JPH04293697A - ヘリコプタ発着船支援装置 - Google Patents

ヘリコプタ発着船支援装置

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Publication number
JPH04293697A
JPH04293697A JP5861791A JP5861791A JPH04293697A JP H04293697 A JPH04293697 A JP H04293697A JP 5861791 A JP5861791 A JP 5861791A JP 5861791 A JP5861791 A JP 5861791A JP H04293697 A JPH04293697 A JP H04293697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical acceleration
roll angle
pitch angle
helicopter
hull
Prior art date
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Pending
Application number
JP5861791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusuke Suzuki
秀典 鈴木
Masafumi Kido
雅史 木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋上等においてヘリコ
プタの発着を行うヘリコプタ発着船用のヘリコプタ発着
船支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に船への発着を行うヘリコプタ10
及びヘリコプタ発着船20を示す。通常、洋上航海中の
ヘリコプタ発着船20の飛行甲板に示されたマーク上か
らヘリコプタ10の発船、及び飛行甲板のマーク上への
ヘリコプタ10の着船が行われている。
【0003】ヘリコプタが洋上航海中の船舶から発着す
る際には、波浪の状態によって受ける船の動揺が大きな
問題となる。特に着船の場合、従来はヘリコプタ操縦士
がヘリコプタの姿勢回りの波浪の状態,船舶の動揺状態
及びヘリコプタの着船までの予想所要時間等を経験的に
判断し、時期をみはからって着船を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、安全且つ確
実に発着船するには操縦士の勘に頼らざるを得ず、熟練
を必要とするという問題点があった。また操縦士が判断
を誤れば人命にかかわるという危険を伴っていた。本発
明では、このような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、操縦士の熟練を必要とせず常に発着船のタイミング
を確認することのできるヘリコプタ発着船支援装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のヘリコプタ発着船支援装置は次のように構成す
る。尚、実施例図面中の符号を併せて示す。まず本願の
第1発明は、船体のロール角(θR )を検出するロー
ル角検出センサ1と、船体のピッチ角(θP )を検出
するピッチ角検出センサ2と、船体の鉛直方向の加速度
(az )の微分値を検出する上下加速度検出センサ3
と、ロール角(θR )、ピッチ角(θP )及び上下
加速度の微分値がそれぞれ所定値内にあるかどうかを判
別する処理部4と、処理部4によりロール角(θR )
、ピッチ角(θP )及び上下加速度の微分値のそれぞ
れが所定値内にあるときに安定時期と判断して指示する
指示部5とを設けたことを特徴とする。
【0006】また本願の第2発明は、第1発明のロール
角検出センサ1、ピッチ角検出センサ2、上下加速度検
出センサ3及び処理部4に加え、更に、処理部4により
前記ロール角(θR )、ピッチ角(θP )及び上下
加速度の微分値のそれぞれが所定値内にあるときに安定
時期と判断すると共に、過去の安定時期の周期から次の
安定時期を予測する予測部6を設け、予測部6による将
来の安定時期を指示部5に指示することを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成を備えた本発明のヘリコプタ発
着船支援装置によれば、次の作用が得られる。まず船体
は波浪の大きさ、周期、船舶の重心、浮力中心、重量、
動揺周期等が密接に結びついて3軸方向または3軸回り
の姿勢角、角速度、加速度を発生させつつ航行している
。従って、このような3軸方向または3軸回りの姿勢角
、角速度、加速度を監視し、分析するとヘリコプタの発
着に適した安定時期を検出、または予測することが可能
になる。
【0008】本発明では、ロール角検出センサ1、ピッ
チ角検出センサ2及び上下加速度検出センサ3により、
ロール角、ピッチ角及び上下加速度の微分値を検出し、
これらの出力値から処理部4で安定時期検出及び分析を
行う。ロール角、ピッチ角及び上下加速度の微分値は、
おおよそある周期をもって正弦的に変動している。その
周期は固有のものであるため、必ず全ての絶対値が最小
になるときがある。
【0009】ここで処理部4でロール角、ピッチ角及び
上下加速度の微分値が予め定めた所定値内に入ったとき
に船が安定状態に入ったものとして、ヘリコプタに着船
可能の指示を出す。更に、本発明では安定状態が周期的
に起こることに着目し、過去の安定時期からその周期を
求め、次の安定時期を予測し、指示することとしたもの
である。
【0010】
【実施例】図1は本願の第1発明に対応するヘリコプタ
発着船支援装置の第1実施例を示した実施例構成図であ
る。図1において、1はロール角検出センサ、2はピッ
チ角検出センサであり、それぞれ船体に設置され、船体
のロール角θR 及びピッチ角θP を検出する。具体
的にはバーチカルジャイロ等によって構成される。
【0011】3は上下加速度センサであり、船体に設置
され船体の上下方向の加速度az を検出する。具体的
にはヒービング装置によって構成される。ロール各セン
サ1、ピッチ各センサ2及び上下加速度センサ3の各検
出出力は、処理部4へと送られる。処理部4には比較器
41,42,43が設けられる。比較器41はロール角
θR の絶対値と所定の閾値θRTH とを比較し、比
較条件を満足すると出力1を生ずる。
【0012】また比較器42はピッチ角θP の絶対値
と所定の閾値θPTH とを比較し、比較条件を満足す
ると出力1を生ずる。更に、比較器43は、微分回路4
0で微分した上下加速度az の微分値の絶対値と所定
の閾値azTH とを比較し、比較条件を満足すると出
力1を生ずる。尚、微分回路40及び比較器43の代わ
りにピーク検出回路を用いてもよい。これは正弦波的に
変化する上下加速度az の微分値が所定値以下となる
タイミングが、正弦波波形のピーク部分に相当するから
である。
【0013】比較器41,42,43の出力はAND回
路44へと送られ、さらにAND回路44の出力は処理
部4の出力として指示器5へ送られ、AND回路44の
出力が1となった時に指示器5は安定状態に入って着艦
可能であることを表示する。次に、図1の実施例の作用
を説明する。まず図2に示すように、船体のロール角θ
R 、ピッチ角θP 及び加速度az はある周期をも
って正弦的に変動するという特性がある。従って、これ
らの絶対値が最小となる時間は船体がほぼ水平になり、
且つ波に対して乗り上げたか、または乗り下げた状態と
なり、従ってヘリコプタの発着に最適な安定状態となる
【0014】例えば、ロール角θR が±0.5°以内
、ピッチ角θP が±0.5°以内、上下加速度変化が
ほぼ0である場合に安定状態にあるものとして、比較器
41,42,43の閾値を設定する。そして、ロール角
θR 、ピッチ角θP 、上下加速度変化(微分値)の
すべて閾値以内になるとAND回路44の出力がON状
態、即ちレベル1となり、指示器5へ信号を送出してヘ
リコプタに対して着船可能の指示を行う。
【0015】指示器5は、電光掲示盤を船体のデッキ上
に設置することにより構成し、ヘリコプタの操縦士に対
して目視で知らせることができる。また指示器5として
アンテナを使用し、無線でヘリコプタの操縦士に対して
連絡する構成とすることも可能である。図3は本願の第
2発明に対応する第2実施例を示した実施例構成図であ
る。
【0016】図3において、図1の実施例と同一符号の
ものは同一構成を示し、その説明を省略する。第2実施
例では、新たに予測部6が設けられている。予測部6で
は処理部4からの安定状態を示す信号を受け、安定状態
信号の時間間隔を計測する周期計測部61と、周期計測
部61で計測した最新の周期のn個分を順次記憶する記
憶部62と、記憶部62に記憶されたn個の周期の平均
を求める平均値算出部63と、最新の安定時期から次の
安定時期を予測する安定時期予測部64を備えている。
【0017】具体的には例えば図4に示すように、現在
時刻をt1とすると、それまでに記憶したn個数分の周
期T1,T2,・・・Tnから平均周期かTaを求める
。安定時期予測部64は最新の安定開始時刻t1から時
間計測を開始し、平均値算出部63で求めた平均化され
た周期Taに対応する時刻t2になった時を次の安定時
期として、この時刻t2の直前数秒前から指示器5に信
号を送出する。
【0018】指示部5の一例を図5に示す。予想安定時
期の接近に合わせて左からバーグラフ化した電光表示器
を斜線部に示すように点灯し始める。このように予想安
定時期を指示することで、ヘリコプタ操縦者に着船の準
備をさせることができる。また指示器5は無線等による
指示でも良いことは第1実施例と同様である。さらに、
本発明は、アナログ処理、ディジタル処理のいずれの構
成を採ることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ール角、ピッチ角及び上下加速度微分値がそれぞれ所定
値内にあるときに安定時期と判断して指示するようにし
たため、安全に着船する時期を操縦士が確認することが
でき、高い安全性が得られる。また次の安定時期を予測
して表示することにより、ヘリコプタ操縦者に着船のた
めの迅速な準備をさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した実施例構成図
【図
2】船体のロール角、ピッチ角、上下加速度の実測値を
示した説明図
【図3】本発明の第2実施例を示した実施例構成図
【図
4】本発明の予測処理を示した説明図
【図5】図3の指
示器による予測時期の表示動作を示した説明図
【図6】ヘリコプタ発着船に対するヘリコプタの着船を
示した説明図
【符号の説明】
1:ロール角センサ 2:ピッチ角センサ 3:上下加速度センサ 4:処理部 40:微分回路 41,42,43:比較器 44:AND回路 5:指示器 6:予測器 61:周期計測部 62:記憶部 63:平均値算出部 64:安定時期予測部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】船体のロール角(θR )を検出するロー
    ル角検出センサと、船体のピッチ角(θP )を検出す
    るピッチ角検出センサと、船体の鉛直方向の加速度(a
    z )の微分値を検出する上下加速度検出センサと、前
    記ロール角(θR )、ピッチ角(θP )及び上下加
    速度の微分値がそれぞれ所定値内にあるかどうかを判別
    する処理部と、該処理部により前記ロール角(θR )
    、ピッチ角(θP )及び上下加速度の微分値のそれぞ
    れが所定値内にあるときに安定時期と判断して指示する
    指示部と、を設けたことを特徴とするヘリコプタ発着船
    支援装置。
  2. 【請求項2】船体のロール角(θR )を検出するロー
    ル角検出センサと、船体のピッチ角(θP )を検出す
    るピッチ角検出センサと、船体の鉛直方向の加速度(a
    z )の微分値を検出する上下加速度検出センサと、前
    記ロール角(θR )、ピッチ角(θP )及び上下加
    速度の微分値がそれぞれ所定値内にあるかどうかを判別
    する処理部と、該処理部により前記ロール角(θR )
    、ピッチ角(θP )及び上下加速度の微分値のそれぞ
    れが所定値内にあるときに安定時期と判断すると共に、
    過去の安定時期の周期から次の安定時期を予測する予測
    部と、該予測部による将来の安定時期を指示する指示部
    と、を設けたことを特徴とするヘリコプタ発着船支援装
    置。
JP5861791A 1991-03-22 1991-03-22 ヘリコプタ発着船支援装置 Pending JPH04293697A (ja)

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JPH04293697A true JPH04293697A (ja) 1992-10-19

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ID=13089521

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JP5861791A Pending JPH04293697A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ヘリコプタ発着船支援装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012505106A (ja) * 2008-10-13 2012-03-01 デセエンエス プラットフォームであって、特に海軍プラットフォームの円形ランディンググリッドへの又はからの自動ランディング/離陸を制御する方法及びシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012505106A (ja) * 2008-10-13 2012-03-01 デセエンエス プラットフォームであって、特に海軍プラットフォームの円形ランディンググリッドへの又はからの自動ランディング/離陸を制御する方法及びシステム

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