容と前記スイッチ手段の出力レベルを比
較することにより極性反転の発生の有無を判断する制御
部とから構成される端末網制御装置。 - 【請求項2】 交流成分除去フィルタは電話回線から一
対の抵抗を介して接地される一対のコンデンサと、前記
抵抗に並列に接続された一対のダイオードから構成され
る請求項1記載の端末網制御装置。 - 【請求項3】 スイッチ手段に加えられる電圧を規制す
る一対の電圧規制手段を備えた請求項1記載の端末網制
御装置。 - 【請求項4】 スイッチ手段は出力端子にプルアップ抵
抗を備えるとともに、前記プルアップ抵抗への電源供給
の制御を行う制御部とから構成される請求項1記載の端
末網制御装置。 - 【請求項5】 スイッチ手段はダーリトン接続されたダ
ーリントントランジスタから構成されるとともに、前記
ダーリントントランジスタの前段のNPNトランジスタ
のコレクタに接続された一対のコレクタ抵抗と、前記ダ
ーリントントランジスタの後段のNPNトランジスタの
コレクタに接続された一対のプルアップ抵抗を備え、前
記コレクタ抵抗と前記プルアップ抵抗への電源供給を制
御する制御部とから構成される請求項1記載の端末網制
御装置。 - 【請求項6】 制御部はスイッチ手段の変化により割込
動作するとともに、割込発生時の監視タイマーの経過時
間の内容により処理する記憶データを選択するように動
作するよう構成された請求項1記載の端末網制御装置。 - 【請求項7】 制御部は監視タイマーが所定回数動作す
る毎に回路への出力データを再出力するように構成され
た請求項1記載の端末網制御装置。 - 【請求項8】 制御部はスイッチ手段が動作することに
より監視タイマーの動作を開始させるように構成した請
求項1記載の端末網制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18913396A JP3233029B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 端末網制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18913396A JP3233029B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 端末網制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1032641A JPH1032641A (ja) | 1998-02-03 |
JP3233029B2 true JP3233029B2 (ja) | 2001-11-26 |
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ID=16235967
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JP18913396A Expired - Fee Related JP3233029B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 端末網制御装置 |
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1996
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