JPH04299319A - 焦点板の製造方法 - Google Patents

焦点板の製造方法

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JPH04299319A
JPH04299319A JP3087298A JP8729891A JPH04299319A JP H04299319 A JPH04299319 A JP H04299319A JP 3087298 A JP3087298 A JP 3087298A JP 8729891 A JP8729891 A JP 8729891A JP H04299319 A JPH04299319 A JP H04299319A
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JP
Japan
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fine
mask
manufacturing
fine pattern
size
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JP3087298A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tsukada
信一 塚田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフカメラ等に使
用される焦点板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一眼レフカメラ等に用いられる焦
点板の製造方法としては、まず、表面に微細な凹凸面を
有する焦点板用母型を製作し、この母型から金型をとっ
てプラスチック材料の表面に微細凹凸面を転写するとい
った方法が知られている。この焦点板用母型の製造方法
としては、従来、ガラス等の母材の表面に砂掛けを施す
ことにより、微細凹凸を形成させるといった方法がとら
れていた。このような方法で製作された焦点板用母型か
ら作製される焦点板は、ボケ味が自然である点に関して
は評価が高い反面、暗くザラツキが目立つといった欠点
があった。その原因は、このような製造方法によると、
第11図に要部拡大断面図で示すように焦点板1の表面
の微細凹凸面がランダム性が極めて高いことに起因して
いる。このような欠点をなくすために焦点板1の表面の
微細凹凸を規則的または半規則的(適度にランダム性の
ある)微細凹凸面にすることが考え出され、種々の製造
方法が提案されたが、その中の1つとして微細パタ−ン
を有するマスク原板を用い、これを基板に塗布された感
光材料の表面に近接させて露光し、この感光材料表面に
露光量に応じた微細凹凸を形成させる焦点板の製造方法
が例えば特開昭57−148728号公報または特開昭
63−221329号公報などで提案されている。この
方法は、半導体装置などの製造に用いられるいわゆるプ
ロキシミティ露光法を焦点板の製造にそのまま用いたも
ので、第12図に平面図で示すようなマスク原板2に微
細パタ−ン3が形成されたマスク4と、第13図に断面
図で示すように表面に感光材料5を塗布した基板6とを
距離Δd離して露光光線7により露光する(Δdをプロ
キシミティと言う)。感光材料5の表面には、マスク原
板2の微細パタ−ン3とプロキシミティ(Δd)とに応
じた照度分布ができ、露光後、現像処理をすれば、照度
分布に応じた微細凹凸面が感光材料5の表面に形成され
、これが焦点板用母型となる。このような焦点板用母型
から作製される焦点板は、その表面の微細凹凸面が規則
的あるいは適度なランダム性を持つものとなるので、十
分な明るさを持ち、ザラツキ感もあまり目立たない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
57−148728号公報の規則的な微細凹凸配置では
、ザラツキ感がなく、明るいといった長所がある反面、
図14に示すように拡散分布が輝点8の集まりとなるた
め、多線ボケを生じるなどボケ味が不自然であるなどの
問題があった。また、このボケ味の不自然さを解消する
ために微細凹凸の配置にランダム性を与えた特開昭63
−221329号公報では、ランダム性が弱いと、まだ
特に低次の輝点が目立つし、目立たないようにランダム
性を強くすると、ザラツキ感が感じられてしまうなどの
問題があった。
【0004】したがって本発明は、前述したザラツキ感
もなく、それでいてボケの不自然さも目立たず、また、
フレネルとのモアレも目立ち難い焦点板の製造方法を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明による第1の発明は、微細パタ−ンを有
するマスク原板を基板上に塗布された感光材料の表面に
近接させて配置し、露光してこの感光材料表面に露光量
に応じた微細凹凸を形成する焦点板の製造方法において
、この微細パターンは各々の形状はn種類(nは1より
大きい自然数)の大きさからなりかつ互いに等しい大き
さの微細パターンを周期的に配列するようにしたもので
ある。本発明による第2の発明は、第1の発明において
、この微細パターンの大きさの最大値をa,最小値をb
,大きさの種類をnとしたとき、各々の微細パターンの
大きさはQ<(a−b)/(n−1)で表せる範囲Qで
ランダムにばらつきを持たせたものである。本発明によ
る第3の発明は、第1の発明および第2の発明において
、基板に予め微細凹凸を形成するようにしたものである
【0006】
【作用】この第1の発明においては、輝点の数を増やす
ことにより、輝点を目立たなくする、すなわちボケの不
自然さを目立たなくする。また、第2の発明および第3
の発明においては、さらに輝点を目立たなくするととも
にモワレも目立ち難くなる。
【0007】
【実施例】次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は、本発明による焦点板の製造方法の一実
施例を説明するマスクの構成を示す平面図であり、形状
が3種類(n=3)の値をもつ場合を示したものである
。同図において、マスク原板2の表面には、互いに形状
の大きさr1 ,r2 ,r3 (r1 <r2 <r
3 )が異なる3種類の微細パターン31 ,32 ,
33 が周期的に配列されてマスク4Aが形成されてい
る。その3種類の大きさは r1 =r0 −Δr r2 =r0 r3 =r0 +Δr である。ここにΔrは0<Δr<(p−r0 )であり
、また、pは微細パターンの配列周期である。
【0008】このように形成されるマスク4Aを用いる
と、図1に示すように従来の図12の周期性より大きい
、新しい周期性が形成されているいることがわかる。 この周期性はそのまま焦点板に引き継がれ、図1のよう
なマスク4Aを用いて形成された焦点板の拡散分布は図
2に示すようになる。従来の図14と比較すれば、輝点
8の数が大幅に増えていることがわかる。なお、ここに
揚げた拡散分布は全体でなく、一部分(30度の範囲)
である。
【0009】図3は本発明による焦点板の製造方法の他
の実施例によるマスクの構成を示す平面図であり、前述
の図と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。同図において、各々の微細パターン31 ,32 
,33 の大きさに 0<Q<(r3 −r1 )/3 なるランダムさQを導入したものである。すなわち図3
の微細パターン31 ,32 ,33 の大きさrはr
=ri +Q×RAD     (i =1または2ま
たは3である) である。ここにRAD は、−1から+1の範囲のラン
ダム変数である。
【0010】このように形成されるマスク4Bを用いる
と、このマスク4Bを用いて形成された焦点板の拡散分
布は、図4に示すようにさらに輝点8が目立たなくなる
とともにランダム性を有しているので、フレネルとのモ
ワレも目立たなくなる。もちろんこの程度のランダム性
ではザラツキ感は感じられない。
【0011】前述したような僅かにランダム性を導入す
るには、前述した図13に示したようにレジスト法にお
いて、図5に断面で示すようにその表面に予め微細凹凸
が形成された基板6Aを使用することによっても可能で
ある。
【0012】実際、本発明の他の実施例である図6に示
すマスク4Cと、図5に示す基板6Aとを用いて作製し
た焦点板の拡散特性は、図7のようになるが、図7が図
8に比べて輝点8がさらに目立たなくなっていることは
、前述した図2と図4との関係と同じである。また、同
様にこの程度のランダム性ではザラツキ感は感じられな
い。
【0013】なお、前述した実施例においては、微細パ
ターンの大きさの種類を3種類(n=3)とした場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、図9に示すように2種類(n=2)の大きさの微
細パターンのマスク4Dまたは図10に示すような4種
類(n=4)の大きさの微細パターンのマスク4Eなど
でも良い。また、これらの微細パターンにランダム性を
導入しても良い。
【0014】また、前述した実施例においては、マスク
の微細パターンの形状を円形状とした場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば正六角形,正八角形などの正多角形状に形成して前述
と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、微
細パタ−ンを有するマスク原板を基板上に塗布された感
光材料の表面に近接させて配置し、露光して前記感光材
料表面に露光量に応じた微細凹凸を形成する焦点板の製
造方法において、微細パターンは各々の形状はn種類(
nは1より大きい自然数)の大きさからなりかつ互いに
等しい大きさの微細パターンは周期的に配列させること
によってザラツキ感もなく、それでいてボケの不自然さ
も目立たない焦点板が得られる。また、微細パターンの
大きさの最大値をa,最小値をb,大きさの種類をnと
したとき、各々の微細パターンの大きさはQ<(a−b
)/(n−1)で表せる範囲Qでランダムにばらつを持
たせることによってフレネルとのモワレも目立ち難い焦
点板が得られる。また、焦点板を形成する基板に予め微
細凹凸が形成されていることによってフレネルとのモワ
レもさらに目立ち難い焦点板が得られるなどの極めて優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による焦点板の製造方法の一実施例によ
るマスクの構成を示す平面図である。
【図2】図1のマスクにより作製された焦点板の拡散特
性を示す図である。
【図3】本発明による焦点板の製造方法の他の実施例に
よるマスクの構成を示す平面図である。
【図4】図3のマスクにより作製された焦点板の拡散特
性を示す図である。
【図5】表面に微細凹凸を有する基板を示す断面図であ
る。
【図6】本発明による焦点板の製造方法の他の実施例に
よるマスクの構成を示す平面図である。
【図7】図5の基板上に図6のマスクを用いて作製され
た焦点板の拡散特性を示す図である。
【図8】図6のマスクにより作製された焦点板の拡散特
性を示す図である。
【図9】本発明による焦点板の製造方法の他の実施例に
よるマスクの構成を示す平面図である。
【図10】図9のマスクにより作製された焦点板の拡散
特性を示す図である。
【図11】極めてランダム性の高い微細凹凸面を有する
焦点板の断面図である。
【図12】従来のマスクの構成を示す平面図である。
【図13】レジスト法を説明する断面図である。
【図14】図12のマスクにより作製された焦点板の拡
散特性を示す図である。
【符号の説明】
1    焦点板 2    マスク原板 31   微細パターン 32   微細パターン 33   微細パターン 34   微細パターン 35   微細パターン 36   微細パターン 37   微細パターン 4A  マスク 4B  マスク 4C  マスク 4D  マスク 5    感光材料 6A  基板 7    露光光線 8    輝線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  微細パタ−ンを有するマスク原板を基
    板上に塗布された感光材料の表面に近接させて配置し、
    露光して前記感光材料表面に露光量に応じた微細凹凸を
    形成する焦点板の製造方法において、前記微細パターン
    は各々の形状はn種類(nは1より大きい自然数)の大
    きさからなりかつ互いに等しい大きさの微細パターンは
    周期的に配列されていることを特徴とする焦点板の製造
    方法。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記微細パターン
    の大きさの最大値をa,最小値をb,大きさの種類をn
    としたとき、各々の微細パターンの大きさはQ<(a−
    b)/(n−1) で表せる範囲Qでランダムにばらついていることを特徴
    とする焦点板の製造方法。
  3. 【請求項3】  請求項1,請求項2において、前記基
    板に予め微細凹凸が形成されていることを特徴とする焦
    点板の製造方法。
JP3087298A 1990-09-11 1991-03-28 焦点板の製造方法 Pending JPH04299319A (ja)

Priority Applications (3)

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JP3087298A JPH04299319A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 焦点板の製造方法
US07/756,031 US5177637A (en) 1990-09-11 1991-09-06 Focusing screen including different height microlenses arranged in a cyclical pattern
EP19910308296 EP0475741A3 (en) 1990-09-11 1991-09-11 Focusing screen and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148427A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Olympus Corp 焦点板原盤及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148427A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Olympus Corp 焦点板原盤及びその製造方法
JP4527967B2 (ja) * 2003-11-17 2010-08-18 オリンパス株式会社 焦点板原盤及びその製造方法

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