JPH04293608A - 車両姿勢制御装置 - Google Patents

車両姿勢制御装置

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JPH04293608A
JPH04293608A JP5863291A JP5863291A JPH04293608A JP H04293608 A JPH04293608 A JP H04293608A JP 5863291 A JP5863291 A JP 5863291A JP 5863291 A JP5863291 A JP 5863291A JP H04293608 A JPH04293608 A JP H04293608A
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vehicle
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inter
control
laser radar
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Tokukazu Endo
遠藤 徳和
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行中の姿勢を
路面に対して一定に保つための車両姿勢制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の加減速制御の自動化が
進んでおり、この場合には自車両と前方車両との車間距
離を検出する車間距離検出センサが必須となる。このよ
うな車間距離検出センサとしては例えばレーザレーダが
あり、自車両より発射したレーザビームが前方車両で反
射されて戻るまでの時間を計測することにより車間距離
を検出している。
【0003】そして、このようなレーザレーダは、その
検出精度を上昇するとともに、所定の範囲、例えば12
0m位までを検出可能とするために、レーザビームはか
なり指向性の高いものとしている。
【0004】このため、レーザレーダを取り付けた車両
の姿勢が変化してレーザビームの照射方向が変化した場
合には、レーザビームが前方車両から外れて、レーザレ
ーダが前方車両を捕捉できない状態になり易いという問
題点があった。
【0005】なお、実開昭60−153400には、乗
車人数の増減等により車両の姿勢が変化した場合に、指
令スイッチを操作することによりその時の車両姿勢の変
化に伴うレーザレーダの姿勢変化を錘り等を利用した姿
勢検出器で検出し、その検出結果に応じてレーザレーダ
の姿勢を自動調整してレーザビームの照射方向を所定方
向に補正することが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開昭60−
153400号公報記載の装置においては、姿勢検出器
として静的な状態における姿勢を検出するものを利用し
ている。これは、この従来例においては乗車人数の変化
という一度乗車した後は暫くの間変化しないものに起因
する姿勢変化を対象としているからであり、このために
レーザレーダの姿勢の調整も乗車人数が変化したときに
、マニュアルで行うようになっている。
【0007】そこで、この装置では、車両の加速時の尻
下がりや、減速時の前のめりのような走行中の加減速に
よる動的な姿勢変化には対応することができなず、この
ような場合には、走行中にレーザビームが前方車両から
外れて、レーザレーダが前方車両を捕捉できなくなる捕
捉ミスが生じるという問題点があった。
【0008】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、車両の走行中の車両姿勢を路面に対して一
定に保つように制御することにより、レーザレーダの捕
捉ミスを防止し得る車両姿勢制御装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両姿勢制
御装置は、前方車両との車間距離を検出する車間距離セ
ンサと、自車両の車体と車輪の相対的な位置または動き
を調整して、車両姿勢を制御する車両姿勢調整手段と、
自車両の速度を検出する速度センサと、上記車間距離セ
ンサにより検出した車間距離および上記速度センサによ
り検出した速度から自車両の加減速を予測して上記車両
姿勢調整手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記構成の車両姿勢制御装置では、制御手段は
、車間距離センサにより車間距離が拡大あるいは縮小し
ていくと判定した場合には、車両が加速あるいは減速し
てその姿勢が変化すると予測し、加減速に入る前から、
車両姿勢調整手段を制御することによりアンチスクウオ
ト制御あるいはアンチダイブ制御などの車両姿勢制御を
行って、車両の走行中の姿勢を路面に対して一定に保つ
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0012】図1に、本発明に係る車両姿勢制御装置の
構成ブロック図を示す。
【0013】図のようにこの車両姿勢制御装置は、車両
2に車間距離検出用のレーザレーダ3と、車両姿勢調整
手段としてばね定数と減衰力とストロークとが制御可能
な前輪用と後輪用の4つのアクティブサスペンション4
,5と、その各アクティブサスペンション4,5のスト
ローク(車高)を検出する二つのストロークセンサ6,
7と、車両2の加速度、減速度を検出する加速度センサ
8と、車両2の速度を検出する速度センサ9と、制御コ
ンピュータ10とから構成されている。この制御コンピ
ュータ10が、上記レーザレーダ3と各ストロークセン
サ6,7と加速度センサ8と速度センサ9とからの各検
出信号に基づいて、上記各アクティブサスペンション4
,5を制御することにより、後述のように車両2の姿勢
を制御する。また、上記レーザレーダ3は、車両2の前
端部に固定されており、車両前方へ発射されるレーザビ
ーム3aの向きは、この車両2に対して一定である。
【0014】なお、アクティブサスペンションとしては
、例えば、ニューマチックシリンダ(空気ばね)のエア
チャンバ内に封入した空気にスプリング機能を持たせ、
ばね定数、減衰力、車高を制御できるものがある。
【0015】次に、上記構成の車両姿勢制御装置1によ
る姿勢制御を図2のフローチャートおよび図3(A),
(B),(C)の説明図を用いて説明する。
【0016】先ず、制御コンピュータ10は、レーザレ
ーダ3からこの車両2と前方車両11との車間距離Lの
読み込みを行い(S−1)、それにより前方車両11の
有無を判定する(S−2)。
【0017】前方車両11が存在する場合には、続いて
制御コンピュータ10は、その前方車両11が車両2の
現在の速度に応じた所定車間距離以内に存在するかどう
かを判定する(S−3)。そして、前方車両11が所定
車間距離外であれば、前方車両の動向に応じた制御は不
要であるため、姿勢制御は行わず、図3(A)のような
通常走行状態を維持し、ステップS−1へ戻る。この通
常走行状態では、車両2は路面12に対してほぼ平行で
あり、またレーザレーダ3から発射されるレーザビーム
3aの向きも路面12に対してほぼ平行で、レーザレー
ダ3は前方車両11を捕捉し得る状態にある。
【0018】前方車両11が所定車間距離以内に存在す
る場合には、続いて制御コンピュータ10は、車間距離
Lの時間変化からこの車両2と前方車両11との相対速
度がほぼ0かどうかを判定する(S−4)。相対速度が
ほぼ0であれば、通常走行状態を維持し、初めのステッ
プS−1へ戻る。一方、相対速度がほぼ0でなければ、
前方車両11が自車速および車間距離の変化より前方車
両11の加速度を算出し、所定値以上で加速中かどうか
を判定する(S−5)。
【0019】前方車両11が所定値以上で加速中で、車
間距離Lがどんどん拡大していく場合には、自車両2は
前方車両11に追従して加速すると推定する。そして、
この推測に基づき、アクティブサスペンション4、5に
おいて、アンチスクウオト制御を行うことにより、路面
12に対する車両2の姿勢が変化しないように車両姿勢
制御を行う(S−6)。
【0020】ここで、このアンチスクウオト制御は、図
3(B)のように、車両2が加速時に尻下がりになるの
を抑えるための制御で、前後のアクティブサスペンショ
ン4,5のばね定数と減衰力を増大して車両2の加速に
備えるとともに、加速度センサ8からの検出値より加速
を検出した場合には、前後のアクティブサスペンション
4,5のストロークを制御する。すなわち、フロントサ
スペンションFを縮めるとともにリヤサスペンションR
を伸ばすようにアクティブサスペンション4、5を制御
する。そこで、車両2の姿勢変化を抑え、レーザレーダ
3の捕捉ミスを防止することができる。また、この制御
はストロークセンサ6、7の検出値によってフィードフ
ォワード及びフィードバック制御されるため、車両姿勢
制御が確実に行われる。
【0021】前方車両11が所定値以上で加速中でない
場合には、制御コンピュータ10は続いて、前方車両1
1が所定値以上で減速中かどうかを判定し(S−7)、
その結果、所定値以上で減速中でもない場合には、通常
走行状態を維持し、ステップS−1へ戻る。
【0022】また、前方車両11が所定値以上で減速中
で、車間距離Lがどんどん縮小していく場合には、アン
チダイブ制御を行うことにより、路面12に対する車両
2の姿勢が変化しないように車両姿勢制御を行う(S−
8)。
【0023】このアンチダイブ制御は、上記アンチスク
ウオト制御とは逆に、図3(C)のように、車両2が減
速時に前のめりになるのを抑えるための制御で、前後の
アクティブサスペンション4,5のばね定数と減衰力を
増大して車両2の減速に備え、減速時には前後のアクテ
ィブサスペンション4,5のストロークを制御すること
により、フロントサスペンションFを伸ばすとともにリ
ヤサスペンションRを縮めるようにする。すなわち、こ
の場合には、車間距離Lが縮小していくことから、車両
2が減速してその姿勢が変化することを予測し、車両2
の姿勢制御を、減速に入る前にも行う。これによって、
車両2の姿勢変化を抑え、レーザレーダ3の捕捉ミスを
防止することができる。そして、このようなアンチスク
ウオト制御あるいはアンチダイブ制御による姿勢制御後
は、初めのステップS−1へ戻る。
【0024】一方、ステップS−2において前方車両1
1が存在しないと判定した場合、つまりレーザレーダ3
が前方車両11を捕捉できなくなった場合には、制御コ
ンピュータ10は、その直前に、前方車両11が車両2
の現在の速度に応じた所定車間距離以内に存在していた
かどうかを判定する(S−9)。そして、直前にも所定
範囲に前方車両11が存在していなかったならば、前方
車両11はもともと存在していなかったのであり、前方
車両11の動向に応じた車両姿勢制御は不要であるため
、ステップS−1へ戻る。また、直前に前方車両11が
所定範囲に存在していたならば、前方車両11を見失っ
たと判断される。このため、加速度センサ8の検出値か
ら左右方向の加速度が所定値以上かを判定し、この車両
2がカーブを走行中かどうかを判定する(S−10)。 そして、カーブ走行中であれば、そのことが捕捉できな
くなった原因であると判断して初めのステップS−1へ
戻り、カーブ走行中でなければ、続いて前後のストロー
クセンサ6,7から、この車両2の姿勢が現在水平かど
うかを判定する(S−11)。水平であれば、捕捉でき
なくなった原因は他にあると判断して再び初めのステッ
プS−1へ戻る。
【0025】この車両2の姿勢が水平でないと判定した
場合には、これが前方車両11を見失った原因と判断し
、前後のアクティブサスペンション4,5のストローク
を制御することにより、フロントサスペンションFとリ
ヤサスペンションRとを等しくして車両2の姿勢が水平
となるように姿勢制御を行う(S−12)。その後、初
めのステップS−1へ戻る。
【0026】上述のように、この車両姿勢制御装置では
、レーザレーダ3による前方車両11との車間距離検出
機能を利用して、車両2の加減速による姿勢変化を予測
し、車両2の走行中の姿勢を路面12に対して常に一定
に保つように制御し、レーザレーダ3の捕捉ミスを防止
している。なお、前方車両11が存在しない場合にも、
ストロークセンサ6,7とアクティブサスペンション4
,5によって車両2の走行中の姿勢を路面12に対して
常に一定に保つように制御してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の車両姿勢
制御装置によれば、車両の走行中の加減速による動的な
姿勢変化にも対応して、車両姿勢を路面に対して常に一
定に保つことができるため、レーザレーダの捕捉ミスを
防止することができる。また、その結果として、レーザ
レーダを利用した車間距離制御機能を安定した状態で働
かせることができ、しかも乗り心地が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両姿勢制御装置の構成ブロック
図。
【図2】車両姿勢制御装置による姿勢制御のフローチャ
ート。
【図3】(A),(B),(C)は、車両姿勢制御装置
による姿勢制御の説明図。
【符号の説明】
1  車両姿勢制御装置 2  車両 3  レーザレーダ 4,5  アクティブサスペンション 6,7  ストロークセンサ 8  加速度センサ 9  速度センサ 10  制御コンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前方車両と自車両との車間距離を検出
    する車間距離センサと、自車両の車体と車輪の相対的な
    位置または動きを調整して、車両姿勢を制御する車両姿
    勢調整手段と、自車両の速度を検出する速度センサと、
    上記車間距離センサにより検出した車間距離および上記
    速度センサにより検出した速度から自車両の加減速を予
    測して上記車両姿勢調整手段を制御する制御手段と、を
    備えたことを特徴とする車両姿勢制御装置。
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