JPH04297857A - 帯状体の不良部分検出機 - Google Patents

帯状体の不良部分検出機

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JPH04297857A
JPH04297857A JP3012438A JP1243891A JPH04297857A JP H04297857 A JPH04297857 A JP H04297857A JP 3012438 A JP3012438 A JP 3012438A JP 1243891 A JP1243891 A JP 1243891A JP H04297857 A JPH04297857 A JP H04297857A
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Kintaro Aihara
相原 金太郎
Shinji Yamazaki
伸二 山崎
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
Polymer Processing Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム、網状体等の
帯状体に生じる割れ、強度不足箇所等の不良部分を検出
する帯状体の不良部分検出機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近年
、多岐に亘る用途にフィルムや網状体が使用されており
、種々のフィルムおよび網状体が工業的に製造されてい
る。
【0003】このようなフィルムもしくは網状体では、
その製造時や搬送時に割れあるいは強度不足箇所等の欠
陥箇所(不良部分)が発生することがある。製品品質を
高水準に維持するためには、これらの不良部分を、高速
で流れるフィルムや網状体等の帯状体から検出する必要
がある。
【0004】ところで、フィルムの欠陥箇所検出には、
例えば、フィルムに一定量の光を照射し、フィルムで遮
断されなかった光の量を測定して欠陥箇所を検出する検
出機等が従来から使用されている。しかし、このような
従来の検出機では部分的な強度不足箇所を検出すること
は困難であり、しかも従来の検出機は高価格でかつ操作
も煩雑である。
【0005】また、網状体の場合、割れ等の欠陥箇所検
出を迅速かつ確実に行なえる検出機は従来存在しなかっ
た。そのため、網状体の欠陥箇所検出は作業者の目視に
頼っているのが現状である。ところが、欠陥箇所検出専
任の作業者を設けたのでは省力化の点で問題があるばか
りでなく、高速での連続製造プロセスでは、緊張が持続
せず確実な検出は不可能である。そこで、従来は、後刻
、全数目視検査が可能な速度で休憩をしながら巻直して
いたが手間が掛かるばかりでなく、欠陥箇所発生時の対
応が遅れがちとなる。さらに、繊維の乱れ等による部分
的な強度不足箇所や小さな割れの検出は目視では大変困
難であり、欠陥箇所の見逃しが生じ易い。
【0006】本発明はかかる従来技術の問題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、フィルム、網状体等の
帯状体に生じる割れや強度不足箇所等の不良部分を確実
に検出することができ、さらに、作業の手間を省くこと
ができかつコストの低減を図ることができる帯状体の不
良部分検出機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る帯状体の不良部分検出機は、帯状体を
搬送する搬送手段と、該帯状体の近傍に配置される軸と
、一部が該帯状体の一方の面に当接しかつ該軸を中心に
回動可能に支持され、該帯状体の不良部分に対応すると
回動して該帯状体の反対側にその一部が突出する駒と、
該駒の回動を検知する検知手段とを具備したことを特徴
とする。
【0008】前記駒がその重心以外の点で前記軸に支持
されており、該駒が該帯状体の不良部分に対応すると自
重によって回動するようにするとよい。
【0009】また、前記検知手段が、さらに警報発生手
段および/または不良箇所表示手段を具備するようにす
るとよい。
【0010】さらに、本発明に係る帯状体の不良部分検
出機は、帯状体を搬送する搬送手段と、複数の検出子と
、これら複数の検出子が帯状体の一方の表面に当接し、
該帯状体の不良部分に対応すると該帯状体の反対側に変
位するように該検出子を保持する保持手段と、該駒の変
位動作を検知する検知手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】帯状体の一方の面に所定の押圧力で当接されて
いる検出子(駒)は、帯状体が正常な場合はその表面を
滑動する。そして、その検出子が帯状体の不良部分に対
応すると検出子の帯状体との当接面において検出子がそ
の部分を突き抜けて帯状体の反対側に変位する。その際
の検出子の変位動作を検知することによって帯状体の割
れや強度不足箇所等の不良部分が検出される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】ここでは一例として、割繊維不織布の製造
に本発明を適用した例を説明する。ただし、本発明は下
記割繊維不織布の製造に適用できるのみならず、種々の
帯状体の不良部分検出に適用することが可能である。
【0014】割繊維不織布とは、横一軸延伸網状体(横
軸方向[幅方向]にスリットが形成された横一軸延伸体
)と縦一軸延伸網状体(縦軸方向[機械方向すなわち搬
送方向]にスリットが形成された縦一軸延伸体)とを積
層接着することによって得られる一種の不織布と言うべ
き強化網状体である。この割繊維不織布は、軽量高強度
で加工や印刷が容易で、かつ各種材料との複合も容易な
通気性シートである。また、上記割繊維不織布は全体的
に均質で透明性の高い高品質のものである。割繊維不織
布は、単体で水切り袋等の強化網状素材として、あるい
は紙、不織布、箔等と複合して包装用資材等の強化材と
して有用に用いられている。
【0015】かかる割繊維不織布の製造においては、帯
状の横一軸延伸網状体と帯状の縦一軸延伸網状体とを一
連のラインで積層するため、オンラインで上記網状体お
よび製品である割繊維不織布の不良部分を検出して製品
品質を高水準に維持する必要がある。
【0016】次に、図1〜3を参照して本発明の第1の
実施例に係る帯状体の不良部分検出機を説明する。
【0017】本実施例に係る帯状体の不良部分検出機は
、上述の縦一軸延伸網状体の不良部分を検出する検出機
である。
【0018】図1は本実施例に係る不良部分検出機の斜
視図であり、図2は図1の部分拡大図であり、図3は図
1の不良部分検出機の側断面図である。図1〜3におい
て、1は帯状体である縦一軸延伸網状体、2a,2b,
2cは帯状体の搬送手段である搬送ロール、3は検出子
である駒、4は帯状体の近傍に配置される検出子支持軸
(保持手段)、5は検出子回転抑止パイプ、6aは発光
器、6bは光電管、7は止め具、8は光線、11は検出
子立掛け部材を示す。発光器6aおよび光電管6bは検
出子3の回動を検知する検知手段を構成する。なお、検
出子3の形状は、図2から明らかなごとく、その下面全
体が帯状体に当接するようになっている。
【0019】縦一軸延伸網状体1は、高密度ポリエチレ
ン層と低密度ポリエチレン層を有する多層フィルムを縦
軸方向に延伸し、さらに同方向にたとえば千鳥目状に断
続したスリットを入れた後に所定幅に拡幅したものであ
り、並列する縦繊維(幹繊維)1aと、これを連結する
横繊維(枝繊維)1bとを有している。この縦一軸延伸
網状体1は搬送ロール2a,2b,2c(駆動装置は図
示せず)によって図中の矢印の方向に高速で移動する(
図1)。
【0020】図1における不良部分検出機は、例えばプ
ラスチック製の検出子3と、その検出子3を回動可能に
保持する軸4と、検出子3の回転を止めるパイプ5と、
発光器6aおよび光電管6bからなる光電管式検知手段
とを具備している。検出子3は止め具7(図2)によっ
て約  2〜3  cmの間隔に保たれて縦一軸延伸網
状体1全幅に亘って配置されており(図1)、軸4が各
検出子3の底面全体が縦一軸延伸網状体1上面に当接す
るように検出子3を支持している(図2,3)。各検出
子3は軸4を中心に自由に回動可能であり、重心でない
点で軸4に支持されているので自重で縦一軸延伸網状体
1を押圧している(図2,3)。
【0021】搬送ロール2a,2b,2cにより搬送さ
れている縦一軸延伸網状体1が正常な場合、縦一軸延伸
網状体1はその上面で検出子3に触れながら滑動する。 滑動している間、検出子3は軸4を支点として自重で縦
一軸延伸網状体1の上面を押圧している。この状態では
、発光器6aから射出した光は光電管6bに入射し続け
ている。光電管6bに接続された警報発生機(図示せず
)は、現在搬送されている縦一軸延伸網状体1が正常で
あると認識し、警報は発しない。
【0022】縦一軸延伸網状体1の不良部分例えば割れ
(繊維が切れている部分)が生じている箇所が検出子3
の押圧位置までくると、検出子3は軸4を支点として自
重で割れの部分を貫通して、図3中の点線の位置まで回
動する。そして、検出子3は発光器6aから発せられた
光線8を遮断する。その光線8の遮断を光電管6bが検
知し、光電管6bに接続された警報発生機(図示せず)
から警報を発する。縦一軸延伸網状体1が再び正常に戻
ると検出子3は図3中の実線の状態に復帰する。
【0023】本実施例の不良部分検出機によれば、縦一
軸延伸網状体1に生じた割れなどの不良部分を迅速かつ
確実に検出できる。
【0024】なお、本実施例の不良部分検出機が検出の
対象としているのは縦一軸延伸網状体1の不良部分であ
る。縦一軸延伸網状体1において生ずる不良部分として
は、縦方向(帯状体の搬送方向)の割れが多い。そのた
め、検出子(駒)3は比較的軽いプラスチック製でも、
縦方向の割れ部分で容易に回動し不良部分の検出ができ
る。また、検出子3の形状は、その底面全体が縦一軸延
伸網状体1の上面に当接するようにしている。これは、
縦一軸延伸網状体1の縦方向の割れが、ある程度の長さ
以上の場合に、この割れを検出するようにするためであ
る。さらに、縦一軸延伸網状体1の幅方向のいかなる位
置に生じた割れをも検出できるように、検出子3は多数
枚を並べるようにしている。
【0025】検出子3を縦一軸延伸網状体1の上面に当
接する際の押圧力の大きさは、縦一軸延伸網状体1の正
常な部分においては検出子3が縦一軸延伸網状体1に害
を与えずにその表面に摺接し、かつ検出しようとする割
れおよび強度不足箇所等の不良部分においては検出子3
の少なくとも一部が縦一軸延伸網状体1の反対側に変位
する必要がある。また、縦一軸延伸網状体1が再び正常
に戻った際に検出子3が元の状態に復帰することができ
る程度の押圧力であるのがよい。このため、検出子3の
自重は、検出子3がこのような動きをするように、調整
されている。
【0026】実施例2 次に、図4〜6を参照して本発明の第2の実施例に係る
帯状体の不良部分検出機を説明する。
【0027】本実施例に係る帯状体の不良部分検出機は
、割繊維不織布の不良部分を検出する検出機である。
【0028】図4は本実施例に係る不良部分検出機の斜
視図であり、図5は図4の部分拡大図であり、図6は図
3の不良部分検出機の側断面図である。図4〜6におけ
る各付番は、9が割繊維不織布(帯状体)、10が鋼製
の検出子(駒)を示す以外は、図1〜3と同様のものを
示す。なお、検出子10の形状は、図5,6から明らか
なごとく、先端部が大きくかつその下面凸部10aのみ
が帯状体に当接するようになっている。
【0029】割繊維不織布9は、横一軸延伸網状体と実
施例1と同様の縦一軸延伸網状体とを積層接着したもの
である。横一軸延伸網状体とは、高密度ポリエチレン層
と低密度ポリエチレン層を有する多層フィルムに横軸方
向にたとえば千鳥目状に断続したスリットを形成し、さ
らに同方向に延伸したものである。割繊維不織布9は搬
送ロール2a,2b,2c(駆動装置は図示せず)によ
って図4中の矢印の方向に高速で移動する。
【0030】図4の不良部分検出機は、例えば鋼製の検
出子10と、その検出子10を回動可能に保持する軸4
と、検出子10の回転を止める例えば鋼製のパイプ5と
、発光器6aおよび光電管6bからなる光電管式検知装
置とを具備している。検出子10は止め具7によって約
20cmの間隔に保たれて割繊維不織布9全幅に亘って
配置されており、軸4が各検出子10の先端部の下面凸
部10aが割繊維不織布9上面に当接するように検出子
10を支持している。各検出子10は軸4を中心に自由
に回動可能であり、重心でない点で軸4に支持されてい
るので自重で割繊維不織布9を押圧している。なお、検
出子10の押圧力は、検出子10の自重が大きくかつ接
触面積が小さいので実施例1の検出子3の押圧力よりか
なり大きい。
【0031】搬送ロール2a,2b,2cにより搬送さ
れている割繊維不織布9が正常な場合は、検出子10は
その上面に摺接する。滑動している間、検出子10は軸
4を支点として自重で割繊維不織布9の上面を押圧して
いる。この状態では、発光器6aから射出した光は光電
管6bに入射し続けている。光電管6bに接続された警
報発生機(図示せず)は、現在搬送されている割繊維不
織布9が正常であると認識し、警報は発しない。
【0032】割繊維不織布9の不良部分例えば横一軸延
伸網状体が欠落しているため部分的に強度が不足してい
る箇所が検出子10の押圧位置までくると、検出子10
は軸4を支点として自重でその不良部分を貫通して、図
6中の点線の位置まで回動する。そして、鋼製のパイプ
5を叩いて音による警報を発する。またそれと同時に、
検出子10は発光器6aから発せられた光線8を遮断す
る。その光線8の遮断を光電管6bが検知し、光電管6
bに接続されたラベラー(図示せず)が割繊維不織布9
をロール状に巻き取る際に不良箇所にラベルを挿入する
。割繊維不織布9が再び正常に戻ると、検出子10は図
6中の実線の状態に復帰する。
【0033】本実施例の不良部分検出機によれば、割繊
維不織布9の割れおよび強度不足箇所が迅速かつ確実に
検出できる。
【0034】なお、本実施例の不良部分検出機が検出の
対象としているのは割繊維不織布9の不良部分である。 割繊維不織布9は正常な状態では非常に強度が大きいの
で、検出子10の押圧力を大きくするため、検出子(あ
るいは駒)10は鋼製とした。また、検出子10の形状
は、その底面の一部が割繊維不織布9の上面に当接する
ようにしている。これは、検出子10の押圧力を大きく
し、不良部分を確実に検出するようにするためである。 さらに、割繊維不織布9に生じた大きな不良部分を検出
するため、検出子10は幅方向に適当な枚数を並べるよ
うにしている。
【0035】検出子10を割繊維不織布9の上面に当接
する際の押圧力の大きさは、割繊維不織布9の正常な部
分においては検出子10が割繊維不織布9に害を与えず
にその表面を滑動し、かつ検出しようとする割れおよび
強度不足箇所等の不良部分においては検出子10の少な
くとも一部が割繊維不織布9の反対側に変位する必要が
ある。また、割繊維不織布9が再び正常に戻った際に検
出子10が元の状態に復帰することができる程度の押圧
力であるのがよい。このため、検出子10の自重は、検
出子10がこのような動きをするように、調整されてい
る。
【0036】上記実施例1および実施例2の不良部分検
出機において、部分的に不良部分検出が不要な場合(例
えば、幅の狭い帯状体の不良部分を検出するときなど)
は、その部分の検出子を例えば図1および図3における
両端部の検出子3,10のように軸4と平行に配置され
る検出子立掛け部材11に当接させて起立状態に保つ等
して検出子が帯状体に接触しないようにしておけばよい
【0037】なお、駒(あるいは検出子)の形状、材質
、数量、配置位置等は特に上記実施例1または実施例2
のものに制限されることなく、被検体等に応じて適宜選
択すればよい。
【0038】また、検出子を帯状体の面に当接する際の
押圧力の大きさは、帯状体の正常な部分においては検出
子が帯状体に害を与えずに帯状体表面を滑動し、かつ検
出しようとする割れおよび強度不足箇所等の不良部分に
おいては検出子の少なくとも一部が帯状体の反対側に変
位するように調節する。さらに、帯状体が再び正常に戻
った際に検出子が元の状態に復帰することができる程度
の押圧力であると、検出子で帯状体の不良部分が拡大さ
れないので好ましい。例えば、ばねやゴム、空気圧、油
圧等によって駒に押圧力を付与するようにしてもよいが
、上記実施例1および実施例2のように、駒をその重心
以外の点で前記軸に支持された状態として、検出子の自
重で帯状体を押圧するようにすると押圧力付与手段が必
要ないので好ましい。
【0039】さらに、上記実施例1では、検出子の変位
動作を検知する検知手段として光電管などを用いて、検
出子が変位すると検出子が光を遮断するようにしその光
の遮断を光電管などで検知するようにしている。また、
上記実施例2では、検出子が変位すると他の部材(パイ
プ)を叩いて音を発生するようにしている。しかし、検
出子の変位動作を検知する検知手段としては、これに限
ることはない。上記検出子の動作を迅速かつ確実に検知
できる手段であればよい。例えば、光、電流、音等を用
いて物の動作を検知する従来から用いられている一般的
な手段でよい。検出子が変位して導電性部材に接触する
と検出子と導電性部材に電流が流れるようにし、その電
流で検知する手段などを用いてもよい。もちろん、複数
の検知手段を組み合わせて用いてもよい。
【0040】また、検知手段は実施例2のような検知と
共に警報を発するものであれば特に必要はないが、不良
部分を作業者等に知らせるための光、音等による警報発
生手段や、不良箇所を表示するためのラベラー等の不良
箇所表示手段等を必要に応じて検知手段に接続してもよ
い。
【0041】さらに、上記実施例では、検出子(駒)を
回動自在に支持したが、これに限らず、スライド自在に
支持してもよく、要するに、帯状体の一面側から他面側
に変位自在に支持すればよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、フィルム、網状体等の
帯状体に生じる割れ、強度不足箇所等の不良部分を迅速
かつ確実に検出することが可能となる。そのため、製品
品質および歩留りが向上する。  さらに、本発明の不
良部分検出機は簡易で低価格であり、また、本発明によ
れば従来より作業の手間を省くことができるので、コス
トの低減を図ることも可能となる。
【0043】従って、本発明の不良部分検出機は帯状体
を製造する際に好適に採用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る不良部分検出機の斜視
図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図1の不良部分検出機の側断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る不良部分検出機の斜
視図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】図4の不良部分検出機の側断面図である。
【符号の説明】
1  縦一軸延伸網状体 2a,2b,2c  搬送ロール 3  検出子(駒) 4  検出子支持軸 5  検出子回転抑止パイプ 6a  発光器 6b  光電管 7  検出子止め具 8  光線 9  割繊維不織布 10  検出子(駒) 11  検出子立掛け部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯状体を搬送する搬送手段と、該帯状
    体の近傍に配置される軸と、一部が該帯状体の一方の面
    に当接しかつ該軸を中心に回動可能に支持され、該帯状
    体の不良部分に対応すると回動して該帯状体の反対側に
    その一部が突出する駒と、該駒の回動を検知する検知手
    段とを具備したことを特徴とする帯状体の不良部分検出
    機。
  2. 【請求項2】  前記駒がその重心以外の点で前記軸に
    支持されており、該駒が該帯状体の不良部分に対応する
    と自重によって回動する、請求項1に記載の帯状体の不
    良部分検出機。
  3. 【請求項3】前記検知手段が警報発生手段および/また
    は不良箇所表示手段を具備する、請求項1または2に記
    載の帯状体の不良部分検出機。
  4. 【請求項4】帯状体を搬送する搬送手段と、複数の検出
    子と、これら複数の検出子が帯状体の一方の表面に当接
    し、該帯状体の不良部分に対応すると該帯状体の反対側
    に変位するように該検出子を保持する保持手段と、該駒
    の変位動作を検知する検知手段とを具備したことを特徴
    とする帯状体の不良部分検出機。
JP3012438A 1991-01-10 1991-01-10 帯状体の不良部分検出機 Expired - Fee Related JP3027202B2 (ja)

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