JPH0429324B2 - - Google Patents

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JPH0429324B2
JPH0429324B2 JP5248784A JP5248784A JPH0429324B2 JP H0429324 B2 JPH0429324 B2 JP H0429324B2 JP 5248784 A JP5248784 A JP 5248784A JP 5248784 A JP5248784 A JP 5248784A JP H0429324 B2 JPH0429324 B2 JP H0429324B2
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JP
Japan
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drying
shiitake mushrooms
chamber
hot air
opening
Prior art date
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JP5248784A
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JPS60196591A (ja
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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生椎茸を乾燥させて出荷形態である乾
し椎茸にする椎茸の乾燥方法と、この方法に使用
する乾燥機に関するものである。
従来、生椎茸を乾燥させて乾し椎茸にする場合
には乾燥機を使用して温風により乾燥させて乾し
椎茸に仕上げていたが、生椎茸は肉が厚く然も相
当の水分を含んでいる為、乾燥過程に於て椎茸の
表面と内部との乾燥の程度が大きく異なるので、
仕上がつた椎茸が変形したり、風味が落ちる等、
品質の優良な乾し椎茸を量産することが困難であ
つた。本発明は上記に鑑み、椎茸の乾燥過程に於
て表面と内部との乾燥の程度の差を出来る限り少
なくすることにより、変形することなく原形を保
ち然も従来より短時間で味の良い品質の優良な乾
し椎茸を量産することが出来る様にしたものであ
る。即ち、その乾燥方法とは、減圧状態での55℃
から70℃位の範囲内の温風による乾燥と、常圧状
態での温風による乾燥とを数分(例えば5分)間
隔で交互に繰り返すことにより行なうものである
が、上記減圧状態での温風乾燥を数分行なうとき
には生椎茸の内部の水分が表面に滲出され、次に
常圧状態での温風乾燥を数分行なうときには生椎
茸の表面が主として乾燥するので、これを交互に
繰り返す本方法による場合は、乾燥過程に於て椎
茸の表面と内部との乾燥の程度の差がなくなるか
ら、従来の様に表面が硬化することがなく生椎茸
の原形を保つた味の良い品質の優良な乾し椎茸を
量産することが出来るものである。
次に上記乾燥方法に使用する乾燥機の発明の実
施の一例を図面に付き説明すれば下記の通りであ
る。図中1は箱体で、その下部に多数の小孔2を
設けた穿孔板3を設けて乾燥室4と下室5とに区
画してある。
6は乾燥室4の前面に設けた開閉扉、7は乾燥
室4内に設けた多数の支持杆で、之に通風性の乾
し棚8を支持させてある。
9は箱体1に並設し且つダクト10を介して上
記下室5に連結した熱交換器、11は熱交換器9
の上面開口部12に取付けた送風機、13は一端
を連通管14を介してダクト10に連結して乾燥
室4内の中央部付近に横架した温風の噴射管で上
面に間隔的に噴射孔15を設けてある。
16は乾燥室4の上壁に設けた排風室で、その
一側壁に開口部17を設けてあり、この開口部に
外部に通ずる排風パイプ18を連結するものであ
る。
19は排風室16に取付けたで排風機で、この
排風機は上記熱交換機器9の前面に設けたタイム
スイツチ20の設定時間に従つて上記送風機11
を数分間隔で交互に作動するものである。
尚、排風室16の右側壁には熱交換器9の上面
に及ぶ誘導筒21を突設し、その先端下面に熱交
換器9の上端開口部12に対応させて開口部22
を設けると共に内部にダンパー23を設けてあ
り、このダンパー23を後述の乾燥過程の最終段
階で開くことにより、乾燥室4内を通過する温風
を循環させることも出来るものである。
本発明に係る乾燥機は上記の様に構成されてい
るから今、これを使用する場合にはタイムスイツ
チ20を操作することにより、送風機11と排風
機19の作動時間を夫々例えば5分に設定すると
共に熱交換器9を稼動させれば先ず、排風機19
が作動して乾燥室4内の空気が排出されるので、
熱交換器9の上面から外気が吸引され、熱交換器
9内を通過する間に設定温度に上昇してダクト1
0に至り、ここで下室5方向と連通管14方向と
に流量が等分され、穿孔板3の小孔2から乾燥室
4内に吹き上がると共に噴射管13の噴射孔15
から噴射して乾燥室4内を通過して排風室16の
開口部17から外部に排出されるが、設定時間の
例えば5分間が経過すると排風機19が停止する
と同時に送風機11が作動し、熱交換器9の上面
開口部から外気が送風され、上記同様、熱交換器
9内を通過する間に設定温度に上昇してダクト1
0に至り、ここで下室5方向と連通管14方向と
に流量が等分され、穿孔板3の小孔2から乾燥室
4内に吹き上がると共に噴射管13の噴射孔15
から噴射して乾燥室4内を通過して排風室16の
開口部17から排出され、更に又、5分間が経過
すると送風機11が停止して排風機19が繰り返
して作動するものであるが、上記送風機11が停
止して排風機19が作動するときは、乾燥室4内
は減圧状態になるから、乾し棚8上に置された生
椎茸の内部の水分は効果的に表面に滲出し、排風
機19が停止して送風機11が作動するときに
は、乾燥室4内は常圧状態になるから主として生
椎茸の表面が乾燥するので表面と内部とが均一に
乾燥した乾し椎茸に仕上げることが出来るもので
ある。
本発明に係る乾燥機は上記の様に、乾燥室の中
央部付近に連通管を解してダクトに連結した温風
の噴射管を設けたから、乾燥室内の多数の乾し棚
のうち下半分の乾し棚上の椎茸は穿孔板の多数の
小孔から乾燥室内に向かつて吹き上がる温風によ
り乾かされ、この温風の温度が低下する上半分の
乾し棚上の椎茸は、該温風に加えて噴射管の噴射
孔から上方に向かつて噴射する設定温度にコント
ロールされた温風により充分乾かされるので、効
率的に乾燥室内の全ての椎茸を乾燥させることが
可能であり、又、本乾燥機は生椎茸の内部の水分
を表面に滲出させ得る減圧状態での温風乾燥と、
主として生椎茸の表面を乾燥させる常圧状態での
温風乾燥とをタイムスイツチの設定時間に従つて
数分間隔で交互に繰り返すことが出来る様にした
ものであるから、椎茸の乾燥過程に於て椎茸の表
面と内部との乾燥の程度の差が生じないから、従
来の様に表面が硬化することなく生椎茸の原形を
保つた味の良い品質の優良な乾し椎茸を短時間で
量産出来るものであるから、産業の発達に大きな
貢献をなし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る乾燥機の一部切欠正面
図。第2図は仝上平面図。第3図は本乾燥機を2
台使用した場合の設置例を示す正面図である。 図中、1は箱体、2は小孔、3は穿孔板、4は
乾燥室、5は下室、6は開閉扉、7は支持杆、8
は乾し棚、9は熱交換器、10はダクト、11は
送風機、13は噴射管、14は連通管、15は噴
射孔、16は排風室、19は排風機、20はタイ
ムスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 生椎茸の内部の水分を表面に滲出させ得る減
    圧状態での温風乾燥と、主として生椎茸の表面を
    乾燥させる常圧状態での温風乾燥とを数分間隔で
    交互に繰り返すことにより、生椎茸の表面と内部
    とを均一に乾燥させて乾し椎茸に仕上げる椎茸の
    乾燥方法。 2 箱体内を穿孔板により乾燥室と下室とに区画
    し、この下室にダクトを介して上面開口部に送風
    機を取付けた熱交換器を連結し、乾燥室に開閉扉
    を設けると共に多数の支持杆を横架して之に乾し
    棚を支持させ、室内の中央部付近に連通管を介し
    て上記ダクトに連結した温風の噴射管を設け、乾
    燥室の上壁に排風室を設け、この排風室にタイム
    スイツチの設定時間に従つて上記送風機と交互に
    作動する排風機を取付けてなる椎茸の乾燥機。
JP59052487A 1984-03-19 1984-03-19 椎茸の乾燥方法と乾燥機 Granted JPS60196591A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111027A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Fulta Electric Machinery Co Ltd 食品乾燥機
KR101349366B1 (ko) * 2012-10-30 2014-01-16 한국전기연구원 가속도 센서를 이용하여 인휠 전기자동차의 주행 중 타이어의 공기압 제어 방법 및 공기압 제어 시스템

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JPH0394636A (ja) * 1989-09-06 1991-04-19 Tadao Muto 松茸の乾燥方法
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CN109303344A (zh) * 2018-08-13 2019-02-05 贵州云端农旅开发有限公司 香菇烘干设备

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