JPH04295604A - 垂直記録磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
垂直記録磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPH04295604A JPH04295604A JP8310491A JP8310491A JPH04295604A JP H04295604 A JPH04295604 A JP H04295604A JP 8310491 A JP8310491 A JP 8310491A JP 8310491 A JP8310491 A JP 8310491A JP H04295604 A JPH04295604 A JP H04295604A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度記録再生をなす
垂直記録磁気ヘッドの製造方法に関する。
垂直記録磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録密度を高めるため、媒体
に形成された磁性層に対して垂直方向に記録する方法が
実用されている。その垂直記録磁気ヘッドとしては、例
えば、図8に斜視図で示すような構造のものがある。即
ち、この垂直記録磁気ヘッドは、一対のリターンパスコ
ア100,101の少なくとも一方のリターンパスコア
101を非磁性体102として主磁極(メインポール)
103を設け、摺動面のギャップ104に間隔を設けて
リターンパスコア100の後方にコイル105を巻き付
けたものがある。
に形成された磁性層に対して垂直方向に記録する方法が
実用されている。その垂直記録磁気ヘッドとしては、例
えば、図8に斜視図で示すような構造のものがある。即
ち、この垂直記録磁気ヘッドは、一対のリターンパスコ
ア100,101の少なくとも一方のリターンパスコア
101を非磁性体102として主磁極(メインポール)
103を設け、摺動面のギャップ104に間隔を設けて
リターンパスコア100の後方にコイル105を巻き付
けたものがある。
【0003】このような垂直記録磁気ヘッドは、コイル
105に電流を流すと主磁極103とリターンパスコア
101間に磁界が生じ、媒体110の磁性層が摺動方向
と直交する垂直方向に磁化させて記録させている。
105に電流を流すと主磁極103とリターンパスコア
101間に磁界が生じ、媒体110の磁性層が摺動方向
と直交する垂直方向に磁化させて記録させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記垂
直記録磁気ヘッドでは、媒体110の摺動方向において
、主磁極103に対してリターンパスコア101がギャ
ップ104を介してエッジを形成するようになり、この
エッジによって再生時に擬似ノイズが発生するといった
問題があった。
直記録磁気ヘッドでは、媒体110の摺動方向において
、主磁極103に対してリターンパスコア101がギャ
ップ104を介してエッジを形成するようになり、この
エッジによって再生時に擬似ノイズが発生するといった
問題があった。
【0005】また、主磁極103を設けたリターンパス
コア100と他方のリターンパスコア101をそれぞれ
形成してからギャップ104を隔てて一体に組立ている
ため、量産性が低いといった問題もあった。
コア100と他方のリターンパスコア101をそれぞれ
形成してからギャップ104を隔てて一体に組立ている
ため、量産性が低いといった問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の垂直記録磁気ヘッドの第一の製造方法は、
非磁性体ブロックと主磁極となる強磁性体薄膜層とを交
互に積層一体とした積層ブロック体を形成すると共に、
該積層ブロック体の摺動面となる側面を除いた対向面に
非磁性膜層をそれぞれ積層し、該非磁性膜層を介してリ
ターンパスコアをそれぞれ接合一体として中間ブロック
体を構成し、該中間ブロック体の上記非磁性体ブロック
間をそれぞれ切断して各ヘッドチップを形成してから各
リターンパスコアにコイルを巻くことを特徴とする。
に、本発明の垂直記録磁気ヘッドの第一の製造方法は、
非磁性体ブロックと主磁極となる強磁性体薄膜層とを交
互に積層一体とした積層ブロック体を形成すると共に、
該積層ブロック体の摺動面となる側面を除いた対向面に
非磁性膜層をそれぞれ積層し、該非磁性膜層を介してリ
ターンパスコアをそれぞれ接合一体として中間ブロック
体を構成し、該中間ブロック体の上記非磁性体ブロック
間をそれぞれ切断して各ヘッドチップを形成してから各
リターンパスコアにコイルを巻くことを特徴とする。
【0007】また、第二の製造方法は、非磁性体ブロッ
クと主磁極となる強磁性体薄膜層とを交互に積層一体と
して積層ブロック体を形成すると共に、該積層ブロック
体の摺動面となる側面を除いた対向面に非磁性膜層をそ
れぞれ積層し、該非磁性膜層を介してリターンパスコア
をそれぞれ接合一体として中間ブロック体を構成し、該
中間ブロック体の上記非磁性体ブロック間をそれぞれ切
断して各ヘッドチップを形成してから分割された積層ブ
ロック体にコイルを巻くことを特徴とする。
クと主磁極となる強磁性体薄膜層とを交互に積層一体と
して積層ブロック体を形成すると共に、該積層ブロック
体の摺動面となる側面を除いた対向面に非磁性膜層をそ
れぞれ積層し、該非磁性膜層を介してリターンパスコア
をそれぞれ接合一体として中間ブロック体を構成し、該
中間ブロック体の上記非磁性体ブロック間をそれぞれ切
断して各ヘッドチップを形成してから分割された積層ブ
ロック体にコイルを巻くことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の垂直記録磁気ヘッドの製造方法では
、非磁性体ブロックと強磁性体薄膜層とを交互に積層し
た積層ブロック体を形成して非磁性膜層を介して磁性体
をそれぞれ接合した中間ブロック体を形成してから上記
非磁性体ブロック間を切断することにより、リターンパ
スコアとなる磁性体間に直交して主磁極となる強磁性体
薄膜層が形成されたヘッドチップが量産できる。このヘ
ッドチップの上記リターンパスコアにコイルを巻いたり
、各ヘッドチップの積層ブロック体にコイルを巻くこと
により媒体の摺動方向に主磁極を配置した垂直記録磁気
ヘッドとなり、再生時に媒体の摺動方向の磁性体のエッ
ジによる擬似ノイズの低減された垂直記録磁気ヘッドと
なる。
、非磁性体ブロックと強磁性体薄膜層とを交互に積層し
た積層ブロック体を形成して非磁性膜層を介して磁性体
をそれぞれ接合した中間ブロック体を形成してから上記
非磁性体ブロック間を切断することにより、リターンパ
スコアとなる磁性体間に直交して主磁極となる強磁性体
薄膜層が形成されたヘッドチップが量産できる。このヘ
ッドチップの上記リターンパスコアにコイルを巻いたり
、各ヘッドチップの積層ブロック体にコイルを巻くこと
により媒体の摺動方向に主磁極を配置した垂直記録磁気
ヘッドとなり、再生時に媒体の摺動方向の磁性体のエッ
ジによる擬似ノイズの低減された垂直記録磁気ヘッドと
なる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0010】図1は本発明の製造方法によって製造され
る垂直記録磁気ヘッドの一例を示す斜視図である。図に
示す垂直記録磁気ヘッド10は、媒体1の摺動方向に対
して垂直方向に磁性層(図示せず)を磁化して記録した
り、垂直に記録された情報を再生するものであり、非磁
性体ブロック2,2間に主磁極となる強磁性体薄膜層3
を積層して分割積層ブロック体4aを媒体1の摺動方向
と直交させて配置し、前記強磁性体薄膜層3と直交する
側面41に非磁性膜層5,5を介して磁性体のリターン
パスコア6,6を接合し、該リターンパスコア6,6に
それぞれコイル7,7を巻き付けたものである。
る垂直記録磁気ヘッドの一例を示す斜視図である。図に
示す垂直記録磁気ヘッド10は、媒体1の摺動方向に対
して垂直方向に磁性層(図示せず)を磁化して記録した
り、垂直に記録された情報を再生するものであり、非磁
性体ブロック2,2間に主磁極となる強磁性体薄膜層3
を積層して分割積層ブロック体4aを媒体1の摺動方向
と直交させて配置し、前記強磁性体薄膜層3と直交する
側面41に非磁性膜層5,5を介して磁性体のリターン
パスコア6,6を接合し、該リターンパスコア6,6に
それぞれコイル7,7を巻き付けたものである。
【0011】上記構成の垂直記録磁気ヘッド10では、
強磁性体薄膜層3の主磁極が媒体1の摺動方向と一致し
て形成され、非磁性膜層5,5を介してリターンパスコ
ア6,6が接合されているので、コイル7,7に電流を
流すと前後のリターンパスコア6,6間に磁界が生じ、
媒体1の磁性層を垂直に磁化して記録を行うことができ
る。反対に再生時には、強磁性体薄膜層3とリターンパ
スコア6,6との間にエッジとなる部分がないため、再
生時に擬似ノイズを拾うこともなく、記録密度を向上さ
せることが可能となる。
強磁性体薄膜層3の主磁極が媒体1の摺動方向と一致し
て形成され、非磁性膜層5,5を介してリターンパスコ
ア6,6が接合されているので、コイル7,7に電流を
流すと前後のリターンパスコア6,6間に磁界が生じ、
媒体1の磁性層を垂直に磁化して記録を行うことができ
る。反対に再生時には、強磁性体薄膜層3とリターンパ
スコア6,6との間にエッジとなる部分がないため、再
生時に擬似ノイズを拾うこともなく、記録密度を向上さ
せることが可能となる。
【0012】上記構成の垂直記録磁気ヘッド10は製造
方法により量産できる。まず、図2に示すように、矩形
状の非磁性体ブロック2を縦長に配置して強磁性体薄膜
層3を形成する。該強磁性体薄膜層3としては、例えば
、センダストやアモルファス等をスパッタリング等によ
り積層すると共に、非磁性体ブロック2との接合用のガ
ラス等もスパッタリング等により積層している。この非
磁性体ブロック2と強磁性体薄膜層3とを交互に積層し
長尺の積層ブロック体4を形成する。
方法により量産できる。まず、図2に示すように、矩形
状の非磁性体ブロック2を縦長に配置して強磁性体薄膜
層3を形成する。該強磁性体薄膜層3としては、例えば
、センダストやアモルファス等をスパッタリング等によ
り積層すると共に、非磁性体ブロック2との接合用のガ
ラス等もスパッタリング等により積層している。この非
磁性体ブロック2と強磁性体薄膜層3とを交互に積層し
長尺の積層ブロック体4を形成する。
【0013】そして、図3に示すように、積層ブロック
体4の摺動面となる側面41を除く対向面42,42に
非磁性膜層5,5を形成する。該非磁性膜層5,5とし
ては、例えば、SiO2 をスパッタリン等により形成
している。
体4の摺動面となる側面41を除く対向面42,42に
非磁性膜層5,5を形成する。該非磁性膜層5,5とし
ては、例えば、SiO2 をスパッタリン等により形成
している。
【0014】一方、上記積層ブロック体4と同じ長さで
対向面42,42の幅を持った矩形状の一対のリターン
パスコア6,6が準備され、図4に示すように、それぞ
れの長手方向中央部分にコイル7,7を巻き付けるため
の切り欠き61,61を予め形成する。リターンパスコ
ア6としては、フェライト等の磁性体が好適に使用され
る。
対向面42,42の幅を持った矩形状の一対のリターン
パスコア6,6が準備され、図4に示すように、それぞ
れの長手方向中央部分にコイル7,7を巻き付けるため
の切り欠き61,61を予め形成する。リターンパスコ
ア6としては、フェライト等の磁性体が好適に使用され
る。
【0015】切り欠き61,61が形成されたリターン
パスコア6,6を、図5に示すように、積層ブロック体
4の対向面42,42に非磁性膜層5,5を介して接合
一体として中間ブロック体8を形成し、該中間ブロック
体8の強磁性体薄膜層3間、即ち、各非磁性体ブロック
2の中央の破線で示す平行線に沿って切断することによ
り、各ヘッドチップ9を分割形成する。
パスコア6,6を、図5に示すように、積層ブロック体
4の対向面42,42に非磁性膜層5,5を介して接合
一体として中間ブロック体8を形成し、該中間ブロック
体8の強磁性体薄膜層3間、即ち、各非磁性体ブロック
2の中央の破線で示す平行線に沿って切断することによ
り、各ヘッドチップ9を分割形成する。
【0016】そして、各ヘッドチップ9は、摺動面91
が研磨され、図1に示すように、強磁性体薄膜層3を非
磁性体ブロック2a,2aで挟持した分割積層ブロック
体4aの両側に非磁性膜層5,5を介して接合したリタ
ーンパスコア6,6の切り欠き61,61にそれぞれコ
イル7,7を巻くことにより垂直記録磁気ヘッド10が
製造される。
が研磨され、図1に示すように、強磁性体薄膜層3を非
磁性体ブロック2a,2aで挟持した分割積層ブロック
体4aの両側に非磁性膜層5,5を介して接合したリタ
ーンパスコア6,6の切り欠き61,61にそれぞれコ
イル7,7を巻くことにより垂直記録磁気ヘッド10が
製造される。
【0017】このような製造方法では、非磁性体ブロッ
ク2と強磁性体薄膜層3とを交互に積層した積層ブロッ
ク体4に非磁性膜層5,5を介してリターンパスコア6
,6を接合した中間ブロック体8を形成して分割するこ
とにより多数のヘッドチップ9が形成できるので、垂直
記録磁気ヘッド10を量産できるようになる。
ク2と強磁性体薄膜層3とを交互に積層した積層ブロッ
ク体4に非磁性膜層5,5を介してリターンパスコア6
,6を接合した中間ブロック体8を形成して分割するこ
とにより多数のヘッドチップ9が形成できるので、垂直
記録磁気ヘッド10を量産できるようになる。
【0018】また、図6に示すように、積層ブロック体
4に非磁性膜層5,5を介して接合されるリターンパス
コア6,6の接合面側にだけ切り欠き62を設け、該切
り欠き62を含む接合面側に金属薄膜層63,63を形
成してから接合一体とし、非磁性体ブロック2間で切断
して各ヘッドチップ9aを形成し、切断された積層ブロ
ック体4aに直接コイル7を巻き付けて垂直記録磁気ヘ
ッド20を製造してもよい。
4に非磁性膜層5,5を介して接合されるリターンパス
コア6,6の接合面側にだけ切り欠き62を設け、該切
り欠き62を含む接合面側に金属薄膜層63,63を形
成してから接合一体とし、非磁性体ブロック2間で切断
して各ヘッドチップ9aを形成し、切断された積層ブロ
ック体4aに直接コイル7を巻き付けて垂直記録磁気ヘ
ッド20を製造してもよい。
【0019】このような垂直記録磁気ヘッド20では、
分割積層ブロック体4aとリターンパスコア6,6とが
非磁性膜層5,5と金属薄膜層63,63とを介して接
合一体とすることで、該金属薄膜層63,63が媒体1
の摺動時にリターンパスコア6,6に生じる摺動ノイズ
を緩和する役割を果たすようになる。
分割積層ブロック体4aとリターンパスコア6,6とが
非磁性膜層5,5と金属薄膜層63,63とを介して接
合一体とすることで、該金属薄膜層63,63が媒体1
の摺動時にリターンパスコア6,6に生じる摺動ノイズ
を緩和する役割を果たすようになる。
【0020】更に、図7に示すように、積層ブロック体
4の対向面42の摺動面側のほぼ半分にだけ非磁性膜層
5,5を形成し、接合面側に切り欠き62を設けたリタ
ーンパスコア6,6を接合一体とし、垂直記録磁気ヘッ
ド20と同様に分割積層ブロック体4aにコイル7を巻
き付けた垂直記録磁気ヘッド30としてもよい。
4の対向面42の摺動面側のほぼ半分にだけ非磁性膜層
5,5を形成し、接合面側に切り欠き62を設けたリタ
ーンパスコア6,6を接合一体とし、垂直記録磁気ヘッ
ド20と同様に分割積層ブロック体4aにコイル7を巻
き付けた垂直記録磁気ヘッド30としてもよい。
【0021】何れの垂直記録磁気ヘッド10,20,3
0であっても非磁性体ブロック2と強磁性体薄膜層3と
を積層した積層ブロック体4を形成してリターンパスコ
ア6,6を非磁性膜層5,5等を介して接合一体として
中間ブロック体8を形成し、非磁性体ブロック2の部分
で切断するだけで多数のヘッドチップ9が形成され、各
ヘッドチップ9の摺動面91を研磨してにコイル7を巻
き付けるだけで簡単で能率良く量産できる。そして、主
磁極となる強磁性体薄膜層3が媒体1の摺動方向と一致
して形成され、非磁性膜層5,5を介してリターンパス
コア6,6が接合されているので、コイル7に電流を流
すと、強磁性体薄膜層3とリターンパスコア6,6とに
は媒体1の摺動方向に沿って略半円状の磁界を生じて媒
体1の磁性層を垂直に磁化して記録することができ、再
生時には、従来の垂直記録磁気ヘッドのようにリターン
パスコア6,6にエッジ部分が形成されないので、擬似
ノイズを拾う心配がなくなり、高密度の記録再生が可能
となる。
0であっても非磁性体ブロック2と強磁性体薄膜層3と
を積層した積層ブロック体4を形成してリターンパスコ
ア6,6を非磁性膜層5,5等を介して接合一体として
中間ブロック体8を形成し、非磁性体ブロック2の部分
で切断するだけで多数のヘッドチップ9が形成され、各
ヘッドチップ9の摺動面91を研磨してにコイル7を巻
き付けるだけで簡単で能率良く量産できる。そして、主
磁極となる強磁性体薄膜層3が媒体1の摺動方向と一致
して形成され、非磁性膜層5,5を介してリターンパス
コア6,6が接合されているので、コイル7に電流を流
すと、強磁性体薄膜層3とリターンパスコア6,6とに
は媒体1の摺動方向に沿って略半円状の磁界を生じて媒
体1の磁性層を垂直に磁化して記録することができ、再
生時には、従来の垂直記録磁気ヘッドのようにリターン
パスコア6,6にエッジ部分が形成されないので、擬似
ノイズを拾う心配がなくなり、高密度の記録再生が可能
となる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の垂直記録磁気ヘッドの製造方法では、非磁性体ブロッ
クと強磁性体薄膜層とを交互に積層した積層ブロック体
に非磁性膜層を介してリターンパスコアを接合した中間
ブロック体を形成してから、非磁性体ブロック間を切断
することにより多数のヘッドチップを形成し、各ヘッド
チップにコイルを巻くだげて垂直記録磁気ヘッドが簡単
に能率良く量産できるようになる。また、本発明の製造
方法によって製造された垂直記録磁気ヘッドは強磁性体
薄膜層が媒体の摺動方向と一致し、該強磁性体薄膜層3
が直交する状態で磁性体で挟持されているので、記録密
度の向上と再生時の擬似ノイズの発生が防止され高密度
の記録再生が可能になるといった効果を奏する。
の垂直記録磁気ヘッドの製造方法では、非磁性体ブロッ
クと強磁性体薄膜層とを交互に積層した積層ブロック体
に非磁性膜層を介してリターンパスコアを接合した中間
ブロック体を形成してから、非磁性体ブロック間を切断
することにより多数のヘッドチップを形成し、各ヘッド
チップにコイルを巻くだげて垂直記録磁気ヘッドが簡単
に能率良く量産できるようになる。また、本発明の製造
方法によって製造された垂直記録磁気ヘッドは強磁性体
薄膜層が媒体の摺動方向と一致し、該強磁性体薄膜層3
が直交する状態で磁性体で挟持されているので、記録密
度の向上と再生時の擬似ノイズの発生が防止され高密度
の記録再生が可能になるといった効果を奏する。
【図1】本発明の製造方法で製造される垂直記録磁気ヘ
ッドの斜視図。
ッドの斜視図。
【図2】本発明の垂直記録磁気ヘッドの製造方法を示し
、非磁性体ブロックと強磁性体薄膜層との積層を示す斜
視図。
、非磁性体ブロックと強磁性体薄膜層との積層を示す斜
視図。
【図3】本発明の垂直記録磁気ヘッドの製造方法を示し
、非磁性膜層が形成された積層ブロック体の斜視図。
、非磁性膜層が形成された積層ブロック体の斜視図。
【図4】本発明の垂直記録磁気ヘッドの製造方法を示し
、積層ブロック体に磁性体を接合する状態の斜視図。
、積層ブロック体に磁性体を接合する状態の斜視図。
【図5】本発明の垂直記録磁気ヘッドの製造方法を示し
、積層ブロック体に磁性体を接合した中間ブロック体の
斜視図。
、積層ブロック体に磁性体を接合した中間ブロック体の
斜視図。
【図6】本発明の他の実施例により製造される垂直記録
磁気ヘッドの斜視図。
磁気ヘッドの斜視図。
【図7】本発明の更に他の実施例により製造される垂直
記録磁気ヘッドの斜視図。
記録磁気ヘッドの斜視図。
【図8】従来の垂直記録磁気ヘッド例の斜視図。
1 媒体
2 非磁性体ブロック
3 強磁性体薄膜層
4 積層ブロック体
41 摺動面
5 非磁性膜層
6 リターンパスコア
7 コイル
8 中間ブロック体
9 ヘッドチップ
Claims (2)
- 【請求項1】非磁性体ブロックと主磁極となる強磁性体
薄膜層とを交互に積層一体とした積層ブロック体を形成
すると共に、該積層ブロック体の摺動面となる側面を除
いた対向面に非磁性膜層をそれぞれ積層し、該非磁性膜
層を介してリターンパスコアをそれぞれ接合一体として
中間ブロック体を構成し、該中間ブロック体の上記非磁
性体ブロック間をそれぞれ切断して各ヘッドチップを形
成してから各リターンパスコアにコイルを巻くことを特
徴とする垂直記録磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項2】非磁性体ブロックと主磁極となる強磁性体
薄膜層とを交互に積層一体として積層ブロック体を形成
すると共に、該積層ブロック体の摺動面となる側面を除
いた対向面に非磁性膜層をそれぞれ積層し、該非磁性膜
層を介してリターンパスコアをそれぞれ接合一体として
中間ブロック体を構成し、該中間ブロック体の上記非磁
性体ブロック間をそれぞれ切断して各ヘッドチップを形
成してから分割された積層ブロック体にコイルを巻くこ
とを特徴とする垂直記録磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310491A JPH04295604A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 垂直記録磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310491A JPH04295604A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 垂直記録磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04295604A true JPH04295604A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13792889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8310491A Pending JPH04295604A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 垂直記録磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04295604A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510739A (ja) * | 1999-09-20 | 2003-03-18 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | バックグラウンド磁界発生器を備えた磁気記録ヘッド |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP8310491A patent/JPH04295604A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510739A (ja) * | 1999-09-20 | 2003-03-18 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | バックグラウンド磁界発生器を備えた磁気記録ヘッド |
JP4746232B2 (ja) * | 1999-09-20 | 2011-08-10 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | バックグラウンド磁界発生器を備えた磁気記録ヘッド |
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