JPH04303175A - 中間歯車型始動電動機 - Google Patents

中間歯車型始動電動機

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Publication number
JPH04303175A
JPH04303175A JP9300691A JP9300691A JPH04303175A JP H04303175 A JPH04303175 A JP H04303175A JP 9300691 A JP9300691 A JP 9300691A JP 9300691 A JP9300691 A JP 9300691A JP H04303175 A JPH04303175 A JP H04303175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation shaft
intermediate gear
armature
pinion
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP9300691A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiichi Nakagawa
泰一 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に使用され
る始動電動機に関し、特にエンジンレイアウト性を考慮
した構造を特徴とするものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の始動電動機の断面図を示し
たものである。図において、101はフロントブラケッ
ト、102はこのフロントブラケット101に固定され
た直流電動機、103は直流電動機102の電機子、1
04は電機子回転軸であり、その上にはヘリカルスプラ
イン105が形成されている。また、電機子回転軸10
4にはオーバーランニングクラッチ106が嵌装され、
そのクラッチアウタ107は上記ヘリカルスプライン1
05に係合して電機子回転軸4上を摺動できるように構
成されている。
【0003】オーバーランニングクラッチ106内では
、クラッチアウタ107がローラ108を介してクラッ
チインナ109に一方向係合され、電機子回転軸104
の回転力はクラッチインナ109に一方向伝達される。 また、クラッチインナ109は電機子回転軸104に嵌
装されたスリーブベアリング110を介して電機子回転
軸104の回転とは無関係かつ摺動可能に支持されてい
る。また、オーバーランニングクラッチ106の一方向
係合部から軸方向に伸びたクラッチインナ109の前端
部にはピニオン111が設けられ、オーバーランニング
クラッチ106とピニオン111は一体となって電機子
回転軸104上を摺動する。クラッチインナ109のピ
ニオン111の後端側にはその周囲にフランジ部112
が形成され、当該フランジ部112の側面とピニオン1
11の側面とで凹溝113を構成している。なお、11
4はオーバーランニングクラッチ構成部材を係着するた
めプレート115を介してクラッチアウタ117に加締
め固着されたクラッチカバーを示している。
【0004】電機子回転軸104の前端部には小径の軸
部119が形成され、フロントブラケット101に形成
された開口部120にスリーブベアリング121を介し
て支持されている。また、電機子回転軸104に平行し
て補助軸127が設けられ、この補助軸127には上記
ピニオン111に噛合う中間歯車128がスリーブベア
リング129を介して摺動自在に設置されている。この
中間歯車128の後方(図2の左側)側面にはフランジ
部即ち移送環130が一体的に形成され前記ピニオン1
11後方の凹溝113に入り、これにより中間歯車12
8はオーバーランニングクラッチ106と軸方向係合し
ている。また、131はオーバーランニングクラッチ1
06の摺動に伴って移動する中間歯車128と噛合する
内燃機関のリングギアを示している。
【0005】一方、クラッチアウタ107の電機子回転
軸104に沿った後方(図2の左側)には係止環117
とクラッチアウタ106の一端が係止されている。13
2はシフトレバー118を支持するプレートであって、
レバースプリング133の付勢力によってシフトレバー
118の支点部を押圧保持している。シフトレバー11
8の他端は電磁スイッチ136のプランジャ137先端
にカム係合されている。
【0006】次に、上記従来の始動電動機の動作につい
て説明する。電磁スイッチ136が通電付勢され、プラ
ンジャ137が吸引されると、シフトレバー118が反
時計方向に回動される。これによって、オーバランニン
グクラッチ106が電機子回転軸104上を前端側へ摺
動される。この時、中間歯車128も補助軸127上を
摺動し、内燃機関のリングギア131に噛合される。次
いで、電磁スイッチ136の主電流付勢によって直流電
動機102が回転力を発生し、電機子103の回転力が
電機子回転軸104、オーバランニングクラッチ106
、ピニオン111、中間歯車128の経路で伝達され、
リングギア131が回転され、これによって内燃機関が
始動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の始動電動機は上
記のように構成され、電磁スイッチ136と直流電動機
102が並列に設置されているので、エンジンのレイア
ウト上電磁スイッチ136が干渉して、高密度化された
エンジンルームに配置する際に非常にじゃまとなる問題
点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、エンジンレイアウトの点から電
磁スイッチが干渉しないような中間歯車型始動電動機を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る中間歯車
型始動電動機は、電磁スイッチと直流電動機を直列軸化
に配置し、直流電動機の出力回転軸のピニオンと噛合し
て軸線方向に移動が可能な中間歯車を設け、電磁スイッ
チの電磁力により直流電動機の出力回転軸を前進させ、
その前進付勢によりピニオンと噛合する中間歯車が機関
のリングギアと噛み合い、機関を始動させるものである
【0010】
【作用】この発明における中間歯車型始動電動機によれ
ば、電磁スイッチと電動機を同軸に配置し、かつ出力軸
のピニオンとエンジンのリングギアの間に中間歯車を設
け、後部の電磁スイッチの電磁力により中間歯車を移動
させてエンジンのリングギアと噛み合せる構造としたの
で、シンプルかつ小形な構造で、エンジンレイアウト性
に優れた始動電動機を得ることができる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係る中間歯車型
始動電動機を示す断面図である。図において、1は直流
電動機であり下記のように構成される。2は継鉄1aに
取付けられた永久磁石等からなる界磁極、3は電機子鉄
心、4は電機子コイル、5は整流子、6は中空軸からな
る回転軸で、一端部が軸受7を介し継鉄1aの端板部に
支持され、他端部が軸受10を介し後ブラケット11に
支持されている。12はブラシ装置である。13は後ブ
ラケット11に取付けられた前ブラケット、14はこの
前ブラケット内に装着された遊星歯車減速装置であり、
15は前ブラケット13の内円周部に形成された固定の
内歯歯車、16は回転軸6の前端部に形成された太陽歯
車、17は太陽歯車16と内歯歯車15とにかみ合い公
転する遊星歯車で、軸受19を介し支持ピン18に支持
されている。支持ピン18は支持環21aに固定されて
おり、公転を伝える。
【0012】また、20は遊星歯車減速装置14による
減速回転を一方向回転で伝達するオーバーランニングク
ラッチで、次のように構成される。即ち、21はクラッ
チ外筒で、後端に上記支持環21aを一体成形している
。22はクラッチ内筒で、軸受24を介し前ブラケット
13に支持されており、クラッチ外筒21との間にロー
ラ23を介し一方向回転力が伝達される。なお、クラッ
チ外筒21とクラッチ内筒22との間に軸受25が介在
している。26は軸受27を介し中空回転軸6に支持さ
れた出力軸で、中間部外周のヘリカルスプライン28a
がクラッチ内筒22のヘリカルスプライン28bに移動
可能に結合している。29は出力軸26の軸端部にスプ
ライン係合されたピニオンで、ストッパ30により受け
止められている。31は前ブラケット13の軸支部13
a,13bにより支持された中間歯車であって、一端が
ピニオン29に噛合し、他端が機関の前進付勢により図
示しないリングギアに噛合するように構成されている。
【0013】32は直流電動機1の後部に同一軸心線に
配置された電磁スイッチであり、次のように構成されて
いる。即ち、33は後ブラケット11の後端に取付けら
れたケース、34はボビン35に巻回されケース33内
に収容された電磁コイル、36は固定鉄心、37はプラ
ンジャをなす可動鉄心で、後部には絶縁支持体38を介
して可動接点39が取付けられており、常時は復帰ばね
41により後退復帰している。またケース33の後部側
には可動接点39に対応し、固定接点42が絶縁体を介
し取付けられている。なお、43はキャップである。こ
こでは、電磁コイル34の励磁により可動鉄心37が磁
気吸収で前進移動されると、可動接点39が固定接点4
2に接触し、主回路を閉じ電機子コイル4に通電される
。44は頭部が可動鉄心37の中空部内に位置し、圧縮
ばね45により前方に押圧されたプランジャ棒で、先端
で鋼球46を介し出力軸26を押圧している。
【0014】次に上記装置の動作について説明する。車
の始動スイッチ(図示しない)が切られているときは、
可動鉄心37は図のように後退位置にあり、出力軸26
及びピニオン29は後退している。車の始動スイッチを
閉じると、電磁コイル34が通電されて励磁され、可動
鉄心37が固定鉄心36側に磁気吸引で前進される。こ
れによりプランジャ棒44が前進され出力軸26を前進
させ、前進されたピニオン29は中間歯車31をも前進
付勢させ、中間歯車31は機関のリングギアに噛合する
。一方、可動鉄心37の前進移動で、可動接点39が前
方の固定接点42に接触し、蓄電池からの主回路を閉じ
、電機子コイル4に通電する。これにより直流電動機1
の電機子が回転し、その回転軸6の回転が遊星歯車減速
装置14により減速され、オーバランニングクラッチ2
0を介し出力軸26を回転させ、その回転がピニオン2
9−中間歯車31と伝えられ、中間歯車31が図示しな
いリングギアにかみ合い始動回転させる。機関が始動す
ると高速回転になりリングギアも高速になるが、オーバ
ーランニングクラッチ20の一方向伝達機能により出力
軸26及びピニオン29のみが高速空転する。続いて、
始動スイッチを切ると、可動鉄心37の後退復帰で電機
子が回転を停止するとともに、出力軸26が後退復帰す
る。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電磁ス
イッチと電動機を同軸に配置し、かつ出力軸のピニオン
とエンジンのリングギアの間に中間歯車を設け、後部の
電磁スイッチの電磁力により中間歯車を移動させてエン
ジンのリングギアと噛み合せる構造としたので、シンプ
ルかつ小形な構造で、エンジンレイアウト性に優れた始
動電動機を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る中間歯車型始動電動
機を示す縦断面図である。
【図2】従来の始動電動機を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1      直流電動機 3      電機子鉄心 4      電機子コイル 6      回転軸 11    後ブラケット 13    前ブラケット 14    遊星歯車減速装置 20    オーバーランニングクラッチ26    
出力軸 29    ピニオン 31    中間歯車 32    電磁スイッチ 39    可動接点 42    固定接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中空の電機子回転軸を有する電動機と
    、後端側が電機子回転軸内に支持され、前端部にピニオ
    ンを装着した出力回転軸と、上記電動機の後部に同軸に
    結合され、装着された励磁コイルに通電されると可動鉄
    心が固定鉄心に吸引され、押込みロッドを介し上記出力
    軸を前進させ、かつ、可動接点が1対の固定接点を閉成
    し上記電動機に通電させ、上記電機子回転軸を回転させ
    る電磁スイッチ装置と、上記電動機の前部に配設され電
    機子回転軸の回転を減速する遊星歯車減速装置と、この
    遊星歯車減速装置に連結され、上記減速回転を上記出力
    回転軸に伝えるオーバーランニングクラッチと、上記出
    力回転軸に対して並行に配置されそのピニオンと噛合し
    、上記出力回転軸の前進付勢により機関のリングギアに
    かみ合う中間歯車を備えた中間歯車型始動電動機。
JP9300691A 1991-03-29 1991-03-29 中間歯車型始動電動機 Pending JPH04303175A (ja)

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