JPH04292009A - 高周波線形増幅器 - Google Patents

高周波線形増幅器

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JPH04292009A
JPH04292009A JP8162791A JP8162791A JPH04292009A JP H04292009 A JPH04292009 A JP H04292009A JP 8162791 A JP8162791 A JP 8162791A JP 8162791 A JP8162791 A JP 8162791A JP H04292009 A JPH04292009 A JP H04292009A
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JP
Japan
Prior art keywords
stage amplifier
amplifier
fet
bias voltage
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8162791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ikeda
幸夫 池田
Kenji Suematsu
憲治 末松
Yoji Isoda
磯田 陽次
Sunao Takagi
直 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH04292009A publication Critical patent/JPH04292009A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は歪み特性の良好な高周
波線形増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば、「特許公報平2−26
1206」に示された従来の高周波線形増幅期の構成図
であり、図において、1は入力端子、2は出力端子、“
3は前段FET、4は後段FET、5は入力マッチング
回路、6は段間マッチング回路、7は出力マッチング回
路、8は直流阻止コンデンサ、9はチョークコイル、1
0は結合用コンデンサ、11は検波用ダイオード、12
はバイアス制御回路、13は前段ゲートバイアス電圧印
加端子、14は後段ゲートバイアス電圧印加端子、15
はドレインバイアス電圧印加端子である。
【0003】次に動作について説明する。入力端子1か
ら入力した信号は入力マッチング回路5により有効に前
段FET3に供給され、前段FET3で増幅される。こ
の信号は段間マッチング回路6により後段FET4に供
給される。後段FET4で増幅された信号は出力マッチ
ング回路7により有効に取り出される。出力信号の一部
は結合用コンデンサ10で検出され、検波用ダイオード
11で包絡線成分が抽出される。この包絡線成分の信号
はバイアス制御回路12の制御端子に入力する。バイア
ス制御回路12は前段ゲートバイアス電圧印加端子13
の電圧を出力電力レベルに変換して前段FET3のゲー
トに印加する。前段FET3の利得はゲートバイアス電
圧に依存して変化するので、出力電力レベルに対応して
増幅期の利得をコントロールすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波線形増幅
器は以上のように構成されているので、入力電力の増大
に伴う後段増幅器の利得低下を補償するために前段増幅
期のゲートバイアス電圧を入力電力の増大に伴い大きく
(浅く)すると、このゲートバイアス電圧を大きく(浅
く)することによる前段増幅器の通過位相の変化方向と
後段増幅器の入力電力増大に伴う通過位相の変化方向が
同じ場合には、入力電力の増大にともない前段増幅器の
通過位相特性と後段増幅器の通過位相特性がたし合わさ
れ増幅器全体の通過位相変化量が大きくなり、位相歪み
が劣化する問題があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、多段増幅器の入力電力増大に伴
う通過位相変化量を小さく抑え、振幅歪みを補償すると
共に位相歪みにも補償を加える歪み特性の良好な高周波
線形増幅器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る高周波線
形増幅器は、前段増幅器にデュアルゲートFETを用い
、後段増幅器にシグナルゲートFETを用いて構成した
多段増幅器の入力信号と出力信号のそれぞれより電力の
包絡線成分を検出する包絡線検波手段と、検出された各
信号の包絡線成分を比較する比較器と、比較結果に応じ
て上記デュアルゲートFETの第2ゲートバイアス電圧
を制御するバイアス電圧制御回路と、上記前段増幅器と
後段増幅器の間に接続され、上記の第2ゲートバイアス
電圧コントロールに伴う前段増幅器の通過位相特性の変
化方向が多段増幅器の入力電力の増加に伴う通過位相特
性の変化方向と逆方向となるように、デュアルゲートF
ETの負荷側インピーダンスを設定する出力回路を備え
たものである。
【0007】
【作用】この発明においては、入力信号の増大に伴う後
段増幅器の利得低下を前段増幅器のデュアルゲートFE
Tの第2ゲートバイアス電圧をコントロールすることに
より補償するので、多段増幅器の利得は一定となり、振
幅歪みは完全に補償される。さらに、この多段増幅器の
利得を一定とする第2ゲートバイアス電圧コントロール
を行った場合の前段増幅器の通過位相の変化方向は、多
段増幅器の入力電力の増大に伴う通過位相の変化方向と
逆方向となるようにしたので、多段増幅器の入力電力の
増大に伴う通過位相変化量は小さくなり、位相歪みも改
善される。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は構成図であり、図において、1
6はデュアルゲートFET、17はシングルゲートFE
T、18は第1の方向性結合器、19は第2の方向性結
合器、20は第1の包絡線検波器、21は第2の包絡線
検波器、22は比較器、23は第2ゲートバイアス電圧
制御回路、24は第2ゲートバイアス電圧印加端子、2
5は前段増幅器の出力回路、26は後段増幅器の入力回
路である。
【0009】第1の方向性結合器18で取り出された入
力電力および第2の方向性結合器19で取り出された出
力電力は、それぞれ第1の包絡線検波器20および第2
の包絡線検波器21で包絡線成分が抽出され、比較器2
2に入力する。比較器22は入力電力の包絡線成分と出
力電力の包絡線成分の差を算出する。第2ゲートバイア
ス電圧制御回路23はこの差信号に対応してデュアルゲ
ートFET16の第2ゲートバイアス電圧をコントロー
ルし、入力電力が増加しても多段増幅器の利得を一定と
する。
【0010】図2はデュアルゲートFET17の変化に
よる第2ゲート電圧変化による前段増幅器の通過位相変
量の負荷依存性である。この図2は、第2ゲートバイア
ス電圧を変化して測定したSパラメータを用いてシミュ
レーションにより求めたものである。図2より、第2ゲ
ートバイアス電圧を変化することによる通過位相変化量
および進み・遅れの変化方向は負荷に依存することが分
かる。前段増幅器の出力回路25は、多段増幅器の利得
を一定とする第2ゲートバイアス電圧コントロールを行
った時に多段増幅器の通過位相特性が入力電力が増大す
ると進む場合には、上記の第2ゲートバイアス電圧コン
トロールに対応して前段増幅器の通過位相が遅れるよう
に、多段増幅器の利得を一定とする第2ゲートバイアス
電圧コントロールを行った時に多段増幅器の通過位相特
性が入力電力が増大すると遅れる場合には、上記の第2
ゲートバイアス電圧コントロールに対応して前段増幅器
の通過位相が進むように設定する。
【0011】図3は、多段増幅器の入力電力に対する通
過位相特性である。図中には、第2ゲートバイアス電圧
コントロールを行う場合と行わない場合の特性を示して
いる。図4は前段増幅器の第2ゲート電圧に対する利得
、通過位相特性である。入力電力の増大にも伴い前段増
幅器のデュアルゲートFETの第2ゲートバイアス電圧
を大きく(浅く)するコントロールを行うと、入力電力
の増大にともない前段増幅器の利得は増加、通過位相は
遅れ、後段増幅器の利得は低下、通過位相は進み、多段
増幅器全体の利得は一定、通過位相変化量は小さくなる
【0012】多段増幅器の利得を一定とする第2ゲート
バイアス電圧コントロールを行った場合の多段増幅器の
通過位相特性が入力電力が増大すると遅れる場合につい
ては、前段増幅器の出力回路25を上記の第2ゲートバ
イアス電圧コントロールに対応して前段増幅器の通過位
相が進むように設定しておけば、多段増幅器全体の利得
を一定、通過位相変化量を小さくすることができる。
【0013】実施例2.図5はこの発明の他の実施例に
よる高周波線形増幅器の構成図であり、図において、2
7は変調信号が入力する端子である、増幅器の利得が大
きい場合には、入力信号が小さくなり、検波用のダイオ
ードの感度の問題から電力の包絡線成分を抽出すること
が難しくなる。この実施例では変調信号と出力信号の電
力の包絡線成分を比較する構成としたので、小さな入力
電力を検波しその電力の包絡線成分を抽出する必要がな
くなる。
【0014】実施例3.図6はこの発明の他の実施例に
よる高周波線形増幅器の構成図であり、図において、2
5は第1の包絡線検波器の非線形特性補償回路、29は
第2の包絡線検波器の非線形特性補償回路である。第1
の包絡線検波器の非線形特性補償回路28は第1の包絡
線検波器の非線形性を、第2の包絡線検波器の非線形特
性補償回路29は第2の包絡線検波器21の非線形特性
を補償している。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、前段増
幅器の増幅用半導体素子としてデュアルゲートFET、
後段増幅器の増幅用半導体素子としてシングルゲートF
ETを用い、前段増幅器への入力信号及び後段増幅器の
出力信号を検出し、それぞれを包絡線検波したのち比較
器に入力し、両者の差が一定となるように前段増幅器の
デュアルゲートFETの第2ゲート電圧をコントロール
する構成とし、さらに、この第2ゲートバイアス電圧コ
ントロールを伴う前段増幅器の通過位相特性の変化方向
が多段増幅器の入力電力の増加に伴う通過位相特性の変
化方向と逆方向となるように、デュアルゲートFETか
ら負荷側を見込むインピーダンスを設定したので、多段
増幅器の利得を一定とし振幅歪みを完全に補償すると共
に位相歪みにも補償を加えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による高周波線形増幅器の
構成図である。
【図2】前段増幅器の第2ゲート電圧変化時の通過位相
変化量の負荷依存性図である。
【図3】多段増幅器の入出力特性図である。
【図4】デュアルゲートFETの利得、通過位相の第2
ゲート電圧依存性図である。
【図5】この発明の他の実施例による高周波線形増幅器
の構成図である。
【図6】この発明の他の実施例による高周波線形増幅器
の構成図である。
【図7】従来の高周波線形増幅器の構成図である。
【符号の説明】
1    入力端子 2    出力端子 16    デュアルゲートFET 17    シングルゲートFET 18    第1の方向性結合器 19    第2の方向性結合器 21    第1の包絡線検波器 22    比較器 23    第2ゲートバイアス電圧制御回路24  
  第2ゲートバイアス電圧印加端子25    前段
増幅器の出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前段増幅器にデュアルゲートFETを
    用い、後段増幅器にシグナルゲートFETを用いて構成
    した多段増幅器の入力信号と出力信号のそれぞれより電
    力の包絡線成分を検出する包絡線検波手段と、検出され
    た各信号の包絡線成分を比較する比較器と、比較結果に
    応じて上記デュアルゲートFETの第2ゲートバイアス
    電圧を制御するバイアス電圧制御回路と、上記前段増幅
    器と後段増幅器の間に接続され、上記の第2ゲートバイ
    アス電圧コントロールに伴う前段増幅器の通過位相特性
    の変化方向が多段増幅器の入力電力の増加に伴う通過位
    相特性の変化方向と逆方向となるように、デュアルゲー
    トFETの負荷側インピーダンスを設定する出力回路を
    備えたことを特徴とする高周波線形増幅器。
JP8162791A 1991-03-20 1991-03-20 高周波線形増幅器 Pending JPH04292009A (ja)

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