JP2893059B2 - 回線状態検出装置 - Google Patents

回線状態検出装置

Info

Publication number
JP2893059B2
JP2893059B2 JP2084361A JP8436190A JP2893059B2 JP 2893059 B2 JP2893059 B2 JP 2893059B2 JP 2084361 A JP2084361 A JP 2084361A JP 8436190 A JP8436190 A JP 8436190A JP 2893059 B2 JP2893059 B2 JP 2893059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
voltage
reference voltage
circuit
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2084361A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03283737A (ja
Inventor
奨 北出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2084361A priority Critical patent/JP2893059B2/ja
Publication of JPH03283737A publication Critical patent/JPH03283737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2893059B2 publication Critical patent/JP2893059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、公衆電話回線,構内電話回線等の同一回
線に複数のデータ処理装置,電話機等の端末機器を接続
したシステムにおいて、各端末装置に備えられる回線の
空き状態検出用の装置の改良に関する。
(b)従来の技術 同一回線に複数のデータ処理装置,電話機等の端末機
器が接続されている場合、端末機器の何れか一台が回線
を使用中に他の端末機器が発呼動作を行うと通信エラー
が発生してしまう。そこで各端末機器は発呼動作を行う
前に回線の空き状態を検出している。これは一般に回線
電圧を予め設定されている基準電圧と比較し、回線電圧
が基準電圧よりも高いときに空き判定をするものであ
る。
(c)発明が解決しようとする課題 ところで端末機器を接続する回線の供給電圧、および
各端末機器の回線接続端子間抵抗にはばらつきがある。
例えば公衆回線の供給電圧は50Vであるが構内回線は24V
や12Vのものが多く、また端末機器の上記抵抗も50〜300
Ωと機器によって大きくばらついている。このため同じ
機器を用いているシステムでも使用する回線によって基
準電圧を変更する必要が生じる場合があり、また端末機
器の増加によっても基準電圧を変更する必要がある場合
がある。
例えば構内交換器導入により公衆回線から構内回線に
切り替えた場合には供給電圧そのものが基準電圧よりも
低く全く動作しなくなってしまうことがある。また、使
用中の回線に新たに端末機器を付加したときその機器の
抵抗,または接続状態によっては、その機器使用時の電
圧値が基準電圧を上回って、使用中であるにもかかわら
ず空き判定されてしまうことがある。
従来、このような基準電圧の変更を必要とする場合に
は回路基板ごとに交換するしかなく、基板交換の手間が
必要であり、また、回線や端末機器の組み合わせ状態に
応じて多種類の検出回路基板を用意しておかなければな
らなかった。
この発明の目的は、各端末機器において基準電圧の切
り換えを容易に行うことができるとともに、多くの種類
の検出回路基板を設ける必要のない回線状態検出装置を
提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明は、回線に接続される複数の端末機器の各々
に設けられる装置であって、 複数の基準電圧部、および、この複数の基準電圧部の
うちいずれかの基準電圧部を選択するスイッチを含む電
圧設定部と、 選択された基準電圧部の電圧と回線電圧とを比較し、
回線電圧が基準電圧以上であるときに回線空き判定信号
を出力する電圧比較部と、 を備えたことを特徴とする。
(e)作用 この発明においては複数の基準電圧部が設けられてお
り、スイッチによって基準電圧部のいずれかが選択さ
れ、選択された基準電圧により回線の空き状態が判定さ
れる。したがって例えば使用回線を切り換えたとき、端
末機器を増加したとき、等により基準電圧変更の必要性
が生じた場合にはスイッチの切り換えを行うだけで基準
電圧を切り換えることができる。このため基板交換等の
必要がなく、基準電圧の切り換えは容易である。また一
種類の回路基板で複数の基準電圧を設定することができ
るため基板種類も少なくて済む。
(f)実施例 第2図は端末機器の接続状態例を示した図である。端
末機器A,B,C等は同一の回線1に接続され、この回線1
を通してデータの交信を行っている。一つの端末機器は
例えば第3図に示したように構成されている。端末機器
はコネクタ1aによって回線1に接続されている。そして
回線1に直列に接続される負荷2、負荷2と並列に接続
される回線状態検出回路3を備えている。負荷2はライ
ントランス,MODEM等である。回線状態検出回路3を含む
回線回路中にはモニター用リレー接点6が設けられ、負
荷2を含む回路中にはオフフックリレー接点7が設けら
れている。モニター用リレー接点6が閉じられたとき、
回線状態検出回路3が回線1に接続され、回線1の空き
状態判定が可能になる。また端末機器には電流検出回路
4を介して外付け電話機5が接続されていることもあ
る。外付け電話機5の使用状態は電流検出回路4によっ
て検出される。
このような構成において、端末機器が回線1を通して
データの交信を行う必要があるときにはまずモニター用
リレー接点6をオンして回路1の空き状態を判定する。
回線が空きでなければ、“空き”になるまで待機する
が、空き判定がされたときにはオフフックリレー接点7
をオンして回線を占有し、発呼動作に入る。
第1図は回線状態検出回路3の回路図である。
回線状態検出回路3にはダイオードブリッジ11によっ
て整流された電圧が入力される。この電圧が入力する回
路には電圧設定部12が直列に設けられている。電圧設定
部12はツェナー電圧がそれぞれ異なるツェナーダイオー
ド(基準電圧部)D1〜D3と、スイッチSW1〜SW3を有して
いる。スイッチSW1〜SW3のいずれかをオンすることによ
りそのスイッチに直列に接続されたツェナーダイオード
D1〜D3の何れかが検出回路に接続される。なおここでは
ツェナーダイオードD1,D2,D3の各々のツェナー電圧はそ
れぞれ30V,20V,10Vに設定している。
前記ツェナーダイオードD1〜D3を含む電圧設定部12に
は直列にホトカプラ13が接続されている。電圧設定部12
で設定された電圧(ツェナー電圧)以上の電圧が回線11
に掛かっている場合、ホトカプラのホトダイオードD5が
オンし(但し、ダイオードブリッジとホトダイオードD5
の順方向降下電圧VFOはここでは無視する。)、ホトト
ランジスタTr1がこれを受光してオンする。そしてこれ
によりトランジスタTr2がオンしてシュミット回路14を
介して回線空き判定信号(“H")を出力する。この実施
例において、ホトカプラ13が基準電圧部の電圧と回線電
圧とを比較する電圧比較部に対応する。
ここで電圧設定部12の基準電圧部は接続される回線の
供給電圧や、接続されている端末機器の種類によって適
切なものが選択される。すなわち回線の供給電圧よりも
低く、かつ、同一回線に接続されている端末機器の各々
の使用時の回線電圧のうち使用中の電圧が最も高い電圧
よりも高い値に設定される。例えば公衆回線の50Vの電
圧が供給される回線において、接続されている端末機器
の各々の使用時の回線電圧のうちの最も高い回線電圧が
18Vである場合、50Vよりも低く、18Vよりも高い基準電
圧部であればよいので、30Vの基準電圧設定用スイッチS
w1または20Vの基準電圧設定用スイッチSw2がオンされ
る。このように設定された基準電圧を回線電圧が越えて
いるとき回線空きであることが判定される。
このように選択可能な基準電圧部を有する回線状態検
出回路を端末機器に設ければ、接続された回線の供給電
圧や端末機器使用時の電圧に応じて回線使用の有無の判
定基準となる基準電圧を容易に変更することができる。
例えば増設した端末機器の使用時電圧が現在設定中の基
準電圧を越えているときにはスイッチの切り換えだけで
基準電圧を高く設定し直すことができ、また、回線切り
換えにより基準電圧の変更が必要な場合にも同様にスイ
ッチ切り換えだけの簡単な処理で基準電圧を変更するこ
とができる。
なおこの実施例では基準電圧の選択を10V,20V,30Vの
三段階にしているが、この段階数および設定基準電圧は
任意に適当なものに設定してよい。また電圧比較部は、
通常の比較器を用いた比較回路で構成することもでき
る。
(g)発明の効果 この発明によれば、回線の空き状態を検出するための
電圧を多段階にしかも容易に切り換えることができるた
め端末機器の使用状況等に応じて基準電圧を容易に設
定,変更できる利点がある。特に回線の切り換えによ
り供給電圧が変わってしまった場合、端末機器の増設
により使用時の最高電圧が変わってしまった場合、にも
回路を組み換えることなく容易に基準電圧を変更できる
ので回路組み換えの手間、およびそれに伴う時間の無駄
がない。
また、従来のように基準電圧が決められた回路を端末
機器に取りつけるようにしていた場合、種々の使用パタ
ーンを考慮して基準電圧ごとに多数の機種を品揃えして
おく必要があり、設置する場合にも全体のシステムを把
握してからでないと設置出来ず、さらに上述したように
回線や端末機器を変更する場合にはそれに合わせて回路
を交換する必要もあって非常に不便であったが、本発明
の回路は種々の場面でのフレキシビリティに富み、1機
種での対応範囲が飛躍的に増大する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である回線状態検出回路の回
路図を示し、第2図は端末機器の設置状態例を示した図
であり、第3図は端末機器の構成例を示した図である。 1−回線、3−回線状態判別回路、12−電圧設定部、14
−ホトカプラ(電圧比較部)、D1〜D3−ツェナーダイオ
ード、Sw1,Sw2−スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線に接続される複数の端末装置の各々に
    設けられる装置であって、 複数の基準電圧部、および、この複数の基準電圧部のう
    ちいずれかの基準電圧部を選択するスイッチを含む電圧
    設定部と、 選択された基準電圧部の電圧と回線電圧とを比較し、回
    線電圧が基準電圧以上であるときに回線空き判定信号を
    出力する電圧比較部と、 を備えてなる回線状態検出装置。
JP2084361A 1990-03-29 1990-03-29 回線状態検出装置 Expired - Lifetime JP2893059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2084361A JP2893059B2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 回線状態検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2084361A JP2893059B2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 回線状態検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03283737A JPH03283737A (ja) 1991-12-13
JP2893059B2 true JP2893059B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=13828386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2084361A Expired - Lifetime JP2893059B2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 回線状態検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2893059B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03283737A (ja) 1991-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5506573A (en) Remote sensor and method for detecting the on/off status of an automatically controlled appliance
US6493435B1 (en) Alarm system interface
US4807278A (en) Telecommunication controller having a telephone line sharing function
JP2893059B2 (ja) 回線状態検出装置
EP0748104B1 (en) Communication apparatus
JPS58115997A (ja) サ−ビス要求呼および連続性センサ回路
EP0103976B1 (en) Line concentrator
JP2584313B2 (ja) 自動データ通信システムの端末用網制御装置
KR100335787B1 (ko) 전화 자동 다이얼링기능을 이용한 정전통보시스템
KR920006209Y1 (ko) 스캐너방식의 원격시스템에서 전화 라인상태 감지회로
KR100560976B1 (ko) 통신망 자동선택 장치를 갖는 컴퓨터
JP3013017B2 (ja) 加入者線の回線試験回路
JP2731247B2 (ja) 網制御装置
JP3710006B2 (ja) 電話回線の極性検出回路
JPS58219863A (ja) 呼出信号検出装置
JPH0736576B2 (ja) 電話システム
JP2659874B2 (ja) 給電制御回路
JP2005217820A (ja) 端末網制御装置
JP3600987B2 (ja) 給電回路
JP2563577B2 (ja) 電話装置
JP2642720B2 (ja) 地気信号発生回路
US20090252156A1 (en) Voice over internet protocol switch devices
JPH0336927A (ja) 交流給電回路
JPH04340849A (ja) 端末網制御装置
JPS59221148A (ja) 呼出応答検出方式