JPH04294771A - 包装用袋 - Google Patents

包装用袋

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Publication number
JPH04294771A
JPH04294771A JP5923791A JP5923791A JPH04294771A JP H04294771 A JPH04294771 A JP H04294771A JP 5923791 A JP5923791 A JP 5923791A JP 5923791 A JP5923791 A JP 5923791A JP H04294771 A JPH04294771 A JP H04294771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
packaging material
heat
packaging
stress
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5923791A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Furuta
勝司 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Gravure Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Gravure Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Gravure Co Ltd filed Critical Daiwa Gravure Co Ltd
Priority to JP5923791A priority Critical patent/JPH04294771A/ja
Publication of JPH04294771A publication Critical patent/JPH04294771A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水分の多い内容物、例え
ば漬物などを収納する包装用袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から例えば漬物などの水分の多い内
容物を収納する袋としては例えば低密度ポリエチレン単
層で厚みが60〜70μmからなる素材により作られた
ものが知られており、袋に上端口部より内容物を収納し
た後、上端口部をひもや輪ゴムなどで緊縛して閉じてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな素材で作られた袋に水分の多い内容物、例えば漬物
を収納し、上端口部をひもなどで緊縛した状態にしてお
くと、上記素材の曲げ剛性や伸長応力によって緊縛部に
微細な隙間が生じ、汁漏れが発生するという問題があっ
た。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもので
、内部に例えば漬物のような水分の多い内容物を収納し
て汁漏れの発生を防止でき、長期の保存に耐え得る包装
用袋を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、外層が延伸フィルム、内層が熱接着性のラ
ミネートフィルムよりなる包材を上端口部を残してヒー
トシールしてなる包装用袋であって、前記包材の曲げ剛
性率が0.12g・cm以下、20%伸長時の応力が3
kg/mm2 以上であり、前記上端口部を緊縛するよ
うにしたものである。
【0006】さらに詳しくは、外層の延伸フィルムとし
ては延伸ナイロン6が用いられ、内層の熱接着性のラミ
ネートフィルムとしては低密度ポリエチレン(LDPE
)や線状低密度ポリエチレン(LLDPE)が用いられ
る。また、前記延伸フィルムと熱接着性のラミネートフ
ィルムとを重合させて作られた包材の曲げ剛性率が0.
12g・cmを超えると、ひもなどで袋の上端口部を緊
縛したときに包材の曲がりが悪く、緊縛部における包材
同志の密着性が劣り、微細な隙間が残るという問題があ
り、包材の20%伸長時の応力が3kg/mm2 より
低いと、ひもなどで袋の上端口部を緊縛したときに緊縛
力で包材が時間の経過とともに面方向に伸びて厚みが薄
くなり、緊縛部における包材同志の密着性が低下し、微
細な隙間が発生するという問題がある。さらに前記延伸
フィルムの厚みは15μm程度より薄く、好ましくは1
2μmであり、熱接着性のラミネートフィルムの厚みは
50μm程度より薄く、好ましくは30〜40μmであ
る。
【0007】上記のような包材を用いて包装用袋を作る
とき、突き合わせセンターシール、チューブ状底部シー
ル、サイドシールによって袋状に成形されるのであって
、突き合わせセンターシールの場合は突き合わせ部の内
側に熱接着性テープを沿わせ、ヒートシールによって包
材内面のラミネートフィルムがテープに熱接着される。 なお、この突き合わせセンターシールの底部は包材内面
のラミネートフィルム同志が重なってヒートシールされ
る。また、チューブ状底部シールはチューブ状に作られ
た包材の底部の包材内面のラミネートフィルム同志の重
なり部をヒートシールするものである。さらにサイドシ
ールは2枚の包材の両側および底部において、包材内面
のラミネートフィルム同志の重なり部をヒートシールす
るものである。
【0008】以上のように作られた包装用袋は内部に水
分の多い内容物、例えば漬物を収納し、上端口部がひも
や輪ゴムなどで緊縛される。
【0009】
【作用】以上のように外層が延伸フィルム、内層が熱接
着性のラミネートフィルムからなる包材の曲げ剛性率を
0.12g・cm以下、20%伸長時の応力を3kg/
mm2 以上としたことにより、上端口部の緊縛部での
包材の密着性が良く、汁漏れの発生を大幅に減少する包
装用袋を提供することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。本
発明実施例に基づく試料と比較例試料に基づく汁漏れ試
験結果と実用上問題の有無を表1に示している。
【0011】
【表1】
【0012】表1において試料No.13 では外層の
延伸ナイロン6フィルムと内層の低密度ポリエチレンフ
ィルムとの間に中間フィルムとしてエチレン酢ビ共重合
体(VA:5%)が介在されており、試料No.14 
では一層のみの低密度ポリエチレンフィルムが使用され
ている。また、シール法において(イ)は付き合わせセ
ンターシールを示し、(ロ)はチューブ状底部シール、
(ハ)はサイドシールを示している。
【0013】さらに、表1における各評価は次の方法に
より行なった。曲げ剛性率:20℃、65%RHの雰囲
気の中で、加藤テック株式会社製の純曲げ試験機「KE
S−Fz」により測定した。20%伸長時の応力:20
℃、65%RHの雰囲気の中で、JISK7127に基
づき、試料を20%伸長し、その強力値(Kg)を読み
取り、これを試料の断面積で除して応力値とした。汁漏
れ:エッジ切れなどの無い内寸法100mm ×200
mm の正常な袋を各試料とも100 袋づつ用意し、
内部に100cc の水を詰め、上端口部をひもで緊縛
し20℃、65%RHの雰囲気の中で上端口部が下に向
くように上下逆にして吊り下げた状態で、24時間放置
し、上端口部から漏れる水を吸取り紙に吸収させて検査
した。実用上問題の有無:汁漏れの問題を評価し、汁漏
れをほぼ完全に防止でき、非常に優れたもの、あるいは
汁漏れがあっても非常に少なく、実用上問題が無いもの
を無とした。また、汁漏れ率が高く、汁がにじみ出て他
に影響を与えるものを有とした。
【0014】以上説明した評価結果により、試料No.
 1〜8,13,15に示す実施例に基づく包材は試料
No. 9,10,11,12,14,16に示す比較
例に基づく包材に対して優れていることがわかる。
【0015】なお、表1のNo. 1〜8および15の
試料を作成するに際し、延伸フィルムとラミネートフィ
ルムを重合する前に、延伸フィルムの裏側に印刷を施し
、その後延伸フィルムの裏面にラミネートフィルムを重
合させ、包材を作成した。得られた包材は印刷面が延伸
フィルムとラミネートフィルムで覆われているので、印
刷インクが内容物に触れず、且つ外側から印刷面が手な
どでこすれて汚れることが無く常に美麗な状態を維持で
きた。しかも、外側が面内で変形しにくい延伸フィルム
からなるので、印刷パターンを常に同じ状態に保持でき
た。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外層が延
伸フィルム、内層が熱接着性のラミネートフィルムから
なる包材の曲げ剛性率を0.12g・cm以下、20%
伸長時の応力を3Kg/mm2 以上としたことにより
、汁漏れの発生を抑え、長期の保存に耐える包装用袋を
提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外層が延伸フィルム、内層が熱接着性
    のラミネートフィルムよりなる包材を上端口部を残して
    ヒートシールしてなる包装用袋であって、前記包材の曲
    げ剛性率が0.12g・cm以下、20%伸長時の応力
    が3kg/mm2 以上であり、前記上端口部を緊縛す
    るようにした包装用袋。
JP5923791A 1991-03-25 1991-03-25 包装用袋 Pending JPH04294771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5923791A JPH04294771A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 包装用袋

Applications Claiming Priority (1)

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JP5923791A JPH04294771A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 包装用袋

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JPH04294771A true JPH04294771A (ja) 1992-10-19

Family

ID=13107577

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JP5923791A Pending JPH04294771A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 包装用袋

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