JPH04296766A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH04296766A
JPH04296766A JP3062092A JP6209291A JPH04296766A JP H04296766 A JPH04296766 A JP H04296766A JP 3062092 A JP3062092 A JP 3062092A JP 6209291 A JP6209291 A JP 6209291A JP H04296766 A JPH04296766 A JP H04296766A
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JP
Japan
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toner
particle size
exposure light
latent image
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP3062092A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Yoshida
真由美 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH04296766A publication Critical patent/JPH04296766A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機などに係る電子写
真方式を利用する画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59ー133573号公報に、複
写機等の画像形成装置において本来クリーニング装置に
よって行う転写動作後の未転写トナーの除去回収を、ク
リーニング装置を備えず現像装置によって現像動作と同
時に行うクリーニングレスシステムの基本思想が開示さ
れている。このクリーニングレスシステムでは、クリー
ニング装置や回収した未転写トナーを収容する廃トナー
ボトルなどが不要となるため、画像形成装置の小型化、
簡易化が可能となり製造コストを低くすることができる
。また未転写トナーを現像装置内に回収し、再利用する
ので、ランニングコストを低くすることも可能である。 さらに感光体にクリーニングブレードを当接させないの
で、感光体の寿命を延ばすことができる等、多くのメリ
ットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このク
リーニングレスシステムでは、クリーニング装置を備え
た場合と比べ、クリーニング能力が低く、感光体上の未
転写トナーを完全には除去できない場合がある。感光体
上に未転写トナーを残したまま、静電潜像形成のための
露光を行うと、露光光が未転写トナーのフィルタ効果に
よってトナーに吸収され、露光光が部分的に感光体にと
どかなくなってしまう。このためその部分の感光体表面
の電位の減衰が不充分となり、完全な静電潜像を形成す
ることができなくなり、トナー像に白抜け等の異常画像
が発生することなる。この白抜け等は、特に網点画像や
ライン画像の集合からなるハーフトーン画像において顕
著に現れる。
【0004】ところで近年では、複写機等によって形成
される画像の高画質化、例えば解像度、シャープ性およ
び原稿画像のハーフトーン部分の再現性の向上が要請さ
れ、これにともないトナーは小粒径で充分な着色力をも
ち、さらに均一な帯電制御が可能であることが要求され
るようになっている。しかし、従来のトナーの一般的な
トナーの製造方法、すなわち樹脂、染顔料、帯電制御剤
を溶融混練し、これを機械的に粉砕、分級することによ
って得られるトナーは粒径を小さくすると、以下のよう
な欠点を発生させていた。
【0005】粒径を小さくするほど帯電制御剤の分散が
不均一となり、トナーの帯電特性が不良となって、地汚
れやトナー飛散を発生しやすくなる。また粒径が小さい
トナーは転写されにくいので、感光体上に残留する量が
多く、これを現像装置によって回収すると、回収したト
ナーがキャリヤを覆ってしまう。このため新しいトナー
を補給してもこのトナーがキャリヤの表面に直に接触す
ることができなくなり、トナーが充分に帯電することが
できなくなり、地汚れ、トナー飛散を発生することにな
る。
【0006】機械的な粉砕を行い、製造された小粒径の
トナーの表面には、ミクロ的にみると多数の突起があり
、このためキャリヤ、トナーを摩擦し帯電させるための
部材や感光体にフィルミングを生じさせやすい。トナー
の小粒径化によってトナー1粒ごとの着色力が低下する
。感光体に付着すると除去しにくい。トナーの製造にお
いて、生産能力や収率(歩留まり)が著しく低下し、製
造コストがアップすることになる。
【0007】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、特にクリーニングレスシステムを採用
する複写機等にかかる画像形成方法において白抜け等の
異常画像の発生を防止でき、しかも樹脂、染顔料、帯電
制御剤を溶融混練し、これを機械的に粉砕、分級するこ
とによって得られるトナーを小粒径化する場合の問題点
を生じることなく、画像の解像度、シャープ性および原
稿画像のハーフトーン部分の再現性等の画像の高画質化
の要請に応え得る画像形成方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、感光
体に露光光を照射し静電潜像を形成する露光工程と、前
記感光体に形成された静電潜像にトナーを供給して現像
を行う現像工程とを有する画像形成方法において、前記
現像工程で露光光を透過し、体積平均粒径が1μmから
10μmで、且つ体積平均粒径と個数平均粒径の比が、
1.00以上、1.20以下の重合法によって製造され
たトナーを用いたことを特徴とする画像形成方法である
【0009】
【作用】本発明では、露光工程において感光体に露光光
を照射し静電潜像を形成する露光を行い、感光体に形成
された静電潜像にトナーを供給して現像を行うこのトナ
ーは露光光を透過するので、感光体上に残留しても露光
光を吸収することはなく、露光光は感光体にどどくこと
ができ、静電潜像の形成が妨げられることはない。  
さらに露光光を透過し、体積平均粒径が1μmから10
μmで、且つ体積平均粒径と個数平均粒径の比が、1.
00以上、1.20以下のトナーを用いるので、画像の
解像度、シャープ性および原稿画像のハーフトーン部分
の再現性等の画像の高画質化の要請に応えることができ
る。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面にしたがって説明する
。図1にレーザビーム書き込み方式の画像形成装置を示
す。同図において符号1は感光体ドラムを示し、この感
光体ドラム1の周面はマイナス帯電性の有機感光体によ
って構成されている。感光体ドラム1は時計方向へ回転
する。この感光体ドラム1の周囲には帯電チャージャー
2、現像装置5、転写チャージャー7、分離チャージャ
ー8および除電ランプ10が感光体ドラム1の回転方向
順に配置されている。
【0011】符号3は感光体ドラムに露光光を照射し静
電潜像を形成するためのレーザ装置を示し、このレーザ
装置3は光源として半導体レーザを使用している。この
半導体レーザは図3に示す発光分布曲線で表される光を
照射する。半導体レーザの発光波長の強度は近赤外領域
において波長780nmがピークとなる。この画像形成
装置は、クリーニング装置を備えていないクリーニング
レスシステムによる装置であり、現像装置5がクリーニ
ング装置のはたらきをもするようになっている。現像装
置5の現像剤室12内にはキャリヤとマイナス帯電性の
トナーを含有する2成系現像剤が収容されている。
【0012】図1の画像形成装置の動作について説明す
る。感光体ドラム1が時計方向へ回転し、この感光体ド
ラム1は帯電チャージャー2によってマイナス800V
に一様帯電される。次いで、レーザ装置3から照射され
る露光光としてのレーザビームLが感光体ドラム1の軸
方向に主走査され、かつ感光体ドラム1の回転によって
副走査されて、感光体ドラム1の表面がネガ露光され感
光体ドラム1上に静電潜像が形成される。
【0013】現像装置5内の現像剤を構成するキャリヤ
とトナーは互いに摩擦帯電し、キャリヤがプラス極性に
帯電し、トナーがマイナス極性に帯電する。この現像剤
は現像スリーブ14の周面に担持され、現像スリーブ1
4の回転方向へ搬送されて、現像スリーブ14と感光体
ドラム1とが対向する現像領域で、現像剤中のトナーが
感光体ドラム1上の静電潜像に供給され現像が行われて
、トナー像が形成される。
【0014】一方、給紙部16または給紙部17から転
写材18が感光体ドラム1に向かって送り出され、この
転写材18に感光体ドラム1上のトナー像が転写チャー
ジャー7の作用によって転写される。そして転写材18
は分離チャージャー8の作用によって感光体ドラム1か
ら分離され、定着装置19へ搬送され、転写材18上の
トナー像が定着された後、機外に排出される。また感光
体ドラム1に残留している電荷は除電ランプ10によっ
て除去され、次の画像形成動作に備える。
【0015】上記画像形成動作において、図2に示すよ
うに、帯電チャージャー2によって帯電された感光体ド
ラム1の表面電位はマイナス800Vであり、この電位
は地肌部電位(レーザビームLが照射されない暗部電位
)(以下Vdという)となる。また静電潜像部電位(レ
ーザビームLが照射される明部電位)(以下Vlという
)はマイナス100Vになるように設定されている。ま
た現像スリーブ14に印加する現像バイアス電圧は約マ
イナス600Vである。Vl−Vb=500Vの電位差
によってトナーを静電潜像に供給吸着させて現像を行っ
ている。
【0016】トナーは、図4に示すように波長780n
mの光に対し約100%の透過性を有している。またこ
のトナーは可視光を殆ど吸収するので、人間の視覚によ
っては黒色であると認識される。かかる性質を備えるた
めトナーはカーボンブラックを使用せずイエロー、マゼ
ンタ、シアントナーに用いる顔料を配合して製造されて
いる。
【0017】したがって図8に示すようにレーザビーム
Lが照射されれば、未転写トナーが感光体ドラム1の周
面に付着している部分Bにおいても、未転写トナーが付
着していない部分Aと同様に電位の減衰が行われる。し
たがって静電潜像形成部全体においてVlは一定となる
。よって白抜け等の異常画像が発生することはない。
【0018】トナーは重合法によって製造されたもので
ある。トナーを重合法によって製造した場合のトナー粒
径の分布を図5に、トナーを機械的に粉砕する粉砕法に
よって製造した場合のトナー粒径の分布を第6図にそれ
ぞれ示す。このように重合法によって製造されたトナー
は粒径6μm程度のものが約76%を占め粒径が均一で
ある。トナーの粒径が均一化すると帯電量分布も均一と
なり、微小潜像の再現性、解像度、シャープ性および原
稿画像のハーフトーン部分の再現性を向上することがで
きる。
【0019】上記の効果を効率良く得ることが可能なト
ナーは、体積平均粒径(以下Dvという)と個数平均粒
径(以下Dpという)の比が1.00以上、1.20以
下であること、すなわち1.00≦(Dv/Dp)≦1
.20で、しかも平均粒径が1μmから10μmのもの
である。Dv/Dpが1.20以上になると、トナー粒
径分布に占める小粒径トナーの割合が増して、転写され
るトナーと未転写トナーの粒径の差が大きくなり、現像
装置5内に回収されたトナーがキャリヤ表面を覆うよう
になり、トナーの帯電が不充分となって画像が形成され
る転写材の地汚れ、トナー飛散等を引き起こすことにな
る。
【0020】またDvが1μm未満の場合は未転写トナ
ーのクリーニング不良がおこり、DVが10μmをこえ
る場合は、高画質化に充分に対応することできなくなっ
てしまう。したがって上記に条件を満足たすトナーが上
記の効果を効率良く得ることができる。なお上記実施例
では、感光体ドラムを使用したが、ベルト状の感光体を
使用することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特にクリ
ーニングレスシステムを採用する複写機等にかかる画像
形成方法において白抜け等の異常画像が発生を防止でき
るようになる。さらに請求項2の発明によれば、樹脂、
染顔料、帯電制御剤を溶融混練し、これを機械的に粉砕
、分級することによって得られるトナーを小粒径化する
場合の問題点を発生することなく、画像の解像度、シャ
ープ性および原稿画像のハーフトーン部分の再現性等の
画像の高画質化の要請に応えることができるようになる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる画像形成方法を実施す
るのに用いる画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の動作中における感光
体ドラムの電位の状態を示す図である。
【図3】図1の画像形成装置に装備されるレーザ装置か
ら発せられるレーザビームの発光波長と相対発光強度と
の関係を示すグラフである。
【図4】トナーの分光透過率を示すグラフである。
【図5】重合法によって製造されたトナー粒径の分布を
示すグラフである。
【図6】粉砕法によって製造されたトナー粒径の分布を
示すグラフである。
【符号の説明】
1      感光体ドラム 3      レーザ装置 5      現像装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に露光光を照射し静電潜像を形成す
    る露光工程と、前記感光体に形成された静電潜像にトナ
    ーを供給して現像を行う現像工程とを有する画像形成方
    法において、前記現像工程で露光光を透過し、体積平均
    粒径が1μmから10μmで、且つ体積平均粒径と個数
    平均粒径の比が、1.00以上、1.20以下で重合法
    によって製造されたトナーを用いたことを特徴とする画
    像形成方法。
JP3062092A 1991-03-26 1991-03-26 画像形成方法 Pending JPH04296766A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3062092A JPH04296766A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 画像形成方法

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JP3062092A JPH04296766A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 画像形成方法

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JP (1) JPH04296766A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305084A (ja) * 1995-03-03 1996-11-22 Nippon Zeon Co Ltd 静電荷像現像用トナーの製造方法
US5753396A (en) * 1994-11-28 1998-05-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming method
US7014969B2 (en) 2002-10-02 2006-03-21 Canon Kabushiki Kaisha Silica fine particle, toner, two-component developer and image forming method
JP2006235256A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用トナーおよびその製造方法

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EP2244129A2 (en) 2002-10-02 2010-10-27 Canon Kabushiki Kaisha Silicia fine particle, toner, two-component developer and image forming method
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