JPH04298790A - ステレオ装置及びステレオ方法 - Google Patents

ステレオ装置及びステレオ方法

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JPH04298790A
JPH04298790A JP3204404A JP20440491A JPH04298790A JP H04298790 A JPH04298790 A JP H04298790A JP 3204404 A JP3204404 A JP 3204404A JP 20440491 A JP20440491 A JP 20440491A JP H04298790 A JPH04298790 A JP H04298790A
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JP
Japan
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sound
generation
delay time
musical
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JP3204404A
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Hiroshi Kitagawa
北川 弘志
Gen Izumisawa
玄 和泉沢
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ方式に関し、
特に音響データの発生タイミングを制御することによる
新しいタイプのステレオ方式に関する。
【0002】
【発明の概要】本発明は、複数の音響データの発生タイ
ミングを制御することにより、ステレオ音響を実現する
ものである。
【0003】
【発明の背景】従来、モノラル音から人工的にステレオ
音をつくりだすシステムには、例えば電子楽器の分野を
例にとると、パンポットが知られている。このパンポッ
トは、モノラル音響信号を左右に振り分けて、アッテネ
ータによって利得を変化させることにより、音像の移動
を行う装置である。
【0004】このようなパンポットによってもステレオ
音を人工的につくりだすことができるが、本発明はこの
ようなタイプと全く異なる新しいタイプのステレオ方式
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、1つの発音操作で、複数の音響データを並
行して発生させ、この発生タイミングをそれぞれ制御し
て、異なる発音システムに出力するようにしたものであ
る。
【0006】
【作用】これにより、それぞれの発音システムより発生
される音響の発生タイミングがずれるため、それぞれの
音響が左右の耳に到達するまでの位相または時間にずれ
が生じ、音響の方向性を感じることができる。
【0007】
【第1実施例】1.全体回路 図3は、ステレオ楽音を実現する電子楽器の全体回路を
示している。キーボード1の各キーは、キースキャン回
路2によってスキャンされ、キーオン、キーオフを示す
データが検出され、CPU5によってRAM6に書き込
まれる。そして、それまでRAM6に記憶されていた各
キーのオン、オフの状態を示すデータと比較され、各キ
ーのオンイベント、オフイベントの判別が、CPU5に
よって行われる。なお、上記キーボード1は、電子弦楽
器、電子吹奏(管)楽器、電子打楽器(パッド等)、コ
ンピュータのキーボード等で代用してもよい。
【0008】パネルスイッチ群3の各スイッチは、パネ
ルスキャン回路4によって、スキャンされる。このスキ
ャンにより、各スイッチのオン、オフを示すデータが検
出され、CPU5によってRAM6に書き込まれる。そ
して、それまでRAM6に記憶されていた各スイッチの
オン、オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチ
のオンイベント、オフイベントの判別が、CPU5によ
って行われる。
【0009】トーンジェネレータ8は、上記キーボード
1のオンキーに応じた音高、キーオンまたはキーオフの
ベロシティ、パネルスイッチ群3のオンスイッチに応じ
た音色等に応じた楽音信号を生成する。ここでベロシテ
ィとは、キーボード1の各キーの発音操作の速さまたは
強さを示すデータである。
【0010】このトーンジェネレータ8には、複数チャ
ンネル分、例えば32チャンネル分の楽音生成系が時分
割処理により形成されており、楽音をポリフォニックに
発音させることができる。上記32チャンネルの楽音生
成系は、キーボード1の1つのオンキーに対し、2チャ
ンネルずつ割り当てられる。この2チャンネルは、ステ
レオ楽音を実現するためのもので、この2チャンネルの
うち一方のチャンネルに右音源の楽音データが割り当て
られ、他方のチャンネルに左音源の楽音データが割り当
てられる。
【0011】これら各チャンネルに割り当てられた各楽
音の楽音データに応じて生成された各波形データは、右
音源の波形データと左音源の波形データとに分けられ、
左右の波形データが、それぞれパンポット回路9、右累
算回路10R、右D−A変換器11R及び右アンプ12
Rを介して右スピーカ13Rより発音されるとともに、
パンポット回路9、左累算回路10L、左D−A変換器
11L及び左アンプ12Lを介して左スピーカ13Lよ
り発音される。パンポット回路9では、波形データのレ
ベルアップが行われ、右音源と左音源の音量の制御も行
われ、ステレオ楽音化が行われる。
【0012】タイマ回路14は、右音源の楽音と左音源
の楽音との発音開始タイミングの差をつくるためのもの
で、ディレイタイムデータがセットされる。左右一方の
楽音の発音開始タイミングから、ディレイタイムデータ
に応じた時間の経過後、他方の楽音の発音が開始される
。このタイマ回路14には、最高16個のディレイタイ
ムデータがセット可能となっている。
【0013】ROM7には、CPU5が各種処理を行う
ためのプログラム等が記憶されている。このROM7に
は、ディレイタイムデータテーブル16が形成されてい
る。波形データは、上記トーンジェネレータ8内の波形
メモリ33に記憶されているが、このROM7に記憶し
てもよい。
【0014】RAM6には、上述したデータをはじめと
する各種処理データが記憶される。このRAM6内には
、アサインメントメモリ15が形成されている。このア
サインメントメモリ15には、上述のトーンジェネレー
タ8の32チャンネルの楽音生成系にそれぞれ割り当て
られている楽音の楽音データが記憶される。このアサイ
ンメントメモリ15は、トーンジェネレータ8内に形成
してもよい。
【0015】2.アサインメントメモリ15図4は、ア
サインメントメモリ15を示すものである。 このアサインメントメモリ15には、32チャンネル分
のメモリエリアが形成されており、上記トーンジェネレ
ータ8に形成された32個の楽音生成チャンネルに割り
当てられた楽音のデータがそれぞれ記憶される。これら
各チャンネルメモリエリアに記憶される楽音データは、
オン/オフデータ、右/左データR/L、キーナンバデ
ータKN、ディレイタイムデータDT、トーンナンバデ
ータTN、ベロシティデータVL等が記憶される。
【0016】オン/オフデータは、キーボード1の各キ
ーのオン(「1」)、オフ(「0」)を示すデータであ
る。右/左データR/Lは、セットされた楽音データが
右音源として発音されるか(「1」)、左音源として発
音されるか(「0」)を示すデータである。キーナンバ
データKNは、キーボード1の各キーの音高を示すデー
タである。
【0017】ディレイタイムデータDTは、右音源の楽
音の発音スタートタイミングと左音源の楽音の発音スタ
ートタイミングとの差を示すデータである。そしてステ
レオ楽音を構成する左右2つの楽音のうち、先に発音す
る楽音のレベルは、このディレイタイムデータDTに応
じた大きさとなるが、後に発音する楽音のディレイタイ
ムデータDTは「00…0(0)」となり、楽音のレベ
ルは変化しない。
【0018】トーンナンバデータTNは、ピアノ、バイ
オリン、ドラム等の音色を示すデータである。ベロシテ
ィデータVLは、キーボード1の各キーのキーオンまた
はキーオフの操作速度を示すデータである。このデータ
は、操作圧力を示すアフタータッチデータで代用しても
よい。
【0019】3.ディレイタイムデータテーブル16図
5は、ROM7のディレイタイムデータテーブル16の
記憶内容を示すものである。ディレイタイムデータDT
は、上述したように右音源の楽音の発音スタートタイミ
ングと左音源の楽音の発音スタートタイミングとの差を
示すデータである。このディレイタイムデータDTは、
音高に応じて異なる値となっており、音高C5から音高
C8に向って大きくなるとともに、音高B5から音高C
2に向っても大きくなっている。
【0020】音高C5から音高C8に向っては、ディレ
イタイムデータDTは左音源の楽音の発音が遅れるタイ
プのものであり、音高B5から音高C2に向っては、デ
ィレイタイムデータDTは右音源の楽音の発音が遅れる
タイプのものである。これにより、キーボード1の音高
C2から音高C8の各キーに応じた楽音が、それぞれ左
から右にわたった広い範囲から聞こえることになり、音
の立体感を実現することができる。図5に示すディレイ
タイムデータDTは、右/左データR/Lを最上位符号
ビットデータとみなして、左の右/左データR/L=0
を正、右の右/左データR/L=1を負として示したも
のである。
【0021】図5AのディレイタイムデータDTのグラ
フは、音高データに比例する一時関数タイプのものであ
る。このタイプでは、各音高の音像が音高順に左から右
に並ぶことになる。
【0022】図5BのディレイタイムデータDTのグラ
フは、上記Aの一時関数のグラフの傾きを複数部分にお
いて異なるものとしたものである。図5Bの例では、中
央付近の音像について、グラフの傾きを大きくしている
。従って、この図5Bの例では、図5Aの例に比べて音
像が両側に偏ることになる。
【0023】図5CのディレイタイムデータDTのグラ
フは、中央付近の音像について、グラフの傾きを小さく
している。従って、図5Cの例では、図5Aの例に比べ
て音像が中央に偏ることになる。
【0024】図5DのディレイタイムデータDTのグラ
フは、上記図5Bの直線状のグラフを曲線状にしたもの
である。そして、音高が大きくなるほど及び小さくなる
ほど、グラフの傾斜を水平にした。従って、この図5D
の例では、図5Bの例に比べて、音高に応じた音像の変
化が滑らかになる。また、音高がある値以上及び別のあ
る値以下になると、音像は変化しなくなる。
【0025】図5EのディレイタイムデータDTのグラ
フは、上記図5Cの直線状のグラフを曲線状にしたもの
である。このEのグラフは、2次関数または3次以上の
関数タイプのものである。この図5Eの例では、図5C
の例に比べて、音高に応じた音像の変化が滑らかになる
【0026】図5FのディレイタイムデータDTのグラ
フは、上記図5Dのグラフについて、音高が大きくなる
ほど及び小さくなるほど、グラフの傾斜を反転させて、
ディレイタイムデータDTの値を0に近づけ、そしてグ
ラフの傾斜を水平にした。従って、この図5Fの例では
、グラフのピーク点で音像が最も左右にシフトし、この
ピーク点以降、音高が大きくなっても小さくなっても音
像は中央にシフトしてくる。この図5Fの曲線状のグラ
フは折れ線状のグラフとしてもよい。
【0027】図5GのディレイタイムデータDTのグラ
フは、上記図5Fのグラフについて、プラスマイナス反
転し、音高が小さくなるほどディレイタイムデータDT
が大きくなるようにして、音高が大きくなるほどディレ
イタイムデータDTを小さくなるようにした。従って、
この図5Gの例では、音高が低い方から高くなるに従っ
て、音像は左からいったんセンターを越え、そして反転
して再びセンターを越え、さらに再々反転してセンター
を越えて右へシフトする。この図5Gの曲線状のグラフ
は折れ線状のグラフとしてもよい。
【0028】図5HのディレイタイムデータDTのグラ
フは、音高に関係なくディレイタイムデータDTを一定
値としたものである。従って、音高に関係なく、音像の
位置は常に一定となる。この図5Hのグラフは、上下に
移動させて任意に変更することができる。
【0029】図5IのディレイタイムデータDTのグラ
フは、ある音高より上の音高のディレイタイムデータD
Tをマイナスの一定値とし、この音高より下の音高のデ
ィレイタイムデータDTをプラスの一定値としたもので
ある。従って、上記音高より下の音高の音像は左の一個
所に集まり、上記音高より上の音高の音像は右の一個所
に集まる。
【0030】図5JのディレイタイムデータDTのグラ
フは、一定音域ごと例えば各オクターブごとにディレイ
タイムデータDTの値を一定の値とし、この各値を階段
状に変化させたものである。この図Jの例では、音高が
高くなるに従って、各オクターブごとに音像がとびとび
に変化していく。
【0031】図5KのディレイタイムデータDTのグラ
フは、ディレイタイムデータDTの値が音高の変化に応
じて正弦波状に変化させたものである。この図5Kの例
では、音高が高くなるに従って、音像が左右に周期的に
シフトする。この図5Kの正弦波は、台形波、矩形波、
三角波、のこぎり波、これらの各波を階段状にしたもの
等としてもよい。
【0032】図5に示したディレイタイムデータDTの
各グラフは、代数関数の他、指数関数、対数関数、双曲
線関数、逆双曲線関数、三角関数、逆三角関数のタイプ
でもよい。また、図5に示したディレイタイムデータD
Tの各グラフは、上下に移動したり右半分または左半分
だけを上下に移動したものであってもよいし、上半分ま
たは下半分だけを左右に移動したものであってもよいし
、左右対称または上下対称のものでもよいし、右半分ま
たは左半分だけを左右対称または上下対称のものでもよ
いし、上半分または下半分だけを左右対称または上下対
称のものでもよい。
【0033】このディレイタイムデータDTは、音高に
応じたもののほか、例えばオクターブ(音域)ごとに応
じたもの、音色に応じたもの、ベロシティ、楽音パート
、エフェクト、変調、音量またはテンポに応じたものと
してもよい。音色に応じたものは、ピアノ、バイオリン
、ドラム等の音色に基づいて、図5の各グラフに示すよ
うに、各ディレイタイムデータDTの値が決定されるよ
うにすればよい。ベロシティに応じたものは、キータッ
チの速さまたは強さに基づいて、図5の各グラフに示す
ように、各ディレイタイムデータDTの値が決定される
ようにすればよい。楽音パートに応じたものは、メロデ
ィ、コード、ベース、ドラム、バッキング、アルペジオ
、外部入力MIDIデータ等の楽音パートに基づいて、
図5の各グラフに示すように、各ディレイタイムデータ
DTの値が決定されるようにすればよい。
【0034】エフェクトに応じたものは、エフェクトの
大きさに基づいて、図5の各グラフに示すように、各デ
ィレイタイムデータDTの値が決定されるようにすれば
よい。変調に応じたものは、変調の大きさに基づいて、
図5の各グラフに示すように、各ディレイタイムデータ
DTの値が決定されるようにすればよい。音量に応じた
ものは、音量の大きさに基づいて、図5の各グラフに示
すように、各ディレイタイムデータDTの値が決定され
るようにすればよい。テンポに応じたものは、テンポの
大きさに基づいて、図5の各グラフに示すように、各デ
ィレイタイムデータDTの値が決定されるようにすれば
よい。
【0035】そして、これらの各ディレイタイムデータ
DTに基づいて、またはこれらの音高(音域)、音色、
ベロシティ、エフェクト、変調、音量またはテンポに応
じて決定された各ディレイタイムデータDTを加算した
加算ディレイタイムデータDTに基づいて、右音源と左
音源のディレイタイムを決定するようにしてもよい。
【0036】また、このディレイタイムデータDTは、
ROM7に記憶するのではなく、例えばDT=a(KD
−b)、a(b−KD)、a(KD)2 +b、sin
{a(KD)+b}、tan{a(KD)+b}、si
nh{a(KD)+b}、tanh{a(KD)+b}
、b/{a(KD)}、aKD+b、loga {(K
D)+b}(a:定数、KD:キーナンバデータKN、
b:音高B5のキーナンバデータ)等の演算式により、
ディレイタイムデータDTを算出するようにしてもよい
。さらに、このディレイタイムデータDTは、テンキー
等によって、音域ごと、音色ごと、楽音パート等ごとに
、演奏者が入力できるようにしてもよい。この場合、デ
ィレイタイムデータDTは、RAM6に記憶される。
【0037】4.タイマ回路14 図6は、タイマ回路14を示すものである。ディレイタ
イムラッチ群21は16個のラッチよりなり、上記キー
ボード1のキーオンがあると、このオンキーに応じたデ
ィレイタイムデータDTがセットされ、クロック信号φ
/2によって順次シフトされる。このクロック信号φ/
2は、上記トーンジェネレータ8における各チャンネル
動作を決定するクロック信号φの2倍の周期の信号であ
る。
【0038】このディレイタイムラッチ群21の最後段
のラッチまでシフトされたディレイタイムデータDTは
、アダー22で「11…1」を加算、すなわち−1され
て、ディレイタイムラッチ群21の最前段のラッチに帰
還される。上記アダー22で−1されたディレイタイム
データDTは、各ビットごとにオアゲート23を介し、
インバータ24で反転されて、CPU5に対しインタラ
プト信号INTとして出力される。このオアゲート23
とインバータ24とで、ディレイタイムデータDTが「
00…0(0)」になったこと、すなわち、ディレイタ
イムデータDTに応じた時間経過が検出され、上記イン
タラプト信号INTが出力される。
【0039】一方、チャンネルナンバラッチ群25も1
6個のラッチよりなり、上記キーボード1のキーオンが
あると、このオンキーに応じた楽音の割り当てられたチ
ャンネルナンバがセットされ、上記クロック信号φ/2
によって順次シフトされる。このチャンネルナンバのチ
ャンネルナンバラッチ群25へのセットと、上記ディレ
イタイムデータDTのディレイタイムラッチ群21への
セットとは、同じタイミングで行われる。
【0040】このチャンネルナンバラッチ群25の最後
段のラッチまでシフトされたチャンネルナンバは、その
ままチャンネルナンバラッチ群25の最前段のラッチに
帰還される。そして、上記インバータ24よりインタラ
プト信号INTが出力されたとき、チャンネルナンバラ
ッチ群25の最後段にシフトされているチャンネルナン
バが、ラッチ26に入力されCPU5に送れれる。これ
により、後述するように、このチャンネルナンバに応じ
た、アサインメントメモリ15内の楽音データがアサイ
ンメントメモリ15内の別の空チャンネルメモリエリア
にコピーされる。このとき、右/左データR/Lは、「
1」と「0」とが反転したデータで書き込まれる。
【0041】5.トーンジェネレータ8及びパンポット
回路9 図7は、トーンジェネレータ8及びパンポット回路9を
示すものである。上記アサインメントメモリ15の各チ
ャンネルメモリエリアに書き込まれた楽音データは、各
チャンネルタイミングごとに読み出され、読出波形指定
データ及び生成エンベロープ指定データに変換され、ト
ーンジェネレータ8内の周波数ナンバ累算器31とエン
ベロープ波形生成回路32とへ送られる。
【0042】読出波形指定データは、複数の波形データ
のうちの読み出すべき波形データの先頭アドレスデータ
を示すイニシャル周波数ナンバデータと、この波形デー
タの中の繰り返し読み出しするループトップアドレスデ
ータ及びループエンドアドレスデータ、キーナンバデー
タKNに応じた周波数ナンバデータ等からなっている。 この読出波形指定データは、上記各トーンナンバデータ
TN、各音域(キーナンバデータKNの上位データ)、
各ベロシティデータVL等に応じて、ROM7に記憶さ
れており、上記アサインメントメモリ15の各楽音デー
タのトーンナンバデータTN、キーナンバデータKN、
各ベロシティデータVLに対応するデータが選択読み出
しされて、周波数ナンバ累算器31の読出波形指定デー
タメモリ47に書き込まれる。周波数ナンバ累算器31
では、上記周波数ナンバデータが累算され、波形メモリ
33へ送られて波形データの読み出しが行われる。
【0043】生成エンベロープ指定データは、エンベロ
ープ波形のアタック、ディケイ、サスティン、リリース
の各レベル及び各レートを決定するデータである。この
生成エンベロープ指定データも上記各トーンナンバデー
タTN、各音域(キーナンバデータKNの上位データ)
、各ベロシティデータVL等に応じて、ROM7に記憶
されており、上記アサインメントメモリ15の各楽音デ
ータのトーンナンバデータTN、キーナンバデータKN
、各ベロシティデータVLに対応するデータが選択読み
出しされて、エンベロープ波形生成回路32内のメモリ
に書き込まれる。エンベロープ波形生成回路32では、
この生成エンベロープ指定データ等に応じたエンベロー
プ波形データが生成される。
【0044】このエンベロープ波形データと上記波形デ
ータとは、乗算器34で乗算され、アンドゲート群35
Rまたはアンドゲート群35Lを介して、パンポット回
路9のシフタ36Rまたはシフタ36Lでシフトアップ
された後、上述の図3の累算回路10Rまたは累算回路
10Lへ送られて、楽音として発音される。
【0045】また、上述のアサインメントメモリ15よ
りトーンジェネレータ8へ送られる楽音データのうち、
右/左データR/Lは、32段のシフトレジスタ37に
セットされ、32チャンネル分のシェアタイム経過後、
上記アンドゲート群35Rにそのまま開成信号として与
えられるとともに、インバータ39で反転されて、アン
ドゲート群35Lに開成信号として与えられる。これに
より、生成された波形データが、右音源用のものと左音
源用のものに振り分けられる。
【0046】また、上述のアサインメントメモリ15よ
りトーンジェネレータ8へ送られる楽音データのうち、
ディレイタイムデータDTは、32段のラッチ群38に
セットされ、32チャンネル分のシェアタイム経過後、
上記パンポット回路9のシフタ36R、シフタ36Lに
シフトデータとして与えられる。このシフタ36R、シ
フタ36Lは、波形データをディレイタイムデータDT
のデータ値に応じた分シフトアップする回路である。こ
のシフタ36R、36Lは、乗算回路で代用してもよい
。これにより、ディレイタイムデータDTに応じたレベ
ルアップが行われ、右音源と左音源の音量制御も行われ
る。なお、シフタ36R、シフタ36Lは、波形データ
をディレイタイムデータDTのデータ値に応じた分シフ
トダウンしてもよい。
【0047】6.キー処理 図1及び図2は、ステレオ楽音アサイン処理及びキー処
理のフローチャートを示すものである。図2のキー処理
は、イニシャライズ処理、パネルスイッチ処理等ととも
に、全体処理の1つを形成している。この全体処理は電
源投入とともにスタートする。また図1のステレオ楽音
アサイン処理は、上述のタイマ回路14からインタラプ
ト信号INTがCPU5に与えられたときに、割込処理
として実行される。
【0048】図2のキー処理では、まずCPU5は、キ
ースキャン回路2からの出力により、キーイベントがあ
るかを判別する(ステップ01)。このキーイベントが
キーオンイベントであれば(ステップ02)、アサイン
メントメモリ15内の空チャンネルをサーチする(ステ
ップ03)。このサーチは、例えばアサインメントメモ
リ15内の各チャンネルメモリエリアのオン/オフデー
タが「0」のオフになっているもののサーチである。そ
して、このサーチにあたって、RAM6の特定番地でサ
ーチチャンネルナンバのカウントが行われる。
【0049】空チャンネルが見つかれば、CPU5はR
OM7に記憶されている図5のディレイタイムデータテ
ーブル16より、オンキーのキーナンバデータKNに応
じたディレイタイムデータDTを読み出す(ステップ0
4)。そして、このオンキーのキーナンバデータKNが
音高C5のキーナンバデータKN以上か否か判別する(
ステップ05)。音高C5以上であれば、右/左データ
R/Lを「1」(右)とし(ステップ06)、音高C5
未満であれば、右/左データR/Lを「0」(左)とす
る(ステップ07)。
【0050】次いで、CPU5は、上述のキーナンバデ
ータKN、ディレイタイムデータDT、右/左データR
/L、「1」のオン/オフデータ、ベロシティデータV
L、トーンナンバデータTN等を、アサインメントメモ
リ15のサーチチャンネルメモリエリアに書き込む(ス
テップ08)。これにより、上記キーナンバデータKN
、ベロシティデータVL、トーンナンバデータTN等に
応じた、読出波形指定データ及び生成エンベロープ指定
データが、周波数ナンバ累算器31とエンベロープ波形
生成回路32とへ送られ、ステレオ楽音を構成する左右
2つの楽音のうち、先に発音すべき楽音の発音が開始さ
れる。この後、CPU5は、上述のRAM6内のサーチ
チャンネルナンバとディレイタイムデータDTとをタイ
マ回路14にセットする(ステップ09)。
【0051】そうして、タイマ回路14にセットされた
ディレイタイムデータDTに応じた時間が経過すると、
インタラプト信号INTがタイマ回路14からCPU5
に与えられる。これにより、CPU5は、図1のステレ
オ楽音アサイン処理を行う。
【0052】7.ステレオ楽音アサイン処理この図1の
処理では、まず、CPU5は、アサインメントメモリ1
5内の空チャンネルをサーチする(ステップ21)。こ
のサーチは上記ステップ03と同じである。 空チャンネルが見つかれば、CPU5はタイマ回路14
より送られてくるチャンネルナンバに応じたアサインメ
ントメモリ15内の楽音データを、RAM6内の空番地
等に一時コピーする(ステップ22)。そして、右/左
データR/Lの「1」と「0」とを反転させて、ステレ
オ楽音を構成する他方の楽音とし(ステップ23)、デ
ィレイタイムデータDTは「00…0(0)」に修正す
る(ステップ24)。この後、この修正した楽音データ
を、上記アサインメントメモリ15の空チャンネルメモ
リエリアに書き込む(ステップ25)。
【0053】これにより、同じく上記楽音データのキー
ナンバデータKN、ベロシティデータVL、トーンナン
バデータTN等に応じた、読出波形指定データ及び生成
エンベロープ指定データが、周波数ナンバ累算器31と
エンベロープ波形生成回路32とへ送られ、ステレオ楽
音を構成する左右2つの楽音のうち、後に発音する楽音
の発音が、先に発音する楽音の発音から、ディレイタイ
ムデータDTの時間だけ遅れて開始される。また、先に
発音する楽音は、ディレイタイムデータDTに応じてレ
ベルが大きくなり、後に発音する楽音のディレイタイム
データDTは「00…0(0)」であるから、レベルは
変化しない。従って、ステレオ楽音を構成する左右2つ
の楽音の音量制御も行われる。
【0054】上記ステップ02で、キーイベントが、キ
ーオンベントではなく、キーオフイベントであれば(ス
テップ11)、CPU5は、このキーオフイベントに係
る左右2つの楽音の割り当てられているチャンネルをサ
ーチし(ステップ12)、その両楽音データのオン/オ
フデータを「0」のオフ状態とする(ステップ13)。 このキーオフ処理は、左右2つの楽音につき個別に行っ
てもよいが、同じタイミングで行っても聴感上、問題が
ない。
【0055】なお、上記右/左データR/L及びディレ
イタイムデータDTは、アサインメントメモリ15に記
憶するのではなく、上述の読出波形指定データ及び生成
エンベロープ指定データを周波数ナンバ累算器31とエ
ンベロープ波形生成回路32とへ送るときに、同時にデ
ィレイタイムデータテーブル16より読み出して一緒に
送るようにしてもよい。この場合、これらのデータを周
波数ナンバ累算器31とエンベロープ波形生成回路32
とラッチ群38へ送るときに、上記ステップ04〜07
、09、22〜24の処理を行うことになる。
【0056】
【第2実施例】図8、図9及び図10は、第2実施例を
示すものである。本実施例では楽音生成システムを右音
源用と左音源用とに分離したものである。本実施例では
、図8に示すように、トーンジェネレータ8を2つ設け
、右トーンジェネレータ8Rと左トーンジェネレータ8
Lとしている。そして、アサインメントメモリ15も2
つに分けられ、0〜15チャンネルは、右トーンジェネ
レータ8Rに割り当てられた楽音データが記憶され、1
6〜31チャンネルは左チャンネルLに割り当てられた
楽音データが記憶される。そして、0チャンネルと16
チャンネル、1チャンネルと17チャンネル…15チャ
ンネルと31チャンネルは、それぞれステレオ楽音の左
右2つの楽音がペアで割り当てられる。パンポット回路
9も右パンポット回路9R、左パンポット回路9Lに分
離される。このパンポット回路9R、9Lは、それぞれ
一つのレベルシフタと16段のラッチ群とよりなる。
【0057】そして、図9に示すように、ディレイタイ
ムデータテーブル16には、各キーナンバデータKNご
とまたは音域ごとに、右/左データR/L、ディレイタ
イムデータDT、右パンポットデータPNr及び左パン
ポットデータPNlが記憶されている。右/左データR
/L及びディレイタイムデータDTは、上記第1実施例
と同じである。右パンポットデータPNr及び左パンポ
ットデータPNlは、上記パンポット回路9R、9Lに
おける、波形データのレベルコントロール量を示すデー
タであり、右音源と左音源の音量の制御が独立に行われ
る。
【0058】さらに、上記図2のステップ03以降は、
図10のようになる。まず0〜15チャンネルのサーチ
でオン/オフデータが「0」のチャンネルをサーチし(
ステップ33)、このチャンネルに16を加算した、す
なわちステレオ楽音のもう一方の楽音の割り当てられて
いるチャンネルのオン/オフデータも「0」か否かを判
別する(ステップ34)。「0」であれば、ペアの空チ
ャンネルがサーチされたことになる。ペアのチャンネル
のオン/オフデータが「1」であれば、さらにサーチ処
理を続行する。
【0059】ペアの空チャンネルがサーチされれば、R
OM7内のディレイタイムデータテーブル16より、オ
ンキーのキーナンバデータKNに応じたディレイタイム
データDT、右パンポットデータPNr及び左パンポッ
トデータPNlを読み出し(ステップ35)、オンキー
のキーナンバデータKNが音高C5のキーナンバデータ
KN以上であれば(ステップ36)、右音源の楽音デー
タのオン/オフデータを「1」とし、右パンポットデー
タPNrを取り出して(ステップ37)、左音源の楽音
データのオン/オフデータを「0」とし、左パンポット
データPNlを取り出して(ステップ38)、上述のス
テップ08と同様に、上記各データを、キーナンバデー
タKN、ベロシティデータVL、トーンナンバデータT
N等とともに、アサインメントメモリ15のサーチチャ
ンネルメモリエリアに書き込む(ステップ41)。
【0060】この場合、右パンポットデータPNrは右
パンポット回路9R内のラッチ群に書き込まれるととも
に、左パンポットデータPNl左パンポット回路9L内
のラッチ群に書き込まれる。これにより、上記キーナン
バデータKN、ベロシティデータVL、トーンナンバデ
ータTN等に応じた、読出波形指定データ及び生成エン
ベロープ指定データが、周波数ナンバ累算器31とエン
ベロープ波形生成回路32とへ送られ、ステレオ楽音を
構成する左右2つの楽音のうち、先に発音すべき楽音の
発音が開始される。
【0061】この後、上記ステップ35で読み出したデ
ィレイタイムデータDT及び上記ステップ38で割り当
てたオン/オフデータが「0」のチャンネルナンバをタ
イマ回路14にセットする(ステップ42)。
【0062】そして、ディレイタイムデータDTに応じ
た時間が経過し、タイマ回路14よりインタラプト信号
INTがCPU5に与えられれば、CPU5はタイマ回
路14より与えられるチャンネルナンバに応じたアサイ
ンメントメモリ15のチャンネルメモリエリアの「0」
のオン/オフデータを「1」とする。これにより、同じ
く上記楽音データのキーナンバデータKN、ベロシティ
データVL、トーンナンバデータTN等に応じた、読出
波形指定データ及び生成エンベロープ指定データが、周
波数ナンバ累算器31とエンベロープ波形生成回路32
とへ送られ、ステレオ楽音を構成する左右2つの楽音の
うち、後に発音する楽音の発音が、先に発音する楽音の
発音から、ディレイタイムデータDTの時間だけ遅れて
開始される。
【0063】なお、上記ステップ36で、オンキーのキ
ーナンバデータKNが音高C5未満であれば、左音源の
楽音データのオン/オフデータを「1」とし、左パンポ
ットデータPNlを取り出して(ステップ39)、右音
源の楽音データのオン/オフデータを「0」とし、右パ
ンポットデータPNrを取り出して(ステップ40)、
上述のステップ08と同様に、上記各データを、キーナ
ンバデータKN、ベロシティデータVL、トーンナンバ
データTN等とともに、アサインメントメモリ15のサ
ーチチャンネルメモリエリアに書き込む(ステップ41
)。
【0064】この場合も、右パンポットデータPNrは
右パンポット回路9R内のラッチ群に書き込まれるとと
もに、左パンポットデータPNl左パンポット回路9L
内のラッチ群に書き込まれる。他の構成、動作は上述の
第1実施例と同じである。本実施例では、アサインメン
トメモリ15内の左/右データR/L、トーンジェネレ
ータ8内のアンドゲート群35R、35L、インバータ
39、シフトレジスタ37を省略することができる。
【0065】なお、本実施例でも、上記ディレイタイム
データDTは、アサインメントメモリ15に記憶するの
ではなく、上述の読出波形指定データ及び生成エンベロ
ープ指定データを周波数ナンバ累算器31とエンベロー
プ波形生成回路32とへ送るときに、同時にディレイタ
イムデータテーブル16より読み出して一緒に送るよう
にしてもよい。この場合、これらのデータを周波数ナン
バ累算器31とエンベロープ波形生成回路32とへ送る
ときに、上記ステップ35〜40、42、22〜24の
処理を行うことになるし、右パンポットデータPNr及
び左パンポットデータPNlの読み出しとラッチ群への
書き込みとを行うことになる。
【0066】また、アサインメントメモリ15の0〜1
5チャンネルと16〜31チャンネルのペアグループは
、0チャンネルと16チャンネル、1チャンネルと17
チャンネル…15チャンネルと31チャンネルではなく
、ランダムな組み合わせでもよい。この場合、上記ステ
ップ33で0〜15チャンネル内で1つの空チャンネル
をサーチし、16〜31チャンネル内でも1つの空チャ
ンネルをサーチし、上記ステップ42でタイマ回路14
にセットするサーチチャンネルナンバは、このランダム
な組み合わせでサーチされた他方のチャンネルナンバが
セットされることになる。
【0067】
【第3実施例】図11は、第3実施例を示すものである
。本実施例では、波形メモリ33に記憶されている各波
形データの先頭より先に、図11に示す無音区間を形成
しておき、ステレオ楽音のうち先に発音する楽音につい
ては、波形データの先頭より読み出し、後に発音する楽
音については、無音区間より読み出すようにしたもので
ある。この無音区間を読み出す長さはディレイタイムデ
ータDTに基づいて決定される。
【0068】この場合、ROM7内のディレイタイムデ
ータテーブル16のディレイタイムデータDTの値は、
上記読み出す無音区間の長さに応じたアドレスデータの
値を示している。そして、上記ステップ37、38、4
1の後の処理では、右音源の楽音データのイニシャル周
波数ナンバはそのまま読出波形指定データメモリ47に
書き込まれ、左音源の楽音データのイニシャル周波数ナ
ンバはディレイタイムデータDTの値が減算されて書き
込まれるし、ステップ39、40、41の後の処理では
、左音源の楽音データのイニシャル周波数ナンバはその
まま読出波形指定データメモリ47に書き込まれ、右音
源の楽音データのイニシャル周波数ナンバはディレイタ
イムデータDTの値が減算されて書き込まれる。なお、
上記ステップ38、40では、「0」のオン/オフデー
タを書き込んでいたが、本実施例では、いずれも「1」
のオン/オフデータを書き込むことになる。
【0069】本実施例では、図3及び図6のタイマ回路
14及び図10のステップ42の処理並びに図1のステ
レオ楽音アサイン処理が不要となる。なお、上記ステッ
プ03にて、2チャンネル分の空チャンネルをサーチし
た後、ステップ35に進むようにし、ステップ37、3
8またはステップ39、40で、上記サーチした2チャ
ンネルに右音源の楽音データと左音源の楽音データを割
り当てるようにしてもよい。そうすれば、トーンジェネ
レータ8は1つで済む。
【0070】
【第4実施例】図12は、第4実施例の周波数ナンバ累
算器31を示すものである。本実施例では、ステレオ楽
音を構成する左右2つの楽音のうち、先に発音する楽音
の波形データをまず読み出し、ディレイタイムデータD
T分の読み出しが行われると、後に発音する楽音の波形
データの読み出しを開始するものである。
【0071】上記読出波形指定データメモリ47に書き
込まれたイニシャル周波数ナンバデータは、オンイベン
ト時にセレクタ41を介してアダー42で周波数ナンバ
データが加算され、セレクタ43を介し、ラッチ群44
にセットされる。このラッチ群は32個のラッチよりな
り、上述のチャンネルタイミング信号であるクロック信
号φによって順次シフトされる。従って、32チャンネ
ル分のシェアタイムごとに、周波数ナンバデータはイニ
シャル周波数ナンバデータを初期値として順次累算され
ていく。
【0072】そして、上記読出波形指定データメモリ4
7に書き込まれたディレイタイムデータDTは、コンパ
レータ45に与えられる。このコンパレータ45には、
上記アダー42からの累算周波数ナンバデータも与えら
れており、累算周波数ナンバデータがディレイタイムデ
ータDTを越えると、比較判別信号がインタラプト信号
INTとして、CPU5に送られる。これにより、CP
U5は図1に示すステレオ楽音アサイン処理を実行し、
ステレオ楽音の後に発音する楽音の発音が開始される。
【0073】このとき、図1に示すステレオ楽音アサイ
ン処理を行うにあたって、ステップ22で、コピーすべ
き元のチャンネルメモリエリアは、そのときの処理チャ
ンネルのチャンネルナンバと同じチャンネルメモリエリ
アと一致することになる。また、上記第2実施例におい
て本実施例を適応するには、インタラプト信号INTが
右トーンジェネレータ8Rから入力されれば、そのとき
の処理チャンネルのチャンネルナンバを+16したチャ
ンネルメモリエリアのオン/オフデータを「0」から「
1」に切り換え、インタラプト信号INTが左トーンジ
ェネレータ8Lから入力されれば、そのときの処理チャ
ンネルのチャンネルナンバを−16したチャンネルメモ
リエリアのオン/オフデータを「0」から「1」に切り
換えることになる。
【0074】上記アサインメントメモリ15から読み出
されたループエンドデータは、コンパレータ46に与え
られる。このコンパレータ46には、上記アダー42か
らの累算周波数ナンバデータも与えられており、累算周
波数ナンバデータがループエンドデータを越えると、比
較判別信号が上記セレクタ43に与えられる。これによ
り、累算周波数ナンバデータはループエンドデータから
ループトップデータまで戻って順次累算されていく。本
実施例では、図3及び図6のタイマ回路14及び図10
のステップ42の処理が不要となる。
【0075】
【第5実施例】この第5実施例では、上記ステップ08
、37、39(41)で、アサインメントメモリ15の
空チャンネルメモリエリアにベロシティデータVLを書
き込むときに、このベロシティデータVLにディレイタ
イムデータDTまたは右パンポットデータPNrもしく
は左パンポットデータPNlを乗算したものを書き込む
ようにしたものである。そして、ステップ25、38、
40(41)では、ベロシティデータVLにディレイタ
イムデータDTを乗算せずにそのままアサインメントメ
モリ15に書き込むようにしたり、ベロシティデータV
Lに右パンポットデータPNrまたは左パンポットデー
タPNlを乗算したものを書き込むようにしたものであ
る。
【0076】これにより、ステレオ楽音の右音源と左音
源の音量をチャンネル割り当て時に制御することができ
る。本実施例では、アサインメントメモリ15にディレ
イタイムデータDTを記憶しなくとも済み、また図3の
パンポット回路9または図8の右パンポット回路9R及
び左パンポット回路9Lも不要となる。
【0077】この場合、アサインメントメモリ15の各
楽音データを生成エンベロープ指定データに変換してエ
ンベロープ波形生成回路32に送るときに、生成エンベ
ロープ指定データ内のエンベロープ波形のレベルとレー
トを示すデータに対し、上記ディレイタイムデータDT
乗算したり乗算しなかったり、または右パンポットデー
タPNrもしくは左パンポットデータPNlを乗算する
ようにしてもよい。
【0078】
【第6実施例】図13は、第6実施例のパンポット回路
9Rを示している。もう1つのパンポット回路9Lは、
このパンポット回路9Rと全く同じ構成である。上記ト
ーンジェネレータ8Rからの楽音波形データは、デマル
チプレクサ回路51を介して各チャンネルタイミングご
とに振り分けられ、そのままゲート回路53…に与えら
れるとともに、16個のデジタルディレイ回路52…で
ディレイされてゲート回路53…に与えられる。このゲ
ート回路53…は、上記アンドゲート群35R、35L
及びインバータ39と同じ回路である。
【0079】このゲート回路53…では、右音源の楽音
波形データと左音源の楽音波形データとに振り分けられ
、それぞれ加算回路54R、54Lで加算されて、アダ
ー57R、57Lを介し上記累算回路10R、10Lへ
送出される。上記デジタルディレイ回路52…はCCD
(チャージカップルドデバイス)、BBD(バケットブ
リッジデバイス)等で構成され、与えられるディレイデ
ータに応じたディレイが行われる。
【0080】一方、パンポットデータメモリ55には、
16個の番地が形成され、各番地に各ディレイタイムデ
ータDTが書き込まれる。この書き込みアドレスデータ
は、チャンネルカウンタ56からのチャンネルナンバデ
ータであり、書き込み指令信号はCPU5からの上記セ
ット信号Sである。このチャンネルナンバデータは上記
デマルチプレクサ回路51にも与えられる。このパンポ
ットデータメモリ55に書き込まれた各ディレイタイム
データDTは、上記デジタルディレイ回路52…にそれ
ぞれ与えられ、ディレイタイムデータDTの値の大きさ
に応じたディレイが行われる。またディレイタイムデー
タDTの最上位ビットの右/左データR/Lは、上記ゲ
ート回路53…に与えられる。
【0081】上記チャンネルカウンタ56にはチャンネ
ルクロック信号CHφが入力され、16進のチャンネル
ナンバのカウントが行われる。CPU5は、このチャン
ネルナンバデータが、上記アサインメントメモリ15に
書き込んだ楽音データのチャンネルナンバデータと一致
するときに、上記ディレイタイムデータDTをパンポッ
トデータメモリ55にも書き込む。
【0082】なお、上述したパンポット回路9R、9L
は一体の1つの回路としてもよい。この場合、デジタル
ディレイ回路52、ゲート回路53を32個設けたり、
パンポットデータメモリ55の番地を32番地としたり
すればよい。この場合、1組のディレイタイムデータD
T1、DT2が続けてパンポットデータメモリ55にセ
ットされることになる。また、この場合、トーンジェネ
レータ8R(8L)、アサインメントメモリ15を一体
として、32チャンネルの時分割処理を行うようにして
もよい。
【0083】また、0〜15の各チャンネルと予め決め
られた各音像、例えば「R3」、「R2」、「R1」、
「R0」、「L0」、「L1」、「L2」、「L3」の
各音像とが対応するように、アサインメントメモリ15
及びパンポット回路9R、9Lを構成してもよい。この
場合、図13のパンポットデータメモリ55にセットす
るディレイタイムデータDTは、「R3」、「R2」、
…、「L3」の順番で固定的にセットされる。このディ
レイタイムデータDTの順番が、CPU5によって書き
換えられることはない。
【0084】そして、第0及び第1チャンネルを割り当
てられた楽音は音像位置「R3」、第2及び第3チャン
ネルを割り当てられた楽音は音像位置「R2」、第4及
び第5チャンネルを割り当てられた楽音は音像位置「R
1」、……、第14及び第15チャンネルを割り当てら
れた楽音は音像位置「L3」となる。
【0085】これに応じ、アサインメントメモリ15の
どのチャンネルエリアへ発音楽音データの書き込むかは
、音楽的ファクタに基づいて決定される。この音楽的フ
ァクタは、発音順、音高(音域)、音色の種類、ベロシ
ティの大きさ、楽音パートの種類、エフェクトの深さ、
リズムの種類、変調の速さまたは深さ、音量の大きさ、
テンポの大きさを示し、これをデコーダなどを介して対
応する各チャンネルナンバデータまたは上記音像位置デ
ータに変換する。
【0086】そして、この変換したチャンネルナンバデ
ータに応じたチャンネルの中から空きチャンネルをサー
チし、新たな発音に係る楽音データにチャンネルを割り
当てる。なお、パンポット回路9R、9Lは、計4つま
たはそれ以上とし、パンポット回路9R、9Lにおいて
形成されるチャンネル数を減らしてもよい。
【0087】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば
、音像定位スライドスイッチを設け、このスイッチをス
ライドさせることにより、音像定位が移動するようにし
てもよい。この場合、音像定位スライドスイッチのスラ
イド量に応じたデータを上記ディレイタイムデータDT
または右パンポットデータPNrもしくは左パンポット
データPNlに加算または乗算すればよい。そして、こ
の音像定位スライドスイッチは、音色ごと、音域(音高
)ごと、ベロシティごと、楽音パートごと、エフェクご
とト、変調ごとまたは音量ごと等に、入力可能としても
よい。
【0088】また、音像の変化は、上述した音像位置の
変化または音像位置の選択のほか、音像数の変化、音像
の移動パターンの変化等であってもよい。音像数の変化
は、上記デコーダに記憶する各チャンネルナンバデータ
または上記音像位置データを1つの音楽的ファクタに対
して複数とし、同じ楽音データに複数のチャンネルを同
時に割り当てる。音像の移動パターンの変化は、上記パ
ンポット回路9R、9Lにセットされるディレイタイム
データDTに周期的に変化するデータを加減乗除し、こ
のデータの値を周期的に変える。
【0089】さらに、波形メモリ33に記憶される波形
データは、図11に示すもののほか、ピアノ、バイオリ
ン、ドラム等の楽器音で区別される波形データ、サイン
波、三角波、短形波等の波形で区別される波形データ、
高調波成分の含有率やノイズ音成分の含有率等、特定成
分の含有率の大きさで区別される波形データ、特定フォ
ルマントに対応した複数の特定周波数帯域のスペクトル
グループに対応する各周波数成分のちがいで区別される
波形データ、発音開始から発音終了までの全波形を表わ
す波形データ等々を指している。
【0090】このほか、上記スピーカ13R、13Lは
、左右だけでなく、上下、前後など、3つ以上設けて3
チャンネル以上のステレオシステムを構成してもよい。 この場合、トーンジェネレータ8R、8L、パポット回
路9R、9L、累算回路10R、10L、D−A変換器
11R、11L、アンプ12R、12Lも3つ以上設け
、ディレイタイムデータDTの右/左データR/Lも4
つまたは6つ以上の状態を表わす2ビットデータまたは
3ビットデータ以上となる。4チャンネルの場合には6
つまたは8つの状態を表わす3ビットデータとなる。
【0091】また、スピーカ13R、13Lより出力さ
れる音響信号としては、デジタルデータ処理により生成
された楽音の他、アナログ信号処理により生成された楽
音、テープレコーダ、レーザディスク再生機、テレビジ
ョン受像機、チューナ等の他のデジタル音源を用いても
よい。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、1つの
発音操作で、複数の音響データを並行して発生させ、こ
の発生タイミングをそれぞれ制御して、異なる発音シス
テムに出力するようにした。従って、それぞれの発音シ
ステムより発生される音響の発生タイミングがずれるた
め、それぞれの音響が左右の耳に到達するまでの位相ま
たは時間にずれが生じ、音響の方向性を感じることがで
き、音の方向感及び立体感を感じとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステレオ楽音のアサイン処理のフローチャート
図である。
【図2】キー処理のフローチャート図である。
【図3】電子楽器の全体回路図である。
【図4】アサインメントメモリ15を示す図である。
【図5】ディレイタイムデータテーブル16を示す図で
ある。
【図6】タイマ回路14を示す図である。
【図7】トーンジェネレータ8を示す図である。
【図8】第2実施例のアサインメントメモリ15及びト
ーンジェネレータ8を示す図である。
【図9】第2実施例のディレイタイムデータテーブル1
6を示す図である。
【図10】第2実施例のキー処理のフローチャート図で
ある。
【図11】第3実施例の波形メモリ33に記憶される波
形データを示す図である。
【図12】第4実施例の周波数ナンバ累算器31を示す
図である。
【図13】第6実施例のパンポット回路9を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…キーボード、5…CPU、6…RAM、7…ROM
、8…トーンジェネレータ、9…パンポット回路、13
R、13L…スピーカ、14…タイマ回路、15…アサ
インメントメモリ、16…ディレイタイムデータテーブ
ル、21…ディレイタイムラッチ群、25…チャンネル
ナンバラッチ群、31…周波数ナンバ累算器、32…エ
ンベロープ波形生成回路、33…波形メモリ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響データを発生する音響発生手段と、こ
    の音響発生手段における音響データの発生を、1つの発
    音操作で、複数並行して発生させる発生制御手段と、こ
    の発生制御手段における、並行して発生する複数の音響
    データの発生タイミングをそれぞれ制御する発生タイミ
    ング制御手段と、これら発生制御手段及び発生タイミン
    グ制御手段の制御により、上記音響発生手段から発生さ
    れる発生タイミングの制御された複数の音響データを、
    異なる発音システムに対して出力する出力手段とを備え
    たことを特徴とするステレオ方式。
  2. 【請求項2】上記発生タイミング制御手段における、複
    数の音響データの発生タイミングの制御は、非発音状態
    から発音状態への切り換えタイミングの制御であること
    を特徴とする請求項1記載のステレオ方式。
  3. 【請求項3】上記非発音状態から発音状態への切り換え
    タイミングの制御は、発生タイミングのずれに応じた時
    間データの計測に基づくものであることを特徴とする請
    求項2記載のステレオ方式。
  4. 【請求項4】上記発生タイミング制御手段における、複
    数の音響データの発生タイミングの制御は、記憶された
    音響データの読出アドレスの制御であることを特徴とす
    る請求項1記載のステレオ方式。
  5. 【請求項5】上記記憶された音響データの読出アドレス
    の制御は、音響データの前に記憶された無音域の読み出
    しの制御であることを特徴とする請求項4記載のステレ
    オ方式。
  6. 【請求項6】上記記憶された音響データの読出アドレス
    の制御は、先に発音する音響データの読み出し量に応じ
    、後に発音する音響データの読み出しを開始することを
    特徴とする請求項4記載のステレオ方式。
  7. 【請求項7】上記発生タイミング制御手段における、複
    数の音響データの発生タイミングの制御量は、音楽的フ
    ァクタに応じて変化することを特徴とする請求項1記載
    のステレオ方式。
  8. 【請求項8】上記音楽的ファクタは、音高または音域で
    あることを特徴とする請求項7記載のステレオ方式。
  9. 【請求項9】上記音楽的ファクタは、音色であることを
    特徴とする請求項7記載のステレオ方式。
  10. 【請求項10】上記音楽的ファクタは、発音操作の速さ
    または強さであることを特徴とする請求項7記載のステ
    レオ方式。
  11. 【請求項11】複数の音響データを時分割に発生する音
    響発生手段と、この音響発生手段における各音響データ
    の発生を、1つの発音操作で、複数並行して時分割に発
    生させる発生制御手段と、この発生制御手段における、
    複数並行して時分割に発生する複数の音響データのレベ
    ルをそれぞれ制御するレベル制御手段と、これら発生制
    御手段及びレベル制御手段の制御により、上記音響発生
    手段から発生されるレベルの制御された複数の音響デー
    タを、異なる発音システムに対して出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とするステレオ方式。
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