JPH04302217A - 電圧制御発振回路 - Google Patents

電圧制御発振回路

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JPH04302217A
JPH04302217A JP3066426A JP6642691A JPH04302217A JP H04302217 A JPH04302217 A JP H04302217A JP 3066426 A JP3066426 A JP 3066426A JP 6642691 A JP6642691 A JP 6642691A JP H04302217 A JPH04302217 A JP H04302217A
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JP
Japan
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output
frequency
signal
circuit
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3066426A
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English (en)
Inventor
Toru Asahara
浅原 透
Toru Sasaki
徹 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電圧制御発振回路(以
下、「VCO回路」という)に関し、特にたとえばシリ
コンチップ上に形成された集積回路(以下、「IC」と
いう)に内蔵されるVCO回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、ICにVCO回路1
を内蔵する場合、1以上の利得を有するアンプ2の出力
をバンドパスフィルタ(以下、「BPF」という)3に
よってその入力に帰還させる。したがって、このVCO
回路1はBPF3の共振周波数で発振する。このBPF
3をICに内蔵すると、IC内の素子のばらつき等によ
りBPF3の特性すなわち発振周波数にばらつきを生じ
る。そこで、従来、このばらつきを補償するために、外
部から調整するか、あるいは図2に示すように、IC内
にダミーの基準フィルタ4を設け、基準フィルタ4に基
準信号を入力するようにしている。この場合、基準フィ
ルタ4の出力が基準信号とともに比較器5に入力され、
両者がそこで位相比較される。この位相比較器5の出力
が、ローパスフィルタ6を通して、基準フィルタ4にコ
ントロール電圧として帰還されるとともに、BPF3の
コントロール電圧として与えられる。
【0003】この図4の構成によれば、基準フィルタ4
とBPF3とは同一IC内に構成されているので、BP
F3はその基準フィルタ4と同一もしくはそれに相関す
る抵抗や容量を含み、したがって、基準フィルタ4から
の出力の値が所望の値になるように基準フィルタ4を制
御しかつ同一もしくはそれに相関する制御信号によって
BPF3を制御すれば、BPF3が結果的に基準フィル
タ4と同じもしくはそれに相関する特性に調整される。 したがって、VCO回路1の発振周波数を調整するため
に、BPF3を外部から調整する必要はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す従来技術においては、IC内にダミーの基準フィル
タを設けるため、素子数が増大し、さらに基準信号が必
要となる欠点がある。それゆえに、この発明の主たる目
的は、基準フィルタや基準信号を用いず、しかもBPF
を外部から調整する必要がない、VCO回路を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、簡単にいえ
ば、アンプ、アンプの入力と出力との間に接続されかつ
コントロール電圧により共振周波数を制御できるバンド
パスフィルタ、およびアンプから出力される発振信号の
周波数を検出し、その出力電圧をバンドパスフィルタの
コントロール電圧へ供給する周波数検出回路を備える、
電圧制御発振回路である。
【0006】
【作用】周波数検出回路はVCO回路の発振周波数その
ものを検出し、発振周波数が規定範囲内の周波数ならば
ハイインピーダンスとなり、規定範囲より周波数が低い
ときはハイレベルとなり、また規定範囲より周波数が高
いときはローレベルとなる信号を出力する。この周波数
検出回路の出力信号によりBPFの共振周波数が制御さ
れるので、VCO回路は規定範囲内の周波数で発振する
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、BPFを制御するた
めに基準フィルタや基準信号を設ける必要がない。した
がって、IC内の素子数の低減が図れ、しかも外部から
の調整や外付の共振回路を必要としない。そのため、こ
の発明によれば、外部調整不要のVCO回路を簡単な回
路でIC内に実現できる。この発明の上述の目的,その
他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下
の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例として、8ミリVTRの
クロマ信号処理回路用ICのVCO回路を図1のブロッ
ク図に従って説明する。しかしながら、この発明は他の
任意のICに内蔵するVCO回路に適用できることを予
め指摘しておく。図1に示すVCO回路10は利得が1
以上のアンプ12を含み、このアンプ12の出力がBP
F14および周波数検出回路16に与えられる。BPF
14の共振周波数はコントロール電圧によって制御でき
、かつその位相特性は共振周波数で0°である。周波数
検出回路16は発振信号の周波数を検出(カウント)し
、その出力がBPF14のコントロール電圧に与えられ
る。
【0009】この実施例のVCO回路10は、BPF1
4を含む帰還ループの位相が同相かつ利得が1以上のと
きに発振する。すなわち、BPF14の共振周波数での
位相特性は0°であるので、アンプ12の入出力間を同
相にすれば、このVCO回路10はBPF14の共振周
波数で発振する。そして、周波数検出回路16によって
アンプ12の出力すなわちVCO回路10の発振周波数
を検出する。周波数検出回路16は、発振周波数が規定
範囲内の周波数ならばハイインピーダンスとなり、発振
周波数が規定範囲より低いときはハイレベルとなり、逆
に高いときはローレベルとなるように予め設定された信
号を出力する。この周波数検出回路16の出力電圧によ
ってBPF14の共振周波数が制御されるので、VCO
回路10は上述の規定範囲内の周波数で発振することに
なる。
【0010】ここで、図3のタイミング図を参照して、
図2に詳細に示す周波数検出回路16を説明する。周波
数検出回路16は、図3に示すように分周器18を含み
、この分周器18は、映像信号のコンポジット同期信号
から1/2水平(H)周期の等価パルスが除去された水
平同期信号すなわち図3(a)に示すようなHSYNC
 信号を5分周する。分周器18によって分周された図
3(b)に示す5H信号はエッジ検出回路20に与えら
れ、そこでこの信号の立ち上がりが検出される。カウン
タ22はVCO出力信号をクロックとして受ける12ビ
ットカウンタであり、このカウンタ22はエッジ検出回
路20からの出力すなわち図3(d)に示すリセット信
号によってリセットされる。そして、カウンタ22の出
力がデコーダ24に入力される。
【0011】デコーダ24は互いに異なるカウンタ22
の第1および第2のカウント値を検出したとき第1およ
び第2の信号を出力する。図3(e)に示す第1の信号
はRSフリップフロップ26のセット入力に与えられ、
図3(f)に示す第2の信号はRSフリップフロップ2
8のセット入力に与えられる。このRSフリップフロッ
プ26および28は、ともに、先のカウンタ22と同じ
ように、エッジ検出回路20の出力(リセット信号)で
リセットされる。そして、図3(g)に示すRSフリッ
プフロップ26出力がANDゲート30の一方入力に、
そして反転されてANDゲート32の他方入力に、それ
ぞれ与えられる。図3(h)に示すRSフリップフロッ
プ28の出力がANDゲート30の他方入力に、そして
反転されてANDゲート32の他方入力に、それぞれ与
えられる。
【0012】図3(i)および図3(j)に示すAND
ゲート30および32の出力は、それぞれ、Dフリップ
フロップ34および36のD入力に与えられ、Dフリッ
プフロップ34および36のラッチ信号としては、図3
(c)に示すエッジ検出回路20の出力が与えられる。 そして、Dフリップフロップ34および36の出力がA
NDゲート38の一方入力およびANDゲート40の一
方入力に与えられる。ANDゲート38および40の他
方入力には、共通的に、分周器18の出力すなわち図3
(b)に示す5H信号が与えられる。そして、ANDゲ
ート38および40の出力は、それぞれ、3状態バッフ
ァ42および44のコントロール端子に入力される。3
状態バッファ42は、コントロール端子がハイレベルの
ときローレベルとなり、コントロール端子がハイレベル
のときハイインピーダンスとなり、3状態バッファ44
は、コントロール端子がハイレベルのときハイレベルと
なり、コントロール端子がローレベルのときハイインピ
ーダンスとなる。そして、3状態バッファ42および4
4の出力がこの周波数検出回路16の出力信号として、
BPF14のコントロール電圧として供給される。
【0013】動作において、エッジ検出回路20からの
リセット信号により5H期間毎にリセットされる12ビ
ットカウンタ22は、5Hの期間のクロックの数をカウ
ントする。カウンタ22によって規定範囲の値すなわち
第1および第2のカウント値がカウントされると、デコ
ーダ24から第1および第2の信号が出力される。この
デコード信号がそれぞれRSフリップフロップ26およ
び28をセットする。
【0014】RSフリップフロップ26および28のQ
出力はそれぞれANDゲート30および32に入力され
、したがって2つの信号がいずれもローレベルであると
きANDゲート32の出力がハイレベルとなり、2つの
信号がいずれもハイレベルであるときANDゲート30
の出力がハイレベルとなる。このANDゲート30およ
び32からの出力信号は、それぞれ、ラッチ信号の立ち
上がりに応答してDフリップフロップ34および36に
ラッチされ、次のラッチ信号が入力される5H期間保持
される。さらに、このラッチされた信号は、ANDゲー
ト38および40において5H信号によって、5H期間
で1H期間のみハイレベルとなるようにゲートされ、3
状態バッファ42および44のコントロール端子へ入力
される。
【0015】ここで、NTSC方式のとき、VCO回路
10の発振周波数は15.73426kHz×378≒
5.947MHzであるので、5H期間のクロック数は
「1890」である。一方、第1のデコード値は「17
50」に、第2デコード値は「2030」にそれぞれ設
定される。したがって、周波数検出回路16は6.38
8MHz以上5.507MHz以下の周波数を検出した
とき、ハイインピーダンスの出力をBPF14に与える
。したがって、VCO回路10は必ず5.947MHz
±約440kHzで発振するようになる。
【0016】PAL方式のとき、VCO回路10の発振
周波数は15.625kHz×375≒5.859MH
zで、5H期間のクロック数は「1875」であり、第
1のデコード値は「1735」、第2のデコード値は「
2014」に設定する。したがって、周波数検出回路1
6は6.294MHz以上5.422MHz以下の周波
数を検出する。したがって、VCO回路10は必ず5.
859MHz±約435kHzで発振するようになる。
【0017】この実施例においては、可変範囲の広いV
CO回路が必要であるので、規定周波数範囲を±約44
0kHzまたは±約435kHzとしたが、第1および
第2のデコード値を変えることにより、VCO回路10
の発振周波数範囲は任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における周波数検出回路を示す回
路図である。
【図3】図2に示す周波数検出回路の動作を示すタイミ
ング図である。
【図4】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
10  …VCO回路 12  …アンプ 14  …BPF 16  …周波数検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンプ、前記アンプの入力と出力との間に
    接続されかつコントロール電圧により共振周波数を制御
    できるバンドパスフィルタ、および前記アンプから出力
    される発振信号の周波数を検出し、その出力電圧を前記
    バンドパスフィルタの前記コントロール電圧へ供給する
    周波数検出回路を備える、電圧制御発振回路。
JP3066426A 1991-03-29 1991-03-29 電圧制御発振回路 Pending JPH04302217A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927608A (ja) * 1982-08-04 1984-02-14 Canon Inc 正弦波発振回路
JPS61113303A (ja) * 1984-11-07 1986-05-31 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路
JPS6486715A (en) * 1987-09-29 1989-03-31 Toshiba Corp Automatic frequency control circuit
JPH0289405A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Toshiba Corp 信号発生用発振器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980310