JP2013111027A - 食品乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 乾燥室の上面と一方側面に給排気通路を設けた食品乾燥機で、乾燥室の上面循環口と、給気通路の給気終端口を、ダンパで開閉し、給気通路に循環・給気合流通路を形成し、給排気通路に熱交換器を配備し、乾燥室と給気通路との間に加熱室を形成し、加熱室にファンと熱源を配備し、加熱室の終端口を、乾燥室下面の下方開口に開口し、乾燥室の排気口を、排気通路の始端口に開口する食品乾燥機である。
【選択図】 図1
Description
1) 熱交換器を備えた乾燥機とし、この熱交換器によって暖められた空気(高温低湿)が用いられ目標温度に暖めるためのエネルギーが少なくなり、省エネに有効である。従って、既存の乾燥機で、熱交換器が無い乾燥機の弊害である、外気(低温低湿)を導入して乾燥を行う為に、外気温度を目標温度まで上げる必要がなくなり、効率的な食品乾燥が可能となる。
2) ダンパの制御と、熱交換器の活用、並びに給排気通路の構造、又はダンパ制御を介して、乾燥当初(乾燥初め)は、水分の蒸発速度が早い為、風で乾燥を進め、かつ外気導入を必要とする。そして、乾燥後半(乾燥終了間際)では蒸発速度が遅くなり、内部の水分を蒸発させる為に熱で乾操を進め、外気導入を少なくする。
3) 乾燥室の上面と一方側面に設けた吸入排気口を備えた給排気通路でなる食品乾燥機であり、温めた給気の熱放出を無くし得ること、等の実用性がある。
4) ダンパの制御を介して、乾燥室の湿度調整を行う構造であり、湿度調整の容易化と、品質が安定した乾燥食品を製造できる。
5) 吸気空気と排気空気が流れる層をプレートで仕切り、給気通路部と排気通路部を形成する構造であり、効率的な熱交換が図れる。
6) ダンパを、上面循環口、又は前記循環・給気合流通路を、開閉できる構造とし、かつ熱交換器で生成された、給気温風を有効利用しつつ、かつ食品、乾燥室の温湿度調整に対応可能とする。
7) 熱交換器のプレートの面にエンボス加工を行い、強度の向上と、熱交換面積の拡充を可能とする。
8) 食品乾燥機において、殺菌と消毒等を図る為に、食品に適するその他の装置を付設することで、衛生面と食の安全性に寄与する。尚、紫外線発生装置において、椎茸内のエルゴステロールをビタミンDに変換し、栄養価値を高め得る特性がある。
前記乾燥室の上面循環口と、上面の給気通路の給気終端口とを、制御部の指令で作動するダンパで開閉するとともに、前記給気終端口に繋がる循環・給気合流通路を形成し、また、前記一方側面に設けた給排気通路に熱交換器を配備し、前記乾燥室と一方側面に設けた前記給気通路との間に加熱室を形成するとともに、この加熱室にファンと熱源を配備し、この加熱室の終端口を、前記乾燥室の下面の下方開口に開口し、また、前記乾燥室の排気口を、前記排気通路の始端口に開口する構成とした食品乾燥機である。
前記ダンパは、乾燥室の目標湿度(設定湿度)より実測湿度のほうが高い場合は、ダンパを開放する方向に操作し、また、乾燥室の目標湿度より実測湿度のほうが低い場合は、ダンパを閉める方向に動作するように、指令し、この指令を、前記制御部で行う構成とした食品乾燥機である。
前記ダンパは、食品の水分の蒸発量が多く、前記目標湿度より前記実測湿度が高い場合は、ダンパを開放する方向に操作し、また、この食品の水分の蒸発量が低く、この目標湿度よりこの実測湿度が低い場合は、ダンパを閉める方向に動作するように、指令し、この指令を、前記制御部で行う構成とした食品乾燥機である。
前記熱交換器の内部は、吸気空気と排気空気が流れる層をプレートで仕切り、給気通路部と排気通路部を形成し、この給気通路部には、外部から入ってくる低温低湿の空気を導き、また、排気通路部には、前記乾燥機から出てくる高温高湿の空気を導き、前記低温低湿の空気と、この高温高湿の空気との熱を熱伝導・熱伝達しながら熱の交換を行うことで、前記高温高湿の空気(排気空気)が低温高湿の空気へ状態変化し、また、前記低温低湿の空気(吸気空気)が高温低湿の空気へ状態変化する構成とした食品乾燥機である。
前記ダンパは、前記上面循環口、又は前記給気終端口を、閉塞できる構造とした食品乾燥機である。
前記プレートは、強度の向上と、熱交換面積の拡充とを意図し、その面にエンボス加工をする構造とした食品乾燥機である。
前記食品乾燥機に、オゾン発生装置、及び/又は、紫外線発生装置の如く、他の装置を付設する構造とした食品乾燥機である。
乾燥室の上面循環口と、上面の給気通路の給気終端口とを、制御部の指令で作動するダンパで開閉するとともに、給気終端口に繋がる循環・給気合流通路を形成し、また、一方側面に設けた給排気通路に熱交換器を配備し、乾燥室と一方側面に設けた給気通路との間に加熱室を形成するとともに、加熱室にファンと熱源を配備し、加熱室の終端口を、乾燥室の下面の下方開口に開口し、また、乾燥室の排気口を、排気通路の始端口に開口する構成とした食品乾燥機である。
ダンパは、乾燥室の目標湿度(設定湿度)より実測湿度のほうが高い場合は、ダンパを開放する方向に操作し、また、乾燥室の目標湿度より実測湿度のほうが低い場合は、ダンパを閉める方向に動作するように、指令し、指令を、制御部で行う構成とした食品乾燥機である。
ダンパは、食品の水分の蒸発量が多く、目標湿度より実測湿度が高い場合は、ダンパを開放する方向に操作し、また、食品の水分の蒸発量が低く、目標湿度より実測湿度が低い場合は、ダンパを閉める方向に動作するように、指令し、指令を、制御部で行う構成とした食品乾燥機である。
熱交換器の内部は、吸気空気と排気空気が流れる層をプレートで仕切り、給気通路部と排気通路部を形成し、給気通路部には、外部から入ってくる低温低湿の空気を導き、また、排気通路部には、乾燥機から出てくる高温高湿の空気を導き、低温低湿の空気と、高温高湿の空気との熱を熱伝導・熱伝達しながら熱の交換を行うことで、高温高湿の空気(排気空気)が低温高湿の空気へ状態変化し、また、低温低湿の空気(吸気空気)が高温低湿の空気へ状態変化する構成とした食品乾燥機である。
ダンパは、上面循環口、又は前記給気終端口を、閉塞できる構造とした食品乾燥機である。
プレートは、強度の向上と、熱交換面積の拡充とを意図し、面にエンボス加工をする構造とした食品乾燥機である。
食品乾燥機に、オゾン発生装置、及び/又は、紫外線発生装置の如く、他の装置を付設する構造とした食品乾燥機である。
1a 他方側
1b 上面
1c 一方側
2 排気通路
2a 始端口
3 給気通路
3a 他方側
3b 給気終端口
3c 一方側
300 循環・給気合流通路
5 連通箇所
6 熱交換器
600 熱交換室
600a 吸込口
600b 排気口
601 プレート
601a エンボス加工
7 乾燥室
7a 排気口
7b 上面循環口
8 加熱室
8a 上方開口
8b 下方開口
9 ファン
10 ヒータ
11 ダンパ
12 温風通路
13 棚
15 吸込口
16 排気口
20 エビラ
21 扉
22 制御部
23 モータ
25 他の装置
B 湿度センサ(湿球センサ、又は湿度センサ等のセンサ)
C 温度センサ(乾球センサ、又は温度センサ等のセンサ)
Claims (7)
- 乾燥室の上面と一方側面に設けた吸入排気口を備えた給排気通路でなる食品乾燥機であって、
前記乾燥室の上面循環口と、上面の給気通路の給気終端口とを、制御部の指令で作動するダンパで開閉するとともに、前記給気終端口に繋がる循環・給気合流通路を形成し、また、前記一方側面に設けた給排気通路に熱交換器を配備し、前記乾燥室と一方側面に設けた前記給気通路との間に加熱室を形成するとともに、この加熱室にファンと熱源を配備し、この加熱室の終端口を、前記乾燥室の下面の下方開口に開口し、また、前記乾燥室の排気口を、前記排気通路の始端口に開口する構成とした食品乾燥機。 - 請求項1に記載の食品乾燥機において、
前記ダンパは、乾燥室の目標湿度(設定湿度)より実測湿度のほうが高い場合は、ダンパを開放する方向に操作し、また、乾燥室の目標湿度より実測湿度のほうが低い場合は、ダンパを閉める方向に動作するように、指令し、この指令を、前記制御部で行う構成とした食品乾燥機。 - 請求項1に記載の食品乾燥機において、
前記ダンパは、食品の水分の蒸発量が多く、前記目標湿度より前記実測湿度が高い場合は、ダンパを開放する方向に操作し、また、この食品の水分の蒸発量が低く、この目標湿度よりこの実測湿度が低い場合は、ダンパを閉める方向に動作するように、指令し、この指令を、前記制御部で行う構成とした食品乾燥機。 - 請求項1に記載の食品乾燥機において、
前記熱交換器の内部は、吸気空気と排気空気が流れる層をプレートで仕切り、給気通路部と排気通路部を形成し、この給気通路部には、外部から入ってくる低温低湿の空気を導き、また、排気通路部には、前記乾燥機から出てくる高温高湿の空気を導き、前記低温低湿の空気と、この高温高湿の空気との熱を熱伝導・熱伝達しながら熱の交換を行うことで、前記高温高湿の空気(排気空気)が低温高湿の空気へ状態変化し、また、前記低温低湿の空気(吸気空気)が高温低湿の空気へ状態変化する構成とした食品乾燥機。 - 請求項1に記載の食品乾燥機において、
前記ダンパは、前記上面循環口、又は前記給気終端口を、閉塞できる構造とした食品乾燥機。 - 請求項1に記載の食品乾燥機において、
前記プレートは、強度の向上と、熱交換面積の拡充とを意図し、その面にエンボス加工をする構造とした食品乾燥機。 - 請求項1に記載の食品乾燥機において、
前記食品乾燥機に、オゾン発生装置、及び/又は、紫外線発生装置の如く、他の装置を付設する構造とした食品乾燥機。
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