JPH04296330A - 有機過酸化物含有マスターバッチ - Google Patents

有機過酸化物含有マスターバッチ

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JPH04296330A
JPH04296330A JP8442591A JP8442591A JPH04296330A JP H04296330 A JPH04296330 A JP H04296330A JP 8442591 A JP8442591 A JP 8442591A JP 8442591 A JP8442591 A JP 8442591A JP H04296330 A JPH04296330 A JP H04296330A
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peroxide
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Toshio Niwa
俊夫 丹羽
Koonerisu Endosutora Uiriamusu
ウィリアムス コーネリス エンドストラ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機過酸化物10〜70
重量%をポリマー又はゴム中に含有し、貯蔵安定性に優
れたマスターバッチに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン(以下PEと略す)やエチ
レン−酢酸ビニル共重合体(以下EVAと略す)のよう
な熱可塑性プラスチック、エチレン−プロピレンゴム(
以下EPRと略す)やブタジエン−アクリロニトリル共
重合体(以下NBRと略す)のようなエラストマーは工
業的に安価で豊富に得られ、かつ数々の優れた物性や特
性を有しているため広く使用されている。これらの熱可
塑性プラスチックやエラストマーは有機過酸化物を適量
添加して加熱処理を行うことにより架橋することができ
、その耐熱性を改善するための簡便な方法として工業的
に広く行われている。架橋を行う際に有機過酸化物を純
品のまま添加混合することは均一分散に長時間を要し、
かつ安全性の面からも好ましいことではなく有機過酸化
物を炭酸カルシウムやシリカ、クレー等の不活性充填剤
に担持させた希釈品が一般に使用されてきた。このよう
な希釈品は純品に比べて安全ではあるが、有機過酸化物
は通常二本ロールのような解放式混合機でポリマー又は
ゴム(以下ポリマー類と略す)に添加及び混練されるが
、この様な希釈品はポリマーへの混入性が悪く、混練時
に混練りバンドから落下して何度も投入を繰り返さなけ
ればならないので、均一混合まで時間がかかる。又混練
時は特に粉塵が立ち作業者が吸入するといった作業環境
上の問題もある。かかる問題を解決するために有機過酸
化物を、架橋しようとするポリマー類に含有させたマス
ターバッチが提案されて来た。この有機過酸化物含有マ
スターバッチは従来ゴム工業で広く使用されて来たカー
ボンブラック、硫黄、顔料、加硫促進剤等々のマスター
バッチを参考に開発されて、ベースに使用されるポリマ
ーの種類もEVA、EPR、NBRを初め多岐にわたっ
ている。有機過酸化物の含有量や種類もその目的に応じ
て選択できるよう各種の有機過酸化物を10〜70%を
含有する多くの品種が市販されている。これらの有機過
酸化物含有マスターバッチを用いることは添加及び混練
作業における無塵化はもとより、ポリマーへの混入性が
良いのでロールやバンバリーミキサーによる混練時間の
短縮等、工程の合理化をも可能にするという効果をもた
らした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした有
機過酸化物含有マスターバッチはその貯蔵安定性に劣る
という欠点を有している。即ち貯蔵中にマスターバッチ
に含まれている有機過酸化物がポリマー類の表面に移行
してしまうのである。常温で固体の有機過酸化物を含む
マスターバッチでは有機過酸化物がポリマー類の表面に
移行して粉末となり、分離して純品の有機過酸化物の部
分と純度が不均一なマスターバッチの部分に分かれる。 常温で液体の有機過酸化物を含むマスターバッチでは有
機過酸化物がポリマー類の表面に移行してしみ出し、そ
の結果液体の有機過酸化物が包装に用いた容器の底に分
離したり、本来粒状や板状であるマスターバッチが互い
に凝集して大きな固まりとなる。一度、大きな固まりと
なったマスターバッチを再び粒状や板状にしたとしても
有機過酸化物が移行して純度が不均一であり、もはや使
用することは出来ない。マスターバッチに使用するポリ
マー類の粘度や共重合体の割合を変えると貯蔵安定性に
ある程度の影響を及ぼすことは既に知られており、現在
市販されている有機過酸化物マスターバッチはポリマー
類の種類によっては粘度の高いものを使用している。し
かし、それでも先に述べた貯蔵安定性は十分に改良され
ていない。例えば、EPR等のゴムではムーニー粘度の
比較的高いものが使用されている。従来の有機過酸化物
含有マスターバッチは10〜20℃の温度に貯蔵しても
数カ月程度後には表面への移行が表れ、30℃以上の温
度になると1〜2週間後と極端に悪化する。貯蔵安定性
に優れた有機過酸化物含有マスターバッチを製造する方
法は見い出されておらず、久しくこの問題の解決が求め
られていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは有機過酸化
物含有マスターバッチの貯蔵中に起こる有機過酸化物の
ポリマー類の表面への移行を防ぐ方法について鋭意検討
した結果、マスターバッチを製造する際において、常温
で固体の有機過酸化物にはシリコーンオイルを添加する
ことにより、又常温で液体の有機過酸化物には吸着能を
有するシリカを添加することによりマスターバッチの貯
蔵安定性が著しく向上するという驚くべき事実を発見し
、本発明に至った。即ち、本発明は有機過酸化物10〜
70重量%を含むマスターバッチにおいて、常温で固体
の有機過酸化物に対して2〜10重量%のシリコーンオ
イルを添加してなること及び常温で液体の有機過酸化物
に対して2〜10重量%の吸着能を有するシリカを添加
してなることを特徴とする貯蔵安定性に優れた有機過酸
化物含有マスターバッチに関するものである。常温で固
体の有機過酸化物を含むマスターバッチにシリコーンオ
イルを添加すると有機過酸化物が経時的にポリマー類表
面に移行するのを防ぐだけでなく、該マスターバッチが
貯蔵中に硬くなるのを防ぐという新しい効果も得ること
ができる。常温で液体の有機過酸化物を含むマスターバ
ッチに吸着能を有するシリカを添加すると有機過酸化物
はシリカに吸着された状態で粉末としてポリマー類に均
一分散するため、有機過酸化物が経時的にその表面に移
行するのを防ぎその結果貯蔵中におけるマスターバッチ
の凝集も起こらない。本発明におけるシリコーンオイル
とは、通常有機過酸化物の希釈(ペースト化)に用いら
れているものなら何でも使用でき例えば、ジメチルシリ
コーンオイルやメチルビニルシリコーンオイル等を例示
することができるが、有機過酸化物のポリマー類への混
練を容易にするため1000センチストークス以下の粘
度のものを使用することが望ましい。シリコーンオイル
の添加量はマスターバッチ中の有機過酸化物含有量によ
り異なるが有機過酸化物含有量に対して2〜10重量%
である。10重量%より多く添加することはマスターバ
ッチを軟化させ、むしろ貯蔵安定性を悪化させる。
【0005】本発明における吸着能を有するシリカとは
細孔径を有するシリカならば何でも使用でき、例えば水
澤化学工業株式会社製のミズカソーブBH−30、ミズ
カソーブS−1等を例示する事ができる。吸着能を有す
るシリカの添加量はマスターバッチ中の有機過酸化物含
有量により異なるが有機過酸化物に対して2〜10重量
%である。10重量%より多くの吸着能を有するシリカ
を添加しても貯蔵安定性に優れたマスターバッチを得ら
れるがマスターバッチが硬くなり実用上好ましくない。 本発明においては有機過酸化物により架橋できるポリマ
ー類は全て使用することができる。具体的にはPE、塩
素化ポリエチレン(以下CMと略す)、クロロスルフォ
ン化ポリエチレン(以下CSMと略す)、ポリブチレン
、ポリイソブチレン、EVA、天然ゴム、ポリアクリル
酸エステルゴム、EPR、エチレン・プロピレン・ジエ
ンゴム(以下EPDMと略す)、ポリブタジエン、ポリ
イソプレン、スチレンブタジエンゴム(以下SBRと略
す)、NBR、シリコーンゴム、ポリウレタン、多硫化
ゴム、アクリロニトリルブタジエン・スチレンターポリ
マー等を例示できこれらのブレンド物も使用できる。 本発明において使用される有機過酸化物はポリマー類を
架橋するために用いるものであるから有機過酸化物の半
減期から判断して高温分解型のものが好ましい。具体的
にはベンゾイルパーオキサイド、O−クロロベンゾイル
パーオキサイド、P−クロロベンゾイルパーオキサイド
、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、O−メ
チルベンゾイルパーオキサイドのようなジアシルパーオ
キサイド類、ターシャリーブチルパーオキシベンゾエー
トのようなアルキルパーエステル類、ターシャリーブチ
ルパーオキシイソプロピルカーボネートのようなパーカ
ーボネート類、1,1−ジターシャリーブチルパーオキ
シ−3,3,5トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ
ターシャリーブチルパーオキシ−シクロヘキサン、4,
4−ジターシャリーブチルパーオキシバレリックアシッ
ドノルマルブチルエステルのようなパーオキシケタール
類、ジクミルパーオキサイド、ジターシャリーブチルパ
ーオキサイド、ターシャリーブチルクミルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−2,5ジ(ターシャリーブチル
パーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキシン−3,1,
3−ビス(ターシャリーブチルパーオキシイソプロピル
)ベンゼン、1,4−ビス(ターシャリーブチルパーオ
キシイソプロピル)ベンゼンのようなジアルキルパーオ
キサイド類、ターシャリーブチルハイドロパーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイドのようなハイドロパ
ーオキサイド類、及びこれらの2種類以上の混合物を例
示することができる。有機過酸化物のマスターバッチに
おける含有量は常温において固体、液体の何れの有機過
酸化物も10〜70重量%である。
【0006】本発明の有機過酸化物含有マスターバッチ
を製造するには、有機過酸化物、ポリマー類、シリコー
ンオイル又は吸着能を有するシリカを同時に添加混合し
ても、予め有機過酸化物とシリコーンオイル又は吸着能
を有するシリカを混合しておいた配合物をポリマーに添
加混合してもよく、添加混合の順序はこだわらない。本
発明の有機過酸化物含有マスターバッチはその用途に応
じてカーボンブラック、炭酸カルシウム、ホワイトカー
ボン、タルク等の充填剤、ステアリン酸、ステアリン酸
亜鉛等の滑剤、顔料、染料、2,6−ジターシャリーブ
チル−4−メチルフェノール等の酸化防止剤、紫外線吸
着剤、発泡剤、プロセスオイル、分散助剤等を添加する
ことができる。かかる添加剤等はマスターバッチを製造
する際に有機過酸化物やシリコーンオイル又は吸着能を
有するシリカと同時に加えてもよいし、予めポリマー中
に加えてあるものを使用してもよい。本発明の有機過酸
化物含有マスターバッチの製造には、バンバリーミキサ
ー、加圧型ニーダー、押出機、コニーダー、トランスフ
ァーミキサー、2本ロールミル等を使用することができ
、粘度の低いエラストマーでは万能混合機や遊星ミキサ
ーも使用できる。本発明の有機過酸化物含有マスターバ
ッチは使用するポリマー類の種類によるが有機過酸化物
の分解を防ぐため、できるだけ低温で混合、混練するこ
とが好ましい。具体的には常温から130℃位であり、
有機過酸化物がポリマー類中に均一に分散するためには
、全ての配合剤や添加剤を加えた後、5分〜40分間の
混練時間が適当である。本発明の有機過酸化物含有マス
ターバッチは通常塊状、板状、棒状で製造されるので必
要に応じペレタイザー、切断機等で粒状等所望の形状に
切断される。本発明によれば架橋するポリマー類中にシ
リコーンオイル又は吸着能を有するシリカが添加されて
いることになるが、ポリマーの架橋に使用される有機過
酸化物含有マスターバッチの添加量は例えば40重量%
含有マスターバッチでポリマー類に対して多くても10
重量%程度であるので、シリコーンオイル又は吸着能を
有するシリカはポリマーに対して多くても0.4重量%
程度しか添加されない。かかる添加量は架橋したポリマ
ー類の物性や特性には何等影響を与えることはない。
【0007】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を具体的
に説明するが以下の実施例、比較例が本発明を何等制約
するものではない。 実施例1〜4        比較例1〜4Buss社
製コ・ニーダーPR−100型連続混練機を約50℃に
昇温しEVAによる有機過酸化物含有マスターバッチを
表−1の通り作成した。実施例については有機過酸化物
、ポリマー類、シリコーンオイル又は吸着能を有するシ
リカを表−1に示した割合で加え、比較例については有
機過酸化物及びポリマー類のみを用いた。得られた有機
過酸化物含有マスターバッチをペレタイザーにかけて、
5mm程度の直径を有するペレットを得た。ペレット化
されたマスターバッチを10KgずつPE袋に入れ、更
に段ボールに入れて25℃及び40℃で貯蔵安定性試験
を行った。尚、マスターバッチ中の有機過酸化物含有量
はガスクロマトグラフィー(以下GLCと略す)又は高
速液体クロマトグラフィー(以下HPLCと略す)によ
り分析した。結果を表−1にまとめた。使用したEVA
の銘柄及び酢酸ビニル含有量は以下の通りである。     EVAの銘柄               
     酢酸ビニル含有量(%)    Evafl
ex  560                  
    14    Evaflex  260   
                   28    
レハ゛フ゜レン    450           
           45        Evaf
lex 250、260   :  三井ポリケミカル
(株)製        レハ゛フ゜レン   450
       :  バイエル社製
【0008】   表−1   実験番号      実施例1         
 2          3          4 
 EVA        Evaflex560   
Evaflex260   Evaflex260  
  レハ゛フ゜レン450  (重量%)      
   57            79      
   77         88.3   有機過酸
化物  Kayacumyl D  Perkadox
14   Kayabutyl B   Trigon
ox29  (重量%)         (固)  
      (固)        (液)     
     (液)                 
     41            20    
     21          11  シリコー
ンオイル       H−200−1000   S
H−200−1000         −     
       −  (重量%)         2
             1  吸着性シリカ   
     −            −    ミス
゛カソーフ゛       ミス゛カソーフ゛   (
重量%)                     
         BH−30        BH−
30                       
                       2 
          0.7   有機過酸化物   
   40.6         19.6     
 19.8          10.7   含有量
(%)   貯蔵安定性    6ヶ月間有機   試験          過酸化物の移     
 左同          左同          
左同  (25℃)    行無し     実験番号      実施例1       
   2            3        
    4  貯蔵安定性    3ヶ月間有機   
   左同          左同        
3ヶ月後表面  試験          過酸化物の
移                        
        にかすかにTr  (40℃)   
 行なし                     
                 igonox  
29の                      
                         
             移行あり
【0009】(注
)(固)は常温で固体であり(液)は常温で液体である
ことを示す。以下同じ。       Kayacumyl D:ジクミルパーオ
キサイド      Perkadox  14  :
1,3−ビス(ターシャリーブチルパーオキシイソプロ
                      ピル)
ベンゼン      Kayabutyl B:ターシ
ャリーブチルパーオキシベンゾエート      Tr
igonox  29:1,1−ジターシャリーブチル
パーオキシ−3,3,5ト             
       リメチルシクロヘキサン       
                         
                  以上化薬アクゾ
(株)製      SH−200−1000:シリコ
ーンオイル  粘度1000センチストー      
                         
                 クス      
                         
     東レダウコーニングシリコーン(株)製  
    ミズカソーブBH−30:吸着性シリカ   
       水澤化学工業(株)製
【0010】 表−1(続き)     実験番号      比較例1       
 2              3        
    4  EVA        Evaflex
560   Evaflex260       Ev
aflex260  レバプレン 450    (重
量%)      59             8
0               79       
    89   有機過酸化物  Kayacumy
l D    Perkadox14      Ka
yabutyl B  Trigonox29    
(重量%)       (固)         (
固)           (液)       (液
)                     41 
            20           
   21           11  有機過酸化
物      40.7           19.
9           19.7         
10.5   含有量(%)   貯蔵安定性    3ヶ月後表面    2ヶ月後
表面に  2ヶ月後表面  1ヶ月後に  試験   
       にKayacumyl D   Par
kadox 14 が  にKayabutyl B 
 Trigonox     (25℃)  が粉状と
なり移  粉状となり移行  が移行しべとつ 29 
が移行                行した   
       した            きあり 
       しべとつき             
                         
                        あ
り  貯蔵安定性    15日後表面に  10日後
表面に  7日後Kayabutyl 3 日後Tri
g  試験          Kayacumyl 
D 融 Perkadox 14が   Bが移行して
   onox 29が移    (40℃)  解し
て液状と    粉状となり移行  PE袋底部に  
行しマスタ                なり移行
した  した              たまった 
     ーバッチが               
                         
                      凝集し
た  表−1の結果より、酢酸ビニル含有量の少ないE
VAが多いものより貯蔵安定性にやや優れているが、吸
着能を有するシリカ又はシリコーンオイルを添加すると
その貯蔵安定性が著しく改善されることは明らかである
【0011】実施例  5〜12        比較
例5〜8バンバリーミキサーに冷却水を通し表−2に示
したEPR、有機過酸化物配合剤等を投入して、それぞ
れ10分間混練を行い、EPRによる有機過酸化物マス
ターバッチを作成した。配合は表−2の通りで比較例で
はシリコーンオイル又は吸着能を有するシリカを用いて
いない。 得られた有機過酸化物含有マスターバッチをペレタイザ
ーにかけて5mm角の立方体ペレットを得た。貯蔵安定
性試験、有機過酸化物含有量の分析は実施例1〜4と同
様に行った。結果を表−2にまとめた。使用したEPR
の銘柄及びムーニー粘度は以下の通りである。         EPRの銘柄          ム
ーニー粘度KELTAN    300  ML1+4
 (125℃)=35  DSM社製三井EPT   
 3070  ML1+4 (100℃)=65  三
井石油化学工業社製BUNA  AP  407  M
L1+4 (100℃)=85  バイエル社製BUN
A  AP  201  ML1+4 (100℃)=
45  バイエル社製
【0012】 表−2     実験番号      実施例5       
 6            7          
  8  EPR        KELTAN300
     KELTAN300     三井EPT3
070   BUNAAP407     (重量%)
       22            27  
          27            3
0   有機過酸化物  perkadox14  カ
ヤヘキサ AD       カヤヘキサAD    
   Trigonox17     (重量%)  
    (固)      (液)        (
液)        (液)            
         50            42
            42           
 31   充填剤        軽質炭酸カル  
軽質炭酸カル                軽質炭
酸カル  (重量%)    シウム        
シウム                      
シウム                    24
.5           5           
 左同          5.5         
                      ホワイ
トカーホ゛ン                   
ホワイトカーホ゛ン                
                   23    
                      32 
 シリコーンオイル       SH−200−10
0         −            − 
           −    (重量%)    
   3.5  吸着性シリカ        −  
     ミス゛カソーフ゛ S−1   ミス゛カソ
ーフ゛S−1   ミス゛カソーフ゛S−2     
(重量%)                    
 3              3        
   1.5   有機過酸化物      49.7
          40.3          4
0.1         29.8   含有量(%)
【0013】       実験番号        実施例5   
     6            7      
      8  貯蔵安定性試験  6ヶ月間有機   (25℃)      過酸化物の移      
            行なし          
  左同          左同         
 左同                  マスター
バッ                  チの凝集な
し  貯蔵安定性試験  3ヶ月間有機   (40℃)      過酸化物の移      
            行なし          
  左同          左同         
 左同                  マスター
バッ                  チの凝集な
し  カヤヘキサAD:2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ターシャリーブチルパーオ            
      キシ)ヘキサン  Trigonox  
17  :4,4ジターシャリーブチルパーオキシバレ
リックアシッド                  
ノルマルブチルエステル    Kayabutyl 
C:ターシャリーブチルクミルパーオキサイド    
                         
                     以上化薬
アクゾ(株)製
【0014】 表−2(続き)     実験番号      実施例9       
 10          11          
12  EPR        BUNA AP201
    BUNA AP407    BUNA AP
201    BUNA AP407    (重量%
)        30            34
            34           
57.5   有機過酸化物  Trigonox 1
7   Kayabutyl C  Kayabuty
l C    Kayacumyl D     (重
量%)      (液)        (液)  
      (液)        (固)     
                31       
     22            32    
        40   充填剤        軽
質炭酸カル  ホワイトカーホ゛ン     ホワイト
カーホ゛ン         なし    (重量%)
    シウム           43     
       33                
     5.5                 
ホワイトカーホ゛ン                
     32   シリコーンオイル       
     −            −      
      −       SH−200−100 
    (重量%)                
                         
        2.5  吸着性シリカ  ミス゛カ
ソーフ゛S−2   ミス゛カソーフ゛S−3   ミ
ス゛カソーフ゛S−3         −    (
重量%)       1.5           
 1             1   有機過酸化物
      30.0          20.3 
         30.1          39
.8  含有量(%)
【0015】       実験番号        実施例9   
     10          11      
    12  貯蔵安定性試験  6ヶ月間有機   (25℃)      過酸化物の移      
            行なし          
  左同          左同         
 左同                  マスター
バッ                  チの凝集な
し  貯蔵安定性試験  3ヶ月間有機   (40℃)      過酸化物の移      
            行なし          
  左同          左同         
 左同                  マスター
バッ                  チの凝集な
し  SH−200−100:シリコーンオイル  粘
度100センチストークス             
                       東レ
ダウコーニングシリコーン(株)製  ミズカソーブS
−1,S−2,S−3  吸着性シリカ  水澤化学工
業(株)製
【0016】 表−2(続き)     実験番号      比較例5       
   6            7        
    8  EPR        KELTAN3
00       三井EPT3070    BUN
A AP407    BUNA AP201    
 (重量%)        22         
   27            30      
      35  有機過酸化物  Perkado
x14      カヤヘキサ AD      Tr
igonox17    Kayabutyl C  
   (重量%)      (固)        
(液)        (液)        (液)
                      50 
           42            
31            32  充填剤    
    軽質炭酸カル    軽質炭酸カル  軽質炭
酸カル   ホワイトカーホ゛ン     (重量%)
    シウム        シウム       
 シウム            33       
               28        
    8             7      
                         
  ホワイトカーホ゛ン       ホワイトカーホ
゛ン                       
              23         
   32  有機過酸化物      49.6  
        40.5          30.
3          30.1  含有量(%)   貯蔵安定性    3ヶ月後表面    2ヶ月後
にカ  4ヶ月後にT−  2ヶ月後にK−  試験 
         にPerkadox 14   ヤ
ヘキサAD  rigonox 17の  ayabu
tyl Cの  (25℃)    が粉状となり  
  の表面へのし  表面へのしみ  表面へのしみ 
               移行した      
  み出しあり    出しあり      出しあり
                マスターバッチ  
マスターバッ  マスターバッ  マスターバッ   
             の凝集なし      チ
の凝集なし  チの凝集なし  チの凝集なし     実験番号      比較例5       
   6            7        
    8  貯蔵安定性    15日後表面  1
0日後にカ  15日後にTr  10日後にKa  
試験          にPerkadox    
ヤヘキサAD  igonox   17   yab
utyl C が  (40℃)    14が粉状と
な  が表面に移行  が移行してP  表面に移行し
                り移行      
  してマスター  E袋に溜りマ  てマスターバ 
               マスターバッ  バッ
チが凝集  スターバッチ  ッチが凝集し     
           チの凝集なし  した    
      は凝集した    た         
                         
          た
【0017】実施例  13〜
20    比較例  9〜122本ロールミルに冷却
水を通し表−3のEPDMを所定量ロールに巻き付け、
そして表−3に示した有機過酸化物、配合剤等を加えて
20分間混練した後10分間切り返しを行い厚さ約7m
mの有機過酸化物含有板状マスターバッチを得た。これ
を約25cm×40cmの板に切り積み重ねて10Kg
としPE袋に入れ更に段ボールに入れ25℃及び40℃
において貯蔵安定性試験を行った。有機過酸化物含有量
の分析は実施例1〜4と同様に行った。結果を表−3に
まとめた。使用したEPDMの銘柄ムーニー粘度は以下
の通りである。       EPDMの銘柄          ムー
ニー粘度  BUNA  AP  147  ML1+
4 (100℃)=  35  バイエル社製  BU
NA  AP  541  ML1+4 (100℃)
=110  バイエル社製  JSR  EP  24
      ML1+4 (100℃)=  65  
日本合成ゴム社製  JSR  EP  27    
  ML1+4 (100℃)=105  日本合成ゴ
ム社製
【0018】 表−3     実験番号      実施例13    14
          15          16 
 EPDM      BUNA AP147    
BUNA AP541    BUNA AP147 
   BUNA AP541    (重量%)   
    27           27      
      30            30  有
機過酸化物  Perkadox64    Perk
adox64    カヤヘキサ AD      カ
ヤヘキサ YD    (重量%)      (固)
        (固)        (液)   
     (液)                 
    32           32      
      41            41  充
填剤        軽質炭酸カル         
       軽質炭酸カル    (重量%)   
 シウム                     
 シウム                     
33           左同          
 5            左同         
       ホワイトカーホ゛ン         
           ホワイトカーホ゛ン     
                6        
                  22  シリコ
ーンオイル      SH−200−50     
    左同            −      
      −    (重量%)        2
   吸着性シリカ        −       
     −       ミス゛カソーフ゛ S−2
       左同    (重量%)       
                         
    2   有機過酸化物      30.7 
         30.5          40
.0          40.1  含有量(%)
【0019】     実験番号      実施例13      
  14          15         
 16  貯蔵安定性    6ヶ月間有機   試験          過酸化物の移  (25
℃)    行なし            左同  
        左同          左同   
             マスターバッ      
          チの凝集なし  貯蔵安定性  
  3ヶ月間有機   試験          過酸化物の移  (40
℃)    行なし            左同  
        左同          左同   
             マスターバッ      
          チの凝集なし
【0020】 表−3(続き)     実験番号      実施例17      
18          19          2
0  EPDM      JSR EP 24   
  JSR EP 27     JSR EP 24
     JSR EP 27     (重量%) 
      28            28   
         30            30
   有機過酸化物  Perkadox14   K
ayacumyl D   Trigonox17  
   Trigonox29    (重量%)   
   (固)      (固)        (液
)        (液)             
        51            51 
           32            
32   充填剤        軽質炭酸カル   
             軽質炭酸カル    (重
量%)    シウム               
       シウム               
      15           左同    
       7            左同   
             ホワイトカーホ゛ン   
                 ホワイトカーホ゛
ン                    3.5 
                         
30   シリコーンオイル      SH−200
−50         左同           
 −            −    (重量%) 
     2.5   吸着性シリカ        
−            −      ミス゛カソ
ーフ゛ S−3        左同    (重量%
)                        
           1  有機過酸化物     
50.0          49.9       
   30.2          30.0   含
有量(%)
【0021】     実験番号      実施例17      
  18          19         
 20  貯蔵安定性    6ヶ月間有機   試験          過酸化物の移  (25
℃)    行なし            左同  
        左同          左同   
             マスターバッ      
          チの凝集なし  貯蔵安定性  
  3ヶ月間有機   試験          過酸化物の移  (40
℃)    行なし            左同  
        左同          左同   
             マスターバッ      
          チの凝集なし  Perkado
x  64  :1,4−ビス(ターシャリーブチルパ
ーオキシイソプロピル               
   )ベンゼン  カヤヘキサYD:2,5ジメチル
2,5(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘ     
             キシン−3       
                         
                  以上化薬アクゾ
(株)製  SH−200−50:シリコーンオイル 
 粘度50センチストークス            
                        東
レダウコーニングシリコーン(株)製
【0022】 表−3(続き)     実験番号      比較例9       
 10          11          
12  EPDM      BUNA AP147 
   BUNA AP541    JSR EP 2
4     JSR EP 27     (重量%)
        30           30  
          28            2
8   有機過酸化物  カヤヘキサ AD     
 カヤヘキサ YD      Perkadox14
   Kayacumyl D    (重量%)  
  (液)        (液)        (
固)        (固)            
          41           41
            51           
 51   充填剤        軽質炭酸カル  
              軽質炭酸カル    (
重量%)  シウム                
      シウム                
     6            左同     
      17           左同    
            ホワイトカーホ゛ン    
                ホワイトカーホ゛ン
                     23  
                        4
  有機過酸化物      40.3       
   40.5          50.2    
      50.5  含有量(%)   貯蔵安定性    2ヶ月後カヤ  4ヶ月後カヤ
  1ヶ月後Per−  4ヶ月後Ka−   試験 
         ヘキサADが  ヘキサYDが  
kadox  14 は  yacumyl D は 
 (25℃)    しみ出して板  しみ出して板 
 表面に粉状と  表面に粉状と          
      状マスターバ  状マスターバ  なって
移行し  なって移行し              
  ッチ同志が密  ッチ同志が密  た      
      た                着し
とれない  着しとれない
【0023】     実験番号      比較例9       
 10          11          
12  貯蔵安定性    7日後カヤヘ  20日後
カヤ  10日後Perk  25日後Kaya  試
験          キサADはし  ヘキサYDが
  adox  14  は  cumyl  D  
は  (40℃)    み出して底部  しみ出して
板  表面に粉状    表面に粉状と       
         に溜った      状マスターバ
  となって移行  なって移行し         
       板状マスター  ッチ同志が密  した
          た              
  バッチ同志が  着してとれな         
       密着してとれ  い         
       ない  表−2、表−3の結果よりムー
ニー粘度の高いポリマーを使用すると、得らた有機過酸
化物含有マスターバッチの貯蔵安定性がやや優れている
と言える。しかし40℃における貯蔵安定性は実用上問
題がある。本発明によるシリコーンオイル又は吸着能を
有するシリカを添加すると、その貯蔵安定性は飛躍的に
向上することは明らかである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、従来大きな欠点であっ
た有機過酸化物含有マスターバッチの貯蔵安定性を著し
く改善することが可能となり、該マスターバッチの用途
は飛躍的に拡大する。よって工業的価値は極めて大きい

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常温で固体の有機過酸化物10〜70重量
    %をポリマー又はゴム中に含むマスターバッチにおいて
    有機過酸化物に対して2〜10重量%のシリコーンオイ
    ルを添加してなることを特徴とする有機過酸化物含有マ
    スターバッチ。
  2. 【請求項2】常温で液体の有機過酸化物10〜70重量
    %をポリマー又はゴム中に含むマスターバッチにおいて
    、有機過酸化物に対して2〜10重量%の吸着能を有す
    るシリカを添加してなることを特徴とする有機過酸化物
    含有マスターバッチ。
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