JPH0793348A - 画像情報処理装置 - Google Patents
画像情報処理装置Info
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- JPH0793348A JPH0793348A JP5234536A JP23453693A JPH0793348A JP H0793348 A JPH0793348 A JP H0793348A JP 5234536 A JP5234536 A JP 5234536A JP 23453693 A JP23453693 A JP 23453693A JP H0793348 A JPH0793348 A JP H0793348A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検索に使用するタイトルや検索キーワードを
簡単な作業で登録でき、しかもその登録を正確に行うこ
とができる画像情報処理装置の提供。 【構成】 スキャナ装置１８により読取られた原稿の画
像データは、文字認識部３９に転送される。文字認識部
３９は、射影処理により原稿の外枠６０を抽出し、抽出
した外枠６０の位置を基準としての定型位置６１、６２
の枠内の文字を認識する。認識された文字データは、タ
イトルや検索キ−ワ−ドとして磁気ディスク２６に登録
される。
簡単な作業で登録でき、しかもその登録を正確に行うこ
とができる画像情報処理装置の提供。 【構成】 スキャナ装置１８により読取られた原稿の画
像データは、文字認識部３９に転送される。文字認識部
３９は、射影処理により原稿の外枠６０を抽出し、抽出
した外枠６０の位置を基準としての定型位置６１、６２
の枠内の文字を認識する。認識された文字データは、タ
イトルや検索キ−ワ−ドとして磁気ディスク２６に登録
される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報処理装置に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】図面や書類等を光学的に読取り、光ディ
スク等の記録媒体に記録する電子ファイリング装置は、
大量の図面や書類等を記録媒体にコンパクトに収納する
ことができる。
スク等の記録媒体に記録する電子ファイリング装置は、
大量の図面や書類等を記録媒体にコンパクトに収納する
ことができる。
【０００３】このような電子ファイリング装置では、記
録媒体に記録された図面や書類等の中から所望のものを
迅速に検索できるように、記録時に図面や書類等のタイ
トルや検索キーワードを予め登録してデータベース化す
ることが行われている。例えば、図面には、その図面の
名称や図面番号があることから、図面の名称をタイトル
として、また図面番号を検索キーワードとして登録して
いる。
録媒体に記録された図面や書類等の中から所望のものを
迅速に検索できるように、記録時に図面や書類等のタイ
トルや検索キーワードを予め登録してデータベース化す
ることが行われている。例えば、図面には、その図面の
名称や図面番号があることから、図面の名称をタイトル
として、また図面番号を検索キーワードとして登録して
いる。
【０００４】しかしながら、従来、このような登録作業
をオペレ−タがキ−ボ−ド等の入力装置を用いて手作業
により行っていたため、登録に手間を要し、また誤入力
の虞れがあるという問題があった。
をオペレ−タがキ−ボ−ド等の入力装置を用いて手作業
により行っていたため、登録に手間を要し、また誤入力
の虞れがあるという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電子
ファイリング装置では、記録時に図面や書類等のタイト
ルや検索キーワードを予め登録してデータベース化して
いたが、登録作業を手作業により行っていたため、登録
に手間を要し、また誤入力の虞れがあるという問題があ
った。
ファイリング装置では、記録時に図面や書類等のタイト
ルや検索キーワードを予め登録してデータベース化して
いたが、登録作業を手作業により行っていたため、登録
に手間を要し、また誤入力の虞れがあるという問題があ
った。
【０００６】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、検索に使用するタイトルや検索キーワー
ドを簡単な作業で登録でき、しかもその登録を正確に行
うことができる画像情報処理装置を提供することを目的
としている。
されたもので、検索に使用するタイトルや検索キーワー
ドを簡単な作業で登録でき、しかもその登録を正確に行
うことができる画像情報処理装置を提供することを目的
としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の画像情報処理装
置は、原稿から画像情報を読取る読取手段と、この読取
手段により読取られた画像情報のうち前記原稿の予め定
められた所定の位置に対応する部分の文字を認識する文
字認識手段と、前記読取手段により読取られた画像情報
を記憶する第１の記憶手段と、前記文字認識手段により
認識された文字を、前記第１の記憶手段により記憶され
た画像情報の検索情報として、前記画像情報と対応付け
て記憶する第２の記憶手段とを具備する。
置は、原稿から画像情報を読取る読取手段と、この読取
手段により読取られた画像情報のうち前記原稿の予め定
められた所定の位置に対応する部分の文字を認識する文
字認識手段と、前記読取手段により読取られた画像情報
を記憶する第１の記憶手段と、前記文字認識手段により
認識された文字を、前記第１の記憶手段により記憶され
た画像情報の検索情報として、前記画像情報と対応付け
て記憶する第２の記憶手段とを具備する。
【０００８】原稿に外枠が設けられ、この外枠を基準と
した所定の位置に検索情報に対応する文字が記載されて
いる場合には、文字認識手段は、外枠の位置を検出し、
この検出された位置を基準とした所定の位置の文字を認
識するようにしてもよい。その場合、外枠の位置の検出
は、画像情報のＸ軸およびＹ軸への斜影をとり、この斜
影に基づきＸ軸およびＹ軸の各外枠の位置を検出するよ
うにしてもよい。 また、本発明では、文字認識手段に
より認識された文字を訂正する文字訂正手段をさらに設
けてもよい。
した所定の位置に検索情報に対応する文字が記載されて
いる場合には、文字認識手段は、外枠の位置を検出し、
この検出された位置を基準とした所定の位置の文字を認
識するようにしてもよい。その場合、外枠の位置の検出
は、画像情報のＸ軸およびＹ軸への斜影をとり、この斜
影に基づきＸ軸およびＹ軸の各外枠の位置を検出するよ
うにしてもよい。 また、本発明では、文字認識手段に
より認識された文字を訂正する文字訂正手段をさらに設
けてもよい。
【０００９】
【作用】本発明では、画像情報を登録する際、原稿上の
検索情報として使用される文字を文字認識し、この文字
情報を画像情報と対応付けて記憶させているので、検索
に使用するタイトルや検索キーワードを簡単な作業で登
録でき、しかもその登録を正確に行うことができる。
検索情報として使用される文字を文字認識し、この文字
情報を画像情報と対応付けて記憶させているので、検索
に使用するタイトルや検索キーワードを簡単な作業で登
録でき、しかもその登録を正確に行うことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例に係る電子ファイ
リング装置の構成を示すブロック図である。
リング装置の構成を示すブロック図である。
【００１２】同図に示す電子ファイリング装置は、制御
モジュ−ル１０、メモリモジュ−ル１２、画像処理モジ
ュ−ル１４、通信制御モジュ−ル１６、スキャナ装置１
８、光ディスク１９並びに光ディスク装置２０、キ−ボ
−ド２３、ＣＲＴディスプレイ装置２４、プリンタ装置
２５、磁気ディスク２６並びに磁気ディスク装置２７、
マウス２９、システムバス３０、画像バス３２、文字認
識部３９およびアドレス発生部４３から構成される。
モジュ−ル１０、メモリモジュ−ル１２、画像処理モジ
ュ−ル１４、通信制御モジュ−ル１６、スキャナ装置１
８、光ディスク１９並びに光ディスク装置２０、キ−ボ
−ド２３、ＣＲＴディスプレイ装置２４、プリンタ装置
２５、磁気ディスク２６並びに磁気ディスク装置２７、
マウス２９、システムバス３０、画像バス３２、文字認
識部３９およびアドレス発生部４３から構成される。
【００１３】制御モジュ−ル１０は、画像の記憶、検索
および編集処理等のための各種制御を行うＣＰＵ３４、
および光ディスク装置２０、磁気ディスク装置２７とＣ
ＰＵ３４とを接続するインタ−フェ−ス回路３６から構
成される。ＣＰＵ３４には、キ−ボ−ド２３およびマウ
ス２９が接続されている。
および編集処理等のための各種制御を行うＣＰＵ３４、
および光ディスク装置２０、磁気ディスク装置２７とＣ
ＰＵ３４とを接続するインタ−フェ−ス回路３６から構
成される。ＣＰＵ３４には、キ−ボ−ド２３およびマウ
ス２９が接続されている。
【００１４】メモリモジュ−ル１２は、画像の記憶、検
索、編集等の各種制御プログラムおよび管理情報等を記
憶するメインメモリ３８、Ａ４サイズの原稿数ペ−ジ分
の画像に対応する記憶容量を有する画像メモリとしての
ペ−ジメモリ４０、表示用インタ−フェ−スとしての表
示メモリ４２、および表示制御部４４を具備する。ペ−
ジメモリ４０の一部には、バッファメモリ領域４０ａを
設けてある。ペ−ジメモリ４０は、例えば光ディスク１
９に記憶する画像デ−タや光ディスク１９から読み出さ
れた画像デ−タを一時的に記憶するメモリである。
索、編集等の各種制御プログラムおよび管理情報等を記
憶するメインメモリ３８、Ａ４サイズの原稿数ペ−ジ分
の画像に対応する記憶容量を有する画像メモリとしての
ペ−ジメモリ４０、表示用インタ−フェ−スとしての表
示メモリ４２、および表示制御部４４を具備する。ペ−
ジメモリ４０の一部には、バッファメモリ領域４０ａを
設けてある。ペ−ジメモリ４０は、例えば光ディスク１
９に記憶する画像デ−タや光ディスク１９から読み出さ
れた画像デ−タを一時的に記憶するメモリである。
【００１５】表示メモリ４２は、ＣＲＴディスプレイ装
置２４に表示する画像の画像デ−タを一時的に記憶す
る。表示メモリ４２には、ＣＲＴディスプレイ装置２４
における表示ウインドウ内に実際に表示される画像、例
えばペ−ジメモリ４０からの画像、あるいはバッファメ
モリ４０ａからの画像に対して、拡大、縮小、回転、挿
入、または白黒反転等を施された画像デ−タを記憶す
る。
置２４に表示する画像の画像デ−タを一時的に記憶す
る。表示メモリ４２には、ＣＲＴディスプレイ装置２４
における表示ウインドウ内に実際に表示される画像、例
えばペ−ジメモリ４０からの画像、あるいはバッファメ
モリ４０ａからの画像に対して、拡大、縮小、回転、挿
入、または白黒反転等を施された画像デ−タを記憶す
る。
【００１６】表示制御部４４はＣＲＴディスプレイ装置
２４の表示処理の制御等を行う。
２４の表示処理の制御等を行う。
【００１７】画像処理モジュ−ル１４は、画像の拡大、
縮小処理を施す拡大縮小回路４６、画像の回転処理を行
う縦横変換回路４８、画像の圧縮（冗長度を少なくす
る）を行う符号化処理および伸長（少なくされた冗長度
を元に戻す）を行う復号化処理を施す圧縮伸長回路（Ｃ
ＯＤＥＣ）５０、スキャナ装置１８用のスキャナインタ
−フェ−ス５２、プリンタ装置２５用のプリンタインタ
−フェ−ス５４、および拡大縮小回路４６並びに縦横変
換回路４８と、圧縮伸長回路５０、スキャナインタ−フ
ェ−ス５２並びにプリンタインタ−フェ−ス５４とを接
続する内部バス５６から構成される。圧縮伸長回路５０
は、ＭＨ（Modified Huffman）方式、あるいはＭＲ（Mo
dified Read ）方式などを用いて、帯域圧縮、あるいは
帯域伸長を行う。
縮小処理を施す拡大縮小回路４６、画像の回転処理を行
う縦横変換回路４８、画像の圧縮（冗長度を少なくす
る）を行う符号化処理および伸長（少なくされた冗長度
を元に戻す）を行う復号化処理を施す圧縮伸長回路（Ｃ
ＯＤＥＣ）５０、スキャナ装置１８用のスキャナインタ
−フェ−ス５２、プリンタ装置２５用のプリンタインタ
−フェ−ス５４、および拡大縮小回路４６並びに縦横変
換回路４８と、圧縮伸長回路５０、スキャナインタ−フ
ェ−ス５２並びにプリンタインタ−フェ−ス５４とを接
続する内部バス５６から構成される。圧縮伸長回路５０
は、ＭＨ（Modified Huffman）方式、あるいはＭＲ（Mo
dified Read ）方式などを用いて、帯域圧縮、あるいは
帯域伸長を行う。
【００１８】通信制御モジュ−ル１６は、例えばロ−カ
ルエリアネットワ−ク（ＬＡＮ）に接続するＢＣＰ（Bu
s Communication Processor ）等の通信インタ−フェ−
ス５８から構成される。通信制御モジュ−ル１６には、
ＦＣＰ（ファクシミリ接続機構）、パソコン等の外部機
器とインタ−フェ−スを介して接続するＵＣＰ（Univer
sal Communication Processor ）を設けても良い。
ルエリアネットワ−ク（ＬＡＮ）に接続するＢＣＰ（Bu
s Communication Processor ）等の通信インタ−フェ−
ス５８から構成される。通信制御モジュ−ル１６には、
ＦＣＰ（ファクシミリ接続機構）、パソコン等の外部機
器とインタ−フェ−スを介して接続するＵＣＰ（Univer
sal Communication Processor ）を設けても良い。
【００１９】システムバス３０は、各種装置の制御信号
用のバスであり、制御モジュ−ル１０と、メモリモジュ
−ル１２と、画像処理モジュ−ル１４と、通信制御モジ
ュ−ル１６とを接続する。
用のバスであり、制御モジュ−ル１０と、メモリモジュ
−ル１２と、画像処理モジュ−ル１４と、通信制御モジ
ュ−ル１６とを接続する。
【００２０】画像バス３２は、画像デ−タ用のバスであ
り、メモリモジュ−ル１２と、画像処理モジュ−ル１４
と、通信制御モジュ−ル１６とを接続する。
り、メモリモジュ−ル１２と、画像処理モジュ−ル１４
と、通信制御モジュ−ル１６とを接続する。
【００２１】文字認識部３９は、画像の文字を認識す
る。
る。
【００２２】アドレス発生部４３は、ペ−ジメモリ４０
のアドレスを発生する。
のアドレスを発生する。
【００２３】スキャナ装置１８は、例えば原稿（文書）
上をレ−ザビ−ム光で２次元走査することにより原稿上
の画像に応じた電気信号を得る２次元走査装置から構成
される。スキャナ装置１８には、原稿を自動的に送る自
動原稿送り装置１８ａが設置されている。
上をレ−ザビ−ム光で２次元走査することにより原稿上
の画像に応じた電気信号を得る２次元走査装置から構成
される。スキャナ装置１８には、原稿を自動的に送る自
動原稿送り装置１８ａが設置されている。
【００２４】光ディスク装置２０は、スキャナインタ−
フェ−ス２０ａを介してスキャナ装置１８で読み取った
画像の画像デ−タを光ディスク１９に順次格納すると共
に、キ−ボ−ド２３等によって指定した検索コ−ドに対
応した画像デ−タを光ディスク１９から検索する。
フェ−ス２０ａを介してスキャナ装置１８で読み取った
画像の画像デ−タを光ディスク１９に順次格納すると共
に、キ−ボ−ド２３等によって指定した検索コ−ドに対
応した画像デ−タを光ディスク１９から検索する。
【００２５】キ−ボ−ド２３は、記憶、検索、編集処理
等の各種動作指令等を入力するために使用する。
等の各種動作指令等を入力するために使用する。
【００２６】マウス２９は、例えばＣＲＴディスプレイ
装置２４の表示ウインドウ上に表示されるカ−ソル（図
示せず）を上下、左右方向に任意に移動させ、所望の位
置で指示を与えることにより、カ−ソルが位置している
表示内容（種々の動作モ−ド、タイトルあるいは画像編
集のための領域指定またはアイコン等）を選択または指
示するために使用する。
装置２４の表示ウインドウ上に表示されるカ−ソル（図
示せず）を上下、左右方向に任意に移動させ、所望の位
置で指示を与えることにより、カ−ソルが位置している
表示内容（種々の動作モ−ド、タイトルあるいは画像編
集のための領域指定またはアイコン等）を選択または指
示するために使用する。
【００２７】ＣＲＴディスプレイ装置（陰極線管表示装
置）２４は、スキャナ装置１８で読み取った画像デ−タ
並びに光ディスク１９から検索された画像デ−タに基づ
いて画像を表示する。ＣＲＴディスプレイ装置２４の表
示ウインドウ上の上端、下端、右端にはアイコン等が表
示される。
置）２４は、スキャナ装置１８で読み取った画像デ−タ
並びに光ディスク１９から検索された画像デ−タに基づ
いて画像を表示する。ＣＲＴディスプレイ装置２４の表
示ウインドウ上の上端、下端、右端にはアイコン等が表
示される。
【００２８】プリンタ装置２５は、スキャナ装置１８で
読み取った画像デ−タに基づく画像、光ディスク１９か
ら検索された画像デ−タに基づく画像あるいはＣＲＴデ
ィスプレイ装置２４で表示している画像を印字出力（ハ
−ドコピ−）するために使用する。
読み取った画像デ−タに基づく画像、光ディスク１９か
ら検索された画像デ−タに基づく画像あるいはＣＲＴデ
ィスプレイ装置２４で表示している画像を印字出力（ハ
−ドコピ−）するために使用する。
【００２９】磁気ディスク装置２７は、装着された磁気
ディスク２６に、各種制御プログラムを格納すると共
に、後述する動作により入力された検索コ−ドと当該検
索コ−ドに対応する画像デ−タが格納された光ディスク
１９上の記憶アドレス、画面サイズ、検索頻度等からな
る検索デ−タ（検索情報）を格納する。
ディスク２６に、各種制御プログラムを格納すると共
に、後述する動作により入力された検索コ−ドと当該検
索コ−ドに対応する画像デ−タが格納された光ディスク
１９上の記憶アドレス、画面サイズ、検索頻度等からな
る検索デ−タ（検索情報）を格納する。
【００３０】ここで、磁気ディスク２６に格納される検
索デ−タは、所定の形式の文書管理テ−ブルによって管
理されるようになっている。この文書管理テ−ブルは、
図２に示すように、タイトル管理テ−ブル２６ａと、検
索キ−ワ−ドテ−ブル２６ｂと、ペ−ジ管理テ−ブル２
６ｃと、レコ−ド管理テ−ブル２６ｄとから構成され
る。
索デ−タは、所定の形式の文書管理テ−ブルによって管
理されるようになっている。この文書管理テ−ブルは、
図２に示すように、タイトル管理テ−ブル２６ａと、検
索キ−ワ−ドテ−ブル２６ｂと、ペ−ジ管理テ−ブル２
６ｃと、レコ−ド管理テ−ブル２６ｄとから構成され
る。
【００３１】タイトル管理テ−ブル２６ａには、登録番
号に対応して１つの書類番号とそのタイトルを格納して
ある。
号に対応して１つの書類番号とそのタイトルを格納して
ある。
【００３２】検索キ−ワ−ドテ−ブル２６ｂには、タイ
トル管理テ−ブル２６ａに格納された登録番号に対応す
る複数の検索キ−ワ−ド（検索情報）を格納してある。
トル管理テ−ブル２６ａに格納された登録番号に対応す
る複数の検索キ−ワ−ド（検索情報）を格納してある。
【００３３】ペ−ジ管理テ−ブル２６ｃには、１つの書
類のペ−ジ単位にレコ−ド番号を格納してある。すなわ
ち、１ペ−ジごとに１つのレコ−ド番号が対応して格納
されている。
類のペ−ジ単位にレコ−ド番号を格納してある。すなわ
ち、１ペ−ジごとに１つのレコ−ド番号が対応して格納
されている。
【００３４】レコ−ド管理テ−ブル２６ｄには、レコ−
ド番号ごとに、当該画像デ−タの光ディスク１９におけ
る記憶アドレス（記憶開始位置）、画像長（文書サイ
ズ、ペ−ジ数）、圧縮方式や解像度等の画像属性、およ
び検索頻度（アクセス頻度）を格納してある。ここで、
記憶アドレスは論理アドレスであり、画像デ−タへのア
クセス時にはこの記憶アドレスから物理トラックアドレ
スおよび物理セクタアドレスを算出する。
ド番号ごとに、当該画像デ−タの光ディスク１９におけ
る記憶アドレス（記憶開始位置）、画像長（文書サイ
ズ、ペ−ジ数）、圧縮方式や解像度等の画像属性、およ
び検索頻度（アクセス頻度）を格納してある。ここで、
記憶アドレスは論理アドレスであり、画像デ−タへのア
クセス時にはこの記憶アドレスから物理トラックアドレ
スおよび物理セクタアドレスを算出する。
【００３５】以上のように構成した電子ファイリング装
置において、原稿を光ディスク１９に登録する場合の動
作を図３に示すフローチャートに基づき説明する。
置において、原稿を光ディスク１９に登録する場合の動
作を図３に示すフローチャートに基づき説明する。
【００３６】まず、電子ファイリング装置を登録モ−ド
に設定する（ステップ３０１）。これは、キ−ボ−ド２
３またはマウス２９の操作によって行われる。キ−ボ−
ド２３またはマウス２９により入力された登録モ−ドの
設定命令は、ＣＰＵ３４に伝えられる。ＣＰＵ３４は、
メインメモリ３８に記憶された画像記憶の制御プログラ
ムに基づく制御を開始する。
に設定する（ステップ３０１）。これは、キ−ボ−ド２
３またはマウス２９の操作によって行われる。キ−ボ−
ド２３またはマウス２９により入力された登録モ−ドの
設定命令は、ＣＰＵ３４に伝えられる。ＣＰＵ３４は、
メインメモリ３８に記憶された画像記憶の制御プログラ
ムに基づく制御を開始する。
【００３７】次に、スキャナ装置１８に原稿をセットす
る（ステップ３０２）。ここで、本実施例に使用される
原稿（図面）は、図４に示すように、外枠６０が設けら
れ、右下の隅に所定の大きさの図面の名称を記載する欄
６１および図面番号を記載する欄６２が設けられてい
る。本実施例では、図面の名称の欄６１に記載された図
面の名称（例えば、図５に示すＴＯＳＦｉｌｅ ＮＳ９
０）をタイトルとして、また図面番号の欄６２に記載さ
れた図面番号（例えば、図５に示す１２３４５６７８９
０）を検索キーワードとして登録するものとする。
る（ステップ３０２）。ここで、本実施例に使用される
原稿（図面）は、図４に示すように、外枠６０が設けら
れ、右下の隅に所定の大きさの図面の名称を記載する欄
６１および図面番号を記載する欄６２が設けられてい
る。本実施例では、図面の名称の欄６１に記載された図
面の名称（例えば、図５に示すＴＯＳＦｉｌｅ ＮＳ９
０）をタイトルとして、また図面番号の欄６２に記載さ
れた図面番号（例えば、図５に示す１２３４５６７８９
０）を検索キーワードとして登録するものとする。
【００３８】次に、スキャナ装置１８にセットされた原
稿を読取る（ステップ３０３）。この動作は、スキャナ
装置１８に原稿をセットした後、キ−ボ−ド２３または
マウス２９により所定の操作をすることで開始される。
スキャナ装置１８により読取られた画像データは、スキ
ャナインタ−フェ−ス２０ａおよび画像バス３２を介し
てページメモリ４０に格納される。
稿を読取る（ステップ３０３）。この動作は、スキャナ
装置１８に原稿をセットした後、キ−ボ−ド２３または
マウス２９により所定の操作をすることで開始される。
スキャナ装置１８により読取られた画像データは、スキ
ャナインタ−フェ−ス２０ａおよび画像バス３２を介し
てページメモリ４０に格納される。
【００３９】スキャナ装置１８による原稿の読取りが終
了した後、ページメモリ４０に格納された画像データを
文字認識部３９に転送する（ステップ３０４）。
了した後、ページメモリ４０に格納された画像データを
文字認識部３９に転送する（ステップ３０４）。
【００４０】画像データが転送された文字認識部３９
は、まず射影処理により図４に示した原稿の外枠６０を
抽出する（ステップ３０５）。射影処理とは、原稿の縦
方向の１ラインの黒画素の数のトータルを算出する処理
を各ラインについて行い（例えば、その結果が図４のｙ
軸への射影の値）、同様に原稿の横方向の１ラインの黒
画素の数のトータルを算出する処理を各ラインについて
行い（例えば、その結果が図４のｘ軸への射影の値）、
縦横各２か所、合計４か所のピークに対応するラインを
外枠とみなす処理をいう。
は、まず射影処理により図４に示した原稿の外枠６０を
抽出する（ステップ３０５）。射影処理とは、原稿の縦
方向の１ラインの黒画素の数のトータルを算出する処理
を各ラインについて行い（例えば、その結果が図４のｙ
軸への射影の値）、同様に原稿の横方向の１ラインの黒
画素の数のトータルを算出する処理を各ラインについて
行い（例えば、その結果が図４のｘ軸への射影の値）、
縦横各２か所、合計４か所のピークに対応するラインを
外枠とみなす処理をいう。
【００４１】次に、文字認識部３９は、抽出した外枠６
０の位置を基準として定型位置の枠（図面の名称の欄６
１および図面番号の欄６２）から画像データを抽出する
（ステップ３０６）。なお、外枠６０の位置を基準とし
ての図面の名称の欄６１および図面番号の欄６２の位置
は、予め例えば画像記憶の制御プログラムに設定されて
いる。
０の位置を基準として定型位置の枠（図面の名称の欄６
１および図面番号の欄６２）から画像データを抽出する
（ステップ３０６）。なお、外枠６０の位置を基準とし
ての図面の名称の欄６１および図面番号の欄６２の位置
は、予め例えば画像記憶の制御プログラムに設定されて
いる。
【００４２】次に、文字認識部３９は、図面の名称の欄
６１および図面番号の欄６２より抽出した画像データよ
り文字認識処理を行う（ステップ３０７）。
６１および図面番号の欄６２より抽出した画像データよ
り文字認識処理を行う（ステップ３０７）。
【００４３】認識された文字データは、表示メモリ４
２、表示制御部４４を介してＣＲＴディスプレイ装置２
４に送られ、ＣＲＴディスプレイ装置２４において認識
された文字の表示が行われる。オペレータは、この表示
をもとに訂正処理を行う（ステップ３０８）。ＣＲＴデ
ィスプレイ装置２４に表示された文字に誤りがある場合
には、キ−ボ−ド２３またはマウス２９の操作により訂
正する。
２、表示制御部４４を介してＣＲＴディスプレイ装置２
４に送られ、ＣＲＴディスプレイ装置２４において認識
された文字の表示が行われる。オペレータは、この表示
をもとに訂正処理を行う（ステップ３０８）。ＣＲＴデ
ィスプレイ装置２４に表示された文字に誤りがある場合
には、キ−ボ−ド２３またはマウス２９の操作により訂
正する。
【００４４】認識された文字データは、磁気ディスク２
６に登録される（ステップ３０９）。図面の名称の欄６
１の文字は、タイトルとして図２に示したタイトル管理
テ−ブル２６ａに登録され、図面番号の欄６２の文字
は、検索キ−ワ−ド（検索情報）として検索キ−ワ−ド
テ−ブル２６ｂに登録される。
６に登録される（ステップ３０９）。図面の名称の欄６
１の文字は、タイトルとして図２に示したタイトル管理
テ−ブル２６ａに登録され、図面番号の欄６２の文字
は、検索キ−ワ−ド（検索情報）として検索キ−ワ−ド
テ−ブル２６ｂに登録される。
【００４５】この後、ページメモリ４０に格納されてい
る原稿全体の画像データは、ＣＯＤＥＣ５０により圧縮
処理がされ、インターフェース回路３６を介して光ディ
スク装置２０に送られる。光ディスク装置２０は、この
画像データを光ディスク１９に登録する（ステップ３１
０）。
る原稿全体の画像データは、ＣＯＤＥＣ５０により圧縮
処理がされ、インターフェース回路３６を介して光ディ
スク装置２０に送られる。光ディスク装置２０は、この
画像データを光ディスク１９に登録する（ステップ３１
０）。
【００４６】以上の動作で１枚の原稿の登録処理が終了
する（ステップ３１１）。次に登録する原稿があれば再
びスキャナ装置１８に原稿をセットすれば、上述した動
作と同じ動作により登録処理が行われる。
する（ステップ３１１）。次に登録する原稿があれば再
びスキャナ装置１８に原稿をセットすれば、上述した動
作と同じ動作により登録処理が行われる。
【００４７】このように本実施例の電子ファイリング装
置では、原稿の登録処理を行う場合、オペレータはスキ
ャナ装置１８に原稿をセットする操作だけを行えばよ
く、従来のようなタイトルや検索キ−ワ−ドをキーボー
ド等により入力する操作を行う必要がないので、原稿の
登録処理を簡単な操作で行える。また、タイトルや検索
キ−ワ−ドの入力を文字認識処理によって行っているの
で、その登録を正確に行うことができる。
置では、原稿の登録処理を行う場合、オペレータはスキ
ャナ装置１８に原稿をセットする操作だけを行えばよ
く、従来のようなタイトルや検索キ−ワ−ドをキーボー
ド等により入力する操作を行う必要がないので、原稿の
登録処理を簡単な操作で行える。また、タイトルや検索
キ−ワ−ドの入力を文字認識処理によって行っているの
で、その登録を正確に行うことができる。
【００４８】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れない。
れない。
【００４９】例えば、上述した実施例では、登録する原
稿として図面を例にして説明したが、タイトルや検索キ
−ワ−ドが記載される位置が特定できるものであれば他
の原稿であっても構わない。
稿として図面を例にして説明したが、タイトルや検索キ
−ワ−ドが記載される位置が特定できるものであれば他
の原稿であっても構わない。
【００５０】また、上述した実施例では、タイトルや検
索キ−ワ−ドが記載される位置を特定するために斜影処
理を行っていたが、他の処理によってタイトルや検索キ
−ワ−ドが記載される位置を特定しても構わない。
索キ−ワ−ドが記載される位置を特定するために斜影処
理を行っていたが、他の処理によってタイトルや検索キ
−ワ−ドが記載される位置を特定しても構わない。
【００５１】さらに、上述した実施例では、タイトルや
検索キ−ワ−ドを磁気ディスク２６に登録していたが、
光ディスク１９に登録するようにしてもよい。
検索キ−ワ−ドを磁気ディスク２６に登録していたが、
光ディスク１９に登録するようにしてもよい。
【００５２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
索に使用するタイトルや検索キーワードを簡単な作業で
登録でき、しかもその登録を正確に行うことができる。
索に使用するタイトルや検索キーワードを簡単な作業で
登録でき、しかもその登録を正確に行うことができる。
【図１】 本発明の一実施例に係る電子ファイリング装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図２】 図１に示した電子ファイリング装置の文書管
理テ−ブルを説明するための図である。
理テ−ブルを説明するための図である。
【図３】 本発明の一実施例に係る電子ファイリング装
置の原稿登録動作を示すフロ−チャ−トである。
置の原稿登録動作を示すフロ−チャ−トである。
【図４】 本発明の一実施例に係る電子ファイリング装
置の文字認識部における射影処理を説明するための図で
ある。
置の文字認識部における射影処理を説明するための図で
ある。
【図５】 本発明の一実施例に係る電子ファイリング装
置により登録されるタイトルおよび検索キ−ワ−ドを説
明するための図である。
置により登録されるタイトルおよび検索キ−ワ−ドを説
明するための図である。
１０…制御モジュ−ル、１２…メモリモジュ−ル、１８
…スキャナ装置、１９…光ディスク、２０…光ディスク
装置、２６…磁気ディスク、２７…磁気ディスク装置、
３９…文字認識部。
…スキャナ装置、１９…光ディスク、２０…光ディスク
装置、２６…磁気ディスク、２７…磁気ディスク装置、
３９…文字認識部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 8125−5Ｌ Ｇ０６Ｆ 15/62 ３３０ Ｄ
Claims (4)
- 【請求項１】 原稿から画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像情報のうち前記原稿
の予め定められた所定の位置に対応する部分の文字を認
識する文字認識手段と、 前記読取手段により読取られた画像情報を記憶する第１
の記憶手段と、 前記文字認識手段により認識された文字を、前記第１の
記憶手段により記憶された画像情報の検索情報として、
前記画像情報と対応付けて記憶する第２の記憶手段とを
具備することを特徴とする画像情報処理装置。 - 【請求項２】 外枠が設けられているとともに、この外
枠を基準とした所定の位置に検索情報に対応する文字が
記載された原稿から画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像情報のうち前記外枠
の位置を検出するとともに、この検出された位置を基準
とした所定の位置の文字を認識する文字認識手段と、 前記読取手段により読取られた画像情報を記憶する第１
の記憶手段と、 前記文字認識手段により認識された文字を、前記第１の
記憶手段により記憶された画像情報の検索情報として、
前記画像情報と対応付けて記憶する第２の記憶手段とと
を具備することを特徴とする画像情報処理装置。 - 【請求項３】 外枠が設けられているとともに、この外
枠を基準とした所定の位置に検索情報に対応する文字が
記載された原稿から画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像情報のＸ軸およびＹ
軸への斜影をとり、この斜影に基づきＸ軸およびＹ軸の
各外枠の位置を検出するとともに、この検出された位置
を基準とした所定の位置の文字を認識する文字認識手段
と、 前記読取手段により読取られた画像情報を記憶する第１
の記憶手段と、 前記文字認識手段により認識された文字を、前記第１の
記憶手段により記憶された画像情報の検索情報として、
前記画像情報と対応付けて記憶する第２の記憶手段とと
を具備することを特徴とする画像情報処理装置。 - 【請求項４】 原稿から画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像情報のうち前記原稿
の予め定められた所定の位置に対応する部分の文字を認
識する文字認識手段と、 前記文字認識手段により認識された文字を訂正する文字
訂正手段と、 前記読取手段により読取られた画像情報を記憶する第１
の記憶手段と、 前記文字認識手段により認識された文字または前記文字
訂正手段により訂正された文字を、前記第１の記憶手段
により記憶された画像情報の検索情報として、前記画像
情報と対応付けて記憶する第２の記憶手段とを具備する
ことを特徴とする画像情報処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234536A JPH0793348A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 画像情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234536A JPH0793348A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 画像情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793348A true JPH0793348A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16972569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234536A Withdrawn JPH0793348A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 画像情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793348A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6395094B1 (en) | 1999-04-15 | 2002-05-28 | Tokyo Electron Limited | Process system with transfer unit for object to be processed |
| JP2006243879A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | 画像データファイリングシステム |
| US8593679B2 (en) | 2010-05-28 | 2013-11-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Position-based image scanning, processing and storage |
| JP2014071784A (ja) * | 2012-09-30 | 2014-04-21 | Nidec Sankyo Corp | 運転免許証読取装置及び運転免許証読取方法 |
| JP2019062415A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置及びプログラム |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234536A patent/JPH0793348A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6395094B1 (en) | 1999-04-15 | 2002-05-28 | Tokyo Electron Limited | Process system with transfer unit for object to be processed |
| JP2006243879A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | 画像データファイリングシステム |
| JP4592447B2 (ja) * | 2005-03-01 | 2010-12-01 | 日立コンピュータ機器株式会社 | 画像データファイリングシステム |
| US8593679B2 (en) | 2010-05-28 | 2013-11-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Position-based image scanning, processing and storage |
| JP2014071784A (ja) * | 2012-09-30 | 2014-04-21 | Nidec Sankyo Corp | 運転免許証読取装置及び運転免許証読取方法 |
| JP2019062415A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置及びプログラム |
| US11233911B2 (en) | 2017-09-27 | 2022-01-25 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Image processing apparatus and non-transitory computer readable medium for image processing |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |