JPH0253602B2 - - Google Patents

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JPH0253602B2
JPH0253602B2 JP57234923A JP23492382A JPH0253602B2 JP H0253602 B2 JPH0253602 B2 JP H0253602B2 JP 57234923 A JP57234923 A JP 57234923A JP 23492382 A JP23492382 A JP 23492382A JP H0253602 B2 JPH0253602 B2 JP H0253602B2
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JP
Japan
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engine braking
engine
valve
control piston
braking device
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JP57234923A
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English (en)
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JPS58117311A (ja
Inventor
Suchiiun Kyauana Maaku
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Jacobs Vehicle Systems Inc
Original Assignee
Jacobs Manufacturing Co
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Publication date
Application filed by Jacobs Manufacturing Co filed Critical Jacobs Manufacturing Co
Publication of JPS58117311A publication Critical patent/JPS58117311A/ja
Publication of JPH0253602B2 publication Critical patent/JPH0253602B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D13/04Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation using engine as brake
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/06Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for braking
    • F01L13/065Compression release engine retarders of the "Jacobs Manufacturing" type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般にガス圧縮リリーフ型のエンジン
制動装置に関し、特に所望のエンジン制動効果を
生ずるように開放された排気弁が、内燃機関の排
気弁の正常開放に先立つて閉鎖されることを保証
する油圧リセツト機構を利用する装置に関する。
ガス圧縮リリーフ型エンジン制動装置(以下ガ
ス圧縮リリーフエンジン制動装置という)は周知
である。かゝる制動装置は火花点火型及び圧縮点
火型内燃機関を一時的に、空気圧縮機に変換し
て、該機関の正常に発生する運転馬力のかなりの
部分となり得る制動馬力を発生せしめるように設
計されている。
この型のエンジン制動装置に対する基本的設計
はカミンズの米国特許第3220392号に開示されて
いる。この特許では、油圧装置が使用され、それ
では適正な吸気、排気又はインゼクタ突き棒又は
ロツカーアームにより駆動されたマスターピスト
ンの運動が、圧縮行程の終りの近くで内燃機関の
排気弁を開放するスレーブ又は制御ピストンの運
動を制御するので、吸気を圧縮する際のワークダ
ウンは膨張又は“パワ”行程の間に回収されない
ので排気及び冷却装置により消散される。
ラースの米国特許第3405699号の開示する装置
は、いつでもスレーブ又は制御ピストンの過度の
運動が排気弁を余りに広く開放し、機関の他のコ
ンポーネントへの損害の危険が増加した状態とな
つたときにはいつでも油圧装置をアンロードす
る。
シクラその他の米国特許第4271796号は圧縮リ
リーフエンジン制動装置用圧力リリーフ装置を開
示し、それでは、過剰圧力が検出されたときはい
つでも、双安定ボールリリーフ弁と減衰機構が急
速に油圧系内の圧力を所定の低いレベルまで下げ
それにより、機関の弁系列機構内の各種コンポー
ネントへの損害の危険を回避する。
1980年5月5日に許諾された我々のベルギー特
許第879819号の開示するエンジン制動装置用改良
されたタイミング機構は、エンジン制動作用の開
始とエンジン排気弁の正常な開放の開始の間の時
間長の増加する間に増加した制動馬力を発生す
る。
1981年11月25日に許諾された我々の南アフリカ
特許第80/7495号は、特にジユアル排気弁と圧縮
リリーフエンジン制動装置に関するもので、制動
作用の間はジユアル排気弁の1個のみを開放する
が正常なエンジン作動の間は両方の弁を開放させ
る装置を開示する。
上に参照した諸特許及び出願においてのべられ
たごとく、圧縮リリーフエンジン制動装置は現存
するエンジンの弁系列と燃料インゼクタ機構とを
使用して排気弁を操作する。上述の特許及び出願
の装置についての問題は、該制動荘置により開放
された排気弁が、その正常な開放開始時点におい
て依然開いたまゝであり得ることである。この場
合は、ロツカーアームはクロスヘツト又はバルブ
ステムを鋭く衝撃し、そしてエンジンの最初の設
計で考えられたものとは異なつた、恐らくより苛
酷な負荷条件を発生し得る。かような負荷条件
は、エンジン制動装置がたゞ1個の弁にのみ作用
するジユアル排気弁を装備したエンジンの場合は
一層苛酷となり得る。この場合、最初に設計され
たクロスヘツド及びクロスヘツドガイドの対称負
荷は、第2の排気弁が開放し始めたとき第1の排
気弁が部分的に開いているときはいつでも、非対
称負荷条件に変換される。
上記に鑑がみ、我々は本発明によりガス圧縮リ
リーフ型エンジン制動装置を提供する。この装置
は、内燃機関のブレーキ作用モードの間、スレー
ブ又は制御ピストンは、油圧流体源より供給され
た該ピストンの一端に加わる作用により、第1位
置から第2位置まで動かされ、そこで制御ピスト
ンは、エンジンの出力行程の端で生ずる正常な排
気弁開放に先立つて上記エンジンの排気弁を開放
するごとき装置において、上記制御ピストンがそ
の第2位置において所定の時間の後上記排気弁を
開放し上記制御ピストンの両端側面に於ける圧力
差を減少して、上記制御ピストンの、上記排気弁
の正常な開放に先立つてその第1位置への復帰を
可能とするよう働く油圧リセツト機構を特徴とす
る。
本発明に係る油圧リセツト機構は、一端で制御
ピストンの高圧側と連通し他端で制御ピストンの
低圧側と連通している通路と、該制御ピストンに
対し同軸運動を行うために取付けられかつ高圧端
で該通路と接触して該通路を密封するようにされ
たピン弁と、該ピン弁を該通路の高圧端の方へ片
寄せするための第1ばね手段と、該ピン弁が依然
として該通路の上記高圧端と接触して上記ピン弁
は該制御ピストンによる排気弁の開放により所定
時間の後該通路から上記ピン弁を遠ざかるように
動かし得る間、上記ピン弁を上記通路の該高圧端
から遠ざけるよう片寄せする第2ばね手段とを有
利に有し、上記所定時間は排気弁が開放される該
シリンダ内の圧力減衰速度の関数である。
本発明は同様に、圧縮リリーフエンジン制動装
置の運転方法を含み、それでは、少なくとも1個
のエンジン排気弁の所定時の開放の結果生ずるシ
リンダ内圧力の減少は該リセツト機構により検出
され、該機構はそれに応じて該制御又はスレーブ
ピストンが急速にそのリセツト位置に復帰し得る
よう、該油圧系内の圧力を釈放する。有利に、制
御ピストンを駆動する油圧流体は、次の運転サイ
クルの間使用するため、該制動機構又はその他の
内部に貯蔵することができる。以下の記載に示す
ように、本油圧制動機構は、制御ピストン調整ね
じ又は制御ピストンのいずれの中にも連合させて
よい。油圧流体の貯蔵は、制御ピストン調整ね
じ、制御ピストンの中に、エンジン制動装置制御
弁の1つ又はそれ以上の中に、又は該エンジンブ
レーキ回路に連通された任意他の蓄圧器内に設け
てよい。
以下本発明に係る方法及び装置の追加の利点
は、本発明の次の詳細な記載及び添付図面から明
らかになるであろう。
第1図は本発明に係る油圧リセツト装置及び貯
蔵系を含んだ圧縮リリーフ制動装置の略線図、第
2図はエンジンの2個のシリンダの間に連結され
て2個の制御弁を利用する貯蔵系を与える圧縮リ
リーフエンジン制動装置の略線図、第3図は本発
明に係るリセツト機構を具えた排気弁及び具えて
いない排気弁の運動を示すグラス、第4a図は排
気弁開放前であるが機構内のラツシユが取上げら
れた後の、第3図の“a”で図示する位置におけ
る、エンジン制動装置及び油圧リセツト機構の拡
大断面詳細図、第4b図は排気弁が既に開放され
た、第3図において“b”点で示されたマスター
ピストンの行程の終りにおけるエンジン制動装置
及びリセツト機構の断面図、第4c図は例えば第
3図における“c”点により示されるごとく、リ
セツト機構を作動させるよう油圧系内の圧力が既
に減衰した後のエンジン制動装置及びリセツト機
構の断面図、第4d図は第3図における“d”点
によりしめされるごとく、スレーブピストンが既
にリセツト位置に復帰しかつ排気弁が閉じたあと
のエンジン制動装置及びリセツト機構の断面図、
第4e図は第3図における“e”点により示され
るごとく、マスターピストンが既にその最初の位
置へ復帰を開始しかつ油圧回路が再充填されるよ
うになつたあとのエンジン制動装置及びリセツト
機構の断面図、第4f図は第4a図乃至第4e図
示の油圧リセツト機構の該リセツト機構内の圧力
を平衡せしめる代わりの手段を示す拡大図、第5
図は本発明に係るリセツト機構であつて、該リセ
ツト機構が制御ピストン内に連合されかつ油貯蔵
室が制御ピストン調整ねじ内に設けられたリセツ
ト機構の拡大断面図、第6図は本発明に係るリセ
ツト機構であつて該リセツト機構が制御ピストン
調整ねじ内に連合されかつ油貯蔵室が制御ピスト
ン内に設けられたリセツト機構の拡大断面図、第
7図は流体回路内の過剰流体圧力が各サイクルの
間に減衰されることを除いて、第4a図示のエン
ジン制動装置及び油圧リセツト機構に類似のもの
の詳細断面図である。
第1図は、火花点火又は圧縮点火型内燃機関に
使用される圧縮リリーフエンジン制動装置の略線
図である。上述したごとく、該圧縮リリーフエン
ジン制動装置の基本設計はカミンズの米国特許第
3220392号に開示されている。単純と明瞭のため
に、本発明をカミンズの圧縮点火エンジンに応用
されるエンジン制動装置について記載するが、そ
れではエンジン制動装置のマスターピストンはイ
ンゼクタ突き棒により駆動される。本発明はま
た、例えばマスターピストンが排気弁突き棒によ
り駆動される、他のエンジンにも応用し得ること
は理解されるであろう。
第1図において、番号10は内燃機関に取付け
られたハウジングをあらわし、その内部に圧縮リ
リーフエンジン制動装置のコンポーネントが含ま
れる。エンジンクランクケースであつてもよい溜
め14からの油12は、低圧ポンプ18により、
チエツク弁19を通つて該ハウジング10内に組
立てられた電磁弁22の入口20へと送られる。
該低圧油12は該電磁弁22からダクト26によ
り制御シリンダ24へ導かれる。該制御シリンダ
24内に往復運動するため嵌入された制御弁28
は圧縮ばね30により閉じた位置へ押圧される。
制御弁28はボールチエツク弁34により閉じら
れる入口通路32を含み、該ボールチエツク弁3
4は圧縮ばね36により閉じた位置へと片寄せさ
れ、また出口通路38を含む。制御弁28が開放
位置(第1図示のごとく)にあるときは、出口通
路38は制御シリンダ出口ダクト40と一致し、
該ダクトは同様にハウジング10内に形成された
スレーブシリンダ42の入口と連通する。電磁弁
22を通過する低圧油12は制御シリンダ24に
入り制御弁28を開放の位置に押上げることを理
解されよう。その後、ボールチエツク弁34はば
ね36の片寄せ力に抗して開き、油12がスレー
ブシリンダ42の中へ流入するのを許す。スレー
ブシリンダ42の出口44から油12はダクト4
6を通つて、ハウジング10の中に形成されたマ
スターシリンダ48の中へ流入する。
スレーブピストン又は制御ピストン50はスレ
ーブシリンダ42内に嵌入され往復運動を行う。
スレーブピストン50は圧縮ばね54により調整
ストツプ52に対して上向き方向へ(第1図示の
ごとく)片寄せされ、ばね54はスレーブシリン
ダ42内部に組立てられスレーブシリンダ内にシ
ートしているブラケツト又はスナツプリング56
に作用を及ぼす。スレーブピストン50の下方端
は、クロスヘツド58内部に自由に軸受けされた
ピン51に作用し、これは次にエンジンシリンダ
ヘツド62内にシートする案内ピンを往復運動さ
せる。ピン51は排気弁60のステムと係合する
一方クロスヘツド58は両排気弁60及び61の
両ステムと係合する。排気弁ばね64は正常には
排気弁60及び61を第1図示のごとく閉じた位
置へ片寄せする。エンジンの正常運転においては
ロツカーアーム(図示せず)が両排気弁を開くた
めに、クロスヘツド58に下方向へと作用する。
しかしながら、エンジン制動装置が作動している
とき、スレーブピストン50は摺動ピン51を介
して排気弁60のみを開放するよう作用する。正
常には、調整自在のストツプ52は、スレーブピ
ストン50と摺動ピン51の間に、排気弁60が
閉じられ、スレーブピストン50が調整自在スト
ツプ52に対してシートし、そしてエンジンが冷
いときは約0.457mm(0.018インチ)のリアクラン
ス(即ち“ラツシユ”)を与えるようにセツトさ
れる。この隙間は、エンジンが熱いとき、排気弁
60を開放することなく、排気弁系列を含む部分
の膨張に適応するため必要であり、正常には充分
である。
マスターピストン66はマスターシリンダ48
内での往復運動に適しかつ、軽い板ばね68によ
り上向きの方向に(第1図示のごとく)片寄せさ
れる。マスターピストン66の下方端は、エンジ
ンクランクシヤフト(図示せず)から駆動される
突き棒74により制御されるロツカーアーム72
の調整ねじ機構70と接触する。上述したごと
く、カミンズエンジンに応用されるときは、ロツ
カーアーム72は従来の燃料インゼクタロツカー
アームであり、そして突き棒74はインゼクタ突
き棒である。このように、突き棒74と排気弁6
0とは同一エンジンシリンダと連合している。
電磁弁22が開放されたときは、油12は制御
弁28を押上げ、次にスレーブシリンダ42及び
マスターシリンダ48を共に充填することが判る
であろう。スレーブシリンダ42及びマスターシ
リンダ48からの油の逆の流は、ボールチエツク
弁34の作用により阻止される。しかしながら、
一旦系が油で充填されるや、突き棒74の上向き
運動はマスターピストン66を上方向へと駆動
し、油圧力は、次に、スレーブピストン50を下
方向へと駆動して排気弁60を開放する。弁タイ
ミングは排気弁60が、該排気弁60が連合する
シリンダの圧縮行程の終端近くで開放されるよう
に選択される。かくして、エンジンピストンが圧
縮行程の間に空気を圧縮して行う仕事は、エンジ
ンの排気及び冷却系に釈放されそしてエンジンの
膨張行程の間に回収されない。
圧縮リリーフ制動装置を不作動にし度いとき
は、電磁弁22を閉じ、それによつて制御弁シリ
ンダ24内の油12は、ダクト26、電磁弁22
及び戻りダクト76を通つて油溜め14に戻る。
次に制御弁28はばね30により下方へ押圧さ
れ、スレーブシリンダ42及びマスターシリンダ
48内の油の一部分は制御弁28の頂上を越えて
ベントされてダクト手段(図示せず)を通つて油
溜め14に戻る。
本エンジン制動装置用電気制御系は車輌バツテ
リ78を含み、これは80でアースされる。バツ
テリ78の正ターミナルは直列に、フエーズ8
2、ダツシユスイツチ84、クラツチスイツチ8
6、燃料ポンプスイツチ88、ソレノイド22及
び好ましくはダイオード90を介してアース80
へ戻る。スイツチ84,86及び88はこの系の
安全運転を保証するために設けられる。スイツチ
84は全系統を不作動とするためのマニユアル制
御である。スイツチ86は、エンジンの失速を防
止するために係合を解かれたときはいつでも、系
を不作動とするためのクラツチに連結された自動
スイツチである。スイツチ88は、エンジン制動
装置が作動しているときエンジンへの燃料供給を
防止するため、燃料系に連結された第2の自動ス
イツチである。
次に第2図について、この第2図は第1図示の
エンジンの部品に加え、制御弁、マスターピスト
ン及びシリンダ、及びエンジンの第2シリンダと
連合したスレーブピストン及びシリンダを示す。
第2図の右半分は第1図示の装置と同一であつて
同じ参照番号を付する。第2シリンダに必要な追
加のコンポーネントを左側に示し、参照番号にダ
ツシユを付する。エンジン制動装置機構が各シリ
ンダに対して異なる時間に作動することを理解す
るであろう。制御シリンダ24及び24′のダク
ト26及び26′を介する相互連通は特殊利益を
有するが、これについては以下に詳細に述べる。
本発明に係る油圧リセツト機構は、スレーブピ
ストン50又はスレーブピストン調整ねじ52の
中に連合し得、かつ加えて、制御弁28及び2
8′を利用してよい。油圧リセツト機構を詳細に
記載する前に、異る作動条件のもとでの排気弁6
0の運動を示すグラフである第3図を参照するの
が役立つであろう。記号“XXX”で示した曲線
92は、エンジンが給油モードで運転中の排気弁
60の正常運動を図示する。実線94は上に記載
した型のエンジン制動装置をそなえた排気弁60
の運動をあらわす。この実線の曲線94から評価
されるべき重要な要因は、正常な排気弁開放シー
ケンスが開始するときは排気弁が開いていること
及び、上述の作動困難を生ずるのはこの条件であ
るということである。破線で示した曲線96は、
本発明に従つた作動を示す。曲線96で示された
ように、排気弁60は最初開放され、それから正
常排気弁開放シーケンスの直前に閉じられるか又
は略々閉じられる(“d”又は“d′”点)。その結
果として、本エンジン制動装置機構は排気弁系列
機構の作用に何等の逆作用をもたない。
第3図と第4図について、第4a図本発明に係
るエンジン制動装置機構の、装置内の機械的ラツ
シユが取り上げられた後の、排気弁の作動サイク
ルの開始における状態を示す。これは同様に第3
図上で点“a”として示され、第3図上“i”で
示された該機構の最初の又は休止位置のあとであ
る。第4a図(及び第1図及び第2図)示の本発
明の形式においては、油圧リセツト機構は、主と
して、スレーブピストン調整ねじ52の中に含ま
れる。調整ねじ52は該ねじのスレーブピストン
50と接触する端からその中程まで穿削して第1
ボア100が形成される。第2のより狭いボア1
02がもつと深くねじ52の中へ伸びている。調
整ねじ52の中のボア103又は他の通路が、該
調整ねじ内外の圧力を平衡させるのに役立つ。油
圧リセツト機構は、該調整ねじ52内で往復運動
するよう組立てられた拡大ヘツド112をもつた
リセツトピン弁110を有する。ピン弁110
は、ボア102の端と該弁110の該ヘツド11
2の中の軸方向ボア113の間に組立てられた比
較的軽い第1圧縮ばね114により、下方向へと
スレーブピストン50に片寄せされる。リセツト
機構は、第2圧縮ばね104を含み、これはその
一端でボア100と102の間に形成された肩1
06の上に、そして他端でボア100の内側壁上
に形成された溝の中にシートしているスナツプリ
ング108の上にシートする。ピン弁110内の
軸方向ボア113と連通している直径方向孔11
5は、ボア100と102の間の連通手段を提供
して、ボア100及び102内の油圧を平衡せし
める。軸方向ボア113と共にボア115の圧力
平衡機能は他の均等手段を以て行うことができ
る。例えば、第4f図に示すごとく、ピン弁11
0のヘツド112の外周辺上の1又はそれ以上の
長手方向チヤンネル117は、同様に圧力平衡作
用を行う。ピン弁110のヘツド112と圧縮ば
ね104はピン弁110のヘツド112の肩10
6を越えた下方向への運動がピン弁110をして
ばね104と係合させかつ圧縮開始させるので、
第3図のc点におけるごとく、油圧が減衰し始め
るときは、ピン弁110のヘツド112と圧縮ば
ね104の寸法は、ピン弁110のヘツド112
が肩106より下方に下降すると、ピン弁110
が圧縮ばね104と係合してこれを圧縮し始め、
油圧が減衰を始めて第3図にCで示すような点に
達すると、ピン弁110とスレーブピストン又は
制御ピストン50との係合が外れるような大きさ
に定める。
スレーブピストン50は、円周溝116と、該
溝116と連通する直径孔118と、該直径孔1
18と連通する軸方向通路又は孔120とを有す
る。軸方向孔120は、その直径はピン弁110
の本体部分のそれより小さいので、ピン弁110
がスレーブピストン50のヘツドに対してシート
しているとき、軸方向孔120は密封されるダク
ト122がハウジング10の中に設けられ、制御
弁シリンダ24及びダクト26とスレーブピスト
ンの円周溝116の間を連通する。孔120と1
18、溝116及びダクト122は、一方ではマ
スターピストン66上方のマスターシリンダ4
8、スレーブピストン50上方のスレーブシリン
ダ42及び相互連通ダクト40と46を含む油圧
系の高圧側と、ダクト26及び制御弁28下方の
制御弁シリンダ24を含む油圧系の低圧側との間
の連通手段を与える。この連通手段は、軸方向通
路120の開放に関連し、リセツトピン弁110
の位置の関数として制御される。
もつと具体的には、第4a図示の位置において
は、スレーブピストン50はピン51に抗して位
置し、排気弁60は閉じられ、マスターピストン
66は本機構のラツシユを取上げるために動き始
めたばかりであり(第3図における“a”点)、
ボア100及び102を含む回路の高圧側内の油
圧流体は、比較的低圧である。ピン弁110は軸
方向孔120に対抗してばね114により、高圧
系内の圧力と、弁110の本体の面積と軸方向孔
120の面積の差を乗じたものに比例する力だけ
片寄せされる。
マスターピストン66がその最上の位置まで動
いたとき、高圧回路内の圧力は上昇し、スレーブ
ピストン50を更に下方向へ動かして排気弁60
を開放するのに充分な力を及ぼす。第3図は、排
気弁の、その最初の閉じた位置(第3図、“a”
点及び第4a図)から、その開放された制動装置
により駆動された位置(第3図、“b”及び第4
b図)までの運動を図示する。しかしながら、点
“a”と“b”の間、リセツト弁110に加えら
れる密封力は、油圧力とともに増加するので(一
部は圧力平衡開口115の作用のため)軸方向孔
120は、ばね104がリセツト弁110に上向
きの又は開く力を及ぼし始めても閉じたまゝに残
る。軸方向孔120は、点“b”から点“c”ま
で密封されたまゝ残る。点“c”においてリセツ
ト弁は開き始める。
一旦排気弁60が開かれると、(点“b”)エン
ジンシリンダ内の圧力は急速に減少する。これは
排気弁60に及ぼす力の減少となり、エンジン制
動機構の高圧側内の圧力の減衰としてあらわれ
る。ばね104の及ぼす開放への力が、ばね11
4及び油圧による閉じる力を越えるときは、リセ
ツト弁110は開き(点“c”)高圧流体はスレ
ーブピストンを通り、孔120と118及び溝1
16を経、ダクト122を通つて制御弁シリンダ
24にブリードされる。かくして、油圧流体は高
圧回路から低圧回路へと伝達され、そこで制御弁
28を持上げることにより貯蔵される。油圧流体
は、チエツク弁19のためにダクト16へ逆流す
ることはできない。リセツト弁が既に開かれた点
は第4c図(及び第3図の点“c”)に示される
が、スレーブピストンがリセツト弁110に対抗
する位置に既に戻つた点は、第4d図(及び第3
図の点“d”)に示される。第4d図から判るよ
うに、排気弁は、排気弁の正常開放の直前に閉じ
られる(第3図の点“d”)。特殊圧力条件によつ
ては、リセツト弁は、排気弁が開き始めエンジン
シリンダ内の圧力が下がり始めた後、任意の点で
起動され得る。第4c図及び第4d図に関して、
マスターピストン66の運動はインゼクタ突き棒
74の作用により決定されて換えることはできな
いので、マスターピストン66はその最上方位置
にずつとあつたということは注目すべきである。
しかしながら、作動シリンダ内の油圧の減衰によ
り、ばね54によるスレーブピストン50の上方
向運動は、スレーブピストン50をリセツト弁1
10に対抗して再びシートさせ、これはその間ば
ね104の影響外に出る。既に注目したごとく、
第4d図及び第3図の点“d”に見るごとく、排
気弁60は閉じられ、スレーブピストン50は再
びリセツト弁110の端に対抗してシートする
が、調整ねじ52に対してではない。スレーブピ
ストン50と調整ねじ52の間の間隙はブレーキ
作用モードにおける機構における“ラツシユ”に
等しい。或る場合には、排気弁を、第3図の点
“d”により示唆されたごとく、僅かに開いた
まゝ保持することが望ましいかも知れない。これ
は、リセツト弁110の本体の部分を、この弁の
ヘツド112の底が調整ねじ52の肩106に到
達しかつばね104の影響が止んだとき、排気弁
60が完全にシートしていなかつたように、延長
することにより完成されるであろう。弁110が
軸方向孔120を密封するや否や、ピストン50
は休止するに至ることは理解されるであろう。何
故ならば、油圧流体は完全に、スレーブシリンダ
42及びダクト40及び46を充填して逃れるこ
とはできないからである。この特徴を使用するこ
とにより、排気弁の着座速度は、スレーブピスト
ン孔118及び120の寸度により制御されるブ
リードオフ速度の代りに、インゼクタカム輪廓に
よつて制御されるであろう。
最後に第4e図を参照するに、これはサイクル
の最終行程を示し、そのときマスターピストンは
そのリセツト位置への復帰を既に始めかつ、制動
装置油圧回路内の圧力がそのもとのレベルに近づ
いている。マスターピストン66が下方へと動く
とき、油圧回路内の圧力従つて制御ピストン50
内の圧力は減少しそして制御ピストン50は次に
ばね54により調整ねじ52に対抗して上方向へ
動かされる。制御ピストン50の上方向運動は制
御ピストン28の下方に貯蔵された油圧流体の若
干をボールチエツク弁34を通つてから高圧回路
内へと戻らせる。
第3図、第4d図及び第4e図について点d
(又はd′)及びe(又はe′)により表わされる時間
の間エンジン制動装置機構は排気弁に任意の本質
的な程度の作用を及ぼさずそれ故に弁系列機構に
最小の又は何等の影響も持たないことを観測する
であろう。特にエンジン制動装置機構は弁系列機
構の中に任意の本質的な衝撃負荷又は顕著な不平
衡力の発生を積極的に不可能とする。第3図に示
す如く正常な排気弁作用は点d及びeにより規定
される時間間隔の間に生ずる。
第4a図〜4e図においてサイクルの一部に対
し余分となつた油圧流体は便宜制御弁28の下方
に貯蔵されることはすでに指摘した。しかしなが
らある種のエンジン制動装置機構においては制御
弁28の直径は制御ピストン50の直径よりも小
さいことがあるために必要な流体の量を貯蔵する
ために利用し得る容積が不充分となることがあ
る。このような場合第2図に示す装置を使用して
よい。第2図に示す如く、2シリンダ用エンジン
制動装置機構は(又は場合によつては3シリン
ダ)単一の電磁弁22により操作される如く相互
に連結してよい。これは可能である。何故ならば
これらのシリンダはそれらの圧縮行程の端に異な
つた時間に到達するからでありそれ故に1個の制
動装置機構は他の制動装置機構が機能する必要が
あるときは作用していないからである。この装置
については両方の制御シリンダ24及び24′は
貯蔵目的に利用し得る。
本発明のもう1つの型を第5図に示す。この変
形においては、リセツト弁はスレーブピストン内
に形成され、調整ねじは貯蔵機能を与えるよう修
正される。第5図についてスレーブピストン50
aはスレーブシリンダ42の中で往復運動するよ
う組み立てられ、このスレーブシリンダ42はダ
クト46によりマスターシリンダ(図示せず)と
連通される。スレーブピストン50aは上方向へ
とばね54によつて調整ねじ52aに対向して片
寄せされ、このばね54はスナツプリング取付板
55に作用する。2個の同軸のボア130と13
2がスレーブピストン50aの中に形成され、そ
れらの境界が肩134となる。ピン弁136がボ
ア132の中で往復運動するよう組み立てられ圧
縮ばね138によつて上向きの方向(第5図で見
て)へ軽く片寄せされる。ピン弁136は軸方向
ボア137を具備し、これは直径方向ボア139
と連通する。ボア137及び139はボア130
及び132の中の油圧を平衡するのに役立つ。ボ
ア137はまたばね138のシートとして作用す
る。第2の圧縮ばね140が肩134とボア13
0の中に固定されたスナツプリング112の間に
シートする。圧縮ばね140及びピン弁136は
ピン弁136の上向き方向の運動の結果、第2圧
縮ばね140と係合しその結果下向き方向の片寄
力が生ずるように寸度を決定される。
スレーブピストン50aは第3のボア144を
具備する。このボアはボア130及び132と同
軸であるがこれらのボアの何れよりも大きい。ボ
ア144の基礎はシートとして使用されそれによ
りスレーブピストン50aは調整ねじ52aと接
触する。調節ネジ52aはハウジング10の中に
ねじ込まれロツクナイト146によつて所望の調
整値にロツクされる。ボア148が調整ねじの内
部に半ばまで形成されるが調整ねじの下方外側の
端は浮き彫りとし、浅い円筒室150を形成す
る。オリフイス152がボア148と室150の
間を連通する。調整ねじ52aの基礎に形成され
たチヤンネル153は室150とスレーブピスト
ン50aの中のボア144の間を連通する。ピン
弁136はオリフイス152より大きい直径を有
し、ピン弁136とオリフイス152が係合する
ときはいつでもオリフイス152を密封するよう
作用する。ピストン154が調整ねじ52aのボ
ア148の中で往復運動するため組み立てられピ
ストン154とスナツプリング160によりボア
148の中に保持されたワツシヤ158の間にシ
ートしている圧縮ばね156により下方向に片寄
せされる。
作用中は油圧流体はダクト46を通つてスレー
ブシリンダ42に入りスレーブピストン50aを
弁系列機構(図示せず)及び圧縮ばね54の片寄
力に抗して下方向へと押し下げる。しかしながら
油圧流体はあらゆる場合ボア130及び132と
連通さればね138と共にオリフイス152を密
封するためピン弁136に上方向への片寄力を維
持する。スレーブピストン50aの継続した下方
向への運動はばね140をピン弁136と係合さ
せピン弁136を開こうとするけれども油圧流体
の圧力が高いときはそうするには不充分であるよ
うな追加の力を及ぼす。斯る状態は第3図の点a
及びbの間で起る。しかしながら圧力が第3図の
点cに示す如く減衰するときはばね140の力は
ピン弁136を開くには不充分であり、油圧流体
はオリフイス152を通つて調整ねじ52aに入
る。油圧流体のスレーブシリンダ42からの釈放
はスレーブピストン50aへの圧力を減少させス
レーブピストン50aのその原位置への復帰を許
しこの際余分の油圧流体は調整ネジ52aの中に
捕えられる。第4e図に関して上に述べた如くマ
スターピストンがそのリセツト位置に復帰すると
きそしてピン弁136がオリフイス152を既に
密封する前にはばね156はピストン154を下
方向へと駆動し、油圧流体をオリフイス152を
通つてスレーブシリンダ42にもどす。
第5図の油圧リセツト機構が第4図について記
載したと本質的に同様に機能することは評価すべ
きである。但し貯蔵手段は1又はそれ以上の制御
弁28によつて与えられた貯蔵の代りに調整ねじ
52aの中に設けられる。
第5図の貯蔵の特徴を第4図のリセツト弁機構
と組み合せたい場合は第6図に示す装置が使用さ
れる。本発明のこの形式は根本的には第5図に示
す機構の逆である。何故ならば貯蔵機能はスレー
ブピストン50bにより行われるがリセツト弁は
調整ねじ25の中に含まれるからである。第1図
から第4図まで及び第6図に共通な部品は同じ文
字によつて表わし既に述べた記載の重複を防ぐ。
スレーブピストン50bはその内部に1対の同
芯のボア162及び164を形成する。ピストン
166はボア164の中で往復運動をするよう組
み立てられ、第6図に示す如く圧縮ばね168に
より上向きの方向に片寄せされる。ばね168の
一端はボア162の底にシートするが他端はピス
トン166に担持される。キヤツプ170がボア
168の上方端にねじ込まれボア164とピスト
ン166で油圧流体を貯蔵室171を画定する。
キヤツプ170に形成された中央通路172はリ
セツトピン弁110によりとじられたとき以外は
油圧流体の出入の手段として使用される。
第6図示の装置の作用は第5図のそれと類似で
ある。マスターシリンダ66(第1図及び第4a
図)の上方向運動はダクト46を通つてスレーブ
シリンダ42の中へ油圧流体を圧入しスレーブピ
ストン50bを下方向へ駆動する。リセツトピン
弁110はスレーブピストン50bのキヤツプ1
70に対抗してシートしそれにより油圧力及びば
ね114により通路172を密封する。その下降
運動の間、リセツトピン弁110のヘツドは圧縮
ばね104と係合する。ばね104はピン弁を開
こうとする片寄力を及ぼすが、その力は油圧の高
いときはそうするには不充分である。油圧が減衰
し始めるときは(エンジン制動装置が排気弁をそ
の正常開放に先立つて開こうとする作用により、
例えば第3図の点c)ばね104の片寄力はピン
弁110を開き油圧流体を通路172を通つて貯
蔵室171の中へ流入せしめるのに充分である。
油圧流体はピストン166を下方向へ駆動しピス
トン166の上方の室171の中に貯蔵される。
スレーブピストンシリンダ42の中の減少した
圧力のためにスレーブピストン50bはばね54
の作用を受けて上方向へと動き排気弁60(第1
図及び第4d図)を閉じ(ばね64の作用を受け
て)そしてリセツトピン弁110と再び係合す
る。スレーブピストン50bのこの復帰運動はマ
スターピストン66(第1図及び第4c図)がそ
の原リセツト位置にもどる前に起こり、斯くして
エンジン制動装置はほぼ弁系列機構と排気弁の正
常開放の始まる前に略々係合を解かれる。
一旦マスターピストン66がそのリセツト位置
に復帰を開始するやスレーブシリンダ42の中の
圧力のそれ以上の減少はスレーブピストン50b
の中に貯蔵された油圧流体を通路172を通つて
スレーブシリンダ42へもどさせる。この点にお
いてこの機構はその作用サイクルを完了し、新し
いサイクルを開始する用意ができている。
この点までの記載は次の前提のもとで進められ
てきた。即ち油圧流体の供給はリセツト機構によ
り釈放された油圧流体が次のサイクルの間使用さ
れるために貯蔵されない限り油圧リセツト機構付
きエンジン制動装置の作動を許すには不充分であ
る。このような前提が普通得られる一方又エンジ
ンオイル供給が圧力及び容量共にスレーブシリン
ダ42から油貯め14(第1図)まで高圧油をも
どさせるのに充分であるということも起るかもし
れない。このことは第4a図〜第4e図において
チエツク弁19を省略することにより又は第7図
に示す如き修正によつて完成することができる。
第7図においては第1図及び第4a図ないし第4
e図に共通な部品は同一番号を付した。スレーブ
ピストン50cは第4a図におけるスレーブピス
トン50と類似であるが但しそれは円周溝116
直径方向孔178又は軸方向孔120を必要とし
ない点のみ異なる。その代りダクト174がスレ
ーブピストン50cを通つてピストンの頂表面の
中央における点からピストンの低圧側の点まで形
成される。ハウジング10の中のダクト122が
円周溝116と共に省略できることは評価すべき
ことである。ダクト174の目的は単にスレーブ
ピストン上方の高圧領域と低圧の領域の間の通路
を提供するためであり、もしダクト122(第4
a図)がスレーブピストン下方のスレーブシリン
ダ42の如き任意低圧領域まで制御弁シリンダ2
4から再び導かれた場合は、スレーブピストン5
0は本質的に第7図におけるスレーブピストン5
0cと同一作用を行うであろうことは理解できる
であろう。本発明は特にジユアル排気弁を装備し
たエンジンの1つの排気弁を操作するよう設計さ
れたエンジン制動装置に関して記載されたのであ
るが、それは単一排気弁をもつたエンジン用制動
装置にも又ジユアル排気弁を使用するエンジンの
両排気弁に使用する制動装置にも同様に応用し得
る。
本発明は排気弁をその圧縮リリーフ機能が完了
するや否や閉じるための手段を提供するものであ
ることは評価すべきである。斯くして本発明を使
用するときは圧縮リリーフ制動装置により発生さ
れた制動馬力におけるロス又は減少はない。排気
弁の急速閉鎖は弁のオーバーラツプをこのエンジ
ン制動装置を追加する前にエンジンに最初に設計
された値にまで減少し、斯くしてより多くの制動
仕事がエンジンの次の膨張行程から抽出すること
ができる。斯くして全制動馬力は本発明の応用に
より増加する。
弁オーバーラツプの減少は又もう1つの重要な
利点を提供する。これは改良された圧縮リリーフ
制動装置排気ブレーキ又はツイン入口排気ターボ
チヤージヤに結合された転換弁の同時使用と一層
良好に両立し得るものであるということである。
これらの組合せの何れもがエンジンにより発生さ
れる制動馬力における一層の増加となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油圧リセツト装置及び貯
蔵系を含んだ圧縮リリーフエンジン制動装置の略
線図、第2図はエンジンの2個のシリンダ間に連
結され2個の制御弁を利用する貯蔵系を有する圧
縮リリーフエンジン制動装置の略線図、第3図は
本発明に係るリセツト機構を具えた場合と具えな
い場合の排気弁の運動を示すグラフ。第4a図、
第4b図、第4c図、第4d図、第4e図はそれ
ぞれ第3図のa,b,c,d,eで示す位置にお
ける本発明装置の拡大断面図、第4f図は第4a
図乃至第4e図示の油圧リセツト機構における圧
力平衡手段の変形を示す図、第5図は本発明に係
るリセツト機構の第1例の拡大断面図、第6図は
本発明に係るリセツト機構の第2例の拡大断面
図、第7図は第4a図示の変形を示す。 図において、28は制御弁、50,50a,5
0b,50cは制御ピストン、60,61は排気
弁、104,140は第2ばね手段、114,1
38は第1ばね手段、110はピン弁、120,
152,172,174は通路、148,171
は貯蔵手段、52は調整ストツプ、100,10
2,130,132はボア、115,139は横
ボア、116は円周溝、134は肩、142はリ
テーナ手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガス圧縮リリーフ型のエンジン制動装置であ
    つて、内燃機関のブレーキ作用モードの間制御ピ
    ストンが油圧流体源から供給された高圧油圧流体
    の両側面の1つに作用を受けて、第1位置から、
    制御ピストンが上記エンジンの排気弁を、該エン
    ジンの膨張行程の終端に起きる正常な排気弁開放
    に先立つて開放する第2位置へ動かされるような
    装置において、上記第2位置にある上記制御ピス
    トン50,50a,50b,50cが、上記制御
    ピストンの両側の圧力差を減少するために上記排
    気弁を開いてから所定の時間後に、上記正規の排
    気弁開放に先立つて上記制御ピストンをその第1
    位置に戻ることができるように作動する油圧リセ
    ツト機構104,110,114;136,13
    8,140を特徴とするガス圧縮リリーフ型エン
    ジン制動装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のエンジン制動装
    置において、上記油圧リセツト機構が、一端にお
    いて上記制御ピストンの上記高圧側と連通しかつ
    他端において制御ピストンの低圧側と連通してい
    る通路120,152,172,174、上記制
    御ピストンに関して同軸運動のために取付けられ
    かつその高圧端において上記通路と接触しもつて
    上記通路を密封するようされたピン弁110又は
    136、上記ピン弁を上記通路の上記高圧端へと
    片寄せするための第1ばね手段114又は13
    8、上記ピン弁が上記通路の上記高圧端と接触し
    ている間上記ピン弁を上記通路の上記高圧側から
    遠ざけるよう片寄せしかつ上記制御ピストンによ
    る上記排気弁の開放より所定時間の後、上記ピン
    弁を上記通路から遠ざけるよう働く第2ばね手段
    104又は140を有し、上記所定時間が該排気
    弁が開くエンジンシリンダ内の圧力減衰速度の関
    数であることを特徴とするエンジン制動装置。 3 特許請求の範囲第2項記載のエンジン制動装
    置において、上記通路の流れ圧力端と、上記制御
    ピストン及びマスターピストンと油圧的に相互連
    通された制御弁28の低圧側との間を連通してい
    る油圧流体貯蔵手段24,148,171を特徴
    とするエンジン制動装置。 4 特許請求の範囲第2項記載のエンジン制動装
    置において、上記制御ピストン50b内に配設さ
    れかつ上記通路172の低圧端と連通する油圧流
    体貯蔵手段171を特徴とするエンジン制動装
    置。 5 特許請求の範囲第4項記載のエンジン制動装
    置において、上記油圧流体貯蔵手段が更に上記制
    御ピストン50b内に往復運動するため組立てら
    れかつ上記通路の低圧端の方へ片寄せされたこと
    を特徴とするエンジン制動装置。 6 特許請求の範囲第2項記載のエンジン制動装
    置において、上記油圧流体貯蔵手段が、調整スト
    ツプ52a内部に配設されこれに該制御ピストン
    がその第1位置において当接し、かつ該手段が上
    記通路の低圧端と連通したことを特徴とするエン
    ジン制動装置。 7 特許請求の範囲第6項記載のエンジン制動装
    置において、上記油圧流体貯蔵手段が、上記調整
    ストツプ52a内に往復運動するため組立てら
    れ、かつ上記通路の低圧端の方へと片寄せされた
    ピストン手段154を含むことを特徴とするエン
    ジン制動装置。 8 特許請求の範囲第2項記載のエンジン制動装
    置において、制御ピストンがその第1位置におい
    て当接する調整ストツプが肩を両者の間に形成す
    る同軸の第1ボア100及び第2ボア102を含
    み、かつ上記ボアの1つの中に取付けられたばね
    リテーナ手段をもち、上記第2ばね手段104は
    その一端は上記肩に対しかつ他端は上記ばねリテ
    ーナに対してシートして居り、上記ピン弁110
    は円筒本体部分と、直径が上記本体部分よりは大
    きいが上記調整ストツプ内の上記第1及び第2ボ
    ア100,102のいずれよりも小さい円筒形ヘ
    ツド部分112を有し、上記第2ばね手段104
    は該ピン弁の該本体部分と該ヘツド部分の中間の
    直径を有することを特徴とするエンジン制動装
    置。 9 特許請求の範囲第8項記載のエンジン制動装
    置において、上記ピン弁の上記ヘツド部分が内部
    に圧力平衡手段を形成し、該手段が上記第1ばね
    手段の一端を受入れる軸方向ボア113を有し、
    上記第1ばね手段の他端は上記調整ストツプ内の
    上記ボアの1つ102の底にシートするようさ
    れ、更に該手段が上記軸方向ボアと上記同軸第1
    及び第2ボアの中大きいボアと連通する横ボア1
    15を有することを特徴とするエンジン制動装
    置。 10 特許請求の範囲第9項記載のエンジン制動
    装置において、上記ピン弁の円筒本体部分の長さ
    が、上記調整ストツプの上記第1ボア及び第2ボ
    アの中の大きいボアの深さより大きいことを特徴
    とするエンジン制動装置。 11 特許請求の範囲第8項記載のエンジン制動
    装置において、該ピン弁のヘツド部分を横切る圧
    力を平衡させる手段であつて少なくとも上記ピン
    弁のヘツド部分の外周上に配設されかつ該ピン弁
    のヘツド端と本体端の間を連通する1つの縦チヤ
    ンネルを有することを特徴とするエンジン制動装
    置。 12 特許請求の範囲第11項記載のエンジン制
    動装置において、上記ピン弁の該円筒体部分の長
    さが上記調整ストツプの上記第1及び第2ボアの
    中大きいボアの深さより大きいことを特徴とする
    エンジン制動装置。 13 特許請求の範囲第9項乃至第12項のいず
    れか1項記載のエンジン制動装置において、上記
    通路が上記制御ピストンを半ばまで貫通して形成
    された軸方向孔120、上記制御ピストンを少な
    くとも半ばまで貫通して形成されかつ一端で上記
    軸方向孔120と連通した直径方向孔118と、
    上記制御ピストンの円周の周りに形成されかつ上
    記直径方向孔と連通した円周溝116を有するこ
    とを特徴とするエンジン制動装置。 14 特許請求の範囲第2項記載のエンジン制動
    装置において、肩134を間に規定する同軸の第
    1130及び第2ボア132を含み、加えて上記
    ボアの1つの内部に取付けられたばねリテーナ手
    段142を有し、上記第2ばね手段140はその
    一端で上記肩に当接し、他端で上記ばねリテーナ
    手段に当接し、上記ピン弁は円筒体部分と直径が
    上記円筒体部分より大きいが上記制御ピストンの
    上記第1及び第2ボアのいずれよりも小さい円筒
    形ヘツド部分を有し、上記第2ばね手段140は
    上記ピン弁手段の該本体部分と該ヘツド部分の直
    径の中間の直径を有することを特徴とするエンジ
    ン制動装置。 15 特許請求の範囲第14項記載のエンジン制
    動装置において、上記ピン弁の上記ヘツド部分は
    その中に圧力平衡手段を形成し、この手段が上記
    第1ばね手段138の一端を収容する軸方向ボア
    137を有し、上記第1ばね手段の他端は上記制
    御ピストン内の上記ボアの底にシートするようさ
    れ、更に該手段は上記軸方向ボアと上記第1及び
    第2同軸ボアの中大きいボアと連通する横ボア1
    39を有することを特徴とするエンジン制動装
    置。 16 特許請求の範囲第15項記載のエンジン制
    動装置において、上記弁の該円筒体部分の長さが
    上記制御ピストンの上記第1及び第2ボアの中大
    きいボアの深さより大きいことを特徴とするエン
    ジン制動装置。 17 特許請求の範囲第15項記載のエンジン制
    動装置において、上記通路152が調整ストツプ
    を貫通して形成された軸方向孔を有し、これに対
    し制御ピストンがその第1位置において当接する
    ことを特徴とするエンジン制動装置。 18 特許請求の範囲第14項記載のエンジン制
    動装置において、該ピン弁の上記ヘツド部分に、
    上記ピン弁の該ヘツド部分の外周に配設されかつ
    上記ピン弁の該ヘツド端と該本体端の間を連通す
    る少なくとも1つの縦チヤンネル117を有する
    圧力平衡手段を形成されたことを特徴とするエン
    ジン制動装置。 19 特許請求の範囲第18項記載のエンジン制
    動装置において、該ピン弁の該円筒体部分の長さ
    が、上記制御ピストンの上記第1及び第2ボアの
    中大きいボアの深さより大きいことを特徴とする
    エンジン制動装置。 20 特許請求の範囲第19項記載のエンジン制
    動装置において、上記通路152が上記調整スト
    ツプを通つて形成された軸方向孔を有することを
    特徴とするエンジン制動装置。 21 特許請求の範囲第2項記載のエンジン制動
    装置において、上記通路174が制御ピストンを
    貫通して伸びる孔を有することを特徴とするエン
    ジン制動装置。 22 特許請求の範囲第5項記載のエンジン制動
    装置において、上記通路172が上記制御ピスト
    ン内に形成された軸方向孔を有することを特徴と
    するエンジン制動装置。 23 ブレーキ作用のため圧縮リリーフエンジン
    制動装置を作動する方法であつて、油圧により制
    御ピストンを第1位置から第2位置へ駆動してエ
    ンジンの排気弁を圧縮行程の終端近くで機械的に
    開く方法において、上記エンジン排気弁を開放保
    持するに要する力が上記弁を開くに要する力に対
    し本質的に減少したとき上記制御ピストンの両端
    側の圧力差を減少し、そして上記制御ピストンを
    ブレーキ作用の間にその第2位置から上記第1位
    置より低い位置まで機械的に復帰させる工程を含
    む圧縮リリーフエンジン制動装置を作動する方
    法。 24 特許請求の範囲第23項記載のエンジン制
    動装置において、上記制御ピストンが上記ブレー
    キ作用が終るとき完全に上記第1位置に復帰する
    ことを特徴とする圧縮リリーフエンジン制動装置
    を作動する方法。
JP57234923A 1981-12-24 1982-12-24 ガス圧縮リリ−フ型エンジン制動装置及び制動の方法 Granted JPS58117311A (ja)

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