JPH04294163A - 光熱変換型熱転写記録装置 - Google Patents

光熱変換型熱転写記録装置

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Publication number
JPH04294163A
JPH04294163A JP3084735A JP8473591A JPH04294163A JP H04294163 A JPH04294163 A JP H04294163A JP 3084735 A JP3084735 A JP 3084735A JP 8473591 A JP8473591 A JP 8473591A JP H04294163 A JPH04294163 A JP H04294163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
thermal transfer
ink
light
conversion type
Prior art date
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Pending
Application number
JP3084735A
Other languages
English (en)
Inventor
Sota Kawakami
壮太 川上
Takao Abe
隆夫 阿部
Takayuki Sugaiwa
菅岩 隆之
Takahiro Ogawa
隆宏 小川
Tomonori Kawamura
朋紀 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH04294163A publication Critical patent/JPH04294163A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱転写記録装置に関
するものであり、詳しくは感熱性のインク層を有するイ
ンクリボンに光を照射して加熱し、このインクリボンと
受容材料とを接触させて加熱されたインクを受容材料に
転写記録する光熱変換型熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写記録装置では、加圧手段に
よりインクリボンを転写紙に圧接し、加熱印字手段でイ
ンクリボンを加熱して表面のインクを溶融し、この加熱
溶融したインクを転写紙に転写記録していた。この従来
の加熱印字手段としては、微細なセル状の加熱部を有す
る密着型ライン加熱素子から構成されるサーマルヘッド
が用いられていた。このサーマルヘッドでは局部的な加
熱が困難であるため解像度が悪くなる欠点を有していた
。また予熱が必要であるため立ち上がりや応答時間が遅
くなったり、更に接触加熱であるためサーマルヘッドの
ヘッド部が汚れるという欠点を有していた。
【0003】このためサーマルヘッドを用いない加熱印
字手段としてレーザ光を用いる光熱変換型熱転写記録装
置が開発されてきた。これらにはレーザ光を照射して潜
像及びトナー像を形成しその後トナーを記録紙に定着さ
せて印字するタイプ、予め感熱発色性材料を塗布した記
録紙にレーザ光を照射して印字するタイプ、更には装置
内でインクリボンに感熱性のインクを塗布しながらこの
インクリボンにレーザ光を照射し溶融したインクを重ね
合わした転写紙に転写記録するタイプ等があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
光熱変換型熱転写記録装置におけるトナーを利用するタ
イプは、転写記録するまでに潜像形成・トナー像形成・
定着等の複雑な工程を必要とし、そのため装置も複雑化
してしまう欠点を有していた。又予め感熱発色性材料を
塗布した記録紙を用いるタイプでは、記録紙の耐候性が
劣るため数年経過した印字は読み取れなくなってしまう
欠点を有していた。又インクリボンに感熱性のインクを
塗布しながら転写記録するタイプでは、レーザ光でイン
クを爆発的に蒸発せしめて転写させるため高い熱エネル
ギを必要とし、その分印字速度が低下する欠点を有して
いた。又インクリボンを使用するタイプでは転写後のイ
ンクリボンと転写紙とを完全に剥離・分離する必要があ
るが、従来の光熱変換型熱転写記録装置でこれら相互の
搬送方向を急激に転換させると、集中する支点反力によ
りインクリボンが早期に劣化してしまう欠点を有してい
た。
【0005】この発明は従来の光熱変換型熱転写記録装
置が有する上記の欠点を解消し、耐候性のすぐれた高解
像度の印字が得られる、しかも高速に印字できる、簡易
でコンパクトな光熱変換型熱転写記録装置を提供するこ
とを目的としている。又転写したインクリボンが急激に
搬送方向を変える分離点においても集中した支点反力が
生じないような光熱変換型熱転写記録装置を提供するこ
とも目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、請求項1記載の光熱変換型熱転写記録装置は、基体上
に感熱性のインク層を有するインクリボンと、このイン
クリボンを搬送するリボン搬送手段と、搬送される前記
インクリボンの前記インク層と接触してインク層を構成
する要素を受容する受容体と、この受容体を搬送する受
容体搬送手段と、搬送される前記インクリボンと前記受
容体が接触する位置又は接触する手前の位置で前記受容
体又は前記インクリボンに光を照射して前記インク層に
熱を供給する光源と、この光源により前記インク層に光
を照射された前記インクリボンを前記受容体と押圧接触
させ光照射後0.1〜10,000ミリ秒経過後にそれ
ぞれを分離する接触部とを有することを特徴としている
【0007】又請求項2記載の光熱変換型熱転写記録装
置は、前記接触部は前記インクリボンを前記受容体から
分離するための10mm以下の曲率半径の曲面部を有す
ることを特徴としている。
【0008】又請求項3記載の光熱変換型熱転写記録装
置は、前記接触部は前記インクリボンを前記受容体から
分離するための内角が105°〜165°で1辺の長さ
が1mm以下の多角形ガイド面を有することを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】請求項1記載の光熱変換型熱転写記録装置は、
リボン搬送手段により感熱性のインク層を有するインク
リボンを、受容体搬送手段により受容体をそれぞれ搬送
しながら接触部で相互を押圧接触させる。この接触する
位置又は接触する手前の位置で光源により受容体又はイ
ンクリボンに光を照射してインク層に熱を供給してイン
ク層の構成要素を溶融させ、押圧接触位置でこの溶融し
たインクを受容体に転写させる。このインクリボンと受
容体は光照射後0.1〜10,000ミリ秒経過した後
に分離する。
【0010】又請求項2記載の光熱変換型熱転写記録装
置は、接触部の10mm以下の曲率半径の曲面部に沿っ
て分離する。
【0011】又請求項3記載の光熱変換型熱転写記録装
置は、接触部の多角形ガイド面に沿って分離する。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を添付図面に基づき詳細に
説明する。図1は光熱変換型熱転写側記録装置の概略側
面図である。この光変換型熱転写記録装置Aは基体上に
感熱性のインク層を有するインクリボン1を巻着するイ
ンクリボン供給部2と、受容シート3を巻着する受容シ
ート供給部4と、このインクリボン1と受容シート3と
を搬送途中で接触させ、その後それぞれを分離して搬送
する接触部Bと、接触後のインクリボン1を巻取るイン
クリボン巻取部5と、接触後の受容シート3を巻き取る
受容シート巻取部6とを有する。インクリボン供給部2
から接触部Bに至るインクリボン1の搬送路の途中には
、接触部Bの手前にレーザ光の光源7が配設されている
。光源7よりインクリボン1に対して照射されるレーザ
ービームの照射熱エネルギーによりインクリボン1表面
のインクが加熱溶融される。この光源7としてはキセノ
ンフラッシュ、レーザ、LEDアレイ等が用いられる。 キセノンフラッシュとしては10W/cm2以上、レー
ザ光源としては50mW以上のものが好ましい。なお図
1では光源7をインクリボン1の搬送路に対して上側に
配設しているが、下側に配設するものでもよい。
【0013】接触部Bにはインクリボン1を受容シート
3に押圧しながら搬送するためのプレッシャローラ8と
、その受け部であるプラテン9とが設けられている。 この接触部Bの拡大側面図を図2に示す。転写後のイン
クリボン1は、このプラテン9の曲面9aに沿って搬出
されるが、この曲率半径Rは10mm以下である。より
好ましくは1mm以下である。鮮明な印字を得るために
はインクリボン1と受容シート3とは転写後には完全に
剥離・分離しなければならない。そのため分離時には急
激に相互が離反する必要があるが、この急激な方向転換
点には支点反力が生じてしまう。この急激な方向転換点
である接触部Bのプラテン9の搬出部を上記のように曲
面9aとすることで、この支点反力の集中化を拡散し、
インクリボン1を痛めないようにしている。
【0014】なお図1ではプラテン9に曲面9aを設け
ているが、曲面9aの代わりに図3に示すような偶角部
をカットしたプラテン19を用いてもよい。この場合に
は接触後のインクリボン1をガイドして搬出する多角形
ガイド面19aの形状を内角αがα=105°〜165
°であって1辺dの長さがd=1mm以下の形状とする
ことで上記曲面9aと同等の効果を得ることが可能にな
る。
【0015】接触部Bと光源7との位置関係は次のよう
に定められる。即ち光源7のレーザ光がインクリボン1
に照射される照射位置Cから接触部Bの曲面9aに沿っ
て分離する分離位置Dまでの搬送に要する時間tが、t
=0.1〜10,000ミリ秒となるように搬送速度を
考慮して定める。t=0.1ミリ秒以下になると溶融し
たインクが十分に受容シート3に転写しない恐れがあり
、又t=10,000ミリ秒以上になると溶融したイン
クが冷却してしまうため光照射部と未照射部の境界が不
明瞭となり、解像度の悪い転写画像となってしまう。 なお好ましくは0.5ミリ秒以上1,000ミリ秒以下
である。
【0016】この光変換型熱転写記録装置Aの動作は次
のようになる。先ずインクリボン供給部2からインクリ
ボン1が照射位置Cに搬送される。照射位置Cに配設さ
れる光源7は制御手段10が発する記録信号に基づいて
所定の文字・図形等を形成するレーザービームを出力し
、このレーザービームはインクリボン1のインク層に照
射される。このレーザービームの照射熱エネルギーによ
り所定の文字・図形等を形成するインクが溶融する。 照射後のインクリボン1は接触部Bに搬送され、受容シ
ート供給部4から送り出された受容シート3と重なる。 これらはプレッシャローラ8及びプラテン9に挟持押圧
されることで、加熱溶融したインクが受容シート3に確
実に転写記録されて所望の鮮明な文字・図形等が得られ
る。その後インクリボン1はインクリボン巻取部5の回
転によりプラテン9の曲面9aに沿って搬出され、受容
シート3は受容シート巻取部6の回転によりプレッシャ
ローラ8の接線方向に搬出される。
【0017】次に接触部Bのプラテンに透明部材を用い
て、接触部Bでレーザ光を照射する光変換型熱転写記録
装置Aの実施例を図4に基づき説明する。図4の光変換
型熱転写記録装置Aでは接触部Bにプレッシャローラ2
8と、透明プラテン29とが設けられており、この透明
プラテン29の上部に光源27が配設されている。光源
27より照射されるレーザ光は透明プラテン29を透過
してインクリボン1のインク層に照射され透明プラテン
29に沿ってスキャニングされる。なおプレッシャロー
ラ28を透明部材で形成する場合には光源27をプレッ
シャローラ28の下側に配設してもよい。
【0018】これら透明プラテン29等を形成する透明
部材はインク層にレーザ光を集光するための光学部材を
兼ねることが好ましい。レーザ光は通常の場合その断面
が若干楕円状となっているが、集光効果を有する透明部
材を透過することでシリンドリカルレンズ効果を受けて
集束する。このためレーザ光はスポット形状補正を受け
、断面が正確な円状となり高解像度の印字が得られる。
【0019】なおこの実施例においても透明プラテン2
9の形状は前述のプラテン9又はプラテン19と同様で
あり、又照射位置Cから分離位置Dまでの時間tも同様
の条件となるように設定される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の光熱
変換型熱転写記録装置は、感熱性のインク層を有するイ
ンクリボンに光を照射してインク層に熱を供給し、イン
ク層の構成要素を溶融させて受容体に押圧しながら重ね
合わせ、しかも光照射後0.1〜10,000ミリ秒経
過した後にインクリボンと受容体とを分離することで、
溶融したインクを十分にかつ鮮明に受容体に転写するこ
とができる。このように光の照射エネルギーによりイン
ク層の加熱溶融を行なっているので局部的に集中して加
熱することができ解像度を向上させることできる。又余
熱が不要となるため高速化を達成することができる。更
にサーマルヘッドのように加熱部を直接インクリボンに
接触させていないので加熱ヘッドの汚れを防止すること
ができる。又トナーを利用しないため簡易な工程で熱転
写処理ができ装置の小型化も図れる。
【0021】又請求項2記載の光熱変換型熱転写記録装
置は、接触部に10mm以下の曲率半径の曲面部を設け
ることで、転写したインクリボンが急激に搬送方向を変
える分離点においても集中した支点反力が生じないよう
に反力の拡散化を図り、インクリボンの劣化を防止する
と同時に、無理なく分離・剥離することで鮮明な印字を
得ることもできる。
【0022】又請求項3記載の光熱変換型熱転写記録装
置は、接触部に多角形ガイド面を設けることで、接触部
のガイド面の作成を簡略にすると同時に請求項2と同様
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光熱変換型熱転写側記録装置の概略側面図であ
る。
【図2】接触部の拡大側面図である。
【図3】多角形ガイド面を有する接触部の拡大側面図で
ある。
【図4】別の実施例の光変換型熱転写記録装置の概略側
面図である。
【符号の説明】
A光変換型熱転写記録装置 B  接触部 C  照射位置 D分離位置 1  インクリボン 3  受容シート 7  光源 8  プレッシャローラ 9  プラテン 9a  曲面部 19a  多角形ガイド面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基体上に感熱性のインク層を有するイ
    ンクリボンと、このインクリボンを搬送するリボン搬送
    手段と、搬送される前記インクリボンの前記インク層と
    接触してインク層を構成する要素を受容する受容体と、
    この受容体を搬送する受容体搬送手段と、搬送される前
    記インクリボンと前記受容体が接触する位置又は接触す
    る手前の位置で前記受容体又は前記インクリボンに光を
    照射して前記インク層に熱を供給する光源と、この光源
    により前記インク層に光を照射された前記インクリボン
    を前記受容体と押圧接触させ光照射後0.1〜10,0
    00ミリ秒経過後にそれぞれを分離する接触部とを有す
    ることを特徴とする光熱変換型熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】  前記接触部は前記インクリボンを前記
    受容体から分離するための10mm以下の曲率半径の曲
    面部を有することを特徴とする請求項1記載の光熱変換
    型熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】  前記接触部は前記インクリボンを前記
    受容体から分離するための内角が105°〜165°で
    1辺の長さが1mm以下の多角形ガイド面を有すること
    を特徴とする請求項1記載の光熱変換型熱転写記録装置
JP3084735A 1991-03-25 1991-03-25 光熱変換型熱転写記録装置 Pending JPH04294163A (ja)

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