JPH04303265A - 電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング装置

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JPH04303265A
JPH04303265A JP9172391A JP9172391A JPH04303265A JP H04303265 A JPH04303265 A JP H04303265A JP 9172391 A JP9172391 A JP 9172391A JP 9172391 A JP9172391 A JP 9172391A JP H04303265 A JPH04303265 A JP H04303265A
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JP
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image
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JP9172391A
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Takeshi Ando
安藤 威
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば文書の登録
あるいは検索を行う電子ファイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多量に発生する文書などの画像情
報をスキャナ(2次元走査装置)によって読み取り、こ
の読み取った画像情報を光ディスクに記憶(登録)する
とともに、この記憶されている任意の画像情報を検索し
て読み出し、それを出力装置、たとえばCRTディスプ
レイで目視し得る状態に出力する電子ファイリング装置
が実用化されている。
【0003】さて、この種の電子ファイリング装置を、
たとえば特許電子出願用の明細書を作成するためのワー
ドプロセッサ、および上記明細書を特許庁に電子出願す
るための電子出願用端末などと組み合わせてシステムを
構築する場合、電子ファイリング装置としては単に明細
書を保存するだけでなく、複数頁からなる明細書の頁め
くり表示処理および拡大/縮小/回転/スクロール/移
動/密度変換などの描画(VRC)処理、およびイメー
ジデータの変換機能が必要不可欠となる。
【0004】電子出願用特許文書(明細書)のフォーマ
ットは、JISの水準40をもとに構成されており、二
値図形データ(MMR圧縮、CCITT勧告T.6)と
文字コードデータとからなっている。しかし、これに代
表される二値図形データを含むコードデータを処理する
手法はこれまでに実現されていない。
【0005】二値図形データを含むコードデータの登録
については、たとえば図7に示すように、二値図形デー
タを含むコードデータの1ファイル分を1単位(1ファ
イル=1特許出願書類(複数文書・複数頁からなる))
として光ディスク1への登録が行われる。この場合、F
D(フロッピーディスク)を媒介として、あるいはRS
−232CやGPIBなどの通信プロトコル(いずれも
図示していない)で電子ファイリング装置内のメモリ2
上にデータを取り込み、二値図形データおよび頁数を意
識せずに、単に全体を1つの固まりとしてそのまま光デ
ィスク1に書き込むようになっている。また、イメージ
化して記憶する場合には、同様に、メモリ2上に取り込
んだデータのうち、二値図形データはCODEC(符号
/復号化回路)3を通して復号化し、文字コードデータ
はフォント化してそれぞれ画像メモリ4に転送した後、
光ディスク1に書き込むようになっている。
【0006】一般の二値図形データを含むコードデータ
の表示処理についても、ほぼこれと同様であり、復号化
した二値図形データとフォント化したコードデータとを
表示メモリ(図示しない)に転送することによって行わ
れる。
【0007】しかしながら、従来の電子ファイリング装
置においては、たとえばコードデータをVRC処理する
ための機能が付加されてはいるものの、二値図形データ
を含むコードデータは処理できないものとなっている。 すなわち、コードデータについては拡大/縮小/回転な
どのVRC処理が行えるが、二値図形データについては
再入力しなければならないなどの欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、二値図形データを含むコードデータをVR
C処理する際に、CODECを通して復号化すると原画
像と等倍/等方向に処理されてしまうため、二値図形デ
ータについてはその表示の状態を変更できないという欠
点があった。
【0009】そこで、この発明は、二値図形データを含
むコードデータの描画処理を実現し得、二値図形データ
の表示の状態を任意に変更することが可能な電子ファイ
リング装置を提供することを目的としている。
【0010】[発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の電子ファイリング装置にあっては、コ
ード情報と符号化された二値図形情報とからなる画像デ
ータを記憶する記憶手段と、この記憶手段より読み出さ
れた前記画像データを一時的に格納する格納手段と、こ
の格納手段に格納された前記画像データのうち、前記二
値図形情報を復号化する復号化手段と、この復号化手段
で復号化された前記二値図形情報を前記格納手段上に展
開する展開手段と、この展開手段によって前記格納手段
上に展開された二値図形情報に描画のための処理を施す
処理手段とから構成されている。
【0012】
【作用】この発明は、上記した手段により、二値図形情
報に対しても通常の画像データと同様のVRC処理を施
すことができるようになるため、様々な表示の状態を容
易に発生し得るものである。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0014】図4は、この発明の電子ファイリング装置
を示すものである。
【0015】すなわち、電子ファイリング装置は、メモ
リモジュール10、制御モジュール11、画像処理モジ
ュール30、通信制御モジュール31、スキャナ20、
光ディスク装置22、キーボード23、CRTディスプ
レイ24、プリンタ25、磁気ディスク装置27,28
、マウス29、システムバス41、および画像バス42
によって構成されている。
【0016】制御モジュール11は、画像データ(画像
情報)の記憶,検索,編集処理などのための各種の制御
を行うCPU12、および上記光ディスク装置22や磁
気ディスク装置27,28と上記CPU12などとを接
続するためのインターフェース回路17などから構成さ
れている。
【0017】CPU12には、上記キーボード23およ
びマウス29が接続されている。
【0018】メモリモジュール10は、画像データの記
憶,検索などのための各種の制御プログラムおよび管理
データを記憶するメインメモリ13、A4サイズの原稿
(文書)数ページ分の画像データに対応する記憶容量を
有する画像メモリとしてのページメモリ14、および表
示用インターフェースとしての表示メモリ15と表示制
御部16などから構成されている。
【0019】ページメモリ14の一部には、バッファメ
モリ領域14aが設けられている。このバッファメモリ
領域14aは、図示しないカウンタによって書き込み/
読み出しが制御されるようになっている。
【0020】ページメモリ14は、たとえば光ディスク
19に記憶する画像データや光ディスク19から読み出
された画像データを一時的に記憶するためのメモリであ
る。また、このページメモリ14には、上記画像データ
が二値図形データを含むコードデータの場合、その一部
に、復号化された二値図形データが作業用のイメージ部
品として展開されるようになっている。
【0021】表示メモリ15は、CRTディスプレイ2
4によって表示される画像データを一時的に記憶するた
めのものである。この表示メモリ15には、CRTディ
スプレイ24上の表示ウィンドウにおけるウィンドウに
実際に表示される画像データ、つまりページメモリ14
の画像データに対して、拡大,縮小,回転,フォント生
成または白黒反転などの画像処理が施された画像データ
が記憶されるものである。
【0022】表示制御部16は、CRTディスプレイ2
4の表示処理にかかる制御などを行うものである。
【0023】画像処理モジュール30は、画像データの
拡大,縮小処理を施す拡大縮小回路34、画像データを
縦横変換することによって回転処理を行う縦横変換回路
35、画像データの圧縮(冗長度を少なくする)を行う
符号化処理や伸長(少なくされた冗長度をもとに戻す)
を行う復号化処理を施す圧縮伸長回路(CODEC)3
6、スキャナ20用のスキャナインターフェース37、
プリンタ25用のプリンタインターフェース38、およ
び上記拡大縮小回路34並びに縦横変換回路35と上記
CODEC36,スキャナインターフェース37,プリ
ンタインターフェース38とを接続する内部バス39な
どによって構成されている。
【0024】通信制御モジュール31は、たとえばLA
Nに接続されるBCP(Bus  Communica
tion  Processor)などの通信インター
フェース44によって構成されている。
【0025】なお、通信制御モジュール31としては、
FCP(ファクシミリ接続機構)やパーソナルコンピュ
ータなどの外部機器とインターフェース(RS−232
C,GPIB,SCSI)を介して接続されるUPC(
ユニバーサル・コミュニケーション・プロセッサ)が設
けられたものであっても良い。
【0026】システムバス41は制御信号用のバスであ
り、制御モジュール11とメモリモジュール10,画像
処理モジュール30,通信制御モジュール31とを接続
するものである。
【0027】画像バス42は画像データ用のバスであり
、メモリモジュール10と画像処理モジュール30,通
信制御モジュール31とを接続するものである。
【0028】スキャナ20は、たとえば2次元走査装置
で、原稿上をレーザビーム光で2次元的に走査すること
により、原稿上の画像データに応じた電気信号を得るも
のである。
【0029】光ディスク装置22は、スキャナ20で読
み取られた画像データあるいは上記磁気ディスク装置2
8を介してフロッピーディスク28aより読み取られた
コードデータなどを光ディスク19に順次記憶するもの
である。また、キーボード23などによって指定される
検索情報あるいは画像サイズ,画像方向,ページ数など
の表示属性情報に対応した画像データを光ディスク19
から検索するものである。
【0030】キーボード23は、光ディスク19に記憶
するコードデータおよびイメージデータからなる画像デ
ータに対応する固有の検索情報、および記憶,検索,編
集処理などの各種の動作指令などを入力するものである
【0031】マウス29は、たとえばCRTディスプレ
イ24上の表示ウィンドウ上に表示されるカーソル(図
示しない)を上下,左右方向に任意に移動させ、所望の
位置で指示を与えることにより、そのカーソルが位置し
ている表示の内容(種々のモードや画像編集のための領
域指定またはアイコンなど)を選択または指示するもの
である。
【0032】CRTディスプレイ24は、たとえば陰極
線管表示装置であり、スキャナ20で読み取られた画像
データ、または磁気ディスク装置28を介して読み出さ
れたコードデータ、あるいは光ディスク装置22を介し
て読み出されたコードデータや画像データなどを表示す
るものである。このCRTディスプレイ24は、画像デ
ータを表示する表示領域に、最大、4つのウィンドウを
用いて4つの画像データを同時に表示することができる
マルチウィンドウ形表示装置となっている。この各ウィ
ンドウに表示された画像データは、それぞれ独立して拡
大,縮小,回転,スクロールなどの表示状態の設定が行
えるようになっている。
【0033】プリンタ25は、スキャナ20で読み取ら
れた画像データ、またはフロッピーディスク28aから
読み出されたコードデータ、光ディスク19から読み出
されたコードデータおよび画像データ、CRTディスプ
レイ24で表示されている画像データなどをプリントア
ウト(印刷)する、つまりハードコピーとして出力する
ものである。
【0034】磁気ディスク装置27は、ハードディスク
装置であり、この磁気ディスク装置27に装着された磁
気ディスク27aには各種の制御プログラムが記憶され
るとともに、キーボード23から入力された検索情報と
、この検索情報に対応する1件分のコードデータ,画像
データが記憶される光ディスク19上の記憶アドレス,
データサイズ,コードデータか画像データかを識別する
フラグ、および機密コードなどからなる検索・表示デー
タ(管理データ)がデータベース(DB)として記憶さ
れている。この検索・表示データは、光ディスク19の
装着時にその光ディスク19から読み取られて記憶され
るものである。
【0035】ここで、上記した記憶アドレスは論理アド
レスであり、アクセス時にはここから物理トラックアド
レスおよび物理セクタアドレスが算出されるようになっ
ている。
【0036】磁気ディスク装置28は、たとえば5.2
5インチのフロッピーディスク装置であり、図示しない
パーソナルコンピュータで作成されたCAD図面ファイ
ル、ワークシートファイル(図面データ)、図示しない
ワードプロセッサで作成されたテキストファイル(文書
)や文書データファイルなどのコードデータファイル、
および電子出願用特許文書などの二値図形データを含む
コードデータファイルをフロッピーディスク28aから
読み取るためのものである。
【0037】上記フロッピーディスク28aとしては、
種々のOS(オペレーティング  システム)に対応し
たものが設定される。
【0038】図5は、この実施例における文書管理体系
を示すものである。
【0039】すなわち、キャビネット、バインダ、書類
、ページの4階層を持ち、キャビネットは光ディスク1
9の片面に対応づけられている。
【0040】キャビネットの中には、最大で8個のバイ
ンダが定義でき、バインダ内には最大で30,000件
までの書類を登録することができる。この書類ごとにタ
イトルを持ち、その構造はバインダ単位で定義されてい
る。
【0041】上記書類はファイルの基本単位で、タイト
ルのほかに、日付、注釈(書類の説明文)や機密コード
を付加することができる。また、書類は、最大で409
5ページまでのページ(画像データ)で構成される。
【0042】このような管理体系は、紙ファイルとの整
合性を考慮したものであり、ページは紙ファイル(原稿
)1枚に対応することになる。すなわち、上記ページが
、紙ファイル1枚の画像データ、フロッピーディスク1
枚のデータ(ボリューム一括データ)、一つのコードフ
ァイルデータ(描画頁は複数頁となり得る)、あるいは
上記3種類のものがマージされたデータのいずれかとな
る。この結果、たとえば1つの書類内に、1ページ目と
して、所定のプログラムのソースファイル(コードデー
タ)、2ページ目としてワードプロセッサで作成された
プログラム仕様書(コードデータ)、3ページ目として
VRC処理の結果(イメージデータ)というように、従
来では全く別々に管理せざるを得なかったものを、きわ
めて要領よく管理することができる。
【0043】また、電子出願用特許文書のフォーマット
はJISの水準40をもとに、二値図形データ(MMR
圧縮、CCITT勧告T.6)と文字コードデータとか
ら構成されるものであるため、二値図形データとコード
データとが1ページ内に混在してファイルされることに
なる。
【0044】次に、ソフト環境およびタスク構成につい
て説明する。
【0045】図1は、本発明にかかる、ソフト環境およ
び外部ソフトウェアタスクの構成を示すものである。
【0046】まず、業務ソフトウェアの各機能について
概略的に説明すると、ファイル管理ソフト001は、フ
ロッピーディスク(FD)28aからコードデータの読
み出し、ページメモリ14へのコードデータの入力、光
ディスク(OD)19への登録の指示、コードデータの
VRC処理の要求、FD28aへの出力など、統合ファ
イリングのマンマシンの切り口としての、コードデータ
のFD28aへのI/Oやコードデータの一般管理を行
わしめるものである。
【0047】画像編集ソフト002は、イメージデータ
,コードデータの別を問わず、表示の管理を行わしめる
ものである。また、イメージデータのイメージ編集機能
をも有している。
【0048】描画制御部(メインDRAP)003は、
各種の業務ソフトウェアからのコードデータのVRC処
理の要求を受け、データの種類(たとえば、CAD図面
ファイル、文書データファイル、テキストファイル、特
許文書ファイル)の別により、各専用の描画ルーチンを
起動して処理を行うものである。
【0049】描画専用プロセッサ(サブDRAP)00
4a〜004nは、データの種類ごとにコードデータの
内容についての解釈を行い、VRC処理のための表示メ
モリ15(または、ページメモリ14)に対する描画要
求をIRM(OS)005に要求するものである。たと
えば、第n描画専用プロセッサ004nでは、特許庁に
より定められた特許文書のフォーマットのコードデータ
を解釈し、文字コードデータはIRM005のフォント
描画機能を用いて文字に、圧縮処理されている二値図形
データはOSのCODEC制御機能を用いてデコード(
復号)してイメージにそれぞれ変換するとともに、これ
を表示メモリ15(または、ページメモリ14)上のA
4用紙サイズ相当の領域にレイアウトするようになって
いる。
【0050】続いて、コードデータをFDから読み込み
画面表示する一般操作における、各種ソフトウェアの動
作順序について説明すると、CRTディスプレイ24に
表示中のプルダウンメニューの統合ファイル「FDから
入力」がマウスで選択される。すると、画像編集ソフト
002に対してeventが発行され、このソフト00
2がファイル管理ソフト001に画面表示を要求する。 そして、ファイルの選択後、(画像編集画面への)入力
実行の操作により、FD28aの磁気ディスク装置28
への装着を経て、コードデータの設定情報(処理単位や
データの種別など)をヘッダとして付加したコードデー
タをページメモリ14に取り込む。この後、画像編集ソ
フト002に対して、表示要求がビムコード(ページメ
モリ14上のイメージ/コードデータのシリアル管理番
号)とともに出される。
【0051】この表示要求を受けた画像編集ソフト00
2からは、画面の位置やビムコードなどの情報が付加さ
れたVRC処理要求が、描画制御部003に対して出力
される。
【0052】こうして、描画制御部003に対してVR
C処理要求が出されると、コードデータのヘッダ部のデ
ータ種別により該当する描画専用プロセッサ004a〜
004nとの間でコードデータ自身の書式の問合わせ、
この問合わせに対する応答、および描画要求(モデリン
グパラメータをパケットに含む)の応答などが行われる
。これにより、上述したデータの、表示メモリ15(ま
たは、ページメモリ14)へのレイアウトおよびイメー
ジプロセッシング処理が実行される。
【0053】ここで、コードデータはその種類により特
定の書式をもっており、台紙の大きさや縦書き/横書き
、原点(書き出しの位置)などのデータに固有の情報は
すべてサブDRAP側で解釈し、自身の解釈し得る書式
にてVRC処理を行うよう設計されている。また、どこ
に(表示メモリ15上、ページメモリ14上など)書く
か、およびどのように(拡大/縮小/回転/スクロール
など)書くかはすべてメインDRAP側でモデリングパ
ラメータ(二次表図形変換用演算要素)により管理し、
サブDRAP側ではまったく意識しないよう構成されて
いる。
【0054】次に、特許文書のような、二値図形データ
を含むコードデータをVRC処理する際の動作について
説明する。
【0055】図2は、VRC処理にかかる手順を示すも
のである。
【0056】たとえば、二値図形データを含むコードデ
ータは、一旦、ページメモリ14上に読み込まれる。こ
のページメモリ14は二次元アドレス管理されるもので
、あらかじめ復号化に必要な大きさの二次元のイメージ
部品が、復号化されたデータの受け口として用意されて
いる。
【0057】しかして、圧縮処理されている二値図形デ
ータは、CODEC36を通されて復号化された後、上
記したページメモリ14のイメージ部品上に展開される
。そして、表示のための大きさや位置などが演算され、
これにしたがってたとえば縦横変換回路35によって回
転処理が施されたデータが表示メモリ15上に展開され
る。これにより、図示の如く、二値図形データは回転さ
れて表示されることになる。
【0058】同様にして、拡大/縮小/スクロール/密
度変換などの処理を施しながら表示メモリ15上に展開
することにより、二値図形データの表示の状態をそれぞ
れ任意に変更することができる。
【0059】すなわち、二値図形データを含むコードデ
ータは直接、表示メモリ15に転送するのではなく、ペ
ージメモリ14の一部をワーク的に使用してCODEC
36でデコードされたイメージデータを確保しておき、
これに表示状態を加味した演算により求めた表示メモリ
15上の領域に転送し、文字コードデータはフォント処
理を行うことによりVRC処理される。
【0060】なお、図3に、上記したコードデータに含
まれる二値図形データの、表示状態の変更にかかる処理
の流れを示している。この方法によれば、複数の二値図
形データを含むコードデータの場合にも、毎回、必要な
分だけ確保するので無駄のない処理が可能である。
【0061】また、イメージ化する場合も、展開先のメ
モリがページメモリ14になるだけで、処理は同様であ
る。ただし、特許文書のフォーマットにおける解像度は
200ppiであり、電子ファイリング装置がフォント
の画質を向上するために400ppiを採用している場
合には、図6に示すように、イメージ化の際に二値図形
データが2倍に拡大されて転送されることになる。
【0062】上記したように、二値図形データに対して
も、通常の画像データと同様に、拡大縮小回路および縦
横変換回路といった画像処理モジュールを用いて高速に
画像処理できる。
【0063】すなわち、二値図形データを復号化する際
に作業用のイメージ部品を作成しておき、これに画像処
理用のハードウェアを用いて処理を施しながら表示メモ
リに転送、あるいはページメモリ上でイメージデータと
して編集するようにしている。これにより、二値図形デ
ータの回転/拡大/縮小/スクロールなど、様々な表示
の状態を容易に発生することが可能となる。したがって
、通常のコードデータと同様に、二値図形データを含む
コードデータのファイリング処理が実現できるものであ
る。
【0064】また、電子ファイリング装置が備える画像
処理用のハードウェアを十分に活用して処理を行うこと
ができるため、様々な表示の状態に耐え、しかも高速、
かつ高画質により表示およびVRC処理を行い得るもの
である。
【0065】さらに、イメージ化することなしに、つま
りコードデータはコードのまま、二値図形データは圧縮
されたままの状態で光ディスクに書き込むことができる
ため、記憶容量の節約をも図ることができるものである
【0066】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨を変えない範囲において、種
々変形実施可能なことは勿論である。
【0067】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれば
、二値図形データを含むコードデータの描画処理を実現
し得、二値図形データの表示の状態を任意に変更するこ
とが可能な電子ファイリング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる電子ファイリング
装置のソフト環境および外部ソフトウェアタスクの構成
を示す図。
【図2】同じく、二値図形データを含むコードデータの
VRC処理にかかる手順を説明するために示す図。
【図3】同じく、コードデータに含まれる二値図形デー
タの、表示状態の変更にかかる処理の流れを説明するた
めに示すフローチャート。
【図4】同じく、電子ファイリング装置の構成を示すブ
ロック図。
【図5】同じく、文書管理体系の一例を示す図。
【図6】同じく、二値図形データを含むコードデータを
イメージデータとして編集する際の手順を説明するため
に示す図。
【図7】従来技術とその問題点を説明するために示す図
【符号の説明】
003…描画制御部、004a〜004n…描画専用プ
ロセッサ、005…IRM、10…メモリモジュール、
11…制御モジュール、12…CPU、13…メインメ
モリ、14…ページメモリ、15…表示メモリ、19…
光ディスク、20…スキャナ、22…光ディスク装置、
23…キーボード、24…CRTディスプレイ装置、2
8…磁気ディスク装置、28a…フロッピーディスク、
34…拡大縮小回路、35…縦横変換回路、36…CO
DEC。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コード情報と符号化された二値図形情
    報とからなる画像データを記憶する記憶手段と、この記
    憶手段より読み出された前記画像データを一時的に格納
    する格納手段と、この格納手段に格納された前記画像デ
    ータのうち、前記二値図形情報を復号化する復号化手段
    と、この復号化手段で復号化された前記二値図形情報を
    前記格納手段上に展開する展開手段と、この展開手段に
    よって前記格納手段上に展開された二値図形情報に描画
    のための処理を施す処理手段とを具備したことを特徴と
    する電子ファイリング装置。
JP9172391A 1991-03-29 1991-03-29 電子ファイリング装置 Pending JPH04303265A (ja)

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