JPH04296097A - 車両用換気装置 - Google Patents
車両用換気装置Info
- Publication number
- JPH04296097A JPH04296097A JP8470291A JP8470291A JPH04296097A JP H04296097 A JPH04296097 A JP H04296097A JP 8470291 A JP8470291 A JP 8470291A JP 8470291 A JP8470291 A JP 8470291A JP H04296097 A JPH04296097 A JP H04296097A
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- JP
- Japan
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- opening
- battery box
- vehicle
- exhaust
- controller
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 12
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000009760 functional impairment Effects 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用換気装置に係り
、更に詳しくは、電気自動車のコントローラ及びDC−
DCコンバータの冷却用として好適な車両用換気装置に
関する。
、更に詳しくは、電気自動車のコントローラ及びDC−
DCコンバータの冷却用として好適な車両用換気装置に
関する。
【0002】
【背景技術】電気自動車では、動力源であるバッテリは
床下に配置するより車室内に収納した方が好ましいこと
から、車室内に収納される場合が多く、かかる場合には
バッテリから放出される水素ガスの万一の引火のおそれ
に備えて、バッテリを金属性の箱体(以下、「バッテリ
ボックス」という。)内に収容している。
床下に配置するより車室内に収納した方が好ましいこと
から、車室内に収納される場合が多く、かかる場合には
バッテリから放出される水素ガスの万一の引火のおそれ
に備えて、バッテリを金属性の箱体(以下、「バッテリ
ボックス」という。)内に収容している。
【0003】図6には、電気自動車の従来例が示されて
おり、この図において、バッテリボックス31は、フロ
ア40の段部41の前方から後方に亘って配置されてい
る。このバッテリボックス31の前部上面には、リヤシ
ート42が載置されており、このリヤシート42下方の
バッテリボックス31内には、コントローラ32及びD
C−DCコンバータ33が収納されている。また、バッ
テリボックス31の後部にはバッテリ30が収容されて
いる。
おり、この図において、バッテリボックス31は、フロ
ア40の段部41の前方から後方に亘って配置されてい
る。このバッテリボックス31の前部上面には、リヤシ
ート42が載置されており、このリヤシート42下方の
バッテリボックス31内には、コントローラ32及びD
C−DCコンバータ33が収納されている。また、バッ
テリボックス31の後部にはバッテリ30が収容されて
いる。
【0004】しかしながら、上記のようにバッテリボッ
クス内にコントローラ等が収容されている場合、バッテ
リボックスは通常密閉構造となっていることから、特に
走行中にコントローラ等を構成する各発熱素子の発熱に
よりこれらの温度が上昇し、さらには、バッテリボック
ス内には、コントローラ等と一緒にバッテリが収容され
ているため、バッテリの熱がバッテリボックス内にこも
ってしまうという不都合があり、コントローラ等に熱に
よる機能障害が発生するおそれがあった。このため、従
来においても、バッテリボックスの前後にそれぞれ開口
部を設け、これらの開口部のうち少なくとも一方にファ
ンを設置した換気装置が考案され、ファンによりバッテ
リボックス内を換気してコントローラ等の冷却を行なう
ことがなされている。
クス内にコントローラ等が収容されている場合、バッテ
リボックスは通常密閉構造となっていることから、特に
走行中にコントローラ等を構成する各発熱素子の発熱に
よりこれらの温度が上昇し、さらには、バッテリボック
ス内には、コントローラ等と一緒にバッテリが収容され
ているため、バッテリの熱がバッテリボックス内にこも
ってしまうという不都合があり、コントローラ等に熱に
よる機能障害が発生するおそれがあった。このため、従
来においても、バッテリボックスの前後にそれぞれ開口
部を設け、これらの開口部のうち少なくとも一方にファ
ンを設置した換気装置が考案され、ファンによりバッテ
リボックス内を換気してコントローラ等の冷却を行なう
ことがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
換気装置では、排気用開口部を介して外部にバッテリボ
ックス内の熱い空気が排出される際に、内部の負圧の発
生により吸気用開口部から必ず外気がバッテリボックス
内に流入するようになっていたことから、雨天の場合、
走行中に吸気用開口部から外気とともに雨水がバッテリ
ボックス内部に侵入するという不都合があった。また、
このことは、冬季等の低温時には、外気の侵入により車
室内が冷える(暖房使用時には、暖房効率が低下する)
一因となっていた。
換気装置では、排気用開口部を介して外部にバッテリボ
ックス内の熱い空気が排出される際に、内部の負圧の発
生により吸気用開口部から必ず外気がバッテリボックス
内に流入するようになっていたことから、雨天の場合、
走行中に吸気用開口部から外気とともに雨水がバッテリ
ボックス内部に侵入するという不都合があった。また、
このことは、冬季等の低温時には、外気の侵入により車
室内が冷える(暖房使用時には、暖房効率が低下する)
一因となっていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的は、とくに、雨
天時、コントローラ等の冷却の際に雨水の侵入を有効に
防止し得る車両用換気装置を提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的は、とくに、雨
天時、コントローラ等の冷却の際に雨水の侵入を有効に
防止し得る車両用換気装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用換気装置
では、内部にコントローラ等が収納された収納容器の所
定箇所に吸気用開口部と排気用開口部が穿設され、当該
排気用開口部に収納容器内の空気を排出するファンが取
り付けられている。そして、排気用開口部と吸気用開口
部とにそれぞれスイッチにより相互に独立して制御され
る開口部開閉手段が設けられている。このような構成に
よって、前述した目的を達成しようとするものである。
では、内部にコントローラ等が収納された収納容器の所
定箇所に吸気用開口部と排気用開口部が穿設され、当該
排気用開口部に収納容器内の空気を排出するファンが取
り付けられている。そして、排気用開口部と吸気用開口
部とにそれぞれスイッチにより相互に独立して制御され
る開口部開閉手段が設けられている。このような構成に
よって、前述した目的を達成しようとするものである。
【0008】
【作用】ファンが駆動されると、排気用開口部から収納
容器内の空気が強制的に排出され、これにより容器内部
の空気が負圧となるので吸気用開口部から容器内部に外
気が流入し、このようにして収納容器内の換気が行なわ
れる。この場合において、外気の取り入れが不要な場合
には、スイッチ操作により吸気用開口部に設けられた開
口部開閉手段のみが閉じられる。
容器内の空気が強制的に排出され、これにより容器内部
の空気が負圧となるので吸気用開口部から容器内部に外
気が流入し、このようにして収納容器内の換気が行なわ
れる。この場合において、外気の取り入れが不要な場合
には、スイッチ操作により吸気用開口部に設けられた開
口部開閉手段のみが閉じられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図1ないし図
4に基づいて説明する。ここで、前述した図5の従来例
と同一若しくは同等の構成部分については同一の符号を
付すものとする。
4に基づいて説明する。ここで、前述した図5の従来例
と同一若しくは同等の構成部分については同一の符号を
付すものとする。
【0010】図1には、本発明の一実施例が示されてい
る。この図において、フロアパネル40の段部41の前
方にその内部にコントローラ32及びDC−DCコンバ
ータ33が収納された収納容器としてのバッテリボック
ス31が設けられている。このバッテリボックス31内
には、図1では図示していないが、実際には、コントロ
ーラ32及びDC−DCコンバータ33の両側にバッテ
リ30が各2個収納されており、バッテリ30は、合計
10個バッテリボックス31内に収納されている(図5
参照)。このバッテリボックス31の背面の一部は、フ
ロアパネル40の段部41で構成されており、この段部
41の中央部のコントローラ32に対向する部分には、
所定間隔を隔てて吸気用開口部2と排気用開口部3が穿
設されている。そして、排気用開口部3の外部側には、
図2に示すようなファン1がケース1Aを介して取り付
けられている。ここで、吸気用開口部2,排気用開口部
3は、ともに円形に配置された8つの丸穴(これについ
ては後述する)で構成され、この円形の配置は、ファン
の形状に対応させたものである。これらの吸気用開口部
2,排気用開口部3には、リッド4とこのリッド4を矢
印C,D方向に往復移動せしめるソレノイド5とを含ん
で構成された開口部開閉手段10,20がそれぞれ設け
られている。
る。この図において、フロアパネル40の段部41の前
方にその内部にコントローラ32及びDC−DCコンバ
ータ33が収納された収納容器としてのバッテリボック
ス31が設けられている。このバッテリボックス31内
には、図1では図示していないが、実際には、コントロ
ーラ32及びDC−DCコンバータ33の両側にバッテ
リ30が各2個収納されており、バッテリ30は、合計
10個バッテリボックス31内に収納されている(図5
参照)。このバッテリボックス31の背面の一部は、フ
ロアパネル40の段部41で構成されており、この段部
41の中央部のコントローラ32に対向する部分には、
所定間隔を隔てて吸気用開口部2と排気用開口部3が穿
設されている。そして、排気用開口部3の外部側には、
図2に示すようなファン1がケース1Aを介して取り付
けられている。ここで、吸気用開口部2,排気用開口部
3は、ともに円形に配置された8つの丸穴(これについ
ては後述する)で構成され、この円形の配置は、ファン
の形状に対応させたものである。これらの吸気用開口部
2,排気用開口部3には、リッド4とこのリッド4を矢
印C,D方向に往復移動せしめるソレノイド5とを含ん
で構成された開口部開閉手段10,20がそれぞれ設け
られている。
【0011】図3には、ファン1の取り付け状態が示さ
れている。この図において、ファン1のケース1Aは、
スクリュ6とナット7とによりフロアパネル40の段部
41に外方から固定されている。また、リッド4は、上
下一対のガイド部材8と、フロアパネル40の段部41
とにより挟持された状態で取り付けられており、当該一
対のガイド部材8,8に沿って図3における紙面垂直方
向にソレノイド5により前述の如く往復駆動されるよう
になっている。
れている。この図において、ファン1のケース1Aは、
スクリュ6とナット7とによりフロアパネル40の段部
41に外方から固定されている。また、リッド4は、上
下一対のガイド部材8と、フロアパネル40の段部41
とにより挟持された状態で取り付けられており、当該一
対のガイド部材8,8に沿って図3における紙面垂直方
向にソレノイド5により前述の如く往復駆動されるよう
になっている。
【0012】図4には、排気用開口部3側に設けられた
開口部開閉手段10の構成が示されている。この図にお
いて、リッド4は、その一端(図における左端が紙面手
前方向に垂直に曲折され、この曲折部4Aを挿通した状
態でソレノイド5の可動部であるプランジャ5Aの先端
がナット9,9により締め付けられ固定されている。こ
のプランジャ5Aの基端側は、当該プランジャ5Aを矢
印D方向に常時付勢する原位置復帰ばね5Bに連結され
ている。また、このソレノイド5を構成する通電コイル
5Cの一端は、スイッチ11を介してバッテリ30の正
極へ、他端はバッテリ30の負極へ直接に、接続されて
いる。前記リッド4には、フロアパネル40の段部41
に穿設された8個の丸孔3Aに対応して当該8個の丸穴
3Aとともに排気用開口部3を構成する丸穴3Bが8個
設けられている。各丸穴3Aと各丸穴3Bは、リッド4
がソレノイド5に付勢されて矢印C方向に移動した場合
に、ちょうど一致するようになっている。このようにし
て、一方の開口部開閉手段10は構成されている。吸気
用開口部2側に設けられた他方の開口部開閉手段20も
これと同様にして構成されている。
開口部開閉手段10の構成が示されている。この図にお
いて、リッド4は、その一端(図における左端が紙面手
前方向に垂直に曲折され、この曲折部4Aを挿通した状
態でソレノイド5の可動部であるプランジャ5Aの先端
がナット9,9により締め付けられ固定されている。こ
のプランジャ5Aの基端側は、当該プランジャ5Aを矢
印D方向に常時付勢する原位置復帰ばね5Bに連結され
ている。また、このソレノイド5を構成する通電コイル
5Cの一端は、スイッチ11を介してバッテリ30の正
極へ、他端はバッテリ30の負極へ直接に、接続されて
いる。前記リッド4には、フロアパネル40の段部41
に穿設された8個の丸孔3Aに対応して当該8個の丸穴
3Aとともに排気用開口部3を構成する丸穴3Bが8個
設けられている。各丸穴3Aと各丸穴3Bは、リッド4
がソレノイド5に付勢されて矢印C方向に移動した場合
に、ちょうど一致するようになっている。このようにし
て、一方の開口部開閉手段10は構成されている。吸気
用開口部2側に設けられた他方の開口部開閉手段20も
これと同様にして構成されている。
【0013】次に、上記実施例の全体的動作を説明する
。■.まず、吸排気による通常のバッテリボックス31
内の換気を行い当該バッテリボックス31内のコントロ
ーラ31,DC−DCコンバータ33の冷却を行なう場
合は、一方の開口部開閉手段10を制御するスイッチ1
1と、他方の開口部開閉手段20を制御するスイッチ1
1とを両方とも「オン」にする。すると、例えば、開口
部開閉手段10を構成する通電コイル5Cに電流が流れ
、プランジャ5Aを介してリッド4がソレノイド5によ
って図1及び図4の矢印C方向に駆動され、これにより
丸穴3Aと丸穴3Bとが一致し、排気用開口部3を介し
てバッテリボックス31の内部と車外とが連通される。 同様に、開口部開閉手段20側でも同様の動作が行なわ
れ、通気用開口部2を介してバッテリボックス31の内
部と車外とが連通される。この状態において、図示しな
いモータによりファン1が駆動されると、排気用開口部
3を介してバッテリボックス31内の熱い空気が図5の
矢印Bで示すように強制的に排出され、これによりバッ
テリボックス31内部の空気が負圧となるので通気用開
口部2を介してバッテリボックス31内部に冷たい外気
が図5の矢印Aで示すように流入する。このようにして
バッテリボックス31内の換気が行なわれ、バッテリボ
ックス31内に収容されたコントローラ32及びDC−
DCコンバータ33を冷却することができる。そして、
開口部開閉手段10,20を制御する各スイッチ11が
「オフ」されると、それぞれの通電コイル5Cに電流が
流れなくなるので、それぞれの原位置復帰ばね5Bの原
位置復帰力により各プランジャ5Aを介してそれぞれの
リッド4が前と逆に矢印D,C方向に戻り、これにより
排気側では丸穴3Aと丸穴3Bとが一致しなくなり(図
4参照)、排気用開口部3が閉じられる。同様にして、
吸気用開口部2も閉じられる。■.この一方、排気のみ
によりバッテリボックス31内のコントローラ31,D
C−DCコンバータ33の冷却を行なう場合は、開口部
開閉手段10側のスイッチ11のみを「オン」にし、開
口部開閉手段20側のスイッチを「オフ」のままにする
。すると、前と同様に排気用開口部3を介してバッテリ
ボックス31の内部と車外とが連通されるが、吸気用開
口部2が閉じられたままなので、図示しないモータによ
りファン1が駆動されると、丸穴3からバッテリボック
ス31内の熱い空気が図5の矢印Bで示すように強制的
に排出されるが、外部からバッテリボックス31内に外
気が殆ど流入することはない。
。■.まず、吸排気による通常のバッテリボックス31
内の換気を行い当該バッテリボックス31内のコントロ
ーラ31,DC−DCコンバータ33の冷却を行なう場
合は、一方の開口部開閉手段10を制御するスイッチ1
1と、他方の開口部開閉手段20を制御するスイッチ1
1とを両方とも「オン」にする。すると、例えば、開口
部開閉手段10を構成する通電コイル5Cに電流が流れ
、プランジャ5Aを介してリッド4がソレノイド5によ
って図1及び図4の矢印C方向に駆動され、これにより
丸穴3Aと丸穴3Bとが一致し、排気用開口部3を介し
てバッテリボックス31の内部と車外とが連通される。 同様に、開口部開閉手段20側でも同様の動作が行なわ
れ、通気用開口部2を介してバッテリボックス31の内
部と車外とが連通される。この状態において、図示しな
いモータによりファン1が駆動されると、排気用開口部
3を介してバッテリボックス31内の熱い空気が図5の
矢印Bで示すように強制的に排出され、これによりバッ
テリボックス31内部の空気が負圧となるので通気用開
口部2を介してバッテリボックス31内部に冷たい外気
が図5の矢印Aで示すように流入する。このようにして
バッテリボックス31内の換気が行なわれ、バッテリボ
ックス31内に収容されたコントローラ32及びDC−
DCコンバータ33を冷却することができる。そして、
開口部開閉手段10,20を制御する各スイッチ11が
「オフ」されると、それぞれの通電コイル5Cに電流が
流れなくなるので、それぞれの原位置復帰ばね5Bの原
位置復帰力により各プランジャ5Aを介してそれぞれの
リッド4が前と逆に矢印D,C方向に戻り、これにより
排気側では丸穴3Aと丸穴3Bとが一致しなくなり(図
4参照)、排気用開口部3が閉じられる。同様にして、
吸気用開口部2も閉じられる。■.この一方、排気のみ
によりバッテリボックス31内のコントローラ31,D
C−DCコンバータ33の冷却を行なう場合は、開口部
開閉手段10側のスイッチ11のみを「オン」にし、開
口部開閉手段20側のスイッチを「オフ」のままにする
。すると、前と同様に排気用開口部3を介してバッテリ
ボックス31の内部と車外とが連通されるが、吸気用開
口部2が閉じられたままなので、図示しないモータによ
りファン1が駆動されると、丸穴3からバッテリボック
ス31内の熱い空気が図5の矢印Bで示すように強制的
に排出されるが、外部からバッテリボックス31内に外
気が殆ど流入することはない。
【0014】以上説明したように、本実施例によると、
吸気用開口部2を閉じ、排気用開口部3だけを開くこと
ができるので、雨天時に外気とともに雨水がバッテリボ
ックス31内に侵入するのを有効に防止することができ
、この場合であってもバッテリボックス31内の熱い空
気はファン1により外部に排出することができ、冷却の
必要のない場合には、吸気用開口部2,排気用開口部3
ともに閉じることにより、バッテリボックス31内ひい
ては車室内と車外とを遮断することができるので、外気
の侵入により車室内が冷えるのを有効に防止することが
でき、停車中には両開口部2,3を閉じることによりバ
ッテリボックス31内に空気及び異物の侵入を防ぐこと
ができる。
吸気用開口部2を閉じ、排気用開口部3だけを開くこと
ができるので、雨天時に外気とともに雨水がバッテリボ
ックス31内に侵入するのを有効に防止することができ
、この場合であってもバッテリボックス31内の熱い空
気はファン1により外部に排出することができ、冷却の
必要のない場合には、吸気用開口部2,排気用開口部3
ともに閉じることにより、バッテリボックス31内ひい
ては車室内と車外とを遮断することができるので、外気
の侵入により車室内が冷えるのを有効に防止することが
でき、停車中には両開口部2,3を閉じることによりバ
ッテリボックス31内に空気及び異物の侵入を防ぐこと
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファンにより収納容器内の換気を行なうことができ、こ
れにより収納容器内のコントローラ等を冷却することが
でき、吸気側,排気側の開口部開閉手段をスイッチ操作
により相互に独立して制御できるので、例えば、吸気用
開口部を閉じ、排気用開口部だけを開くことにより、雨
天時に外気とともに雨水が収納容器内に侵入するのを有
効に防止することができ、かかる場合であっても収納容
器内の熱い空気はファンにより外部に排出することがで
き、冷却の必要のない場合には、吸気用開口部,排気用
開口部ともに閉じることにより、収納容器内,ひいては
車室内と車外とを遮断することができるので、これによ
り寒冷時に外気の侵入により車室内が冷えるのを有効に
防止することができるという従来にない優れた車両用換
気装置を提供することができる。
ファンにより収納容器内の換気を行なうことができ、こ
れにより収納容器内のコントローラ等を冷却することが
でき、吸気側,排気側の開口部開閉手段をスイッチ操作
により相互に独立して制御できるので、例えば、吸気用
開口部を閉じ、排気用開口部だけを開くことにより、雨
天時に外気とともに雨水が収納容器内に侵入するのを有
効に防止することができ、かかる場合であっても収納容
器内の熱い空気はファンにより外部に排出することがで
き、冷却の必要のない場合には、吸気用開口部,排気用
開口部ともに閉じることにより、収納容器内,ひいては
車室内と車外とを遮断することができるので、これによ
り寒冷時に外気の侵入により車室内が冷えるのを有効に
防止することができるという従来にない優れた車両用換
気装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す一部省略した斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のファンの詳細図である。
【図3】図1のファンの取り付け状態を示す図である。
【図4】図1の開口部開閉手段の構成を示す説明図であ
る。
る。
【図5】図1の平面図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
1 ファン
2 吸気用開口部
3 排気用開口部
10 開口部開閉手段
20 開口部開閉手段
31 収納容器としてのバッテリボックス32 コ
ントローラ
ントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 内部にコントローラ等が収納された収
納容器の所定箇所に吸気用開口部と排気用開口部が穿設
され、当該排気用開口部に収納容器内の空気を排出する
ファンが取り付けられ、前記排気用開口部と吸気用開口
部とにそれぞれスイッチにより相互に独立して制御され
る開口部開閉手段が設けられていることを特徴とした車
両用換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8470291A JPH04296097A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 車両用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8470291A JPH04296097A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 車両用換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04296097A true JPH04296097A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13838000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8470291A Withdrawn JPH04296097A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 車両用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04296097A (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP8470291A patent/JPH04296097A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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