JPH0430028Y2 - - Google Patents

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JPH0430028Y2
JPH0430028Y2 JP19783487U JP19783487U JPH0430028Y2 JP H0430028 Y2 JPH0430028 Y2 JP H0430028Y2 JP 19783487 U JP19783487 U JP 19783487U JP 19783487 U JP19783487 U JP 19783487U JP H0430028 Y2 JPH0430028 Y2 JP H0430028Y2
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JP
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plate
base material
skin
surface plate
molding base
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JP19783487U
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JPH01101833U (ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用ドアトリム等の基材の表面に
オーナメント表皮材のような表皮材を部分的に接
着するために用いられる成形基材への表皮材接着
装置に関するものである。
(従来の技術) 成形基材の表面にオーナメント表皮材のような
表皮材を部分的に接着する場合、従来は所定形状
に裁断された表皮材を下型上にセツトし、成形基
材を上型と下型間に挟持されるよう型合わせして
表皮材を成形基材の一部分に接着している。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、成形基材に急激な段差がある場合、
下型に吸引圧を加えても表皮材を完全に沿わせる
ことは困難で、表皮材の周縁がずれたり、蛇行す
るなどの製品不良となり、また、表皮材を下型に
波うちなくセツトすることは困難で、表皮材にし
ばしば皺が寄るという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上型を取付けた上定盤と下型を取付
けた下定盤とを案内杆に沿つて接離自在に設ける
とともに該上定盤と下定盤間に案内杆に沿つて昇
降動できる成形基材セツト定盤を介在させ、さら
に下型の外側には昇降動自在な枠状の圧着プレー
トとその外側にあつて上端が該圧着プレートの上
端より突出するように弾発支持される表皮端末位
置決めプレートを設けたことを特徴とするもので
ある。
(作用) このように構成されたものは、下定盤に取付け
られて表皮端末位置決めプレートに囲まれた下型
上に表皮材をその端末が圧着プレート上に達する
ようにセツトするとともに、該下型と接離自在に
設けられる上定盤の上型との間に介在される成形
基材セツト定盤に成形基材をセツトする。そし
て、上定盤を下降させて上型を押し下げてゆけ
ば、成形基材をセツトした成形基材セツト定盤と
上型は一体となつて下降して表皮端末位置決めプ
レートをも押し下げてゆき、下型の外周縁を囲む
よう設けられた表皮端末位置決めプレートが、下
降して枠状の圧着プレートの上端縁に成形基材は
当接する。このとき成形基材と圧着プレート間に
は表皮端末位置決めプレートにより位置決めされ
ていた表皮材の外周縁が挟み込まれ、さらに上型
を下降させる圧着プレートも下降し、やがて上型
と下型が型合わせされると、表皮材は圧着プレー
トと成形基材間に挟持されたまま緊張状態で成形
基材に皺寄ることなく接着される。そして、接着
後は上定盤を上昇させて型開きを行い、表皮材の
接着された成形基材を成形基材セツト定盤より外
して1サイクルは終了する。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明すれば、1は基台であつて、該基台1の四隅
には上端に定盤2が固着された案内杆3は立設さ
れている。4は案内杆3に嵌挿される上型5を設
けた上定盤であり、該上定盤4はシリンダ6によ
り昇降動されるものとしてある。7は基台1の上
面に装着されて上面に下型8を設けた下定盤、9
は該下型8の外周縁に昇降自在に嵌挿された枠状
の圧着プレートであり、該圧着プレート9の上縁
は下型8の周縁より高く突出して下型8を囲んで
おり、上型5が下降した際に表皮材の外周縁を圧
着プレート9と成形基材A間に圧着挟持するよう
になつている。10は圧着プレート9を昇降動さ
せるシリンダ、9aは圧着プレート9を前記シリ
ンダ10を介して昇降動させる格子部材である。
11は圧着プレート9の外周に嵌挿される表皮端
末位置決めプレートであり、該表皮端末位置決め
プレート11は圧着プレート9の周縁よりも高く
突出して圧着プレート9を囲んでいる。12は下
定盤7に設けられた受筒部13にばね14を介し
て昇降動自在に嵌挿されるガイド杆であり、該ガ
イド杆12の上端は表皮端末位置決めプレート1
1のフランジ11aに固着されて該表皮端末位置
決めプレート11を弾発支持している。15は案
内杆3に昇降動自在に嵌挿される孔開きの成形基
材セツト定盤であり、該成形基材セツト定盤15
はシリンダ16により昇降動されるものであり、
17は上定盤4の下面に垂設されるプツシユロツ
ドであり、該プツシユロツド17は成形基材セツ
ト定盤15を上定盤4に追従して下降させるため
のものである。
このように構成されたものは、先ず、表皮端末
位置決めプレート11の内周に沿わせて表皮材B
をその端末が圧着プレート9上に達するように下
型8に載置する。次に、成形基材セツト定盤15
上に成形基材Aをセツトし、シリンダ6を作動し
て上定盤4を下降させれば、やがて上定盤4の上
型5は成形基材セツト定盤15の成形基材Aと当
接する。このとき上定盤4のプツシユロツド17
は成形基材セツト定盤15に当接するから、シリ
ンダ6の作動により成形基材セツト定盤15は上
定盤4に追従して下降し、成形基材Aは表皮端末
位置決めプレート11に当接し、表皮端末位置決
めプレート11をばね14の弾発力に抗して押し
下げ、やがて成形基材A表皮材Bの周縁を圧着プ
レート9との間に挟持圧着しつつ圧着プレート9
を下降させる。その結果、表皮材Bは周縁を成形
基材Aと圧着プレート9との間に挟持されつつ下
型8により成形基材Aに向つて押し付られて接着
されることなる。
(考案の効果) 本考案は前記説明によつて明らかなように、表
皮材を表皮端末位置決めプレート内において下型
上にセツトして上定盤を降下させることによりそ
の周縁を成形基材と圧着プレートとの間に挟持圧
着したうえ成形基材に表皮材を接着するものであ
るから、成形基材に急激な段差があつても表皮材
はずれることなく所定の位置に剥離なく美麗に添
着することとになつて、製品不良がなく、しか
も、表皮材が下型に波うちをもつたまま載置され
ても表皮材は張られた状態で接着されるから皺寄
ることなく成形基材に接着でき、さらに、表皮材
の裁断寸法に誤差があつても表皮材の伸縮範囲内
ならば、製品不良になることなく接着できる等多
くの利点を有するもので、従来の表皮材接着装置
の問題点を解決した成形基材への表皮材接着装置
として実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同じく要部の一部切欠斜視図、第3
図、第4図、第5図は本考案の使用工程の工程説
明図である。 3……案内杆、4……上定盤、5……上型、7
……下定盤、8……下型、9……圧着プレート、
11……表皮端末位置決めプレート、15……成
形基材セツト定盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型5を取付けた上定盤4と下型8を取付けた
    下定盤7とを案内杆3に沿つて接離自在に設ける
    とともに該上定盤4と下定盤7間に案内杆3に沿
    つて昇降動できる成形基材セツト定盤15を介在
    させ、さらに、下型8の外側には昇降自在な枠状
    の圧着プレート9とその外側にあつて上端が該圧
    着プレート9の上端より突出するように弾発支持
    される表皮端末位置決めプレート11を設けたこ
    とを特徴とする成形基材への表皮材接着装置。
JP19783487U 1987-12-26 1987-12-26 Expired JPH0430028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19783487U JPH0430028Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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JP19783487U JPH0430028Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01101833U JPH01101833U (ja) 1989-07-10
JPH0430028Y2 true JPH0430028Y2 (ja) 1992-07-21

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JPH01101833U (ja) 1989-07-10

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