JPH04301107A - バルブ停止装置付油圧リフタ - Google Patents

バルブ停止装置付油圧リフタ

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Publication number
JPH04301107A
JPH04301107A JP8719591A JP8719591A JPH04301107A JP H04301107 A JPH04301107 A JP H04301107A JP 8719591 A JP8719591 A JP 8719591A JP 8719591 A JP8719591 A JP 8719591A JP H04301107 A JPH04301107 A JP H04301107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
high pressure
lifter
cam
pressure chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP8719591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Soshi
邦彦 曽雌
Tei Terasawa
寺沢 禎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPH04301107A publication Critical patent/JPH04301107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多気筒内燃機関の一部の
気筒の燃焼を機関の運転状況により休止させる気筒数制
御エンジンにおいて、エンジンのカムとバルブの間に配
置され、吸気弁と排気弁の切換えを行なうバルブ停止装
置付油圧リフタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来、特開昭61−11411号
公報で提案されているバルブ停止装置付油圧リフタを示
し、油圧リフタ114はエンジンボディの一部であるエ
ンジンヘッド116に設けられたシリンダ113内に挿
入され、カム112の当接側にリフタボディ120を、
バルブ117の当接側にタペット121を配設している
。また油圧リフタ114は、リフタボディ120とタペ
ット121とで形成される油室を、圧力室135とリザ
ーバ室136とに2分割するプランジャ122と、該プ
ランジャ122に設けたオリフィス123を開閉するチ
ェックボール124と、該チェックボール124を押圧
する小ばね125と、小ばね125を押さえる押え板1
26とよりなるチェックバルブと、タペット121と押
え板126との間に設けられたタペットばね127と、
タペット121の抜け止め用のリング128と、リフタ
ボディ120内を摺動するロッド129と、ロッド12
9の戻しばね130とから構成されている。またリフタ
ボディ120には、ロッド129を作動させる油路13
1が形成され、該油路131はエンジンブロック111
に設けられた油路132と連通する。油路132はコン
トローラ133の信号を受けて作動する電磁弁134と
連結している。またリザーバ室136から給排油可能な
通路138,139がプランジャ122、リフタボディ
120、エンジンブロック111に設けられている。
【0003】先ずコントローラ133から電磁弁134
に信号が入らない時は電磁弁134は閉じており、油路
132,131へは給油されないため、オリフィス12
3は閉鎖可能状態にあり、カム112の回動はバルブ1
17に伝達され、バルブ117は開閉作動する。
【0004】またコントローラ133から電磁弁134
に信号が入り、電磁弁134が開いて圧油がロッド12
9に作用すると、チェックボール124が押されてオリ
フィス123が開かれ、カム112の回動に対しリフタ
ボディ120は摺動を繰り返すが、圧力室135内の圧
油はリザーバ室136側へ逃げるためタペット121は
動かず、バルブ117は閉じたままとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図3の油圧リフタ
114では、ロッド129は油路131に背部が面して
いて、油圧によってチェックボール124を開閉させて
いるため、応答性が悪く、カム112の動きをバルブ1
17に伝達したり、しなかったりする等の問題があった
【0006】一般にエンジンを高い負荷状態で運転する
と燃費率が良好になる傾向がある。このため多気筒エン
ジンにおいて、エンジン負荷の小さいときに、一部気筒
の作動を休止させ、この分だけ残りの稼働気筒の負荷を
相対的に高める部分気筒運転を行なって、全体として低
負荷領域の燃費を改善する気筒数制御エンジンが実現で
きる。本発明はエンジンがある負荷以上では全気筒を運
転させ、低負荷時は一部の気筒を運転させることのでき
る動弁系を、より正確(ベース円切換え)に応答させる
ことを可能にした油圧リフタを提供し、前記従来の課題
を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、エン
ジンのカムとバルブの間にリフタボディを配設すると共
に、該リフタボディ内にタペットとプランジャが移動可
能に配置され、かつこれらの間に第1,第2高圧室を設
け、該各高圧室は、第1,第2チェックボールで塞がれ
ており、該各チェックボールを前記リフタボディに連結
された押しピンと制御弁を介して移動するようにした油
圧リフタにおいて、第2高圧室の圧力を制御弁を開いて
低下させることにより、前記押しピンが第1高圧室を閉
鎖している第1チェックボールを押し、第1高圧室の圧
力を抜いてバルブを停止させるようにしてなるものであ
り、また制御弁と第2高圧室の間の油圧通路をカムのベ
ース円がリフタボディに接触している時のみ繋がるよう
にしてなるもので、これを課題解決のための手段とする
ものである。
【0008】
【作用】先ずバルブを停止させるには、制御弁を開くと
第2高圧室の油圧力が低下するので、リフタボディがカ
ムに押されると容易に下降でき、押しピンも下降して第
1高圧室を閉鎖している第1チェックボールを押して開
くため、第1高圧室の高圧油がリザーバに逃げ、バルブ
リフタが下降してもバルブは停止したままで開かない。 このように本発明では、高圧油の圧力がリフタボディの
押しピンの下降の抵抗となるようなことがないため、油
圧リフタの応答性がよい。またカムがバルブをリフト中
に、制御弁を開いても第2高圧室からの通路が制御弁と
繋がっていないため、バルブの停止は起こらず、次のタ
イミングで切換えが起こる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1及び図2は本発明の実施例を示し、1は油圧リ
フタで、そのリフタボディ14の上面はカム2に当接し
、該ボディ14はシリンダ19内を摺動するようになっ
ている。9はタペットでリフタボディ14内に摺動自在
に配設され、該タペット9内にはプランジャ15が摺動
自在に設けてあり、リフタボディ14,プランジャ15
及びタペット9により第1高圧室6,第2高圧室5及び
リザーバ16が形成されている。8は第1チェックボー
ル,7は第2チェックボール,13は押しピンばね,1
2はタペットばね,4は押しピンである。押しピン4は
リフタボディ14に連結されており、リフタボディ14
とプランジャ15及びタペット9はバルブ3に平行移動
可能に設けられている。
【0010】10は制御弁としての切換え油圧抜弁で、
切換え油圧通路17を開放及び密閉することができ、該
油圧通路17はリフタボディ14がカムベース円に接し
ている時のみ繋がるようい配置されている。18は油圧
供給路11上に設けられたレギュレータ弁、20,21
は夫々第1,第2チェックボールのリターンスプリング
である。
【0011】さて切換え油圧抜弁10を閉じると、第2
チェックボール7が締まって第2高圧室5は密閉され、
押しピン4とプランジャ15が固定される。これが固定
されると、第1チェックボール8は第1高圧室6の出口
を塞ぎ、該高圧室6が密閉される。よって押しピン4と
プランジャ15及びタペット9が移動しなくなり、カム
2の動きがバルブ3に伝わり、バルブ3が作動する。
【0012】カム2がベース円で、切換え油圧抜弁10
を開いたとき、カム2が回転してリフタボディ14を押
し始めると、リザーバ16の油圧により第2チェックボ
ール7が押され、第2高圧室5の油圧が切換え油圧通路
17から抜けて、押しピン4とプランジャ15が移動可
能になる。カム2がリフタボディ14を更に押すと、押
しピン4が第1チェックボール8を押して第1高圧室6
の油圧が油圧供給路11から抜け、タペット9が移動可
能になってカムの動きを吸収し、バルブ3が停止する。 またカム2がバルブ3をリフト中に、切換え油圧抜弁1
0を開いたときは、切換え油圧通路17が切換え油圧抜
弁10に繋がっていないためバルブ3の停止は起こらず
、次のタイミングで切換えが起こる。なお、レギュレー
タ弁18はアキュムレータにて構成しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、第2
高圧室の圧力を制御弁を開いて低下させことにより、押
しピンが第1高圧室を閉鎖している第1チェックボール
を押し、第1高圧室の圧力を抜いてバルブを停止させる
ようにしたので、従来のようにリフタボディと押しピン
の下降の際油圧が抵抗となるようなことはない。従って
油圧リフタの応答性を向上させることができる。また制
御弁と第2高圧室の間の通路をカムのベース円がリフタ
ボディに接触している時のみ繋がるようにしたので、カ
ムがバルブのリフト中に、制御弁を開いてもバルブの停
止は起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す油圧リフタの縦断面図で
ある。
【図2】図1と作動状態を異にする同油圧リフタの縦断
面図である。
【図3】従来の油圧リフタの1例を示す縦断面図である
【符号の説明】
1  油圧リフタ 2  カム 3  バルブ 4  押しピン 5  第2高圧室 6  第1高圧室 7  第2チェックボール 8  第1チェックボール 9  タペット 10  切換え油圧抜弁 11  油圧供給路 12  タペットばね 13  押しピンばね 14  リフタボディ 15  プランジャ 16  リザーバ 17  油圧通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンのカムとバルブの間にリフタ
    ボディを配設すると共に、該リフタボディ内にタペット
    とプランジャが移動可能に配置され、かつこれらの間に
    第1,第2高圧室を設け、該各高圧室は、第1,第2チ
    ェックボールで塞がれており、該各チェックボールを前
    記リフタボディに連結された押しピンと制御弁を介して
    移動するようにした油圧リフタにおいて、第2高圧室の
    圧力を制御弁を開いて低下させることにより、前記押し
    ピンが第1高圧室を閉鎖している第1チェックボールを
    押し、第1高圧室の圧力を抜いてバルブを停止させるこ
    とを特徴とするバルブ停止装置付油圧リフタ。
  2. 【請求項2】  エンジンのカムとバルブの間にリフタ
    ボディを配設すると共に、該リフタボディ内にタペット
    とプランジャが移動可能に配置され、かつこれらの間に
    第1,第2高圧室を設け、該各高圧室は、第1,第2チ
    ェックボールで塞がれており、該各チェックボールを前
    記リフタボディに連結された押しピンと制御弁を介して
    移動するようにした油圧リフタにおいて、制御弁と第2
    高圧室の間の油圧通路をカムのベース円がリフタボディ
    に接触している時のみ繋がるようにしたことを特徴とす
    るバルブ停止装置付油圧リフタ。
JP8719591A 1991-03-28 1991-03-28 バルブ停止装置付油圧リフタ Pending JPH04301107A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001524639A (ja) * 1997-11-21 2001-12-04 ディーゼル エンジン リターダーズ,インコーポレイテッド 制限式ロストモーション・タペットの弁着座速度制限装置
KR20040008348A (ko) * 2002-07-18 2004-01-31 현대자동차주식회사 자동차용 흡배기 밸브의 유압식 밸브간극 조절기
KR101180932B1 (ko) * 2006-12-07 2012-09-07 현대자동차주식회사 가변 기통 정시 시스템이 적용된 가솔린 엔진

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KR20040008348A (ko) * 2002-07-18 2004-01-31 현대자동차주식회사 자동차용 흡배기 밸브의 유압식 밸브간극 조절기
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