JPH0429281Y2 - - Google Patents

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JPH0429281Y2
JPH0429281Y2 JP1649487U JP1649487U JPH0429281Y2 JP H0429281 Y2 JPH0429281 Y2 JP H0429281Y2 JP 1649487 U JP1649487 U JP 1649487U JP 1649487 U JP1649487 U JP 1649487U JP H0429281 Y2 JPH0429281 Y2 JP H0429281Y2
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JP
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charcoal
cylindrical body
bottom net
ash tray
locking portion
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JP1649487U
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JPS63125701U (ja
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は木炭用のコンロに関する。
(従来技術とその問題点) 従来の木炭用コンロは、本体が桶状に形成さ
れ、本体側面の下位に空気の取り入れと灰の取り
出し兼ねる引戸口が在り、本体内部の下位に木炭
を受ける炭受部がある構造となつており、焼網は
桶状本体の上方開口縁部に載せられていた。
このような構造では、火を起こすに際しては、
桶状本体の内部に一旦種火を起こしてから木炭を
投入して着火させるか、或いは、外で木炭に着火
させてから桶状本体に投入するかの何れかの方法
を採らざるを得ず、何れにして不便であつた。
かかる不便の解消を目的として成されたもので
はないが、結果的には解消され得る構造のコンロ
が、実公昭10−15353号公報の図面に示されてい
る。
この公報掲載のコンロは、上記桶状本体に三脚
を取り付けてコンロが中空に持ち上げられ、桶底
は本体と分離されて着脱自在な灰受皿とされてい
る。従つて、火を起こすに際しては、灰受皿を外
し、木炭を底網の上に投入した状態のままで、底
網すなわち桶状本体の底下から着火させることが
できるような構造ではある。
かかる構造は、昭和十年当時のマツチ時代の反
映からか、木炭への着火のために用いる紙や木屑
が積み重ねられるよう、底網の下方空間を大きく
とるため、三脚の足が長く形成されており、結果
として、底網は全体の高さの中程に位置してい
る。
然し、半世紀を経た現在、炭火を起こすに、マ
ツチで紙や木屑に火を付けて行う事は一般に廃
れ、特に都市部の家庭では、このような裸火を用
いる場所もない。
本考案は、近頃、食文化の豊かさにともなつて
炭火による調理法が見直された来た現状に鑑み、
一般家庭にあるガスレンジによつて効率よく着火
でき、然も、火加減の調整が容易な新規な木炭コ
ンロの提供を目的とするものである。
(目的解決の手段) 本考案は、上記目的を達成するため、 上下が開放された筒状胴部と、当該筒状胴部の
上を覆う上蓋とから成り、 上記筒状胴部の内部には、木炭を支承するため
上方から取り外し自在に落とし込まれる底網と、
底網の上に上方から取り外し自在に落とし込まれ
る焼網若しくは鉄板を当該底網に対して、遠い高
さ位置にて支承する第1の係止部と近い高さ位置
にて支承する第2の係止部との少なくとも2つの
異なる高さ位置に形成される係止部と、底網の下
に位置し、筒状胴部の下方への通気を遮断するよ
う当該胴体の側面方向から水平状態に差込まれる
灰受皿とで構成した。
(考案の作用) 本考案によれば、着火に際しては、上蓋を外し
て木炭を投入し、灰受皿を引き外したまま、筒状
胴部の本体の底を家庭のガスレンジの火口を覆う
ように被せ、ガスレンジの火力で着火させる。こ
の際、ガスレンジの火口は、筒状胴部にすつぽり
と囲まれてしまうため、ガスレンジの火力のすべ
ては木炭への着火に活用され、その分、効率よ
く、速やかに木炭を発火させる。
木炭の発火後は、灰受皿を差し込むことで、筒
状胴体の底が封鎖され、灰等のこぼれが外部に遺
漏しないため、卓上で使用できる。
又、焼き網や鉄板の高さ位置を選択できるの
で、木炭の火力の状況や調理目的に応じて、適度
な火加減を選ぶことができる。
そして、木炭を消す際には、上蓋を被せるだけ
で、筒上胴体内部が密閉されるため、酸素欠乏に
よつて、自然鎮火させることができると共に、上
記要領にて容易に再発火させることもできる。
(実施例) 以下、本考案は実施の一例を示す図面に基づい
て説明する。
図に於いて、10はコンロ本体を成す筒状胴部
である。図示の筒状胴部10は、四角錐の頭を水
平に切り欠いて天地を逆にした形態の箱型形状の
もので、上面と底面側とが開放された筒状をして
いる。
以下、開放された上面側を上方開口部11と言
い、底面側を下方開口部12と言う。
尚、本明細書では、筒状とは、両端面が開放さ
れた形態を意味し、その断面形状は問わない。従
つて、断面形状が円であつても、四角形であつて
多角形であつてもよい。
筒状胴部10の内部には、上方開口部11から
から下方開口部12へと向かつて、順に、被調理
物を載せるための焼網や鉄板(実施例では焼網2
0)と、木炭を載せるための底網30と、木炭の
燃え殻や灰を受ける灰受皿40とが、各々取り外
し自在に設けられている。
焼網20は、筒状胴部10の内周面13側から
適宜位置に突設された係止部21に、上方開口部
11側から落とし込まれて係止されている。従つ
て、その着脱は自在である。
底網30は、木炭を支承するためのもので、焼
網20と同様に、筒状胴部10の内周面13側か
ら適宜位置に突設された底網掛部31に、上方開
口部11側から落とし込まれて係止されており、
その着脱も自在である。
灰受皿40は、木炭の燃え殻や灰が、下方開放
部12から落下しないように、底網30の下方に
位置させるもので、筒状胴部10の側面下部の外
側から筒状胴部10の内部へと差し抜き自在に水
平に差し込まれ、差し込まれた状態では、筒状胴
部10の下方への通気が遮断されるように構成さ
れている。
実施例の灰受皿40は、上部開放の浅い箱状に
京成してある。
筒状胴部10の側面には、この灰受皿40の差
込口14があり、この差込口14は、灰受皿40
が差込まれた状態では、その縁部41が密着して
差込口14が塞がれる。尚、42は摘み部であ
る。
他方、筒状胴部10の内周面13には、差し込
まれた灰受皿40をその底側から支えるための受
部15,15が設けてある。この受部15,15
は、灰受皿40の差し抜き方向と平行する左右の
内周面13,13のそれぞれに差込方向に沿うよ
うに設けられており、灰受皿40は、この左右2
本の受部15,15に乗り、案内されながら侵入
する。
さて、本考案では、上記焼網21について、更
に一工夫凝らされている。
上記焼網21の設置位置の他に、今一つ別の位
置に焼網22を設置するための係止部22を、筒
状胴部10の内周面13に形成したことである。
先の係止部21を第1の係止部とし、この係止
部22を第2の係止部とする少なくとも設定され
る高さ位置が異なる2つの係止部を、底網30に
対して遠い高い位置と近い高さ位置という風に、
異なる高さ位置に形成することによつて、焼き網
や鉄板21の高さ位置を選択できるので、木炭の
火力の状況や調理目的に応じて、適度な火加減を
選ぶことができる。
第2図に於いて、16は上蓋であり、筒状胴部
10の上方開口部11に覆い被せられるように形
成されている。
この上蓋16によつて、炭火を酸素欠乏で消化
する事ができるし、一旦消しても、ガスレンジに
よつて、そのままの状態で、再着火させることが
簡なお、17は防火安全のための下蓋である。
(考案の効果) 本考案によれば、着火に際しては、上蓋を外し
て木炭を投入し、灰受皿を引き外したまま、筒状
胴部の本体の底を家庭のガスレンジの火口を覆う
ように被せ、ガスレンジの火力で着火させる事が
できる。
そして、この際、ガスレンジの火口は、筒状胴
部によつて、すつぽりと囲まれてしまうため、ガ
スレンジの火力のすべてが木炭への着火に活用で
きる。
従つて、その分、効率よく、速やかに木炭を発
火させる事ができる。
又、木炭に着火後は、灰受皿を差し込むこと
で、筒状胴体の底が封鎖され、灰等のこぼれが外
部に遺漏することがない。このため、卓上での安
全使用ができる。
殊に本考案では、焼き網や鉄板の高さ位置を選
択できるので、木炭の火力の状況や調理目的に応
じて、適度な火加減を選ぶことができる。
又、木炭を消す際には、上蓋を被せるだけで、
筒上胴体内部が密閉されるため、酸素欠乏によつ
て、自然鎮火させることができると共に、ガスレ
ンジによつて速やかに再発火させることも容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図
は、一部きりか既斜示図、第2図は、第1図のA
−A拡大断面図、第3図は、第1図のB−B拡大
断面図である。 10……筒状胴部、11……上方開口部、12
……下方開口部、13……内周面、14……差込
口、15……受部、16……上蓋、20……焼
網、21……係止部(第1の係止部)、22……
係止部(第2の係止部)、30……底網、31…
…底網掛部、40……灰受皿。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下が開放された筒状胴部と、当該筒状胴部の
    上を覆う上蓋とから成り、 上記筒状胴部の内部には、木炭を支承するため
    上方から取り外し自在に落とし込まれる底網と、
    底網の上に上方から取り外し自在に落とし込まれ
    る焼網若しくは鉄板を当該底網に対して、遠い高
    さ位置にて支承する第1の係止部と近い高さ位置
    にて支承する第2の係止部との少なくとも2つの
    異なる高さ位置に形成される係止部と、底網の下
    に位置し、筒状胴部の下方への通気を遮断するよ
    う当該胴体の側面方向から水平状態に差込まれる
    灰受皿とで構成したことを特徴とする木炭コン
    ロ。
JP1649487U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0429281Y2 (ja)

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JP1649487U JPH0429281Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1649487U JPH0429281Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JPS63125701U JPS63125701U (ja) 1988-08-17
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JP1649487U Expired JPH0429281Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JP2012237514A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Epia:Kk 災害、又は緊急時の暖房兼調理用の火鉢

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JPS63125701U (ja) 1988-08-17

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